JPH07128005A - 非固定式測定子付き測定器 - Google Patents

非固定式測定子付き測定器

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JPH07128005A
JPH07128005A JP27268693A JP27268693A JPH07128005A JP H07128005 A JPH07128005 A JP H07128005A JP 27268693 A JP27268693 A JP 27268693A JP 27268693 A JP27268693 A JP 27268693A JP H07128005 A JPH07128005 A JP H07128005A
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JP
Japan
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measured
measuring
probe
center
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JP27268693A
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English (en)
Inventor
Katsuji Maeda
勝司 前田
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】円筒形状を有する被測定物の内・外周面にその
中心が測定子の中心とずれた位置に歯溝等の溝部が存在
している場合にも、正確に被測定物の内・外径寸法を測
定することのできる非固定式測定子付き測定器を提供す
る。 【構成】放射状に配設され、かつ、円筒形状を有する被
測定物14の半径方向に直動可能に基体に保持された複
数の測定子7Aの先端を、被測定物14の内周面に当接
させ、測定子7Aの半径方向の移動量に応じて被測定物
14の内径寸法を測定する。非固定式測定子7Aは、被
測定物14の内周面の周方向への揺動が可能とされた頭
部7cをその先端に有している。被測定物の内周面にそ
の中心が測定子7Aの中心と周方向にずれた溝部が存在
していても、測定子7Aの頭部7cが周方向に揺動して
上記溝部を構成する両壁面に確実に当接するので、測定
子7Aの半径方向への動きが途中で規制されることがな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、円筒形状部品の内径又
は外径寸法を測定する測定器に関し、とくに内・外歯車
や、内・外スプラインの内・外径寸法を測定するのに好
適な非固定式測定子付き測定器に関する。
【0002】
【従来の技術】ピストンが摺動するシリンダのような円
筒形状部品の内径寸法を精密に測定するに際し、従来よ
り三等分に分割された位置にて測定する三点式内径測定
器(三点式マイクロメータ)が用いられている。例え
ば、実開昭61−5号公報に開示された三点式マイクロ
メータは、図8に示すように、3個の脚91,92,9
3の軸線ga,gb,gb’が一平面上で互いに120
度の角度をもって配置された固定三脚体90と、2個の
脚92,93に螺嵌された測定子としての固定棒94、
95と、他の脚91に螺嵌されたマイクロメータ96
と、マイクロメータ96の先端に取り付けられた測定子
としての計測棒97とから構成されている。固定棒9
4、95、及び計測棒97は、各種の既知の長さのもの
を揃えておき、被測定物の内径寸法の大小に応じて取り
替えて使用する。固定棒94、95においては、交点g
からその先端までの距離が常に両者同一とされる。
【0003】この三点式マイクロメータを用いて円筒状
部品の内径寸法を測定する場合、まず固定棒94、95
の先端を被測定物の内周面に当接させる。次に、マイク
ロメータ96を回して計測棒97の先端を被測定物の内
周面に当接させる。そのときのマイクロメータの目盛り
を読むことにより、交点gから計測棒97の先端までの
距離を知ることができる。そして、この値と、交点gか
ら固定棒94(95)の先端までの距離とを用いて、3
平方の定理等を利用すれば、被測定物の内径寸法を求め
ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の三
点式マイクロメータを用いて、例えば内歯車の内径寸法
を測定する際に、以下のような不都合を生ずる場合があ
る。すなわち、上記従来の三点式マイクロメータでは、
測定子としての固定棒94、95や計測棒97は周方向
に揺動することができない。このため、内歯車の製品誤
差、例えばピッチ誤差が大きいために、図9に示すよう
に、測定子としての例えば計測棒97の中心と歯溝98
の中心とが周方向にずれていた場合、計測棒97の先端
が歯溝98のいずれか一方の歯面に接触して半径方向外
方への動きが規制される。その結果、内歯車の正確な内
径寸法(最大寸法)を測定するためには、計測棒97は
本来さらに半径方向外方に移動しなければならないの
に、その途中で止まってしまうこととなり、正確な測定
値を得られなくなる。
【0005】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あり、円筒形状を有する被測定物の内・外周面に歯溝等
の溝部が存在し、しかも該溝部の中心と測定子の中心と
が周方向にずれている場合にも、正確に被測定物の内・
外径寸法を測定することのできる非固定式測定子付き測
定器を提供することを解決すべき技術課題とするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の非固定式測定子付き測定器は、放射状に配設され、
かつ、円筒形状を有する被測定物の半径方向に直動可能
に基体に保持された複数の測定子の先端を、該被測定物
の内周面又は外周面に当接させ、該測定子の半径方向の
移動量に応じて該被測定物の内径又は外径寸法を測定す
る測定器であって、上記測定子は、上記被測定物の内周
面又は外周面の周方向への揺動が可能とされた頭部をそ
の先端に有していることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明の非固定式測定子付き測定器は、基体に
被測定物の半径方向に直動可能に保持された測定子の先
端に、被測定物の内・外周面に当接する頭部が該内・外
周面の周方向に揺動可能に保持されている。このため、
被測定物の内・外周面にその中心が測定子の中心と周方
向にずれた歯溝等の溝部が存在していた場合、該溝部を
構成する壁面の一方に当接した頭部は該壁面に案内され
て周方向に揺動しつつ、測定子が半径方向に直動する。
これにより、測定子の頭部が上記溝部を構成する両壁面
に確実に当接することとなり、測定子の半径方向への動
きが溝部を構成する壁面の一方に当接することにより途
中で規制されることがない。
【0008】したがって、被測定物の内・外周面にその
中心が測定子の中心と周方向にずれた歯溝等の溝部が存
在していても、確実に内・外径寸法を測定することが可
能となる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照しつつ、実施例により本発
明の非固定式測定子付き測定器を具体的に説明する。 (第1実施例)図1〜図3に示す本実施例に係る非固定
式測定子付き測定器は、円筒状部品の内径寸法を測定す
るためのものである。
【0010】図1に示すように、中央貫通孔1aをもつ
略円筒形状の基台1の上面には被測定物を載せるリング
状の載置台2が固定されるとともに、該中央貫通孔1a
の上部には断面円形状の収容凹部3a及び軸孔3bをも
つシリンダ3が嵌合固定されている。シリンダ3の軸孔
3b内には、上端側に円錐台形状のヘッド部4aを有
し、かつ、下端側にリング部4bが嵌合されたセンター
シャフト4が、ベアリング5を介して摺動可能に嵌挿さ
れている。なお、センターシャフト4のヘッド部4a
は、シリンダ3の収容凹部3a内に収容され、その上端
面にはシリンダ3から上方に突出する操作棒4dが突設
されている。このセンターシャフト4には、シリンダ3
によりその上方への動きが規制されたリング4cが遊嵌
されている。そして、センターシャフト4は、センター
シャフト4のリング部4bに一端が当接し、かつ、セン
ターシャフト4に遊嵌されたリング4cに他端が当接し
た第1バネ6により、下方へ付勢されている。
【0011】シリンダ3の上記凹部3aを形成する環状
の側壁面3cには、図2に示すように、水平面上で互い
に120度の角度をもって配置されて周方向に3等分さ
れた位置で、シリンダ3の求心方向に向かうように3個
の通孔3dが穿設されている。各通孔3d内には、2個
の非固定式測定子7A,7Aと、1個の固定式測定子7
Bとが直動可能に嵌挿されている。各測定子7A,7
A,7Bは、それぞれ第2バネ8によりシリンダ3の求
心方向に付勢されている。そして、各測定子7A,7
A,7Bの基端面(シリンダ3の求心側の端面)は、セ
ンターシャフト4のヘッド部4aのテーパ側面に当接し
ている。
【0012】図3に示すように、非固定式測定子7Aの
先端面には凹部7aが設けられ、該凹部7a内にはピン
7bに支持された球状の頭部7cが収容されている。頭
部7cには、頭部7cの中心を通るピン7bの外径より
も大きな孔径を有する貫通孔が穿設され、この貫通孔内
にピン7bが挿通されている。また、頭部7cの上・下
端面は凹部7aの上・下壁面に当接しており、頭部7c
の上下方向への遊動は規制されている。これにより、頭
部7cは、被測定物の内周面に沿った周方向への揺動が
可能となるように非固定式測定子7Aの先端に保持され
ている。一方、図2に示すように、固定式測定子7Bの
先端には、上記非固定式測定子7Aの頭部7cと同等の
外径を有する頭部7dが一体的に形成されている。これ
らの非固定式測定子7A及び固定式測定子7Bは、被測
定物の内径寸法の大小に応じて、各種の長さのものを用
意しておく。また、非固定式測定子7Aの頭部7c及び
固定式測定子7Bの頭部7dの外径寸法も、被測定物の
内周面に形成された歯溝等の溝部の大きさに応じて、各
種の大きさのものを用意しておく。
【0013】基台1の側面には、中央貫通孔1aに通じ
る側孔1bが穿設され、この側孔1bには後述するイン
ジケータ10を保持するための保持具9が嵌合及びボル
トにより固定されている。この保持具9には大径孔9a
及び小径孔9bが同軸状に貫設され、大径孔9a内にイ
ンジケータ10が挿通、保持されるとともに、小径孔9
b内にプランジャ11が直動可能に嵌挿されている。こ
のプランジャ11は、第3バネ12により、基台1の中
央貫通孔1a側に、つまり図1の左方向に付勢されてい
る。また、基台1にはヒンジレバー13が揺動可能に支
持され、このヒンジレバー13の一端は上記センターシ
ャフト4の下端面に当接し、かつ、ヒンジレバー13の
他端はプランジャ11の端面に当接している。
【0014】なお、上記センターシャフト4を下方に付
勢する第1バネ6の付勢力は、各測定子7A,7A,7
Bを求心方向に付勢する第2バネ8、及びプランジャ1
1を図1に作法に付勢する第3バネ12の付勢力と比べ
て格段と大きく設定されている。また、センターシャフ
ト4のヘッド部4aがシリンダ3に当接することによ
り、センターシャフト4の下方への最大移動が規制され
ている。
【0015】上記構成を有する本実施例の非固定式測定
子付き測定器を用いて、以下の如く内スプライン14の
内径を測定した。なお、この内スプライン14の内周面
には、図4の部分断面図に示すように、歯溝14aが複
数形成された3つの歯溝部14Aが3等分した位置に配
設、形成されている。また、各測定子7A,7A,7B
は、この内スプライン14の内径に応じた長さのものを
選定した。非固定式測定子7Aの頭部7c及び固定式測
定子7Bの頭部7dの外径は、上記内スプライン14の
歯溝14aの大きさに応じた大きさのものを選定した。
【0016】被測定物としての内スプライン14を測定
器にセットするに際しては、まず手指等により、第1バ
ネ6の付勢力に抗してセンターシャフト4の操作棒4d
を上方に引張り、第2バネ8の付勢力により各測定子7
A,7A,7Bを求心方向に後退せしめた状態にする。
そして、この状態で内スプライン14を、3等分された
各歯溝部14Aが各測定子7A,7A,7Bにそれぞれ
対向するように、周方向に位置合わせしながら載置台2
の上に載せた後、手指等をセンターシャフト4の操作棒
4dから離せば、該センターシャフト4は第1バネ6の
付勢力により下方に復帰する。これに伴い、センターシ
ャフト4の円錐台形状のヘッド部4aに押圧されて、各
測定子7A,7A,7Bが第2バネ8の付勢力に抗して
内スプライン14の半径方向外方に移動し、各測定子7
A,7A,7Bの頭部7c,7c,7dが内スプライン
14の内周面に当接する。この各測定子7A,7A,7
Bの移動量が、センターシャフト4、ヒンジレバー13
及びプランジャ11を介して、インジケータ10に伝達
され、該インジケータ10に測定値として表示される。
【0017】ここで、各測定子7A,7A,7Bの中心
と、それぞれの頭部7c,7c,7dが収容、当接する
歯溝14aの中心とが周方向にずれていた場合は、固定
式測定子7Bの頭部7dが内スプライン14の歯溝部1
4Aの1個の歯溝14a内に収まるとともに、同歯溝1
4aを構成する両歯面に頭部7dが当接するように、内
スプライン14が周方向に回転する。これにより該固定
式測定子7Bの中心と該歯溝14aの中心とが一致す
る。このとき、非固定式測定子7A,7Aの中心と、こ
れらの測定子7A,7Aが対向する歯溝14aの中心と
が周方向にずれていたとしても、非固定式測定子7Aの
頭部7cがピン7bとの設定隙間により水平方向に遊動
可能とされているので、該歯溝14aを構成する歯面の
一方に当接した該頭部7cは該壁面に案内されて周方向
に揺動しつつ、非固定式測定子7Aが半径方向外方に移
動する。これにより、図5に示すように、非固定式測定
子7Aの頭部7cが上記歯溝14aを構成する両歯面に
確実に当接することとなり、該非固定式測定子7Aの半
径方向外方への動きが歯溝14a構成する歯面の一方に
当接することにより途中で規制されることがない。な
お、図5の状態で、頭部7cの外周面は、歯溝14aを
構成する両歯面に当接するとともに、非固定式測定子7
Aの凹部7aの側壁面7dに当接しており、固定式測定
子7Aと頭部7cとは半径方向にほとんど相対変位して
いない。このため、頭部7cの貫通孔とピン7bとの間
に設定隙間が存在することによる測定誤差はほとんど無
視でき、許容できるものとなる。
【0018】したがって、内スプライン14の歯溝14
aにピッチ誤差があり、各測定子7A,7A,7Bの頭
部7c,7c,7dの中心と歯溝14aの中心とが周方
向にずれていたとしても、本実施例の非固定式測定子付
き内径測定器によれば、内スプライン14の内径寸法
(最大寸法)を正確に測定することができる。 (第2実施例)図6、図7に示す本実施例に係る非固定
式測定子付き測定器は、円筒状部品の外径寸法を測定す
るためのものである。
【0019】図6に示すように、中央貫通孔15aをも
つ基台15の上面には、センターシャフト18等を収容
するための収容凹部17を形成しつつ、被測定物を載せ
る載置台16がボルト締めにより固定されている。な
お、載置台16の中央部には、後述するセンターシャフ
ト18の操作棒18dが挿通可能な挿通孔16aが貫設
されている。基台15の中央貫通孔15aには、上端側
に円錐台形状のヘッド部18aを有し、かつ、下端側に
リング部18bが嵌合されたセンターシャフト18がベ
アリング19を介して摺動可能に嵌挿されている。な
お、センターシャフト18のヘッド部18aは、上記収
容凹部17内に収容され、その上端面には載置台16か
ら上方に突出する操作棒18dが突設されている。この
センターシャフト18には、基台15によりその上方へ
の動きが規制されたリング18cが遊嵌されている。そ
して、センターシャフト18は、センターシャフト18
のリング部18bに一端が当接し、かつ、センターシャ
フト18に遊嵌されたリング18cに他端が当接した第
1バネ20により、下方へ付勢されている。
【0020】基台15の側壁面には、水平面上で互いに
120度の角度をもって配置されて周方向に3等分され
た位置で、求心方向に向かい、かつ、上記収容凹部17
に通じる3個の開口部21が形成され、各開口部21か
ら3個のスライドテーブル22が上記収容凹部17内に
それぞれ挿通されている。なお、図6では3個のスライ
ドテーブル22ののうちの1個のみが図示されている。
各スライドテーブル22は、基台15の側壁面にボルト
締めにより固定されたテーブル台23にベアリング24
を介して水平方向に移動可能にそれぞれ保持されてい
る。また、各テーブル台23と各スライドテーブル22
に突設された突片25との間には第2バネ26がそれぞ
れ介装されており、各スライドテーブル22はこの第2
バネ26により基台15の求心方向(図6に示すスライ
ドテーブル22では図6の左方向)にそれぞれ付勢され
ている。そして、各スライドテーブル22の求心側の端
面(図6に示すスライドテーブル22では図6の左側端
面)はセンターシャフト18のヘッド部18aのテーパ
側面にそれぞれ当接している。
【0021】各スライドテーブル22には、連結棒27
を介してプレート28がそれぞれ連結されている。そし
て、3個のプレート28のうちの2個のプレート28に
は、その求心側の端面に非固定式測定子29Aがそれぞ
れ螺嵌されている。また残りの1個のプレート28の求
心側の端面には、固定式測定子29Bが螺嵌されてい
る。これにより、各測定子29A,29A,29Bは、
水平面上で互いに120度の角度をもって配置されて周
方向に3等分された位置で、その先端が基台15の求心
方向に向かうようにそれぞれ配設されている。また、ス
ライドテーブル22が水平方向に移動することに伴い、
各測定子29A,29A,29Bも連結棒27及びプレ
ート28を介して水平方向に同期的に移動可能とされて
いる。
【0022】なお、非固定式測定子29Aの先端には、
上記第1実施例の非固定式測定子7Aと同様の構成によ
り、球状の頭部29cが被測定物の外周面に沿った周方
向への揺動が可能となるように保持されている。また、
固定式測定子29Bの先端にも、上記第1実施例の固定
式測定子7Bと同様に、非固定式測定子29Aの頭部2
9cと同等の外径を有する頭部29dが一体的に形成さ
れている。これらの非固定式測定子29A及び固定式測
定子29Bは、上記第1実施例と同様に、被測定物の外
径寸法の大小に応じて、各種の長さのものを用意してお
く。また、非固定式測定子29Aの頭部29c及び固定
式測定子29Bの頭部29dの外径寸法も、被測定物の
外周面に形成された歯溝等の溝部の大きさに応じて、各
種の大きさのものを用意しておく。
【0023】基台15の下端面には、センターシャフト
18が挿通される中央孔30aが穿設された台30が固
定されるとともに、台30の下端面には中央孔30aに
近接した位置に保持具31が固定されている。この保持
具31に突設された支持ピン32にはヒンジレバー33
がその中央で支承されており、該ヒンジレバー33は支
持ピン32を中心として回動可能とされている。このヒ
ンジレバー33の一端はセンターシャフト18の下端面
に当接し、かつ、ヒンジレバー33の他端は後述するイ
ンジケータ35に連接されたプランジャ34の下端面に
当接している。このプランジャ34は、台30に貫設さ
れた孔30b内を挿通可能とされ、インジケータ35は
保持台36を介して台30に保持されている。
【0024】なお、上記各スライドテーブル22を求心
方向に付勢する第2バネ26の付勢力は、上記センター
シャフト18を下方に付勢する第1バネ20の付勢力と
比べて格段と大きく設定されている。また、各スライド
テーブル22の求心側の端面がセンターシャフト18の
軸部に当接することにより、スライドテーブル22の求
心方向への最大移動が規制されている。
【0025】上記構成を有する本実施例の非固定式測定
子付き測定器を用いて、以下の如く外スプライン37の
外径を測定した。なお、この外スプライン37の外周面
には、図7の部分断面図に示すように、歯溝37aが複
数形成された3つの歯溝部37Aが3等分した位置に配
設、形成されている。また、各測定子29A,29A,
29Bは、この外スプライン37の外径に応じた長さの
ものを選定した。さらに、非固定式測定子29Aの頭部
29c及び固定式測定子29Bの頭部29dの外径は、
上記外スプライン37の歯溝37aの大きさに応じた大
きさのものを選定した。
【0026】被測定物としての外スプライン37を測定
器にセットするに際しては、まず手指等により、第2バ
ネ26の付勢力に抗してセンターシャフト18の操作棒
18dを下方に押す。これにより、各スライドテーブル
22は、センターシャフト18のヘッド部18aのテー
パ側面を摺接しつつ放射方向にそれぞれ移動する。この
スライドテーブル22の移動に伴い、連結棒27及びプ
レート28を介して各測定子29A,29A,29Bも
放射方向にそれぞれ移動する。このように、各測定子2
9A,29A,29Bを放射方向に拡げて外スプライン
37と干渉しない状態として、外スプライン37を、3
等分された各歯溝部37Aが各測定子29A,29A,
29Bにそれぞれ対向するように、周方向に位置合わせ
しながら載置台16の上に載せた後、手指等をセンター
シャフト18の操作棒18dから離す。これにより、第
2バネ26の付勢力により各スライドテーブル22及び
各測定子29A,29A,29Bは、同期的に求心方
向、つまり外スプライン37の半径方向内方に移動し、
各測定子29A,29A,29Bの頭部29c,29
c,29dが外スプライン37の外周面に当接する。こ
の各スライドテーブル22及び各測定子29A,29
A,29Bの移動量は、センターシャフト18、ヒンジ
レバー33及びプランジャ34を介して、インジケータ
35に伝達され、該インジケータ35に測定値として表
示される。
【0027】ここで、各測定子29A,29A,29B
の中心と、それぞれの頭部29c,29c,29dが収
容、当接する歯溝37aの中心とが周方向にずれていた
場合は、上記第1実施例と同様の動作により、各測定子
29A,29A,29Bの頭部29c,29c,29d
を歯溝37aを構成する両歯面に確実に当接させること
ができる。
【0028】したがって、外スプライン37の歯溝37
aにピッチ誤差があり、各測定子29A,29A,29
Bの頭部29c,29c,29dの中心と歯溝37aの
中心とが周方向にずれていたとしても、本実施例の非固
定式測定子付き外径測定器によれば、外スプライン14
の外径寸法を正確に測定することができる。なお、上記
実施例の非固定式測定子7A(29A)においては、球
状の頭部7cに形成した貫通孔内を設定隙間を設けてピ
ン7bを挿通させる構成を示したが、本発明に係る非固
定式測定子においては、該頭部が被測定物の内・外周面
の周方向に揺動可能となるように保持されていればよ
い。したがって、被測定物の内・外周面の周方向に沿っ
た長孔を穿設し、この長孔内にピンを挿通せしめる構成
とすることも可能である。
【0029】また、上記実施例では、測定子を3個と
し、かつ、非固定式測定子を2個、固定式測定子を1個
とした例について示したが、測定子全体の数や非固定式
測定子の数は特に限定されるものではない。ただし、固
定式測定子の数は多くても1個とすることが好ましい。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の非固定式
測定子付き測定器は、基体に被測定物の半径方向に直動
可能に保持された測定子の先端に、被測定物の内・外周
面に当接する頭部が該内・外周面の周方向に揺動可能に
保持された構成とされているため、被測定物の内・外周
面にその中心が測定子の中心と周方向にずれた歯溝等の
溝部が存在していたとしても、頭部の周方向へに移動に
より、確実に内・外径寸法を測定することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る非固定式測定子付き内径測定
器の全体構成を示す断面図である。
【図2】上記内径測定器の要部を示し、測定子の配置を
説明する一部断面図である。
【図3】上記内径測定器の要部を示し、非固定式測定子
の構造を説明する一部断面図である。
【図4】上記内径測定器で内径寸法を測定する内スプラ
インの形状を示す部分断面図である。
【図5】上記内径測定器に係る非固定式測定子の頭部が
内スプラインの歯溝に当接する状態を説明する一部断面
図である。
【図6】第2実施例に係る非固定式測定子付き外径測定
器の全体構成を示す断面図である。
【図7】上記外径測定器に係る測定子が外スプラインの
外周面に当接する状態を示す説明図である。
【図8】従来の内径測定器の全体構成を示す正面図であ
る。
【図9】従来の固定式測定子が歯溝に当接する状態を説
明する一部断面図である。
【符号の説明】
7A、29Aは非固定式測定子、7c、29cは頭部、
14は被測定物としての内スプライン、37は被測定物
としての外スプラインである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射状に配設され、かつ、円筒形状を有
    する被測定物の半径方向に直動可能に基体に保持された
    複数の測定子の先端を、該被測定物の内周面又は外周面
    に当接させ、該測定子の半径方向の移動量に応じて該被
    測定物の内径又は外径寸法を測定する測定器であって、 上記測定子は、上記被測定物の内周面又は外周面の周方
    向への揺動が可能とされた頭部をその先端に有している
    ことを特徴とする非固定式測定子付き測定器。
JP27268693A 1993-10-29 1993-10-29 非固定式測定子付き測定器 Pending JPH07128005A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001055667A1 (en) * 2000-01-25 2001-08-02 Technocoat Co., Ltd. Gauge for measuring dimensions and diameter of protrusion or recess on reference surface and diameter thereof
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CN116952099A (zh) * 2023-09-20 2023-10-27 常州全瑞机电科技有限公司 一种齿轮检测装置及检测方法

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