JPH0712298Y2 - 広口容器用蓋装置 - Google Patents

広口容器用蓋装置

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JPH0712298Y2
JPH0712298Y2 JP1989125932U JP12593289U JPH0712298Y2 JP H0712298 Y2 JPH0712298 Y2 JP H0712298Y2 JP 1989125932 U JP1989125932 U JP 1989125932U JP 12593289 U JP12593289 U JP 12593289U JP H0712298 Y2 JPH0712298 Y2 JP H0712298Y2
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JP
Japan
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wide
closing plate
spoon
container
mouth
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JP1989125932U
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JPH0364232U (ja
Inventor
仁昭 吉田
Original Assignee
天龍化学工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、粉ミルク等の粉末状物品や顆粒状物品を包装
するための広口容器に対する蓋体において、広口容器を
開封してから内容物をスプーンにて掬い取るに際して、
スプーンに山盛り状に掬い上げた内容物を、スプーンの
縁に沿って平に摺切ることができるようにした蓋装置に
関するものである。
〔従来の技術〕
広口容器に包装された粉ミルク等の粉末状物品を一定量
だけ取り出すには、一定容量のスプーンにて内容物を一
旦山盛り状に掬い上げてから、内容物をスプーンの縁に
沿って平に摺切って、余分な部分を掻き落とすようにし
ていることは周知の通りであり、その場合、スプーンに
掬い上げた内容物の摺切りを、広口容器に対する蓋体を
利用して行えるようにしており、そのため従来は、第7
〜8図に示すような手段が採用されていた。
すなわち、この従来の手段は、広口容器11の口部に取付
く軟質合成樹脂シート製又は金属板製等の蓋体12の内面
側に、薄肉状の弱化線13をループ状に形成することによ
り、蓋体12に開封部12aを形成し、該開封部12aにおける
外表面のうち前記弱化線13に近接した部位に、開封用の
摘持片14をリベット15止めして、摘持片14を引っ張るこ
とによって開封部12aを引き裂き切除するように構成し
たいわゆるプルオープン式蓋体において、前記ループ状
弱化線13の一部に直線部13aを形成することにより、開
封によって形成された開口孔16の内周縁に直線部16aを
形成し、該開口孔16における内周縁の直線部16aにて、
スプーンAに掬い上げた内容物Bの摺切りを行うように
したものであった。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、この従来技術のように、蓋体12における開口孔
16の内周縁を利用して摺切りを行うものでは、蓋体16の
肉厚寸法が薄いことより、スプーンAに掬い上げた内容
物Bを摺切るに際して、書き落とされた内容物Bの一部
が蓋体12の上面にたまることになり、この蓋体12の上面
にたまった内容物Bにゴミが付着したり、湿気によって
変質したりしやすくなるため、非衛生的であと共に外観
も悪化すると云う問題があった。
他方、実公昭36−20077号公報には、瓶口内に落下不能
に嵌挿した案内筒に、瓶内に入り込むようにしたスプー
ンを一体成形して成る中栓状の蓋体を嵌脱自在に嵌め込
む一方、前記案内筒の下端に、斜め下向きに延びる摺り
切り用の板体を造形することが記載されており、この構
成によると、摺り切り用の板体が瓶内に位置しているた
め、スプーンから摺り切られた内容物は全て瓶内に戻る
ことになり、従って上記した衛生上及び美感上の問題は
生じない。
しかし、摺り切りのための部分(案内筒)を別途瓶口に
嵌め込むものであるた目、たとえば粉ミルク包装用の缶
のような広口容器には適用し難いと共に、構造が複雑化
すると言う問題があった。更に、瓶口に対する案内筒の
嵌まり合いが緩いと、スプーンでの摺り切り時にガイド
筒が瓶口から抜け出る虞がある点も問題であった。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため本考案は、 「広口容器の口部に嵌着する金属板製の蓋体に、適宜形
状の開封用孔を穿設すると共に、該開封用孔を塞ぐため
の軟質合成樹脂製の閉塞板体を一体的に成形し、前記閉
塞板体に、当該閉塞板体に開封部を形成するための弱化
線を形成し、前記閉塞板体における開封部の外表面のう
ち前記弱化線に近接した部位に、当該開封部に対する摘
持片を一体的に造形する一方、前記閉塞板体の内面側の
うち前記弱化線よりも閉塞板体の外周寄りに位置した部
位には、広口容器内の内容物を掬い取るためのスプーン
に対する摺切り用突起を、広口容器の内部に突出するよ
うに一体的に造形する」 の構成にした。
〔考案の作用・効果〕
この構成において、蓋装置にて広口容器を密封してから
摘持片を引っ張ると、閉塞板体のうち開封部が弱化線に
沿って切裂かれることにより、広口容器がワンタッチ的
に開封される一方、内容物を掬い取るためのスプーンに
対する摺切り用突起は、開封後においても蓋体に一体的
に取付いたままであるから、広口容器内に収容された粉
末状又は顆粒状等の内容物をスプーンにて山盛り状に掬
い上げて、スプーンの開口縁を摺切り用突起の先端縁に
当てて、内容物をスプーンの縁に沿って平に摺切って余
分な部分を掻き落とすことにより、内容物を一定量だけ
取り出すことができる。
その場合、スプーンに対する摺切り用突起が広口容器の
内部に向かって突出していることにより、スプーンから
掻き落とされた内容物は全て広口容器の内部に戻ること
になる、換言すると、スプーンに掬い上げた内容物の摺
切りを広口容器の内部で行うものであるから、スプーン
から掻き落とされた内容物が蓋体の外表面にたまって衛
生上及び外観上の問題が生じることはない。
また、摺り切り用突起は蓋体を封止するための閉塞板体
の一体成形したもの、換言すると、封止手段を利用して
摺り切り用突起を設けたものであるから、広口容器に至
極容易に適用することができると共に、摺り切り用突起
を設けたことに起因して構造が複雑化することもなく、
更に、摺り切り用突起は蓋体に一体成形されているか
ら、スプーンの摺り切りに際して摺り切り用突起が蓋体
から不測に離脱することは全くないのである。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
先ず、第1〜4図は第1実施例を示すもので、該第1実
施例において符号1は、金属や合成樹脂等の適宜素材に
て形成した広口容器を、符号2は、前記広口容器1の口
部に嵌着する薄金属板製の蓋体を各々示す。前記蓋体2
の外周縁には、前記広口容器1の口部に被嵌する断面逆
U字状の取付部2aが折り曲げ形成されており、該取付部
2aの内面にゴム等のパッキン3を塗着している。
更に、前記蓋体2には、適宜面積の開封用孔3を、その
内周縁の一部が適宜長さの直線部3aとなるようにして穿
設すると共に、該開封用孔4を塞ぐためのポリエチレン
等の軟質合成樹脂から成る閉塞板体5を一体的に成形し
ている。
そして、前記閉塞板体5の下面側に、前記開封用孔4の
内周縁に沿って弱化線の一例としてのV溝6をループ状
に形成することにより、閉塞板体5に、前記開封用孔4
と相似形の開封部5aを形成する一方、閉塞板体5におけ
る内面側のうち、前記V溝6よりも半径外側に位置した
周縁部5bに、開封後にスプーンAにて掬い上げた粉末状
内容物Bを摺切るための板状の摺切り用突起7を、広口
容器1の内部に突出するように一体的に造形している。
他方、前記開封部5aにおける外表面のうち前記V溝6に
近接した部位(実施例では、弱化線6の直線部と円弧部
との接続部近傍)に、摘持片の一例としてのプルリング
8を一体的に造形し、更に、閉塞板体5の外表面には、
アルミ箔等の非透湿性フイルムを貼着している。
なお、前記蓋体2における開封用孔4の内周縁を断面横
向きU字状に折り曲げることにより、閉塞板体5が蓋体
2に対して強固に固着するようにしており、また、非透
湿性フイルム9の周縁9aを閉塞板体5の外側に延長し、
これを蓋体2の外表面に貼着している。
以上の構成において、蓋体2における取付部2aを広口容
器1の口部に対して巻締めやかしめ等の適宜手段にて嵌
着することにより、広口容器1の密封を行える一方、密
封後において、プルリング8を上向きに引っ張って、開
封部5aをV溝6に沿って引き裂き切除すると同時に、非
透湿性フイルム9の周縁9aを蓋体2及び閉塞板体5の周
縁部5bから引き剥がすことにより、広口容器1をワンタ
ッチ的に開封することができる。
そして、開封後においても摺切り用突起7は広口容器1
に取付いたままであるから、内容物BをスプーンAに一
旦山盛り状に掬い上げて、スプーンAの上面を摺切り用
突起7の先端縁に当てて平に摺切り、余分な部分を掻き
落とすことにより、内容物BをスプーンAにて一定量だ
け取り出すことができる。
この場合、摺切り用突起7は、広口容器1の内部に向け
て突出しているから、スプーンAにて余分な内容物Bを
摺切るに際して、摺切り用突起7で掻き落とされた内容
物Bはすべて広口容器1の内部に戻ることになり、内容
物Bが閉塞板体5の周縁部5b上面や蓋体2の上面にたま
ることはないから、開封後において衛生状態が悪化した
り外観が悪化したりすることを、確実に防止することが
できるのである。
また、摺切り用突起7は蓋体2を封止するための閉塞板
体5に一体成形したものであるから、ないらの支障なく
広口容器に適用することができると共に、摺り切り用突
起7を設けたことに起因して構造が複雑化することもな
く、更に、摺り切り用突起7は蓋体2に一体成形されて
いるから、スプーンAの摺り切りに際して摺り切り用突
起7が蓋体2から不測に離脱することは全くないのであ
る。
なお、実施例のように閉塞板体5の外表面に非透湿性フ
イルム9を貼着しておくと、閉塞板体5がポリエチレン
のように透湿性のある安価な軟質合成樹脂にて成形さ
れ、且つ、閉塞板体5の厚さ寸法が小さい場合であって
も、閉塞板体5を水分が透過することを非透湿性フイル
ム9にて防止できるから、広口容器1を密封して長期間
経過するうちに内容物Bが湿気によって変質したり過度
に乾燥したりする不具合を、蓋体2の製造コストをアッ
プさせることなく防止でき、しかも、非透湿性フイルム
9に各種模様や商標等を予め印刷しておくことができる
から、蓋体2の外観も向上することができる。
この場合、非透湿性フイルム9は、閉塞板体5における
表面のうち少なくとも開封用孔4に対応した部位に貼着
すれば良く、また、非透湿性フイルム9としては、アル
ミ箔以外の金属箔とか、ポリプロピレン等の合成樹脂フ
イルムなどであっても良く、更に、非透湿性フイルム9
を金属箔製にする場合は、その表裏両面に合成樹脂膜を
形成すると、印刷性と閉塞板体5に対する固着力とを向
上できる利点がある(その場合、合成樹脂膜を閉塞板体
5と同じ材質にすると、閉塞板体5に対する固着強度が
一層向上する)。
なお、第2図及び第3図に二点鎖線で示すように、開封
用孔4を蓋体2と同心状に形成して、これを閉塞板体5
にて塞ぐ一方、前記閉塞板体5における弱化線6に直線
部を形成し、該弱化線6における直線部に沿って摺切り
用突起7を形成しても良いのである。
第5〜6図は本考案の第2実施例を示し、該実施例で
は、蓋体2の内周縁を断面横向きU字状に折り曲げる一
方、前記閉塞板体5におけるV溝6を、蓋体2における
開封用孔4よりも半径外面に形成することにより、閉塞
板体5における開封部5aに、開封後において蓋体2にお
ける開封用孔4の内周縁に係脱する筒状の栓部5cを一体
的に造形し、更に、閉塞板体5における周縁部5bの内面
側に、広口容器1の内部に向けて突出する板状の摺切り
用突起7を一体的に造形したものである。
なお、上記第1及び第2の実施例において、摺切り用突
起7を設ける箇所は1箇所に限らず、V溝6に沿って複
数箇所に設けるようにしても良いし、また、V溝6は閉
塞板体5の外表面に形成しても良いのである。
また、第1の実施例の場合、閉塞板体5における開封部
5aは必ずしも切除するように構成する必要はなく、例え
ば、プルリング8を、第2図に一点鎖線で示すように、
開封用孔4の直線部4aと反対側の位置に設けて、ループ
状V溝6のうち円弧状の部分のみが引き裂かれるように
構成するとか、或いは、V溝6を非ループ状に形成する
ことにより、開封後においても開封部5aが閉塞板体5の
周縁部5bに対して屈曲自在な状態で取付くようにしても
良いのであり、この場合は、開封部5aを、第2の実施例
のような適宜の手段にて、開封後において蓋体2の内周
縁に係脱自在に構成しても良い。
更に、摘持片を設けるに当たっては、第1図に一点鎖線
で示すように、V溝6等の弱化線に蓋体2の半径外向き
に突出した凸部6aを形成して(弱化線6を平面視で波目
状に形成しても良い)、該凸部6aの箇所にプルリング7
等の摘持片を設けるようにしても良く、このようにする
と、開封当初において、弱化線6に対して引っ張り力を
集中させることができるので、開封を軽い力で行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本考案の第1実施例を示し、第1図は広口
容器に被嵌した状態での斜視図、第2図は平面図、第3
図は第2図のIII−III視拡大断面図、第4図は開封後の
状態を示す図、第5は第2実施例の平面図、第6図は第
5図のVI−VI視拡大断面図、第7図及び第8図は従来技
術を示す図である。 A……スプーン、B……内容物、1……広口容器、2…
…蓋体、4……開封用孔、5……閉塞板体、5a……開封
部、5b……周縁部、6……弱化線の一例としてのV溝、
7……摺切り用突起、8……摘持片の一例としてのプル
リング、9……非透湿性フイルム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】広口容器の口部に嵌着する金属板製の蓋体
    に、適宜形状の開封用孔を穿設すると共に、該開封用孔
    を塞ぐための軟質合成樹脂製の閉塞板体を一体的に成形
    し、前記閉塞板体に、当該閉塞板体に開封部を形成する
    ための弱化線を形成し、前記閉塞板体における開封部の
    外表面のうち前記弱化線に近接した部位に、当該開封部
    に対する摘持片を一体的に造形する一方、前記閉塞板体
    の内面側のうち前記弱化線よりも閉塞板体の外周寄りに
    位置した部位には、広口容器内の内容物を掬い取るため
    のスプーンに対する摺切り用突起を、広口容器の内部に
    突出するように一体的に造形したことを特徴とする広口
    容器用装置。
JP1989125932U 1989-10-26 1989-10-26 広口容器用蓋装置 Expired - Lifetime JPH0712298Y2 (ja)

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JPH0364232U JPH0364232U (ja) 1991-06-24
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008517837A (ja) * 2004-10-25 2008-05-29 インプレス・グループ・ベスローテン・フエンノートシャップ 壁部に直接接続された密閉シートを備える容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5832108B2 (ja) * 1980-01-31 1983-07-11 日本クラウンコルク株式会社 一部が剥離除去可能なライナ−を備えた容器蓋

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JP2008517837A (ja) * 2004-10-25 2008-05-29 インプレス・グループ・ベスローテン・フエンノートシャップ 壁部に直接接続された密閉シートを備える容器

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