JPH07120024B2 - カラー拡散転写用写真要素 - Google Patents

カラー拡散転写用写真要素

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JPH07120024B2
JPH07120024B2 JP2180968A JP18096890A JPH07120024B2 JP H07120024 B2 JPH07120024 B2 JP H07120024B2 JP 2180968 A JP2180968 A JP 2180968A JP 18096890 A JP18096890 A JP 18096890A JP H07120024 B2 JPH07120024 B2 JP H07120024B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、カラー拡散転写法に関する、更に詳しくは、
カラー拡散転写法用処理液及びこの処理液と組み合った
写真要素に関するものである。
ハロゲン化銀の現像により生じる現像主薬の酸化体との
レドックス反応の結果として、拡散性色素を放出しうる
色素放出レドックス化合物(以下「DRR化合物」とい
う)を用いたカラー拡散転写用写真要素において、ハロ
ゲン化銀現像主薬をアルカリ性処理組成物中に添加する
ことが知られている。ハロゲン化銀現像主薬としては、
3−ピラゾリジノン類、アミノフェノール類、フェニレ
ンジアミン類、レダクトン類などがある。その中でステ
インが少ない(Dmin汚染が少ない)、酸化体と色素放出
レドックス化合物との反応効率が高い等の点で、最も有
用なハロゲン化合物現像主薬は、3−ピラゾリジノン類
である。しかしながら、3−ピラゾリジノン類をハロゲ
ン化銀現像主薬として含有するアルカリ性処理組成物
は、経時(処理液が調製され、この処理液を含むインス
タント写真用フィルムとして店頭に置かれ、更に購入者
がこれを使用して撮影するまでにはかなりの日数が経る
のが普通である。)と共に性能が変化し写真性に悪影響
を及ぼす(経時と共に特性曲線の足部が硬調化する)と
いう問題点がある。処理液の性能変化に対し、現像時、
処理液に近いハロゲン化銀乳剤層程影響を受け易く、従
って特に多色のカラー拡散転写写真の場合には、経時と
共に各々のバランスがくずれ、画質が低下するという問
題点があった。
従って、本発明の目的は、現像液の経時変化(特に階調
の変化)が大幅に抑制、もしくは、解消された現像液を
使用するカラー拡散転写用写真要素を提供することにあ
る。
上記の目的は、露光後、ハロゲン化銀現像主薬の存在下
にアルカリ性処理液で処理する結果として拡散性色素ま
たは、その前駆体を放出する非拡散性レドックス化合物
(この拡散性色素は受像層に拡散して、そこで転写画像
を形成する)と組合わされたハロゲン化銀乳剤層を支持
体上に少なくとも一層有し、更に a)前記のアルカリ性処理液は3−ピラゾリジノン系現
像薬を含み且つ b)この(a)の処理液は圧力により破裂可能な容器
(ポッド)に収納されており、また c)この(b)の容器は該容器から放出された処理液が
写真層中を拡散するに適した位置で写真要素中(但し、
ハロゲン化銀乳剤層への露光に妨げとならない位置)に
組込まれているカラー拡散転写用写真要素に於て、この
(a)の処理液をその使用前に実質上酸素の遮断された
条件下で予め、下記の式で表わされる日数T以上加熱処
理する事 によって効果的に達成できた。
上記の式中、Xで表わされる加熱する際の最高温度と
は、加熱処理の過程で適用される55分以上保持した最高
温度を意味し、例えば加熱処理での或る期間は30℃程度
で加熱し、その後加熱処理終了まで55分以上保持した40
℃で加熱した場合(或いは適用する温度の順序を逆にし
た場合)、40℃が最高温度を意味する。
加熱処理に当っては、最高温度約50℃以上で1日〜20日
間加熱するのが好ましく、特に約60℃で3日間加熱する
のが最も好ましい。
また、加熱処理に当っては実質上酸素を遮断して行うの
が肝心てあるので、この目的に適した好ましい一実施態
様としては、処理液収納容器(圧力により破裂可能な容
器)に処理液を充填してこれを密封した後、加熱する方
法を挙げる事ができる。
現像薬として使用する3−ピラゾリジノン類のうち、好
ましいものは1−アリール−4−置換−3−ピラゾリジ
ノン類(前記のアリール基は置換アリール基も含む)で
あり、特に好ましいものは 下記の一般式(II)で表わされる。
但しR1およびR2は、それぞれ独立に水素原子、低級アル
キル基(好ましくはメチル基)、又はヒドロキシ基置換
低級アルキル基(好ましくはヒドロキシメチル基)を表
わし、R3、R4およびR5は、それぞれ独立に水素原子、水
酸基、アルキル基、アルコキシ基、アリーロキシ基、ス
ルフォンアミド基、又は芳香族基を表わす。また、R3
R4,R5で表わされるこれらの基(水素原子と水酸基は除
く)はそれぞれの置換体も含む意味で用いられている。
R3とR5がともに水素原子でR4がメチル基である場合が好
ましい。
本発明において、有用な3−ピラゾリジノン類の例は、
上記の一般式において次の定義をもつ化合物である。
本発明のメカニズムは明らかではないが、種々の研究の
結果、以下の事実が明確となった。
1)酸素が存在しない場合、室温では、数年に渡って徐
々に3−ピラゾリジノン類含有処理液の性能が変化する
が、最終的には実質上完全に変化が止まる。2)この性
能変化は温度依存性が大きく高温で著しく変化が速くな
り、室温での場合と同様に最終的に実質上変化しなくな
る。その変化の依存性は、通常の反応(10℃変化に対し
て2倍)に比較し、著しく大きい(10℃変化に対して5
倍以上)。従来より3−ピラゾリジノン類を含有するア
ルカリ性現像液の劣化についての研究が報告されてい
る。
しかしながら、いずれの報告も3−ピラゾリジノン類
は、アルカリ溶液中で最終的には、完全に分解してしま
うというものである。例えばL.F.A.Mason等の報文〔J.P
hot.Sci.14,35(1966)〕によると、 のように、加水分解後、完全に分解してしまうことが示
唆されている。
また、Lee(W.E.Lee.Phot.Sci.Eng. 120(1964))
は、酸素を断った系での3−ピラゾリジノン類の加水分
解を調べ、次のように、最終的にバラバラに分解される
ことを報告している。
従って、3−ピラゾリジノン類のアルカリ溶液を、酸素
を断った系で、ある温度で、一定期間置けば、性能変化
のない現像液が得られるという知見は、これまで全く知
られておらず、むしろ従来知見とは異なる全く予測でき
なかったおどろくべき事実であった。
本発明は上記1),2)の現象を発見し、応用した事に基
づいている。
本発明で使用される3−ピラゾリジノン類の使用量は特
に限定されないが、一般的には約1g/l以上(上限は化合
物が溶解する限度内)で使用される。好ましくは5〜20
g/lである。
本発明において使用されるアルカリ処理液におけるアル
カリ性供与物質としては、主としてアルカリ金属やその
他の金属酸化物たとえば、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、水酸化ルビジウム、水酸化セシウムなどが用い
られる。
更には炭酸ナトリウムあるいは、ジエチルアミンの如き
アミン類を用いることができる。アルカリ性処理液はこ
れらのアルカリ性供与物質を含有させて11を上廻るpHと
なるようにすることが好ましい。
本発明に使用されるアルカリ性処理液には、次に示す如
き増粘剤を含有させることが好ましい。増粘剤として
は、たとえば、ヒドロキシエチルセルロース又は、カル
ボキシメチルセルロースのアルカリ金属塩(例えばナト
リウムカルボキシメチルセルロース)のような、アルカ
リ性の溶液に対して不活性なエーテル等を含有させる。
含有量は、増粘剤の種類、重合度等に依存するが、通
常、処理液の1〜10重量%の濃度が有利である。粘度
は、約100〜250,000cpsの粘度を達成することが好まし
い。従って、上記の増粘剤の他にResearch Disclosure
誌No.15162(1976年11月発行)に記載の如き、グアー・
ゴム類(guar gums)の如きポリサッカライド・ゴム類
(polysaccharide gums)や、キサンタン類(Xanthane
s)、アルギン類(Algins)を増粘剤として用いること
もできる。
本発明に使用されるアルカリ性処理液には、次に示す如
き不透明化剤を含有せしめることができる。例えばカー
ボンブラック、二酸化チタン、その他の光吸収性染料た
とえば、pHによって色が変化する指示薬色素など。
更に本発明の写真要素には、次の如き、種々の化合物を
夫々の目的に応じて含有させることができるが、これを
アルカリ性処理液に添加することが好ましい。
本発明の写真要素は、転写画像濃度を増大させるために
次のような添加剤を含有することができる。たとえば米
国特許3,846,129号に知られている如きベンジルアルコ
ール、p−キシレン−α,α′−ジオールなどの芳香族
アルコール。
更には、米国特許4,030,920号に知られている脂肪族又
は、脂環式のグリコールかもしくは飽和脂肪族又は、脂
環式のアミノアルコールたとえば1,4−シクロヘキサン
ジメタノール、1,6−ヘキサンジオール、3−アミノ−
1−プロパノール、2−アミノ−1−プロパノール、5
−アミノ−1−ペンタノール、6−アミノ−1−ヘキサ
ノール、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノールな
ど。
本発明の写真要素は実質的に現像が終了して後に発生す
るブツ故障(pimple−like deformations)を防止する
ために米国特許3,942,987号で知られている次のような
化合物を含有することができる。たとえば、アルカリ金
属弗化物又は蓚酸塩、バリウム塩など。
本発明の写真要素には更に米国特許2,497,917号で知ら
れている如き化合物を含ませてもよい。たとえば5−メ
チルベンゾトリアゾール、5,6−ジクロロベンゾトリア
ゾール、6−ニトロベンツイミダゾール、ヒスチジンな
ど。
本発明に用いるアルカリ性処理液は、カーボンブラック
や二酸化チタンの如き顔料を均一に分散させる場合が多
い。この場合には、従来から知られている分散助剤や界
面活性剤を用いることができる。たとえば、ポリアクリ
ル酸、ナフタレンスルホン酸、ナフタレンスルホン酸と
ホルマリンの重合物、ポリスチレンスルホン酸といった
化合物のアルカリ金属塩など。また特に有用なカーボン
分散物は、特願昭56−150228号及び同57−200862号に記
載の化合物及び方法にて調製したものである。
アルカリ処理液中の種々の不純物を、ハロゲン化銀乳剤
に対して実質的に無害なものとするために次の如き化合
物を含ませても良い。即ち、金属塩たとえば、硝酸銀、
酸化銀、酸化鉛、酸化スズ、酸化カドミウム、硝酸亜
鉛、酸化水銀などがある。
本発明に使用される感光性ハロゲン化銀乳剤は塩化銀、
臭化銀、塩臭化銀、沃臭化銀、塩沃臭化銀もしくはこれ
らの混合物の親水性コロイド状分散物であって、ハロゲ
ン組成は感光材料の使用目的と処理条件に応じて選択さ
れるが、沃化物含量が10mole%以下、塩化物含量が30mo
le%以下の臭化銀、沃臭化銀又は塩沃臭化銀が特に好ま
しい。
本発明には表面潜像を形成するネガ型乳剤でも、直接反
転型乳剤でも使用できる。後者の乳剤としては、内部潜
像型乳剤や予めカブらせた直接反転型乳剤がある。
本発明には内部潜像型直接反転ハロゲン化銀乳剤が有利
に使用でき、この型の乳剤としては例えば米国特許2,59
2,250号、同3,206,313号、同3、447,927号、同3,761,2
76号、及び同3,935,014号等に記載があるコンバージョ
ン型乳剤、コア/シェル型乳剤、異種金属を内蔵させた
乳剤等を挙げることができる。
この型の乳剤の造核剤としては、米国特許2,588,982
号、同2,563,785号に記載されたヒドラジン類;同3,22
7,552号に記載されたヒドラジン類とヒドラゾン類;英
国特許1,283,835号、特公昭49−38164号、米国特許4,11
5,122号、同3,734,738号、同3,719,494号、同3,615,615
号に記載された四級塩化合物;米国特許3,718,470号に
記載された、かぶらせ作用のある(nucleating)置換基
を色素分子中に有する増感色素;米国特許4,030,925
号、同4,031,127号、同4,245,037号、同4,255,511号、
同4,266,013号、同4,276,364号などに記載されたチオ尿
素連結型アシルヒドラジン系化合物が代表的なものであ
る。
本発明で好ましく使用されるDRR化合物は、アルカリ性
処理条件下で、不動性であり、一般に次式で表わすこと
ができる。
(Ballast)−(Link)Dye) (III) 式中(Ballast)は本化合物をアルカリ性処理条件で不
動化するためのバラスト基であり、(Dye)は少くとも
アルカリ性処理条件下で感光要素中を移動しうる色素基
またはその前駆体であり、(Link)は現像に伴う酸化に
より切断を受けるか、あるいは逆に切断が抑制されるよ
うな性質を有するレドックス開裂基を表わす。
本発明で使用するのに特に好ましいDRR化合物として
は、ネガ型のDRR−化合物であり、その具体例は特開昭4
8−33826号、同54−54021号、同51−113624号および同5
6−71072号などに記されている。ハロゲン化銀の現像に
対応して、アルカリ性条件下で拡散性色素を放出する
(Ballast)−(Link)−の具体例としては、下記の基
がある。
その他のDRR化合物としては、特開昭53−110828号、同5
3−110827号、同49−111628号、同52−4819号、同51−6
3618号、同54−130927号、同56−164342号などに記載の
ポジ型のレドックス母核を有する化合物を挙げることが
できる。この中でも特に好ましくは、一般式(IV)で表
わされるレドックスキャリアー部分を有する化合物であ
る。
一般式(IV) DRR化合物から放出される色素は、既成色素であるか、
あるいはまた写真処理工程あるいは追加処理段階におい
て色素に変換しうる色素前駆体であってもよく、最終画
像色素は金属キレート化されていてもいなくてもよい。
代表的な色素としては、アゾ色素、アゾメチン色素、ア
ントラキノン色素、フタロシアニン色素の金属キレート
化された、あるいは金属キレート化されていない色素を
挙げることができる。この中でもアゾ系のシアン、マゼ
ンタおよびイエローの色素が特に有用である。
イエローDRR化合物の具体例は、特公昭49−2618号、米
国特許3,309,199号、特公昭57−12140号、特開昭51−11
4930号、同54−111344号、同56−16130号、同56−71072
号、同54−79031号、同53−64036号および同54−23527
号、米国特許4,148,641と同4,148,643;Research Disclo
sure 17630(1978)号、同16475(1977)号に記されて
いる。
また同じくマゼンタDRR化合物の具体例は、米国特許3,4
53,107号、特公昭46−43950号および特開昭52−106,727
号、米国特許3,932,380号、同3,931,144号、同3,932,30
8号、特開昭50−115528号、同52−106727号、同53−236
28号、同54−65034号、同55−36804号、同54−161332
号、同55−4028号、同56−73057号、同56−71060号、同
55−134号、同53−35533号、米国特許4,207,104号、同
4,287,292号、同4,357,410号、同4,357,412号に記され
ている。
さらに同じくシアンDRR化合物の具体例は、特公昭48−3
2130号、特開昭52−8827号、同49−126331号、同51−10
9928号、同54−99431号、同53−149328号、同52−8827
号、同53−47823号、同53−143323号、同54−99431号、
同56−71061号、同53−64035号、同54−121125号、米国
特許4,142,891号、同4,195,994号、同4,147,544号、同
4,148,642号、ヨーロッパ特許53,037号、同53,040号;Re
search Disclosure 17,630(1978)号、同16,475(197
5)号及び同16,475(1977)号に記載されている。
また色素前駆体の一種として、感光要素中では一時的に
光吸収をシフトさせてある色素部分を有するDRR化合物
も本特許に使用することができ、その具体例は特開昭55
−53,330号、同55−53329号、米国特許3,336,287号、同
3,579,334号、同3,982,946号、英国特許1,467,317号に
記載されている。
DRR化合物の塗布量は、1×10-4〜1×10-2mole/m2、好
ましくは、2×10-4〜2×10-3mole/m2である。
減色法による天然色の再現には、ある波長範囲に選択的
分光感度をもつ乳剤と同波長範囲に選択的な分光吸収を
もつDRR化合物との組合せの少くとも二つからなる感光
材料が使用される。
特に青感性ハロゲン化銀乳剤と黄色DRR化合物との組合
せ、緑感性乳剤とマゼンタDRR化合物との組合せ並びに
赤感性乳剤とシアンDRR化合物との組合せからなる感光
要素は有用である。これら乳剤とDRR化合物との組合せ
単位は感光材料中で面対面の関係で層状に重ねて塗布さ
れてもよいし、或いは各粒子状(DRR化合物とハロゲン
化銀粒子が同一粒子中に存在する)に形成されて混合し
て一層として塗布されてもよい。本発明の写真要素に使
用しうる受像要素(少くとも媒染層を含む)、中和層や
中和速度調節層(タイミング層)、反射層、遮光層やカ
バーシート等については、例えば特開昭53−149328号に
記載のものが適用できる。
媒染層に用いられるポリマー媒染剤としては、二級およ
び三級アミノ基を含むポリマー、含窒素複素環部分をも
つポリマー、これらの4級カチオン基を含むポリマーな
どで、分子量が5,000以上のもの特に好ましくは10,000
以上のものである。
本発明に用いる圧力により破裂可能な容器は、米国特許
2,543,181号、同2,643,886号、同2,653,732号、同2,72
3,051号、同3,056,491号、同3,056,492号、同3,152,515
号等に記載されているようなものを使用することが好ま
しい。
本発明の写真要素が写真フィルム・ユニットの形態であ
る場合、即ち、イメージ.ワイズに露光した後、一対の
並置された押圧部材の間にそのフィルムユニットを通過
せしめることにより写真処理を行ない得るように構成さ
れているフィルムユニットである場合は、例えば下記の
諸要素: 1)少くとも一つの支持体、 2)前述のような感光要素、 3)前述のような受像要素((2)と(3)の間に剥離
層が配置されていてもよい)及び 4)前述のような処理要素を含む。
重ね合わせて一体化したタイプであって、本発明を適用
するに当って最も推奨すべき実施態様は、ベルギー特許
757,959号に開示されている。この態様によれば、透明
な支持体の上に、受像層、実質的に光を遮光する光反射
層(たとえばTiO2層とカーボンブラック層の組合せ)、
そして前記した単数又は複数の感光層(感光要素)が順
次塗設されており、これにさらに透明なカバーシートが
面対面に重ねられている。遮光のための不透明化剤(た
とえばカーボンブラック)を含むアルカリ性処理液を収
容する圧力により破裂可能な容器は、上記感光層の最上
層(保護層)と透明なカバーシートに隣接して配置され
る。(このようなフィルムユニットを、透明なカバーシ
ートを介して露光し、カメラから取り出す際に押圧部材
によって容器を破裂させ、処理組成物(不透明化剤を含
む)を感光層とカバーシートとの間に一面にわたって展
開する。これにより、感光層はサンドイッチの形で遮光
され、明所で現像が進行する。
この実施態様のフィルムユニットには、中和機構を組込
む事が推奨される。
なかでも、カバーシートに中和層を設ける(所望により
更にタイミング層を処理液が展開される側に設ける)事
が好ましい。
また、本発明の写真要素を使用することができる別の有
用な積層一体化形態は、米国特許3,415,644号、同3,41
5,645号、同3,415,646号、同3,647,487号、及び同3,63
5,707号、ドイツ特許出願(OLS)2,426,980号に記載さ
れている。
別の望ましい態様においては、支持体上に中和層、タイ
ミング、媒染層の配列をもつ重層構成の受像要素と、他
の支持体の上に単数または複数の感光層(感光要素)を
順次塗布したものとを面対面の関係で重ね合わせて、こ
の両要素の間に、やはり前述のアルカリ性処理液を展開
することにより処理される。この際、受像要素を転写後
に剥離してもよいし、また米国特許3,415,645号に記さ
れているように、受像層の支持体を透明とし、かつ受像
層と感光層の間に反射層を設けて剥離することなく、そ
のまま像を鑑賞できるようにしてもよい。
受像要素を転写後、感光要素から剥離するタイプでは、
中和層やタイミング層を省く事もできる。
実施例1 透明ポリエチレンテレフタレートフィルム支持体上に下
記の層を列挙した順に塗布することにより感光材料をつ
くった。
(1)コポリ〔スチレン−N−ビニルベンジル−N,N,N
−トリヘキシルアンモニウムクロリド〕3.0g/m2とゼラ
チン3.0g/m2を含有する媒染層。
(2)二酸化チタン20g/m2、ゼラチン2.0g/m2を含有す
る光反射層。
(3)カーボンブラック3.0g/m2とゼラチン2.0g/m2を含
有する遮光層。
(4)下記構造のシアン色素放出レドックス化合物(0.
44g/m2)、トリシクロヘキシルホスフェート(0.09g/
m2)及びゼラチン(0.8g/m2)を含有する層。
(5)赤感性の内部潜像型直接反転臭化銀乳剤(銀の量
で1.03g/m2)、ゼラチン(1.2g/m2))、下記の構造の
造核剤(0.05mg/m2)及び2−スルホ−5−n−ペンタ
デシルハイドロキノン・ナトリウム塩(0.13g/m2)を含
有する層。
(6)ゼラチン(0.8g/m2)、2,5−ジ−t−ペンタデシ
ルハイドロキノン(1.0g/m2)及びポリメチルメタクリ
レート(1.0g/m2)を含む混色防止剤含有層。
(7)下記構造Iのマゼンダ色素放出レドックス化合物
(0.21g/m2)、構造IIのマゼンタ色素放出レドックス化
合物(0.11g/m2)、トリシクロヘキシルホスフェート
(0.08g/m2)、及びゼラチン(0.9g/m2)を含有する
層。
構造式I 構造式II (8)緑感性の内部潜像型直接反転臭化銀乳剤 (銀の量で0.82g/m2)、ゼラチン(0.9g/m2)、層
(5)と同じ造核剤(0.03mg/m2)及び2−スルホ−5
−n−ペンタデシルハイドロキノン・ナトリウム塩(0.
08g/m2)を含有する層。
(9)(6)と同一の層。
(10)下記構造のイエロー色素放出レドックス化合物
(0.53g/m2)、トリシクロヘキシルホスフエート(0.13
g/m2)、およびゼラチン(0.7g/m2)を含有する層。
(11)青感性の内部潜像型直接反転臭化銀乳剤 (銀の量で1.09g/m2)、ゼラチン(1.1g/m2)、層
(5)と同じ造核剤(0.04mg/m2)及び2−スルホ−5
−n−ペンタデシルハイドロキノン・ナトリウム塩(0.
07g/m2)を含有する層。
(12)ゼラチン(1.0g/m2)を含有する層。
透明なポリエステル支持体上に順次、以下の層(1′)
〜(3′)を塗布したカバーシートを作製した。
(1′)アクリル酸とアクリル酸ブチルの80対20(重量
比)の共重合体(22g/m2)および1,4−ビス(2,3−エポ
キシプロポキシ)−ブタン(0.04g/m2)を含有する層。
(2′)アセチルセルロース(100gのアセチルセルロー
スを加水分解して、39.4gアセチル基を生成する。)
(3.8g/m2)およびスチレンと無水マレイン酸の60対40
(重量比)の共重合体(分子量約5万)(0.2g/m2)お
よび5−(β−シアノエチルチオ)−1−フェニルテト
ラゾール(0.115g/m2)を含有する層。
(3′)塩化ビニリデンとメチルアクリレートとアクリ
ル酸の85対12対3(重量比)の共重合体ラテックス(2.
5g/m2)およびポリメチルメタアクリレートラテックス
(粒径1〜3μm)(0.05g/m2)を含有する層。
前記の感光材料と上記のカバーシートを重ね合わせてフ
ィルム・ユニットを作成した。
次に下記の処方の処理液を調製した。
1−p−トリル−4−ヒドロキシ メチル−4−メチル−3−ピラ ゾリジノン 12g メチルハイドロキノン 0.1g 5−メチルベンゾトリアゾール 3.5g 亜硫酸ナトリウム(無水) 0.2g カルボキシメチルセルロース・ Na塩 43g 水酸化カリウム 56g ベンジルアルコール 1.5ml カーボンブラック 150g 水 全量を1kgにする量 上記処理液を破裂可能な容器に充てん後(但し、この容
器は、酸素が遮断されており、また前記のフィルムユニ
ットの処理中に、圧力適用部材により、これに押圧力が
加えられると容器内の内容物がフィルムユニットを構成
する感光材料とカバーシートの間に放出するような位置
に配置されるものである)、下記の如き条件下で容器ご
と加熱処理した。その後この容器をそれぞれフィルムユ
ニットの感光材料とカバーシートの間に装着し一体化し
た。
処理液A:加熱せず(比較用) 処理液B:45℃にて30日間加熱(本発明) 処理液C:50℃にて15日間加熱( 〃 ) 処理液D:60℃にて3日間加熱( 〃 ) 処理液A〜Dをそれぞれ室温にて1年8カ月放置したも
のと、他方これらの処理液A〜Dをそれぞれ1年8ケ月
冷凍保存(冷凍後と前とでは実質上性能は変わらないと
考えられる)した対応する処理液A′,B′,C′及びD′
(いずれも対照用)との性能をそれぞれ比較した。
比較にあたって、2854゜Kのタングステン光を用い、デイ
ビスギブソンフィルターを通して4800゜Kに変換した光を
連続ウエッジを通して前記のフィルムユニットの感光層
側の透明支持体側から像状に露光した(この時、最大露
光量は10CMS)。
この露光済のフィルムユニットを加圧ローラに通して上
記の処理液にて25℃にて現像し、写真性の動きを評価し
た。写真性の動きは、ここでは特性値ΔSにて評価し
た。特性値ΔSとは、1年8カ月室温にて放置したそれ
ぞれA〜Dの処理液にて現像した感材の特性曲線におい
て、転写濃度(反射濃度を測定)0.5に対応する露光量
(対数表示)をS1とし、冷凍保存しておいた対応する処
理液A′〜D′にて現像した感材の特性曲線において同
様に濃度0.5に対応する露光量(対数表示)をS2とした
場合、S2とS1の差をmm単位で表わしたものである。(5m
mが露光量の対数0.1に相当する)。
結果を表1に示す 表1の数値から明らかなように、本発明に従って予め一
定期間加熱処理した処理液を使用した場合の方が、加熱
処理しなかったものに比べてΔSが著しく小さい、即ち
経時による現像液の性能の変化が著しく少ない事、そし
てこの傾向は特に処理液の展開位置に最も近い青感層に
於いて最も顕著である事がわかる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−59136(JP,A) 特開 昭54−33022(JP,A) 特開 昭54−91219(JP,A) 特公 昭58−47701(JP,B2) 特公 昭54−36850(JP,B2) 特公 昭61−45220(JP,B2) 特公 平1−33821(JP,B2) 特公 昭62−39426(JP,B2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】露光後、ハロゲン化銀現像主薬の存在下に
    アルカリ性処理液で処理する結果として拡散性色素又
    は、その前駆体を放出できる非拡散性レドックス化合物
    (この拡散性色素は、受像層に拡散してそこで転写画像
    を形成する)と組合わされたハロゲン化銀乳剤層を支持
    体上に少なくとも一層有する写真要素において、この写
    真要素が更に下記の要件をもつ事; a)前記のアルカリ性処理液は3−ピラゾリジノン系現
    像薬を含む事、 b)この(a)の処理液は圧力により破裂可能な容器に
    収納されている事、また c)この(b)の容器は該容器から放出された処理液が
    写真層中を拡散するに適した位置で写真要素中(但し、
    ハロゲン化銀乳剤層への露光に妨げとならない位置)に
    組込まれている事、しかも d)この(a)の処理液はその使用前に実質上酸素の遮
    断された条件下で予め、下記の式で表わされる日数T以
    上加熱処理されている事、 を特徴とするカラー拡散転写用写真要素。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5433022A (en) * 1977-08-19 1979-03-10 Konishiroku Photo Ind Co Ltd Vessel for photographic processing liquid
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