JPH07126018A - ヘマタイト超微粒子スラリーの乾燥方法 - Google Patents

ヘマタイト超微粒子スラリーの乾燥方法

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JPH07126018A
JPH07126018A JP29117793A JP29117793A JPH07126018A JP H07126018 A JPH07126018 A JP H07126018A JP 29117793 A JP29117793 A JP 29117793A JP 29117793 A JP29117793 A JP 29117793A JP H07126018 A JPH07126018 A JP H07126018A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hematite
slurry
particles
drying
polyvinyl alcohol
Prior art date
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Pending
Application number
JP29117793A
Other languages
English (en)
Inventor
Hikari Hasegawa
光 長谷川
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Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ヘマタイト超微粒子の水性スラリーを乾燥す
るにあたり、該スラリー中にポリエチレングリコール、
プロピレングリコールまたはポリビニルアルコールを添
加した後に乾燥する。 【効果】 凝結が抑制され、得られる乾燥粉は容易に均
一分散物とすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘマタイト超微粒子の
水性けん濁液(スラリー)の乾燥法に関し、特に、再び
スラリー化する場合に凝集粒子を極力少なくすることが
できる粉体を得るための改良された乾燥方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、粉体製品はそのまま単独で用い
られることはほとんどなく、粉体をスラリー化して塗料
としたり、樹脂に練りこんでフィラーとして、また、他
の粉体と混合して別の粉体製品として、用いられる。ス
ラリー状で生産される粉体製品の場合、これら各種の用
途に適応させるため及び輸送に便利ならしめるために乾
燥して水分を除去したうえ、出荷される(以下、これら
の粉体製品を「乾燥粉」という)。これらの乾燥粉を再
びスラリー化したり、樹脂に練りこんだり、また他の粉
体と混合したりする場合には、ボールミルなどの回転容
器型混練機、リボンミキサー、スクリュー型押出機、ヘ
ンシェルミキサー、マラーなどの固定容器型混練機及び
ロールミルなどのロール型混練機を利用して層流剪断混
合支配下に圧延、折り畳み、粉砕及び圧縮の各作用の組
み合わせを利用して分散、混合が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スラリ
ー状態で製造されたヘマタイト超微粒子の場合、その粒
子サイズはサブミクロンであり、このスラリーを乾燥し
て得られる粉体は上記のような従来から行われている機
械的な手段によるのみでは均一な分散体とすることはで
きず、再スラリー化は著しく困難である。これは粒子が
細かくなる程その表面エネルギーが大きくなり、乾燥時
に強い凝結が生じ、その結果、再度分散させる場合その
表面エネルギーに見合うエネルギーを投入する必要があ
るためであり、ヘマタイト超微粒子の場合その再スラリ
ー化は事実上不可能に近い。
【0004】本発明の目的は、均一な分散体とすること
ができ、容易に再スラリー化することができる乾燥粉を
得るための、ヘマタイト超微粒子スラリーの乾燥方法を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段(1)】上記の目的は、ヘ
マタイト超微粒子のスラリーを乾燥するにあたり、該ス
ラリー中にポリエチレングリコール、プロピレングリコ
ールまたはポリビニルアルコールを添加した後、乾燥す
ることを特徴とする方法によって達成される。
【0006】ポリエチレングリコール、プロピレングリ
コールおよびポリビニルアルコールの中から選ばれた添
加剤をヘマタイト超微粒子のスラリーに加えることによ
って、凝結が抑制され、得られる乾燥粉は容易に均一分
散物とすることができる。上記の添加剤が乾燥粉の分散
に寄与する理由は必ずしも明らかではないが、比較的大
きな添加剤の分子によってヘマタイトの粒子が相互に隔
離された構造の乾燥粉となるためと推定される。
【0007】なお、ヘキサメタリン酸ソーダ、珪酸ソー
ダなどの無機質分散剤、シランカップリング剤およびグ
リセリンなどの添加剤を用いたのでは本発明の目的を達
成することはできなかった。
【0008】
【課題を解決するための手段(2)】ヘマタイト超微粒
子スラリーに加えるポリエチレングリコールとしては平
均分子量200〜6,000のものが好ましく、ポリビ
ニルアルコールも分子量が低いものが好ましく、平均重
合度300〜2,400のものが好ましい。
【0009】ポリエチレングリコール、プロピレングリ
コールおよびポリビニルアルコールの中から選ばれた凝
結防止性添加剤の添加量は、スラリー中のヘマタイト重
量(ドライベース)に基づき3〜7重量%程度であるこ
とが好ましい。添加量が3重量%未満では所期の目的の
達成が困難であり、また、7重量%を超えると凝結を生
じ易くなる。
【0010】上記の凝結防止性添加剤を加えたヘマタイ
トスラリーを乾燥する手段は格別限定されることなく、
公知の手法によって乾燥することができる。スラリーの
乾燥温度は約200℃以下がよく、特に50℃前後が最
良である。
【0011】
【実施例】以下、本発明のヘマタイト超微粒子スラリー
の乾燥方法を具体例について説明する。約10重量%濃
度のヘマタイト超微粒子スラリーに下記の添加剤を、ヘ
マタイト重量(ドライベース)に対し3.5または7重
量%添加し、良く攪拌した後、電熱乾燥器中で亀裂が生
じるまで50℃で十分に乾燥した。
【0012】(1)ポリエチレングリコール(平均分子
量1,000、以下「PEG」と略称する、20重量%
水溶液として用いた) (2)ポリビニルアルコール(平均重合度300、以下
「PVA」と略称する、10重量%水溶液として用い
た) (3)プロピレングリコール(試薬特級、以下「PG」
と略称する)
【0013】乾燥粉は水中に分散させて、水中における
粒度分布を測定するという手段によって凝結の強さを調
べた。すなわち、乾燥粉をメノウの乳鉢で解砕した後縮
分して10mgとし、ヘキサメタリン酸の0.2重量%水
溶液10mlに分散させた。分散の条件は全ての試料につ
き20分の超音波照射一定とした。
【0014】分散の定量は遠心沈降光透過式粒度分布測
定器を利用して特性鎖d50(重量分布におけるメディア
ン径:nm)およびd95(5%がその粒子径より大きなサ
イズである径:nm)を用いて行った。測定結果を表1に
まとめた。なお、表1中には参考のため分散後の乾燥粉
の残存状態も合わせて記入した。表1に明らかなように
PEG、PVAまたはPGを乾燥前のスラリーに適量添
加することにより乾燥粉の分散が容易になることがわか
る。
【0015】
【表1】
【0016】
【発明の効果】ヘマタイト超微粒子水性スラリーにPE
G、PGまたはPVAを加えたうえ乾燥することによっ
て、凝結が抑制され、得られる乾燥粉は容易に均一分散
物とすることができる。すなわち、従来多量のエネルギ
ーをかけても、もとの一次粒子まで分散させることがで
きなかった乾燥粉の分散が可能になった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘマタイト超微粒子の水性スラリーを乾
    燥するにあたり、該スラリー中にポリエチレングリコー
    ル、プロピレングリコールまたはポリビニルアルコール
    を添加した後、乾燥することを特徴とするヘマタイト超
    微粒子スラリーの乾燥方法。
JP29117793A 1993-10-27 1993-10-27 ヘマタイト超微粒子スラリーの乾燥方法 Pending JPH07126018A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002031060A1 (de) 2000-10-09 2002-04-18 Bayer Aktiengesellschaft Kompositpartikel
WO2008050632A1 (fr) * 2006-10-27 2008-05-02 Nitto Denko Corporation Panneau à cristaux liquides et appareil d'affichage à cristaux liquides

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WO2002031060A1 (de) 2000-10-09 2002-04-18 Bayer Aktiengesellschaft Kompositpartikel
US6565973B2 (en) 2000-10-09 2003-05-20 Bayer Aktiengesellschaft Composite particles
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