JPH07121176A - 伴奏内容検出装置及び自動伴奏装置 - Google Patents
伴奏内容検出装置及び自動伴奏装置Info
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- JPH07121176A JPH07121176A JP5288611A JP28861193A JPH07121176A JP H07121176 A JPH07121176 A JP H07121176A JP 5288611 A JP5288611 A JP 5288611A JP 28861193 A JP28861193 A JP 28861193A JP H07121176 A JPH07121176 A JP H07121176A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、より簡単な鍵操作で分数コードの自
動伴奏を行わせることのできる伴奏内容検出装置及び自
動伴奏装置を提供することを目的とする。 【構成】本発明の伴奏内容検出装置は、鍵盤装置11の
特定領域の鍵の押下パターンに応じてコードを検出する
コード検出手段31と、前記特定領域の鍵の押下パター
ンに応じてベースルートを検出するベースルート検出手
段31とを備えて構成される。本発明の自動伴奏装置
は、鍵盤装置11の特定領域の所定数以上の鍵が押され
た場合にコードの成否及びコードの種類を検出するコー
ド検出手段31と、コード成立が検出されるとコード音
を発生し、コード不成立が検出されると従前のコード音
を継続して発生するコード音発生手段33、35、15
と、前記特定領域の鍵の押下パターンに応じてベースル
ートを検出するベースルート検出手段31と、検出され
たベースルートに基づいてベース音を発生するベース音
発生手段34、35、15とを備えて構成される。
動伴奏を行わせることのできる伴奏内容検出装置及び自
動伴奏装置を提供することを目的とする。 【構成】本発明の伴奏内容検出装置は、鍵盤装置11の
特定領域の鍵の押下パターンに応じてコードを検出する
コード検出手段31と、前記特定領域の鍵の押下パター
ンに応じてベースルートを検出するベースルート検出手
段31とを備えて構成される。本発明の自動伴奏装置
は、鍵盤装置11の特定領域の所定数以上の鍵が押され
た場合にコードの成否及びコードの種類を検出するコー
ド検出手段31と、コード成立が検出されるとコード音
を発生し、コード不成立が検出されると従前のコード音
を継続して発生するコード音発生手段33、35、15
と、前記特定領域の鍵の押下パターンに応じてベースル
ートを検出するベースルート検出手段31と、検出され
たベースルートに基づいてベース音を発生するベース音
発生手段34、35、15とを備えて構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鍵盤操作に伴う伴奏内
容を検出する電子楽器の伴奏内容検出装置及びこの伴奏
内容検出装置を適用した自動伴奏装置に関する。
容を検出する電子楽器の伴奏内容検出装置及びこの伴奏
内容検出装置を適用した自動伴奏装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動伴奏装置を内蔵した電子楽器
が開発され実用に供されている。かかる電子楽器の一種
として、鍵盤をコード検出に用いるためのコード検出用
鍵盤と通常の演奏(例えばメロディ演奏)に用いる通常
演奏用鍵盤とに分け、コード検出用鍵盤の押鍵又は離鍵
に応じてコード検出を行ってコード音、ベース音及びド
ラム音で成る伴奏音を自動的に発生し、一方、通常演奏
用鍵盤の押鍵又は離鍵に応じて通常の楽音を発生するも
のが知られている。かかる電子楽器のコード検出用鍵盤
は、押鍵されてもその鍵に対応する音高の楽音が発生さ
れる訳ではなく、コードを指定するためにのみ用いられ
る。
が開発され実用に供されている。かかる電子楽器の一種
として、鍵盤をコード検出に用いるためのコード検出用
鍵盤と通常の演奏(例えばメロディ演奏)に用いる通常
演奏用鍵盤とに分け、コード検出用鍵盤の押鍵又は離鍵
に応じてコード検出を行ってコード音、ベース音及びド
ラム音で成る伴奏音を自動的に発生し、一方、通常演奏
用鍵盤の押鍵又は離鍵に応じて通常の楽音を発生するも
のが知られている。かかる電子楽器のコード検出用鍵盤
は、押鍵されてもその鍵に対応する音高の楽音が発生さ
れる訳ではなく、コードを指定するためにのみ用いられ
る。
【0003】より具体的には、上記電子楽器における伴
奏音の発生は、次のようにして行われる。即ち、先ず、
コード検出用鍵盤の押下パターンに応じてコード検出が
行われる。このコード検出では、鍵の押下パターンに応
じたコード(コードルートとコードタイプとで構成され
る。)が検出される。次いで、予め記憶手段に記憶され
ている自動伴奏データを読み出し、これを検出されたコ
ードに応じて展開し、この展開されたデータを音源に送
ることにより伴奏音が発生されるようになっている。
奏音の発生は、次のようにして行われる。即ち、先ず、
コード検出用鍵盤の押下パターンに応じてコード検出が
行われる。このコード検出では、鍵の押下パターンに応
じたコード(コードルートとコードタイプとで構成され
る。)が検出される。次いで、予め記憶手段に記憶され
ている自動伴奏データを読み出し、これを検出されたコ
ードに応じて展開し、この展開されたデータを音源に送
ることにより伴奏音が発生されるようになっている。
【0004】しかしながら、複数パート(コードパー
ト、ベースパート、ドラムパート等)を有し、各パート
がそれぞれ独立して自動伴奏音を発生する電子楽器で
は、コードパートの楽音に対しては上述したコード検出
及びコード展開を行ってコード音を発生させることがで
きるが、ベースパートに対しては独自に基準となる音
(ベースルート)がなかった。そこで、従来は、ベース
パートに対しても上記コード検出で得られたコード構成
音のうちの特定音、例えばコードルート音をベースルー
トとして展開することによりベース音を発生させてい
た。しかしながら、上記のようなコードルートとベース
ルートとが必ず一致するように構成されている自動伴奏
装置では分数コードの自動伴奏には対応できなかった。
ト、ベースパート、ドラムパート等)を有し、各パート
がそれぞれ独立して自動伴奏音を発生する電子楽器で
は、コードパートの楽音に対しては上述したコード検出
及びコード展開を行ってコード音を発生させることがで
きるが、ベースパートに対しては独自に基準となる音
(ベースルート)がなかった。そこで、従来は、ベース
パートに対しても上記コード検出で得られたコード構成
音のうちの特定音、例えばコードルート音をベースルー
トとして展開することによりベース音を発生させてい
た。しかしながら、上記のようなコードルートとベース
ルートとが必ず一致するように構成されている自動伴奏
装置では分数コードの自動伴奏には対応できなかった。
【0005】そこで、鍵盤上にベース検出用の鍵盤を特
別に定義し、このベース検出用鍵盤の押鍵又は離鍵に応
じてベースルートを検出し、一方、コードはベース検出
用鍵盤をも含む全鍵域で検出するようにしたものが本出
願人により考えられている(例えば、特開平4−301
97号公報参照)。この自動伴奏装置によれば、コード
音とベース音との整合をとりながら、ベースルートとコ
ードルートとを別個に指定できるので、分数コードの自
動伴奏を行わせることができる。
別に定義し、このベース検出用鍵盤の押鍵又は離鍵に応
じてベースルートを検出し、一方、コードはベース検出
用鍵盤をも含む全鍵域で検出するようにしたものが本出
願人により考えられている(例えば、特開平4−301
97号公報参照)。この自動伴奏装置によれば、コード
音とベース音との整合をとりながら、ベースルートとコ
ードルートとを別個に指定できるので、分数コードの自
動伴奏を行わせることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この特開平
4−30197号公報に示された自動伴奏装置では、コ
ード検出を全鍵域で行うようになっているので、自動伴
奏機能を用いて演奏を行う場合に、非常に高等な技術を
要するという問題があった。例えば、或るメロディを演
奏する場合に、メロディを発音させるための押鍵に対し
てもコード検出が行われ、検出されたコードに基づいて
伴奏音の発音がなされる。従って、演奏技術が稚拙な演
奏者が演奏すると、演奏者が意図しないコード音が放音
される場合が発生し、使い勝手に劣るという問題があっ
た。
4−30197号公報に示された自動伴奏装置では、コ
ード検出を全鍵域で行うようになっているので、自動伴
奏機能を用いて演奏を行う場合に、非常に高等な技術を
要するという問題があった。例えば、或るメロディを演
奏する場合に、メロディを発音させるための押鍵に対し
てもコード検出が行われ、検出されたコードに基づいて
伴奏音の発音がなされる。従って、演奏技術が稚拙な演
奏者が演奏すると、演奏者が意図しないコード音が放音
される場合が発生し、使い勝手に劣るという問題があっ
た。
【0007】本発明は、かかる事情に鑑みなされたもの
で、より簡単な鍵操作で分数コードの自動伴奏を行わせ
ることのできる伴奏内容検出装置及び自動伴奏装置を提
供することを目的とする。
で、より簡単な鍵操作で分数コードの自動伴奏を行わせ
ることのできる伴奏内容検出装置及び自動伴奏装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の伴奏内容検出装
置は、上記目的を達成するために、伴奏内容を検出する
ための特定領域を有する鍵盤装置と、該鍵盤装置の特定
領域の鍵の押下パターンに応じてコードを検出するコー
ド検出手段と、前記鍵盤装置の特定領域の鍵の押下パタ
ーンに応じてベースルートを検出するベースルート検出
手段、とを具備したことを特徴とする。
置は、上記目的を達成するために、伴奏内容を検出する
ための特定領域を有する鍵盤装置と、該鍵盤装置の特定
領域の鍵の押下パターンに応じてコードを検出するコー
ド検出手段と、前記鍵盤装置の特定領域の鍵の押下パタ
ーンに応じてベースルートを検出するベースルート検出
手段、とを具備したことを特徴とする。
【0009】また、本発明の伴奏内容検出装置は、上記
と同様の目的で、前記ベースルート検出手段は、前記特
定鍵域の押されている鍵のうち、最低音に対応する鍵の
音をベースルートとすることを特徴とする。
と同様の目的で、前記ベースルート検出手段は、前記特
定鍵域の押されている鍵のうち、最低音に対応する鍵の
音をベースルートとすることを特徴とする。
【0010】また、本発明の自動伴奏装置は、上記目的
を達成するために、伴奏内容を検出するための特定領域
を有する鍵盤装置と、該鍵盤装置の特定領域の所定数以
上の鍵が押された場合に、その押下パターンに応じてコ
ードの成否及びコードの種類を検出するコード検出手段
と、該コード検出手段でコードの成立が検出された場合
に検出されたコードに応じたコード音を発生し、コード
の成立が検出されなかった場合に従前のコード音を継続
して発生するコード音発生手段と、前記鍵盤装置の特定
領域の鍵の押下パターンに応じてベースルートを検出す
るベースルート検出手段と、前記ベースルート検出手段
で検出されたベースルートに基づいてベース音を発生す
るベース音発生手段、とを備えたことを特徴とする。
を達成するために、伴奏内容を検出するための特定領域
を有する鍵盤装置と、該鍵盤装置の特定領域の所定数以
上の鍵が押された場合に、その押下パターンに応じてコ
ードの成否及びコードの種類を検出するコード検出手段
と、該コード検出手段でコードの成立が検出された場合
に検出されたコードに応じたコード音を発生し、コード
の成立が検出されなかった場合に従前のコード音を継続
して発生するコード音発生手段と、前記鍵盤装置の特定
領域の鍵の押下パターンに応じてベースルートを検出す
るベースルート検出手段と、前記ベースルート検出手段
で検出されたベースルートに基づいてベース音を発生す
るベース音発生手段、とを備えたことを特徴とする。
【0011】更に、本発明の自動伴奏装置は、上記と同
様の目的で、前記ベースルート検出手段は、前記特定鍵
域の押されている鍵のうち、最低音に対応する鍵の音を
ベースルートとすることを特徴とする。
様の目的で、前記ベースルート検出手段は、前記特定鍵
域の押されている鍵のうち、最低音に対応する鍵の音を
ベースルートとすることを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明の伴奏内容検出装置においては、鍵盤装
置の特定領域、例えばコード検出用鍵盤として予め定め
られている鍵域の鍵が押された場合に、その押下パター
ンに応じてコード(例えばコードルート及びコードタイ
プ)を検出する。また、上記特定領域の鍵の押下パター
ンに応じてベースルートを検出する。ここで検出される
ベースルートは、例えば押された鍵のうち最低音に対応
する鍵の音である。このようにして検出されたコード及
びベースルートは、自動伴奏用のデータとして使用され
る。
置の特定領域、例えばコード検出用鍵盤として予め定め
られている鍵域の鍵が押された場合に、その押下パター
ンに応じてコード(例えばコードルート及びコードタイ
プ)を検出する。また、上記特定領域の鍵の押下パター
ンに応じてベースルートを検出する。ここで検出される
ベースルートは、例えば押された鍵のうち最低音に対応
する鍵の音である。このようにして検出されたコード及
びベースルートは、自動伴奏用のデータとして使用され
る。
【0013】従来は、鍵盤装置の鍵の押下パターンに応
じてコード検出を行い、検出されたコードの構成音の中
の特定音、例えば最低音をベースルートとしていた。従
って、特定のコードを指定した場合は、押下パターンに
拘らずベースルートは一意的に決定されてしまい、1つ
のコードにおいてベースルート音を選択する余地はなか
った。これに対し、本発明によれば、例えば押された鍵
のうち最低音に対応する鍵の音をベースルートとすれ
ば、押下パターンに応じて複数のベースルート音を選択
することが可能となる。
じてコード検出を行い、検出されたコードの構成音の中
の特定音、例えば最低音をベースルートとしていた。従
って、特定のコードを指定した場合は、押下パターンに
拘らずベースルートは一意的に決定されてしまい、1つ
のコードにおいてベースルート音を選択する余地はなか
った。これに対し、本発明によれば、例えば押された鍵
のうち最低音に対応する鍵の音をベースルートとすれ
ば、押下パターンに応じて複数のベースルート音を選択
することが可能となる。
【0014】このように、本発明では、鍵盤装置上で、
伴奏内容、つまりコード及びベースルートを検出するた
めの領域を予め定め、コード及びベースルートを検出す
るようにしているので、全鍵域でコード検出を行う場合
に比べ演奏者が意図するコードを指定することが容易に
できるものとなっている。また、同一のコードを指定す
る場合であっても、押下パターンによってベースルート
を異ならしめることができるので、分数コードの演奏に
も対応できるものとなっている。
伴奏内容、つまりコード及びベースルートを検出するた
めの領域を予め定め、コード及びベースルートを検出す
るようにしているので、全鍵域でコード検出を行う場合
に比べ演奏者が意図するコードを指定することが容易に
できるものとなっている。また、同一のコードを指定す
る場合であっても、押下パターンによってベースルート
を異ならしめることができるので、分数コードの演奏に
も対応できるものとなっている。
【0015】また、本発明の自動伴奏装置においては、
鍵盤装置の特定領域、例えばコード検出用鍵盤として予
め定められている鍵域の所定数以上の鍵が押された場合
に、その押下パターンに応じてコードの成否及びコード
が成立した場合のコードの種類(例えばコードルート及
びコードタイプ)を検出する。そして、コードが成立し
たことが検出された場合に、検出されたコードに応じた
コード音を発生する。一方、コードが成立しなかったこ
とが検出された場合(所定数以上の鍵が押されていない
場合を含む。)には、それまでに発生していた楽音を継
続して発生する。
鍵盤装置の特定領域、例えばコード検出用鍵盤として予
め定められている鍵域の所定数以上の鍵が押された場合
に、その押下パターンに応じてコードの成否及びコード
が成立した場合のコードの種類(例えばコードルート及
びコードタイプ)を検出する。そして、コードが成立し
たことが検出された場合に、検出されたコードに応じた
コード音を発生する。一方、コードが成立しなかったこ
とが検出された場合(所定数以上の鍵が押されていない
場合を含む。)には、それまでに発生していた楽音を継
続して発生する。
【0016】また、上記特定領域の鍵の押下パターンに
応じてベースルートを検出する。ここで検出されるベー
スルートは、例えば押された鍵のうち最低音に対応する
鍵の音である。このベースルートの検出は、上記コード
の成否とは別途独立に行われる。
応じてベースルートを検出する。ここで検出されるベー
スルートは、例えば押された鍵のうち最低音に対応する
鍵の音である。このベースルートの検出は、上記コード
の成否とは別途独立に行われる。
【0017】鍵盤装置の押された鍵のうち例えば最低音
に対応する鍵の音をベースルートとするときは、押下パ
ターンに応じて複数のベースルート音を選択することが
できることは、上記伴奏内容検出装置の場合と同じであ
る。
に対応する鍵の音をベースルートとするときは、押下パ
ターンに応じて複数のベースルート音を選択することが
できることは、上記伴奏内容検出装置の場合と同じであ
る。
【0018】加えて、この自動伴奏装置では、コードが
成立しなかった場合(所定数以上の鍵が押されていない
場合を含む。)には、従前のコード音の発音が継続され
るので、ベース音を順次変更して分数コードの演奏を行
うような場合には、押鍵数を所定数以下にして、又はコ
ードが不成立となるような押下パターンで順次所望の鍵
を押すことにより、コード音を継続させながらベース音
のみを所望の音に変更する応用が可能となる。これによ
り、演奏者が意図するコード音及びベース音を発生させ
る場合に、全鍵域でコード検出を行う場合に比べて鍵盤
操作が容易になっている。
成立しなかった場合(所定数以上の鍵が押されていない
場合を含む。)には、従前のコード音の発音が継続され
るので、ベース音を順次変更して分数コードの演奏を行
うような場合には、押鍵数を所定数以下にして、又はコ
ードが不成立となるような押下パターンで順次所望の鍵
を押すことにより、コード音を継続させながらベース音
のみを所望の音に変更する応用が可能となる。これによ
り、演奏者が意図するコード音及びベース音を発生させ
る場合に、全鍵域でコード検出を行う場合に比べて鍵盤
操作が容易になっている。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例につき図面を参照しな
がら詳細に説明する。図1は、本発明に係る伴奏内容検
出装置及び自動伴奏装置が適用された電子楽器の実施例
の概略的な構成を示すブロック図である。
がら詳細に説明する。図1は、本発明に係る伴奏内容検
出装置及び自動伴奏装置が適用された電子楽器の実施例
の概略的な構成を示すブロック図である。
【0020】図1において、10は中央処理装置(以
下、「CPU」という。)、11は鍵盤装置、12は操
作パネル、13は表示器、14は自動伴奏データ記憶
部、15は楽音信号発生部、16は増幅器、17はスピ
ーカである。
下、「CPU」という。)、11は鍵盤装置、12は操
作パネル、13は表示器、14は自動伴奏データ記憶
部、15は楽音信号発生部、16は増幅器、17はスピ
ーカである。
【0021】CPU10は、ソフトウエアの機能、又は
ソフトウエア及びハードウエアの両機能により実現され
る押鍵検出部30、コード検出部31、データ読出部3
2、コード展開部33、ベース展開部34、発音チャン
ネル割当部35及び表示制御部36を有している。これ
ら各構成要素の詳細については後述する。
ソフトウエア及びハードウエアの両機能により実現され
る押鍵検出部30、コード検出部31、データ読出部3
2、コード展開部33、ベース展開部34、発音チャン
ネル割当部35及び表示制御部36を有している。これ
ら各構成要素の詳細については後述する。
【0022】また、このCPU10には、図示しないリ
ードオンリメモリ(以下、「ROM」という。)が接続
されており、本CPU10を動作させるための制御プロ
グラム及び各種固定データが記憶されている。また、こ
のROMには、例えば図2に示すような、コード検出の
ために使用するコードテーブルが記憶されている。この
コードテーブルには、、メジャー、マイナー、セブン
ス、…等といった各コードタイプ毎に、音名Cを基準と
して各コードの構成音を「1」に対応させたコードビッ
トパターンデータが記憶されている。
ードオンリメモリ(以下、「ROM」という。)が接続
されており、本CPU10を動作させるための制御プロ
グラム及び各種固定データが記憶されている。また、こ
のROMには、例えば図2に示すような、コード検出の
ために使用するコードテーブルが記憶されている。この
コードテーブルには、、メジャー、マイナー、セブン
ス、…等といった各コードタイプ毎に、音名Cを基準と
して各コードの構成音を「1」に対応させたコードビッ
トパターンデータが記憶されている。
【0023】また、このCPU10には、図示しないラ
ンダムアクセスメモリ(以下、「RAM」という。)が
接続されており、CPU10が各種処理に使用するため
のバッファ、レジスタ、カウンタ或いはフラグ等の各領
域が設けられている。例えば、コード検出処理で使用す
るコードルートエリア、コードタイプエリア、ベースル
ートエリア、オクトコードエリア等が設けられている。
ンダムアクセスメモリ(以下、「RAM」という。)が
接続されており、CPU10が各種処理に使用するため
のバッファ、レジスタ、カウンタ或いはフラグ等の各領
域が設けられている。例えば、コード検出処理で使用す
るコードルートエリア、コードタイプエリア、ベースル
ートエリア、オクトコードエリア等が設けられている。
【0024】更に、このCPU10には図示しないタイ
マが含まれており、このタイマは一定時間間隔で割込を
発生するようになっている。このタイマ割込の回数は、
図示しないRAMに設けられたタイマカウンタで計数さ
れる。このタイマカウンタは、後述する自動伴奏処理に
おいて、自動伴奏イベントの有無、即ち所定の自動伴奏
データの発音タイミングが到来したか否かを調べるため
に使用される。
マが含まれており、このタイマは一定時間間隔で割込を
発生するようになっている。このタイマ割込の回数は、
図示しないRAMに設けられたタイマカウンタで計数さ
れる。このタイマカウンタは、後述する自動伴奏処理に
おいて、自動伴奏イベントの有無、即ち所定の自動伴奏
データの発音タイミングが到来したか否かを調べるため
に使用される。
【0025】鍵盤装置11は、音程を指示するための複
数の鍵を備えている。この鍵盤装置11は、通常演奏モ
ードでは全鍵域が発音すべき音を指定するために用いら
れるが、自動伴奏モードでは、所定の連続した2鍵の間
をスプリットポイントとして、例えばロワー側がコード
検出用鍵盤、アッパー側が通常演奏用鍵盤として機能的
に分離される。以下、この鍵盤装置11を分離して使用
する機能をスプリット機能という。なお、自動伴奏モー
ドとは、自動伴奏データ記憶部14に記憶された自動伴
奏データに基づいて自動伴奏音を発生するモードであ
り、通常演奏モードとは、鍵盤装置11の押鍵又は離鍵
により生成されたデータに基づいて楽音を発生するモー
ドである。本実施例では、例えば図3に示すように、ス
プリットポイントはキーナンバF♯2とG2との間にあ
るものとする。従って、コード検出用鍵盤はキーナンバ
A0〜F♯2の鍵、通常演奏用鍵盤はキーナンバG2よ
り高音域の鍵である。
数の鍵を備えている。この鍵盤装置11は、通常演奏モ
ードでは全鍵域が発音すべき音を指定するために用いら
れるが、自動伴奏モードでは、所定の連続した2鍵の間
をスプリットポイントとして、例えばロワー側がコード
検出用鍵盤、アッパー側が通常演奏用鍵盤として機能的
に分離される。以下、この鍵盤装置11を分離して使用
する機能をスプリット機能という。なお、自動伴奏モー
ドとは、自動伴奏データ記憶部14に記憶された自動伴
奏データに基づいて自動伴奏音を発生するモードであ
り、通常演奏モードとは、鍵盤装置11の押鍵又は離鍵
により生成されたデータに基づいて楽音を発生するモー
ドである。本実施例では、例えば図3に示すように、ス
プリットポイントはキーナンバF♯2とG2との間にあ
るものとする。従って、コード検出用鍵盤はキーナンバ
A0〜F♯2の鍵、通常演奏用鍵盤はキーナンバG2よ
り高音域の鍵である。
【0026】コード検出用鍵盤は鍵盤装置の特定領域に
対応するものであり、コードの指定及びベースルートの
指定に用いられる。このコード検出用鍵盤は、押鍵され
てもその鍵に対応する音高の楽音が発生される訳ではな
く、コード及びベースルートを指定するためにのみ用い
られる。一方、通常演奏用鍵盤は、発音すべき音を指定
するために用いられる。なお、本実施例では、自動伴奏
モードにされた時に、スプリット機能が動作するように
構成しているが、自動伴奏モードにされた時ではなく、
所定のスイッチが押された時にスプリット機能が動作す
るように構成しても良い。
対応するものであり、コードの指定及びベースルートの
指定に用いられる。このコード検出用鍵盤は、押鍵され
てもその鍵に対応する音高の楽音が発生される訳ではな
く、コード及びベースルートを指定するためにのみ用い
られる。一方、通常演奏用鍵盤は、発音すべき音を指定
するために用いられる。なお、本実施例では、自動伴奏
モードにされた時に、スプリット機能が動作するように
構成しているが、自動伴奏モードにされた時ではなく、
所定のスイッチが押された時にスプリット機能が動作す
るように構成しても良い。
【0027】この鍵盤装置11は、各鍵のオン/オフ状
態を1ビットに対応させたビット列からなるデータを出
力する。この際、コード検出用鍵盤から出力されるデー
タと通常演奏用鍵盤から出力されるデータとは特に区別
されていない。この鍵盤装置11が出力するデータは、
CPU10の押鍵検出部30に送られる。なお、上記鍵
盤装置11としては、例えば、所謂イニシャルタッチデ
ータを検出するために2接点方式の鍵盤装置を用いるこ
とができる。
態を1ビットに対応させたビット列からなるデータを出
力する。この際、コード検出用鍵盤から出力されるデー
タと通常演奏用鍵盤から出力されるデータとは特に区別
されていない。この鍵盤装置11が出力するデータは、
CPU10の押鍵検出部30に送られる。なお、上記鍵
盤装置11としては、例えば、所謂イニシャルタッチデ
ータを検出するために2接点方式の鍵盤装置を用いるこ
とができる。
【0028】操作パネル12は、本電子楽器に各種動作
を指示するものであり、複数のスイッチ及び表示器等に
より構成されている。本実施例で使用する自動伴奏スイ
ッチ120は、この操作パネル12に搭載されている。
自動伴奏スイッチ120は自動伴奏の開始又は停止を制
御するためのスイッチであり、具体的には後述するデー
タ読出部32における自動伴奏データの読み出しの開始
/停止を指示するために使用される。
を指示するものであり、複数のスイッチ及び表示器等に
より構成されている。本実施例で使用する自動伴奏スイ
ッチ120は、この操作パネル12に搭載されている。
自動伴奏スイッチ120は自動伴奏の開始又は停止を制
御するためのスイッチであり、具体的には後述するデー
タ読出部32における自動伴奏データの読み出しの開始
/停止を指示するために使用される。
【0029】操作パネル12には、上記以外の各種スイ
ッチ、例えば音色を切り換えるための音色スイッチ、音
量を変更するための音量スイッチ、リズムを切り換える
ためのリズムスイッチ等が設けられているが、本発明と
は直接関係しないので説明は省略する。
ッチ、例えば音色を切り換えるための音色スイッチ、音
量を変更するための音量スイッチ、リズムを切り換える
ためのリズムスイッチ等が設けられているが、本発明と
は直接関係しないので説明は省略する。
【0030】この操作パネル12に設けられる表示器1
3は、例えばLCD表示器で構成されている。この表示
器13には、電子楽器の状態や電子楽器からの種々のメ
ッセージ、例えば自動伴奏モードにおいて検出したコー
ドルート、コードタイプ及びベースルート等が表示され
る。この表示器13の表示内容は、CPU10の表示制
御部36から送られてくるデータに従って更新される。
なお、本実施例では表示器13としてLCD表示器の例
を示したが、表示器としてはLCD表示器に限定される
ものでなく、LED表示器、CRT、プラズマディスプ
レイその他種々の表示器を用いることができる。
3は、例えばLCD表示器で構成されている。この表示
器13には、電子楽器の状態や電子楽器からの種々のメ
ッセージ、例えば自動伴奏モードにおいて検出したコー
ドルート、コードタイプ及びベースルート等が表示され
る。この表示器13の表示内容は、CPU10の表示制
御部36から送られてくるデータに従って更新される。
なお、本実施例では表示器13としてLCD表示器の例
を示したが、表示器としてはLCD表示器に限定される
ものでなく、LED表示器、CRT、プラズマディスプ
レイその他種々の表示器を用いることができる。
【0031】上記自動伴奏データ記憶部14は、自動伴
奏に用いる自動伴奏データを記憶するものであり、例え
ばリードオンリメモリ(以下、「ROM」という。)で
構成されている。この自動伴奏データ記憶部14には、
コードパートデータ、ベースパートデータ及びドラムパ
ートデータの3種類の自動伴奏データが記憶されてい
る。コードパートデータは、各種リズムに対応した複数
のコード演奏パターンが例えば音名Cを基準とした音高
及び音長の音符データとして記憶されている。ベースパ
ートデータは、各種リズムに対応した複数のベース演奏
パターンが例えば音名Cを基準とした音高及び音長の音
符データとして記憶されている。ドラムパートデータ
は、各種リズムに対応した複数のドラム演奏パターンが
所定の音高及び音長の音符データとして記憶されてい
る。この自動伴奏データ記憶部14は、CPU10のデ
ータ読出部32に接続されている。
奏に用いる自動伴奏データを記憶するものであり、例え
ばリードオンリメモリ(以下、「ROM」という。)で
構成されている。この自動伴奏データ記憶部14には、
コードパートデータ、ベースパートデータ及びドラムパ
ートデータの3種類の自動伴奏データが記憶されてい
る。コードパートデータは、各種リズムに対応した複数
のコード演奏パターンが例えば音名Cを基準とした音高
及び音長の音符データとして記憶されている。ベースパ
ートデータは、各種リズムに対応した複数のベース演奏
パターンが例えば音名Cを基準とした音高及び音長の音
符データとして記憶されている。ドラムパートデータ
は、各種リズムに対応した複数のドラム演奏パターンが
所定の音高及び音長の音符データとして記憶されてい
る。この自動伴奏データ記憶部14は、CPU10のデ
ータ読出部32に接続されている。
【0032】楽音信号発生部15はコード音発生手段及
びベース音発生手段のそれぞれ一部に対応するものであ
る。楽音信号発生部15は、複数のオシレータを有し、
CPU10の発音チャンネル割当部35で割り当てられ
たオシレータを使用して楽音信号を生成する。この楽音
信号発生部15では、鍵盤装置11の操作に応じた楽
音、自動伴奏データに応じたコード音、ベース音及びド
ラム音の各楽音信号が生成される。この楽音信号発生部
15で生成された楽音信号は増幅器16で所定の増幅が
行われ、スピーカ17を介して放音される。
びベース音発生手段のそれぞれ一部に対応するものであ
る。楽音信号発生部15は、複数のオシレータを有し、
CPU10の発音チャンネル割当部35で割り当てられ
たオシレータを使用して楽音信号を生成する。この楽音
信号発生部15では、鍵盤装置11の操作に応じた楽
音、自動伴奏データに応じたコード音、ベース音及びド
ラム音の各楽音信号が生成される。この楽音信号発生部
15で生成された楽音信号は増幅器16で所定の増幅が
行われ、スピーカ17を介して放音される。
【0033】次に、CPU10により実現される各ブロ
ックについて説明する。押鍵検出部30は、鍵盤装置1
1から送られてきた各鍵のオン/オフ状態を1ビットに
対応させたビット列からなるデータに基づき、押鍵又は
離鍵された鍵のキーナンバ及びイニシャルタッチデータ
を検出するものである。この押鍵検出部30で検出され
たキーナンバ及びイニシャルタッチデータ(以下、「鍵
盤データ」と総称する。)は、通常演奏モードの場合は
全て発音チャンネル割当部35に送られる。一方、自動
伴奏モードの場合は、コード検出用鍵盤に対応する鍵盤
データはコード検出部31に、通常演奏用鍵盤に対応す
る鍵盤データは発音チャンネル割当部35にそれぞれ送
られる。
ックについて説明する。押鍵検出部30は、鍵盤装置1
1から送られてきた各鍵のオン/オフ状態を1ビットに
対応させたビット列からなるデータに基づき、押鍵又は
離鍵された鍵のキーナンバ及びイニシャルタッチデータ
を検出するものである。この押鍵検出部30で検出され
たキーナンバ及びイニシャルタッチデータ(以下、「鍵
盤データ」と総称する。)は、通常演奏モードの場合は
全て発音チャンネル割当部35に送られる。一方、自動
伴奏モードの場合は、コード検出用鍵盤に対応する鍵盤
データはコード検出部31に、通常演奏用鍵盤に対応す
る鍵盤データは発音チャンネル割当部35にそれぞれ送
られる。
【0034】コード検出部31はコード検出手段及びベ
ースルート検出手段に対応するものであり、上記押鍵検
出部30のコード検出用鍵盤から送られてきた鍵盤デー
タを受け取ってコード検出(コードルート及びコードタ
イプの検出)及びベースルートの検出を行うものであ
る。コード検出及びベースルートの検出方法について
は、後に詳述する。このコード検出部31で検出された
コード(コードルート及びコードタイプ)は、表示制御
部36及びコード展開部33に送られ、ベースルート
は、表示制御部36及びベース展開部34に送られる。
ースルート検出手段に対応するものであり、上記押鍵検
出部30のコード検出用鍵盤から送られてきた鍵盤デー
タを受け取ってコード検出(コードルート及びコードタ
イプの検出)及びベースルートの検出を行うものであ
る。コード検出及びベースルートの検出方法について
は、後に詳述する。このコード検出部31で検出された
コード(コードルート及びコードタイプ)は、表示制御
部36及びコード展開部33に送られ、ベースルート
は、表示制御部36及びベース展開部34に送られる。
【0035】データ読出部32は、操作パネル13の自
動伴奏スイッチ120からの指示に応じて、自動伴奏デ
ータ記憶部14からコードパートデータ、ベースパート
データ及びドラムパートデータを時分割で順次読み出す
ものである。このデータ読出部32で読み出されたコー
ドパートデータはコード展開部33へ、ベースパートデ
ータはベース展開部34へ、ドラムパートデータは発音
チャンネル割当部35へ、それぞれ送られる。
動伴奏スイッチ120からの指示に応じて、自動伴奏デ
ータ記憶部14からコードパートデータ、ベースパート
データ及びドラムパートデータを時分割で順次読み出す
ものである。このデータ読出部32で読み出されたコー
ドパートデータはコード展開部33へ、ベースパートデ
ータはベース展開部34へ、ドラムパートデータは発音
チャンネル割当部35へ、それぞれ送られる。
【0036】コード展開部33はコード音発生手段の一
部に対応するものであり、データ読出部32から受け取
ったコードパートデータを、コード検出部31から送ら
れてきたコードに従って展開するものである。このコー
ド展開の動作については、例えば上掲の特開平4−30
197号公報に説明されている。このコード展開部33
におけるコード展開により生成された楽音データは、発
音チャンネル割当部35に送られる。
部に対応するものであり、データ読出部32から受け取
ったコードパートデータを、コード検出部31から送ら
れてきたコードに従って展開するものである。このコー
ド展開の動作については、例えば上掲の特開平4−30
197号公報に説明されている。このコード展開部33
におけるコード展開により生成された楽音データは、発
音チャンネル割当部35に送られる。
【0037】ベース展開部34はベース音発生手段の一
部に対応するものであり、データ読出部32から受け取
ったベースパートデータを、コード検出部31から送ら
れてきたベースルートに従って展開するものである。こ
のベース展開の動作についても、上掲の特開平4−30
197号公報に説明されている。このベース展開部34
におけるベース展開により生成された楽音データは、発
音チャンネル割当部35に送られる。
部に対応するものであり、データ読出部32から受け取
ったベースパートデータを、コード検出部31から送ら
れてきたベースルートに従って展開するものである。こ
のベース展開の動作についても、上掲の特開平4−30
197号公報に説明されている。このベース展開部34
におけるベース展開により生成された楽音データは、発
音チャンネル割当部35に送られる。
【0038】発音チャンネル割当部35は、押鍵検出部
30から送られてきた鍵盤データ、コード展開部33か
ら送られてきた楽音データ、ベース展開部34から送ら
れてきた楽音データ、又はデータ読出部32から送られ
てきたドラムパートデータを受け取り、これらが発音を
指示するデータである場合は発音チャンネルを割り当
て、消音を指示するデータである場合は発音チャンネル
を解放する処理を行うものである。
30から送られてきた鍵盤データ、コード展開部33か
ら送られてきた楽音データ、ベース展開部34から送ら
れてきた楽音データ、又はデータ読出部32から送られ
てきたドラムパートデータを受け取り、これらが発音を
指示するデータである場合は発音チャンネルを割り当
て、消音を指示するデータである場合は発音チャンネル
を解放する処理を行うものである。
【0039】ここで発音チャンネルとは、楽音信号発生
部15が有するオシレータ(1又は2以上)に対応する
ものであり、発音チャンネル割当とは、発音を指示する
データが送られてきた場合に、楽音信号発生部15中の
どのオシレータを用いて発音させるかを決定する処理で
ある。この発音チャンネル割当部35で発音チャンネル
が割り当てられると、その旨の情報と発音指示に係る各
種データとが楽音信号発生部15に送られる。これによ
り、楽音信号発生部15において、割り当てられた発音
チャンネルを用いて楽音信号が生成され、増幅器16で
増幅されてスピーカ17に供給されることにより、所定
の楽音が放音されることになる。
部15が有するオシレータ(1又は2以上)に対応する
ものであり、発音チャンネル割当とは、発音を指示する
データが送られてきた場合に、楽音信号発生部15中の
どのオシレータを用いて発音させるかを決定する処理で
ある。この発音チャンネル割当部35で発音チャンネル
が割り当てられると、その旨の情報と発音指示に係る各
種データとが楽音信号発生部15に送られる。これによ
り、楽音信号発生部15において、割り当てられた発音
チャンネルを用いて楽音信号が生成され、増幅器16で
増幅されてスピーカ17に供給されることにより、所定
の楽音が放音されることになる。
【0040】CPU10の表示制御部36は、表示器1
3に各種表示を行わせる場合の制御を行うものである。
この表示制御部36では、例えば、コード検出部31か
らコード(コードルート及びコードタイプ)及びベース
ルートの各データを受け取り、これを表示器13で表示
できる形式のデータに変換し、表示位置を指示するデー
タを付加して表示器13に送出する。これにより、表示
器13の所定部位にコードルート、コードタイプ及びベ
ースルートが表示されることになる。
3に各種表示を行わせる場合の制御を行うものである。
この表示制御部36では、例えば、コード検出部31か
らコード(コードルート及びコードタイプ)及びベース
ルートの各データを受け取り、これを表示器13で表示
できる形式のデータに変換し、表示位置を指示するデー
タを付加して表示器13に送出する。これにより、表示
器13の所定部位にコードルート、コードタイプ及びベ
ースルートが表示されることになる。
【0041】次に、上記の構成において、本電子楽器の
伴奏内容検出装置の動作につき、図4〜図7に示したフ
ローチャートを参照しながら説明する。
伴奏内容検出装置の動作につき、図4〜図7に示したフ
ローチャートを参照しながら説明する。
【0042】図4(A)は、本電子楽器のメインルーチ
ンを示すフローチャートであり、電源の投入により起動
される。即ち、電源が投入されると、先ず、初期化処理
が行われる(ステップS10)。この初期化処理は、C
PU10の内部状態を初期状態に設定するとともに、図
示しないRAMに定義されているレジスタ、カウンタ或
いはフラグ等を初期状態に設定する処理である。また、
この初期化処理では、楽音信号発生部15に所定のデー
タを送り、電源投入時に不要な音が発生されるのを防止
する処理も行われる。
ンを示すフローチャートであり、電源の投入により起動
される。即ち、電源が投入されると、先ず、初期化処理
が行われる(ステップS10)。この初期化処理は、C
PU10の内部状態を初期状態に設定するとともに、図
示しないRAMに定義されているレジスタ、カウンタ或
いはフラグ等を初期状態に設定する処理である。また、
この初期化処理では、楽音信号発生部15に所定のデー
タを送り、電源投入時に不要な音が発生されるのを防止
する処理も行われる。
【0043】この初期化処理が終了すると、次いで、パ
ネル処理が行われる(ステップS11)。このパネル処
理の詳細は、図5のフローチャートに示されている。
ネル処理が行われる(ステップS11)。このパネル処
理の詳細は、図5のフローチャートに示されている。
【0044】パネル処理では、先ず、パネルイベントの
有無が調べられる(ステップS20)。これは以下のよ
うにして行われる。即ち、先ずCPU10が操作パネル
12をスキャンすることにより、各スイッチのオン/オ
フ状態を示すパネルデータ(以下、「新パネルデータ」
という。)を各スイッチに対応したビット列データとし
て取り込む。
有無が調べられる(ステップS20)。これは以下のよ
うにして行われる。即ち、先ずCPU10が操作パネル
12をスキャンすることにより、各スイッチのオン/オ
フ状態を示すパネルデータ(以下、「新パネルデータ」
という。)を各スイッチに対応したビット列データとし
て取り込む。
【0045】次いで、前回読み込んで図示しないRAM
に既に記憶されているパネルデータ(以下、「旧パネル
データ」という。)と、今回読み込んだ新パネルデータ
とを比較し、相違するビットをオンにしたイベントマッ
プを作成する。このステップS20におけるパネルイベ
ントの有無の判断は、このイベントマップを参照し、オ
ンになっているビットが存在するか否かを調べることに
より行われる。
に既に記憶されているパネルデータ(以下、「旧パネル
データ」という。)と、今回読み込んだ新パネルデータ
とを比較し、相違するビットをオンにしたイベントマッ
プを作成する。このステップS20におけるパネルイベ
ントの有無の判断は、このイベントマップを参照し、オ
ンになっているビットが存在するか否かを調べることに
より行われる。
【0046】ここでパネルイベントがないことが判断さ
れると、何等の処理をも行うことなくこのパネル処理ル
ーチンからリターンしてメインルーチンに戻る。一方、
パネルイベントがあることが判断されると、そのイベン
トは自動伴奏スイッチ120のイベントであるか否かが
調べられる(ステップS21)。これは、上記で作成し
たイベントマップ中の自動伴奏スイッチ120に対応す
るビットがオンになっているか否かを調べることにより
行われる。
れると、何等の処理をも行うことなくこのパネル処理ル
ーチンからリターンしてメインルーチンに戻る。一方、
パネルイベントがあることが判断されると、そのイベン
トは自動伴奏スイッチ120のイベントであるか否かが
調べられる(ステップS21)。これは、上記で作成し
たイベントマップ中の自動伴奏スイッチ120に対応す
るビットがオンになっているか否かを調べることにより
行われる。
【0047】そして、自動伴奏スイッチ120のイベン
トであることが判断されると、次いで、現在自動伴奏モ
ードであるか否かが調べられる(ステップS22)。こ
れは、自動伴奏フラグがオンになっているか否かを調べ
ることにより行われる。ここで、自動伴奏フラグは、図
示しないRAMに定義されたフラグであり、本電子楽器
の伴奏内容表示装置が自動伴奏モードにあるか通常演奏
モードにあるかを記憶するものである。自動伴奏フラグ
は、自動伴奏モードでは「1」に、通常演奏モードでは
「0」にそれぞれ設定される。
トであることが判断されると、次いで、現在自動伴奏モ
ードであるか否かが調べられる(ステップS22)。こ
れは、自動伴奏フラグがオンになっているか否かを調べ
ることにより行われる。ここで、自動伴奏フラグは、図
示しないRAMに定義されたフラグであり、本電子楽器
の伴奏内容表示装置が自動伴奏モードにあるか通常演奏
モードにあるかを記憶するものである。自動伴奏フラグ
は、自動伴奏モードでは「1」に、通常演奏モードでは
「0」にそれぞれ設定される。
【0048】上記ステップS22で自動伴奏モードでな
いことが判断されると、つまり自動伴奏フラグが「0」
であることが判断されると、自動伴奏フラグが「1」に
セットされる(ステップS24)。同時に、図示しない
RAMに設けられたタイマカウンタのカウントアップが
開始される。
いことが判断されると、つまり自動伴奏フラグが「0」
であることが判断されると、自動伴奏フラグが「1」に
セットされる(ステップS24)。同時に、図示しない
RAMに設けられたタイマカウンタのカウントアップが
開始される。
【0049】一方、自動伴奏モードであることが判断さ
れると、つまり自動伴奏フラグが「1」であることが判
断されると、自動伴奏フラグが「0」にクリアされる
(ステップS23)。同時に、タイマカウンタのカウン
トアップが停止される。このステップS22〜S24に
より、自動伴奏スイッチ120を押下する度に自動伴奏
モードと通常演奏モードとが交互に反転するトグル機能
が実現されている。なお、上記ステップS21で自動伴
奏スイッチ120のイベントでないことが判断される
と、上記ステップS22〜S24の処理はスキップされ
る。
れると、つまり自動伴奏フラグが「1」であることが判
断されると、自動伴奏フラグが「0」にクリアされる
(ステップS23)。同時に、タイマカウンタのカウン
トアップが停止される。このステップS22〜S24に
より、自動伴奏スイッチ120を押下する度に自動伴奏
モードと通常演奏モードとが交互に反転するトグル機能
が実現されている。なお、上記ステップS21で自動伴
奏スイッチ120のイベントでないことが判断される
と、上記ステップS22〜S24の処理はスキップされ
る。
【0050】次いで、「その他のスイッチ処理」が行わ
れる(ステップS25)。この「その他のスイッチ処
理」は、操作パネル12に設けられた上記以外のスイッ
チ操作に対する処理である。
れる(ステップS25)。この「その他のスイッチ処
理」は、操作パネル12に設けられた上記以外のスイッ
チ操作に対する処理である。
【0051】例えば、音色スイッチの操作に対応する音
色切換処理、音量スイッチの操作に対応した音量変更処
理、リズムスイッチの操作に対応したリズム変更処理等
が行われる。各スイッチに対応する処理の内容は、本発
明とは直接関係しないので説明は省略する。その後、こ
のパネル処理ルーチンからリターンしてメインルーチン
に戻る。
色切換処理、音量スイッチの操作に対応した音量変更処
理、リズムスイッチの操作に対応したリズム変更処理等
が行われる。各スイッチに対応する処理の内容は、本発
明とは直接関係しないので説明は省略する。その後、こ
のパネル処理ルーチンからリターンしてメインルーチン
に戻る。
【0052】メインルーチンでは、次いで、鍵盤処理が
行われる(ステップS12)。この鍵盤処理の詳細は、
図6のフローチャートに示されている。この鍵盤処理の
中で、本発明の特徴に関係するコード及びベースルート
の検出処理が行われることになる。
行われる(ステップS12)。この鍵盤処理の詳細は、
図6のフローチャートに示されている。この鍵盤処理の
中で、本発明の特徴に関係するコード及びベースルート
の検出処理が行われることになる。
【0053】鍵盤処理では、先ず、鍵盤イベントの有無
が調べられる(ステップS30)。これは以下のように
して行われる。即ち、先ずCPU10の押鍵検出部30
で鍵盤装置11をスキャンすることにより、各鍵のオン
/オフ状態を示すデータ(以下、「新鍵盤データ」とい
う。)を各鍵に対応したビット列データとして取り込
む。
が調べられる(ステップS30)。これは以下のように
して行われる。即ち、先ずCPU10の押鍵検出部30
で鍵盤装置11をスキャンすることにより、各鍵のオン
/オフ状態を示すデータ(以下、「新鍵盤データ」とい
う。)を各鍵に対応したビット列データとして取り込
む。
【0054】次いで、前回読み込んで図示しないRAM
に既に記憶されている鍵盤データ(以下、「旧鍵盤デー
タ」という。)と、今回読み込んだ新鍵盤データとを比
較し、相違するビットをオンにしたイベントマップを作
成する。このステップS30で行う鍵盤イベントの有無
の判断は、このイベントマップに、オンになっているビ
ットが存在するか否かを調べることにより行われる。
に既に記憶されている鍵盤データ(以下、「旧鍵盤デー
タ」という。)と、今回読み込んだ新鍵盤データとを比
較し、相違するビットをオンにしたイベントマップを作
成する。このステップS30で行う鍵盤イベントの有無
の判断は、このイベントマップに、オンになっているビ
ットが存在するか否かを調べることにより行われる。
【0055】ここで鍵盤イベントがないことが判断され
ると、何等の処理をも行わずにこの鍵盤処理ルーチンか
らリターンしてメインルーチンに戻る。一方、鍵盤イベ
ントがあることが判断されると、自動伴奏フラグが
「1」であるか否かが調べられる(ステップS31)。
そして、自動伴奏フラグが「0」、即ち通常演奏モード
であることが判断されると、ステップS33へ分岐して
押鍵/離鍵処理(詳細は後述する。)が行われる。
ると、何等の処理をも行わずにこの鍵盤処理ルーチンか
らリターンしてメインルーチンに戻る。一方、鍵盤イベ
ントがあることが判断されると、自動伴奏フラグが
「1」であるか否かが調べられる(ステップS31)。
そして、自動伴奏フラグが「0」、即ち通常演奏モード
であることが判断されると、ステップS33へ分岐して
押鍵/離鍵処理(詳細は後述する。)が行われる。
【0056】一方、自動伴奏フラグが「1」、即ち、自
動伴奏モードであることが判断されると、次いで、コー
ド検出用鍵盤のイベントであるか否かが調べられる(ス
テップS32)。これは、鍵盤データ中のキーナンバが
スプリットポイントより低音側の番号となっているか否
かを調べることにより行われる。そして、コード検出用
鍵盤のイベントでない、つまり通常演奏用鍵盤の鍵のイ
ベントであることが判断されると押鍵/離鍵処理が行わ
れる(ステップS33)。
動伴奏モードであることが判断されると、次いで、コー
ド検出用鍵盤のイベントであるか否かが調べられる(ス
テップS32)。これは、鍵盤データ中のキーナンバが
スプリットポイントより低音側の番号となっているか否
かを調べることにより行われる。そして、コード検出用
鍵盤のイベントでない、つまり通常演奏用鍵盤の鍵のイ
ベントであることが判断されると押鍵/離鍵処理が行わ
れる(ステップS33)。
【0057】押鍵/離鍵処理は次のようにして行われ
る。即ち、押鍵検出部30から出力された鍵盤データは
発音チャンネル割当部35に送られる。発音チャンネル
割当部35は、受け取った鍵盤データが押鍵を示すデー
タである場合は、発音チャンネルの割当てを行い、割り
当てられた発音チャンネルに関する情報及び鍵盤データ
を楽音信号発生部15に送る。これにより、楽音信号発
生部15では、割り当てられた発音チャンネルを用いて
楽音信号が生成され、増幅器16及びスピーカ17を介
して発音が行われる。
る。即ち、押鍵検出部30から出力された鍵盤データは
発音チャンネル割当部35に送られる。発音チャンネル
割当部35は、受け取った鍵盤データが押鍵を示すデー
タである場合は、発音チャンネルの割当てを行い、割り
当てられた発音チャンネルに関する情報及び鍵盤データ
を楽音信号発生部15に送る。これにより、楽音信号発
生部15では、割り当てられた発音チャンネルを用いて
楽音信号が生成され、増幅器16及びスピーカ17を介
して発音が行われる。
【0058】一方、離鍵を示すデータである場合は、発
音チャンネル割当部35は発音チャンネルの検索を行
う。そして、検索された発音チャンネルに関する所定の
データを楽音信号発生部15に送る。これにより、その
発音チャンネルにおける楽音信号の生成が中止され、増
幅器16及びスピーカ17を介して発音されていた楽音
が停止される。その後、この鍵盤処理ルーチンからリタ
ーンしてメインルーチンに戻る。
音チャンネル割当部35は発音チャンネルの検索を行
う。そして、検索された発音チャンネルに関する所定の
データを楽音信号発生部15に送る。これにより、その
発音チャンネルにおける楽音信号の生成が中止され、増
幅器16及びスピーカ17を介して発音されていた楽音
が停止される。その後、この鍵盤処理ルーチンからリタ
ーンしてメインルーチンに戻る。
【0059】一方、上記ステップS32でコード検出用
鍵盤のイベントであることが判断されると、以下、コー
ド及びベースルートの検出が行われる。
鍵盤のイベントであることが判断されると、以下、コー
ド及びベースルートの検出が行われる。
【0060】即ち、先ず、押鍵イベントのあった鍵が、
現在押されている鍵の中で最低音に対応する鍵であるか
否かが調べられる(ステップS34)。そして、最低音
に対応する鍵であることが判断されると、ベースルート
の更新が行われる(ステップS35)。これは、RAM
のベースルートエリアが、その鍵に対応する音名で書き
換えられる。以下、自動伴奏処理では、このベースルー
トエリアの音名を用いてベース展開が行われることにな
る。一方、押鍵イベントのあった鍵が、現在押されてい
る鍵の中で最低音に対応する鍵でないことが判断される
と、ステップS35の処理はスキップされ、ベースルー
トの更新は行われない。
現在押されている鍵の中で最低音に対応する鍵であるか
否かが調べられる(ステップS34)。そして、最低音
に対応する鍵であることが判断されると、ベースルート
の更新が行われる(ステップS35)。これは、RAM
のベースルートエリアが、その鍵に対応する音名で書き
換えられる。以下、自動伴奏処理では、このベースルー
トエリアの音名を用いてベース展開が行われることにな
る。一方、押鍵イベントのあった鍵が、現在押されてい
る鍵の中で最低音に対応する鍵でないことが判断される
と、ステップS35の処理はスキップされ、ベースルー
トの更新は行われない。
【0061】次いで、RAMのオクトコードエリアがク
リアされる(ステップS36)。次いで、合成オクトコ
ードの作成が行われる(ステップS37)。具体的に
は、先ず、キーナンバA0〜B0の新鍵盤データとオク
トコードエリアの内容の論理和がとられ、結果がオクト
コードエリアに格納される。なお、存在しない鍵(キー
ナンバC0〜G0、G2〜B2)に対応する鍵盤データ
は「0」として論理和がとられる。
リアされる(ステップS36)。次いで、合成オクトコ
ードの作成が行われる(ステップS37)。具体的に
は、先ず、キーナンバA0〜B0の新鍵盤データとオク
トコードエリアの内容の論理和がとられ、結果がオクト
コードエリアに格納される。なお、存在しない鍵(キー
ナンバC0〜G0、G2〜B2)に対応する鍵盤データ
は「0」として論理和がとられる。
【0062】次いで、合成終了か否かが調べられる(ス
テップS38)。即ち、キーナンバC2の属するオクタ
ーブに対する演算が終了したか否かが調べられる。そし
て、合成終了でないことが判断されるとステップS37
に戻り、次の1オクターブに対する論理和がとられて結
果がオクトコードエリアに格納される。かかる動作を合
成終了が認識されるまで(本実施例では3回)繰り返し
た後、ステップS39に進む。この時点では、オクトコ
ードエリアには、コード検出用鍵盤の押されている鍵の
音名に対応するビットが「1」にセットされたオクトコ
ードが格納されている。
テップS38)。即ち、キーナンバC2の属するオクタ
ーブに対する演算が終了したか否かが調べられる。そし
て、合成終了でないことが判断されるとステップS37
に戻り、次の1オクターブに対する論理和がとられて結
果がオクトコードエリアに格納される。かかる動作を合
成終了が認識されるまで(本実施例では3回)繰り返し
た後、ステップS39に進む。この時点では、オクトコ
ードエリアには、コード検出用鍵盤の押されている鍵の
音名に対応するビットが「1」にセットされたオクトコ
ードが格納されている。
【0063】次いで、3鍵以上がオンにされているか否
かが調べられる(ステップS39)。つまり、オクトコ
ードエリアに、「1」にセットされているビットが3個
以上存在するか否かが調べられる。そして、3鍵以上が
オンにされていないことが判断されると、以下の処理を
行うことなくこの鍵盤処理ルーチンからリターンしてメ
インルーチンに戻る。この処理により、3鍵以上の押鍵
がなければコード検出を行わず、従前に検出したコード
が引き続いて自動伴奏におけるコード展開に使用される
という機能が実現されている。ただし、この場合にも、
上述したようにベースルートの検出は行われるので、1
鍵又は2鍵を押すことによりコードは従前の状態を維持
したままベースルートのみを変更して分数コードの演奏
を行わせることができるものとなっている。なお、本実
施例では、3鍵以上がオンにされていなければコード検
出を行わないように構成したが、2鍵以上がオンにされ
ていなければコード検出を行わないように構成すること
もできる。
かが調べられる(ステップS39)。つまり、オクトコ
ードエリアに、「1」にセットされているビットが3個
以上存在するか否かが調べられる。そして、3鍵以上が
オンにされていないことが判断されると、以下の処理を
行うことなくこの鍵盤処理ルーチンからリターンしてメ
インルーチンに戻る。この処理により、3鍵以上の押鍵
がなければコード検出を行わず、従前に検出したコード
が引き続いて自動伴奏におけるコード展開に使用される
という機能が実現されている。ただし、この場合にも、
上述したようにベースルートの検出は行われるので、1
鍵又は2鍵を押すことによりコードは従前の状態を維持
したままベースルートのみを変更して分数コードの演奏
を行わせることができるものとなっている。なお、本実
施例では、3鍵以上がオンにされていなければコード検
出を行わないように構成したが、2鍵以上がオンにされ
ていなければコード検出を行わないように構成すること
もできる。
【0064】一方、上記ステップS39で3鍵以上がオ
ンであることが判断されると、次いで、RAMのコード
ルートエリアがクリアされる(ステップS40)。次い
で、合成オクトコードとコードテーブルとが比較される
(ステップS41)。即ち、図示しないROMのコード
テーブルの先頭から順次各コードタイプのコードビット
パターンデータを読み出し、合成オクトコードと一致す
るものがあるか否かを調べる。そして、一致するものが
なければ合成オクトコードを1ビットだけ左又は右にリ
ングシフトする(ステップS42)。そして、コードル
ート、つまりコードルートエリアの内容をインクリメン
トする(ステップS43)。そして、コードルートが
「12」になったか否か、換言すれば12回のリングシ
フトが終了したか否かが調べられる(ステップS4
4)。
ンであることが判断されると、次いで、RAMのコード
ルートエリアがクリアされる(ステップS40)。次い
で、合成オクトコードとコードテーブルとが比較される
(ステップS41)。即ち、図示しないROMのコード
テーブルの先頭から順次各コードタイプのコードビット
パターンデータを読み出し、合成オクトコードと一致す
るものがあるか否かを調べる。そして、一致するものが
なければ合成オクトコードを1ビットだけ左又は右にリ
ングシフトする(ステップS42)。そして、コードル
ート、つまりコードルートエリアの内容をインクリメン
トする(ステップS43)。そして、コードルートが
「12」になったか否か、換言すれば12回のリングシ
フトが終了したか否かが調べられる(ステップS4
4)。
【0065】そして、コードルートが「12」になって
いないことが判断されると、ステップS41に戻り、以
下同様の処理を繰り返す。この繰り返し実行において、
ステップS44でコードルートが「12」になったこと
が判断されると、つまり、全てのコードタイプの全ての
コードルートに対応するコードビットパターンデータに
合致するものが存在しないことが判断されると、コード
が成立しなかったものと認識され、コード不成立時処理
が行われる(ステップS45)。このコード不成立時処
理においては、コード検出部31は、押されている鍵の
全ての鍵盤データをコード展開部33に送る。コード展
開部33は、後に説明する自動伴奏処理において、コー
ド検出部31から受け取った鍵盤データ中の音高データ
と、データ読出部32から受け取ったコードパートデー
タ中の音長データとを発音チャンネル割当部35に送
る。これにより、楽音信号発生部15では、押鍵された
鍵の音がコードパートデータのリズムに従って発音され
ることになる。
いないことが判断されると、ステップS41に戻り、以
下同様の処理を繰り返す。この繰り返し実行において、
ステップS44でコードルートが「12」になったこと
が判断されると、つまり、全てのコードタイプの全ての
コードルートに対応するコードビットパターンデータに
合致するものが存在しないことが判断されると、コード
が成立しなかったものと認識され、コード不成立時処理
が行われる(ステップS45)。このコード不成立時処
理においては、コード検出部31は、押されている鍵の
全ての鍵盤データをコード展開部33に送る。コード展
開部33は、後に説明する自動伴奏処理において、コー
ド検出部31から受け取った鍵盤データ中の音高データ
と、データ読出部32から受け取ったコードパートデー
タ中の音長データとを発音チャンネル割当部35に送
る。これにより、楽音信号発生部15では、押鍵された
鍵の音がコードパートデータのリズムに従って発音され
ることになる。
【0066】次いで、表示処理が行われる(ステップS
46)。この表示処理においては、表示制御部36は、
コードルート及びコードタイプについては、その時点で
既に表示されていたものを継続して表示するように制御
する。また、ベースルートについては、ベースルートの
更新が行われた場合には変更後のベースルートを表示す
るように制御し、更新が行われなかった場合には、その
時点で表示されていたものを継続して表示するように制
御する。その後、この鍵盤処理ルーチンからリターンし
てメインルーチンに戻る。
46)。この表示処理においては、表示制御部36は、
コードルート及びコードタイプについては、その時点で
既に表示されていたものを継続して表示するように制御
する。また、ベースルートについては、ベースルートの
更新が行われた場合には変更後のベースルートを表示す
るように制御し、更新が行われなかった場合には、その
時点で表示されていたものを継続して表示するように制
御する。その後、この鍵盤処理ルーチンからリターンし
てメインルーチンに戻る。
【0067】上記ステップS41〜S44の繰り返し実
行の過程において、ステップS41でコードテーブル中
に合成オクトコードと一致するものが存在することが判
断されると、コードが検出されたものと認識し、コード
タイプを更新する(ステップS47)。即ち、一致した
コードタイプを示すデータをコードタイプエリアに書き
込む。次いで、コードルートの更新を行う(ステップS
48)。このコードルートは、上記ステップS41〜S
44の繰り返し実行の中で、合成オクトコードをリング
シフトする度にインクリメントすることにより得られた
値であり、既にコードルートエリアに格納されている。
行の過程において、ステップS41でコードテーブル中
に合成オクトコードと一致するものが存在することが判
断されると、コードが検出されたものと認識し、コード
タイプを更新する(ステップS47)。即ち、一致した
コードタイプを示すデータをコードタイプエリアに書き
込む。次いで、コードルートの更新を行う(ステップS
48)。このコードルートは、上記ステップS41〜S
44の繰り返し実行の中で、合成オクトコードをリング
シフトする度にインクリメントすることにより得られた
値であり、既にコードルートエリアに格納されている。
【0068】次いで、表示処理が行われる(ステップS
49)。この表示処理においては、表示制御部36は、
コードルート及びコードタイプについては、新たに検出
されたものを表示するように制御する。また、ベースル
ートについては、ベースルートの更新が行われた場合に
は変更後のベースルートを表示するように制御し、更新
が行われなかった場合には、その時点で表示されていた
ものを継続して表示するように制御する。その後、この
鍵盤処理ルーチンからリターンしてメインルーチンに戻
る。
49)。この表示処理においては、表示制御部36は、
コードルート及びコードタイプについては、新たに検出
されたものを表示するように制御する。また、ベースル
ートについては、ベースルートの更新が行われた場合に
は変更後のベースルートを表示するように制御し、更新
が行われなかった場合には、その時点で表示されていた
ものを継続して表示するように制御する。その後、この
鍵盤処理ルーチンからリターンしてメインルーチンに戻
る。
【0069】メインルーチンでは、次いで、自動伴奏処
理が行われる(ステップS13)。この自動伴奏処理の
詳細については、図7のフローチャートに示されてい
る。
理が行われる(ステップS13)。この自動伴奏処理の
詳細については、図7のフローチャートに示されてい
る。
【0070】自動伴奏処理では、先ず、自動伴奏フラグ
が「1」であるか否かが調べられる(ステップS5
0)。そして、自動伴奏フラグが「0」、即ち通常演奏
モードであることが判断されると、何等の処理を行うこ
となくこの自動伴奏処理ルーチンからリターンしてメイ
ンルーチンに戻る。
が「1」であるか否かが調べられる(ステップS5
0)。そして、自動伴奏フラグが「0」、即ち通常演奏
モードであることが判断されると、何等の処理を行うこ
となくこの自動伴奏処理ルーチンからリターンしてメイ
ンルーチンに戻る。
【0071】一方、自動伴奏フラグが「1」、即ち、自
動伴奏モードであることが判断されると、タイマカウン
タの内容と、自動伴奏データ記憶部14から読み出した
自動伴奏データに含まれるステップタイム値とが比較さ
れ(ステップS51)、これらが一致するか否かが調べ
られる(ステップS52)。
動伴奏モードであることが判断されると、タイマカウン
タの内容と、自動伴奏データ記憶部14から読み出した
自動伴奏データに含まれるステップタイム値とが比較さ
れ(ステップS51)、これらが一致するか否かが調べ
られる(ステップS52)。
【0072】そして、一致することが判断された場合
は、データ読出部32によって自動伴奏データ記憶部1
4から自動伴奏データを読み出す(ステップS53)。
そして、この読み出された自動伴奏データがコードパー
トデータの場合はコード展開部33へ、ベースパートデ
ータの場合はベース展開部34へ、ドラムパートデータ
の場合は発音チャンネル割当部35へそれぞれ送られ
る。
は、データ読出部32によって自動伴奏データ記憶部1
4から自動伴奏データを読み出す(ステップS53)。
そして、この読み出された自動伴奏データがコードパー
トデータの場合はコード展開部33へ、ベースパートデ
ータの場合はベース展開部34へ、ドラムパートデータ
の場合は発音チャンネル割当部35へそれぞれ送られ
る。
【0073】次いで、コード/ベース展開処理が行われ
る(ステップS54)。このコード/ベース展開処理
は、コード展開部33がデータ読出部32から受け取っ
たコードパートデータをコード検出部31から送られて
きたコードに従って展開し、または、ベース展開部34
がデータ読出部32から受け取ったベースパートデータ
をコード検出部31から送られてきたベースルートに従
って展開するものである。コード展開又はベース展開の
何れを行うかは、読み出された自動伴奏データに従う。
また、ドラムパートデータが読み出された場合は、この
ステップS54の処理はスキップされる。このコード/
ベース展開処理により生成された楽音データは、発音チ
ャンネル割当部35に送られる。なお、コード不成立の
場合は、上述したように、鍵盤データ中の音高データ及
びコードパートデータ中の音長データに基づいて楽音デ
ータが生成され発音チャンネル割当部35に送られる。
る(ステップS54)。このコード/ベース展開処理
は、コード展開部33がデータ読出部32から受け取っ
たコードパートデータをコード検出部31から送られて
きたコードに従って展開し、または、ベース展開部34
がデータ読出部32から受け取ったベースパートデータ
をコード検出部31から送られてきたベースルートに従
って展開するものである。コード展開又はベース展開の
何れを行うかは、読み出された自動伴奏データに従う。
また、ドラムパートデータが読み出された場合は、この
ステップS54の処理はスキップされる。このコード/
ベース展開処理により生成された楽音データは、発音チ
ャンネル割当部35に送られる。なお、コード不成立の
場合は、上述したように、鍵盤データ中の音高データ及
びコードパートデータ中の音長データに基づいて楽音デ
ータが生成され発音チャンネル割当部35に送られる。
【0074】次いで、発音処理が行われる(ステップS
55)。即ち、コード/ベース展開により生成された楽
音データが発音チャンネル割当部35に送られることに
より、上述した鍵盤処理ルーチン(図6)のステップS
33で説明したと同様の方法で、発音又は消音が行われ
る。
55)。即ち、コード/ベース展開により生成された楽
音データが発音チャンネル割当部35に送られることに
より、上述した鍵盤処理ルーチン(図6)のステップS
33で説明したと同様の方法で、発音又は消音が行われ
る。
【0075】次いで、データアドレスのインクリメント
が行われる(ステップS56)。即ち、自動伴奏データ
が記憶されている自動伴奏データ記憶部14のアドレス
がインクリメントされる。これにより、次回の自動伴奏
処理においては、次の自動伴奏データを用いて発音が行
われることになる。その後、この自動伴奏処理ルーチン
からリターンしてメインルーチンに戻る。
が行われる(ステップS56)。即ち、自動伴奏データ
が記憶されている自動伴奏データ記憶部14のアドレス
がインクリメントされる。これにより、次回の自動伴奏
処理においては、次の自動伴奏データを用いて発音が行
われることになる。その後、この自動伴奏処理ルーチン
からリターンしてメインルーチンに戻る。
【0076】一方、上記ステップS52で、タイマカウ
ンタの内容と自動伴奏データ中のステップタイム値とが
一致しないことが判断されると、次のトラック(パー
ト)へ移行するための処理が行われる(ステップS5
7)。即ち、複数のパートの自動伴奏が行われている場
合に、次のトラック(パート)に対して上記と同様の処
理を行うべく、例えば、自動伴奏データの読出アドレス
等を変更する処理が行われる。これにより、コードパー
ト、ベースパート及びドラムパートの自動伴奏データに
対する処理が順次繰り返されることになる。
ンタの内容と自動伴奏データ中のステップタイム値とが
一致しないことが判断されると、次のトラック(パー
ト)へ移行するための処理が行われる(ステップS5
7)。即ち、複数のパートの自動伴奏が行われている場
合に、次のトラック(パート)に対して上記と同様の処
理を行うべく、例えば、自動伴奏データの読出アドレス
等を変更する処理が行われる。これにより、コードパー
ト、ベースパート及びドラムパートの自動伴奏データに
対する処理が順次繰り返されることになる。
【0077】次いで、自動伴奏の終了か否かが調べられ
る(ステップS58)。即ち、現在処理している自動伴
奏データが、自動伴奏の終了を意味するENDマークを
有するデータであるか否かが調べられる。そして、自動
伴奏の終了でないことが判断されると、この自動伴奏処
理ルーチンからリターンしてメインルーチンに戻る。
る(ステップS58)。即ち、現在処理している自動伴
奏データが、自動伴奏の終了を意味するENDマークを
有するデータであるか否かが調べられる。そして、自動
伴奏の終了でないことが判断されると、この自動伴奏処
理ルーチンからリターンしてメインルーチンに戻る。
【0078】一方、上記ステップS58で自動伴奏の終
了であることが判断されると、自動伴奏停止処理及びエ
ンディング処理が行われる(ステップS59)。即ち、
自動伴奏フラグを「0」にクリアすると共に、タイマカ
ウンタのカウントアップを停止させる。その後、この自
動伴奏処理ルーチンからリターンしてメインルーチンに
戻る。
了であることが判断されると、自動伴奏停止処理及びエ
ンディング処理が行われる(ステップS59)。即ち、
自動伴奏フラグを「0」にクリアすると共に、タイマカ
ウンタのカウントアップを停止させる。その後、この自
動伴奏処理ルーチンからリターンしてメインルーチンに
戻る。
【0079】以上の処理が終了してこの自動伴奏処理ル
ーチンからリターンしてメインルーチンに戻ると、メイ
ンルーチンでは、次いで、「その他の処理」が行われる
(ステップS14)。この「その他の処理」では、上述
した以外の各種処理、例えばMIDIデータの送受信処
理等が行われる。
ーチンからリターンしてメインルーチンに戻ると、メイ
ンルーチンでは、次いで、「その他の処理」が行われる
(ステップS14)。この「その他の処理」では、上述
した以外の各種処理、例えばMIDIデータの送受信処
理等が行われる。
【0080】このように、メインルーチンのステップS
11〜S14の繰り返し実行の過程で、パネル操作又は
鍵盤操作に応じたイベント、或いは自動伴奏イベントが
発生すると、そのイベントに対応する処理が行われるこ
とにより電子楽器の各種機能が実現されている。
11〜S14の繰り返し実行の過程で、パネル操作又は
鍵盤操作に応じたイベント、或いは自動伴奏イベントが
発生すると、そのイベントに対応する処理が行われるこ
とにより電子楽器の各種機能が実現されている。
【0081】また、上記CPU10の処理とは別途独立
に、図4(B)に示すように、タイマ割込処理が行われ
る。このタイマ割込処理は、CPU10のタイマにより
一定周期で発生される割込を受け付けてタイマカウンタ
をインクリメントする処理である(ステップS15)。
このタイマカウンタの内容は、上述したように、自動伴
奏処理において、発音タイミングを検出するために使用
される。
に、図4(B)に示すように、タイマ割込処理が行われ
る。このタイマ割込処理は、CPU10のタイマにより
一定周期で発生される割込を受け付けてタイマカウンタ
をインクリメントする処理である(ステップS15)。
このタイマカウンタの内容は、上述したように、自動伴
奏処理において、発音タイミングを検出するために使用
される。
【0082】以上の動作の理解をより深めるために、押
下パターンの種類と、その時に検出されるベースルー
ト、コードルート及びコードタイプを図3に示してい
る。
下パターンの種類と、その時に検出されるベースルー
ト、コードルート及びコードタイプを図3に示してい
る。
【0083】図3(A)では、キーナンバA0の鍵のみ
が押されている状態を示している。この場合、コード検
出用鍵盤において、3鍵以上が押されていないのでコー
ドの検出は行われず、コード不成立として扱われる。ま
た、ベースルートとしては、コード検出用鍵盤の押鍵中
の鍵の最低音、つまり音名Aが採用される。
が押されている状態を示している。この場合、コード検
出用鍵盤において、3鍵以上が押されていないのでコー
ドの検出は行われず、コード不成立として扱われる。ま
た、ベースルートとしては、コード検出用鍵盤の押鍵中
の鍵の最低音、つまり音名Aが採用される。
【0084】図3(B)では、キーナンバA0、C♯1
及びE1の3鍵が押されている状態を示している。この
場合、コード検出用鍵盤において、3鍵以上が押されて
いるのでコード検出が行われる。即ち、コードルートは
音名A、コードタイプはメジャーが検出される。また、
ベースルートとしては、コード検出用鍵盤の押鍵中の鍵
の最低音、つまり音名Aが採用される。
及びE1の3鍵が押されている状態を示している。この
場合、コード検出用鍵盤において、3鍵以上が押されて
いるのでコード検出が行われる。即ち、コードルートは
音名A、コードタイプはメジャーが検出される。また、
ベースルートとしては、コード検出用鍵盤の押鍵中の鍵
の最低音、つまり音名Aが採用される。
【0085】図3(C)では、キーナンバC♯1、E1
及びA1の3鍵が押されている状態を示している。この
場合、コード検出用鍵盤において、3鍵以上が押されて
いるのでコード検出が行われず、コード不成立として扱
われる。また、ベースルートとしては、コード検出用鍵
盤の押鍵中の鍵の最低音、つまり音名C♯が採用され
る。
及びA1の3鍵が押されている状態を示している。この
場合、コード検出用鍵盤において、3鍵以上が押されて
いるのでコード検出が行われず、コード不成立として扱
われる。また、ベースルートとしては、コード検出用鍵
盤の押鍵中の鍵の最低音、つまり音名C♯が採用され
る。
【0086】図3(D)では、キーナンバC♯1、E1
及びA2の3鍵が押されている状態を示している。この
場合、コード検出用鍵盤において、2鍵しか押されてい
ないので、コード検出は行われない。即ち、コードルー
トは音名C♯、コードタイプはメジャーが検出される。
また、ベースルートとしては、コード検出用鍵盤の押鍵
中の鍵の最低音、つまり音名C♯が採用される。
及びA2の3鍵が押されている状態を示している。この
場合、コード検出用鍵盤において、2鍵しか押されてい
ないので、コード検出は行われない。即ち、コードルー
トは音名C♯、コードタイプはメジャーが検出される。
また、ベースルートとしては、コード検出用鍵盤の押鍵
中の鍵の最低音、つまり音名C♯が採用される。
【0087】以上説明したように、この実施例によれ
ば、コード検出用鍵盤の3鍵以上が同時に押された場合
に、その押下パターンに応じてコードの成否及びコード
が成立した場合のコードの種類(コードルート及びコー
ドタイプ)を検出する。そして、コードが成立したこと
が検出された場合に、検出されたコードに応じたコード
音を発生する。一方、3鍵以上が同時に押されていない
場合、又はコードが成立しなかったことが検出された場
合には、それまでに発生していた楽音を継続して発生す
る。
ば、コード検出用鍵盤の3鍵以上が同時に押された場合
に、その押下パターンに応じてコードの成否及びコード
が成立した場合のコードの種類(コードルート及びコー
ドタイプ)を検出する。そして、コードが成立したこと
が検出された場合に、検出されたコードに応じたコード
音を発生する。一方、3鍵以上が同時に押されていない
場合、又はコードが成立しなかったことが検出された場
合には、それまでに発生していた楽音を継続して発生す
る。
【0088】また、上記コード検出用鍵盤の押下パター
ンに応じてベースルートを検出する。ここで検出される
ベースルートは、押された鍵のうち最低音に対応する鍵
の音である。このベースルートの検出は、上記コードの
成否とは別途独立に行われる。
ンに応じてベースルートを検出する。ここで検出される
ベースルートは、押された鍵のうち最低音に対応する鍵
の音である。このベースルートの検出は、上記コードの
成否とは別途独立に行われる。
【0089】従来は、鍵盤装置の鍵の押下パターンに応
じてコード検出を行い、検出されたコードの構成音の中
の特定音、例えば最低音をベースルートとしていた。従
って、特定のコードを指定した場合は、押下パターンに
拘らずベースルートは一意的に決定されてしまい、1つ
のコードにおいてベースルート音を選択する余地はなか
った。これに対し、本実施例によれば、例えば押された
鍵のうち最低音に対応する鍵の音をベースルートとすれ
ば、押下パターンに応じて複数のベースルート音を選択
することが可能となる。
じてコード検出を行い、検出されたコードの構成音の中
の特定音、例えば最低音をベースルートとしていた。従
って、特定のコードを指定した場合は、押下パターンに
拘らずベースルートは一意的に決定されてしまい、1つ
のコードにおいてベースルート音を選択する余地はなか
った。これに対し、本実施例によれば、例えば押された
鍵のうち最低音に対応する鍵の音をベースルートとすれ
ば、押下パターンに応じて複数のベースルート音を選択
することが可能となる。
【0090】このように、本実施例では、鍵盤装置上
で、伴奏内容、つまりコード及びベースルートを検出す
るためのコード検出用鍵盤を予め定め、コード及びベー
スルートを検出するようにしているので、全鍵域でコー
ド検出を行う場合に比べ演奏者が意図するコードを指定
することが容易にできるものとなっている。また、同一
のコードを指定する場合であっても、押下パターンによ
ってベースルートを異ならしめることができるので、分
数コードの演奏にも対応できるものとなっている。
で、伴奏内容、つまりコード及びベースルートを検出す
るためのコード検出用鍵盤を予め定め、コード及びベー
スルートを検出するようにしているので、全鍵域でコー
ド検出を行う場合に比べ演奏者が意図するコードを指定
することが容易にできるものとなっている。また、同一
のコードを指定する場合であっても、押下パターンによ
ってベースルートを異ならしめることができるので、分
数コードの演奏にも対応できるものとなっている。
【0091】また、ベース音を順次変更して分数コード
の演奏を行うような場合には、押鍵数を「3」以下にし
て、又はコードが不成立となるような押下パターンで順
次コード検出用鍵盤の所望の鍵を押すことにより、コー
ド音を継続させながらベース音のみを所望の音に変更す
る応用が可能となる。これにより、演奏者が意図するコ
ード音及びベース音を発生させる場合に、全鍵域でコー
ド検出を行う場合に比べて鍵盤操作が容易になってい
る。
の演奏を行うような場合には、押鍵数を「3」以下にし
て、又はコードが不成立となるような押下パターンで順
次コード検出用鍵盤の所望の鍵を押すことにより、コー
ド音を継続させながらベース音のみを所望の音に変更す
る応用が可能となる。これにより、演奏者が意図するコ
ード音及びベース音を発生させる場合に、全鍵域でコー
ド検出を行う場合に比べて鍵盤操作が容易になってい
る。
【0092】なお、上記実施例では、鍵盤装置11から
与えられた鍵盤データに対してコード検出を行い、コー
ドルート、コードタイプ及びベースルートを検出するよ
うに構成したが、外部装置から例えばMIDIインタフ
ェースを介して与えられる鍵盤データに対して上記と同
様の処理を行うことにより、コードルート、コードタイ
プ及びベースルートを検出するように構成することもで
きる。
与えられた鍵盤データに対してコード検出を行い、コー
ドルート、コードタイプ及びベースルートを検出するよ
うに構成したが、外部装置から例えばMIDIインタフ
ェースを介して与えられる鍵盤データに対して上記と同
様の処理を行うことにより、コードルート、コードタイ
プ及びベースルートを検出するように構成することもで
きる。
【0093】また、上記実施例では、コード検出用鍵盤
の押されている鍵のうち、最低音に対応する鍵の音をベ
ースルートとするように構成したが、その他の鍵、例え
ば最高音、又は中位の音に対応する鍵の音をベースルー
トとするように構成することもできる。
の押されている鍵のうち、最低音に対応する鍵の音をベ
ースルートとするように構成したが、その他の鍵、例え
ば最高音、又は中位の音に対応する鍵の音をベースルー
トとするように構成することもできる。
【0094】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
簡単な鍵操作で分数コードの自動伴奏を行わせることの
できる伴奏内容検出装置及び自動伴奏装置を提供でき
る。
簡単な鍵操作で分数コードの自動伴奏を行わせることの
できる伴奏内容検出装置及び自動伴奏装置を提供でき
る。
【図1】本発明の伴奏内容検出装置が適用された電子楽
器の実施例の構成を示すブロック図である。
器の実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例で用いられるコードテーブルの
一例を示す図である。
一例を示す図である。
【図3】本発明の実施例における鍵盤装置の押下パター
ンとその時に検出されるベースルート、コードルート及
びコードタイプの一例を示す図である。
ンとその時に検出されるベースルート、コードルート及
びコードタイプの一例を示す図である。
【図4】本発明の実施例の動作(メインルーチン、タイ
マ割込処理)を示すフローチャートである。
マ割込処理)を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施例の動作(パネル処理)を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図6】本発明の実施例の動作(鍵盤処理及びコード検
出処理)を示すフローチャートである。
出処理)を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施例の動作(自動伴奏処理)を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
10 CPU 11 鍵盤装置 12 操作パネル 120 自動伴奏スイッチ 13 表示器 14 自動伴奏データ記憶部 15 楽音信号発生部 16 増幅器 17 スピーカ 30 押鍵検出部 31 コード検出部 32 データ読出部 33 コード展開部 34 ベース展開部 35 発音チャンネル割当部 36 表示制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高野 純一 静岡県浜松市寺島町200番地 株式会社河 合楽器製作所内 (72)発明者 細田 恭代 静岡県浜松市寺島町200番地 株式会社河 合楽器製作所内 (72)発明者 藤本 諭 静岡県浜松市寺島町200番地 株式会社河 合楽器製作所内
Claims (4)
- 【請求項1】 伴奏内容を検出するための特定領域を有
する鍵盤装置と、 該鍵盤装置の特定領域の鍵の押下パターンに応じてコー
ドを検出するコード検出手段と、 前記鍵盤装置の特定領域の鍵の押下パターンに応じてベ
ースルートを検出するベースルート検出手段、 とを備えたことを特徴とする伴奏内容検出装置。 - 【請求項2】 前記ベースルート検出手段は、前記特定
鍵域の押されている鍵のうち、最低音に対応する鍵の音
をベースルートとすることを特徴とする請求項1に記載
の伴奏内容検出装置。 - 【請求項3】 伴奏内容を検出するための特定領域を有
する鍵盤装置と、 該鍵盤装置の特定領域の所定数以上の鍵が押された場合
に、その押下パターンに応じてコードの成否及びコード
の種類を検出するコード検出手段と、 該コード検出手段でコードの成立が検出された場合に検
出されたコードに応じたコード音を発生し、コードの成
立が検出されなかった場合に従前のコード音を継続して
発生するコード音発生手段と、 前記鍵盤装置の特定領域の鍵の押下パターンに応じてベ
ースルートを検出するベースルート検出手段と、 前記ベースルート検出手段で検出されたベースルートに
基づいてベース音を発生するベース音発生手段、 とを備えたことを特徴とする自動伴奏装置。 - 【請求項4】 前記ベースルート検出手段は、前記特定
鍵域の押されている鍵のうち、最低音に対応する鍵の音
をベースルートとすることを特徴とする請求項3に記載
の自動伴奏装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5288611A JPH07121176A (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | 伴奏内容検出装置及び自動伴奏装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5288611A JPH07121176A (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | 伴奏内容検出装置及び自動伴奏装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07121176A true JPH07121176A (ja) | 1995-05-12 |
Family
ID=17732458
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5288611A Pending JPH07121176A (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | 伴奏内容検出装置及び自動伴奏装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07121176A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8802956B2 (en) | 2012-05-10 | 2014-08-12 | Kabushiki Kaisha Kawai Gakki Seisakusho | Automatic accompaniment apparatus for electronic keyboard musical instrument and fractional chord determination apparatus used in the same |
-
1993
- 1993-10-25 JP JP5288611A patent/JPH07121176A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8802956B2 (en) | 2012-05-10 | 2014-08-12 | Kabushiki Kaisha Kawai Gakki Seisakusho | Automatic accompaniment apparatus for electronic keyboard musical instrument and fractional chord determination apparatus used in the same |
| DE102013007910B4 (de) | 2012-05-10 | 2021-12-02 | Kabushiki Kaisha Kawai Gakki Seisakusho | Automatische Begleitungsvorrichtung für elektronisches Tastenmusikinstrument und in dieser verwendete Slash-Akkord-Bestimmungsvorrichtung |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19991209 |