JPH07126542A - シアニン化合物及び該化合物を含む赤外線吸収組成物 - Google Patents
シアニン化合物及び該化合物を含む赤外線吸収組成物Info
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- JPH07126542A JPH07126542A JP5276651A JP27665193A JPH07126542A JP H07126542 A JPH07126542 A JP H07126542A JP 5276651 A JP5276651 A JP 5276651A JP 27665193 A JP27665193 A JP 27665193A JP H07126542 A JPH07126542 A JP H07126542A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09B—ORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
- C09B23/00—Methine or polymethine dyes, e.g. cyanine dyes
- C09B23/02—Methine or polymethine dyes, e.g. cyanine dyes the polymethine chain containing an odd number of >CH- or >C[alkyl]- groups
- C09B23/08—Methine or polymethine dyes, e.g. cyanine dyes the polymethine chain containing an odd number of >CH- or >C[alkyl]- groups more than three >CH- groups, e.g. polycarbocyanines
- C09B23/086—Methine or polymethine dyes, e.g. cyanine dyes the polymethine chain containing an odd number of >CH- or >C[alkyl]- groups more than three >CH- groups, e.g. polycarbocyanines more than five >CH- groups
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】新規シアニン化合物及びこの化合物を含む赤外
線吸収組成物を提供する。 【構成】N位にスルホアルキル基を、キノリン核にハロ
ゲン原子を、メチン鎖にベンジル基を有する一般式1の
キノリン核含有ペンタメチンシアニン化合物及びかかる
化合物を含む赤外線吸収組成物。 (A1,A2は−COO−または−SO3 −を、T1,
T2はC1〜5の直鎖もしくは分枝状のアルキレン基
を、Qはフェニル基又は置換フェニル基を、G1,G3
はハロゲン原子、シアノ基、メタンスルホニル基、メト
キシカルボニル基、エトキシカルボニル基、C1〜4の
アルキル基、C1〜4のアルコキシ基を、G2,G4は
水素原子、ハロゲン原子、C1〜4のアルキル基、C1
〜4のアルコキシ基を、Mは電荷の均衡を保つイオンを
表わす。)
線吸収組成物を提供する。 【構成】N位にスルホアルキル基を、キノリン核にハロ
ゲン原子を、メチン鎖にベンジル基を有する一般式1の
キノリン核含有ペンタメチンシアニン化合物及びかかる
化合物を含む赤外線吸収組成物。 (A1,A2は−COO−または−SO3 −を、T1,
T2はC1〜5の直鎖もしくは分枝状のアルキレン基
を、Qはフェニル基又は置換フェニル基を、G1,G3
はハロゲン原子、シアノ基、メタンスルホニル基、メト
キシカルボニル基、エトキシカルボニル基、C1〜4の
アルキル基、C1〜4のアルコキシ基を、G2,G4は
水素原子、ハロゲン原子、C1〜4のアルキル基、C1
〜4のアルコキシ基を、Mは電荷の均衡を保つイオンを
表わす。)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な化合物及びこれを
用いた赤外線吸収組成物に関する。さらに詳しくは、キ
ノリン核を有するシアニン系化合物及びこれを親水性結
合剤と組合せた、赤外線吸収組成物に関する。
用いた赤外線吸収組成物に関する。さらに詳しくは、キ
ノリン核を有するシアニン系化合物及びこれを親水性結
合剤と組合せた、赤外線吸収組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、キノリン核を有するシアニン
系化合物は、数多く知られており、写真用分光増感色素
などとして利用されてきた。その具体例については例え
ば次に挙げる文献などに記載されている。
系化合物は、数多く知られており、写真用分光増感色素
などとして利用されてきた。その具体例については例え
ば次に挙げる文献などに記載されている。
【0003】すなわち、エフ・エム・ハーマー (F.M.HA
MER)著「ザ・シアニンダイズ・アンド・リレーテッド・
コンパウンズ」(THE CYANINE DYES AND RELATED COMPO
UNDS)(インターサイエンス・パブリシャーズ(INTERS
CIENCE PUBLISHERS)、N.Y.,1964年)55頁以降;
ニコライ・チュチュルコフ(NIKOLAI TYUTYULKOV)、ユ
ルゲン・ファビアン(JURGEN FABIAN)、アキム・メール
ホルン(ACHIM MEHLHORN)、フリッツ・ディエツ(FRIT
Z DIETZ)、アリア・タジール(ALIA TADJER)共著「ポリ
メチン・ダイズ」(POLYMETHINE DYES) (セント・クリ
メント・オーリズキ・ユニバシティ・プレス、ソフィア
(ST.KLIMENT OHRIDSKI UNIVERSITY PRESS, SOPHIA) 、
1992年)23頁〜38頁;リサーチ・ディスクロー
ジャー誌(RESEARCH DISCLOSURE)、152巻48頁(1
976年)などを参照すれば当業者には容易に合成する
ことができる。
MER)著「ザ・シアニンダイズ・アンド・リレーテッド・
コンパウンズ」(THE CYANINE DYES AND RELATED COMPO
UNDS)(インターサイエンス・パブリシャーズ(INTERS
CIENCE PUBLISHERS)、N.Y.,1964年)55頁以降;
ニコライ・チュチュルコフ(NIKOLAI TYUTYULKOV)、ユ
ルゲン・ファビアン(JURGEN FABIAN)、アキム・メール
ホルン(ACHIM MEHLHORN)、フリッツ・ディエツ(FRIT
Z DIETZ)、アリア・タジール(ALIA TADJER)共著「ポリ
メチン・ダイズ」(POLYMETHINE DYES) (セント・クリ
メント・オーリズキ・ユニバシティ・プレス、ソフィア
(ST.KLIMENT OHRIDSKI UNIVERSITY PRESS, SOPHIA) 、
1992年)23頁〜38頁;リサーチ・ディスクロー
ジャー誌(RESEARCH DISCLOSURE)、152巻48頁(1
976年)などを参照すれば当業者には容易に合成する
ことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来知られているキノ
リン核を有するシアニン系化合物は、種々の使用目的、
使用態様に関して必ずしも適合した性質を備えているわ
けではなかった。したがって種々の使用目的、使用態様
に応じた性質を有する誘導体の開発が望まれていた。本
発明の目的は、新規なシアニン化合物を提供することで
ある。別の目的は新規なシアニン化合物を含む赤外線吸
収組成物を提供することである。
リン核を有するシアニン系化合物は、種々の使用目的、
使用態様に関して必ずしも適合した性質を備えているわ
けではなかった。したがって種々の使用目的、使用態様
に応じた性質を有する誘導体の開発が望まれていた。本
発明の目的は、新規なシアニン化合物を提供することで
ある。別の目的は新規なシアニン化合物を含む赤外線吸
収組成物を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らはキノリン核
を有するシアニン系化合物の構造修飾について種々検討
した結果、下記一般式(I)で表わされる新規なシアニ
ン化合物が、従来の化合物とは異なる性質を有すること
を見出し本発明を完成するに至った。本発明の前記の課
題は下記の(1)〜(3)によって達成された。 (1)下記一般式(I)で表わされるシアニン化合物。 一般式(I)
を有するシアニン系化合物の構造修飾について種々検討
した結果、下記一般式(I)で表わされる新規なシアニ
ン化合物が、従来の化合物とは異なる性質を有すること
を見出し本発明を完成するに至った。本発明の前記の課
題は下記の(1)〜(3)によって達成された。 (1)下記一般式(I)で表わされるシアニン化合物。 一般式(I)
【0006】
【化2】
【0007】式中、A1 、A2 はカルボキシラート(−
COO- ) またはスルホナート(−SO3 - )を表わ
し、T1 、T2 は炭素数1ないし5の直鎖状もしくは分
枝状のアルキレン基を表わし、Qはフェニル基又は置換
フェニル基を表わし、G1 、G 3 は、ハロゲン原子、シ
アノ基、メタンスルホニル基、メトキシカルボニル基、
エトキシカルボニル基、炭素原子数1ないし4のアルキ
ル基、炭素数1ないし4のアルコキシ基を表わし、
G2 、G4 は水素原子、ハロゲン原子、炭素原子数1な
いし4のアルキル基、炭素数原子数1ないし4のアルコ
キシ基を表わし、Mは電荷の均衡を保つためのイオンを
表わす。 (2)(1)に記載の一般式(I)で表わされるシアニ
ン化合物と親水性結合剤からなる赤外線吸収組成物。 (3)(1)に記載の一般式(I)で表わされるシアニ
ン化合物と親水性結合剤と無機化合物微粒子とからなる
赤外線吸収組成物。
COO- ) またはスルホナート(−SO3 - )を表わ
し、T1 、T2 は炭素数1ないし5の直鎖状もしくは分
枝状のアルキレン基を表わし、Qはフェニル基又は置換
フェニル基を表わし、G1 、G 3 は、ハロゲン原子、シ
アノ基、メタンスルホニル基、メトキシカルボニル基、
エトキシカルボニル基、炭素原子数1ないし4のアルキ
ル基、炭素数1ないし4のアルコキシ基を表わし、
G2 、G4 は水素原子、ハロゲン原子、炭素原子数1な
いし4のアルキル基、炭素数原子数1ないし4のアルコ
キシ基を表わし、Mは電荷の均衡を保つためのイオンを
表わす。 (2)(1)に記載の一般式(I)で表わされるシアニ
ン化合物と親水性結合剤からなる赤外線吸収組成物。 (3)(1)に記載の一般式(I)で表わされるシアニ
ン化合物と親水性結合剤と無機化合物微粒子とからなる
赤外線吸収組成物。
【0008】一般式(I)におけるQで表わされる基と
して好ましいものはフェニル基、ハロゲン置換フェニル
基、炭素原子数1ないし4のアルキル基で置換されたフ
ェニル基、炭素原子数1ないし4のアルコキシ基で置換
されたフェニル基であり、特に好ましくはフェニル基で
ある。A1 、A2 のうち少なくとも一方がスルホナート
基であるものが好ましく、A1 、A2 がともにスルホナ
ート基であるものが特に好ましい。T1 、T2 で表わさ
れるアルキレン基のうち好ましいものは−(CH2)4 −、
−CH2CH2CH(CH3) −、−CH2CH2−であり、特に好ましく
は−(CH2)4 −である。G1 、G3 で表わされる基とし
て好ましいものはハロゲン原子又は炭素原子数1もしく
は2のアルキル基であり、特に好ましいものは塩素原子
又はトリフルオロメチル基である。G2 、G4 で表わさ
れる基として好ましいものは水素原子、ハロゲン原子、
炭素原子数1もしくは2のアルキル基であり、特に好ま
しいものは水素原子、フッ素原子、塩素原子、トリフル
オロメチル基である。G5 で表わされる基として好まし
いものは、水素原子、ハロゲン原子、トリフルオロメチ
ル基であり、特に好ましくは水素原子である。Mで表わ
されるイオンとして好ましいものはプロトン、アルカリ
金属イオン、アルカリ土類金属イオン、アンモニウムイ
オン(例えばアンモニウムイオン、メチルアンモニウム
イオン、ピペリジニウムイオン、トリエチルアンモニウ
ムイオン、N,N−ジメチルアンモニウムイオン、1,
4−ジアザビシクロ〔2,2,2〕オクタン−1−イウ
ム、テトラブチルアンモニウム、トリメチルベンジルア
ンモニウムなど)、インモニウムイオン(例えばピリジ
ニウムイオン、1−メチルピリジニウムイオン、1,3
−ジアザビシクロ〔5,4,0〕ウンデセニウムイオン
など)などが挙げられるが、特に好ましいものは、プロ
トン、ナトリウムイオン、カリウムイオン、トリエチル
アンモニウムイオンなどの三級アンモニウムイオンであ
る。
して好ましいものはフェニル基、ハロゲン置換フェニル
基、炭素原子数1ないし4のアルキル基で置換されたフ
ェニル基、炭素原子数1ないし4のアルコキシ基で置換
されたフェニル基であり、特に好ましくはフェニル基で
ある。A1 、A2 のうち少なくとも一方がスルホナート
基であるものが好ましく、A1 、A2 がともにスルホナ
ート基であるものが特に好ましい。T1 、T2 で表わさ
れるアルキレン基のうち好ましいものは−(CH2)4 −、
−CH2CH2CH(CH3) −、−CH2CH2−であり、特に好ましく
は−(CH2)4 −である。G1 、G3 で表わされる基とし
て好ましいものはハロゲン原子又は炭素原子数1もしく
は2のアルキル基であり、特に好ましいものは塩素原子
又はトリフルオロメチル基である。G2 、G4 で表わさ
れる基として好ましいものは水素原子、ハロゲン原子、
炭素原子数1もしくは2のアルキル基であり、特に好ま
しいものは水素原子、フッ素原子、塩素原子、トリフル
オロメチル基である。G5 で表わされる基として好まし
いものは、水素原子、ハロゲン原子、トリフルオロメチ
ル基であり、特に好ましくは水素原子である。Mで表わ
されるイオンとして好ましいものはプロトン、アルカリ
金属イオン、アルカリ土類金属イオン、アンモニウムイ
オン(例えばアンモニウムイオン、メチルアンモニウム
イオン、ピペリジニウムイオン、トリエチルアンモニウ
ムイオン、N,N−ジメチルアンモニウムイオン、1,
4−ジアザビシクロ〔2,2,2〕オクタン−1−イウ
ム、テトラブチルアンモニウム、トリメチルベンジルア
ンモニウムなど)、インモニウムイオン(例えばピリジ
ニウムイオン、1−メチルピリジニウムイオン、1,3
−ジアザビシクロ〔5,4,0〕ウンデセニウムイオン
など)などが挙げられるが、特に好ましいものは、プロ
トン、ナトリウムイオン、カリウムイオン、トリエチル
アンモニウムイオンなどの三級アンモニウムイオンであ
る。
【0009】以下に本発明の一般式(I)で表わされる
化合物の具体例を挙げるが、本発明の範囲は、これらの
みにて限定されるものではない。
化合物の具体例を挙げるが、本発明の範囲は、これらの
みにて限定されるものではない。
【0010】
【表1】
【0011】本発明の赤外線吸収組成物は一般式(I)
の化合物と結合剤を水もしくは含水溶媒に溶解すること
によって得られる。こうして得られた赤外線吸収組成物
を冷却もしくは乾燥することによって固化させることも
できる。本発明において用いられる結合剤としては、メ
チルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロ
キシエチルセルロース、デンプン類、ゼラチン、ポリビ
ニルアルコール、カルボキシ変成ポリビニルアルコー
ル、ポリアクリルアミド、ポリスチレン及びその共重合
体、ポリエステル及びその共重合体、ポリエチレン及び
その共重合体、エポキシ樹脂、アクリレート及びメタア
クリレート系樹脂及びその共重合体、ポリウレタン樹脂
並びにポリアミド樹脂などを用いることができる。これ
らの結合剤は水もしくは含水有機溶媒に溶解もしくは安
定均一に分散して用いることが好ましい。これらの結合
剤中特に好ましいものは水に溶解し得るものであって、
中でもセルロース誘導体、ゼラチン又はポリビニルアル
コールが好ましい。
の化合物と結合剤を水もしくは含水溶媒に溶解すること
によって得られる。こうして得られた赤外線吸収組成物
を冷却もしくは乾燥することによって固化させることも
できる。本発明において用いられる結合剤としては、メ
チルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロ
キシエチルセルロース、デンプン類、ゼラチン、ポリビ
ニルアルコール、カルボキシ変成ポリビニルアルコー
ル、ポリアクリルアミド、ポリスチレン及びその共重合
体、ポリエステル及びその共重合体、ポリエチレン及び
その共重合体、エポキシ樹脂、アクリレート及びメタア
クリレート系樹脂及びその共重合体、ポリウレタン樹脂
並びにポリアミド樹脂などを用いることができる。これ
らの結合剤は水もしくは含水有機溶媒に溶解もしくは安
定均一に分散して用いることが好ましい。これらの結合
剤中特に好ましいものは水に溶解し得るものであって、
中でもセルロース誘導体、ゼラチン又はポリビニルアル
コールが好ましい。
【0012】本発明の赤外線吸収組成物には水に不溶の
微粒子を添加してもよい。この様な微粒子としては、無
機化合物の微粒子が好ましい。その具体例としてはハロ
ゲン化銀、酸化亜鉛などの微結晶や雲母、タルクなどの
鉱石粉、コロイダルシリカなどが挙げられるが特に好ま
しくは、コロイダルシリカである。
微粒子を添加してもよい。この様な微粒子としては、無
機化合物の微粒子が好ましい。その具体例としてはハロ
ゲン化銀、酸化亜鉛などの微結晶や雲母、タルクなどの
鉱石粉、コロイダルシリカなどが挙げられるが特に好ま
しくは、コロイダルシリカである。
【0013】本発明の赤外線吸収組成物には界面活性剤
を添加してもよく、アニオン性、カチオン性、又はノニ
オン性の界面活性剤の中から適宜選択して使用すること
ができる。具体的には、アルキルベンゼンスルホン酸ソ
ーダ、アルキル硫酸ナトリウム、スルホコハク酸ジオク
チルナトリウム塩、ポリアルキレングリコール(例え
ば、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル)など
を挙げることができる。
を添加してもよく、アニオン性、カチオン性、又はノニ
オン性の界面活性剤の中から適宜選択して使用すること
ができる。具体的には、アルキルベンゼンスルホン酸ソ
ーダ、アルキル硫酸ナトリウム、スルホコハク酸ジオク
チルナトリウム塩、ポリアルキレングリコール(例え
ば、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル)など
を挙げることができる。
【0014】本発明の赤外線吸収組成物は、冷却や乾燥
により固体させることもできる。この際に結合剤分子を
共有結合により架橋させることができる化合物を添加し
てもよい。このような架橋剤としては、例えば下記の文
献の記載を参考に選ぶことができる。すなわちティー・
エイチ・ジェイムズ(T.H.James)編、ザ・セオリー・オ
ブ・フォトグラフィック・プロセス“The Theory of Ph
otographic Process”マクミラン・パブリシング・カン
パニー・インコーポレーテッド(Macmillan Publishing
Co. Inc.,)1977年発行の第2章 IIIの記載、特開
昭60−258545、および特開昭62−85247
などである。
により固体させることもできる。この際に結合剤分子を
共有結合により架橋させることができる化合物を添加し
てもよい。このような架橋剤としては、例えば下記の文
献の記載を参考に選ぶことができる。すなわちティー・
エイチ・ジェイムズ(T.H.James)編、ザ・セオリー・オ
ブ・フォトグラフィック・プロセス“The Theory of Ph
otographic Process”マクミラン・パブリシング・カン
パニー・インコーポレーテッド(Macmillan Publishing
Co. Inc.,)1977年発行の第2章 IIIの記載、特開
昭60−258545、および特開昭62−85247
などである。
【0015】本発明の赤外線吸収組成物は、それ自身に
自己支持性をもたせることもできるし、適当な支持体上
に設置することもできる。この際用いることのできる支
持体は、透明であっても不透明であっても良い。
自己支持性をもたせることもできるし、適当な支持体上
に設置することもできる。この際用いることのできる支
持体は、透明であっても不透明であっても良い。
【0016】このような透明な支持体としては例えば、
ガラス、ポリエチレンテレフタレートやポリブチレンテ
レフタレート等のポリエステルフィルム、三酢酸セルロ
ースフィルム等のセルロース誘導体フィルム、ポリスチ
レンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリエチレン
フィルム等のポリオレフィンフィルム、ポリイミドフィ
ルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリ塩化ビニリデンフ
ィルム、ポリアクリルフィルム、ポリカーボネートフィ
ルム等が挙げられ、これらを単独或いは貼り合わせて用
いることができる。
ガラス、ポリエチレンテレフタレートやポリブチレンテ
レフタレート等のポリエステルフィルム、三酢酸セルロ
ースフィルム等のセルロース誘導体フィルム、ポリスチ
レンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリエチレン
フィルム等のポリオレフィンフィルム、ポリイミドフィ
ルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリ塩化ビニリデンフ
ィルム、ポリアクリルフィルム、ポリカーボネートフィ
ルム等が挙げられ、これらを単独或いは貼り合わせて用
いることができる。
【0017】一方、記録材料の不透明な支持体としては
紙、合成紙、アルミ蒸着ベース、前記透明な支持体に顔
料等をコートしたもの等が挙げられる。
紙、合成紙、アルミ蒸着ベース、前記透明な支持体に顔
料等をコートしたもの等が挙げられる。
【0018】本発明の一般式(I)で表わされる化合物
は、上掲の文献の記載を参考にすれば合成できる。
は、上掲の文献の記載を参考にすれば合成できる。
【0019】
【実施例】以下に本発明の一般式(I)で表わされる化
合物の合成例を挙げるが、本発明の範囲はこれらのみに
て限定されるものではない。 実施例1 化合物3の合成 4−(6−クロロ−4−メチル−1−キノリニオ)ブタ
ンスルホナート0.5g、3−ベンジル−1,5−ジフ
ェニル−1,5−ジアザ−1,3−ペンタジエン塩酸塩
0.28gをメタノール5mlに溶解し、室温にて攪拌し
ながらトリエチルアミン0.46ml、無水酢酸0.24
mlを順次滴下した。この反応混合物を50℃に昇温し、
30分攪拌した。さらに反応混合物に対してトリエチル
アミン0.46ml、無水酢酸0.24mlを順次滴下し、
30分攪拌した。生成した固形物を濾取し、メタノール
で洗浄する事により、0.13gの化合物3を得た。収
率19.1%、λmax =827nm(MeOH)、融点2
50℃以上
合物の合成例を挙げるが、本発明の範囲はこれらのみに
て限定されるものではない。 実施例1 化合物3の合成 4−(6−クロロ−4−メチル−1−キノリニオ)ブタ
ンスルホナート0.5g、3−ベンジル−1,5−ジフ
ェニル−1,5−ジアザ−1,3−ペンタジエン塩酸塩
0.28gをメタノール5mlに溶解し、室温にて攪拌し
ながらトリエチルアミン0.46ml、無水酢酸0.24
mlを順次滴下した。この反応混合物を50℃に昇温し、
30分攪拌した。さらに反応混合物に対してトリエチル
アミン0.46ml、無水酢酸0.24mlを順次滴下し、
30分攪拌した。生成した固形物を濾取し、メタノール
で洗浄する事により、0.13gの化合物3を得た。収
率19.1%、λmax =827nm(MeOH)、融点2
50℃以上
【0020】以下に本発明の赤外線吸収組成物の実施例
を示すが、本発明の範囲はこれらのみにて限定されるも
のではない。 実施例2 少量の化合物3を2%ゼラチン水溶液に溶かしたところ
1026nmに吸収極大波長を示す溶液が得られた。この
吸収極大波長はメタノール溶液の吸収極大波長より約2
00nm長波化しており、化合物3が特異な性質を有する
ことがわかる。
を示すが、本発明の範囲はこれらのみにて限定されるも
のではない。 実施例2 少量の化合物3を2%ゼラチン水溶液に溶かしたところ
1026nmに吸収極大波長を示す溶液が得られた。この
吸収極大波長はメタノール溶液の吸収極大波長より約2
00nm長波化しており、化合物3が特異な性質を有する
ことがわかる。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】一般式(I)におけるQで表わされる基と
して好ましいものはフェニル基、ハロゲン置換フェニル
基、炭素原子数1ないし4のアルキル基で置換されたフ
ェニル基、炭素原子数1ないし4のアルコキシ基で置換
されたフェニル基であり、特に好ましくはフェニル基で
ある。A1 、A2 のうち少なくとも一方がスルホナート
基であるものが好ましく、A1 、A2 がともにスルホナ
ート基であるものが特に好ましい。T1 、T2 で表わさ
れるアルキレン基のうち好ましいものは−(CH2)4 −、
−CH2CH2CH(CH3) −、−CH2CH2−であり、特に好ましく
は−(CH2)4 −である。G1 、G3 で表わされる基とし
て好ましいものはハロゲン原子又は炭素原子数1もしく
は2のアルキル基であり、特に好ましいものは塩素原子
又はトリフルオロメチル基である。G2 、G4 で表わさ
れる基として好ましいものは水素原子、ハロゲン原子、
炭素原子数1もしくは2のアルキル基であり、特に好ま
しいものは水素原子、フッ素原子、塩素原子、トリフル
オロメチル基である。Mで表わされるイオンとして好ま
しいものはプロトン、アルカリ金属イオン、アルカリ土
類金属イオン、アンモニウムイオン(例えばアンモニウ
ムイオン、メチルアンモニウムイオン、ピペリジニウム
イオン、トリエチルアンモニウムイオン、N,N−ジメ
チルアンモニウムイオン、1,4−ジアザビシクロ
〔2,2,2〕オクタン−1−イウム、テトラブチルア
ンモニウム、トリメチルベンジルアンモニウムなど)、
インモニウムイオン(例えばピリジニウムイオン、1−
メチルピリジニウムイオン、1,3−ジアザビシクロ
〔5,4,0〕ウンデセニウムイオンなど)などが挙げ
られるが、特に好ましいものは、プロトン、ナトリウム
イオン、カリウムイオン、トリエチルアンモニウムイオ
ンなどの三級アンモニウムイオンである。
して好ましいものはフェニル基、ハロゲン置換フェニル
基、炭素原子数1ないし4のアルキル基で置換されたフ
ェニル基、炭素原子数1ないし4のアルコキシ基で置換
されたフェニル基であり、特に好ましくはフェニル基で
ある。A1 、A2 のうち少なくとも一方がスルホナート
基であるものが好ましく、A1 、A2 がともにスルホナ
ート基であるものが特に好ましい。T1 、T2 で表わさ
れるアルキレン基のうち好ましいものは−(CH2)4 −、
−CH2CH2CH(CH3) −、−CH2CH2−であり、特に好ましく
は−(CH2)4 −である。G1 、G3 で表わされる基とし
て好ましいものはハロゲン原子又は炭素原子数1もしく
は2のアルキル基であり、特に好ましいものは塩素原子
又はトリフルオロメチル基である。G2 、G4 で表わさ
れる基として好ましいものは水素原子、ハロゲン原子、
炭素原子数1もしくは2のアルキル基であり、特に好ま
しいものは水素原子、フッ素原子、塩素原子、トリフル
オロメチル基である。Mで表わされるイオンとして好ま
しいものはプロトン、アルカリ金属イオン、アルカリ土
類金属イオン、アンモニウムイオン(例えばアンモニウ
ムイオン、メチルアンモニウムイオン、ピペリジニウム
イオン、トリエチルアンモニウムイオン、N,N−ジメ
チルアンモニウムイオン、1,4−ジアザビシクロ
〔2,2,2〕オクタン−1−イウム、テトラブチルア
ンモニウム、トリメチルベンジルアンモニウムなど)、
インモニウムイオン(例えばピリジニウムイオン、1−
メチルピリジニウムイオン、1,3−ジアザビシクロ
〔5,4,0〕ウンデセニウムイオンなど)などが挙げ
られるが、特に好ましいものは、プロトン、ナトリウム
イオン、カリウムイオン、トリエチルアンモニウムイオ
ンなどの三級アンモニウムイオンである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】一方、不透明な支持体としては紙、合成
紙、アルミ蒸着ベース、前記透明な支持体に顔料等をコ
ートしたもの等が挙げられる。
紙、アルミ蒸着ベース、前記透明な支持体に顔料等をコ
ートしたもの等が挙げられる。
Claims (3)
- 【請求項1】 下記一般式(I)で表わされるシアニン
化合物。一般式(I) 【化1】 式中、A1 、A2 はカルボキシラート(−COO- ) ま
たはスルホナート(−SO3 - )を表わし、T1 、T2
は炭素数1ないし5の直鎖状もしくは分枝状のアルキレ
ン基を表わし、Qはフェニル基又は置換フェニル基を表
わし、G1 、G 3 は、ハロゲン原子、シアノ基、メタン
スルホニル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボ
ニル基、炭素原子数1ないし4のアルキル基、炭素数1
ないし4のアルコキシ基を表わし、G2 、G4 は水素原
子、ハロゲン原子、炭素原子数1ないし4のアルキル
基、炭素原子数1ないし4のアルコキシ基を表わし、M
は電荷の均衡を保つためのイオンを表わす。 - 【請求項2】 請求項(1)に記載の一般式(I)で表
わされるシアニン化合物と親水性結合剤からなる赤外線
吸収組成物。 - 【請求項3】 請求項(1)に記載の一般式(I)で表
わされるシアニン化合物と親水性結合剤と無機化合物微
粒子とからなる赤外線吸収組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5276651A JPH07126542A (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | シアニン化合物及び該化合物を含む赤外線吸収組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5276651A JPH07126542A (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | シアニン化合物及び該化合物を含む赤外線吸収組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07126542A true JPH07126542A (ja) | 1995-05-16 |
Family
ID=17572429
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5276651A Pending JPH07126542A (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | シアニン化合物及び該化合物を含む赤外線吸収組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07126542A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000328039A (ja) * | 1999-05-19 | 2000-11-28 | Hayashibara Biochem Lab Inc | 光吸収剤 |
| WO2024070694A1 (ja) * | 2022-09-26 | 2024-04-04 | 富士フイルム株式会社 | 組成物、膜、光学フィルタ、固体撮像素子、画像表示装置、赤外線センサ、カメラモジュールおよび化合物 |
-
1993
- 1993-11-05 JP JP5276651A patent/JPH07126542A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000328039A (ja) * | 1999-05-19 | 2000-11-28 | Hayashibara Biochem Lab Inc | 光吸収剤 |
| WO2024070694A1 (ja) * | 2022-09-26 | 2024-04-04 | 富士フイルム株式会社 | 組成物、膜、光学フィルタ、固体撮像素子、画像表示装置、赤外線センサ、カメラモジュールおよび化合物 |
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