JPH0711959Y2 - 厚肉部を有するプラスチックフィルムの製造装置 - Google Patents
厚肉部を有するプラスチックフィルムの製造装置Info
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- JPH0711959Y2 JPH0711959Y2 JP1993011690U JP1169093U JPH0711959Y2 JP H0711959 Y2 JPH0711959 Y2 JP H0711959Y2 JP 1993011690 U JP1993011690 U JP 1993011690U JP 1169093 U JP1169093 U JP 1169093U JP H0711959 Y2 JPH0711959 Y2 JP H0711959Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、溶融したプラスチック
を、ダイのリップから押出成形してフィルムを製造する
装置であって、特に、厚肉部を有するプラスチックフィ
ルムの製造装置に関する。
を、ダイのリップから押出成形してフィルムを製造する
装置であって、特に、厚肉部を有するプラスチックフィ
ルムの製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】押出成形された筒状のプラスチックフィ
ルムを使用して、袋体を製造することは、一般的に行わ
れている。その要領は、例えば、次の如くである。
ルムを使用して、袋体を製造することは、一般的に行わ
れている。その要領は、例えば、次の如くである。
【0003】まず、図10に示すように、両側壁(b)
(b)を内向くの字形に折り込んだ偏平角筒状のフィルム
シート(a)の上面を、幅方向の中央で、長手方向に切断
し、この切断縁に沿う上面両側に、補強のための厚肉の
帯板(c)(c)を接着する。ついで、図11に示すよう
に、帯板(c)(c)の要所に、握り孔としての長孔(d)
(d)を切設した後、フィルムシート(a)を、帯板(c)
(c)を含めて、長手方向と直交するように平行にヒート
シールして溶着(e)(e)して、上縁が開き、かつ握り孔
のあるプラスチックバッグ(f)を製作する。
(b)を内向くの字形に折り込んだ偏平角筒状のフィルム
シート(a)の上面を、幅方向の中央で、長手方向に切断
し、この切断縁に沿う上面両側に、補強のための厚肉の
帯板(c)(c)を接着する。ついで、図11に示すよう
に、帯板(c)(c)の要所に、握り孔としての長孔(d)
(d)を切設した後、フィルムシート(a)を、帯板(c)
(c)を含めて、長手方向と直交するように平行にヒート
シールして溶着(e)(e)して、上縁が開き、かつ握り孔
のあるプラスチックバッグ(f)を製作する。
【0004】別の方法は、図12に示すように、押出成
形機のリング状のダイ(g)の内孔に沿って、やや深い軸
線方向の広幅部(h)を有するリング状のリップ(i)を設
け、これにより、外周面に長手方向の厚肉部(j)を有す
るフィルム(k)(図13参照)を押出し成形する。
形機のリング状のダイ(g)の内孔に沿って、やや深い軸
線方向の広幅部(h)を有するリング状のリップ(i)を設
け、これにより、外周面に長手方向の厚肉部(j)を有す
るフィルム(k)(図13参照)を押出し成形する。
【0005】ついで、このフィルム(k)の両側縁部を、
図14に示すように、内向くの字形に折り込み、上述し
たと同様に、厚肉部(j)に、長手方向に等間隔をもっ
て、左右に並ぶ長孔(d)(d)を切設する。次に、図15
に示すように、フィルム(k)を、厚肉部(j)を含めて、
幅方向にヒートシールによる溶着(e)(e)を行う。最後
に、厚肉部(j)を、幅方向の中央において、長手方向に
切断するとともに、溶着(e)部の長手方向の中央を横方
向に切断することにより、前述したと同様のプラスチッ
クバッグ(f)を得る。
図14に示すように、内向くの字形に折り込み、上述し
たと同様に、厚肉部(j)に、長手方向に等間隔をもっ
て、左右に並ぶ長孔(d)(d)を切設する。次に、図15
に示すように、フィルム(k)を、厚肉部(j)を含めて、
幅方向にヒートシールによる溶着(e)(e)を行う。最後
に、厚肉部(j)を、幅方向の中央において、長手方向に
切断するとともに、溶着(e)部の長手方向の中央を横方
向に切断することにより、前述したと同様のプラスチッ
クバッグ(f)を得る。
【0006】
【考案が解決しようとする問題点】上述したもののう
ち、第1の方法では、別体の帯板(c)(c)をフィルムシ
ート(a)に接着するため、手間が掛かり、コスト高とな
る。
ち、第1の方法では、別体の帯板(c)(c)をフィルムシ
ート(a)に接着するため、手間が掛かり、コスト高とな
る。
【0007】第2の方法では、プラスチック袋の寸法に
合わせて、多数のダイを用意する必要がある。また、ダ
イのリップが、細いリングの一部を、広幅の厚肉部とし
た断面形となっていて、リップから出るフィルムの厚さ
は一定ではないため、部分的な偏肉が生じる。そのた
め、薄肉部及び厚肉部の双方の厚さを調整する面倒な作
業が必要となる。
合わせて、多数のダイを用意する必要がある。また、ダ
イのリップが、細いリングの一部を、広幅の厚肉部とし
た断面形となっていて、リップから出るフィルムの厚さ
は一定ではないため、部分的な偏肉が生じる。そのた
め、薄肉部及び厚肉部の双方の厚さを調整する面倒な作
業が必要となる。
【0008】
【問題点を解決するための手段】本考案は、上記問題点
を解決するため、押出機に連結されたダイと、ダイから
吐出するフィルムバブルの幅方向の全域を冷却するべ
く、前記ダイに近接して設けられたエアリングと、フィ
ルムバブルのフロストラインの近傍に設けられ、かつフ
ィルムバブルの幅方向の一部のみを局部的に冷却する局
部冷却装置と、偏平に折りたたんだフィルムを巻取るロ
ールとを備え、前記局部冷却装置は、内部に多数のスリ
ットを切設した上下方向の仕切板を有し、かつ横断面積
を、上方へ行く従って徐々に小とし、かつ内側面が開口
するノズルケースを備え、このノズルケースの下部に、
冷却空気の吹出部を接続するとともに、ノズルケースの
内側面の開口部の両側に、フィルムバブルの外面に近接
する1対の冷却空気の拡散防止用の遮板を設け、さらに
前記スリットの内側方において、前記仕切板に、上下に
回動しうる風向調整用の多数のフィンを設けたことを特
徴としている。
を解決するため、押出機に連結されたダイと、ダイから
吐出するフィルムバブルの幅方向の全域を冷却するべ
く、前記ダイに近接して設けられたエアリングと、フィ
ルムバブルのフロストラインの近傍に設けられ、かつフ
ィルムバブルの幅方向の一部のみを局部的に冷却する局
部冷却装置と、偏平に折りたたんだフィルムを巻取るロ
ールとを備え、前記局部冷却装置は、内部に多数のスリ
ットを切設した上下方向の仕切板を有し、かつ横断面積
を、上方へ行く従って徐々に小とし、かつ内側面が開口
するノズルケースを備え、このノズルケースの下部に、
冷却空気の吹出部を接続するとともに、ノズルケースの
内側面の開口部の両側に、フィルムバブルの外面に近接
する1対の冷却空気の拡散防止用の遮板を設け、さらに
前記スリットの内側方において、前記仕切板に、上下に
回動しうる風向調整用の多数のフィンを設けたことを特
徴としている。
【0009】
【実施例】以下、本考案による厚肉部を有するプラスチ
ックフィルムの製造装置の第1実施例を、図1ないし図
4を参照しながら説明する。
ックフィルムの製造装置の第1実施例を、図1ないし図
4を参照しながら説明する。
【0010】インフレーション法によりフィルムを製造
するためのダイ(1)の下面は、押出機(2)に接続され、
押出機(2)より供給される溶融した熱可塑性合成樹脂、
例えばポリエチレン、ポリプロピレンは、ダイ(1)の上
面に設けた環状のリップ(1a)から押出されて、円筒状の
フィルムバブル(3)が形成される。
するためのダイ(1)の下面は、押出機(2)に接続され、
押出機(2)より供給される溶融した熱可塑性合成樹脂、
例えばポリエチレン、ポリプロピレンは、ダイ(1)の上
面に設けた環状のリップ(1a)から押出されて、円筒状の
フィルムバブル(3)が形成される。
【0011】フィルムバブル(3)の外面及び内面は、そ
れぞれ、ダイ(1)の上面に設けた環状のスリット(4)を
有するエヤリング(5)から吹出す冷却用空気(a)、及び
中心部の冷却筒(6)から吹出す冷却用空気(b)によって
冷却され、かつ上端が、例えばピンチロール(図示略)に
より引張られることにより、軸方向に引張られるととも
に、内側の冷却用空気(b)による内圧により、径方向に
延伸される。このようなインフレーションフィルムの製
造装置は、一般的なもので、よく知られているので、詳
細な説明は省略する。
れぞれ、ダイ(1)の上面に設けた環状のスリット(4)を
有するエヤリング(5)から吹出す冷却用空気(a)、及び
中心部の冷却筒(6)から吹出す冷却用空気(b)によって
冷却され、かつ上端が、例えばピンチロール(図示略)に
より引張られることにより、軸方向に引張られるととも
に、内側の冷却用空気(b)による内圧により、径方向に
延伸される。このようなインフレーションフィルムの製
造装置は、一般的なもので、よく知られているので、詳
細な説明は省略する。
【0012】前記ダイ(1)の上面には、水平のリング状
の取付板(7)の内側縁部が止着され、取付け板(7)の外
周部上面には、前記フィルムバブル(3)のフロストライ
ン(c)の近傍を局部的に冷却する局部冷却装置(8)が取
付けられている。
の取付板(7)の内側縁部が止着され、取付け板(7)の外
周部上面には、前記フィルムバブル(3)のフロストライ
ン(c)の近傍を局部的に冷却する局部冷却装置(8)が取
付けられている。
【0013】次に、この局部冷却装置(8)について説明
する。取付板(7)の外周部適所よりに立設したコラム(1
0)に、支平をなす支持杆(9)の中間部に設けた軸受具(9
a)が、昇降自在かつ垂直軸回りに回動自在に嵌挿されて
いる。
する。取付板(7)の外周部適所よりに立設したコラム(1
0)に、支平をなす支持杆(9)の中間部に設けた軸受具(9
a)が、昇降自在かつ垂直軸回りに回動自在に嵌挿されて
いる。
【0014】支持杆(9)の内端には、前後方向を向く水
平軸(11)が突設され、水平軸(11)には、アーム(12)の外
端が枢着されている。アーム(12)の内端には、冷却空気
を吹出す縦長のノズル装置(13)のノズルケース(15)が固
着されている。
平軸(11)が突設され、水平軸(11)には、アーム(12)の外
端が枢着されている。アーム(12)の内端には、冷却空気
を吹出す縦長のノズル装置(13)のノズルケース(15)が固
着されている。
【0015】ノズルケース(15)は、内端面が開口する正
面視高寸台形状の部屋(14)を備える中空箱状のもので、
部屋(14)内を内外に仕切り、かつ水平方向の多数の平行
スリット(16)が切設された上下方向の仕切板(17)と、各
スリット(16)の内方上下において、仕切板(17)付近に設
けた水平方向の多数のフィン(18)とを備えている。
面視高寸台形状の部屋(14)を備える中空箱状のもので、
部屋(14)内を内外に仕切り、かつ水平方向の多数の平行
スリット(16)が切設された上下方向の仕切板(17)と、各
スリット(16)の内方上下において、仕切板(17)付近に設
けた水平方向の多数のフィン(18)とを備えている。
【0016】各フィン(18)は、仕切板(17)の内方に近接
して設けた前後方向の軸(22)のまわりに、上下回動可能
となっている(後述)。
して設けた前後方向の軸(22)のまわりに、上下回動可能
となっている(後述)。
【0017】基端部(19a)が、冷却用空気供給源(20)に
接続されたダクト(19)の吹出部(19b)は、前記ノズルケ
ース(15)の部屋(14)内に開口している。
接続されたダクト(19)の吹出部(19b)は、前記ノズルケ
ース(15)の部屋(14)内に開口している。
【0018】前記フィン(18)の外端は、図2に示すよう
に、ノズルケース(15)の開口部(15a)の前後端に設けた
内向フランジ(15b)(15b)を貫通し、かつ前後端部に内向
ピン(21)(21)を備える軸(22)の中間部に固着されてい
る。したがって、ピン(21)を上下操作することにより、
フィン(18)の回動角度を変えて、フィルムバブル(3)の
外面に吹付けられる冷却用空気(d)の方向を調整するこ
とができる。
に、ノズルケース(15)の開口部(15a)の前後端に設けた
内向フランジ(15b)(15b)を貫通し、かつ前後端部に内向
ピン(21)(21)を備える軸(22)の中間部に固着されてい
る。したがって、ピン(21)を上下操作することにより、
フィン(18)の回動角度を変えて、フィルムバブル(3)の
外面に吹付けられる冷却用空気(d)の方向を調整するこ
とができる。
【0019】平面形が内向コ形をなす前後1対の溝材(2
3)(23)の外端は、前記内向フランジ(15b)の内端に、垂
直の蝶番(25)をもって枢着され、溝材(23)の内側には、
ゴム板からなる遮板(24)の外端部が挟着されている。
3)(23)の外端は、前記内向フランジ(15b)の内端に、垂
直の蝶番(25)をもって枢着され、溝材(23)の内側には、
ゴム板からなる遮板(24)の外端部が挟着されている。
【0020】ノズルケース(15)の内面の開口部(15a)よ
り前後方向にそれぞれ突出する突片(15c)(15c)には、内
外方向を向く螺杆(26)の中間部が螺合されている。各螺
杆(26)の内端に固着された上下方向のピン(27)は、前記
前後の溝材(23)(23)から、それぞれ前後方向を向けて突
設されたアーム(28)(28)における前後方向の長孔(28a)
に、摺動自在に嵌合されている。したがって、螺杆(26)
を、内外方向に移動させることにより、図2に想像線で
示すように、遮板(24)を垂直軸回りに回動させて、ノズ
ルケース(15)の内面から吹出される冷却用空気の吹出し
幅を広げたり、狭めたりしうるとともに、ノズル装置(1
3)とフィルムバブル(3)との間隙からの空気の洩れを、
極力防止しうる。
り前後方向にそれぞれ突出する突片(15c)(15c)には、内
外方向を向く螺杆(26)の中間部が螺合されている。各螺
杆(26)の内端に固着された上下方向のピン(27)は、前記
前後の溝材(23)(23)から、それぞれ前後方向を向けて突
設されたアーム(28)(28)における前後方向の長孔(28a)
に、摺動自在に嵌合されている。したがって、螺杆(26)
を、内外方向に移動させることにより、図2に想像線で
示すように、遮板(24)を垂直軸回りに回動させて、ノズ
ルケース(15)の内面から吹出される冷却用空気の吹出し
幅を広げたり、狭めたりしうるとともに、ノズル装置(1
3)とフィルムバブル(3)との間隙からの空気の洩れを、
極力防止しうる。
【0021】図1に示すように、溶融したプラスチック
を、押出機(2)でダイ(1)のリップ(1a)から押出し、エ
ヤリング(5)及び冷却筒(6)からの冷却用空気で冷却す
る。
を、押出機(2)でダイ(1)のリップ(1a)から押出し、エ
ヤリング(5)及び冷却筒(6)からの冷却用空気で冷却す
る。
【0022】これと同時に、図2に示すように、フィル
ムバブル(3)の外周面における前記遮板(24)(24)で挾ま
れている軸方向に長い局部冷却領域(e)に、各フィン(1
8)で案内された局部冷却用の空気を吹付ける。すると、
フロストライン近傍のフィルムバブル(3)の局部冷却領
域(e)以外の部分に比べて、局部冷却領域(e)を通過す
る溶隔プラスチックの固体化、すなわち結晶化は早く進
行する。
ムバブル(3)の外周面における前記遮板(24)(24)で挾ま
れている軸方向に長い局部冷却領域(e)に、各フィン(1
8)で案内された局部冷却用の空気を吹付ける。すると、
フロストライン近傍のフィルムバブル(3)の局部冷却領
域(e)以外の部分に比べて、局部冷却領域(e)を通過す
る溶隔プラスチックの固体化、すなわち結晶化は早く進
行する。
【0023】その結果、フィルムバブル(3)の未固化状
態の部分は延伸されるが、厚肉部には、軸方向及び径方
向の延伸作用は、ほとんど及ばない。すなわち、図3に
示すように、局部冷却領域(e)と対向する軸方向の外周
部が、他と比べて厚肉となった偏肉部(3a)を有するフィ
ルム(29)が製造される。
態の部分は延伸されるが、厚肉部には、軸方向及び径方
向の延伸作用は、ほとんど及ばない。すなわち、図3に
示すように、局部冷却領域(e)と対向する軸方向の外周
部が、他と比べて厚肉となった偏肉部(3a)を有するフィ
ルム(29)が製造される。
【0024】1対の局部冷却装置(8)(8)を、フィルム
バブル(3)の両側に対向して設置することにより、図4
に示すように、径方向に対向する偏肉部(3a)(3b)を有す
るフィルム(30)を製造することもできる。
バブル(3)の両側に対向して設置することにより、図4
に示すように、径方向に対向する偏肉部(3a)(3b)を有す
るフィルム(30)を製造することもできる。
【0025】次に、図5ないし図9に基いて、本考案を
Tダイ法に適用した第2実施例について説明する。押出
機(31)は、フラットフィルムを製造するためのTダイ(3
2)を備え、Tダイ(32)の下面中央リップ(33)から、薄板
状のフィルム(34)が押し出される。
Tダイ法に適用した第2実施例について説明する。押出
機(31)は、フラットフィルムを製造するためのTダイ(3
2)を備え、Tダイ(32)の下面中央リップ(33)から、薄板
状のフィルム(34)が押し出される。
【0026】リップ(33)の下方に、フィルム(34)を挾ん
で互いに内端を開口した左右1対の箱状上部冷却装置(3
5)(35)と、後で詳述する局部冷却用の左右1対の下部冷
却装置(36)(36)が、上下に設けられている。左右1組の
引張りロール(37)(37)により、垂下するフィルム(34)の
下端部を、下方に引張るようになっている。
で互いに内端を開口した左右1対の箱状上部冷却装置(3
5)(35)と、後で詳述する局部冷却用の左右1対の下部冷
却装置(36)(36)が、上下に設けられている。左右1組の
引張りロール(37)(37)により、垂下するフィルム(34)の
下端部を、下方に引張るようになっている。
【0027】第1実施例と同様に、上部冷却装置(35)
は、フィルム(34)を、全幅にわたって両側から冷却し、
下部冷却装置(36)は、フィルム(34)の中央部領域のみ
を、両側から局部的に冷却することにより、図6に示す
ように、中央に上下に突出する厚肉部(38a)を有するフ
ィルム(38)が製造される。
は、フィルム(34)を、全幅にわたって両側から冷却し、
下部冷却装置(36)は、フィルム(34)の中央部領域のみ
を、両側から局部的に冷却することにより、図6に示す
ように、中央に上下に突出する厚肉部(38a)を有するフ
ィルム(38)が製造される。
【0028】局部用の下部冷却装置(36)におけるノズル
装置(39)は、図7ないし図9に示すように、断面逆台形
の中空箱状のノズルケース(39a)を備え、その内側板(39
b)の上下端部寄りには、それぞれ水平のスリット(40)が
切設され、かつ中央部には、網板(41)を張った開口部が
設けられている。
装置(39)は、図7ないし図9に示すように、断面逆台形
の中空箱状のノズルケース(39a)を備え、その内側板(39
b)の上下端部寄りには、それぞれ水平のスリット(40)が
切設され、かつ中央部には、網板(41)を張った開口部が
設けられている。
【0029】ノズルケース(39a)の外側板(39c)には、内
端が若干下方を向く多数の傾斜板(42)が固着され、ダク
ト(43)を介してノズルケース(39a)に流入する冷却用空
気の吹出角度を定めている。
端が若干下方を向く多数の傾斜板(42)が固着され、ダク
ト(43)を介してノズルケース(39a)に流入する冷却用空
気の吹出角度を定めている。
【0030】図9に示すように、ノズルケース(39a)の
前板(39d)及び後板(39e)には、ゴム板からなる上下方向
の遮板(44)が内向きに突設されている。
前板(39d)及び後板(39e)には、ゴム板からなる上下方向
の遮板(44)が内向きに突設されている。
【0031】ノズル装置(39)は、水平軸回りの角度を可
変に支持する支持装置(45)をもって、上下移動可能に支
持されているが、これは、前述した第1実施例ですでに
説明したものと同じであるから、説明は省略する。
変に支持する支持装置(45)をもって、上下移動可能に支
持されているが、これは、前述した第1実施例ですでに
説明したものと同じであるから、説明は省略する。
【0032】
【考案の効果】(a) 未固化状態のフィルムのフロスト
ラインの近傍を局部的に冷却し、固化を早めて、厚肉部
を形成させるため、フィルムの厚肉部からなだらかに薄
肉化され、強度が増す。
ラインの近傍を局部的に冷却し、固化を早めて、厚肉部
を形成させるため、フィルムの厚肉部からなだらかに薄
肉化され、強度が増す。
【0033】(b) 従来のような2次加工や、厚肉補強
シート張り等が不必要となり、2枚取りができるため、
加工のコスト、印刷や製袋のコストも低減する。
シート張り等が不必要となり、2枚取りができるため、
加工のコスト、印刷や製袋のコストも低減する。
【0034】(c) リップ幅の均一なダイが使用でき、
かつフィルムに局部冷却装置を接離させたり、あるいは
冷却空気量を調節することにより、厚肉部の厚さを自由
に定めることができる。
かつフィルムに局部冷却装置を接離させたり、あるいは
冷却空気量を調節することにより、厚肉部の厚さを自由
に定めることができる。
【0035】(d) 生産稼動中に、厚肉部分の幅、厚さ
その他の寸法を、簡単に変化させることができる。
その他の寸法を、簡単に変化させることができる。
【0036】(e) 従来のインフレーション法にあるい
はTダイ法によるプラスチックフィルム製造装置を大幅
に改造することなく、局部冷却装置のみを追加するだけ
で実施することができる。
はTダイ法によるプラスチックフィルム製造装置を大幅
に改造することなく、局部冷却装置のみを追加するだけ
で実施することができる。
【0037】(f) 構造も簡単であり、安価に製作でき
る。
る。
【図1】本発明によるフィルム製造装置の第1実施例
を、一部を省略し、かつ一部を切欠して示す概略正面図
である。
を、一部を省略し、かつ一部を切欠して示す概略正面図
である。
【図2】図1のII−II線における拡大横断面図である。
【図3】本考案のフィルムの一実施例を示す横断面図で
ある。
ある。
【図4】図3と異なる変形例を示すフィルムの横断面図
である。
である。
【図5】本考案によるフィルム製造装置の第2実施例を
概略的に示す正面図である。
概略的に示す正面図である。
【図6】Tダイにより製造されたフィルムの横断面図で
ある。
ある。
【図7】図6の局部冷却装置のみの側面図である。
【図8】同じく縦断正面図である。
【図9】第7図のIX−IX線における横断面図である。
【図10】従来の厚肉部を有するシートの製造工程を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図11】握り孔を有するプラスチックバッグの斜視図
である。
である。
【図12】幅広部を有するリップを備えたインフレーシ
ョンダイの平面図である。
ョンダイの平面図である。
【図13】厚肉部を有するフィルムの一部切欠斜視図で
ある。
ある。
【図14】フィルム両側部をくの字形に折り畳む工程を
示すフィルムの一部切欠斜視図である。
示すフィルムの一部切欠斜視図である。
【図15】シート状のフィルムよりプラスチックのバッ
グを製造する工程を説明するためのフィルムの一部切欠
斜視図である。
グを製造する工程を説明するためのフィルムの一部切欠
斜視図である。
(1)ダイ (1a)リップ (2)押出機 (3)フィルムバブル (4)スリット (5)エヤリング (6)冷却筒 (7)取付板 (8)局部冷却装置 (9)支持杆 (10)コラム (11)水平軸 (12)アーム (13)ノズル装置 (14)部屋 (15)ノズルケース (15a)開口部 (15b)内向フランジ (16)スリット (17)仕切板 (18)フィン (19)ダクト(19b)吹出部 (20)冷却用空気供給源 (21)前向ピン (22)軸 (24)遮板 (25)蝶番 (26)螺杆 (28)アーム (29)(30)フィルム (31)押出機 (32)Tダイ (33)リップ (34)フィルム (35)上部冷却装置 (36)下部冷却装置 (37)引張りロール (38)フィルム (39)ノズル装置 (39a)ノズルケース (39b)内側板 (39c)外側板 (40)スリット (41)網板 (42)傾斜板 (43)ダクト (44)遮板 (45)支持装置
Claims (1)
- 【請求項1】 押出機(2)に連結されたダイ(1)と、ダ
イ(1)から吐出するフィルムバブル(3)の幅方向の全域
を冷却するべく、前記ダイ(1)に近接して設けられたエ
アリング(5)と、フィルムバブル(3)のフロストライン
の近傍に設けられ、かつフィルムバブル(3)の幅方向の
一部のみを局部的に冷却する局部冷却装置(8)と、偏平
に折りたたんだフィルム(34)を巻取るロール(37)(37)と
を備え、前記局部冷却装置(8)は、内部に多数のスリッ
ト(16)を切設した上下方向の仕切板(17)を有し、かつ横
断面積を、上方へ行くに従って徐々に小とし、かつ内側
面が開口するノズルケース(15)を備え、このノズルケー
ス(15)の下部に、冷却空気の吹出部(19b)を接続すると
ともに、ノズルケース(15)の内側面の開口部の両側に、
フィルムバブル(3)の外面に近接する1対の冷却空気の
拡散防止用の遮板(24)(24)を設け、さらに前記スリット
の内側方において、前記仕切板(17)に、上下に回動しう
る風向調整用の多数のフィン(18)を設けたことを特徴と
する厚肉部を有するプラスチックフィルムの製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993011690U JPH0711959Y2 (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | 厚肉部を有するプラスチックフィルムの製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993011690U JPH0711959Y2 (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | 厚肉部を有するプラスチックフィルムの製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0570928U JPH0570928U (ja) | 1993-09-24 |
| JPH0711959Y2 true JPH0711959Y2 (ja) | 1995-03-22 |
Family
ID=11785031
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993011690U Expired - Lifetime JPH0711959Y2 (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | 厚肉部を有するプラスチックフィルムの製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0711959Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5034665A (ja) * | 1973-07-31 | 1975-04-03 | ||
| JPS59146817A (ja) * | 1983-02-10 | 1984-08-22 | Tomy Kikai Kogyo Kk | インフレ−シヨンフイルム成形用エアリング |
-
1993
- 1993-02-23 JP JP1993011690U patent/JPH0711959Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0570928U (ja) | 1993-09-24 |
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