JPH07127680A - 回転ダンパー及びその組立方法 - Google Patents
回転ダンパー及びその組立方法Info
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- JPH07127680A JPH07127680A JP29909293A JP29909293A JPH07127680A JP H07127680 A JPH07127680 A JP H07127680A JP 29909293 A JP29909293 A JP 29909293A JP 29909293 A JP29909293 A JP 29909293A JP H07127680 A JPH07127680 A JP H07127680A
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims abstract description 47
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 操作性、組立性に優れ、損傷等による粘性流
体漏れのないシール材を用いた回転ダンパー及びその組
立方法を提供する。 【構成】 上面が開口する作動室21を備えるハウジン
グ2と、作動室21内に充填される粘性流体5と、粘性
流体5による粘性抵抗で制動トルクを付与されつつ作動
室21内で回転可能なローター4と、ハウジング2に取
り付け可能であって作動室21の開口上面を閉塞するキ
ャップ3を備える回転ダンパー1において、ハウジング
2とキャップ3との間に液状ガスケット6を介在させ、
粘性流体5を作動室21内に封止する。
体漏れのないシール材を用いた回転ダンパー及びその組
立方法を提供する。 【構成】 上面が開口する作動室21を備えるハウジン
グ2と、作動室21内に充填される粘性流体5と、粘性
流体5による粘性抵抗で制動トルクを付与されつつ作動
室21内で回転可能なローター4と、ハウジング2に取
り付け可能であって作動室21の開口上面を閉塞するキ
ャップ3を備える回転ダンパー1において、ハウジング
2とキャップ3との間に液状ガスケット6を介在させ、
粘性流体5を作動室21内に封止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、粘性流体の粘性抵抗
によりローターに制動トルクを付与し、例えば車両用灰
皿の引出・押込や、蓋体の開閉等を円滑化するための回
転ダンパーに関する。
によりローターに制動トルクを付与し、例えば車両用灰
皿の引出・押込や、蓋体の開閉等を円滑化するための回
転ダンパーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の回転ダンパーは、ハウジングに形
成した作動室内に粘性流体を充填し、ローターの作動室
内で回転する回転部に粘性流体の粘性抵抗で制動トルク
を付与するように構成されている。したがって、ロータ
ーを回転させようとすると、ローターと粘性流体との間
に発生する粘性抵抗による制動トルクがローターに付与
されるので、ローターの回転を制動することができる。
成した作動室内に粘性流体を充填し、ローターの作動室
内で回転する回転部に粘性流体の粘性抵抗で制動トルク
を付与するように構成されている。したがって、ロータ
ーを回転させようとすると、ローターと粘性流体との間
に発生する粘性抵抗による制動トルクがローターに付与
されるので、ローターの回転を制動することができる。
【0003】以下、従来の回転ダンパーを図面にもとづ
いて説明する。図3は本実施例の回転ダンパーの構成を
示す断面図である。図に示すように、この回転ダンパー
101は、ハウジング102と、このハウジング102
の作動室121内に納められるローター104と、作動
室121内に充填されるシリコンオイル等の粘性流体1
05と、第1Oリング106と、第2Oリング107
と、キャップ103を備えて構成されている。
いて説明する。図3は本実施例の回転ダンパーの構成を
示す断面図である。図に示すように、この回転ダンパー
101は、ハウジング102と、このハウジング102
の作動室121内に納められるローター104と、作動
室121内に充填されるシリコンオイル等の粘性流体1
05と、第1Oリング106と、第2Oリング107
と、キャップ103を備えて構成されている。
【0004】上記のハウジング102には、上面が開口
した作動室121が設けられており、この作動室121
内で回転可能なようにローター104が収納される。そ
して、ローター104の周囲の作動室121内には、粘
性流体105が充填され、上記のローター104は、こ
の粘性流体105による粘性抵抗で制動トルクを付与さ
れる。
した作動室121が設けられており、この作動室121
内で回転可能なようにローター104が収納される。そ
して、ローター104の周囲の作動室121内には、粘
性流体105が充填され、上記のローター104は、こ
の粘性流体105による粘性抵抗で制動トルクを付与さ
れる。
【0005】上記のハウジング102には、作動室12
1の開口上面を閉塞するキャップ103が取り付け可能
な構成となっている。すなわち、上記のハウジング10
2の外側壁には係止用凸部123が設けられ、キャップ
103の対応する部分には係止用凹部133が設けら
れ、この係止用凸部123に係止用凹部133が係合す
ることによりキャップ103がハウジング102に被着
される。
1の開口上面を閉塞するキャップ103が取り付け可能
な構成となっている。すなわち、上記のハウジング10
2の外側壁には係止用凸部123が設けられ、キャップ
103の対応する部分には係止用凹部133が設けら
れ、この係止用凸部123に係止用凹部133が係合す
ることによりキャップ103がハウジング102に被着
される。
【0006】また、上記の係止用凸部123や係止用凹
部133は、粘性流体105の漏洩防止の役目は果たし
得ないので、ハウジング102とキャップ103との
間、及びローター104とキャップ103との間に、そ
れぞれ、第1Oリング106と、第2Oリング107と
が設けられている。
部133は、粘性流体105の漏洩防止の役目は果たし
得ないので、ハウジング102とキャップ103との
間、及びローター104とキャップ103との間に、そ
れぞれ、第1Oリング106と、第2Oリング107と
が設けられている。
【0007】第1Oリング106は、粘性流体105の
漏洩を防止するためキャップ103の下面中心付近に設
けられた周回状の第1Oリング用凹部131内に嵌合す
るように設置されている。この場合、ハウジング102
とキャップ103との間には相対運動は行われない。一
方、第2Oリング107は、粘性流体105の漏洩防止
をはかりつつ、ローター104の回転動作を許容するも
のであり、キャップ103の下面中心付近に設けられた
周回状の第2Oリング用凹部132内に嵌合するように
設置されている。
漏洩を防止するためキャップ103の下面中心付近に設
けられた周回状の第1Oリング用凹部131内に嵌合す
るように設置されている。この場合、ハウジング102
とキャップ103との間には相対運動は行われない。一
方、第2Oリング107は、粘性流体105の漏洩防止
をはかりつつ、ローター104の回転動作を許容するも
のであり、キャップ103の下面中心付近に設けられた
周回状の第2Oリング用凹部132内に嵌合するように
設置されている。
【0008】図4は、第1Oリング106をハウジング
102上に載置しようとしている状態を示す概念図であ
る。以下に、上記従来の回転ダンパーを組み立てる方法
について説明する。まず、第1組立工程として、ハウジ
ング102の作動室121内に、粘性流体105と、粘
性流体105による粘性抵抗で制動トルクを付与されつ
つ作動室121内で回転可能なローター104とを収容
する。
102上に載置しようとしている状態を示す概念図であ
る。以下に、上記従来の回転ダンパーを組み立てる方法
について説明する。まず、第1組立工程として、ハウジ
ング102の作動室121内に、粘性流体105と、粘
性流体105による粘性抵抗で制動トルクを付与されつ
つ作動室121内で回転可能なローター104とを収容
する。
【0009】次いで、第2組立工程として、作動室12
1の開口上面をキャップ103の係止用凸条部133等
により閉塞するのであるが、この場合に、第2組立工程
には、ハウジング102とキャップ103との間に第1
Oリング106及び第2Oリング107を介在させて粘
性流体105を作動室121内から漏洩しないように封
止する第3組立工程が含まれる。
1の開口上面をキャップ103の係止用凸条部133等
により閉塞するのであるが、この場合に、第2組立工程
には、ハウジング102とキャップ103との間に第1
Oリング106及び第2Oリング107を介在させて粘
性流体105を作動室121内から漏洩しないように封
止する第3組立工程が含まれる。
【0010】この第3組立工程は、まず、予めゴム等で
形成された第1Oリング106及び第2Oリング107
を作動室121の開口の外周付近に設けられた平面部上
に載置する(図4)。その後、キャップ103をハウジ
ング102上に被着させることになるが、上記の載置さ
れた第1Oリング106及び第2Oリング107を、キ
ャップ103の下面に予め設けられた第1Oリング用凹
部131及び第2Oリング用凹部132の内部に収める
ようにしてキャップ103の係止用凹部133とハウジ
ング102の係止用凸部123と係合させる。
形成された第1Oリング106及び第2Oリング107
を作動室121の開口の外周付近に設けられた平面部上
に載置する(図4)。その後、キャップ103をハウジ
ング102上に被着させることになるが、上記の載置さ
れた第1Oリング106及び第2Oリング107を、キ
ャップ103の下面に予め設けられた第1Oリング用凹
部131及び第2Oリング用凹部132の内部に収める
ようにしてキャップ103の係止用凹部133とハウジ
ング102の係止用凸部123と係合させる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の回
転ダンパーにおけるOリングの場合は、リングの線径が
細いのに比べリングの外径が大きいため、変形しやすく
把持しにくいこと等の理由から、自動組立機などによる
「自動組立」が極めて困難であり、予めOリング部分の
「仮組立」を手作業で行なった後、回転ダンパー全体の
「本組立」を行なわなければならない上、この仮組立時
の装着に不具合があると、それが粘性流体の漏洩の直接
原因となることも多かった。また、リングの線径が細い
ため、リング体が「ねじれ」を起こしてリング状凹部か
ら脱落する、という問題点もあった。また、リング体の
一部が何らかの原因により欠損等すると、その損傷位置
から粘性流体が洩れてしまう、という欠点もあった。さ
らには、Oリングに用いるゴム材は、長時間圧縮応力を
作用させておくと「永久ひずみ」を生じ、被着部材を取
り外すなどして圧縮応力を解除しても初期の状態に復元
せず、隙間を生じる原因となり、耐久性の上でも不利で
ある、という問題点を抱えていた。これらの解決策とし
て、成形品のリング状部材を、高周波溶着により取付後
に溶着させるシール方法も知られているが、この場合
は、成形品を溶かしてシールを行うため、上下方向の寸
法にばらつきが生じ、トルクに影響を及ぼす。本発明
は、上記の問題点を解決するためになされたものであ
り、操作性、組立性に優れ、損傷等による粘性流体漏れ
のないシール材を用いた回転ダンパー及びその組立方法
を提供することを目的とする。
転ダンパーにおけるOリングの場合は、リングの線径が
細いのに比べリングの外径が大きいため、変形しやすく
把持しにくいこと等の理由から、自動組立機などによる
「自動組立」が極めて困難であり、予めOリング部分の
「仮組立」を手作業で行なった後、回転ダンパー全体の
「本組立」を行なわなければならない上、この仮組立時
の装着に不具合があると、それが粘性流体の漏洩の直接
原因となることも多かった。また、リングの線径が細い
ため、リング体が「ねじれ」を起こしてリング状凹部か
ら脱落する、という問題点もあった。また、リング体の
一部が何らかの原因により欠損等すると、その損傷位置
から粘性流体が洩れてしまう、という欠点もあった。さ
らには、Oリングに用いるゴム材は、長時間圧縮応力を
作用させておくと「永久ひずみ」を生じ、被着部材を取
り外すなどして圧縮応力を解除しても初期の状態に復元
せず、隙間を生じる原因となり、耐久性の上でも不利で
ある、という問題点を抱えていた。これらの解決策とし
て、成形品のリング状部材を、高周波溶着により取付後
に溶着させるシール方法も知られているが、この場合
は、成形品を溶かしてシールを行うため、上下方向の寸
法にばらつきが生じ、トルクに影響を及ぼす。本発明
は、上記の問題点を解決するためになされたものであ
り、操作性、組立性に優れ、損傷等による粘性流体漏れ
のないシール材を用いた回転ダンパー及びその組立方法
を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本願の第1の発明に係る回転ダンパーは、上面が開
口する作動室を備えるハウジングと、当該作動室内に充
填される粘性流体と、当該粘性流体による粘性抵抗で制
動トルクを付与されつつ前記作動室内で回転可能なロー
ターと、前記ハウジングに取り付け可能であって前記作
動室の開口上面を閉塞する被着部材とを備える回転ダン
パーにおいて、前記ハウジングと被着部材との間に液状
ガスケットを介在させ、前記粘性流体を前記作動室内に
封止するように構成される。また、本願の第2の発明に
係る回転ダンパーの組立方法は、上面が開口する作動室
を備えるハウジングの当該作動室内に、粘性流体と、当
該粘性流体による粘性抵抗で制動トルクを付与されつつ
前記作動室内で回転可能なローターとを収容する第1工
程と、次いで、前記作動室の開口上面を被着部材により
閉塞する第2工程とを有する回転ダンパーの組立方法に
おいて、前記第2工程は、前記ハウジングと被着部材と
の間に液状ガスケットを介在させて前記粘性流体を前記
作動室内に封止する第3工程を含むように構成される。
め、本願の第1の発明に係る回転ダンパーは、上面が開
口する作動室を備えるハウジングと、当該作動室内に充
填される粘性流体と、当該粘性流体による粘性抵抗で制
動トルクを付与されつつ前記作動室内で回転可能なロー
ターと、前記ハウジングに取り付け可能であって前記作
動室の開口上面を閉塞する被着部材とを備える回転ダン
パーにおいて、前記ハウジングと被着部材との間に液状
ガスケットを介在させ、前記粘性流体を前記作動室内に
封止するように構成される。また、本願の第2の発明に
係る回転ダンパーの組立方法は、上面が開口する作動室
を備えるハウジングの当該作動室内に、粘性流体と、当
該粘性流体による粘性抵抗で制動トルクを付与されつつ
前記作動室内で回転可能なローターとを収容する第1工
程と、次いで、前記作動室の開口上面を被着部材により
閉塞する第2工程とを有する回転ダンパーの組立方法に
おいて、前記第2工程は、前記ハウジングと被着部材と
の間に液状ガスケットを介在させて前記粘性流体を前記
作動室内に封止する第3工程を含むように構成される。
【0013】
【作用】上記構成を有する本願の第1及び第2の発明に
よれば、回転ダンパーの作動室内に粘性流体を封止する
手段として、ハウジングと被着部材の間に介在させる液
状ガスケットを用いるようにしたので、例えばチューブ
状容器等に収納された液状ガスケット材を作動室の開口
の外周付近に設けられたリング状凹部等に捻出等して載
置し、その後に被着部材をハウジング上に密着させ、ハ
ウジングと被着部材に予め設けられた凸条と嵌合凹部等
によって係合させるだけで組立が完了する。この液状ガ
スケットは、Oリング等のように「ねじれのチェック」
やリング状凹部との「位置合せ」、「仮組立」等の工程
が一切不要であるため、組立工程数を大幅に減少させる
ことができるほか、自動組立機などによる「自動組立」
が極めて容易に行なえる。また、液状ガスケット材自体
は粘度の非常に大きな一種の「流動体」であり収容され
る空間形状に応じて自在に変形可能であるので、ハウジ
ングや被着部材のリング状凹部の形状に応じてリング状
凹部を自在にかつ隙間無く充填する。したがって、リン
グ状凹部に多少の損傷部等があっても、粘性流体が漏洩
することがない。また、組立後にリング状凹部等に少々
の「クラック(ひび割れ)」等が発生しても、液状ガス
ケット材が流動してクラックを自動的に充填する、とい
う利点も有している。さらに、液状ガスケット材は、長
時間圧縮応力が作用する環境下でも、「永久ひずみ」が
発生して隙間の原因となることはなく、また耐久性の上
でも有利である。
よれば、回転ダンパーの作動室内に粘性流体を封止する
手段として、ハウジングと被着部材の間に介在させる液
状ガスケットを用いるようにしたので、例えばチューブ
状容器等に収納された液状ガスケット材を作動室の開口
の外周付近に設けられたリング状凹部等に捻出等して載
置し、その後に被着部材をハウジング上に密着させ、ハ
ウジングと被着部材に予め設けられた凸条と嵌合凹部等
によって係合させるだけで組立が完了する。この液状ガ
スケットは、Oリング等のように「ねじれのチェック」
やリング状凹部との「位置合せ」、「仮組立」等の工程
が一切不要であるため、組立工程数を大幅に減少させる
ことができるほか、自動組立機などによる「自動組立」
が極めて容易に行なえる。また、液状ガスケット材自体
は粘度の非常に大きな一種の「流動体」であり収容され
る空間形状に応じて自在に変形可能であるので、ハウジ
ングや被着部材のリング状凹部の形状に応じてリング状
凹部を自在にかつ隙間無く充填する。したがって、リン
グ状凹部に多少の損傷部等があっても、粘性流体が漏洩
することがない。また、組立後にリング状凹部等に少々
の「クラック(ひび割れ)」等が発生しても、液状ガス
ケット材が流動してクラックを自動的に充填する、とい
う利点も有している。さらに、液状ガスケット材は、長
時間圧縮応力が作用する環境下でも、「永久ひずみ」が
発生して隙間の原因となることはなく、また耐久性の上
でも有利である。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説
明する。図1は本実施例の回転ダンパーの構成を示す断
面図である。図に示すように、この回転ダンパー1は、
ハウジング2と、このハウジング2の作動室21内に納
められるローター4と、作動室21内に充填されるシリ
コンオイル等の粘性流体5と、液状ガスケット6と、O
リング7と、被着部材であるキャップ3を備えて構成さ
れている。
明する。図1は本実施例の回転ダンパーの構成を示す断
面図である。図に示すように、この回転ダンパー1は、
ハウジング2と、このハウジング2の作動室21内に納
められるローター4と、作動室21内に充填されるシリ
コンオイル等の粘性流体5と、液状ガスケット6と、O
リング7と、被着部材であるキャップ3を備えて構成さ
れている。
【0015】上記のハウジング2には、上面が開口した
作動室21が設けられており、この作動室21内で回転
可能なようにローター4が収納される。そして、ロータ
ー4の周囲の作動室21内には、粘性流体5が充填さ
れ、上記のローター4は、この粘性流体5による粘性抵
抗で制動トルクを付与される。
作動室21が設けられており、この作動室21内で回転
可能なようにローター4が収納される。そして、ロータ
ー4の周囲の作動室21内には、粘性流体5が充填さ
れ、上記のローター4は、この粘性流体5による粘性抵
抗で制動トルクを付与される。
【0016】上記のハウジング2には、作動室21の開
口上面を閉塞するキャップ3が取り付け可能な構成とな
っている。すなわち、上記のハウジング2の外側壁には
係止用凸部23が設けられ、キャップ3の対応する部分
には係止用凹部33が設けられ、係止用凸部23に係止
用凹部33が係合することによりキャップ3がハウジン
グ2に被着される。
口上面を閉塞するキャップ3が取り付け可能な構成とな
っている。すなわち、上記のハウジング2の外側壁には
係止用凸部23が設けられ、キャップ3の対応する部分
には係止用凹部33が設けられ、係止用凸部23に係止
用凹部33が係合することによりキャップ3がハウジン
グ2に被着される。
【0017】また、上記の係止用凸部23や係止用凹部
33は、粘性流体5の漏洩防止の役目は果たし得ないの
で、ハウジング2とキャップ3との間、及びローター4
とキャップ3との間に、それぞれ、液状ガスケット6
と、Oリング7とが設けられている。
33は、粘性流体5の漏洩防止の役目は果たし得ないの
で、ハウジング2とキャップ3との間、及びローター4
とキャップ3との間に、それぞれ、液状ガスケット6
と、Oリング7とが設けられている。
【0018】液状ガスケット6は、粘性の非常に大きな
物質により生成されており、キャップ3の下面の外縁付
近に設けられた周回状の液状ガスケット用凹部31内を
充填するように構成されている。この場合、ハウジング
2とキャップ3との間では相対運動は行われない。ま
た、Oリング7は、粘性流体5の漏洩防止をはかりつ
つ、ローター4の回転動作を許容するものであり、キャ
ップ3の下面中心付近に設けられた周回状のOリング用
凹部32内に嵌合するように設置されている。
物質により生成されており、キャップ3の下面の外縁付
近に設けられた周回状の液状ガスケット用凹部31内を
充填するように構成されている。この場合、ハウジング
2とキャップ3との間では相対運動は行われない。ま
た、Oリング7は、粘性流体5の漏洩防止をはかりつ
つ、ローター4の回転動作を許容するものであり、キャ
ップ3の下面中心付近に設けられた周回状のOリング用
凹部32内に嵌合するように設置されている。
【0019】図2は、液状ガスケット6をハウジング上
に捻出している状態を示す概念図である。以下に、上記
の回転ダンパーを組み立てる方法について説明する。ま
ず、第1組立工程として、ハウジング2の作動室21内
に、粘性流体5と、粘性流体5による粘性抵抗で制動ト
ルクを付与されつつ作動室21内で回転可能なローター
4とを収容する。
に捻出している状態を示す概念図である。以下に、上記
の回転ダンパーを組み立てる方法について説明する。ま
ず、第1組立工程として、ハウジング2の作動室21内
に、粘性流体5と、粘性流体5による粘性抵抗で制動ト
ルクを付与されつつ作動室21内で回転可能なローター
4とを収容する。
【0020】次いで、第2組立工程として、作動室21
の開口上面をキャップ3の係止用凸条部33等により閉
塞するのであるが、この場合に、第2組立工程には、ハ
ウジング2とキャップ3との間に液状ガスケット6を介
在させて粘性流体5を作動室21内に漏洩しないように
封止する第3組立工程が含まれる。
の開口上面をキャップ3の係止用凸条部33等により閉
塞するのであるが、この場合に、第2組立工程には、ハ
ウジング2とキャップ3との間に液状ガスケット6を介
在させて粘性流体5を作動室21内に漏洩しないように
封止する第3組立工程が含まれる。
【0021】この第3組立工程は、まず、チューブ状等
の液状ガスケット容器8に収納された液状ガスケット材
を作動室21の開口の外周付近に設けられた平面部上等
に捻出等して載置する(図2)。その後、キャップ3を
ハウジング2上に密着させることになるが、上記の捻出
載置された液状ガスケット6を、キャップ3の下面に予
め設けられた液状ガスケット用凹部31の内部に収める
ようにしてキャップ3を係合させる。また、ハウジング
2の上面に載置されたOリング7を、キャップ3の下面
に予め設けられたOリング用凹部32の内部に収めるよ
うにしてキャップ3を係合させる。
の液状ガスケット容器8に収納された液状ガスケット材
を作動室21の開口の外周付近に設けられた平面部上等
に捻出等して載置する(図2)。その後、キャップ3を
ハウジング2上に密着させることになるが、上記の捻出
載置された液状ガスケット6を、キャップ3の下面に予
め設けられた液状ガスケット用凹部31の内部に収める
ようにしてキャップ3を係合させる。また、ハウジング
2の上面に載置されたOリング7を、キャップ3の下面
に予め設けられたOリング用凹部32の内部に収めるよ
うにしてキャップ3を係合させる。
【0022】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではない。上記実施例は、例示であり、本発明の特
許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な
構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなる
ものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
ものではない。上記実施例は、例示であり、本発明の特
許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な
構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなる
ものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、上記構成を有する
本願の第1及び第2の発明によれば、回転ダンパーの作
動室内に粘性流体を封止する手段として、ハウジングと
被着部材の間に介在させる液状ガスケットを用いるよう
にしたので、例えばチューブ状容器等に収納された液状
ガスケット材を作動室の開口の外周付近に設けられたリ
ング状凹部等に捻出等して載置し、その後に被着部材を
ハウジング上に密着させ、ハウジングと被着部材に予め
設けられた凸条と嵌合凹部等によって係合させるだけで
組立が完了する。この液状ガスケットは、Oリング等の
ように「ねじれのチェック」やリング状凹部との「位置
合せ」、「仮組立」等の工程が一切不要であるため、組
立工程数を大幅に減少させることができるほか、自動組
立機などによる「自動組立」が極めて容易に行なえる。
また、液状ガスケット材自体は粘度の非常に大きな一種
の「流動体」であり収容される空間形状に応じて自在に
変形可能であるので、ハウジングや被着部材のリング状
凹部の形状に応じてリング状凹部を自在にかつ隙間無く
充填する。したがって、リング状凹部に多少の損傷部等
があっても、粘性流体が漏洩することがない。また、組
立後にリング状凹部等に少々の「クラック(ひび割
れ)」等が発生しても、液状ガスケット材が流動してク
ラックを自動的に充填する、という利点も有している。
さらに、液状ガスケット材は、長時間圧縮応力が作用す
る環境下でも、「永久ひずみ」が発生して隙間の原因と
なることはなく、また耐久性の上でも有利である、とい
う利点も有している。
本願の第1及び第2の発明によれば、回転ダンパーの作
動室内に粘性流体を封止する手段として、ハウジングと
被着部材の間に介在させる液状ガスケットを用いるよう
にしたので、例えばチューブ状容器等に収納された液状
ガスケット材を作動室の開口の外周付近に設けられたリ
ング状凹部等に捻出等して載置し、その後に被着部材を
ハウジング上に密着させ、ハウジングと被着部材に予め
設けられた凸条と嵌合凹部等によって係合させるだけで
組立が完了する。この液状ガスケットは、Oリング等の
ように「ねじれのチェック」やリング状凹部との「位置
合せ」、「仮組立」等の工程が一切不要であるため、組
立工程数を大幅に減少させることができるほか、自動組
立機などによる「自動組立」が極めて容易に行なえる。
また、液状ガスケット材自体は粘度の非常に大きな一種
の「流動体」であり収容される空間形状に応じて自在に
変形可能であるので、ハウジングや被着部材のリング状
凹部の形状に応じてリング状凹部を自在にかつ隙間無く
充填する。したがって、リング状凹部に多少の損傷部等
があっても、粘性流体が漏洩することがない。また、組
立後にリング状凹部等に少々の「クラック(ひび割
れ)」等が発生しても、液状ガスケット材が流動してク
ラックを自動的に充填する、という利点も有している。
さらに、液状ガスケット材は、長時間圧縮応力が作用す
る環境下でも、「永久ひずみ」が発生して隙間の原因と
なることはなく、また耐久性の上でも有利である、とい
う利点も有している。
【図1】本発明の一実施例である回転ダンパーの全体構
成を示す断面図である。
成を示す断面図である。
【図2】図1に示す回転ダンパーのキャップを取り外し
た状態での構成を示す斜視図である。
た状態での構成を示す斜視図である。
【図3】従来の回転ダンパーの全体構成を示す断面図で
ある。
ある。
【図4】図3に示す回転ダンパーのキャップを取り外し
た状態とOリングとの関係を示す斜視図である。
た状態とOリングとの関係を示す斜視図である。
1 回転ダンパー 2 ハウジング 3 キャップ 4 ローター 5 粘性流体 6 液状ガスケット 7 Oリング 8 液状ガスケット容器 21 作動室 22 円柱状突起 23 係止用凸部 31 液状ガスケット用凹部 32 Oリング用凹部 33 係止用凹部 41 軸部 42 フランジ部
Claims (2)
- 【請求項1】 上面が開口する作動室を備えるハウジン
グと、 当該作動室内に充填される粘性流体と、 当該粘性流体による粘性抵抗で制動トルクを付与されつ
つ前記作動室内で回転可能なローターと、 前記ハウジングに取り付け可能であって前記作動室の開
口上面を閉塞する被着部材とを備える回転ダンパーにお
いて、 前記ハウジングと被着部材との間に液状ガスケットを介
在させ、前記粘性流体を前記作動室内に封止するように
したことを特徴とする回転ダンパー。 - 【請求項2】 上面が開口する作動室を備えるハウジン
グの当該作動室内に、粘性流体と、当該粘性流体による
粘性抵抗で制動トルクを付与されつつ前記作動室内で回
転可能なローターとを収容する第1工程と、 次いで、前記作動室の開口上面を被着部材により閉塞す
る第2工程とを有する回転ダンパーの組立方法におい
て、 前記第2工程は、前記ハウジングと被着部材との間に液
状ガスケットを介在させて前記粘性流体を前記作動室内
に封止する第3工程を含むことを特徴とする回転ダンパ
ーの組立方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29909293A JPH07127680A (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | 回転ダンパー及びその組立方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29909293A JPH07127680A (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | 回転ダンパー及びその組立方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07127680A true JPH07127680A (ja) | 1995-05-16 |
Family
ID=17868065
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29909293A Pending JPH07127680A (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | 回転ダンパー及びその組立方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07127680A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030035857A (ko) * | 2001-10-24 | 2003-05-09 | 가부시키가이샤 니프코 | 회전댐퍼 |
| KR100751827B1 (ko) * | 2004-11-30 | 2007-08-23 | 가부시키가이샤 니프코 | 회전댐퍼 |
| KR100780343B1 (ko) * | 2001-10-18 | 2007-11-29 | 엘지전자 주식회사 | 댐퍼장치 |
| JP2021526616A (ja) * | 2018-03-12 | 2021-10-07 | サムホンサ カンパニ、リミテッド | ガス流出防止のためのガスシリンダ、ガススプリング、及びその製造方法 |
-
1993
- 1993-11-05 JP JP29909293A patent/JPH07127680A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100780343B1 (ko) * | 2001-10-18 | 2007-11-29 | 엘지전자 주식회사 | 댐퍼장치 |
| KR20030035857A (ko) * | 2001-10-24 | 2003-05-09 | 가부시키가이샤 니프코 | 회전댐퍼 |
| KR100751827B1 (ko) * | 2004-11-30 | 2007-08-23 | 가부시키가이샤 니프코 | 회전댐퍼 |
| DE102005056132B4 (de) * | 2004-11-30 | 2012-07-12 | Nifco Inc. | Rotationsdämpfer |
| JP2021526616A (ja) * | 2018-03-12 | 2021-10-07 | サムホンサ カンパニ、リミテッド | ガス流出防止のためのガスシリンダ、ガススプリング、及びその製造方法 |
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