JPH07120450B2 - タイムレコーダの段上げ制御方法 - Google Patents

タイムレコーダの段上げ制御方法

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JPH07120450B2
JPH07120450B2 JP33667987A JP33667987A JPH07120450B2 JP H07120450 B2 JPH07120450 B2 JP H07120450B2 JP 33667987 A JP33667987 A JP 33667987A JP 33667987 A JP33667987 A JP 33667987A JP H07120450 B2 JPH07120450 B2 JP H07120450B2
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俊哉 田村
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正 石川
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、タイムレコーダによって印字されるタイムカ
ードが、定められた印字位置に印字されるように、その
段位置を設定する段上げ制御方法に関するものである。
(従来の技術) 従来のタイムレコーダにおける段上げ制御において、た
とえば段位置の初期設定時や、停電復帰時や、あるいは
小の月から大の月へ切り変った時などには、複数回の段
上げが連続して行われる。
この従来技術では、複数回の段上げ命令によって段上げ
動作が開始した後まだ終了しない間に、タイムカードが
挿入されると、タイムカードによってその段位置がロッ
クされた状態となっているために、段上げ命令によって
も段が上らず、このために段位置にずれの生じる問題が
あった。
そこで本願出願人は先に特願昭62−234038号において、
一旦最上段まで段上げした後で落下させ、この落下位置
を初期位置として検出し、この検出信号により必要な段
上げ数を演算して求め、この段数の段上げを行なわせる
ように構成し、かつ段上げ動作を行っている途中にタイ
ムカードが挿入された場合には、段上げ動作を一時中断
し、タイムカードが引き出された後に残りの段上げ動作
が実行されるようにして、段位置ずれが起らないように
したものを提案している。そして初期位置を検出するた
めに、機械的スイッチ,または光学的スイッチが使用さ
れている。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のように初期位置の検出信号によって段上げ数を演
算して得るように構成すると、初期位置検出用のスイッ
チが万一故障し、検出信号が得られない場合が生じる
と、必要な段上げ数の演算がなされず、最初の段上げ動
作が止まらなくなってしまうことになる。その結果段上
げ駆動用ソレノイドや電源トランスが発熱し、破損又は
火災が発生するおそれがある。
そこで本発明の目的は、初期位置検出用のスイッチが万
一故障しても、段上げ動作が止まらなくなることのない
ようにし、部品の破損や火災の危険を防止することにあ
る。
(問題点を解決するための手段) 本発明においてタイムレコーダは、段上げソレノイドの
作動により変位し戻しばねのばね力によって元位置に復
帰するレバー機構と、このレバー機構が上記戻しばねの
ばね力によって元位置に復帰するときに送り爪を介して
歩進されるラチェットギアと、このラチェットギアの回
転に連動して作動するラックピニオン式の段上げ機構を
含みタイムカードの印字すべき段位置を決定するカード
段位置決め装置と、段上げ機構が基準位置に位置するこ
とを検出する基準位置検出スイッチとを備えている。そ
して本発明の特徴とするところは、連続段上げ動作中
に、予め設定めした段数に達しても基準位置検出スイッ
チが作動しないときは、段上げ動作を停止するようにし
たところにある。
(実施例) 以下に図面に基づいて本発明の一実施例を説明する。
本発明のタイムレコーダはアナログ部とデジタル部とを
有し、デジタル部に設定した設定内容にアナログ部の位
相を合せるようにしてある。アナログ部は、第2図示の
ようなアナログ表示部1と、活字輪27,28,29と印字ハン
マ30とを含む印字機構Bと、タイムカード47の印字すべ
き段位置を決定するカード段位置決め装置Cとを含んで
いる。またデジタル部は基本時計となる電子的計時回路
6とこの計時回路の計時内容などをデジタル表示するデ
ジタル表示部4とを含み、さらにタイムカードの印字す
べき面を表示する表示手段2,3を含んでいる。
第2図に時針26,分針25を含むアナログ表示部1と、タ
イムカードの表裏の表示手段2,3とが示されている。印
字面の表示手段2は、デジタル表示部4の一隅に数字に
より表示されたもので“1"は表,“2"は裏を表わす。ま
た印字面の表示手段3はアナログ表示部1の上部に、表
を表示するランプ3aと裏を表示するランプ3bとからなっ
ている。ランプとしては発光ダイオードなども用いら
れ、またタイムカードの表裏の色に合せた色ランプなど
も用いられる。
第1図はこのタイムレコーダを駆動する回路の一例を示
し、その制御回路5は、電子的計時回路6とCPU7とこの
CPUの動作を管理するコントロールプログラムを格納し
たROM8および停電開始時の時刻等を記憶するRAM9とから
なっている。制御回路5からアナログ表示部1および印
字機構の活字輪27,28,29を駆動するモータ駆動信号S1
と、印字機構の印字ハンマ30を駆動する印字指令信号S2
と、印字面の表裏を判定する表裏判定信号S3,S3a,S3b
と、タイムカード47のカードの段位置を決める段上げ信
号S4とを出力するように構成されている。
そこで以下にアナログ部から順次その構成について説明
する。
まずアナログ表示部1を駆動する構成について述べる
と、第3〜5図に示すように上記した制御回路5からの
モータ駆動信号S1の出力により、モータ駆動回路10を介
して駆動モータ11が作動する。モータ11のモータ軸11a
にはモータカナ12が固着してあり、このカナにクラッチ
車13が噛合している。このクラッチ車13の両側面には分
送り突起13aと日付送り突起13bが設けてあり、分クラッ
チ車14の係合突起14aと日付クラッチ車15の係合突起15a
とがそれぞれ噛合している。上記3つのクラッチ車13〜
15を貫通するクラッチ車軸16の両端は左右の側板17a,17
bにより支持され、コイルばね18a,18bのばね力を受けて
分および日付クラッチ車14,15はクラッチ車13にそれぞ
れの突起を介して弾性的に係合している。
分送り突起13aと係合突起14aとの噛合状態および日付送
り突起13bと係合突起15aとの噛合状態について説明する
と、クラッチ車13が正方向回転するときは、その回転は
分クラッチ車14に伝達され、日付クラッチ車15には伝達
されない。そしてクラッチ車13が逆方向回転するとき
は、その回転は日付クラッチ車15に伝達され、分クラッ
チ車14には伝達されない。
分クラッチ車14の回転は、伝達機構Aを介してアナログ
表示部1へ伝達される。伝達機構Aについて述べると、
分クラッチ車14のカナ14bには分減速車19が噛合してい
る。分減速車19は減速車軸20により回転自在に軸支さ
れ、その一側面にクラウンギア19aが設けてある。この
クラウンギア19aに第1伝達車21が噛合している。第1
伝達車カナ21aには日の裏車22,分針カナ23が順次噛合
し、日の裏車カナ22aには時針車24が噛合している。分
針パイプ23aおよび時針パイプ24aにはそれぞれ分針25お
よび時針26が取付けられ、上記したモータ駆動信号S1の
供給によって、分針25および時針26が送られて現在時刻
をアナログ表示する。
つぎに差し込まれたタイムカード47に日,時を印字する
印字機構Bについて第3,6,7図により説明する。印字機
構Bには外周面に“0"から“59"までの数字を突設した
分活字輪27,“0"から“23"までの数字を突設した時活字
輪28,“1"から“31"までの数字を突設した日付活字輪29
およびこれら3つの活字輪27〜29を横切るハンマーゴム
30aを備えた印字ハンマ30を含んでいる。時活字輪28は
活字軸31に回転自在に軸支されており、分活字輪27は時
活字輪28のボス部に回転自在に軸支され、日付活字輪29
が活字軸31に回転自在に軸支されている。分および時活
字輪27,28の駆動について述べると、上記したモータ駆
動信号S1の供給により駆動されるアナログ表示部1への
伝達機構A中の分減速車19の他側面に、伝達カナ19bが
形成してあり、伝達カナ19bに分活字輪27の歯車27aが噛
合しており、アナログ表示部と連動して1時間に1回転
するように回転駆動される。分活字輪27の回転を時活字
輪28に伝達するために、第6図示のように分活字輪27の
中心部にカム部27bが形成してあり、活字輪31の右端部
には24個のラチェット歯を有する時送りラチェット車32
が固着してある。右側板17aから突出する固定軸33に揺
動自在にL字状の送りレバー34が軸支してある。送りレ
バーの一方のアームの先端部に形成された突起部34a
は、カム部27bのカム面を摺動し、カム部27bが1時間に
1回転する毎に1回送りレバー34を揺動させている。送
りレバー34の他方のアームの先端に時送り爪35が送り爪
真35aによって揺動自在に連結してあり、この送り爪35
は時送りラチェット車32に係合している。送りレバー34
および時送り爪35はばね36の力により常時カム部27bお
よび時送りラチェット車32に向ってばね力が付勢されて
いる。したがって突起部34aがカム面を1時間かかって
摺動する間に時送り爪35は時送りラチェット車32の1歯
分後退して次の歯に係合し、突起部34aがカム面の段差
を落下するとき、ばね36のばね力により瞬時に時送りラ
チェット車32を1歯分回転させ、活字軸31を介して時活
字輪28を回転駆動する。37は時送りラチェット車32の逆
転止め爪である。日付活字輪29の駆動力は日付クラッチ
車15から与えられる。すなわち第3図示のように日付ク
ラッチ車15のカナ15bに日付減速車38が噛合し、日付減
速カナ38aに日付活字輪29の歯車29aが噛合して順次回転
が伝達される。上記したように日付クラッチ車はクラッ
チ車13が逆方向回転したときに回転が伝達されるもので
あるから、駆動モータ11が24時間に1回逆回転するよう
なモータ駆動信号S1がモータ駆動回路10に供給されるも
のである。さらに印字ハンマ30は、制御回路5からの印
字指令信号S2が印字ソレノイド駆動回路39を介して印字
ソレノイド40に供給されることによって駆動される。す
なわち第7図示のように印字ソレノイド40のプランジャ
41には、軸42に揺動自在に軸支されたハンマ駆動レバー
43の一方のアームがスプリングピン44を介して連結され
ている。ハンマ駆動レバー43には凹部43aが設けてあ
り、この凹部位置に印字ハンマ30の揺動中心軸45が間隙
をおいて位置し、ハンマ駆動レバー43の揺動角を規制し
ている。ハンマ駆動レバー43は印字レバー30の背部に戻
しばね46によって弾接し、印字ソレノイド40の作動によ
り揺動して印字ハンマ30を活字輪27〜29に向って飛び出
させてタイムカード47上に印字を行い、印字後は戻しば
ね46によって元位置に復帰させるものである。
第8図示のように本発明のタイムレコーダに使用される
タイムカード47は両面記録式のもので、その表面47aに1
5欄、裏面47bに16欄の印字欄47cが設けてあり、31日分
の印字が可能となっている。なお、左行に記された1〜
31の数字は日付を示すものではなく、単に印字段を示す
ものである。第7図示のようにこのタイムカード47は、
フレーム48の上板に開口するカードガイド49から上記し
た分,時,日付の活字輪27,28,29と印字レバー30との間
に挿入される。タイムカード47の下端部は第9図示のよ
うにスイッチレバー50に設けたカード受け部50aにより
受けられるように構成してある。スイッチレバー50はス
イッチレバー真51に揺動自在に軸支され、スイッチレバ
ーばね52によりカード受け部50aを上方に押上げるばね
力が付勢されている。スイッチレバー50の操作片50bに
よりカード検出スイッチ53のオン・オフが行われる。カ
ード検出スイッチ53の信号が制御回路5に供給されるこ
とにより、印字指令信号S2が印字ソレノイド駆動回路39
に供給される。
スイッチレバー真51およびカード検出スイッチ53は、カ
ード段位置決め装置Cの段上げラック54に取付けられて
いる。そこで以下にカード段位置決め装置Cについて第
3,7,10図について説明する。カード段位置決め装置Cは
レバー機構C1と送り爪65およびラチェットギア67aと段
上げ機構C2とから構成されている。レバー機構C1は第10
図に示すように、制御回路5からの段上げ信号S4が段上
げソレノイド駆動回路55(第1図示)に供給されると、
段上げソレノイド56が作動する。段上げソレノイド56の
プランジャ57には、揺動中心軸58に揺動自在に軸支され
た第1セットレバー59の一方のアームが係合ピン59aに
よって連結されている。揺動中心軸60,61にはそれぞれ
第2セットレバー62,第3セットレバー63が揺動自在に
軸支されており、第1セットレバー59と第2セットレバ
ー62および第2セットレバー62と第3セットレバー63は
ピン59b,63aにより連結されてレバー機構を構成してい
る。第1セットレバー59の操作部59cには戻しばね64が
掛止めてある。第3セットレバー63の先端には段上げ車
送り爪65が送り爪真65aによって揺動自在に連結されて
おり、ばね66によりこの爪を第1段上げ車67のラチェッ
トギヤ67aに係合するように弾性力が付勢してある。第
1段上げ車67は活字軸31に回転自在に軸支してあり、逆
転止め爪68がラチェットギヤ67aに係合することにより
逆転不能となっている。このために段上げ信号S4が入力
して段上げソレノイド56が作動して送り爪65が1歯分後
退して後の歯に係合した後、段上げ信号S4が切れると、
戻しばね64のばね力によって元位置に復帰し、このとき
送り爪65によってラチェットギア67aが歩進される。な
おラチェットギア67aの歯数は32個であり、第1段上げ
車67の歯数は64個である。第7図示のようにこの64個の
歯形は、180度離れた位置に厚歯67b,67bがあり、この厚
歯67bから反時計方向に2歯分の欠歯部をおいて28歯の
薄歯67cと1歯分の欠歯部がある。上記したラチェット
ギア67aの間欠的な歩進による第1段上げ車67の間欠的
な回転は、ラックピニオン式の段上げ機構C2に伝えられ
るもので、第1段上げ車67に噛合する第2段上げ車68
は、支持軸69に回転自在に設けてある。第2段上げ車68
には、ラック送りギア68aが一体に形成してあり、この
ラック送りギアの歯数は17個で1個は欠歯部となってい
る。第2段上げ車68の歯数は34個で、第1段上げ車の厚
歯67bと噛合する厚歯68bから、反時計方向に1歯分の欠
歯部をおいて、薄歯67cと噛合する28個の薄歯68cと4歯
分の欠歯部とがある。上記した段上げラック54のラック
歯54aはラック送りギア68aと噛合している。段上げラッ
ク54はラックガイド軸70に沿って上下に移動自在であ
る。第7,10図において71は左側板17bに設けてあるラッ
クストッパで、段上げラック54の最下段の位置規制をし
ている。段上げラック54のこの最下段の位置が段上げ数
を演算する基準位置となり、基準位置検出スイッチ72で
あるリミットスイッチを作動させることによって基準位
置の検出信号を生じるものである。上記の第1段上げ車
67,第2段上げ車68,ラック送りギア68aに形成された欠
歯部は、段上げラック54が最上段まで段上げされた後最
下段まで落下させるために設けられたものである。
第2図において73,74はそれぞれ外装前枠および後枠で
あり、前面に操作パネル75が設けてある。操作パネル75
は前蓋76を揺動させることによって開閉自在である。
第1,11図において、操作パネル75に設けてあるモード切
替スイッチ77は、デジタル端子77aとアナログ端子77bと
ロック端子77cとに選択的に切替可能である。78はセレ
クトスイッチ、79はセットスイッチである。
第1図示の電源回路80は、商用電源ACを直流化してモー
タ駆動回路10およびソレノイド駆動回路39,55に駆動電
力を供給すると共に、フローティング状態で二次電池81
を充電しつつ制御回路5とデジタル表示部4の表示駆動
回路82に作動電力を供給するように構成されている。
ところで、通電状態から停電等によって商用電源ACの供
給が断たれると、制御回路5はバックアップ用の二次電
池81から電力の供給を受けて引続き動作状態を継続す
る。また同時に表示駆動回路82にも、この二次電池81か
ら電力が供給されるので、停電前と同様に現在時刻をデ
ジタル表示部4によって表示し続ける。しかしこの商用
電源ACの供給停止により、停電検知回路83はその出力を
Hレベルに反転する。Hレベル信号は受けたCPU7は、時
計回路6の時刻、つまり停電開始時の時刻をRAM9に格納
すると共に、モータ駆動回路10,印字ソレノイド駆動回
路39および段上げソレノイド駆動回路55に駆動信号S1,S
2,S4を出力することを阻止する。このため大電流を必要
とする部分の駆動回路10,39,55が不作動状態に保持さ
れ、バックアップ用の二次電池81の無用な浪費が防止さ
れる。またこの停電状態は停電検知回路83から停電時間
検知回路84に供給され、停電時間の計測がスタートす
る。
このような状態において、停電等の復旧により装置に商
用電源ACが供給されると、停電検知回路83は反転してL
レベルの信号を制御回路5に出力すると同時に、停電時
間検知回路84による停電時間の計測をストップする。CP
U7はモータ駆動回路10の作動禁止状態を解除すると共
に、通常のモータ駆動信号S1に比較して繰返し周波数が
高いパルス信号をモータ駆動回路10に出力する一方、こ
のパルス信号を駆動信号S1にみなしてRAM9に格納されて
いる停電開始時刻に加算する。モータ11はこの繰返し周
波数の高いパルス信号を受けてアナログ表示部1,活字輪
27,28,29を早送りする。このような動作を継続して、停
電開始時刻とパルス信号との加算値が、時計回路6の値
に一致した時点で早送り用のパルス信号の出力を停止す
る。これによりアナログ表示部1の表示時刻および活字
輪27,28,29の日,時,分が自動的に現在時刻に修正され
る。また同時にCPU7はソレノイド駆動回路39,55の作動
禁止状態を解除し、後述する第13図示のフローチャート
に示した段上げ自動修正がスタートする。
なおこの実施例においては、商用電源ACの供給が断たれ
た時刻をRAM9に記憶するようにしているが、停電が始ま
った時点から停電が復旧するまでの時間と時刻修正に要
する時間との合計値、つまり停電後から修正完了までの
時間を精算し、この時間に一致する個数のパルス信号を
出力するようにしても同様の作用を奏することは言うま
でもない。
つぎにタイムカード47に印字すべき面が表面47aである
か裏面47bであるかの表示について詳細に説明する。印
字すべき面は現在日と締切日とより下記の演算式により
求められる。
すなわち締切日−現在日=Aとすると、 −15≦A≦−1の時は表 …… 16≦A≦30の時は表 …… 0≦A≦15の時は裏 …… −30≦A≦−16の時は裏 …… となる。表裏の表示を第12図のようにデジタル表示部4
に行うとき、月表示4a,日表示4b,表裏表示2とし、表裏
表示2では表面を“1",裏面を“2"で表示する。
例えば現在日が8月29日であって、締切日が20日のとき
には、 A=20−29=−9であり、上記式によって表面47aに
印字される。したがって表裏判定信号S3によってデジタ
ル表示部4に第12図(a)のような表示“1"が為され
る。また例えば現在日が9月12日であり、締切日が25日
のときには、 A=25−12=13であり、上記式によって裏面47bに印
字される。したがって表裏判定信号S3によってデジタル
表示部4に第12図(b)のような表示“2"が為される。
また表示手段3のようにランプで表裏を表示するときに
は、表面を判定したときには表裏判定信号S3aが出力し
てランプ3a(第2図示)を点灯させる。また裏面を判定
したときには表裏判定信号S3bが出力してランプ3bを点
灯させる。
上記したようにして、印字すべきタイムカード47の面が
表面47aか裏面47bかが判定されると、つぎには現在日が
その面に何段目に印字されるべきか、そのためには何段
の段上げが必要であるかが判定されねばならない。その
段上数の計算方法は以下のようである。
いま締切日−現在日=A,|A|はAの絶対値,Bは段上数と
すると 16≦A≦30 表 30−A=B ……… 0≦A≦15 裏 15−A=B ……… −15≦A≦−1 表 |A|−1=B …… −30≦A≦−16 裏 |A|−16=B …… となる。
そこで上記に第1の例として示したような現在日が8月
29日で締切日が20日のとき、 A=20−29=−9で表面47aに印字すべきことが判明し
たときに、表面で何段段上げすべきかについては、上記
式によって B=9−1=8で、8段の段上げが必要となり、8パル
スの段上げ信号S4が制御回路5から供給される。なお印
字欄47cの最上段は段上数=0であり、2段目に印字す
るときは段上数=1であるように構成してある。
また上記に第2の例として示したような現在日が9月12
日で締切日が25日のとき、 A=25−12=13で裏面47bに印字すべきことが判明した
ときに、その段上数は上記式により15−13=2とな
り、2段の段上げが必要となり、2パルスの段上げ信号
S4が制御回路5から供給される。
なお印刷すべき面中に、2月あるいは小の月には存在し
ない29日〜31日等に対応する欄が含まれる場合には、当
該欄はブランクとなる。
つぎに段位置の初期設定時、先に述べた停電復帰時、又
は小の月から大の月へ移った時などに、複数段の段上げ
を一度に行う必要が生じる場合がある。この時には複数
個の段上げ信号S4が供給されることにより、この信号に
より上記したカード段位置決め装置Cによって段上げ動
作が連続的になされることになる。
そこで連続段上げ動作を、第13図に示したフローチャー
トに基づいて説明する。段上げラック54の現在の段位置
をnとすると、連続段上げがスタートするときはn=0
である。そこで段を1段上げ、この時リミットスイッチ
72がオンしたか否かを問い、もしノーならばnが予め設
定した段数kに一致するか否かを問い、もしノーならば
さらに段を1段上げる。段数kは、本例のようにタイム
カードの段数が最大16段に設定してある場合には、k≧
16に設定される。これが繰返されて遂に段上げラック54
が最上段に達して落下し、リミットスイッチ72によって
基準位置が検出されると、リミットスイッチ72がイエス
となり、上記した段上げ数の演算が為されて段上げ数L
が算出される。リミットスイッチがノーであるのにn=
kとなると、これはリミットスイッチ72が不良であるこ
とを意味しているので、段上げを停止すると同時にリミ
ットスイッチ不良の報知をする。
段上げ数Lの算出が為された時は、L=0か否かを問
い、もしイエスならば段上げを行う必要はないので、段
上げ終了となる。もしノーならば、段上げラック54の現
在の段位置をmとすると、段上げがスタートするときは
m=0である。そこで段を1段上げ、この時リミットス
イッチ72がまだオン状態にありイエスならば、リミット
スイッチが不良であることを意味しているので、段上げ
を停止すると同時にリミットスイッチ不良の報知をす
る。もしリミットスイッチ72がノーであれば、m=Lか
否かを問い、もしノーならば更に1段上げこれが繰返さ
れ、遂にm=Lがイエスの時に段上げが終了する。
(発明の効果) 本発明の方法は以上に述べたようであるので、連続的な
段上げ動作を行なう時に、基準位置検出用のスイッチに
万一故障を生じても、これを検出して段上げ動作を停止
することができる。その結果、段上げ駆動用のソレノイ
ド,トランス等の発熱が押えられ、部品の破損や火災の
危険を防止できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を説明するもので、第1図は本
発明にかかるタイムレコーダを駆動する回路のブロック
図、第2図はタイムレコーダの外観斜視図、第3図は駆
動機構の要部の断面図、第4図はクラッチ機構の分解斜
視図、第5図はアナログ表示部への伝達機構の断面図、
第6図は時活字輪を駆動する機構の側面図、第7図は印
字機構およびカード段位置決め装置の側面図、第8図は
タイムカードの表面図および裏面図、第9図はカード検
出スイッチ機構の正面図、第10図は段上げ機構とカード
段位置決め機構の側面図、第11図は操作パネルの正面
図、第12図はデジタル表示部の表示例を示す正面図、第
13図は連続段上げ動作を説明するフローチャートであ
る。 C……カード段位置決め装置、 C1……レバー機構、C2……段上げ機構、 47……タイムカード、 56……段上げソレノイド、 64……戻しばね、65……送り爪、 67a……ラチェットギア、 72……基準位置検出スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 幸春 千葉県四街道市鹿渡934―13番地 株式会 社精工舎千葉事業所内 (56)参考文献 特開 昭59−72584(JP,A) 特開 昭62−96772(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】段上げソレノイドの作動により変位し戻し
    ばねのばね力によって元位置に復帰するレバー機構と、
    このレバー機構が上記戻しばねのばね力によって元位置
    に復帰するときに送り爪を介して歩進されるラチェット
    ギアと、このラチェットギアの回転に連動して作動する
    ラックピニオン式の段上げ機構を含みタイムカードの印
    字すべき段位置を決定するカード段位置決め装置と、上
    記段上げ機構が基準位置に位置することを検出する基準
    位置検出スイッチとを備えたタイムレコーダにおいて、 連続段上げ動作中に、予め設定した段数に達しても上記
    基準位置検出スイッチが作動しないときは、段上げ動作
    を停止するようにした ことを特徴とするタイムレコーダの段上げ制御方法。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項において、連続段上
    げ動作中に、予め設定した段数に達した後上記初期位置
    検出スイッチが作動状態を継続しているときは、段上げ
    動作を停止するようにした ことを特徴とするタイムレコーダの段上げ制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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