JPH0772857A - 電子楽器の自動演奏装置 - Google Patents

電子楽器の自動演奏装置

Info

Publication number
JPH0772857A
JPH0772857A JP5240537A JP24053793A JPH0772857A JP H0772857 A JPH0772857 A JP H0772857A JP 5240537 A JP5240537 A JP 5240537A JP 24053793 A JP24053793 A JP 24053793A JP H0772857 A JPH0772857 A JP H0772857A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
demo
block
performance data
song
demo performance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5240537A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Maekawa
雅之 前川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawai Musical Instruments Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instruments Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawai Musical Instruments Manufacturing Co Ltd filed Critical Kawai Musical Instruments Manufacturing Co Ltd
Priority to JP5240537A priority Critical patent/JPH0772857A/ja
Publication of JPH0772857A publication Critical patent/JPH0772857A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は曲感を自動的に変更しながらデモ曲の
演奏を行う電子楽器の自動演奏装置に関し、少ないデモ
演奏データの量で変化に富んだデモ演奏することのでき
る電子楽器の自動演奏装置を提供することを目的とす
る。 【構成】デモ曲を複数の曲ブロックに分割し、各曲ブロ
ックに対応して複数のデモ演奏データが記憶された記憶
手段11と、該記憶手段の各曲ブロックをデモ曲の進行
に合わせて順次指示する指示手段12と、該指示手段で
指示された曲ブロックの中の何れかのデモ演奏データを
選択する選択手段10と、該選択手段で選択されたデモ
演奏データに基づき楽音を発生する楽音発生手段17〜
22、とを備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、曲感を自動的に変更し
ながらデモンストレーション(以下、単に「デモ」と略
する。)曲の演奏を行う電子楽器の自動演奏装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年の電子ピアノ、電子オルガン等とい
った電子楽器は、自動演奏機能の1つとしてのデモ演奏
機能を有するものが多い。かかるデモ演奏機能は、電子
楽器に予め記憶されている曲毎のデモ演奏データ(デモ
演奏用に作成された自動演奏データ)を順次読み出して
楽音信号を生成し、この楽音信号に基づき楽音を発生す
るというものである。
【0003】上記のようなデモ演奏機能を有する電子楽
器においてデモ演奏を行わせる場合は、オペレータが操
作パネルに設けられたデモ曲選択スイッチを操作して予
め用意された複数のデモ曲の中から所望の1〜数曲を選
択し、その後、デモ演奏のスタート/ストップを制御す
るために設けられたデモ演奏スイッチを操作してデモ演
奏を開始させるようになっている。そして、一旦デモ演
奏が開始されると、選択された1〜数曲のデモ曲を繰り
返し自動演奏するようになっている。
【0004】ところで、電子楽器におけるデモ演奏は、
例えば、電子楽器を展示会に出品し又は店頭で販売する
場合等において、顧客の購買意欲を喚起することを目的
として行われる。従って、デモ演奏が単調になることは
好ましくなく、可能な限り種々の楽曲を種々のリズムや
音色で演奏することが望まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電子楽器におけるデモ演奏は、上述したように、デモ曲
に対応して予め用意されたデモ演奏データを、オペレー
タの選択に応じて繰り返し読み出して演奏するだけであ
る。即ち、例えばリズムや音色はそのデモ曲に最も適し
たものが固定的に割り当てられており、変更の余地はな
かった。
【0006】従って、デモ演奏が単調になることは避け
られず、デモ演奏を行う目的が達成されないという問題
があった。かかる問題は、種々のデモ曲に対応するデモ
演奏データを種々のリズムや音色に対応させて予め用意
しておくことにより幾分は解消されるが、デモ演奏デー
タの量が膨大となってしまうので現実的でない。
【0007】本発明は、かかる事情に鑑みなされたもの
で、少ないデモ演奏データの量で変化に富んだデモ演奏
することのできる電子楽器の自動演奏装置を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、デモ曲を複数の曲ブロックに分割し、各
曲ブロックに対応して複数のデモ演奏データが記憶され
た記憶手段と、該記憶手段の各曲ブロックをデモ曲の進
行に合わせて順次指示する指示手段と、該指示手段で指
示された曲ブロックの中の何れかのデモ演奏データを選
択する選択手段と、該選択手段で選択されたデモ演奏デ
ータに基づき楽音を発生する楽音発生手段、とを具備し
たことを特徴とする。
【0009】また、同様の目的で、デモ曲を複数の曲ブ
ロックに分割し、各曲ブロックに対応して複数のデモ演
奏データを有するリズムブロックが、複数のリズムに対
応して記憶された記憶手段と、リズムを指定するリズム
指定手段と、該リズム指定手段で指定されたリズムに対
応するリズムブロックの各曲ブロックをデモ曲の進行に
合わせて順次指示する指示手段と、該指示手段で指示さ
れたブロックの中の何れかのデモ演奏データを選択する
選択手段と、該選択手段で選択されたデモ演奏データに
基づき楽音を発生する楽音発生手段、とを具備したこと
を特徴とする。
【0010】また、同様の目的で、上記の選択手段は、
曲ブロックの中の複数のデモ演奏データから無作為に1
つのデモ演奏データを選択するようにしたことを特徴と
する。
【0011】更に同様の目的で、上記の選択手段は、曲
ブロックの中の複数のデモ演奏データから、周囲環境の
物理量を検知するセンサから得られた情報に応じて1つ
のデモ演奏データを選択することを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明の電子楽器の自動演奏装置においては、
デモ曲を、例えばイントロ、中間部1、中間部2、…、
エンディング等といった複数の曲ブロックに分割し、各
曲ブロックに対応して複数の自動演奏パターンを形成す
るための複数のデモ演奏データを予め記憶手段に記憶し
ておく。そして、デモ演奏の開始が指示された場合に、
選択手段は、例えばイントロ→中間部1→中間部2…→
エンディングとデモ曲の進行に合わせて順次曲ブロック
を指示していく。そして、指示された曲ブロックにおい
て、更に複数のデモ演奏データの中から例えば無作為
に、あるいはセンサで検知された情報に応じて1つのデ
モ演奏データが読み出され、これに基づき楽音発生手段
によりデモ曲が発生される。
【0013】このように、デモ曲の進行に従って、各曲
ブロックのデモ演奏データが、例えば無作為に選択さ
れ、あるいはセンサで検知された情報に応じて変化しな
がら演奏されることになるので、毎回違ったデモ曲が演
奏されることになり、変化に富んだ演奏をすることがで
きるものとなっている。また、多数のデモ曲に対応する
デモ演奏データを予め記憶しておく場合に比べ、少ない
デモ演奏データの量で、種々のデモ演奏ができるものと
なっている。
【0014】また、本発明の電子楽器の自動演奏装置に
おいては、デモ曲を複数の曲ブロックに分割し、各曲ブ
ロックに対応して複数の自動演奏パターンを形成するた
めのデモ演奏データでなるリズムブロックを、リズム毎
に予め記憶手段に記憶しておく。そして、リズム指定手
段でリズムが指定されてデモ演奏の開始が指示される
と、指定されたリズムブロック内で、選択手段は、例え
ばイントロ→中間部1→中間部2…→エンディングとデ
モ曲の進行に合わせて順次曲ブロックを指示していく。
そして、指示された曲ブロックにおいて、更に複数のデ
モ演奏データの中から例えば無作為に、あるいはセンサ
で検知された情報に応じて1つのデモ演奏データが読み
出され、これに基づき楽音発生手段によりデモ曲が発生
される。
【0015】このように、デモ曲の進行に従って、各曲
ブロックのデモ演奏データが、例えば無作為に選択さ
れ、あるいはセンサで検知された情報に応じて変化しな
がら演奏されることになるので、毎回違ったデモ曲が演
奏されることになり、変化に富んだ演奏をすることがで
きると共に、リズムを予め指定するので、例えば8ビー
ト風、ボサノバ風等といった基本的なリズムを有するデ
モ演奏ができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例につき図面を参照しな
がら詳細に説明する。図1は、本発明に係る自動演奏装
置が適用された電子楽器の実施例の概略的な構成を示す
ブロック図である。
【0017】本電子楽器は、その主要構成要素である中
央処理装置(以下、「CPU」という。)10、リード
オンリメモリ(以下、「ROM」という。)11、ラン
ダムアクセスメモリ(以下、「RAM」という。)1
2、パネルスキャン回路13、鍵盤スキャン回路15及
び音源17が、システムバス30によって相互に接続さ
れて構成されている。
【0018】システムバス30は、例えばアドレスバ
ス、データバス及び制御信号線等で成るバスラインであ
り、上記各構成要素間でデータの転送を行うために使用
されるものである。
【0019】CPU10は指示手段の一部及び選択手段
に対応するものであり、ROM11に記憶されている制
御プログラムに従って本電子楽器の各部を制御するため
に使用される。
【0020】例えば、CPU10は、操作パネル14か
らパネルスキャン回路13を経由して音色ナンバを取り
込み、また、鍵盤装置16から鍵盤スキャン回路15を
経由してキーナンバやイニシャルタッチデータ等を取り
込み、これら各データに応じた音色パラメータをROM
11から読み出して音源17に送ることにより、所定の
楽音を発生させる処理等を行う。
【0021】また、CPU10は、この発明の特徴に直
接関係するデモ演奏処理等を行う。即ち、CPU10
は、ROM11に格納されたデモ演奏データを所定の方
法で読み出して音源17に送ることにより、所定のデモ
演奏を行わせる。このデモ演奏処理の詳細については後
述する。
【0022】このCPU10には、図示しないタイムカ
ウンタが含まれている。このタイムカウンタは、スター
ト指令に応じ動作が開始され、以降は一定周期でカウン
トアップ動作を行うものである。このタイムカウンタ
は、後述する自動演奏を行う際の発音又は消音のタイミ
ングを検出するために使用される。
【0023】ROM11は、記憶手段に対応するもので
ある。このROM11には、上述したCPU10の制御
プログラムが格納される他、CPU10が使用する種々
の固定データ、種々の音色の楽音を発生させるための音
色パラメータ等が記憶されている。
【0024】音色パラメータは、音色及び音域に対応し
て複数種類が設けられており、各音色パラメータは、例
えば、波形アドレス、周波数データ、エンベロープデー
タ、フィルタ係数等で構成されている。
【0025】デモ演奏データは、例えば発音又は消音を
制御するためのデータや、音色を制御するためのデータ
等から構成されている。前者のデータは、例えばノート
ナンバ、ベロシティ、ステップタイム、ゲートタイム等
のデータを含んでいる。また、後者のデータは、例えば
音色ナンバやステップタイム等のデータを含んでいる。
【0026】このデモ演奏データは、例えば図2に示す
ように、各種リズムに対応したN個のリズムブロック
(1〜Nの番号により指定される。)で構成されてい
る。更に、各リズムブロックは、デモ曲をイントロ、中
間部1、中間部2、…エンディングといったL個の曲ブ
ロック(1〜Lの番号により指定される。)に分け、各
曲ブロックにはM個の自動演奏パターンを形成するため
のデモ演奏データ(1〜Mの番号で指定される。)が記
憶されて構成されている。
【0027】各曲ブロック内の各デモ演奏データは、1
〜数小節分のデータで構成されている。このデモ演奏デ
ータは、メロディを主体とした音楽ではなく、例えば環
境音楽のようなコードを主体とした楽音で構成されるも
のであり、曲ブロック中の任意のデモ演奏データを選択
しながら曲ブロックを順次進めて演奏を行っても違和感
のないデモ演奏となるようになっている。
【0028】このデモ演奏データは、後述する自動演奏
処理において上記音色パラメータと同様の波形アドレ
ス、周波数データ、エンベロープデータ、フィルタ係数
等に変換され、音源17に送出される。
【0029】RAM12は、CPU10が各種処理に使
用する種々のデータを一時的に記憶するものであり、本
電子楽器を制御するための各種レジスタ、カウンタ、フ
ラグ等が定義されている。
【0030】なお、上記音色パラメータやデモ演奏デー
タ等は、上記ROM11に代えて、このRAM12に記
憶するように構成しても良い。この場合、システムバス
30に例えばフロッピーディスク装置を接続すると共
に、フロッピーディスクにデモ演奏データや音色パラメ
ータを記憶させておき、例えば本電子楽器の電源投入時
にフロッピーディスク装置に装着されたフロッピーディ
スクからデモ演奏データや音色パラメータをRAM12
にロードするように構成すれば良い。
【0031】操作パネル14は、本電子楽器を制御する
ための各種スイッチ及び表示器等から構成されている。
この操作パネル14に設けられた各種スイッチには、何
れも詳細は図示しないが、例えば音色選択スイッチ、リ
ズム選択スイッチ、テンポ設定スイッチ、音量制御スイ
ッチ、音響効果スイッチ、又はデモ演奏スイッチ等が含
まれている。
【0032】上記音色選択スイッチは本電子楽器に用意
されている複数音色の中から1つの音色を選択するため
に使用され、リズム選択スイッチはリズム指定手段に対
応するものであり上記と同様に複数リズムの中から1つ
のリズムを選択するために使用される。また、テンポ設
定スイッチは所定のテンポを設定するために使用され、
音量制御スイッチは発生する楽音の音量を制御するため
に使用され、音響効果スイッチは音響効果の種類(例え
ばリバーブ)を指定するために使用される。また、デモ
演奏スイッチは、デモ演奏の開始又は停止を制御するた
めに使用されるものである。
【0033】また、操作パネル14に設けられた図示し
ない表示器には、LCD表示器及びLED表示器が含ま
れている。LCD表示器は、例えば電子楽器の状態や各
種メッセージを表示するために使用される。また、LE
D表示器は、各スイッチのオン/オフ状態を示すために
使用される。これらLCD表示器及びLED表示器の表
示制御はCPU10から送られてくるデータによって行
われる。以上のように構成される操作パネル14は、パ
ネルスキャン回路13に接続されている。
【0034】パネルスキャン回路13は、操作パネル1
4とCPU10との間のデータの送受を制御するもので
ある。即ち、パネルスキャン回路13は、操作パネル1
4に対してスキャン信号を送出し、このスキャン信号に
応答して操作パネル14から返送される各スイッチのオ
ン/オフ状態を示す信号を受け取って、システムバス3
0を介してCPU10に送る。
【0035】また、パネルスキャン回路13は、CPU
10からシステムバス30を介して送られてきた表示用
データを操作パネル14に送る。これにより、操作パネ
ル14に設けられたLCD表示器の表示内容の変更等又
は図示しないLED表示器の点灯又は消灯が行われる。
【0036】鍵盤装置16は、音程を指示するための複
数の鍵を有して構成されている。この鍵盤装置16とし
ては、例えば2接点方式の鍵盤装置が用いられ、オン/
オフされた鍵のキーナンバと共に、打鍵の強さ(速さ)
を示すイニシャルタッチデータを検出するようになって
いる。
【0037】即ち、鍵盤装置16の各鍵は、押鍵又は離
鍵動作によってオン/オフする2個のキースイッチを有
し、各キースイッチは、それぞれ異なる押圧深さでオン
/オフされるようになっている。この鍵盤装置16は、
鍵盤スキャン回路15に接続されている。
【0038】鍵盤スキャン回路15は、鍵盤装置16と
CPU10との間のデータの送受を制御するものであ
る。具体的には、鍵盤スキャン回路15は、鍵盤装置1
6に対してスキャン信号を送出し、このスキャン信号に
応答して鍵盤装置16から返送される2個のキースイッ
チのオン/オフ状態を示すデータを受け取る。
【0039】鍵盤スキャン回路15は、鍵盤装置16か
ら受け取った2個のキースイッチのオン/オフ状態を示
すデータから、オン又はオフにされた鍵のキーナンバ及
びイニシャルタッチデータを生成し、システムバス30
を介してCPU10に送る。CPU10は、受け取った
キーナンバ及びイニシャルタッチデータに基づき発音/
消音処理を行うことになる。
【0040】音源17、波形メモリ18、デジタルシグ
ナルプロセッサ(以下、「DSP」という。)19、D
/A変換器20、増幅器21及びスピーカ22は楽音発
生手段に対応するものである。
【0041】音源17は、例えば複数のオシレータを備
えて構成されている。この音源17には、例えばROM
で構成される波形メモリ18が接続されている。波形メ
モリ18には、複数種類の音色を実現するべく、例え
ば、各音色と各鍵域に対応する複数種類のパルスコード
変調(PCM)された波形データが記憶されている。
【0042】音源17は、CPU10から受け取った音
色パラメータと発音開始指令に基づき波形メモリ18に
記憶された波形データを読み出し、これにエンベロープ
を付加してデジタル楽音信号を生成するものである。ま
た、CPU10から受け取った発音終了指令に基づき波
形メモリ18からの波形データの読み出しを停止し、デ
ジタル楽音信号の生成を停止するものである。この音源
17で生成されたデジタル楽音信号は、DSPに送られ
る。
【0043】DSP19は、操作パネル14に設けられ
た音響効果スイッチ(図示しない)で指定された音響効
果、例えばリバーブ効果を発生させるべく、音源17で
生成されたデジタル楽音信号に所定の加工を施すもので
ある。このDSP19で所定の加工が施されたデジタル
楽音信号は、D/A変換器20に送られる。
【0044】D/A変換器20は、入力されたデジタル
信号をアナログ信号に変換して出力する周知のものであ
る。このD/A変換器20でアナログ信号に変換された
楽音信号は増幅器21に送られる。
【0045】増幅器21は、入力されたアナログ楽音信
号を所定の増幅率で増幅して出力する周知のものであ
る。この増幅器21で所定の増幅が行われたアナログ楽
音信号はスピーカ22に送られる。
【0046】スピーカ22は、電気信号としてのアナロ
グ楽音信号を音響信号に変換する周知のものである。こ
のスピーカ22により、鍵盤装置16の鍵の押下又はR
OM11から読み出されたデモ演奏データに応じた楽音
が放音されることになる。
【0047】次に、上記の構成において、本発明に係る
自動演奏装置が適用された電子楽器の動作につき、デモ
演奏を行う場合の動作を中心に説明する。
【0048】電子楽器にデモ演奏を行わせる場合は、オ
ペレータは、先ず、リズム選択スイッチを操作してリズ
ムを選択する。これにより、デモ演奏に用いられるリズ
ム番号が確定し、リズムブロックが決められる。また、
テンポ設定スイッチを操作してテンポを設定する。これ
により、デモ演奏のテンポが確定され、以後の自動演奏
は設定されたテンポに従って行われる。
【0049】かかる状態でデモ演奏スイッチがオンにさ
れると、リズム選択スイッチで選択されたリズムブロッ
クの曲ブロックが順次指定され、指定された曲ブロック
では、M個の自動演奏パターンを形成するデモ演奏デー
タの中から所定の1つのデモ演奏データが選択されて楽
音が発生されることになる。以下、フローチャートを参
照しながら詳細に説明する。
【0050】図4は、本電子楽器のメインルーチンを示
すフローチャートであり、電源が投入されることにより
起動される。即ち、電源が投入されると、先ず、初期化
処理が行われる(ステップS10)。
【0051】この初期化処理は、CPU10の内部状態
を初期状態に設定すると共に、RAM12に定義されて
いるレジスタ、カウンタ或いはフラグ等に初期値を設定
する処理である。また、この初期化処理では、音源17
に所定のデータを送り、電源投入時に不要な音が発生さ
れるのを防止する処理も行われる。
【0052】この初期化処理では、図示しないブロック
ポインタを初期化する処理が行われる。このブロックポ
インタは指示手段の一部に対応するものであり、RAM
12に設けられる。このブロックポインタは、現在どの
曲ブロックを演奏中であるかを記憶するために使用され
る。この初期化処理においては、ブロックポインタは、
曲ブロック1、つまりイントロの曲ブロックを示すよう
に設定される。
【0053】なお、リズムブロックは、所定のリズム
(例えば8ビート)のリズム番号に対応するリズムブロ
ック番号を初期値として後述するリズムブロック番号レ
ジスタに記憶することにより自動的に選択される。
【0054】この初期化処理が終了すると、スイッチイ
ベント処理が行われる(ステップS11)。このスイッ
チイベント処理の詳細につき図4のフローチャートを参
照しながら説明する。
【0055】スイッチイベント処理では、先ず、スイッ
チイベントの有無が調べられる(ステップS20)。こ
れは、次のようにして行われる。即ち、先ずパネルスキ
ャン回路13で操作パネル14をスキャンすることによ
り、各スイッチの現在のオン/オフ状態を示すパネルデ
ータ(以下、「新パネルデータ」という。)を各スイッ
チに対応したビット列として取り込む。
【0056】次いで、前回読み込んで既にRAM12に
記憶されているパネルデータ(以下、「旧パネルデー
タ」という。)と、上記新パネルデータとを比較して相
違するビットが存在するか否かを調べ、相違するビット
をオンにしたパネルイベントマップを作成する。スイッ
チイベントの有無の判断はこのパネルイベントマップを
参照することにより行われる。即ち、パネルイベントマ
ップ中にオンになっているビットが1つでも存在すると
スイッチイベントがあった旨が判断されることになる。
【0057】上記ステップS20でスイッチイベントが
なかったことが判断されると、何等の処理も行わずにこ
のスイッチイベント処理ルーチンからリターンしてメイ
ンルーチンに戻る。
【0058】一方、上記ステップS20でスイッチイベ
ントがあったことが判断されると、そのスイッチイベン
トはデモ演奏スイッチのイベントであるか否かが調べら
れる(ステップS21)。これは、上記パネルイベント
マップ中のデモ演奏スイッチに対応するビットがオンに
なっているか否かを調べることにより行われる。
【0059】ここで、デモ演奏スイッチのイベントがあ
ったことが判断されると、そのイベントはオンイベント
であるか否かが調べられる(ステップS22)。これ
は、新パネルデータ中のデモ演奏スイッチに対応するビ
ットがオンになっているか否かを調べることにより行わ
れる。
【0060】ここで、オンイベントであることが判断さ
れると、先ず、デモ演奏フラグが「1」にセットされる
(ステップS23)。デモ演奏フラグは、RAM12に
定義されるフラグであり、本電子楽器がデモ演奏モード
にされているか否かを記憶するものである。このデモ演
奏フラグが「1」にセットされることにより、本電子楽
器はデモ演奏モードに移行される。
【0061】次いで、タイムカウンタのスタート処理が
行われる(ステップS24)。これは、CPU10に含
まれている図示しないタイムカウンタのカウントアップ
動作を開始させる処理である。以降、このタイムカウン
タは一定時間間隔でカウントアップされる。
【0062】次いで、デモ演奏スタート処理が行われる
(ステップS25)。このデモ演奏スタート処理では、
先ず、後述するリズムブロック番号レジスタに格納され
ているリズムブロック番号のリズムブロックが選択され
る。次いで、選択されたリズムブロック内の、ブロック
ポインタで示されている曲ブロックが選択され、その曲
ブロック内のM個のデモ演奏データの中から無作為に
(ランダムに)1つのデモ演奏データが選択される。こ
の際、M個のデモ演奏データ中、同一のテンポ値を有す
るものが選択の対象となる。
【0063】上記1つのデモ演奏データを無作為に選択
する処理は、例えば「1〜M」の範囲内の乱数を発生さ
せ、得られた乱数に対応するデモ演奏データであって同
一テンポ値を有するものを選択することにより行われ
る。乱数の発生には、例えば周知の合同法、二乗採中法
或いは十分大きな素数で割る方法等を用いることができ
る。
【0064】そして、上記で選択されたデモ演奏データ
が格納されているROM11の先頭アドレス(スタート
アドレス)を、RAM12に設けられた図示しないカレ
ントポインタにセットする。ここで、カレントポインタ
は、デモ演奏データの現在位置を示すものであり、初期
値としてスタートアドレスがセットされ、デモ演奏デー
タ中の1つのデータに対する処理が完了する度にインク
リメントされるものである。
【0065】一方、上記ステップS22で、デモ演奏ス
イッチのイベントがオンイベントでないことが判断され
ると、デモ演奏フラグが「0」にクリアされる(ステッ
プS26)。このデモ演奏フラグを「0」にクリアする
ことにより、本電子楽器はデモ演奏モードから通常演奏
モードに移行される。
【0066】次いで、タイムカウンタのストップ処理が
行われる(ステップS27)。これにより、CPU10
に含まれる図示しないタイムカウンタのカウントアップ
動作が停止される。
【0067】以上のデモ演奏スイッチに対する処理(ス
テップS22〜S27)が終了し、又は上記ステップS
21でデモ演奏スイッチのイベントがなかったことが判
断されると、次いで、上記スイッチイベントは、リズム
選択スイッチのイベントであるか否かが調べられる(ス
テップS28)。これは、上記パネルイベントマップ中
のリズム選択スイッチに対応するビットがオンになって
おり、且つ、新パネルデータ中のリズム選択スイッチに
対応するビットがオンになっているか否かを調べること
により行われる。
【0068】ここで、リズム選択スイッチのオンイベン
トであることが判断されると、リズムブロックの設定が
行われる(ステップS29)。即ち、リズム選択スイッ
チで選択されたリズムに対応するリズムブロック番号
(1〜N)が、RAM12に設けられた図示しないリズ
ムブロック番号レジスタに格納される。このリズムブロ
ック番号は、「デモ演奏スタート処理」(図5のステッ
プS25、図6のステップS48)において、使用すべ
きリズムブロックを特定するために使用される。
【0069】このリズムブロックの設定処理が終了し、
又は上記ステップS28でリズム選択スイッチのイベン
トでないことが判断されると、次いで、上記スイッチイ
ベントはテンポ設定スイッチのイベントであるか否かが
調べられる(ステップS30)。なお、テンポ設定スイ
ッチは、例えばスライダ等により構成されて所定のバリ
ュー(テンポ値)を出力するものとする。上記テンポ設
定スイッチのイベントの有無は、今回テンポ設定スイッ
チから得られたバリューと、前回得られたバリューとが
相違するか否かを調べることにより行われる。
【0070】ここで、テンポ設定スイッチのオンイベン
トであることが判断されると、テンポの設定が行われる
(ステップS31)。即ち、テンポ設定スイッチで設定
されたテンポ値が、RAM12に設けられた図示しない
テンポレジスタに格納される。このテンポ値は、「デモ
演奏スタート処理」(図5のステップS25、図6のス
テップS48)において、使用すべきデモ演奏データを
特定するために使用される。
【0071】このテンポ設定処理が終了し、又は上記ス
テップS30でテンポ設定スイッチのイベントでないこ
とが判断されると、その他のスイッチに対する処理が行
われる(ステップS32)。この「その他のスイッチ処
理」では、例えば、音色選択スイッチ、音量制御スイッ
チ、音響効果スイッチ等の各スイッチイベントに対する
処理が行われるが、これらの各処理は本発明とは直接関
係しないので詳細な説明は省略する。この「その他のス
イッチ処理」が終了すると、スイッチイベント処理ルー
チンからリターンしてメインルーチンに戻る。
【0072】メインルーチンでは、次いで、鍵盤イベン
ト処理が行われる(ステップS12)。この鍵盤イベン
ト処理では、先ず、鍵盤イベントの有無が調べられる。
これは、次のようにして行われる。即ち、鍵盤スキャン
回路15で鍵盤装置16をスキャンすることにより、各
鍵の押下状態を示すキーデータ(以下、「新キーデー
タ」という。)を各鍵に対応したビット列として取り込
む。
【0073】次いで、前回読み込んで既にRAM12に
記憶されているキーデータ(以下、「旧キーデータ」と
いう。)と、新キーデータとを比較して相違するビット
が存在するか否かを調べ、相違するビットをオンにした
鍵イベントマップを作成する。鍵盤イベントの有無はこ
の鍵イベントマップを参照することにより判断される。
即ち、鍵イベントマップ中にオンになっているビットが
1つでも存在すると鍵盤イベントがあった旨が判断され
ることになる。
【0074】この鍵イベントマップを参照することによ
り鍵盤イベントがあったことが判断されると、鍵盤イベ
ントに対する処理が行われる。即ち、鍵盤のオンイベン
トがあった場合は、アサイナにより音源17中の所定の
オシレータに発音が割り当てられる。
【0075】そして、オンイベントのあった鍵のキーナ
ンバ、イニシャルタッチデータ及び音色ナンバ等に応じ
た音色パラメータがROM11から読み出され、音源1
7に送られる。これにより、音源17の割り当てられた
オシレータで、上記音色パラメータに基づいた楽音信号
が生成され、これがDSP19、D/A変換器20、増
幅器21及びスピーカ22を順次経由することにより発
音が行われる。
【0076】一方、オフイベントがあった場合は、その
オフイベントがあった鍵に割り当てられている音源17
中のオシレータが検索され、検索されたオシレータに所
定のデータが送られることにより消音が行われる。
【0077】以上の鍵盤イベント処理が終了すると、次
いで、デモ演奏処理が行われる(ステップS13)。こ
のデモ演奏処理の詳細につき図6のフローチャートを参
照しながら説明する。
【0078】デモ演奏処理では、先ず、デモ演奏フラグ
が「1」であるか否かが調べられる(ステップS4
0)。そして、デモ演奏フラグが「0」、即ち通常演奏
モードであることが判断されると、何等の処理を行うこ
となくこのデモ演奏処理ルーチンからリターンしてメイ
ンルーチンに戻る。
【0079】一方、デモ演奏フラグが「1」、即ち、デ
モ演奏モードであることが判断されると、自動演奏イベ
ントの有無が調べられる(ステップS41)。これは、
CPU10が、現在選択されているデモ演奏データ中の
カレントポインタで示される1つのデータを取り出し、
このデータに含まれているステップタイムと図示しない
タイムカウンタでカウントアップされているタイム値と
を比較することにより行われる。
【0080】ここで、自動演奏イベントが無い、即ち上
記比較の結果が一致しないことが判断されると、未だ発
音又は消音タイミングに至っていない旨が認識され、以
下の処理を行うことなくこのデモ演奏処理ルーチンから
リターンしてメインルーチンのステップS14に戻る。
【0081】一方、自動演奏イベントが有る、即ち上記
の比較結果が一致することが判断されると、発音又は消
音タイミングが到来した旨が認識され、次いで、デモ演
奏データはノートオンデータであるか否かが調べられる
(ステップS42)。
【0082】そして、ノートオンデータであることが判
断されると、発音処理が行われる(ステップS43)。
この発音処理では、上述した鍵盤イベント処理における
発音処理と同様に、アサイナにより使用するオシレータ
が決定され、その旨のデータと、デモ演奏データに基づ
いて得られる上記音色パラメータと同等のデータとが音
源17に送られる。
【0083】これにより、発音が割り当てられたオシレ
ータは、波形メモリ18から波形データを読み出し、こ
れにエンベロープを付加してデジタル楽音信号を生成す
る。この音源17で発生されたデジタル楽音信号は、D
SP19で所定の音響効果を付するための加工が施され
てD/A変換器20に送られる。
【0084】そして、D/A変換器20では、入力され
たデジタル楽音信号がアナログ楽音信号に変換されて増
幅器21に送られ、更に、増幅器21で所定の増幅が行
われてスピーカ22に送られる。これによりスピーカ2
2からデモ演奏データ中のノートオンデータに対応する
楽音が放音される。この発音処理が終了すると、デモ演
奏処理ルーチンからリターンしてメインルーチンに戻
る。
【0085】一方、上記ステップS42でノートオンデ
ータでないことが判断されると、次いで、ノートオフデ
ータであるか否かが調べられる(ステップS44)。そ
して、ノートオフデータであることが判断されると、消
音処理が行われる(ステップS45)。
【0086】この消音処理は、上述した鍵盤イベント処
理におけるキーオフイベントの場合と同様に、ノートオ
フが指示された楽音に割り当てられているオシレータが
検索され、そのオシレータに所定のデータが送られる。
これにより自動演奏音の消音が行われる。その後、この
デモ演奏処理ルーチンからリターンしてメインルーチン
に戻る。
【0087】上記ステップS44でノートオフデータで
ないことが判断されると、次いで、曲ブロックの終了で
あるか否かが調べられる(ステップS46)。これは、
ROM11から読み出されたデモ演奏データ中の1つの
データが、曲ブロックの終わりを示す特別のコードであ
るか否かを調べることにより行われる。
【0088】そして、曲ブロックの終わりであることが
判断されると、次いで、次の曲ブロックの選択が行われ
る(ステップS47)。具体的には、ブロックポインタ
が「1」だけ進められる。これにより、例えば「イント
ロ→中間部」等のように、曲ブロックが1つだけ進むこ
とになる。なお、ブロックポインタが曲ブロックL、つ
まりエンディングのブロックを示しているときは、曲ブ
ロック1、つまりイントロの曲ブロックにラウンドする
ように制御される。これにより、デモ演奏を繰り返して
行う機能が実現されている。
【0089】次いで、デモ演奏スタート処理が行われる
(ステップS48)。このデモ演奏スタート処理は、上
述したパネル処理ルーチンのステップS25のデモ演奏
スタート処理と同じ処理である。即ち、先ず、リズムブ
ロック番号レジスタに格納されているリズムブロック番
号のリズムブロックが選択される。次いで、選択された
リズムブロック内の、ブロックポインタで示されている
曲ブロックが選択され、その曲ブロック内のM個のデモ
演奏データの中から無作為に1つのデモ演奏データが選
択される。
【0090】そして、上記で選択されたデモ演奏データ
が格納されているROM11の先頭アドレス(スタート
アドレス)を、RAM12に設けられた図示しないカレ
ントポインタにセットする。
【0091】これにより、次の曲ブロックに対応するデ
モ演奏データに基づくデモ演奏が開始されることにな
る。このデモ演奏スタート処理が終了すると、このデモ
演奏処理ルーチンからリターンしてメインルーチンに戻
る。
【0092】一方、上記ステップS46でデモ曲の終了
でないことが判断されると、その他の処理が行われる
(ステップS50)。この「その他の処理」には、デモ
演奏データで指示される音色変更やボリューム変更等の
上記発音及び消音以外の種々の処理が含まれるが、本発
明とは直接関係しないので説明は省略する。その後、こ
のデモ演奏処理ルーチンからリターンしてメインルーチ
ンに戻る。
【0093】メインルーチンでは、次いで、その他の処
理が行われる(ステップS14)。この「その他の処
理」には、MIDIデータの送受信処理等が含まれる。
その後ステップS11に戻り、以下同様の処理を繰り返
す。上記ステップS11〜S14の繰り返し実行の過程
で、パネル操作、鍵盤操作又は自動演奏機能に基づくイ
ベントが発生すると、そのイベントに対応する処理が行
われることにより電子楽器としての各種機能が発揮され
る。
【0094】以上説明したように、この実施例では、デ
モ曲を複数の曲ブロック(1〜L)に分割し、各曲ブロ
ックに対応して複数のデモ演奏データ(1〜M)でなる
リズムブロックを、リズム(1〜N)に対応して予めR
OM11に記憶しておく。そして、リズム選択スイッチ
でリズムが指定されてデモ演奏の開始が指示されると、
指定されたリズムブロック内で、イントロ→中間部1→
中間部2…→エンディングとデモ曲の進行に合わせて順
次曲ブロックを指示していく。
【0095】そして、指示された曲ブロックにおいて、
更に複数のデモ演奏データの中から例えば無作為に1つ
のデモ演奏データが読み出され、これに基づき音源17
によりデモ曲が発生される。
【0096】このように、デモ曲の進行に従って、各曲
ブロックのデモ演奏データが無作為に選択されて演奏さ
れるので、毎回違ったデモ曲が演奏されることになり、
変化に富んだ演奏をすることができると共に、リズムを
予め指定するので、例えば8ビート風、ボサノバ風等と
いった基本的なリズムを有するデモ演奏ができる。
【0097】なお、上記実施例では、複数のリズムブロ
ック(1〜N)を有する構成としたが、1つのリズムブ
ロックのみで構成できることは勿論である。
【0098】また、上記実施例では、曲ブロック内の複
数のデモ演奏データの中から無作為に1つの自動演奏パ
ターンを選択するように構成したが、デモ演奏データの
選択は、所定の条件の下に行うように構成しても良い。
例えば、本電子楽器が置かれた周囲環境の物理量を検知
するセンサを設け、このセンサの出力値に応じて所定の
デモ演奏データを選択するように構成しても良い。
【0099】上記センサとして、例えば音センサを用い
れば、この音センサで騒音が大きいことが検知された場
合は、騒音の中でも耐え得るような賑やかな自動演奏パ
ターンを選択し、一方、音センサで騒音が小さいことが
検知された場合は、静かな自動演奏パターンを選択する
ように制御すれば、電子楽器が置かれた周囲環境にマッ
チしたデモ演奏を行わせることができる。
【0100】なお、上記センサとしては、上記で例示し
た騒音の大小を検出するものに限らず、光の明暗を検出
する光センサ、温度を検出する温度センサ、湿度を検出
する湿度センサ、磁気量を検出する磁気センサ、大気圧
を検出する気圧センサ、その他電子楽器が置かれる周囲
環境の種々の物理量を検出することのできる種々のセン
サを用いることができ、各センサが検出した物理量に応
じて自動演奏パターンを選択するようにすれば周囲環境
にマッチした楽曲のデモ演奏が可能となる。
【0101】また、上記実施例では、曲ブロックの中の
複数のデモ演奏データの中から1つのデモ演奏データを
選択する際に、乱数を用いて無作為に1つのデモ演奏デ
ータを選択するように構成したが、かかる構成によれ
ば、曲ブロック間の楽音のつながりに違和感を生じるこ
とも考えられる。
【0102】そこで、図3に示すように、各曲ブロック
のデモ演奏データ中にテンポ値の他に、ブロックスター
トコードとブロックエンドコードとを記憶させておき、
1つの曲ブロックに対するデモ演奏が終了して次の曲ブ
ロックのデモ演奏データを選択する際に、当該ブロック
のブロックエンドコードと同じブロックスタートコード
を有するデモ演奏データの中から無作為に1つのデモ演
奏データを選択するように構成する。この場合、勿論、
テンポ値の同じものが選択の対象となる。
【0103】図3では、曲ブロックiのブロックエンド
コード「G」と同じブロックスタートコード「G」を有
し、且つ、同じテンポ値が「120」を有する曲ブロッ
クi+1が選択される様子を示している。
【0104】かかる構成により、曲ブロック間のつなが
りがスムーズになり、自然なデモ演奏ができるという効
果を奏する。
【0105】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
少ないデモ演奏データの量で変化に富んだデモ演奏する
ことのできる電子楽器の自動演奏装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子楽器の自動演奏装置が適用された
電子楽器の実施例の概略的な構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の実施例で用いられるデモ演奏データの
全体のデータ形式を示す図である。
【図3】本発明の実施例で用いられる1つのデモ演奏デ
ータの一例を示す図である。
【図4】本発明の実施例の動作を示すフローチャート
(メインルーチン)である。
【図5】本発明の実施例の動作を示すフローチャート
(スイッチイベント処理ルーチン)である。
【図6】本発明の実施例の動作を示すフローチャート
(デモ演奏処理ルーチン)である。
【符号の説明】
10 CPU 11 ROM 12 RAM 13 パネルスキャン回路 14 操作パネル 15 鍵盤スキャン回路 16 鍵盤装置 17 音源 18 波形メモリ 19 DSP 20 D/A変換器 21 増幅器 22 スピーカ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デモ曲を複数の曲ブロックに分割し、各
    曲ブロックに対応して複数のデモ演奏データが記憶され
    た記憶手段と、 該記憶手段の各曲ブロックをデモ曲の進行に合わせて順
    次指示する指示手段と、 該指示手段で指示された曲ブロックの中の何れかのデモ
    演奏データを選択する選択手段と、 該選択手段で選択されたデモ演奏データに基づき楽音を
    発生する楽音発生手段、 とを具備したことを特徴とする電子楽器の自動演奏装
    置。
  2. 【請求項2】 デモ曲を複数の曲ブロックに分割し、各
    曲ブロックに対応して複数のデモ演奏データを有するリ
    ズムブロックが、複数のリズムに対応して記憶された記
    憶手段と、 リズムを指定するリズム指定手段と、 該リズム指定手段で指定されたリズムに対応するリズム
    ブロックの各曲ブロックをデモ曲の進行に合わせて順次
    指示する指示手段と、 該指示手段で指示されたブロックの中の何れかのデモ演
    奏データを選択する選択手段と、 該選択手段で選択されたデモ演奏データに基づき楽音を
    発生する楽音発生手段、 とを具備したことを特徴とする電子楽器の自動演奏装
    置。
  3. 【請求項3】 前記選択手段は、曲ブロックの中の複数
    のデモ演奏データから無作為に1つのデモ演奏データを
    選択することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
    の電子楽器の自動演奏装置。
  4. 【請求項4】 前記選択手段は、曲ブロックの中の複数
    のデモ演奏データから、周囲環境の物理量を検知するセ
    ンサから得られた情報に応じて1つのデモ演奏データを
    選択することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
    の電子楽器の自動演奏装置。
JP5240537A 1993-09-01 1993-09-01 電子楽器の自動演奏装置 Withdrawn JPH0772857A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5240537A JPH0772857A (ja) 1993-09-01 1993-09-01 電子楽器の自動演奏装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5240537A JPH0772857A (ja) 1993-09-01 1993-09-01 電子楽器の自動演奏装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0772857A true JPH0772857A (ja) 1995-03-17

Family

ID=17061012

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5240537A Withdrawn JPH0772857A (ja) 1993-09-01 1993-09-01 電子楽器の自動演奏装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0772857A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002196765A (ja) * 2000-12-25 2002-07-12 Yamaha Corp 報知装置、楽器、及び車両用発音装置
US6600500B1 (en) 1999-05-18 2003-07-29 Nec Corporation Multi-window display system and method for displaying and erasing window

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6600500B1 (en) 1999-05-18 2003-07-29 Nec Corporation Multi-window display system and method for displaying and erasing window
JP2002196765A (ja) * 2000-12-25 2002-07-12 Yamaha Corp 報知装置、楽器、及び車両用発音装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2602458B2 (ja) 自動演奏装置
JPH10187157A (ja) 自動演奏装置
JPH06332449A (ja) 電子楽器の歌声再生装置
JP4318194B2 (ja) 電子楽器の自動伴奏装置及び自動伴奏方法
JPH06274164A (ja) 自動演奏装置
JP3630266B2 (ja) 自動伴奏装置
JP3424989B2 (ja) 電子楽器の自動伴奏装置
JPH0822282A (ja) ギター自動伴奏装置
JP3026699B2 (ja) 電子楽器
JPH06348258A (ja) 電子楽器の自動演奏装置
JP3436636B2 (ja) 電子・電気楽器の自動伴奏装置
JPH06337674A (ja) 電子楽器の自動演奏装置
JPH07230286A (ja) 電子楽器のテンポ設定装置
JP3385545B2 (ja) 自動演奏装置
JP2953937B2 (ja) 電子楽器の音量調整装置
JP2665854B2 (ja) 自動演奏装置
JPH09319372A (ja) 電子楽器の自動伴奏装置及び自動伴奏方法
JP3169535B2 (ja) 自動演奏装置及び自動演奏方法
JP3012135B2 (ja) 電子楽器
JPH06250650A (ja) 電子楽器
JPH07181973A (ja) 電子楽器の自動伴奏装置
JPH05108074A (ja) 電子楽器の自動伴奏装置
JPH0830273A (ja) 電子楽器のテンポ設定装置
JPH0816166A (ja) リズム選択装置
JP7331887B2 (ja) プログラム、方法、情報処理装置、および画像表示システム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20001107