JPH0712329Y2 - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JPH0712329Y2
JPH0712329Y2 JP1988168926U JP16892688U JPH0712329Y2 JP H0712329 Y2 JPH0712329 Y2 JP H0712329Y2 JP 1988168926 U JP1988168926 U JP 1988168926U JP 16892688 U JP16892688 U JP 16892688U JP H0712329 Y2 JPH0712329 Y2 JP H0712329Y2
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JP1988168926U
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康隆 今城
登 青木
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] 本考案は圧電素子を駆動源とする搬送装置に関する。
[従来の技術] 水平に設けた搬送体を往復振動させて比較的小さな物品
を一定方向に揃えて搬送する搬送装置は、工場の製造ラ
インに多く使用されており、最近では特願昭60−143109
号などにおいて圧電素子を駆動源とする型式のものが開
示されている。
この型式の搬送装置について説明する。第3図に搬送装
置の構成を示す。図中1は基台、2,2は2組の加振体、
3,3は連結板ばね、4は基台1の上方に水平に配置され
た搬送体である。加振体2は、直線形をなす板ばね5の
両面に圧電セラミックスからなる圧電素子6,6を重ねて
固定したバイモルフ形とよばれるものである。そして、
各加振体2,2は基台1に対して立上がらせた状態で設け
られて板ばね5の一端が基台1に固定され、他端に直線
形をなす連結板ばね3が立上がらせた状態で取付けてあ
る。そして、各連結板ばね3,3が搬送体4を支持してい
る。
この装置では、加振体2,2の圧電体素子6,6に電源7から
交流電流を流して励振させる。各加振体2,2は交流電流
の正の半サイクルで伸び、負のサイクルで縮む運動を行
なう。これにより各加振体2,2に印加する交流電流を半
サイクルづつずらせせば、各加振体2,2が右側および左
側に交互に連続して屈曲運動する。この各加振体2,2の
運動は各連結板ばね3,3により拡大して搬送体4に伝え
られ、搬送体4が図示A方向に往復振動する。このた
め、搬送体4に載せた物品8が順次一方向に揃えて搬送
される。
この形式の搬送装置は次に述べる原理に基づいて振動が
行なわれる。加振体2の曲げばね定数をK1、連結板ばね
3のばね定数をK2とし、搬送体4の質量をMとした場合
の振動モデルは第4図で示すようになり、この系に他の
P0sinωtという交番力が作用するものとすることがで
きる。これによりこの系の運動方程式は、合成ばね定数
をKとして、次の式で表わされる。
M・d2x/dt2+Kx=P0sinωt …(1) ただし、 P0:加振体の交番力の最大値 ω:加振体の振動角周波数(=2πf,f:電源周波数) K=K1・K2/K1+K2 x:変位(加振体に対して直角方向) これにより系の固有振動数は、 で与えられる。そして、第5図の線図で示すように電源
周波数fが固有振動数はfnと一致した時に、搬送体4は
共振状態となり大きい振動が得られる。具体的には、共
振状態により加振体の先端振幅が10μmである場合に、
搬送体4で100μm程度に拡大されて振動される。
(考案が解決しようとする課題) しかして、このように構成された従来の搬送装置には、
次に述べる課題がある。
すなわち、第3図で示すように基台1に直線形をなす加
振体2,2を立てて設け、さらに加振体2,2の上端部に直線
形をなす連結板ばね3,3を立てて取付け、この連結板ば
ね3,3で搬送体4を支持して、駆動系と共振拡大系とを
一体にまとめた構成である。このため、基台1の表面か
ら搬送体4までの高さが、加振体2,2の全長と連結板ば
ね3,3の全長とを合計した大きさとなる。このため、搬
送体4が比較的高い位置にセットされることになり、搬
送装置を他の機械と組合わせる上で物品搬送路の高さが
合わないなどの不便がある。
基台1から搬送体4までの高さを減少させるために、連
結板ばね3,3の長さを小さくしたり、あるいは連結板ば
ね3,3の加振体4に対する取付け高さを小さくすること
が考えられるが、本方式の搬送装置は連結板ばね3,3の
ばね定数を固定し、圧電素子6,6に流す交流電流の電源
周波数を連結板ばね3,3のばね定数に合せる方式である
ために、連結板ばね3,3の長さや取付け位置を変更する
ことができない。
本考案は前記事情に基づいてなされたもので、基台から
搬送体までの高さを低くして相手機器との接続が有利な
搬送装置を提供することを目的とする。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 前記目的を達成するために本考案の搬送装置は、弾性板
に圧電素子を重接した加振体により搬送体を往復直線振
動させ、この搬送体に載せた物品を搬送するものにおい
て、加振体をその板面を水平にして横置きに設け、この
加振体の弾性板の一端を基台に固定し、且つこの基台に
連結弾性体を上下方向回動可能に設け、この連結弾性体
の一端を加振体の弾性板の他端に取付けるとともに、連
結弾性体の他端を水平に配置した搬送体に取付けてなる
ことを特徴とするものである。
(作用) この構成により、基台に枢支した連結板ばねの一端をか
ら基台に横置きして設けた加振体に連結し、連結板ばね
の他端で搬送体を支持して、加振体から連結板ばねの枢
支部までの駆動系と、連結板ばねの枢支部から搬送体ま
での共振拡大系とに分けてあるので、基台から搬送体ま
での高さは、連結弾性体の枢支部から上端までの僅かな
長さ(起立部の長さ)に相当するのみとなる。従って、
搬送体を従来に比較して大変低い位置にセットすること
ができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本考案の搬送装置の一実施例を示すものであ
る。
図中11は金属からなる基台である。12,12は加振体で、
これら各加振体12,12は板ばね13の両面に圧電セラミッ
クスなどからなる圧電素子14,14を重ねて取付けたバイ
モルフ形と呼ばれるものである。各加振体12,12は基台1
1の上側に横置き、例えば水平に配置した状態で直列に
並べて設けられ、各加振体12,12の板ばね13の一端が基
台11の上面に形成した突起11a,11bに載せられてボルト1
5で固定されている。16,16は連結板ばねで、これら各連
結板ばね16,16はく字形に屈曲され、この屈曲部の内側
に枢支筒17が板バネ幅方各連向に沿って設けられて溶接
により固定してある。結板ばね16は基台の上側において
各加振体12,12に対して直列に並んで設けられ、各連結
板ばね16,16の屈曲部に設けた枢支筒17に枢軸18,18を挿
通して回転自在に枢支されている。この枢軸18,18は基
台11に図示しない部材を用いて板ばね幅方向に沿い水平
に設けたものである。これにより連結板ばね16,16は基
台11に回転自在に枢支される。そして、連結板ばね16,1
6は屈曲部を境にして一方の片部が水平に位置して各加
振体12,12の板ばね13の他端部にボルト20により連結固
定され、他方の片部がやや傾斜した状態で起立されてい
る。19は基台11の上方に水平に配置された平板な搬送体
で、この搬送体19は各結板ばね16,16の他方の片部の上
端にボルト21で取付けて支持されている。
このように構成した搬送装置は、使用するに際して基台
11を油化面に設置し、各加振体12,12の圧電素子14,14と
基台11と図示しない交流電源に電気的に接続する。交流
電源より加振体12,12の圧電素子14,14に交流電流を流し
て励振させる。各加振体12,12は交流電流の正の半サイ
クルで伸び、負のサイクルで縮む運動を行なう。これに
より各加振体12,12に印加する交流電流を半サイクルづ
つずらせば、各加振体12,12が上側および下側に交互に
連続して屈曲運動する。この加振体12,12の運動により
各連結板ばね16,16が枢軸18,18を中心として各加振体1
2,12の屈曲運動を拡大して上下方向に回動振動する。す
なわち、第2図で示すように各連結板ばね16,16は加振
体12,12の運動に応じて静止位置aを挟んで上側位置b
と下側位置cの範囲で回動する。この場合、連結板ばね
16,16において加振体連結部から枢支部までの長さに比
較して、枢支部から搬送体連結部までの長さを大きく設
定しておくことにより、第2図で示すように加振体12,1
2の運動を連結板ばね16,16で拡大することもできる。そ
して、連結板ばね16,16の回動振動によりに搬送体19が
図示A方向に往復振動する。このため、搬送体19に載せ
た物品22を一定方向に揃えて順次搬送することができ
る。
この搬送装置の振動作用について説明する。
搬送体19と連結板ばね16を系とする振動系は、固有振動
数 (M:搬送体質量、K:枢着部から搬送体までの連結板ばね
のばね定数)を持つ。そして、印加する交流電流の電源
周波数を固有振動数fnに合せることにより、振動系の共
振が起り第5図で示すように搬送体19は大きな振動を得
ることができる。上述のように共振状態は枢支部から搬
送体19までの連結板ばね16のばね定数により決まる。こ
のため、枢支部から加振体12までの連結板ばねの部分
は、長さが短く設定され、加振体12の振動を伝達して枢
支部から搬送体19までの連結板ばね16の部分で構成され
る系を駆動させる作用を有するものであって、幾何学的
拡大機能は持たない。従って、従来のように共振周波数
の設定に加振体12の板ばね13の曲げ定数を考慮する必要
がなく、単純に枢支部より搬送体19までの連結板ばね16
のばね定数により共振周波数の設定の設定および計算を
行なうことができ設計が容易になる。
しかして、この搬送装置における搬送体19の高さは、共
振拡大系を構成する枢支部から搬送体19までの連結板ば
ね16の長さに実質的に規定され、駆動系を構成する枢支
部から加振体13までの連結板ばね16の部分は水平にして
設けて搬送体19の高さ規定する要素に入らない。このた
め、基台11から搬送体19までの高さは、従来の部分に比
較して少なくとも加振体12の長さ分を縮小することがで
きる。
なお、本考案において加振体と搬送体とを連結する連結
弾性体として板ばねを使用しているが、これに限らず例
えばばね線材を使用してもよい。
[考案の効果] 以上説明したように本考案の搬送装置によれば、基台に
枢支した連結板ばねの一端をから基台に横置きして設け
た加振体に連結し、連結板ばねの他端で搬送体を支持し
て、加振体から連結板ばねの枢支部までの駆動系と、連
結板ばねの枢支部から搬送体までの共振拡大系とに分け
た構成としたので、基台から搬送体までの高さを前述し
た連結板ばねの枢支部から搬送体までの長さに押えるこ
とができ、従って基台から搬送体までの高さを従来に比
較して大変低く押えることができ、搬送体を低い位置に
セットでき相手機械との接続を無理なく行なうことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の一実施例を示し、第1図
は搬送装置を示す正面図、第2図は同搬送装置に設ける
連結板ばねの運動を示す説明図、第3図および第4図は
従来例を示し、第3図は搬送装置を示す正面図、第4図
は同搬送装置における振動モデルを示す図、第5図は圧
電素子駆動形搬送装置における代表的な共振カーブを示
す図である。 11…基台、12…加振体、13…板ばね、14…圧電素子、16
…連結用板ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾性板に圧電素子を重接した加振体により
    搬送体を振動させ、この搬送体に載せた物品を搬送する
    ものにおいて、前記加振体をその板面を水平にして横置
    きに設け、この加振体の弾性板の一端を基台に固定し、
    且つこの基台に連結弾性体を上下方向回動可能に設け、
    この連結弾性体の一端を前記加振体の弾性板の他端に取
    付けるとともに、前記連結弾性体の他端を水平に配置し
    た前記搬送体に取付けてなる搬送装置。
JP1988168926U 1988-12-27 1988-12-27 搬送装置 Expired - Lifetime JPH0712329Y2 (ja)

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JPH0288912U JPH0288912U (ja) 1990-07-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6271314A (ja) * 1985-09-24 1987-04-02 Matsushima Kogyo Co Ltd バタ−ニング方法
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JPH0333691Y2 (ja) * 1987-05-13 1991-07-17
JPH0333691U (ja) * 1989-08-14 1991-04-03

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