JPH07119043A - 繊維の吸尽処理方法 - Google Patents

繊維の吸尽処理方法

Info

Publication number
JPH07119043A
JPH07119043A JP29141693A JP29141693A JPH07119043A JP H07119043 A JPH07119043 A JP H07119043A JP 29141693 A JP29141693 A JP 29141693A JP 29141693 A JP29141693 A JP 29141693A JP H07119043 A JPH07119043 A JP H07119043A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
parts
weight
emulsion composition
fibers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29141693A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Ozaki
勝 尾崎
Isao Ona
功 小名
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DuPont Toray Specialty Materials KK
Original Assignee
Dow Corning Toray Silicone Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dow Corning Toray Silicone Co Ltd filed Critical Dow Corning Toray Silicone Co Ltd
Priority to JP29141693A priority Critical patent/JPH07119043A/ja
Priority to EP94116920A priority patent/EP0651089A1/en
Publication of JPH07119043A publication Critical patent/JPH07119043A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06MTREATMENT, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE IN CLASS D06, OF FIBRES, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR FIBROUS GOODS MADE FROM SUCH MATERIALS
    • D06M15/00Treating fibres, threads, yarns, fabrics, or fibrous goods made from such materials, with macromolecular compounds; Such treatment combined with mechanical treatment
    • D06M15/19Treating fibres, threads, yarns, fabrics, or fibrous goods made from such materials, with macromolecular compounds; Such treatment combined with mechanical treatment with synthetic macromolecular compounds
    • D06M15/37Macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • D06M15/643Macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds containing silicon in the main chain
    • D06M15/6436Macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds containing silicon in the main chain containing amino groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L83/00Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L83/04Polysiloxanes
    • C08L83/08Polysiloxanes containing silicon bound to organic groups containing atoms other than carbon, hydrogen and oxygen

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 各種繊維、特には羊毛に代表される動物性繊
維に、優れた風合いと水による洗濯に対する防縮性を付
与し得る繊維の吸尽処理方法を提供する。 【構成】 繊維を、下記繊維処理用エマルジョン組成物
で処理することを特徴とする、繊維の吸尽処理方法。
(A)(a)アミノ基含有オルガノポリシロキサン、
(b)オルガノシランまたはその部分加水分解縮合物、
(c)コロイダルシリカ、(d)縮合反応用触媒、
(e)非イオン系界面活性剤またはカチオン系界面活性
剤、および(f)水からなるオルガノポリシロキサンエ
マルジョン組成物に、(B)(g)アニオン系界面活性
剤10〜90重量%と(h)有機チタン酸エステル類ま
たは有機ジルコニウム酸エステル類90〜10重量%か
らなる吸尽触媒組成物を配合してなる繊維処理用エマル
ジョン組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、繊維の吸尽処理方法に
関するものである。詳しくは、各種繊維、特には羊毛に
代表される動物性繊維に、優れた風合いと防縮性を付与
し得る繊維の吸尽処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、羊毛製のズボン,スーツ,セータ
ー等は、水で洗濯すると羊毛が次第にフェルト化して収
縮するため、ドライクリーニングしかできなかった。こ
のため、水を使用して家庭でも手軽に洗濯できる羊毛製
品の開発が所望されている。また、このような羊毛製品
に用いられる羊毛のトップ,綛およびチーズ等を染色す
る際には、染色浴に繊維処理剤を添加して、これらを吸
尽処理する方法が多用されている。吸尽処理とは、繊維
処理剤中のシリコーンのみを選択的に高濃度で繊維に吸
着させる処理方法である。このような吸尽処理方法は、
パッド法などの他の処理方法に比べて、繊維に対するシ
リコーンの付着率が高いため繊維処理剤の使用量を少な
くすることができ、経済的である。その上、廃棄物も少
なく、廃液の処理も容易であるため、好適に使用されて
いる。本発明者らは、先に、特開昭57−111354
号公報で、繊維を吸尽処理するための処理剤として、ア
ミノ基含有オルガノポリシロキサン,界面活性剤,有機
チタン酸,有機ジルコニウム酸または有機ゲルマニウム
酸のエステル類,カルボン酸などの有機酸および水から
なるオルガノポリシロキサン組成物を提案した。しか
し、この組成物で動物性繊維を吸尽処理した場合、処理
された繊維の風合いが硬くなるという欠点があった。さ
らに、本発明者らは、特開平4−119173号公報
で、アミノ基含有オルガノポリシロキサン,オルガノシ
ラン,コロイダルシリカ,縮合反応用触媒,非イオン系
界面活性剤もしくはカチオン系界面活性剤および水から
なり、動物性繊維に優れた風合いと防縮性を付与し得る
繊維処理剤組成物を提案した。しかし、この組成物はコ
ロイダルシリカを含有するため繊維に吸着せず、吸尽処
理方法に適用するには不適であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは上記欠点
を解消するため鋭意検討した結果、本発明に到達した。
即ち、本発明の目的は、各種繊維、特には羊毛に代表さ
れる動物性繊維に、優れた風合いと水による洗濯に対す
る防縮性を付与し得る繊維の吸尽処理方法を提供するこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段およびその作用】本発明
は、繊維を、下記繊維処理用エマルジョン組成物で処理
することを特徴とする、繊維の吸尽処理方法に関する。 (A)(a)一般式:
【化3】 (式中、Rは同一もしくは異種の炭素原子数1〜20の1価炭化水素基であり、 R1は2価炭化水素基であり、R2およびR3は水素原子または1価炭化水素基で あり、Aは水酸基または炭素原子数1〜5のアルコキシ基である。mおよびnは 1以上の整数であり、aは0〜5の整数である。)で表され、25℃における粘 度が少なくとも10センチストークスであるアミノ基含有オルガノポリシロキサ ン 100重量部、 (b)一般式:
【化4】 (式中、Qはアミノ基,エポキシ基,アクリロキシ基もしくはメタクリロキシ基 を含有する1価有機基または炭素原子数1〜20の1価炭化水素基であり、Rは 同一もしくは異種の炭素原子数1〜20の1価炭化水素基であり、R4は炭素原 子数1〜5の1価炭化水素基である。bは0または1である。)で表されるオル ガノシランまたはその部分加水分解縮合物 0.1〜30重量部、 (c)コロイダルシリカ 1〜50重量部、 (d)縮合反応用触媒 0.1〜20重量部、 (e)非イオン系界面活性剤またはカチオン系界面活性剤 1〜30重量部 および (f)水 任意量 からなるオルガノポリシロキサンエマルジョン組成物
に、(B)(g)アニオン系界面活性剤10〜90重量
%と(h)有機チタン酸エステル類または有機ジルコニ
ウム酸エステル類90〜10重量%からなる吸尽触媒組
成物 本成分の配合量は、(A)成分中の(a)成分 100
重量部に対して0.1〜20重量部である。 を配合してなる繊維処理用エマルジョン組成物。
【0005】本発明の方法で使用される繊維処理用エマ
ルジョン組成物は、(A)成分のオルガノポリシロキサ
ンエマルジョン組成物に(B)成分の吸尽触媒組成物を
配合してなる組成物である。(A)成分を構成する
(a)成分のアミノ基含有オルガノポリシロキサンは、
繊維に柔軟性,平滑性,圧縮回復性,ヌメリ性,潤滑
性,防しわ性および防縮性を付与する作用を有する。さ
らに分子鎖末端の水酸基またはアルコキシ基が(b)成
分と反応して架橋し、これらの効果を耐久性を有するも
のにする。本成分は、一般式:
【化5】 で表される。上式中、Rは同一もしくは異種の炭素原子
数1〜20の1価炭化水素基であり、メチル基,エチル
基,プロピル基,ブチル基,ペンチル基,ビニル基,
3,3,3−トリフルオロプロピル基,フェニル基,アリ
ル基,シクロヘキシル基が例示される。これらの中でも
メチル基が最も一般的であるが、メチル基と他の基の組
合せも一般的である。また、1分子中のRはすべて同一
である必要はないが、Rのうち少なくとも50モル%が
メチル基であることが好ましい。R1は2価炭化水素基
であり、メチレン基,エチレン基,プロピレン基,ブチ
レン基,イソブチレン基のようなアルキレン基;式:−
(CH22−C64−で表される基のようなアルキレン
アリーレン基が例示される。これらの中でもエチレン基
またはプロピレン基が最も一般的である。R2およびR3
は水素原子または1価炭化水素基であり、1価炭化水素
基としては、メチル基,エチル基,プロピル基,フェニ
ル基,シクロヘキシル基が例示される。Aは水酸基また
は炭素原子数1〜5のアルコキシ基であり、アルコキシ
基としては、メトキシ基,エトキシ基,プロポキシ基,
ブトキシ基が例示される。これらの中でも、水酸基また
はメトキシ基が一般的である。mおよびnは1以上の整
数である。aは0〜5の整数であるが、0および1が一
般的である。本成分の25℃における粘度は少なくとも
10センチストークスであり、好ましくは50〜10,
000センチストークスの範囲である。これは、10セ
ンチストークス未満であると、繊維に柔軟性,平滑性,
圧縮回復性,防しわ性および防縮性を付与できなくなる
ためである。このようなアミノ基含有オルガノポリシロ
キサンは、例えば、式:H2N(CH23Si(CH3
(OCH32で表されるジメトキシシランを過剰の水で
加水分解して得られた加水分解縮合物と、ジメチルシク
ロポリシロキサンとを、末端封鎖剤を使用せずに塩基性
触媒存在下で80〜100℃に加熱して平衡化反応さ
せ、所望の粘度に達した後、酸を用いて塩基性触媒を中
和することにより容易に製造することができる(特開昭
53−98499号公報参照)。
【0006】(b)成分のオルガノシランまたはその部
分加水分解縮合物は、(a)成分の末端基である水酸基
やアルコキシ基と反応して架橋するだけでなく、(c)
成分のコロイダルシリカ中の水酸基とも反応したり、さ
らに本成分中のアミノ基やエポキシ基が羊毛や絹に存在
するアミノ基,カルボキシル基あるいはメルカプト基と
反応したりして、繊維に耐久性のある防縮性,平滑性,
柔軟性を付与する作用を有する。本成分のオルガノシラ
ンは、一般式:
【化6】 で表される。上式中、Qはアミノ基,エポキシ基,アク
リロキシ基もしくはメタクリロキシ基を含有する1価有
機基または炭素原子数1〜20の1価炭化水素基であ
る。アミノ基含有1価有機基としては、例えば、式:
【化7】 (式中、R1,R2,R3およびaは前記と同様であ
る。)で表される基が挙げられ、 式:−CH2CH2CH2NH2で表される基または 式:−CH2CH2CH2NHCH2CH2NH2で表される
基が例示される。エポキシ基含有1価有機基としては、
式:
【化8】 で表される基または式:
【化9】 で表される基が例示される。アクリロキシ基含有1価有
機基としては、 式:−CH2CH2CH2OOCCH=CH2で表される基
が例示され、メタクリロキシ基含有1価有機基として
は、 式:−CH2CH2CH2OOCC(CH3)=CH2で表
される基が例示される。 炭素原子数1〜20の1価炭化水素基としては、前記し
たRと同様の基が例示される。これらの中でも、アミノ
基含有1価有機基とエポキシ基含有1価有機基が最も有
効である。また、Rは前記と同様である。R4は炭素原
子数1〜5の1価炭化水素基であり、メチル基,エチル
基,プロピル基が例示される。bは0または1である
が、好ましくは0である。本成分のもう一つの成分であ
るオルガノシランの部分加水分解縮合物は、上記のオル
ガノシラン,水および微量の酸またはアルカリを添加配
合して50〜70℃に保持することによって得ることが
できる。(b)成分の配合量は、(a)成分100重量
部に対して0.1〜30重量部の範囲であり、好ましく
は0.5〜10重量部の範囲である。これは、0.1重量
部未満であるとオルガノポリシロキサン皮膜の繊維に対
する接着性が低下し、30重量部を越えるとオルガノポ
リシロキサン皮膜がもろくなって、いずれにしても繊維
に耐久性のある防縮性,柔軟性,平滑性を付与すること
ができないためである。
【0007】(c)成分のコロイダルシリカは、その表
面に存在する多くの水酸基と(a)成分や(b)成分中
のアルコキシ基や水酸基とが縮合反応して架橋し、強固
なオルガノポリシロキサン皮膜を形成することにより、
防縮性,柔軟性,平滑性に耐久性を付与する作用を有す
る。本発明に使用されるコロイダルシリカは、テトラエ
チレンシリケートあるいはけい酸ソーダを、界面活性剤
等を含む水中で加水分解してコロイド状にしたものであ
り、その粒子径は約4〜20μmである。このようなコ
ロイダルシリカは、通常、5〜40重量%水に分散した
ものであり、特に非イオン系界面活性剤あるいはカチオ
ン系界面活性剤の存在下で安定なものが好ましい。ま
た、その表面をアルミニウム等で覆ったものも使用する
ことができる。(c)成分の配合量は、(a)成分10
0重量部に対して1〜50重量部の範囲であり、好まし
くは10〜25重量部の範囲である。これは、1重量部
未満であるとオルガノポリシロキサン皮膜が弱く耐洗濯
性に欠けるものとなり、50重量部を越えるとオルガノ
ポリシロキサン皮膜が硬く風合いが悪くなるためであ
る。
【0008】(d)成分の縮合反応用触媒は、(a)成
分,(b)成分および(c)成分を架橋反応させる作用
を有する。このような縮合反応用触媒としては、有機金
属触媒や有機ケイ素を含まないアミン系触媒が挙げられ
る。有機金属触媒としては、例えば、ジブチル錫ジアセ
テート,ジブチル錫ジラウレート,ジオクチル錫ジラウ
レート,ジブチル錫ジオクテート,ナフテン酸亜鉛,ナ
フテン酸コバルト,オクチル酸亜鉛,オクチル酸コバル
ト,ジオクチル酸ジイソオクチルメルカプトアセテー
ト,ナフテン酸ジルコニウム,オクチル酸ジルコニウ
ム,テトラブチルオルソチタネートのような有機酸の金
属塩が例示される。有機ケイ素を含まないアミン系触媒
としては、ジエタノールアミン,トリエタノールアミン
が例示される。また、本成分は、あらかじめ非イオン系
界面活性剤あるいはカチオン系界面活性剤で乳化してエ
マルジョンの形態にしてから使用した方が、均一に分散
できるため好ましい。(d)成分の配合量は、(a)成
分100重量部に対して0.1〜20重量部の範囲であ
り、好ましくは0.5〜15重量部の範囲である。
【0009】(e)成分の非イオン系界面活性剤または
カチオン系界面活性剤は、(a)成分または必要に応じ
て他の成分を乳化する作用を有する。本成分としては、
ポリオキシアルキレンアルキルエーテル類,ポリオキシ
アルキレンアルキルフェノールエーテル類,ポリオキシ
アルキレンアルキルエステル類,ポリオキシアルキレン
ソルビタンアルキルエステル類,ソルビタンアルキルエ
ステル類,脂肪族アミン塩類,第4級アンモニウム塩
類,アルキルピリジニウム塩類が例示され、この内の1
種または2種以上を使用することができる。(e)成分
の配合量は、通常、(a)成分100重量部に対して1
〜30重量部の範囲である。
【0010】(f)成分の水は、上記(a)成分〜
(e)成分をエマルジョンとするための成分であり、そ
の量は特に限定されない。
【0011】(A)成分のオルガノポリシロキサンエマ
ルジョン組成物は、上記(a)成分〜(f)成分からな
るものであるが、これらの成分以外に、必要に応じて
(a)成分以外のオルガノポリシロキサン,防しわ剤,
増粘剤,着色剤,防腐防黴剤,防錆剤等を添加配合する
ことは、本発明の目的を損わない限り差し支えない。
【0012】このオルガノポリシロキサンエマルジョン
組成物は、例えば、(a)成分のアミノ基含有ジオルガ
ノポリシロキサンおよび(b)成分のオルガノシランま
たはその部分加水分解縮合物に、(e)成分の界面活性
剤と(f)成分の水を加えてエマルジョンを製造してお
き、これに(c)成分のコロイダルシリカとあらかじめ
エマルジョンの形態に調製しておいた(d)成分の縮合
反応用触媒を加えることにより、製造することができ
る。このとき、室温で10〜20日間エージングした方
がよい。
【0013】(B)成分の吸尽触媒組成物は、(A)成
分のオルガノポリシロキサンエマルジョン組成物を繊維
やその他の被処理物に吸着させる作用を有する。この吸
尽触媒組成物は、(g)成分のアニオン系界面活性剤1
0〜90重量%と(h)成分の有機チタン酸エステル類
または有機ジルコニウム酸エステル類90〜10重量%
からなり、特に、(g)成分30〜70重量%と(h)
成分70〜30重量%からなることが好ましい。(g)
成分および(h)成分のいずれか一方の成分が欠けると
吸着がおこらない。(B)成分の配合量は、(A)成分
中の(a)成分のアミノ基含有オルガノポリシロキサン
100重量部に対して0.1〜20重量部の範囲であ
り、好ましくは1〜10重量部の範囲である。
【0014】(g)成分のアニオン系界面活性剤として
は、ヘキシルベンゼンスルホン酸,オクチルベンゼンス
ルホン酸,デシルベンゼンスルホン酸,ドデシルベンゼ
ンスルホン酸,セチルベンゼンスルホン酸,ミリスチル
ベンゼンスルホン酸のようなアルキルベンゼンスルホン
酸;ポリオキシエチレンモノアルキルエーテルの硫酸エ
ステルやアルキルナフチルスルホン酸のナトリウム塩,
カリウム塩,ルビジウム塩,アンモニウム塩,アミン塩
が例示される。
【0015】(h)成分の有機チタン酸エステル類また
は有機ジルコニウム酸エステル類としては、テトラエチ
ルチタネート,テトラプロピルチタネート,テトライソ
プロピルチタネート,テトラ−n−ブチルチタネート,
テトラ−2−エチルヘキシルチタネート,テトラフェニ
ルチタネート,テトラオクタデシルチタネート,テトラ
ステアリルチタネート,ジイソプロポキシビスアセチル
アセトンチタネ−ト,トリ−n−ブトキシモノステアリ
ルチタネート,ジヒドロキシビスラクテイクアシドチタ
ネート, 式:Ti(OC24NH24, 式:(C37O)Ti(OC24NH23, 式:(C37O)2Ti(OC24NH22, 式:(C49O)3Ti(OC24NH2), 式:Ti[OC24NH(C24OH)]4, 式:(C49O)Ti[OC24NH(C24OH)]
3 式:(C49O)2Ti[OC24NH(C24
H)]2 式:(C49O)3Ti[OC24NH(C24
H)] 式:Ti[OC24N(C24OH)24, 式:(C49O)Ti[OC24N(C24OH)23 式:(C49O)2Ti[OC24N(C24OH)2
2 式:(C49O)3Ti[OC24N(C24OH)2] 式:(C37O)2Ti[OC24N(C36OH)2
2 式:
【化10】 式:
【化11】 式:
【化12】 式:
【化13】 で表される化合物およびこれらの部分加水分解縮合物、
および上記化合物中のチタンをジルコニウムで置換した
化合物とその部分加水分解縮合物が例示される。
【0016】本発明に使用される繊維処理用エマルジョ
ン組成物は、(A)成分のオルガノポリシロキサンエマ
ルジョン組成物に、(B)成分の吸尽触媒組成物を添加
配合することにより得ることができる。このとき、
(A)成分のオルガノポリシロキサンエマルジョン組成
物を目的に応じて多量の水で希釈した後、(B)成分の
吸尽触媒組成物を添加することが好ましい。また、
(A)成分に(B)成分を添加配合する時期は、繊維を
吸尽処理する直前が好ましい。
【0017】本発明の繊維の吸尽処理方法が適用される
繊維材料としては、材質的には、羊毛,絹,アルパカ,
モヘヤ,アンゴラ,麻,木綿,アスベストのような天然
繊維;レーヨン,アセテートのような再生繊維;ポリエ
ステル,ポリアミド,ビニロン,ポリアクリロニトリ
ル,ポリエチレン,ポリプロピレン,スパンデックスの
ような合成繊維;ガラス繊維,カーボン繊維,シリコー
ンカーバイド繊維が例示される。これらの中でも、羊毛
に代表される動物性繊維に特に有効である。形状的に
は、トップ,チーズ,綛,ステーブル,フィラメント,
トウ,織物,編物,不織物,樹脂加工布吊,人工皮革な
どが例示され、特にフィラメント,トウ,織物,編物,
不織物などは連続的に処理すると効果的である。
【0018】繊維への吸尽処理は、例えば、次のように
して行うことができる。まず、繊維処理用エマルジョン
組成物中に繊維を浸漬して、攪拌しながら一定時間処理
する。処理後は、繊維を繊維処理用エマルジョン組成物
中から引き上げ、絞って乾燥させればよい。
【0019】本発明の吸尽処理方法で繊維を吸尽処理す
ると、主に(a)成分〜(d)成分が繊維上に吸着し、
乳白濁のエマルジョンが処理後には透明な液体に変わ
る。そのため、廃液の処理が容易となる。さらに、吸尽
処理後の廃液に上記の繊維処理用エマルジョン組成物を
添加して処理浴を作製し、これで再度繊維を吸尽処理す
ることができるので、水の使用量を節約することもでき
る。このような本発明の繊維の吸尽処理方法は、例え
ば、トップ,チーズ,綛の染色時や染色後に好適に使用
することができる。
【0020】次に、実施例にて本発明を詳細に説明す
る。実施例中、「部」は重量部を意味し、「%」は重量
パーセントを意味している。粘度は25℃における値で
ある。また、洗濯収縮率(%)および吸尽率(%)は、
下記の方法に従って測定した。 ○洗濯収縮率(%) 吸尽処理した繊維を熱風循環式乾燥機中で130℃で5
分間熱処理した。これを室温で放冷した後、縦および横
方向のそれぞれ3箇所に30cmの印をつけ、下記の洗
濯条件で5回洗濯した。洗濯後、繊維を水平に広げて乾
燥させた後、縦および横方向についての洗濯収縮率
(%)を測定した。 洗濯条件 浴比1:50,温度40℃,時間15分間の条件で、弱
アルカリ性洗剤[花王(株)製,商品名:ザブ]を用い
て1回洗濯した後、洗剤を除いた以外は同様にしてさら
に2回水洗した。このサイクルを洗濯1回とした。 ○吸尽率(%) 繊維を吸尽処理する前の繊維処理用エマルジョン組成物
と吸尽処理した後の繊維処理用エマルジョン組成物か
ら、マイクロシリンジを用いてエマルジョン0.06c
cを採取し、これを定量用濾紙の中心に一滴滴下した。
この濾紙を乾燥させた後、その中心部を切り取り、蛍光
X線分析装置を用いて、エマルジョン中のSiK(α)
のカウント数を測定し、次式に従って吸尽率(%)を測
定した。
【式1】
【0021】
【実施例1】式:
【化14】 で表される粘度750センチストークスのアミノ基含有
オルガノポリシロキサン300部,粘度55センチスト
ークスのメチルトリメトキシシランの部分加水分解縮合
物5部を均一に混合した後、これにポリオキシエチレン
(エチレンオキサイド6モル)ラウリルエーテル30
部,水150部を加えて均一に攪拌した。この混合物を
コロイドミル型乳化機を用いて乳化し、次いで水515
部を加えて均一なエマルジョンを調製した。調製したエ
マルジョン80部にコロイダルシリカ[日産化学(株)
製,商品名:スノーテックスAK(水分80%,コロイ
ダルシリカ20%)]35部を添加した。さらに、これ
に縮合反応用触媒として、ジンクオクトエート20部
を、ポリオキシエチレン(45モル)ノニルフェノール
エーテル2.5部とジアルキル(ヤシ油)ジメチルアン
モニウムクロライド2.5部と水75部で乳化したジン
クオクトエートのエマルジョン1部を添加混合して、オ
ルガノポリシロキサンエマルジョン組成物を調製した。
得られたオルガノポリシロキサンエマルジョン組成物を
10リットルのビーカーに移液し、これに水6400c
c,ポリオキシエチレン(6モル)ラウリルエーテルの
スルホン酸ソーダ塩0.8部,テトラプロピルチタネー
ト0.8部を順次加えてこれらを均一に溶解分散させ
て、繊維処理用エマルジョン組成物を調製した。この繊
維処理用エマルジョン組成物中に羊毛100%製の未染
色の服地用サージ生地640gを浸漬し、時々かき混ぜ
ながら60分間浸漬して処理した。処理後、生地を繊維
処理用エマルジョン組成物中から引き上げ、濾紙で余分
の水分を吸い取った後室温で一晩乾燥させた。このよう
にして繊維処理用エマルジョン組成物で吸尽処理した生
地の洗濯収縮率(%)および吸尽率(%)を測定した。
さらに、JIS L1096「一般織物試験方法」のモ
ンサント法に準じて防しわ性(%)および指触による風
合いを測定した。これらの結果を表1に示した。また、
吸尽処理方法としての総合評価を表1に併記した。
【0022】
【実施例2】実施例1において、コロイダルシリカの配
合量を20部に変えた以外は実施例1と同様にして、オ
ルガノポリシロキサンエマルジョン組成物を調製した。
得られたオルガノポリシロキサンエマルジョン組成物か
ら、実施例1と同様にして繊維処理用エマルジョン組成
物を調製して羊毛100%製の未染色の服地用サージ生
地を吸尽処理した。処理した生地の洗濯収縮率(%),
吸尽率(%),防しわ性(%)および風合いを実施例1
と同様に測定した。これらの結果を表1に示した。さら
に吸尽処理方法としての総合評価を表1に併記した。
【0023】
【比較例1】実施例2において、テトラプロピルチタネ
ートを配合しなかった以外は実施例2と同様にして、オ
ルガノポリシロキサンエマルジョン組成物を調製した。
得られたオルガノポリシロキサンエマルジョン組成物か
ら、実施例2と同様にして繊維処理用エマルジョン組成
物を調製して羊毛100%製の未染色の服地用サージ生
地を吸尽処理した。処理した生地の洗濯収縮率(%),
吸尽率(%),防しわ性(%)および風合いを実施例2
と同様に測定した。これらの結果を表1に示した。さら
に吸尽処理方法としての総合評価を表1に併記した。
【0024】
【比較例2】実施例2において、ポリオキシエチレン
(6モル)ラウリルエーテルのスルホン酸ソーダ塩を配
合しなかった以外は実施例2と同様にして、オルガノポ
リシロキサンエマルジョン組成物を調製した。得られた
オルガノポリシロキサンエマルジョン組成物から、実施
例2と同様にして繊維処理用エマルジョン組成物を調製
して生地を吸尽処理した。処理した生地の洗濯収縮率
(%),吸尽率(%),防しわ性(%)および風合いを
実施例2と同様に測定した。これらの結果を表1に示し
た。さらに吸尽処理方法としての総合評価を表1に併記
した。
【0025】
【比較例3】実施例2において、コロイダルシリカの配
合量を80部に変えた以外は実施例2と同様にして、オ
ルガノポリシロキサンエマルジョン組成物を調製した。
得られたオルガノポリシロキサンエマルジョン組成物か
ら、実施例2と同様にして繊維処理用エマルジョン組成
物を調製して生地を吸尽処理した。処理した生地の洗濯
収縮率(%),吸尽率(%),防しわ性(%)および風
合いを実施例2と同様に測定した。これらの結果を表1
に示した。さらに吸尽処理方法としての総合評価を表1
に併記した。
【0026】
【比較例4】実施例2において、コロイダルシリカの配
合量を0.5部に変えた以外は実施例2と同様にして、
オルガノポリシロキサンエマルジョン組成物を調製し
た。得られたオルガノポリシロキサンエマルジョン組成
物から、実施例2と同様にして繊維処理用エマルジョン
組成物を調製して生地を吸尽処理した。処理した生地の
洗濯収縮率(%),吸尽率(%),防しわ性(%)およ
び風合いを実施例2と同様に測定した。これらの結果を
表1に示した。さらに吸尽処理方法としての総合評価を
表1に併記した。
【0027】
【比較例5】実施例2において、コロイダルシリカを配
合しなかった以外は実施例2と同様にして、オルガノポ
リシロキサンエマルジョン組成物を調製した。得られた
オルガノポリシロキサンエマルジョン組成物から、実施
例2と同様にして繊維処理用エマルジョン組成物を調製
して生地を吸尽処理した。処理した生地の洗濯収縮率
(%),吸尽率(%),防しわ性(%)および風合いを
実施例2と同様に測定した。これらの結果を表1に示し
た。さらに吸尽処理方法としての総合評価を表1に併記
した。
【0028】
【表1】
【0029】
【実施例3】実施例2で得られた繊維処理用エマルジョ
ン組成物で、羊毛100%製のセーター用紡績糸640
gを、実施例2と同様に吸尽処理し、この糸の吸尽率
(%)と指触による風合いを測定した。測定した吸尽率
より、糸に付着したシリコーン成分(アミノ基含有ジオ
ルガノポリシロキサン,メチルトリメトキシシランの部
分加水分解縮合物,コロイダルシリカ)の合計付着量
(%)を測定し、さらに糸を吸尽処理した後の繊維処理
用エマルジョン組成物の色を目視にて測定した。これら
の結果を表2に示した。
【0030】
【比較例6】実施例2において、ポリオキシエチレン
(6モル)ラウリルエーテルのスルホン酸ソーダ塩およ
びテトラプロピルチタネートを配合しなかった以外は実
施例2と同様にして、繊維処理用エマルジョン組成物を
調製した。得られた繊維処理用エマルジョン組成物で、
羊毛100%製のセーター用紡績糸640gを、実施例
2と同様に吸尽処理し、この糸の吸尽率(%)と指触に
よる風合いを測定した。測定した吸尽率より、糸に付着
したシリコーン成分(アミノ基含有ジオルガノポリシロ
キサン,メチルトリメトキシシランの部分加水分解縮合
物,コロイダルシリカ)の合計付着量(%)を測定し、
さらに糸を吸尽処理した後の繊維処理用エマルジョン組
成物の色を目視にて測定した。これらの結果を表2に示
した。
【0031】
【表2】
【0032】
【実施例4】実施例2で得られた繊維処理用エマルジョ
ン組成物で、アクリル繊維100%製のメリヤス編生地
640gを、実施例2と同様に吸尽処理し、この生地の
吸尽率(%)と指触による風合いを測定した。測定した
吸尽率より、生地に付着したシリコーン成分(アミノ基
含有ジオルガノポリシロキサン,メチルトリメトキシシ
ランの部分加水分解縮合物,コロイダルシリカ)の合計
付着量(%)を測定し、さらに生地を吸尽処理した後の
繊維処理用エマルジョン組成物の色を目視にて測定し
た。これらの結果を表3に示した。
【0033】
【比較例7】実施例2において、ポリオキシエチレン
(6モル)ラウリルエーテルのスルホン酸ソーダ塩およ
びテトラプロピルチタネートを配合しなかった以外は実
施例2と同様にして、繊維処理用エマルジョン組成物を
調製した。得られた繊維処理用エマルジョン組成物で、
アクリル繊維100%製のメリヤス編生地640gを、
実施例2と同様に吸尽処理し、この生地の吸尽率(%)
と指触による風合いを測定した。測定した吸尽率より、
生地に付着したシリコーン成分(アミノ基含有ジオルガ
ノポリシロキサン,メチルトリメトキシシランの部分加
水分解縮合物,コロイダルシリカ)の合計付着量(%)
を測定し、さらに生地を吸尽処理した後の繊維処理用エ
マルジョン組成物の色を目視にて測定した。これらの結
果を表3に示した。
【0034】
【表3】
【0035】
【実施例5】 式:
【化15】 で表される粘度1350センチストークスのアミノ基含
有オルガノポリシロキサン300部,粘度55センチス
トークスのメチルトリメトキシシランの部分加水分解縮
合物5部を均一に混合した後、これにポリオキシエチレ
ン(エチレンオキサイド6モル)ラウリルエーテル30
部,水150部を加えて均一に攪拌した。この混合物を
コロイドミル型乳化機を用いて乳化し、次いで水515
部を加えて均一なエマルジョンを調製した。調製したエ
マルジョン80部にコロイダルシリカ[日産化学(株)
製,商品名:スノーテックスAK(水分80%,コロイ
ダルシリカ20%)]35部を添加した。さらに、これ
に縮合反応用触媒として、ジンクオクトエート20部
を、ポリオキシエチレン(45モル)ノニルフェノール
エーテル2.5部とジアルキル(ヤシ油)ジメチルアン
モニウムクロライド2.5部と水75部で乳化したジン
クオクトエートのエマルジョン1部を添加混合して、オ
ルガノポリシロキサンエマルジョン組成物を調製した。
得られたオルガノポリシロキサンエマルジョン組成物を
10リットルのビーカーに移液し、これに水6400c
c,ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ0.8部,テト
ラ−2−エチルヘキシルチタネート0.8部を順次加え
てこれらを均一に溶解分散させて、繊維処理用エマルジ
ョン組成物を調製した。この繊維処理用エマルジョン組
成物中に羊毛100%製の未染色の服地用サージ生地6
40gを浸漬し、時々かき混ぜながら60分間浸漬して
処理した。処理後、生地を繊維処理用エマルジョン組成
物中から引き上げ、濾紙で余分の水分を吸い取った後室
温で一晩乾燥させた。このようにして繊維処理用エマル
ジョン組成物で吸尽処理した生地の洗濯収縮率(%)お
よび吸尽率(%)を測定した。さらに、JIS L10
96「一般織物試験方法」のモンサント法に準じて防し
わ性(%)および指触による風合いを測定した。これら
の結果を表4に示した。また、吸尽処理方法としての総
合評価を表4に併記した。
【0036】
【比較例8】実施例5において、アミノ基含有オルガノ
ポリシロキサンを、式:
【化16】 で表される粘度4,000センチストークスのジメチル
ポリシロキサンに変えた以外は実施例5と同様にして、
オルガノポリシロキサンエマルジョン組成物を調製し
た。得られたオルガノポリシロキサンエマルジョン組成
物から、実施例5と同様にして繊維処理用エマルジョン
組成物を調製して生地を吸尽処理した。処理した生地の
洗濯収縮率(%),吸尽率(%),防しわ性(%)およ
び風合いを実施例5と同様に測定した。これらの結果を
表4に示した。さらに吸尽処理方法としての総合評価を
表4に併記した。
【0037】
【比較例9】実施例5において、ドデシルベンゼンスル
ホン酸ソーダをポリオキシエチレン(9.5モル)ノニ
ルフェノールエーテルに変えた以外は実施例5と同様に
して、オルガノポリシロキサンエマルジョン組成物を調
製した。得られたオルガノポリシロキサンエマルジョン
組成物から、実施例5と同様にして繊維処理用エマルジ
ョン組成物を調製して生地を吸尽処理した。処理した生
地の洗濯収縮率(%),吸尽率(%),防しわ性(%)
および風合いを実施例5と同様に測定した。これらの結
果を表4に示した。さらに吸尽処理方法としての総合評
価を表4に併記した。
【0038】
【比較例10】実施例5において、メチルトリメトキシ
シランの部分加水分解縮合物を配合しなかった以外は実
施例5と同様にして、オルガノポリシロキサンエマルジ
ョン組成物を調製した。得られたオルガノポリシロキサ
ンエマルジョン組成物から、実施例5と同様にして繊維
処理用エマルジョン組成物を調製して生地を吸尽処理し
た。処理した生地の洗濯収縮率(%),吸尽率(%),
防しわ性(%)および風合いを実施例5と同様に測定し
た。これらの結果を表4に示した。さらに吸尽処理方法
としての総合評価を表4に併記した。
【0039】
【表4】
【0040】
【発明の効果】本発明は、繊維を、(A)成分のオルガ
ノポリシロキサンエマルジョン組成物に(B)成分の吸
尽触媒組成物を配合してなる繊維処理用エマルジョン組
成物で吸尽処理する方法であり、この方法で繊維を吸尽
処理すれば、各種繊維、特には羊毛に代表される動物性
繊維に、優れた風合いと水による洗濯に対する防縮性を
付与することができるという特徴を有する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維を、下記繊維処理用エマルジョン組
    成物で処理することを特徴とする、繊維の吸尽処理方
    法。 (A)(a)一般式: 【化1】 (式中、Rは同一もしくは異種の炭素原子数1〜20の1価炭化水素基であり、 R1は2価炭化水素基であり、R2およびR3は水素原子または1価炭化水素基で あり、Aは水酸基または炭素原子数1〜5のアルコキシ基である。mおよびnは 1以上の整数であり、aは0〜5の整数である。)で表され、25℃における粘 度が少なくとも10センチストークスであるアミノ基含有オルガノポリシロキサ ン 100重量部、 (b)一般式: 【化2】 (式中、Qはアミノ基,エポキシ基,アクリロキシ基もしくはメタクリロキシ基 を含有する1価有機基または炭素原子数1〜20の1価炭化水素基であり、Rは 同一もしくは異種の炭素原子数1〜20の1価炭化水素基であり、R4は炭素原 子数1〜5の1価炭化水素基である。bは0または1である。)で表されるオル ガノシランまたはその部分加水分解縮合物 0.1〜30重量部、 (c)コロイダルシリカ 1〜50重量部、 (d)縮合反応用触媒 0.1〜20重量部、 (e)非イオン系界面活性剤またはカチオン系界面活性剤 1〜30重量部 および (f)水 任意量 からなるオルガノポリシロキサンエマルジョン組成物
    に、(B)(g)アニオン系界面活性剤10〜90重量
    %と(h)有機チタン酸エステル類または有機ジルコニ
    ウム酸エステル類90〜10重量%からなる吸尽触媒組
    成物 本成分の配合量は、(A)成分中の(a)成分 100
    重量部に対して0.1〜20重量部である。 を配合してなる繊維処理用エマルジョン組成物。
  2. 【請求項2】 繊維が動物性繊維である請求項1記載の
    繊維の吸尽処理方法。
JP29141693A 1993-10-27 1993-10-27 繊維の吸尽処理方法 Pending JPH07119043A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29141693A JPH07119043A (ja) 1993-10-27 1993-10-27 繊維の吸尽処理方法
EP94116920A EP0651089A1 (en) 1993-10-27 1994-10-26 Adsorption treatment method of fibers

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29141693A JPH07119043A (ja) 1993-10-27 1993-10-27 繊維の吸尽処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07119043A true JPH07119043A (ja) 1995-05-09

Family

ID=17768606

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29141693A Pending JPH07119043A (ja) 1993-10-27 1993-10-27 繊維の吸尽処理方法

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP0651089A1 (ja)
JP (1) JPH07119043A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4879273B2 (ja) * 2005-10-15 2012-02-22 コグニス・アイピー・マネージメント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 繊維製品の仕上げ
JP2015511252A (ja) * 2012-01-30 2015-04-16 ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー ガラスを構造体に接合するための水性プライマー組成物

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6171515B1 (en) * 1999-09-02 2001-01-09 Dow Corning Corporation Fiber treatment composition containing amine-, polyol-, functional siloxanes
JP4597316B2 (ja) * 2000-05-31 2010-12-15 東レ・ダウコーニング株式会社 合成繊維処理剤組成物
FR2851264B1 (fr) * 2003-02-19 2005-04-01 Rhodia Chimie Sa Utilisation d'une formulation silicone comme base d'enduction textile comprenant une resine silicone, un alkoxyde metallique et un additif foncyionnel capable de reagir avec l'un des constituants precedents
FR2851265B1 (fr) * 2003-02-19 2005-04-01 Rhodia Chimie Sa Utilisation d'une formuation silicone comme base d'enduction textile comprenant une resine silicone, un alkoxyde metallique et un additif fonctionnel capable de reagir avec au moins un des constituants precedents
FR2851266B1 (fr) * 2003-02-19 2006-07-07 Rhodia Chimie Sa Utilisation d'une formulation silicone comme base d'enduction textile comprenant une resine silicone, un alkoxyde mettalique et un additif fonctionnel capable de reagir avec au moins un des constituants precedents
FR2865223B1 (fr) * 2004-01-21 2007-11-16 Rhodia Chimie Sa Utilisation d'une formulation silicone pour la fonctionnalisation durable des textiles pour les vetements de sport
CN1307339C (zh) * 2005-03-07 2007-03-28 华明扬 有柔软防缩松弹功能的阳离子复合改性有机硅乳液的制备方法
DE102014218864A1 (de) 2014-09-19 2016-03-24 Wacker Chemie Ag Zusammensetzungen von Aminosiloxanen und Metallalkoxiden
DE102014220912A1 (de) 2014-10-15 2016-04-21 Wacker Chemie Ag Zusammensetzungen von Aminosiloxanen, Alkoxysiliciumverbindungen und Metallcarboxylaten

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS581749A (ja) * 1981-06-26 1983-01-07 Toray Silicone Co Ltd 繊維処理用オルガノポリシロキサン組成物
EP0117360A1 (en) * 1982-12-27 1984-09-05 Dow Corning Corporation Aqueous compositions containing siloxane and a metallorganic additive
DE3343575A1 (de) * 1983-12-01 1985-10-03 Wacker-Chemie GmbH, 8000 München Verfahren zur herstellung von waessrigen emulsionen
DE3730413A1 (de) * 1987-09-10 1989-03-30 Wacker Chemie Gmbh Verfahren zur impraegnierung von organischen fasern
US5000861A (en) * 1989-08-23 1991-03-19 Union Carbide Chemicals And Plastics Co. Inc. Stable emulsions containing amino polysiloxanes and silanes for treating fibers and fabrics
JP2529020B2 (ja) * 1990-08-14 1996-08-28 信越化学工業株式会社 ケラチン質繊維の防縮処理方法及び処理製品
JP2935879B2 (ja) * 1990-09-05 1999-08-16 東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社 繊維処理剤組成物

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4879273B2 (ja) * 2005-10-15 2012-02-22 コグニス・アイピー・マネージメント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 繊維製品の仕上げ
JP2015511252A (ja) * 2012-01-30 2015-04-16 ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー ガラスを構造体に接合するための水性プライマー組成物

Also Published As

Publication number Publication date
EP0651089A1 (en) 1995-05-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4311626A (en) Silicone compositions for the treatment of fibers
CA1188462A (en) Fiber-treating compositions comprising two organo- functional polysiloxanes
CA1167585A (en) Organo-functional polysiloxane compositions for fiber- treating
EP0138077B1 (en) Method and siloxane composition for treating fibers
JPS6129623B2 (ja)
JP2538246B2 (ja) 繊維処理剤
JP3007711B2 (ja) 繊維用処理剤
EP0378828B1 (en) Fibre-treating composition
JPS5926707B2 (ja) 繊維質物用処理剤
JPH07122222B2 (ja) 繊維用処理剤組成物
JP2935879B2 (ja) 繊維処理剤組成物
CA1299823C (en) Fiber-treatment composition
CA1317074C (en) Agent for the treatment of fibers
JPH07119043A (ja) 繊維の吸尽処理方法
CN110475928B (zh) 粘固有有机硅的纤维及其制造方法
JPH04119174A (ja) 繊維処理剤
JPH0593366A (ja) ポリエステル繊維処理剤
JPS597832B2 (ja) 繊維処理剤
JP3764224B2 (ja) 動物繊維処理剤組成物
JPH1192665A (ja) エポキシ基含有ジオルガノポリシロキサンの製造方法および繊維用処理剤
CN110462128B (zh) 电子射线粘固用纤维处理剂
JPH05195441A (ja) 繊維処理剤
JP3350334B2 (ja) 新規なオルガノポリシロキサンおよびそれを主成分とする繊維処理剤組成物
JPH0995535A (ja) ジオルガノポリシロキサンおよび布帛用処理剤
CA1155584A (en) Silicone compositions for the treatment of fibers