JPH0712041A - 二段ポンプ水車 - Google Patents
二段ポンプ水車Info
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- JPH0712041A JPH0712041A JP5155013A JP15501393A JPH0712041A JP H0712041 A JPH0712041 A JP H0712041A JP 5155013 A JP5155013 A JP 5155013A JP 15501393 A JP15501393 A JP 15501393A JP H0712041 A JPH0712041 A JP H0712041A
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- exhaust passage
- exhaust
- high pressure
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/20—Hydro energy
Landscapes
- Control Of Water Turbines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 過大な水撃力が高圧段可動ガイドベーンなど
に作用することなしに、高圧段ランナ室の排気時間を充
分に短縮することができる。 【構成】 主軸15には高圧段用の排気路17と低圧段
用の排気路18が夫々穿設されている。高圧段ランナ室
7の出口付近の流路外壁には補助排気路25が接続され
ている。高圧段ランナ室7の排気は、先ず高圧段用の排
気路17と補助排気路25とを使用して行われる。水面
が高圧段ランナ室7の出口付近に達したことを水位計2
7によって検出すると、制御弁26が閉弁し、この後は
高圧段ランナ室7の排気は高圧段用の排気路17のみに
よって行われる。この排気が終了すると、低圧段用の排
気路18による低圧段ランナ室13の排気が行われる。
に作用することなしに、高圧段ランナ室の排気時間を充
分に短縮することができる。 【構成】 主軸15には高圧段用の排気路17と低圧段
用の排気路18が夫々穿設されている。高圧段ランナ室
7の出口付近の流路外壁には補助排気路25が接続され
ている。高圧段ランナ室7の排気は、先ず高圧段用の排
気路17と補助排気路25とを使用して行われる。水面
が高圧段ランナ室7の出口付近に達したことを水位計2
7によって検出すると、制御弁26が閉弁し、この後は
高圧段ランナ室7の排気は高圧段用の排気路17のみに
よって行われる。この排気が終了すると、低圧段用の排
気路18による低圧段ランナ室13の排気が行われる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は二段ポンプ水車に係り、
特にポンプ起動時や調相運転時の水面押し下げ空転運転
から揚水運転又は発電運転に移行する際に各ランナ室の
排気を行う二段ポンプ水車の排気装置に関する。
特にポンプ起動時や調相運転時の水面押し下げ空転運転
から揚水運転又は発電運転に移行する際に各ランナ室の
排気を行う二段ポンプ水車の排気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、水車やポンプ水車は、電気系統
の力率低下を改善するための調相運転時やまたはポンプ
起動時に、可動ガイドベーン及び入口弁を全閉した後に
圧縮空気をランナ室に導入してランナ室の水面を押し下
げた状態で、ランナを空転させる水面押し下げ空転運転
が行われる。
の力率低下を改善するための調相運転時やまたはポンプ
起動時に、可動ガイドベーン及び入口弁を全閉した後に
圧縮空気をランナ室に導入してランナ室の水面を押し下
げた状態で、ランナを空転させる水面押し下げ空転運転
が行われる。
【0003】図6はこのような水面押し下げ空転運転が
可能な従来の二段ポンプ水車を示したもので、ケーシン
グ1に通ずる流路にはステイベーン2、高圧段可動ガイ
ドベーン3及び高圧段ランナ4が夫々配置され、この高
圧段ランナ4は上カバー5と下カバー6とによって形成
される高圧段ランナ室7内に位置している。高圧段ラン
ナ室7からの流路は返り流路8によって低圧段に接続さ
れ、この低圧段には低圧段可動ガイドベーン9及び低圧
段ランナ10が夫々設置されている。この低圧段ランナ
10は上カバー11と下カバー12とによって形成され
る低圧段ランナ室13内に配置され、この低圧段ランナ
室13には吸出し管14が接続されている。高圧段ラン
ナ4及び低圧段ランナ10が夫々固着された主軸15
は、吸出し管14を貫通しており、この主軸15の周囲
には主軸封水装置16が設置されている。
可能な従来の二段ポンプ水車を示したもので、ケーシン
グ1に通ずる流路にはステイベーン2、高圧段可動ガイ
ドベーン3及び高圧段ランナ4が夫々配置され、この高
圧段ランナ4は上カバー5と下カバー6とによって形成
される高圧段ランナ室7内に位置している。高圧段ラン
ナ室7からの流路は返り流路8によって低圧段に接続さ
れ、この低圧段には低圧段可動ガイドベーン9及び低圧
段ランナ10が夫々設置されている。この低圧段ランナ
10は上カバー11と下カバー12とによって形成され
る低圧段ランナ室13内に配置され、この低圧段ランナ
室13には吸出し管14が接続されている。高圧段ラン
ナ4及び低圧段ランナ10が夫々固着された主軸15
は、吸出し管14を貫通しており、この主軸15の周囲
には主軸封水装置16が設置されている。
【0004】主軸15には高圧段用の排気路17と低圧
段用の排気路18とが夫々穿孔され、この高圧段用排気
路17は高圧段ランナ室7を高圧段排気室19に連通
し、低圧段用排気路18は低圧段ランナ室13を低圧段
排気室20に連通している。これらの高圧段排気室19
及び低圧段排気室20には、一端が外部に開口した高圧
段排気配管21及び低圧段排気配管22が夫々接続さ
れ、これらの高圧段排気配管21及び低圧段排気配管2
2には制御弁23、24が夫々設置されている。このよ
うな構成の二段ポンプ水車は、水面押し下げ運転から通
常運転に復帰する時には、最初に高圧段用の制御弁23
が開弁されて高圧段が排気された後に、低圧段用の制御
弁24が開弁されて低圧段が排気される。
段用の排気路18とが夫々穿孔され、この高圧段用排気
路17は高圧段ランナ室7を高圧段排気室19に連通
し、低圧段用排気路18は低圧段ランナ室13を低圧段
排気室20に連通している。これらの高圧段排気室19
及び低圧段排気室20には、一端が外部に開口した高圧
段排気配管21及び低圧段排気配管22が夫々接続さ
れ、これらの高圧段排気配管21及び低圧段排気配管2
2には制御弁23、24が夫々設置されている。このよ
うな構成の二段ポンプ水車は、水面押し下げ運転から通
常運転に復帰する時には、最初に高圧段用の制御弁23
が開弁されて高圧段が排気された後に、低圧段用の制御
弁24が開弁されて低圧段が排気される。
【0005】これを図6乃至図10を参照して詳述す
る。高圧段用の制御弁23の開弁によって、高圧段ラン
ナ室7の圧縮空気が高圧段用排気路17から排気され、
図7に示したように水面が徐々に上昇する。図8に示し
たように水面が高圧段ランナ4に達すると、この高圧段
ランナ4の掻き込み効果によって外周側から短時間に充
水し、高圧段の排気が完了する。この高圧段の排気完了
後に、低圧段用の制御弁24が開弁され、低圧段用排気
路18を介して排気が行われる。この低圧段の排気は、
図9に示したようにドラフト水面の一部が低圧段ランナ
10に接水しているため、この低圧段ランナ10の掻き
込み効果によって短時間に完了する。
る。高圧段用の制御弁23の開弁によって、高圧段ラン
ナ室7の圧縮空気が高圧段用排気路17から排気され、
図7に示したように水面が徐々に上昇する。図8に示し
たように水面が高圧段ランナ4に達すると、この高圧段
ランナ4の掻き込み効果によって外周側から短時間に充
水し、高圧段の排気が完了する。この高圧段の排気完了
後に、低圧段用の制御弁24が開弁され、低圧段用排気
路18を介して排気が行われる。この低圧段の排気は、
図9に示したようにドラフト水面の一部が低圧段ランナ
10に接水しているため、この低圧段ランナ10の掻き
込み効果によって短時間に完了する。
【0006】なお、このような排気運転では、各ランナ
は空転回転しているので、各段ランナ4、10に到達し
た水は遠心力によって外周側に弾き飛ばされ、水は各段
ランナ室7、13の外周側から満ちてくる。従って圧縮
空気は各段のランナ室に残留することなく全て外部に排
出される。
は空転回転しているので、各段ランナ4、10に到達し
た水は遠心力によって外周側に弾き飛ばされ、水は各段
ランナ室7、13の外周側から満ちてくる。従って圧縮
空気は各段のランナ室に残留することなく全て外部に排
出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の二段ポンプ水車では、高圧段ランナ室の排気は水面
を高圧段ランナ室まで上昇させるのに、返り流路内及び
吸出し管内の多量の空気を排気しなければならないの
で、図10の排気過程1に示したように非常に長い時間
を必要とするという問題があった。
来の二段ポンプ水車では、高圧段ランナ室の排気は水面
を高圧段ランナ室まで上昇させるのに、返り流路内及び
吸出し管内の多量の空気を排気しなければならないの
で、図10の排気過程1に示したように非常に長い時間
を必要とするという問題があった。
【0008】この高圧段ランナ室の排気時間の短縮化の
ためには、高圧段用排気路の容量を大きくすることが考
えられる。しかしながら、この高圧段用排気路の大容量
化は、高圧段ランナの掻き込み効果を大きくするので、
高圧段ランナ室の排気完了時に過大な水撃力が高圧段可
動ガイドベーンに作用することになり、このため高圧段
可動ガイドベーンやこれに付随する構造部材が損傷する
恐れがあるといった別の問題が発生する。
ためには、高圧段用排気路の容量を大きくすることが考
えられる。しかしながら、この高圧段用排気路の大容量
化は、高圧段ランナの掻き込み効果を大きくするので、
高圧段ランナ室の排気完了時に過大な水撃力が高圧段可
動ガイドベーンに作用することになり、このため高圧段
可動ガイドベーンやこれに付随する構造部材が損傷する
恐れがあるといった別の問題が発生する。
【0009】そこで、本発明の目的は、過大な水撃力が
高圧段可動ガイドベーンなどに作用することなしに、高
圧段ランナ室の排気時間を充分に短縮することができる
二段ポンプ水車を提供することにある。
高圧段可動ガイドベーンなどに作用することなしに、高
圧段ランナ室の排気時間を充分に短縮することができる
二段ポンプ水車を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、高圧段から低圧段に至るまでの流路が返り
流路によって連結され、上記高圧段と上記低圧段の各々
にランナと可動ガイドベーンが設置され、上記ランナが
取付けられた主軸には、高圧段ランナ室を外部に連通す
る高圧段用排気路と、低圧段ランナ室を外部に連通する
低圧段用排気路とが夫々穿設され、水面押し下げ空転運
転から揚水運転又は発電運転に移行する際に上記高圧段
を上記高圧段用排気路を介して、及び上記低圧段を上記
低圧段用排気路を介して夫々排気する二段ポンプ水車に
おいて、上記高圧段ランナ室の出口付近の流路外壁と外
部とを連通し上記高圧段の排気を上記高圧段用排気路と
共に行う補助排気路と、上記高圧段の排気時に水面上昇
が上記高圧段ランナ室の出口付近に達したことを検出す
る検出手段と、上記補助排気路に設置され上記検出手段
の検出出力に基づき上記補助排気路を遮断する制御弁と
を具備することを特徴とするものである。
に本発明は、高圧段から低圧段に至るまでの流路が返り
流路によって連結され、上記高圧段と上記低圧段の各々
にランナと可動ガイドベーンが設置され、上記ランナが
取付けられた主軸には、高圧段ランナ室を外部に連通す
る高圧段用排気路と、低圧段ランナ室を外部に連通する
低圧段用排気路とが夫々穿設され、水面押し下げ空転運
転から揚水運転又は発電運転に移行する際に上記高圧段
を上記高圧段用排気路を介して、及び上記低圧段を上記
低圧段用排気路を介して夫々排気する二段ポンプ水車に
おいて、上記高圧段ランナ室の出口付近の流路外壁と外
部とを連通し上記高圧段の排気を上記高圧段用排気路と
共に行う補助排気路と、上記高圧段の排気時に水面上昇
が上記高圧段ランナ室の出口付近に達したことを検出す
る検出手段と、上記補助排気路に設置され上記検出手段
の検出出力に基づき上記補助排気路を遮断する制御弁と
を具備することを特徴とするものである。
【0011】
【作用】排気運転は、先ず高圧段用排気路と補助排気路
とを使用して高圧段ランナ室の排気が行われる。これに
よって、水面が高圧段ランナ室の出口付近まで上昇する
と、検出手段がこの水面上昇を検出する。この検出に応
じて、制御弁が補助排気路を遮断する。この後は高圧段
用排気路による高圧段ランナ室の排気が続行される。
とを使用して高圧段ランナ室の排気が行われる。これに
よって、水面が高圧段ランナ室の出口付近まで上昇する
と、検出手段がこの水面上昇を検出する。この検出に応
じて、制御弁が補助排気路を遮断する。この後は高圧段
用排気路による高圧段ランナ室の排気が続行される。
【0012】この高圧段ランナ室の排気が終了すると、
低圧段用排気路を使用した低圧段ランナ室の排気が開始
される。このように、高圧段ランナ室の排気では、返り
流路内及び吸出し管内の多量の空気を高圧段用排気路と
補助排気路との両方を使用して短時間で排気することが
できる。
低圧段用排気路を使用した低圧段ランナ室の排気が開始
される。このように、高圧段ランナ室の排気では、返り
流路内及び吸出し管内の多量の空気を高圧段用排気路と
補助排気路との両方を使用して短時間で排気することが
できる。
【0013】
【実施例】以下に本発明による二段ポンプ水車の実施例
を図6及び図10と同部分には同一符号を付して示した
図1乃至図5を参照して説明する。図1において、ケー
シング1に通ずる流路にはステイベーン2、高圧段可動
ガイドベーン3及び高圧段ランナ4が配置され、この高
圧段ランナ4は上カバー5と下カバー6とによって形成
される高圧段ランナ室7内に位置している。高圧段ラン
ナ室7からの流路は、複数枚の返り羽根が配置された返
り流路8によって低圧段に接続され、この低圧段には低
圧段可動ガイドベーン9及び低圧段ランナ10が設置さ
れている。この低圧段ランナ10は上カバー11と下カ
バー12とによって形成される低圧段ランナ室13内に
配置され、この低圧段ランナ室13には吸出し管14が
接続されている。高圧段ランナ4及び低圧段ランナ10
が夫々固着された主軸15は、吸出し管14を貫通して
おり、この主軸15の周囲には主軸封水装置16が設置
されている。
を図6及び図10と同部分には同一符号を付して示した
図1乃至図5を参照して説明する。図1において、ケー
シング1に通ずる流路にはステイベーン2、高圧段可動
ガイドベーン3及び高圧段ランナ4が配置され、この高
圧段ランナ4は上カバー5と下カバー6とによって形成
される高圧段ランナ室7内に位置している。高圧段ラン
ナ室7からの流路は、複数枚の返り羽根が配置された返
り流路8によって低圧段に接続され、この低圧段には低
圧段可動ガイドベーン9及び低圧段ランナ10が設置さ
れている。この低圧段ランナ10は上カバー11と下カ
バー12とによって形成される低圧段ランナ室13内に
配置され、この低圧段ランナ室13には吸出し管14が
接続されている。高圧段ランナ4及び低圧段ランナ10
が夫々固着された主軸15は、吸出し管14を貫通して
おり、この主軸15の周囲には主軸封水装置16が設置
されている。
【0014】主軸15には高圧段用の排気路17と低圧
段用の排気路18とが夫々穿孔され、この高圧段用排気
路17は高圧段ランナ室7を高圧段排気室19に連通
し、低圧段用排気路18は低圧段ランナ室13を低圧段
排気室20に連通している。これらの高圧段排気室19
及び低圧段排気室20には、一端が外部に開口した高圧
段排気配管21及び低圧段排気配管22が夫々接続さ
れ、これらの高圧段排気配管21及び低圧段排気配管2
2には制御弁23、24が夫々設置されている。以上の
構成は図6に示した従来の構成と実質的に同一であり、
本実施例は、更に以下の構成を有する。即ち、高圧段用
の補助排気路25はその一端が高圧段ランナ室7の出口
付近の流路外壁に開口し、他端が外部に開口し、これに
よって高圧段ランナ室7の出口付近の流路を外部に連通
している。この補助排気路25には制御弁26が設置さ
れ、高圧段ランナ室7の出口付近には水位計27が設置
されている。
段用の排気路18とが夫々穿孔され、この高圧段用排気
路17は高圧段ランナ室7を高圧段排気室19に連通
し、低圧段用排気路18は低圧段ランナ室13を低圧段
排気室20に連通している。これらの高圧段排気室19
及び低圧段排気室20には、一端が外部に開口した高圧
段排気配管21及び低圧段排気配管22が夫々接続さ
れ、これらの高圧段排気配管21及び低圧段排気配管2
2には制御弁23、24が夫々設置されている。以上の
構成は図6に示した従来の構成と実質的に同一であり、
本実施例は、更に以下の構成を有する。即ち、高圧段用
の補助排気路25はその一端が高圧段ランナ室7の出口
付近の流路外壁に開口し、他端が外部に開口し、これに
よって高圧段ランナ室7の出口付近の流路を外部に連通
している。この補助排気路25には制御弁26が設置さ
れ、高圧段ランナ室7の出口付近には水位計27が設置
されている。
【0015】次に、この実施例の作用を説明する。排気
運転開始前の状態では、高圧段ランナ4及び低圧段ラン
ナ10がポンプ方向に空転運転し、系統は同期並列して
いる。この状態で、高圧段排気配管21の制御弁23と
補助排気路25の制御弁26とを共に開弁して、高圧段
ランナ室7の排気を開始する。この排気の進行に伴い、
図2に示したように吸出し管14から水面が上昇し、高
圧段ランナ室7の出口付近に達すると、水は補助排気路
25から外部に流出する。この流出によって水面位置は
保持され、排気は一時的に中断される。水位計27は水
面が高圧段ランナ室7の出口付近に達したことを検出す
ると、検出出力を発生する。この検出出力に応じて、制
御弁26が閉弁されて補助排気路25を遮断して、この
補助排気路25からの上記水の流出を阻止する。この制
御弁26の閉弁によって、図3に示したように主軸15
内の高圧段排気路17のみを使用した排気が再開され、
この排気は高圧段ランナ4の掻き込み効果によって短時
間に終了する。
運転開始前の状態では、高圧段ランナ4及び低圧段ラン
ナ10がポンプ方向に空転運転し、系統は同期並列して
いる。この状態で、高圧段排気配管21の制御弁23と
補助排気路25の制御弁26とを共に開弁して、高圧段
ランナ室7の排気を開始する。この排気の進行に伴い、
図2に示したように吸出し管14から水面が上昇し、高
圧段ランナ室7の出口付近に達すると、水は補助排気路
25から外部に流出する。この流出によって水面位置は
保持され、排気は一時的に中断される。水位計27は水
面が高圧段ランナ室7の出口付近に達したことを検出す
ると、検出出力を発生する。この検出出力に応じて、制
御弁26が閉弁されて補助排気路25を遮断して、この
補助排気路25からの上記水の流出を阻止する。この制
御弁26の閉弁によって、図3に示したように主軸15
内の高圧段排気路17のみを使用した排気が再開され、
この排気は高圧段ランナ4の掻き込み効果によって短時
間に終了する。
【0016】この高圧段の排気終了後に、低圧段排気配
管22の制御弁24が開弁され、低圧段ランナ室13の
空気を低圧段用の排気路18を介して外部に放出して、
低圧段の排気を完了する。このように、高圧段の排気
は、水面が高圧段ランナ室7の出口付近に達するまで
は、高圧段排気配管21と補助排気路25との両方を使
用してなされるので、非常に短時間で終了する。本実施
例の高圧段排気時間は、図5の排気過程1に示されてお
り、従来の高圧段排気時間を示した図10の排気過程1
と比べると大幅に短縮されていることが分かる。補助排
気路25の容量、即ち管径は、水面が高圧段ランナ室7
の出口付近まで上昇する時間を充分に短縮すると共に、
補助排気路25からの水の流出によって水面が補助排気
路25のレベルで保持されるように定めることが好まし
い。
管22の制御弁24が開弁され、低圧段ランナ室13の
空気を低圧段用の排気路18を介して外部に放出して、
低圧段の排気を完了する。このように、高圧段の排気
は、水面が高圧段ランナ室7の出口付近に達するまで
は、高圧段排気配管21と補助排気路25との両方を使
用してなされるので、非常に短時間で終了する。本実施
例の高圧段排気時間は、図5の排気過程1に示されてお
り、従来の高圧段排気時間を示した図10の排気過程1
と比べると大幅に短縮されていることが分かる。補助排
気路25の容量、即ち管径は、水面が高圧段ランナ室7
の出口付近まで上昇する時間を充分に短縮すると共に、
補助排気路25からの水の流出によって水面が補助排気
路25のレベルで保持されるように定めることが好まし
い。
【0017】なお、水位計27は補助排気路25内に配
置することもできる。また、水面が高圧段ランナ室7の
出口付近に上昇したことを検出する手段としては、水位
計27の代りに、流量測定装置や圧力測定装置を使用す
ることもできる。また、高圧段用排気路17の容量と低
圧段用排気路18の容量は、高圧段ランナ室7と低圧段
ランナ室13の排気完了時に作用する水撃力が過大にな
らないように選定される。
置することもできる。また、水面が高圧段ランナ室7の
出口付近に上昇したことを検出する手段としては、水位
計27の代りに、流量測定装置や圧力測定装置を使用す
ることもできる。また、高圧段用排気路17の容量と低
圧段用排気路18の容量は、高圧段ランナ室7と低圧段
ランナ室13の排気完了時に作用する水撃力が過大にな
らないように選定される。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、高圧段ランナ室の出口付近の流路外壁と外部と
を連通し高圧段の排気を高圧段用排気路と共に行う補助
排気路と、高圧段の排気時に水面上昇が高圧段ランナ室
の出口付近に達したことを検出する検出手段と、補助排
気路に設置され検出手段の出力に基づき補助排気路を遮
断する制御弁とを具備し、高圧段用排気路と補助排気路
との両方を使用して高圧段ランナ室の排気を行うことが
できるため、排気時間を大幅に短縮することができる。
また、この排気時間は補助排気路の容量によって調整す
ることができるので、水面押し下げ運転から通常運転に
復帰する際の排気運転を円滑に行うことができる。
よれば、高圧段ランナ室の出口付近の流路外壁と外部と
を連通し高圧段の排気を高圧段用排気路と共に行う補助
排気路と、高圧段の排気時に水面上昇が高圧段ランナ室
の出口付近に達したことを検出する検出手段と、補助排
気路に設置され検出手段の出力に基づき補助排気路を遮
断する制御弁とを具備し、高圧段用排気路と補助排気路
との両方を使用して高圧段ランナ室の排気を行うことが
できるため、排気時間を大幅に短縮することができる。
また、この排気時間は補助排気路の容量によって調整す
ることができるので、水面押し下げ運転から通常運転に
復帰する際の排気運転を円滑に行うことができる。
【図1】本発明による二段ポンプ水車の実施例を概略的
に示した断面図。
に示した断面図。
【図2】上記実施例の排気状態を示した断面図。
【図3】上記実施例の排気状態を示した断面図。
【図4】上記実施例の排気状態を示した断面図。
【図5】上記実施例の排気運転の経過を示したグラフ。
【図6】従来の二段ポンプ水車を概略的に示した断面
図。
図。
【図7】従来の二段ポンプ水車の排気状態を示した断面
図。
図。
【図8】従来の二段ポンプ水車の排気状態を示した断面
図。
図。
【図9】従来の二段ポンプ水車の排気状態を示した断面
図。
図。
【図10】従来の二段ポンプ水車の排気運転の経過を示
したグラフ。
したグラフ。
3 可動ガイドベーン 4 高圧段ランナ 7 高圧段ランナ室 8 返り流路 9 可動ガイドベーン 10 低圧段ランナ 13 低圧段ランナ室 15 主軸 17 高圧段用の排気路 18 低圧段用の排気路 25 補助排気路 26 制御弁 27 検出手段(水位計)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梅 田 貞 一 愛知県名古屋市東区東新町1番地 中部電 力株式会社内 (72)発明者 黒 沢 貞 男 神奈川県横浜市鶴見区末広町2丁目4番地 株式会社東芝京浜事業所内
Claims (1)
- 【請求項1】高圧段から低圧段に至るまでの流路が返り
流路によって連結され、上記高圧段と上記低圧段の各々
にランナと可動ガイドベーンとが設置され、上記ランナ
が取付けられた主軸には、高圧段ランナ室を外部に連通
する高圧段用排気路と、低圧段ランナ室を外部に連通す
る低圧段用排気路とが夫々穿設され、水面押し下げ空転
運転から揚水運転又は発電運転に移行する際に上記高圧
段を上記高圧段用排気路を介して、及び上記低圧段を上
記低圧段用排気路を介して夫々排気する二段ポンプ水車
において、上記高圧段ランナ室の出口付近の流路外壁と
外部とを連通し、上記高圧段の排気を上記高圧段用排気
路と共に行う補助排気路と、上記高圧段の排気時に水面
上昇が上記高圧段ランナ室の出口付近に達したことを検
出する検出手段と、上記補助排気路に設置され上記検出
手段の検出出力に基づき上記補助排気路を遮断する制御
弁とを具備することを特徴とする二段ポンプ水車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5155013A JPH0712041A (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | 二段ポンプ水車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5155013A JPH0712041A (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | 二段ポンプ水車 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0712041A true JPH0712041A (ja) | 1995-01-17 |
Family
ID=15596777
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5155013A Pending JPH0712041A (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | 二段ポンプ水車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0712041A (ja) |
-
1993
- 1993-06-25 JP JP5155013A patent/JPH0712041A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040813 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041005 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050215 |