JPH07129076A - プログラマブルコントローラ - Google Patents

プログラマブルコントローラ

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JPH07129076A
JPH07129076A JP27097593A JP27097593A JPH07129076A JP H07129076 A JPH07129076 A JP H07129076A JP 27097593 A JP27097593 A JP 27097593A JP 27097593 A JP27097593 A JP 27097593A JP H07129076 A JPH07129076 A JP H07129076A
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浩一 野本
Tatsuhiko Naito
辰彦 内藤
Hiroaki Yamada
弘章 山田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通信回線を介した記憶装置の操作を容易に行
なうことができ、かつ操作権限を有するユーザに対して
のみ記憶装置の操作を可能にしたプログラマブルコント
ローラを提供する。 【構成】 プログラマブルコントローラ本体(1)の記
憶装置(1B)のアドレス空間を通信回線(3)で仮想
ディレクトリ装置にみせかけ、ワークステーション
(4)は仮想ディレクトリ装置にアクセスすることによ
りプログラマブルコントローラ本体(1)の記憶装置
(1B)の記憶内容を操作する。また、通信装置(2)
はユーザから入力されたキー情報が正しい場合に限り記
憶装置(1B)の記憶内容の操作を受付け、また、記憶
装置(1B)の記憶内容の操作中でない場合に限り記憶
内容の操作を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はプログラマブルコント
ローラに関し、特に、プログラマブルコントローラ本体
の記憶装置の記憶内容を通信回線を介してワークステー
ション等により操作することができるようにしたプログ
ラマブルコントローラに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、生産設備や自動機器を制御する
プログラマブルコントローラにおいては、 1)ユーザプログラム 2)接続機器の設定情報 等を記憶する記憶装置が設けられており、この記憶装置
にはユーザプログラムで用いる。 3)計画データ 4)結果データ 等も記憶するように構成されており、更に 5)生産設備で使用する工具の情報 等も記憶するように構成されている。
【0003】このように、プログラマブルコントローラ
の記憶装置に記憶する情報は多岐にわたっている。
【0004】また、記憶装置としてメモリカード等を用
い、ファイル指向の記憶装置を用いたプログラマブルコ
ントローラも提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、プログラマ
ブルコントローラの記憶装置に記憶する情報が多岐にわ
たると、このプログラマブルコントローラの記憶装置に
記憶するデータの管理をいかにして行なうかが重要であ
る。そこで、プログラマブルコントローラの記憶装置に
記憶するデータの管理を容易にする最適な手法が望まれ
ている。
【0006】このような多岐にわたるデータの管理を容
易にする手法としては、従来、いわゆるファイル装置等
が知られているが、この従来のファイル装置の手法をそ
のままプログラマブルコントローラに採用するには問題
があり、採用されていないのが現状である。
【0007】すなわち、プログラマブルコントローラを
ネットワーク等の通信回線に接続し、回線側からプログ
ラマブルコントローラの記憶装置の記憶内容を操作する
構成を考えると、その用途により複雑なプログラムを構
築しなければならない。
【0008】また、この場合、複数のユーザが同時にプ
ログラマブルコントローラの記憶装置を操作しようとし
た場合、プログラマブルコントローラの記憶装置のデー
タを破壊する虞があり、また、操作権限のないユーザが
誤ってデータを書き替えたり、読み出したりする危険が
ある。
【0009】そこで、この発明は、通信回線を介した記
憶装置の操作を容易に行なうことができ、かつ操作権限
を有するユーザに対してのみ記憶装置の操作を可能にし
たプログラマブルコントローラを提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、各種データを記憶する記憶手段を有す
るプログラマブルコントローラ本体と、上記プログラマ
ブルコントローラ本体の記憶手段の記憶内容を通信回線
を介して操作する操作手段と、を具備するプログラマブ
ルコントローラにおいて、上記プログラマブルコントロ
ーラ本体の記憶手段のアドレス空間を上記通信回線上で
仮想ディレクトリ手段にみせかけ、上記操作手段は上記
仮想ディレクトリ手段にアクセスすることにより上記プ
ログラマブルコントローラ本体の記憶手段の記憶内容を
操作することを特徴とする。
【0011】また、この発明は、各種データを記憶する
記憶手段を有するプログラマブルコントローラ本体と、
上記プログラマブルコントローラ本体の記憶手段の記憶
内容を操作する操作手段と、通信回線と、上記プログラ
マブルコントローラ本体に接続され、上記通信回線を介
する上記操作手段との間のデータ通信を制御する通信手
段と、を具備し、上記通信手段は、上記プログラマブル
コントローラ本体の記憶手段のアドレス空間を上記通信
回線上で仮想ディレクトリ手段にみせかける仮想ディレ
クトリ手段、を具備することを特徴とする。
【0012】
【作用】この発明では、プログラマブルコントローラ本
体の記憶手段のアドレス空間を通信回線上で仮想ディレ
クトリ手段にみせかけ、操作手段は仮想ディレクトリ手
段にアクセスすることによりプログラマブルコントロー
ラ本体の記憶手段の記憶内容を操作する。
【0013】ここで、上記操作手段は、上記プログラマ
ブルコントローラ本体の記憶手段の所定のファイルデー
タを書き替える。
【0014】また、上記操作手段は、上記プログラマブ
ルコントローラ本体の記憶手段の所定のファイルデータ
を読み出す。
【0015】また、上記操作手段は、上記プログラマブ
ルコントローラ本体の記憶手段の記憶内容を操作するに
際して、所定のキー情報を上記通信回線に送信し、上記
キー情報が正しい場合に限り上記プログラマブルコント
ローラ本体の記憶手段の記憶内容の操作を受け付けるよ
うに構成する。
【0016】ここで、上記キー情報は、ユーザに対応し
て予め設定されたパスワードを含んで構成される。
【0017】また、上記プログラマブルコントローラ本
体の記憶手段は、ファイル情報を記憶するファイル情報
記憶エリアと、上記ファイル情報に対応する操作フラグ
を記憶する操作フラグ記憶エリアと、を具備し、上記プ
ログラマブルコントローラ本体の記憶手段の記憶内容の
操作中においては上記操作フラグ記憶エリアの操作フラ
グをオンにして他のユーザからの操作を禁止するように
構成する。
【0018】また、上記操作フラグ記憶エリアの操作フ
ラグがオンにされている場合は、これを報知する報知手
段、を更に具備する。
【0019】また、この発明によれば、通信手段は、上
記プログラマブルコントローラ本体の記憶手段のアドレ
ス空間を上記通信回線上で仮想ディレクトリ手段にみせ
かける仮想ディレクトリ手段を有し、操作手段は、仮想
ディレクトリ手段をアクセスすることにより、上記プロ
グラマブルコントローラ本体の記憶手段の記憶内容を操
作する。
【0020】ここで、上記操作手段は、上記プログラマ
ブルコントローラ本体の記憶手段の記憶内容を操作する
に際して、所定のキー情報を上記通信回線上に送信する
キー情報送信手段、を具備し、上記通信手段は、上記キ
ー情報送信手段により上記通信回線上に送信されたキー
情報が正しい場合に限り上記操作手段による上記プログ
ラマブルコントローラ本体の記憶手段の記憶内容の操作
を受け付ける操作受付手段、を具備する。
【0021】また、キー情報送信手段は、ユーザに対応
して予め設定されたパスワード情報およびログイン情報
を上記キー情報として送信する。
【0022】また、上記操作許可手段は、パスワード情
報およびログイン情報を各ユーザに対応して予め記憶す
るキー情報記憶手段と、上記キー情報送信手段により上
記通信回線上に送信されたパスワード情報およびログイ
ン情報を抽出する抽出手段と、上記抽出手段により抽出
されたパスワード情報およびログイン情報と上記キー情
報記憶手段に記憶された各ユーザに対応するパスワード
情報およびログイン情報とを比較し、両者が一致した場
合は上記プログラマブルコントローラ本体の記憶手段の
記憶内容の操作を受け付ける手段と、を具備する。
【0023】また、上記プログラマブルコントローラ本
体の記憶手段は、各ファイル名に対応して開始アドレス
と終了アドレスを記憶するファイル情報エリアと、上記
プログラマブルコントローラ本体の記憶手段の記憶内容
の操作中であることを示す操作フラグを記憶する操作フ
ラグエリアとを具備する。
【0024】ここで、上記通信手段は、上記操作フラグ
エリアの操作フラグがオフの場合に限り、上記操作手段
による上記プログラマブルコントローラ本体の記憶手段
の記憶内容の操作中を許可する操作許可手段、を具備す
る。
【0025】また、上記通信手段は、上記操作フラグエ
リアの操作フラグがオンの場合は、これを表示する表示
手段、を具備する。
【0026】また、上記通信手段は、上記操作手段から
送信された1回の通信で送信可能なデータサイズに区切
った単位データを受信し、上記ファイル情報エリアの記
憶内容を参照して、上記単位データ毎に上記プログラマ
ブルコントローラ本体の記憶手段の所定のファイルデー
タを書き替えるように構成する。
【0027】また、上記通信手段は、上記プログラマブ
ルコントローラ本体の記憶手段から、上記ファイル情報
エリアの記憶内容を参照して、1回の通信で送信可能な
データサイズに区切った単位データを読み出し、該単位
データを上記操作手段に送信するように構成する。
【0028】
【実施例】以下、この発明に係わるプログラマブルコン
トローラの実施例を添付図面を参照して詳細に説明す
る。
【0029】図1は、この発明に係わるプログラマブル
コントローラの一実施例を示したものである。図1にお
いて、このプログラマブルコントローラは、プログラマ
ブルコントローラ本体1と、通信装置2と、通信回線3
と、ワークステーション4と、外部記憶装置4Aとを具
備して構成される。
【0030】ここで、プログラマブルコントローラ本体
1は、マイクロプロセッサから構成される中央演算処理
装置(CPU)1Aと、ファイル情報、操作フラグ、ユ
ーザプログラム等を記憶する記憶装置1Bと、プログラ
マブルコントローラ本体1におけるユーザプログラムの
作成やプログラマブルコントローラ本体1および通信装
置2における各種情報の設定などを行なうプログラムコ
ンソール1Cと、表示器1Dとを具備して構成される。
【0031】通信装置2は、マイクロプロセッサから構
成され、ワークステーション4から伝送されてきた操作
コマンドやデータを解析し、プログラマブルコントロー
ラ本体1に対して記憶装置1Bの操作を依頼する中央演
算処理装置(CPU)2Aと、ログイン名、パスワード
等を記憶する記憶装置2Bと、インターフェース2C
と、表示器2Eと、通信インターフェース回路2Dとを
具備して構成され、この通信装置2はインターフェース
2Cを介してプログラマブルコントローラ本体1と接続
され、また、この通信装置2は通信インターフェース回
路2Dを介して通信回線3に接続される。
【0032】通信回線3は、通信インターフェース回路
2Dを介して通信装置2に接続されるとともに、ワーク
ステーション4に接続される。
【0033】ワークステーション4は、通信回線3に接
続されるとともに、外部記憶装置4Aに接続される。
【0034】図2は、プログラマブルコントローラ本体
1に内蔵された記憶装置1Bの記憶エリア構成を示した
もので、この記憶装置1Bは、あるアドレスからのデー
タ内容をファイル名として扱うための管理情報を有して
いる。
【0035】すなわち、この記憶装置1Bにおいては、
図2に示しように、ファイル名“DATA1”、“DA
TA2”、…に対応してそれぞれ開始アドレスおよび終
了アドレスが記憶されている。例えば、ファイル名“D
ATA1”に対しては開始アドレスとしてアドレス$0
0000、終了アドレスとしてアドレス$00FFFが
設定され、ファイル名“DATA2”に対しては、開始
アドレスとしてアドレス$01000、終了アドレスと
してアドレス$019FFが設定され、それぞれ209
6バイトが位置付けられている。
【0036】ところで、この実施例においては、プログ
ラマブルコントローラ本体1に内蔵された記憶装置1B
のファイル情報をワークステーション4からの遠隔操作
により通信装置2において仮想ディレクトリ構造を有す
るファイル構造として扱うように構成されている。
【0037】図3は、この仮想ディレクトリ構造を有す
るファイル構造を示したものである。ここでは、図3に
示すように、プログラマブルコントローラ本体1の記憶
装置1Bの実装状況をディレクトリとして位置付けてお
り、ファイル名“DATA1”に対応するアドレス$0
0000〜$00FFFに記憶されるデータをファイル
12として位置付け、ファイル名“DATA2”に対応
するアドレス$01000〜$019FFに記憶される
データをファイル13として位置付けており、各ファイ
ルはサブディレクトリ11およびルートディレクトリ1
0に関係付けられている。
【0038】ここで、この実施例において、ワークステ
ーション4は、図3に示すような仮想ディレクトリ構造
を有するファイル構造を参照して、遠隔操作によりプロ
グラマブルコントローラ本体1の記憶装置1Bの記憶内
容を操作する。
【0039】次に、この実施例の動作を図4および図5
に示したフローチャートを参照して詳細に説明する。
【0040】図4および図5は、通信装置2におけるシ
ステムプログラムの概要をフローチャートで示したもの
である。
【0041】図4において、まず、通信回線3よりデー
タを受信したか否かを調べ(ステップ100)、ここ
で、通信回線3よりデータを受信したと判断されると、
次に、このデータがプログラマブルコントローラ本体1
の記憶装置1Bの操作を依頼するものであるか否かを調
べる(ステップ101)。
【0042】ここで、受信したデータがプログラマブル
コントローラ本体1の記憶装置1Bの操作を依頼するも
のであるとすると、通信回線3をオープンにする(ステ
ップ102)。
【0043】なお、ステップ100で通信回線3よりデ
ータを受信していないと判断された場合およびステップ
101で受信したデータがプログラマブルコントローラ
本体1の記憶装置1Bの操作を依頼するものでないと判
断された場合は、その他の処理を実行し(ステップ11
0)、ステップ100に戻る。
【0044】ステップ101で、通信回線3をオープン
にすると、次に、プログラマブルコントローラ本体1の
記憶装置1Bが操作中か否かを調べる(ステップ10
3)。ここで、プログラマブルコントローラ本体1の記
憶装置1Bが操作中である場合は、ステップ102でオ
ープンした通信回線3をクローズして(ステップ10
9)、ステップ100に戻る。
【0045】ステップ103で、プログラマブルコント
ローラ本体1の記憶装置1Bが操作中でないと判断され
た場合は、LED(表示器2E)を点灯し(ステップ1
04)、プログラマブルコントローラ本体1の記憶装置
1Bが操作中になったことを表示する。
【0046】ここで、LED(表示器2E)を点灯させ
ると、ユーザはプログラマブルコントローラ本体1の記
憶装置1Bのアクセス状況、すなわち、プログラマブル
コントローラ本体1の記憶装置1Bが操作中になったこ
とを目視により確認できるので、不用意に電源を断にす
るような危険を回避することができる。
【0047】次に、プログラマブルコントローラ本体1
の記憶装置1Bの操作フラグをオンにし(ステップ10
5)、プログラマブルコントローラ本体1のユーザプロ
グラムとの排他制御を可能にする。
【0048】次に、通信回線3側から入力されたログイ
ン名とパスワードが正しいか否か、すなわち、通信回線
3側から入力されたログイン名とパスワードが通信装置
2に内蔵された記憶装置2Bに予め記憶されているログ
イン名とパスワードと一致するか否かが調べられる(ス
テップ106)。
【0049】ここで、通信回線3側から入力されたログ
イン名とパスワードが正しくないと判断されると、ステ
ップ105でオンにした記憶装置1Bの操作フラグをオ
フにし(ステップ107)、ステップ104で点灯した
LED(表示器2E)を消灯し(ステップ108)、更
にステップ102でオープンした通信回線3をクローズ
して(ステップ109)、ステップ100に戻る。
【0050】ステップ106で、通信回線3側から入力
されたログイン名とパスワードが正しいと判断された場
合は、図5のステップ200に移行し、通信回線3から
のコマンドを受信する。
【0051】そして、まず、通信回線3から受信したコ
マンドが通信回線3のクローズ(close)を指示す
るものかを調べ(ステップ201)、ここで、通信回線
3から受信したコマンドが通信回線3のクローズ(cl
ose)を指示するものである場合は、そのまま、ステ
ップ107に移行して、ステップ105でオンにした記
憶装置1Bの操作フラグをオフにし、ステップ104で
点灯したLED(表示器2E)を消灯し(ステップ10
8)、更にステップ102でオープンした通信回線3を
クローズして(ステップ109)、ステップ100に戻
る。
【0052】ステップ201で、通信回線3から受信し
たコマンドが通信回線3のクローズを指示するものない
場合は、次に、この通信回線3から受信したコマンドが
情報分離符号(is)であるか否かを調べ(ステップ2
02)、情報分離符号(is)である場合は、PC本体
(プログラマブルコントローラ本体1)にファイル名の
送信を要求し(ステップ203)、PC本体からファイ
ル名を受信すると(ステップ204)、この受信したフ
ァイル名をWS(ワークステーション4)へ送信し(ス
テップ205)、ステップ200へ戻る。
【0053】ステップ202で、通信回線3から受信し
たコマンドが情報分離符号(is)でないと判断された
場合は、次に、通信回線3から受信したコマンドがプロ
グラマブルコントローラ本体1の記憶装置1Bの書込指
令(put)か否かを調べる(ステップ206)。
【0054】ここで、通信回線3から受信したコマンド
がプログラマブルコントローラ本体1の記憶装置1Bの
書込指令(put)であると判断された場合は、WS
(ワークステーション4)からファイル名を受信し(ス
テップ207)、このファイル名に続いてWS(ワーク
ステーション4)から送信される1回の通信で送信可能
なデータサイズに区切ったデータを受信し(ステップ2
08)、ステップ207で受信したファイル名をもと
に、この受信したデータをPC本体(プログラマブルコ
ントローラ本体1)に送信する。
【0055】次に、ファイル終了(EOF)か否かを調
べ(ステップ210)、ファイル終了(EOF)でない
場合は、ステップ208に戻り、ステップ208、ステ
ップ209、ステップ210の処理を繰り返す。
【0056】そして、ステップ210で、ファイル終了
(EOF)と判断されると、ステップ200へ戻る。
【0057】上記動作を図6を参照して更に説明する。
【0058】図6は、ファイル名aのデータaを通信回
線3から受信した場合を示すもので、WS(ワークステ
ーション4)からは、ファイル名aと、そのデータa
が、1回の通信で送信可能なデータサイズに区切ったデ
ータa1、データa2、データa3、データa4として
送信されてくる。
【0059】通信装置2では、まず、ファイル名aとデ
ータa1とからファイル書込コマンドを作成モードでプ
ログラマブルコントローラ本体1に対して送信する。
【0060】プログラマブルコントローラ本体1では、
ファイル名aから、このファイル名aのデータが格納さ
れている記憶装置1Bの開始アドレスを計算して、デー
タa1を記憶装置1Bに格納する。
【0061】具体的には、図6に示すように、ファイル
名“DATA1”の開始アドレス$00000を調べ、
1024バイトのデータa1を記憶装置1Bのアドレス
$00000からアドレス$003FFまでに記憶す
る。
【0062】次に、ワークステーション4からは、デー
タa2のみが送られてくる。通信装置2では、前回のフ
ァイル名aとデータa2とからファイル書込コマンドを
付加モードでプログラマブルコントローラ本体1に対し
て送信する。
【0063】プログラマブルコントローラ本体1では、
ファイル名aによる開始アドレスとそれまでのデータサ
イズとからなるオフセットを加えた記憶装置1Bのアド
レスにデータa2を記憶する。
【0064】具体的には、図6に示すように、ファイル
名“DATA1”の開始アドレス$00000にデータ
a1のデータサイズ1024バイトを加えたアドレス$
00400を求め、1024バイトのデータa2を記憶
装置1Bのアドレス$00400からアドレス$007
FFまでに記憶する。
【0065】このように、通信制御部2では、ワークス
テーション4から送られるデータが終了するまで、すな
わち、データa4を受信するまで上記動作を繰り返す。
【0066】他方、ステップ206で、通信回線3から
受信したコマンドがプログラマブルコントローラ本体1
の記憶装置1Bの書込指令(put)でないと判断され
ると、次に、通信回線3から受信したコマンドがプログ
ラマブルコントローラ本体1の記憶装置1Bからの読出
指令(get)であるか否かを調べる(ステップ21
1)。
【0067】ここで、通信回線3から受信したコマンド
がプログラマブルコントローラ本体1の記憶装置1Bか
らの読出指令(get)であると判断された場合は、W
S(ワークステーション4)からファイル名を受信し
(ステップ212)、このファイル名をもとにPC本体
(プログラマブルコントローラ本体1)にデータを要求
し(ステップ213)、PC本体(プログラマブルコン
トローラ本体1)からデータを受信すると(ステップ2
14)、この受信したデータをWS(ワークステーショ
ン4)へ送信する(ステップ215)。
【0068】次に、ファイル終了(EOF)か否かを調
べ(ステップ216)、ファイル終了(EOF)でない
場合は、ステップ213に戻り、ステップ213、ステ
ップ214、ステップ215、ステップ216の処理を
繰り返す。
【0069】そして、ステップ216で、ファイル終了
(EOF)と判断されると、ステップ200へ戻る。
【0070】上記動作を図7を参照して更に説明する。
【0071】図7は、ファイル名bのデータbを通信回
線3に送信する場合を示すもので、WS(ワークステー
ション4)からは、ファイル名bが送られてくる。通信
装置2では、このファイル名bからファイル読出コマン
ドをプログラマブルコントローラ本体1に送信し、プロ
グラマブルコントローラ本体1では、まず、記憶装置1
Bからデータbの内容を1回の通信で送信可能なデータ
サイズ分に区切って読み出す。
【0072】具体的には、プログラマブルコントローラ
本体1は、図7に示すように、ファイル名bから、この
ファイル名bのデータが格納されている記憶装置1Bの
開始アドレス、すなわち、ファイル名“DATA2”の
開始アドレス$01000を計算して、このアドレス$
01000から一定サイズ、すなわち1024バイトの
データb1を読み出して通信装置2に送る。通信装置2
はこのデータb1をWS(ワークステーション4)へ送
信する。
【0073】WS(ワークステーション4)では、受信
したこのデータb1を外部記憶装置4Aに格納する。
【0074】次に、通信装置2は、前回のファイル名b
と前回読み出した位置情報を付加したファイル読出コマ
ンドをプログラマブルコントローラ本体1に送信する。
【0075】プログラマブルコントローラ本体1では、
ファイル名bによる開始アドレス$01000にデータ
b1のデータサイズ1024バイトを加えたアドレス$
01400からデータb2を読み出し、このデータb2
を通信装置2に送る。通信装置2はこのデータb2をW
S(ワークステーション4)へ送信する。
【0076】WS(ワークステーション4)では、受信
したこのデータb2を外部記憶装置4Aに格納する。
【0077】上記動作はプログラマブルコントローラ本
体1からファイル終了が通知されるまで、すなわち、デ
ータb3を送信するまで繰り返す。
【0078】なお、ステップ211において、通信回線
3から受信したコマンドがプログラマブルコントローラ
本体1の記憶装置1Bからの読出指令(get)でない
と判断された場合は、その他の処理を実行し(ステップ
217)、その後、ステップ200に戻る。
【0079】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
プログラマブルコントローラ本体の記憶手段のアドレス
空間を通信回線上で仮想ディレクトリ手段にみせかけ、
操作手段は仮想ディレクトリ手段にアクセスすることに
よりプログラマブルコントローラ本体の記憶手段の記憶
内容を操作するように構成し、更に、ユーザから入力さ
れたキー情報が正しい場合に限り記憶内容の操作を受付
け、記憶手段の記憶内容の操作中でない場合に限り記憶
内容の操作が可能になるように構成したので、以下に示
すような効果を奏する。
【0080】 1)通信回線を介した記憶装置の操作が容易になる。 2)複数のユーザからの同時操作によるデータ破壊が防
止できる。 3)同一のデータ領域に対して排他制御が可能になる。 4)自動装置の制御で安全な動作シーケンスを保ちなが
ら、記憶装置の操作を行なうことができ、操作性が向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わるプログラマブルコントローラ
の一実施例を示したブロック図。
【図2】図1に示したプログラマブルコントローラ本体
に内蔵された記憶装置の構成を示した図。
【図3】この実施例における仮想ディレクトリ構造を有
するファイル構造を示した図。
【図4】図1に示した通信装置のシステムプログラムの
概要を示したフローチャート。
【図5】図1に示した通信装置のシステムプログラムの
概要を示したフローチャート。
【図6】ファイル名aのデータaを通信回線から受信し
た場合の動作を説明する図。
【図7】ファイル名bのデータbを通信回線3に送信す
る場合の動作を説明する図。
【符号の説明】
1 プログラマブルコントローラ本体(PC本体) 1A 中央演算処理装置(CPU) 1B 記憶装置 1C プログラムコンソール 1D 表示器(LED) 2 通信装置 2A 中央演算処理装置(CPU) 2B 記憶装置 2C インターフェース 2E 表示器 2D 通信インターフェース回路 3 通信回線 4 ワークステーション(WS) 4A 外部記憶装置

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種データを記憶する記憶手段を有する
    プログラマブルコントローラ本体と、 上記プログラマブルコントローラ本体の記憶手段の記憶
    内容を通信回線を介して操作する操作手段と、 を具備するプログラマブルコントローラにおいて、 上記プログラマブルコントローラ本体の記憶手段のアド
    レス空間を上記通信回線上で仮想ディレクトリ手段にみ
    せかけ、上記操作手段は上記仮想ディレクトリ手段にア
    クセスすることにより上記プログラマブルコントローラ
    本体の記憶手段の記憶内容を操作することを特徴とする
    プログラマブルコントローラ。
  2. 【請求項2】 上記操作手段は、 上記プログラマブルコントローラ本体の記憶手段の所定
    のファイルデータを書き替えることを特徴とする請求項
    1記載のプログラマブルコントローラ。
  3. 【請求項3】 上記操作手段は、 上記プログラマブルコントローラ本体の記憶手段の所定
    のファイルデータを読み出すことを特徴とする請求項1
    記載のプログラマブルコントローラ。
  4. 【請求項4】 上記操作手段は、 上記プログラマブルコントローラ本体の記憶手段の記憶
    内容を操作するに際して、所定のキー情報を上記通信回
    線に送信し、上記キー情報が正しい場合に限り上記プロ
    グラマブルコントローラ本体の記憶手段の記憶内容の操
    作を受け付けること特徴とする請求項1記載のプログラ
    マブルコントローラ。
  5. 【請求項5】 上記キー情報は、 ユーザに対応して予め設定されたパスワードを含むこと
    を特徴とする請求項4記載のプログラマブルコントロー
    ラ。
  6. 【請求項6】 上記プログラマブルコントローラ本体の
    記憶手段は、 ファイル情報を記憶するファイル情報記憶エリアと、 上記ファイル情報に対応する操作フラグを記憶する操作
    フラグ記憶エリアと、 を具備し、 上記プログラマブルコントローラ本体の記憶手段の記憶
    内容の操作中においては上記操作フラグ記憶エリアの操
    作フラグをオンにして他のユーザからの操作を禁止した
    ことを特徴とする請求項1記載のプログラマブルコント
    ローラ。
  7. 【請求項7】 上記操作フラグ記憶エリアの操作フラグ
    がオンにされている場合は、これを報知する報知手段、 を更に具備することを特徴とする請求項1記載のプログ
    ラマブルコントローラ。
  8. 【請求項8】 各種データを記憶する記憶手段を有する
    プログラマブルコントローラ本体と、 上記プログラマブルコントローラ本体の記憶手段の記憶
    内容を操作する操作手段と、 通信回線と、 上記プログラマブルコントローラ本体に接続され、上記
    通信回線を介する上記操作手段との間のデータ通信を制
    御する通信手段と、 を具備し、 上記通信手段は、 上記プログラマブルコントローラ本体の記憶手段のアド
    レス空間を上記通信回線上で仮想ディレクトリ手段にみ
    せかける仮想ディレクトリ手段、 を具備することを特徴とするプログラマブルコントロー
    ラ。
  9. 【請求項9】 上記操作手段は、 上記プログラマブルコントローラ本体の記憶手段の記憶
    内容を操作するに際して、所定のキー情報を上記通信回
    線上に送信するキー情報送信手段、 を具備し、 上記通信手段は、 上記キー情報送信手段により上記通信回線上に送信され
    たキー情報が正しい場合に限り上記操作手段による上記
    プログラマブルコントローラ本体の記憶手段の記憶内容
    の操作を受け付ける操作受付手段、 を具備すること特徴とする請求項8記載のプログラマブ
    ルコントローラ。
  10. 【請求項10】 キー情報送信手段は、 ユーザに対応して予め設定されたパスワード情報および
    ログイン情報を上記キー情報として送信することを特徴
    とする請求項9記載のプログラマブルコントローラ。
  11. 【請求項11】 上記操作許可手段は、 パスワード情報およびログイン情報を各ユーザに対応し
    て予め記憶するキー情報記憶手段と、 上記キー情報送信手段により上記通信回線上に送信され
    たパスワード情報およびログイン情報を抽出する抽出手
    段と、 上記抽出手段により抽出されたパスワード情報およびロ
    グイン情報と上記キー情報記憶手段に記憶された各ユー
    ザに対応するパスワード情報およびログイン情報とを比
    較し、両者が一致した場合は上記プログラマブルコント
    ローラ本体の記憶手段の記憶内容の操作を受け付ける手
    段と、 を具備することをことを特徴とする請求項10記載のプ
    ログラマブルコントローラ。
  12. 【請求項12】 上記プログラマブルコントローラ本体
    の記憶手段は、 各ファイル名に対応して開始アドレスと終了アドレスを
    記憶するファイル情報エリアと、 上記プログラマブルコントローラ本体の記憶手段の記憶
    内容の操作中であることを示す操作フラグを記憶する操
    作フラグエリアとを具備すること特徴とする請求項8記
    載のプログラマブルコントローラ。
  13. 【請求項13】 上記通信手段は、 上記操作フラグエリアの操作フラグがオフの場合に限
    り、上記操作手段による上記プログラマブルコントロー
    ラ本体の記憶手段の記憶内容の操作中を許可する操作許
    可手段、 を具備すること特徴とする請求項12記載のプログラマ
    ブルコントローラ。
  14. 【請求項14】 上記通信手段は、 上記操作フラグエリアの操作フラグがオンの場合は、こ
    れを表示する表示手段、 を具備すること特徴とする請求項12記載のプログラマ
    ブルコントローラ。
  15. 【請求項15】 上記通信手段は、 上記操作手段から送信された1回の通信で送信可能なデ
    ータサイズに区切った単位データを受信し、上記ファイ
    ル情報エリアの記憶内容を参照して、上記単位データ毎
    に上記プログラマブルコントローラ本体の記憶手段の所
    定のファイルデータを書き替えることを特徴とする請求
    項12記載のプログラマブルコントローラ。
  16. 【請求項16】 上記通信手段は、 上記プログラマブルコントローラ本体の記憶手段から、
    上記ファイル情報エリアの記憶内容を参照して、1回の
    通信で送信可能なデータサイズに区切った単位データを
    読み出し、該単位データを上記操作手段に送信すること
    を特徴とする請求項12記載のプログラマブルコントロ
    ーラ。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008123118A (ja) * 2006-11-09 2008-05-29 Chugoku Electric Power Co Inc:The 操作支援システム

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