JPH0712927U - 電磁流量計 - Google Patents
電磁流量計Info
- Publication number
- JPH0712927U JPH0712927U JP4579593U JP4579593U JPH0712927U JP H0712927 U JPH0712927 U JP H0712927U JP 4579593 U JP4579593 U JP 4579593U JP 4579593 U JP4579593 U JP 4579593U JP H0712927 U JPH0712927 U JP H0712927U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 測定管端面のライニングとアースリングとの
間から洩れた流体が、測定管本体への流れるのを防ぎ、
この流体による腐食問題を防止する。 【構成】 測定管1となる管部材の両端面に形成される
ライニング10aの外周縁でアースリング11が当接さ
れる側の端縁部分に、小径部20を形成する。この小径
部を、測定管両端部への配管接続によりライニングが圧
縮されても他のライニング外周縁部分21よりも小径状
態を保てるようにする。そして、この小径部による溝を
伝って洩れ流体を排出可能に構成する。
間から洩れた流体が、測定管本体への流れるのを防ぎ、
この流体による腐食問題を防止する。 【構成】 測定管1となる管部材の両端面に形成される
ライニング10aの外周縁でアースリング11が当接さ
れる側の端縁部分に、小径部20を形成する。この小径
部を、測定管両端部への配管接続によりライニングが圧
縮されても他のライニング外周縁部分21よりも小径状
態を保てるようにする。そして、この小径部による溝を
伝って洩れ流体を排出可能に構成する。
Description
【0001】
本考案は、測定管内を流れる導電性流体の流量を測定するために用いられる電 磁流量計に関し、特にアースリングを測定管の端部に配設している電磁流量計に 関する。
【0002】
電磁流量計は、電磁誘導現象を利用して測定管内を流れる導電性流体の流量を 電気信号に変換して測定するもので、たとえば図3に示すような構成によるもの が従来から知られている。
【0003】 すなわち、図中符号1は両端にフランジ1a,1bを有する管部材による測定 管で、この測定管1は被測定流体(導電性流体)2が流れる配管3の途中にフラ ンジ接続されることにより介在して配設される。そして、この測定管1の外周に は、被測定流体2の流れ方向と直交する方向の磁界を形成する一対の鞍型励磁コ イル4A,4Bが対向して設けられている。
【0004】 また、測定管1の中央部外周には一対の電極5A,5B(5Bは図示せず)が 前記磁界と直交するよう対向して貫通配置されており、その内端が管路6内に臨 み被測定流体2に接液されている。一方、電極5A,5Bの外端は、前記測定管 1の外周にカバー7を介して設けられた変換器8に信号リード線9によってそれ ぞれ接続されている。
【0005】 さらに、前記測定管1を構成する管部材の内周面および両フランジ1a,1b の外側面(端面)は、電気的絶縁性と耐食性をもたせるためにフッ素樹脂、ネオ プレン等からなるライニング材10が内張りされており、被測定流体2と絶縁さ れている。そして、測定管1と配管3とは、互いのフランジ面がアースリング1 1とガスケット12を介して接合されており、アースリング11と測定管1とは コード13によって接続されている。なお、15はアースリング11の止めねじ である。
【0006】 アースリング11は、測定管1と被測定流体2とを接地して同電位にすること により、被測定流体2の電位が不安定によることによって発生するノイズを消去 する機能と、ライニング材10を保護する機能を備えている。 このようなアースリング11は、通常ステンレス316等で製作されるが、耐 食性、耐摩耗性が要求される場合には白金、チタン、モネル、ハステロイ等の貴 金属により製作される。
【0007】
しかしながら、このような従来の電磁流量計によれば、管路6内を流れる被測 定流体2が、測定管1とアースリング11との間で液洩れを起こしたときに、洩 れた流体2が、図2から明らかなように、フランジ外側面のライニング10aの 外周縁部分から測定管1の本体ボディとなるステンレス等からなる管部材側に回 り込んで流れるという問題があった。
【0008】 そして、このように流体2が流れると、この管部材の流体2に接した部分が腐 食し易く、これは被測定流体2が腐食性流体である場合に著しいもので、このよ うな洩れ流体2が接液することによる不具合を解決し得る何らかの対策を講じる ことが望まれている。
【0009】 特に、このような問題は、測定管1と配管3とをフランジ接続した場合に、測 定管1の両端部分に露呈しているフランジ外側面のライニング10aがフランジ 同士の締付けによって変形し、その外周縁部分が、図4に示されるように、外方 端側(アースリング11側)から内方端側(フランジ1a側)にかけて径寸法が 徐々に小さくなるような滑らかに湾曲して傾斜する形状となるためであった。
【0010】 すなわち、測定管1を構成する管部材に内張りされるライニング材10におい て、フランジ1a,1bの外側面に形成されるフランジ状のライニング10aに おける周縁部分が単純な周面形状をもって形成されている。このような測定管1 のライニング10a部分にアースリング11を介して配管3を押し当ててフラン ジ接続すると、ライニング10aが両側から締め付けられ、圧縮荷重を受けて変 形し、上述したようなアースリング11側が径の大きな外周縁形状となることを 避けられないものであっていた。
【0011】 そして、このような外周縁形状では、図4中矢印で明らかなように、このライ ニング10aとアースリング11との間の隙間から洩れ出す流体が、ライニング 10aの外周縁部分をフランジ1a側に流れ落ち、測定管1の本体ボディ(管部 材)が接液し、上述した腐食問題等を生じてしまうものであった。 上述したライニング10aとアースリング11との間でのシール性を確実に維 持することは困難であり、この部分での流体の洩れの影響を最小限とし得るよう な何らかの対策を講じることが望まれている。
【0012】 本考案はこのような事情に鑑みてなされたものであり、測定管のフランジ端面 に形成されるライニングとアースリングとの間から洩れた被測定流体が、測定管 本体側への流れるのを防止し、この流体による測定管での腐食などの影響を生じ ないようにすることができる電磁流量計を得ることを目的としている。
【0013】
このような要請に応えるために本考案に係る電磁流量計は、測定管を構成する 両端にフランジを有する管部材の両端面に形成されるライニングの外周縁でアー スリングが当接して配設される側の端縁部分を、小径部として形成し、かつこの 小径部を、測定管両端部への配管接続によりライニングが圧縮状態とされても他 のライニング外周縁部分よりも小径状態を保てるように構成したものである。
【0014】
本考案によれば、測定管の両端部での配管接続部において、ライニングの端面 とアースリングとの間の隙間から内部流体が洩れ出したとしても、この洩れ流体 は、ライニングの外周縁でアースリング側の端縁部分に形成されている小径部に よる溝部を流れて外部に排出され、測定管を構成する管部材の本体側に向って流 れたりすることを防止できる。
【0015】
図1および図2の(a),(b),(c)は本考案に係る電磁流量計の一実施 例を示すものであり、これらの図において前述した図3と同一または相当する部 分には同一番号を付して説明は省略する。
【0016】 さて、本考案によれば、電磁流量計において、測定管1を構成する両端にフラ ンジ1a,1bを有する管部材の両端面に形成されるライニング10aの外周縁 でアースリング11が当接して配設される側の端縁部分を、図2の(b),(c )から明らかなように、小径部20として形成し、この小径部20が、測定管1 両端部への配管3の接続によりライニング10aが圧縮状態とされても他のライ ニング外周縁部分21よりも小径状態を保てるように構成している。
【0017】 なお、上述したライニング10aの外周縁における端縁部分での小径部20と しては、たとえば図2の(c)に示すように、端縁部分に面取り等を施して角を 付けたりすることにより形成するとよい。
【0018】 そして、このような構成によれば、測定管1の両端部での配管3との接続部に おいて、ライニング10aの端面とアースリング11との間の隙間から被測定流 体2が洩れ出したとしても、この洩れ流体2は、テフロン等によるライニング1 0aの外周縁でアースリング11側の端縁部分に形成されている小径部20とア ースリング11とによる溝部内を流れ、アースリング11を伝わって外部に排出 されることになる。
【0019】 したがって、測定管1を構成する管部材(本体ボディ)側に向って流れ、腐食 性が問題とされる金属材部分が接液されることを防ぎ、管部材が腐食することを 防止できるものである。 特に、このような構成では、腐食性流体が液洩れしても、測定管1の管本体( 本体ボディ)に影響を及ぼさないため、この管本体の材質として安価なものを選 択できる。
【0020】 なお、本考案は上述した実施例構造には限定されず、各部の構造、形状等を適 宜変更、変形できることは言うまでもない。要は、測定管1の両端面に形成され るライニングの外周縁部分において、端縁部分を小径に形成すればよい。
【0021】
以上説明したように本考案に係る電磁流量計によれば、測定管を構成する両端 にフランジを有する管部材の両端面に形成されるライニングの外周縁でアースリ ングが当接して配設される側の端縁部分を、小径部として形成し、かつこの小径 部を、測定管両端部への配管接続によりライニングが圧縮状態とされても他のラ イニング外周縁部分よりも小径状態を保てるようにしたので、簡単な構成である にもかかわらず、測定管両端での配管接続部においてライニング端面とアースリ ングとの間からの洩れ流体を、ライニング外周縁でアースリング側の端縁部分に 形成される小径部による溝部内を流し、アースリングを伝わって外部に排出でき るものであり、測定管を構成する管部材本体側に向って流れたりすることを防止 し、これにより管部材での腐食問題を防ぎ、材質として安価なもので形成できる 等の実用上種々優れた効果を奏する。
【図1】本考案に係る電磁流量計の一実施例を示す全体
の概略断面図である。
の概略断面図である。
【図2】(a)は本考案に係る電磁流量計の外観を示す
概略図、(b)はその要部拡大図、(c)は本考案を特
徴づけるライニングの小径部の詳細図である。
概略図、(b)はその要部拡大図、(c)は本考案を特
徴づけるライニングの小径部の詳細図である。
【図3】従来の電磁流量計を例示する概略断面図であ
る。
る。
【図4】従来の不具合を説明するたの要部拡大図であ
る。
る。
1 測定管(管部材) 1a フランジ 1b フランジ 2 被測定流体 3 配管 10 ライニング材 10a ライニング 11 アースリング 12 ガスケット 20 小径部 21 ライニング外周縁部分
Claims (1)
- 【請求項1】 両端にフランジを有する管部材の内周面
および両端面にライニングを形成している測定管と、こ
の測定管の少なくとも一端側で前記ライニングに当接し
て配設されるアースリングとを備えた電磁流量計におい
て、 前記管部材の両端面のライニング外周縁でアースリング
側の端縁部分に、測定管両端部への配管接続によるライ
ニングに対し圧縮力が作用してもライニング外周縁の残
りの部分よりも小径状態を保てるような小径部を形成し
たことを特徴とする電磁流量計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993045795U JP2597863Y2 (ja) | 1993-08-02 | 1993-08-02 | 電磁流量計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993045795U JP2597863Y2 (ja) | 1993-08-02 | 1993-08-02 | 電磁流量計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0712927U true JPH0712927U (ja) | 1995-03-03 |
| JP2597863Y2 JP2597863Y2 (ja) | 1999-07-19 |
Family
ID=12729220
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993045795U Expired - Lifetime JP2597863Y2 (ja) | 1993-08-02 | 1993-08-02 | 電磁流量計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2597863Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-08-02 JP JP1993045795U patent/JP2597863Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2597863Y2 (ja) | 1999-07-19 |
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