JPH112503A - 内径測定装置 - Google Patents

内径測定装置

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JPH112503A
JPH112503A JP15671797A JP15671797A JPH112503A JP H112503 A JPH112503 A JP H112503A JP 15671797 A JP15671797 A JP 15671797A JP 15671797 A JP15671797 A JP 15671797A JP H112503 A JPH112503 A JP H112503A
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JP
Japan
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center shaft
inner diameter
center
radial direction
measured
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JP15671797A
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Katsuji Maeda
勝司 前田
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】被測定物の溝部の中心と測定子の中心とが周方
向にずれている場合にも、正確に被測定物の内径寸法を
測定するとともに、測定子の強度不足の問題を解消し
て、溝部のサイズが小さい被測定物の測定にも適用可能
とする。 【解決手段】センターシャフト3は軸方向の往復動可能
に配設され、軸方向の一端側から他端側に向けて外径が
徐々に拡径するテーパ部3aを有している。このセンタ
ーシャフト3回りには、複数の伝導子8A、8Cが半径
方向の往復動可能に放射状に配設され、各伝導子8A、
8Cはテーパ部3aに当接してセンターシャフト3の軸
方向移動に伴って半径方向に移動する。また、各伝導子
8A、8Cにはそれぞれ測定子10A、10Cが固定さ
れている。伝導子8Aは、センターシャフト回りに揺動
可能とされた支持具7Aに、半径方向の往復動可能に支
持されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円筒形状部品等の
内径寸法を測定する内径測定装置に関し、とくに内周面
に歯溝等の溝部を有する内歯車や内スプラインの内径寸
法を測定するのに好適な内径測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、内周面に歯溝等の溝部を
有する内歯車の内径を測定する内径測定装置として、特
開平7−128005号公報に開示されたものが知られ
ている。この内径測定装置は、内歯車の製品誤差(ピッ
チ誤差等)が大きい場合であっても正確に被測定物の内
径を測定することができるものである。
【0003】すなわち、この内径測定装置は、図6〜図
8に示すように、放射状に配設された3つの測定子90
A、90B、90Cのうちの2つの測定子90A、90
Bを非固定式の測定子としたもので、測定子90Cの先
端には固定式の頭部91cが設けられ、測定子90A、
90Bの先端には円筒状の被測定物92の周方向に揺動
可能とされた非固定式の頭部91a、91bが設けられ
ている。
【0004】詳しくは、非固定式の頭部91a(頭部9
1bも同様)は、貫通孔93a(93b)を有する球状
で、測定子90A(90B)の先端に固定され貫通孔9
3a(93b)の孔径よりも小さな外径をもつピンに遊
動可能に支持されている。また、各測定子90A、90
B、90Cは、軸方向の往復動可能に配設されたセンタ
ーシャフト94回りに半径方向の往復動可能に配設され
ている。そして、各測定子90A、90B、90Cは、
センターシャフト94のテーパ部94aに当接してお
り、センターシャフト94の軸方向移動に伴って半径方
向に移動する。なお、センターシャフト94は第1バネ
95により軸方向一端側(図6の下側)に常に付勢され
ており、かつ、各測定子90A、90B、90Cは第1
バネ95の付勢力よりも小さい付勢力の第2バネ96に
より半径方向内方(求心方向)に常に付勢されている。
【0005】この内径測定装置では、まず手指等によ
り、第1バネ95の付勢力に抗してセンターシャフト9
4を上方に引張り、第2バネ96の付勢力により各測定
子90A、90B、90Cを求心方向に後退せしめた状
態し、この状態で被測定物92をセットする。その後、
手指等をセンターシャフト94から離せば、該センター
シャフト94は第1バネ95の付勢力により下方に復帰
する。これに伴い、センターシャフト94のテーパ部9
4aに押圧されて、各測定子90A、90B、90Cが
第2バネ96の付勢力に抗して半径方向外方に移動し、
各測定子90A、90B、90Cの頭部91a、91
b、91cが非測定物92の内周面に当接する。この各
測定子90A、90B、90Cの移動量は、センターシ
ャフト94、ヒンジレバー97及びプランジャ98を介
して、インジケータ99に伝達され、該インジケータ9
9に測定値として表示される。
【0006】ここで、被測定物92としての例えば内歯
車の製品誤差(ピッチ誤差等)により、例えば測定子9
0Aの中心と歯溝の中心とが周方向にずれていた場合、
非固定式の測定子90Aの頭部91aが被測定物92の
周方向に揺動可能とされているので、該歯溝を構成する
歯面の一方に当接した頭部91aは該歯面に案内されて
周方向に揺動しつつ、測定子90Aが半径方向外方に移
動する。これにより、測定子90Aの頭部91aが上記
歯溝を構成する両歯面に確実に当接する。このため、測
定子90Aの半径方向外方への動きが歯溝を構成する歯
面の一方に当接することにより途中で規制されることが
ない。
【0007】したがって、上記従来の内径測定装置によ
れば、測定子の中心と溝部の中心とが周方向にずれてい
る場合にも、正確に被測定物の内径寸法を測定すること
ができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の内
径測定装置では、溝部のサイズが小さい被測定物に適用
することが困難であるという問題がある。すなわち、上
記従来の内径測定装置では、非固定式の測定子90Aに
おいて(測定子90Bにおいても同様)、頭部91aに
貫通孔93aを設け、この貫通孔93aとピンとの設定
隙間により、頭部91aを被測定物92の周方向に揺動
可能としている。このような貫通孔93aが設けられた
頭部91aにあっては、頭部91aのサイズが小さくな
るほど、必要強度を確保することが困難となる。したが
って、溝部のサイズが小さい被測定物に適用することが
困難となり、被測定物の対象が限定される。
【0009】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あり、内周面に溝部を有する被測定物の該溝部の中心と
測定子の中心とが周方向にずれている場合にも、正確に
被測定物の内径寸法を測定することができ、しかも測定
子の強度不足の問題を解消して、溝部のサイズが小さい
被測定物にも適用することのできる内径測定装置を提供
することを解決すべき技術課題とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の内径測定装置は、軸方向の往復動可能に配設され、
該軸方向の一端側から他端側に向けて外径が徐々に拡径
するテーパ部を有するセンターシャフトと、該センター
シャフト回りに半径方向の往復動可能に放射状に配設さ
れ、該センターシャフトのテーパ部に当接して該センタ
ーシャフトの軸方向移動に伴って半径方向に移動する複
数の伝導子と、各該伝導子にそれぞれ固定された複数の
測定子と、該測定子の半径方向の移動量を測定する測定
器とを備え、上記伝導子の少なくとも一つは、上記セン
ターシャフト回りに揺動可能とされた支持具に、半径方
向の往復動可能に支持されていることを特徴とするもの
である。
【0011】この内径測定装置では、センターシャフト
の軸方向移動に伴って、該センターシャフトのテーパ部
に当接する各伝導子が半径方向に移動し、各伝導子に固
定された各測定子も同時に半径方向に移動する。このと
きの測定子の半径方向の移動量は測定器により測定され
る。このため、被測定物を各測定子の外周側にセットし
ておけば、半径方向外方に移動した各測定子は被測定物
の内周面に当接して静止するため、このときの測定子の
半径方向移動量を測定器で測定することにより、被測定
物の内径を計算により求めることができる。
【0012】ここで、本発明の内径測定装置では、伝導
子の少なくとも一つが、センターシャフト回りに揺動可
能とされた支持具に、半径方向の往復動可能に支持さ
れ、この伝導子に測定子が固定されている。このため、
被測定物の内周面に形成された溝部の中心と、上記支持
具に支持された伝導子に固定された測定子の中心とが周
方向にずれていた場合、上記支持具がセンターシャフト
回りに揺動することにより、この支持具に伝導子を介し
て固定された測定子が溝部を構成する壁面の一方に案内
されて周方向に揺動しつつ該伝導子とともに半径方向外
方に移動する。これにより、該測定子は溝部を構成する
両壁面に確実に当接することとなり、測定子の半径方向
への動きが溝部を構成する壁面の一方に当接することに
より途中で規制されることがない。
【0013】したがって、被測定物の内周面にその中心
が測定子の中心と周方向にずれた歯溝等の溝部が存在し
ていても、確実に内径寸法を測定することが可能とな
る。また、前述した従来の内径測定装置では、非固定式
の測定子において、被測定物の溝部に直接接触する接触
子としての球状頭部自身を揺動可能とする構成であるた
め、非固定式測定子の球状頭部の強度不足により、溝部
のサイズが小さい被測定物に適用することが困難である
という問題があった。
【0014】これに対し、本発明の内径測定装置では、
センターシャフト回りに揺動可能とされた支持具に伝導
子を介して測定子を固定することにより測定子を周方向
に揺動可能としているため、非固定式の測定子であって
も接触子としての球状頭部を中実のものとすることがで
き、球状頭部の強度を確保する上で有利となる。このた
め、非固定式の測定子における球状頭部の強度不足の問
題を解消することができ、溝部のサイズが小さい被測定
物にも適用することが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、実施形
態により本発明の内径測定装置を具体的に説明する。図
1に示すように、中央貫通孔1aと、この中央貫通孔1
aの下方部が開口する断面円形状の中央空間部1bとを
もつ略円筒形状の基台1の上面には、被測定物を載せる
リング状の載置台2が固定されている。中央貫通孔1a
内には、軸方向中央の上方部に円錐台形状のテーパ部3
aを有し、かつ、下端側にリング部3bが嵌合されたセ
ンターシャフト3が、ベアリング4を介して摺動可能に
(軸方向の往復動可能に)嵌挿されている。このセンタ
ーシャフト3のテーパ部3aは、軸方向の一端側(図1
の下方側)から他端側(図1の上方側)に向けて外径が
徐々に拡径している。
【0016】センターシャフト3の上端部は、載置台2
に被測定物5がセットされた状態で、被測定物5よりも
上方側に突出する程度に上方まで延在しており、このセ
ンターシャフト3の上端部が操作部3cとされる。一
方、センターシャフト3の下端部は、基台1の中央空間
部1bの途中まで下方に延在している。また、このセン
ターシャフト3の下方部には、中央空間部1bの上壁面
によりその上方への動きが規制されたリング3dが遊嵌
されている。そして、センターシャフト3は、センター
シャフト3のリング部3bに一端が当接し、かつ、セン
ターシャフト3に遊嵌されたリング3dに他端が当接し
た第1バネ6により、下方へ付勢されている。
【0017】基台1の上端面には、図2に示すように、
水平面上で互いに120度の角度を隔てて周方向(以
下、「周方向」とは基台1の周方向を意味する。)に3
等分された位置で、半径方向(以下、「半径方向」とは
基台1の半径方向を意味する。)に放射状に延在する2
個の幅広凹部1A、1Bと1個の幅狭凹部1Cとが設け
られている。なお、幅広凹部1A、1Bの深さは、幅狭
凹部1Cの深さの2倍強とされている。そして、幅広凹
部1A、1Bには、幅広凹部1A、1Bの深さと同一高
さをもつ支持具7A、7Bが遊嵌されている。支持具7
A、7Bは、幅広凹部1A、1Bの周方向幅よりも所定
量狭い幅を有しており、支持具7A、7Bと幅広凹部1
A、1Bとの間に所定の隙間S、S(図3参照)が存在
する。また、支持具7A、7Bの基端側(基台1の求心
側)には、センターシャフト3が遊嵌されるリング状基
部71A、71Bが一体的に形成されており、支持具7
Aのリング状基部71Aと支持具7Bのリング状基部7
1Bとが上下に重ね合わされてセンターシャフト3と係
合している(インロー合わせ)。これにより、支持具7
A、7Bは、上記隙間2S分だけ、センターシャフト回
りに揺動可能とされている。
【0018】上記支持具7A、7Bの上面には、半径方
向の内端から外端まで延在する断面長方形状の凹部72
A、72Bが設けられている。この支持具7A、7Bの
凹部72A、72Bの底面及び上記幅狭凹部1Cの底面
には、半径方向に延びる長穴73A、73B及び13C
が設けられている。そして、支持具7A、7Bの凹部7
2A、72B内及び幅狭凹部1C内には、伝導子8A、
8B及び8Cが摺動可能に嵌挿されている。これによ
り、伝導子8A、8B及び8Cは半径方向の往復動可能
にセンターシャフト回りに放射状に配設されている。
【0019】上記伝導子8A、8B及び8Cの基端側
(基台1の求心側)には、センターシャフト3の軸方向
一端側(図1の下方側)から他端側(図1の上方側)に
向けて半径方向外方に傾斜して延在し、センターシャフ
ト3のテーパ部3aの外周面と整合して当接する傾斜当
接面81A、81B、81Cが設けられている。また、
伝導子8A、8B及び8Cの底部には、上記長穴73
A、73B及び13C内を摺動可能な突起片82A、8
2B、82Cが突設されている。そして、伝導子8A、
8B及び8Cは、突起片82A、82B、82Cに一端
が当接し、かつ、長穴73A、73B及び13Cの外方
端に他端が当接した第2バネ9により、基台1の求心側
へ付勢されている。また、伝導子8A、8B及び8C上
面には取付柱83A、83B、83Cが突設されてお
り、この取付柱83A、83B、83Cに測定子10
A、10B、10Cが脱着可能にネジ止めされている。
そして、測定子10A、10B、10Cの先端には、接
触子としての中実の球状頭部が一体的に設けられてい
る。これらの測定子10A、10B、10Cは、被測定
物5の内径寸法や被測定物5の内周面に形成された歯溝
等の溝部の大きさに応じて、各種のものを用意してお
く。
【0020】なお、上記センターシャフト3を下方に付
勢する第1バネ6の付勢力は、各伝導子8A、8B、8
Cを求心方向に付勢する第2バネ9の付勢力と比べて格
段と大きく設定されている。また、センターシャフト3
のテーパ部3aが支持具7Aのリング状基部71Aに当
接することにより、センターシャフト3の下方への最大
移動が規制されている。
【0021】基台1の側面には、中央貫通孔1aに通じ
る側孔1cが穿設され、この側孔1cにはインジケータ
11を保持するための保持具12が嵌合及びボルトによ
り固定されている。この保持具12には貫通孔12aが
貫設され、貫通孔12a内にインジケータ11が挿通、
保持されている。また、基台1にはヒンジレバー13が
揺動可能に支持され、このヒンジレバー13の一端は上
記センターシャフト3の下端面に当接し、かつ、ヒンジ
レバー13の他端はインジケータ11の端面に当接して
いる。
【0022】上記構成を有する本実施形態に係る内径測
定装置を用いれば、以下に示すように、内周面に歯溝等
の溝部を有する内歯車や内スプラインの内径を測定する
ことができる。ここでは、被測定物5として内スプライ
ンを用いる場合を説明する。なお、この被測定物5の内
周面には、図5の部分断面図に示すように、歯溝5aが
複数形成された3つの歯溝部5Aが周方向に3等分した
位置に配設、形成されている。また、各測定子10A、
10B、10Cは被測定物5の内径に応じた長さのもの
を選定するとともに、測定子10A、10B、10Cの
先端に設けられた接触子としての球状頭部の外径は被測
定物5の歯溝5aの大きさに応じたものとした。
【0023】被測定物5をセットするに際しては、まず
手指等により、第1バネ6の付勢力に抗してセンターシ
ャフト3の操作部3cを上方に引張り、第2バネ9の付
勢力により各測定子10A、10B、10Cを伝導子8
A、8B、8Cとともに求心方向に後退せしめた状態に
する。そして、この状態で被測定物5を、3等分された
各歯溝部5Aが各測定子10A、10B、10Cにそれ
ぞれ対向するように、周方向に位置合わせしながら載置
台2の上に載せた後、手指等をセンターシャフト3の操
作部3cから離せば、該センターシャフト3は第1バネ
6の付勢力により下方に復帰する。これに伴い、センタ
ーシャフト3のテーパ部3aに当接する各伝導子8A、
8B、8Cの傾斜当接面81A、81B、81Cが押圧
されて、各伝導子8A、8B、8Cとともに各測定子1
0A、10B、10Cが第2バネ9の付勢力に抗して半
径方向外方に移動し、各測定子10A、10B、10C
の球状頭部が被測定物5の内周面に当接する。この各測
定子10A、10B、10Cの移動量が、伝導子8A、
8B、8C、センターシャフト3及びヒンジレバー13
を介して、インジケータ11に伝達され、該インジケー
タ11に測定値として表示される。
【0024】ここで、図6に示すように、各測定子10
A、10B、10Cの中心と、それぞれの球状頭部が収
容、当接する歯溝5aの中心とが周方向にずれていた場
合は、幅狭凹部1Cに直接嵌挿された伝導子8Cに固定
されて周方向の揺動が不可能な固定式の測定子10Cに
おいては、球状頭部が被測定物5の歯溝部5Aの1個の
歯溝5a内に収まるとともに、該歯溝5aを構成する両
歯面に該球状頭部が当接するように、被測定物5が周方
向に回転する。これにより、該固定式の測定子10Cの
中心と該歯溝5aの中心とが一致する。このとき、幅広
凹部1A、1Bに支持具7A、7Bを介して嵌挿された
伝導子8A、8Bに固定されて周方向の揺動可能な非固
定式の測定子10A、10Bの中心と、これらの測定子
10A、10Bが対向する歯溝5aの中心とが周方向に
ずれていたとしても、支持具7A、7Bがセンターシャ
フト3回りに揺動することにより、この支持具7A、7
Bに伝導子8A、8Bを介して固定された非固定式の測
定子10A、10Bが歯溝5aを構成する歯面の一方に
案内されて周方向に揺動しつつ該伝導子8A、8Bとと
もに半径方向外方に移動する。これにより、非固定式の
測定子10A、10Bは歯溝5aを構成する両歯面に確
実に当接することとなり、測定子10A、10Bの半径
方向への動きが歯溝5aを構成する歯面の一方に当接す
ることにより途中で規制されることがない。
【0025】したがって、被測定物5の歯溝5aにピッ
チ誤差があり、各測定子10A、10B、10Cの中心
と歯溝5aの中心とが周方向にずれていたとしても、本
実施形態の内径測定装置によれば、非測定物5の内径寸
法(最大寸法)を正確に測定することができる。また、
本実施形態の内径測定装置では、センターシャフト3回
りに揺動可能とされた支持具7A、7Bに伝導子8A、
8Bを介して測定子10A、10Bを固定することによ
り測定子10A、10Bを周方向に揺動可能としている
ため、非固定式の測定子10A、10Bであっても接触
子としての球状頭部を中実のものとすることができ、球
状頭部の強度を確保する上で有利となる。このため、非
固定式の測定子10A、10Bにおける球状頭部の強度
不足の問題を解消することができ、溝部5aのサイズが
小さい被測定物5にも適用することが可能となり、被測
定物の対象を拡大させることができる。
【0026】なお、上記実施形態では、測定子を3個と
し、かつ、非固定式の測定子を2個、固定式の測定子を
1個とした例について示したが、測定子全体の数や非固
定式測定子の数は特に限定されるものではない。ただ
し、固定式測定子の数は多くても1個とすることが好ま
しい。
【0027】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の内径測定
装置は、センターシャフト回りに揺動可能とされた支持
具に伝導を介して測定子を固定することにより測定子を
周方向に揺動可能としているため、被測定物の内周面に
その中心が測定子の中心と周方向にずれた歯溝等の溝部
が存在していたとしても、測定子の周方向へに揺動によ
り、確実に内径寸法を測定することが可能となる。
【0028】また、測定子の強度不足の問題を解消し
て、溝部のサイズが小さい被測定物にも適用することが
可能となり、被測定物の対象を拡大させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る内径測定装置の全体構成を示す
断面図である。
【図2】図1のA−A線矢視断面図である。
【図3】図2のB−B線矢視断面図である。
【図4】上記内径測定装置の測定子の配置を説明する平
面図である。
【図5】上記内径測定装置で内径寸法を測定する被測定
物の形状を示す部分断面図である。
【図6】測定子の中心と歯溝の中心とが周方向にずれた
状態を説明する一部断面図である。
【図7】従来の内径測定装置の全体構成を示す断面図で
ある。
【図8】図7のC−C線矢視断面図である。
【符号の説明】
3…センターシャフト、 3a…テーパ部、 5
…被測定物、7A,B…支持具、 8A,8
B,8C…伝導子、10A,10B,10C…測定子、
11…インジゲータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向の往復動可能に配設され、該軸方
    向の一端側から他端側に向けて外径が徐々に拡径するテ
    ーパ部を有するセンターシャフトと、 該センターシャフト回りに半径方向の往復動可能に放射
    状に配設され、該センターシャフトのテーパ部に当接し
    て該センターシャフトの軸方向移動に伴って半径方向に
    移動する複数の伝導子と、 各該伝導子にそれぞれ固定された複数の測定子と、 該測定子の半径方向の移動量を測定する測定器とを備
    え、 上記伝導子の少なくとも一つは、上記センターシャフト
    回りに揺動可能とされた支持具に、半径方向の往復動可
    能に支持されていることを特徴とする内径測定装置。
JP15671797A 1997-06-13 1997-06-13 内径測定装置 Pending JPH112503A (ja)

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