JPH07132302A - 圧延方法 - Google Patents
圧延方法Info
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- JPH07132302A JPH07132302A JP28137793A JP28137793A JPH07132302A JP H07132302 A JPH07132302 A JP H07132302A JP 28137793 A JP28137793 A JP 28137793A JP 28137793 A JP28137793 A JP 28137793A JP H07132302 A JPH07132302 A JP H07132302A
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- 238000005096 rolling process Methods 0.000 title claims abstract description 81
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 13
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- 239000010959 steel Substances 0.000 abstract description 47
- 239000002131 composite material Substances 0.000 abstract description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 abstract description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
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- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
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- Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 圧延中における板幅変更時の初期ロールシフ
ト力を小さくし、同ロールシフト装置の小型化を図る。 【構成】 ワークロール端部にテーパ圧延部を具えた圧
延機において、テーパ圧延部の間隔を広げる方向にシフ
トするに際し、ワークロールに作用するスラスト力が小
さくなるように、上下ワークロールまたは上下バックア
ップロールをクロスし、上記シフト完了後、板形状制御
に必要なシフト角度に戻す圧延方法。
ト力を小さくし、同ロールシフト装置の小型化を図る。 【構成】 ワークロール端部にテーパ圧延部を具えた圧
延機において、テーパ圧延部の間隔を広げる方向にシフ
トするに際し、ワークロールに作用するスラスト力が小
さくなるように、上下ワークロールまたは上下バックア
ップロールをクロスし、上記シフト完了後、板形状制御
に必要なシフト角度に戻す圧延方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワークロールをシフト
して帯材を圧延する方法に関する。
して帯材を圧延する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】連続圧延設備においては、オンラインロ
ール研削装置の採用により、広幅帯鋼から狭幅帯鋼へ、
及び狭幅帯鋼から広幅帯鋼へと接続して連結圧延する、
スケジュールフリー圧延が試行されている。図8は前述
した従来の圧延設備のロールシフト圧延機の一例の概念
を示す正面図、図9は図8のIX〜IX視を示す平面
図、図10はワークロールクロス圧延におけるロールク
ロス及びロールシフトを示す平面概念図である。図8及
び図9に示すように、上バックアップロール3を介して
圧下力Pで圧下された上ワークロール1と、下バックア
ップロール4を介して圧下力Pで圧下された下ワークロ
ール2とを、図示しない圧延機の上下各動のロールシフ
ト装置によって、広幅帯鋼20aの板幅Waに応じてそ
れぞれシフトし、この広幅帯鋼20aを圧延する。上下
ワークロール1、2のバレル部の片側端部にはテーパ部
1a、2aがそれぞれ設けられており、この各動のテー
パ部1a、2aによって広幅帯鋼20aの両エッジ部を
圧延することにより、エッジドロップの改善が意図され
ている。
ール研削装置の採用により、広幅帯鋼から狭幅帯鋼へ、
及び狭幅帯鋼から広幅帯鋼へと接続して連結圧延する、
スケジュールフリー圧延が試行されている。図8は前述
した従来の圧延設備のロールシフト圧延機の一例の概念
を示す正面図、図9は図8のIX〜IX視を示す平面
図、図10はワークロールクロス圧延におけるロールク
ロス及びロールシフトを示す平面概念図である。図8及
び図9に示すように、上バックアップロール3を介して
圧下力Pで圧下された上ワークロール1と、下バックア
ップロール4を介して圧下力Pで圧下された下ワークロ
ール2とを、図示しない圧延機の上下各動のロールシフ
ト装置によって、広幅帯鋼20aの板幅Waに応じてそ
れぞれシフトし、この広幅帯鋼20aを圧延する。上下
ワークロール1、2のバレル部の片側端部にはテーパ部
1a、2aがそれぞれ設けられており、この各動のテー
パ部1a、2aによって広幅帯鋼20aの両エッジ部を
圧延することにより、エッジドロップの改善が意図され
ている。
【0003】図9に示すように、溶接部20dによって
接続された後続の狭幅帯鋼20bが圧延機の入側に来る
と、その板幅Wbに応じて上ワークロール1及び下ワー
クロール2を図示しない上下のロールシフト装置のロー
ルシフト力Shによって上下のテーパ部1a、2aの間
隔が小さくなるようにそれぞれシフトし、この狭幅帯鋼
20bを圧延する。次に、溶接部20dによって接続さ
れた後続の広幅尾引け鋼20cが圧延機の入側に来る
と、その板幅Wcに応じて上ワークロール1及び下ワー
クロール2を図示しない上下のロールシフト装置のロー
ルシフト力Shによって上下のテーパ部1a、2aの間
隔が大きくなるようにそれぞれシフトし、この広幅帯鋼
20cを圧延する。
接続された後続の狭幅帯鋼20bが圧延機の入側に来る
と、その板幅Wbに応じて上ワークロール1及び下ワー
クロール2を図示しない上下のロールシフト装置のロー
ルシフト力Shによって上下のテーパ部1a、2aの間
隔が小さくなるようにそれぞれシフトし、この狭幅帯鋼
20bを圧延する。次に、溶接部20dによって接続さ
れた後続の広幅尾引け鋼20cが圧延機の入側に来る
と、その板幅Wcに応じて上ワークロール1及び下ワー
クロール2を図示しない上下のロールシフト装置のロー
ルシフト力Shによって上下のテーパ部1a、2aの間
隔が大きくなるようにそれぞれシフトし、この広幅帯鋼
20cを圧延する。
【0004】図10(a)、(b)に示すように、ワー
クロールクロス圧延においては、上下ワークロール1、
2に、圧延中のワークロールクロス角θwによる方向の
異なる上下バックアップロール3、4から受けるスラス
ト力μb・P(μb:スラスト係数、P:圧延荷重)及
び広幅帯鋼20a、狭幅帯鋼20bから受けるスラスト
力μs・P(μs:スラスト係数)がそれぞれ作用し、
μb・P>μs・Pであるので、その合成カラスト力
(μb・P−μs・P)はロールシフト力Shに付加さ
れる。
クロールクロス圧延においては、上下ワークロール1、
2に、圧延中のワークロールクロス角θwによる方向の
異なる上下バックアップロール3、4から受けるスラス
ト力μb・P(μb:スラスト係数、P:圧延荷重)及
び広幅帯鋼20a、狭幅帯鋼20bから受けるスラスト
力μs・P(μs:スラスト係数)がそれぞれ作用し、
μb・P>μs・Pであるので、その合成カラスト力
(μb・P−μs・P)はロールシフト力Shに付加さ
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来の装置で
は、後続の狭幅帯鋼20b及び広幅帯鋼20cが来ると
板形状不良部をできるだけ短くするために、上下ワーク
ロール1、2をそれぞれ急速にかつ大幅にシフトする必
要がある。従って、この始動時のロールシフト力Shは
かなり大きなものになり、ロールシフト装置も大容量に
なるので圧延機の製作費が上昇する。図10に示すワー
クロールクロス圧延においては、(a)ではその合成ス
ラスト力(μb・P−μs・P)はシフト方向と一致す
るのでロールシフト抵抗は軽減されるが、(b)ではそ
の合成スラスト力(μb・P−μs・P)がシフト方向
と反対方向に作用するのでロールシフト抵抗はさらに増
大する。本発明は、上記従来の問題に対し、広幅帯鋼に
対応して上下ワークロールのテーパ部1a、2aの間隔
を拡大する方向にシフトする場合のロールシフト抵抗を
減少し、ロールシフト装置を軽量化することを目的とし
た。
は、後続の狭幅帯鋼20b及び広幅帯鋼20cが来ると
板形状不良部をできるだけ短くするために、上下ワーク
ロール1、2をそれぞれ急速にかつ大幅にシフトする必
要がある。従って、この始動時のロールシフト力Shは
かなり大きなものになり、ロールシフト装置も大容量に
なるので圧延機の製作費が上昇する。図10に示すワー
クロールクロス圧延においては、(a)ではその合成ス
ラスト力(μb・P−μs・P)はシフト方向と一致す
るのでロールシフト抵抗は軽減されるが、(b)ではそ
の合成スラスト力(μb・P−μs・P)がシフト方向
と反対方向に作用するのでロールシフト抵抗はさらに増
大する。本発明は、上記従来の問題に対し、広幅帯鋼に
対応して上下ワークロールのテーパ部1a、2aの間隔
を拡大する方向にシフトする場合のロールシフト抵抗を
減少し、ロールシフト装置を軽量化することを目的とし
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明においては、バレル部の互いに反対方向の一
方の端部にテーパ圧延部を成形した上ワークロール及び
下ワークロールと、この上下1対のワークロールを補強
する上バックアップロール及びバックアップロールとを
具備した圧延機において、帯材の圧延中に、前記上下の
テーパ圧延部の間隔を拡大するように上ワークロール及
び下ワークロールをそれぞれシフトするに際し、前記上
下バックアップロールから前記上下ワークロールに加え
られるスラスト力が前記帯材から加えられるスラスト力
よりも大きくすると共に、この上下バックアップロール
から受けるスラスト力が前記シフト方向に作用するよう
に前記上ワークロールと前記下ワークロールとを互いに
クロスさせるか、または、前記バックアップロールから
前記上下ワークロールに加えられるスラスト力が前記帯
材から加えられるスラスト力よりも小さくなるように、
前記上下バックアップロールを前記上下ワークロールと
同一方向にクロスさせて両者のクロス角差を小さくし、
前記上下ワークロールのシフトが完了すると前記ワーク
ロール及び又はバックアップロールのクロス角を帯材の
板形状制御に必要な角度に戻すことを特徴とするもので
ある。
め、本発明においては、バレル部の互いに反対方向の一
方の端部にテーパ圧延部を成形した上ワークロール及び
下ワークロールと、この上下1対のワークロールを補強
する上バックアップロール及びバックアップロールとを
具備した圧延機において、帯材の圧延中に、前記上下の
テーパ圧延部の間隔を拡大するように上ワークロール及
び下ワークロールをそれぞれシフトするに際し、前記上
下バックアップロールから前記上下ワークロールに加え
られるスラスト力が前記帯材から加えられるスラスト力
よりも大きくすると共に、この上下バックアップロール
から受けるスラスト力が前記シフト方向に作用するよう
に前記上ワークロールと前記下ワークロールとを互いに
クロスさせるか、または、前記バックアップロールから
前記上下ワークロールに加えられるスラスト力が前記帯
材から加えられるスラスト力よりも小さくなるように、
前記上下バックアップロールを前記上下ワークロールと
同一方向にクロスさせて両者のクロス角差を小さくし、
前記上下ワークロールのシフトが完了すると前記ワーク
ロール及び又はバックアップロールのクロス角を帯材の
板形状制御に必要な角度に戻すことを特徴とするもので
ある。
【0007】
【作用】狭幅帯材の圧延中に後続の広幅帯材が圧延機入
側に来た時、圧延機が両クロス型(ワークロールの両端
が夫々反対の水平方向に回動する型式のもの)の場合
は、上下ワークロールのテーパ圧延部が帯材流れ方向の
例えば出側に位置するクロス状態(通常圧延状態)か
ら、上下ワークロールだけをそのテーパ圧延部が帯材流
れ方向の入側に位置する方向へ互いに逆クロスさせる
と、上下バックアップロールから上下ワークロールに加
えられるスラスト力が帯材から加えられスラスト力より
も大きい状態の下で、その正の値である合成スラスト力
(上下バックアップロールから加えられるスラスト力と
帯材から加えられるスラスト力との差)が、テーパ圧延
部間隔を拡大するロールシフト方向に一致して作用する
ようになって、スラスト抵抗が減少し、小容量のロール
シフト装置でテーパ圧延部間隔の拡大方向と縮小方向と
の両方のロールシフトを行なうことができる。ロールシ
フト終了後に上下ワークロールを通常圧延のクロス状態
に戻す。
側に来た時、圧延機が両クロス型(ワークロールの両端
が夫々反対の水平方向に回動する型式のもの)の場合
は、上下ワークロールのテーパ圧延部が帯材流れ方向の
例えば出側に位置するクロス状態(通常圧延状態)か
ら、上下ワークロールだけをそのテーパ圧延部が帯材流
れ方向の入側に位置する方向へ互いに逆クロスさせる
と、上下バックアップロールから上下ワークロールに加
えられるスラスト力が帯材から加えられスラスト力より
も大きい状態の下で、その正の値である合成スラスト力
(上下バックアップロールから加えられるスラスト力と
帯材から加えられるスラスト力との差)が、テーパ圧延
部間隔を拡大するロールシフト方向に一致して作用する
ようになって、スラスト抵抗が減少し、小容量のロール
シフト装置でテーパ圧延部間隔の拡大方向と縮小方向と
の両方のロールシフトを行なうことができる。ロールシ
フト終了後に上下ワークロールを通常圧延のクロス状態
に戻す。
【0008】また、圧延機が来たクロス型(ワークロー
ルの一端側を中心として他端が水平方向に回動する型式
のもの)の場合は、テーパ圧延部が帯材流れ方向の例え
ば出側に位置するクロス状態(通常圧延状態)におい
て、上下バックアップロールを前記上下ワークロールと
同一方向にクロスさせ、ワークロールとのクロス角差を
0°または0°近くに小さくすると、上下バックアップ
ロールから上下ワークロールに加えられすスラスト力が
帯材から加えられるスラスト力よりも小さくなり、その
負の値である合成スラスト力がテーパ圧延部間隔を拡大
するロールシフト方向に一致して作用するようになり、
スラスト抵抗が減少し、小容量のロールシフト装置でテ
ーパ圧延部間隔の拡大方向と縮小方向との両方のロール
シフトを行なうことができる。ロールシフト終了後に上
下バックアップロールを通常圧延の状態に戻す。
ルの一端側を中心として他端が水平方向に回動する型式
のもの)の場合は、テーパ圧延部が帯材流れ方向の例え
ば出側に位置するクロス状態(通常圧延状態)におい
て、上下バックアップロールを前記上下ワークロールと
同一方向にクロスさせ、ワークロールとのクロス角差を
0°または0°近くに小さくすると、上下バックアップ
ロールから上下ワークロールに加えられすスラスト力が
帯材から加えられるスラスト力よりも小さくなり、その
負の値である合成スラスト力がテーパ圧延部間隔を拡大
するロールシフト方向に一致して作用するようになり、
スラスト抵抗が減少し、小容量のロールシフト装置でテ
ーパ圧延部間隔の拡大方向と縮小方向との両方のロール
シフトを行なうことができる。ロールシフト終了後に上
下バックアップロールを通常圧延の状態に戻す。
【0009】
【実施例】図1は本発明の第1実施例ある、ロールクロ
ス・シフト圧延機の作業側主要部を示す側面図、図2は
図1のII−II断面を示す平面図、図3は上下ワーク
ロールのテーパ部の間隔を縮小するロールシフトを示す
平面概念図、図4は図3におけるワークロールクロス角
とスラスト力を示す線図、図5は上下ワークロールのテ
ーパ部の間隔を拡大するロールシフトを示す平面概念
図、図6は上下ワークロールのテーパ部の間隔を拡大す
る他のロールシフトを示す平面概念図、図7は図5及び
図6におけるワークロールクロス角とスラスト力を示す
線図である。
ス・シフト圧延機の作業側主要部を示す側面図、図2は
図1のII−II断面を示す平面図、図3は上下ワーク
ロールのテーパ部の間隔を縮小するロールシフトを示す
平面概念図、図4は図3におけるワークロールクロス角
とスラスト力を示す線図、図5は上下ワークロールのテ
ーパ部の間隔を拡大するロールシフトを示す平面概念
図、図6は上下ワークロールのテーパ部の間隔を拡大す
る他のロールシフトを示す平面概念図、図7は図5及び
図6におけるワークロールクロス角とスラスト力を示す
線図である。
【0010】上図において、1は上ワークロールであ
り、その作業側端部にはテーパ部1aが成形されてい
る。2は下ワークロールであり、その駆動側端部にはテ
ーパ部2aが成形されている。この上下ワークロール
1、2の両端部は、ハウジング19にクロスヘッド7を
介して嵌装された上下のワークロールチョック5にそれ
ぞれ軸着されている。この上下のクロスヘッド7はクロ
スシリンダ8によって圧延方向に移動するようにハウジ
ング19に嵌装されている。
り、その作業側端部にはテーパ部1aが成形されてい
る。2は下ワークロールであり、その駆動側端部にはテ
ーパ部2aが成形されている。この上下ワークロール
1、2の両端部は、ハウジング19にクロスヘッド7を
介して嵌装された上下のワークロールチョック5にそれ
ぞれ軸着されている。この上下のクロスヘッド7はクロ
スシリンダ8によって圧延方向に移動するようにハウジ
ング19に嵌装されている。
【0011】3は上バックアップロール、4は下バック
アップロールであり、その両端部はハウジング19にク
ロスヘッド9を介して嵌装された上下のバックアップロ
ールチヨック6にそれぞれ軸着されている。この上下の
クロスヘッド9はクロスシリンダ10によって圧延方向
に移動するようにハウジング19に嵌装されている。1
3はシフトシリンダであり、作業側のハウジング19の
入側及び出側の上下にそれぞれ固設されてその外部には
保持ブロック14がそれぞれ嵌装され、シフトシリンダ
13のロッド部の先端は各々の保持ブロック14の内部
に固着されている。
アップロールであり、その両端部はハウジング19にク
ロスヘッド9を介して嵌装された上下のバックアップロ
ールチヨック6にそれぞれ軸着されている。この上下の
クロスヘッド9はクロスシリンダ10によって圧延方向
に移動するようにハウジング19に嵌装されている。1
3はシフトシリンダであり、作業側のハウジング19の
入側及び出側の上下にそれぞれ固設されてその外部には
保持ブロック14がそれぞれ嵌装され、シフトシリンダ
13のロッド部の先端は各々の保持ブロック14の内部
に固着されている。
【0012】この各々の保持ブロック14には、圧延方
向に移動可能にワークロール中心線側へ突出させた角型
ストッパ15と、このストッパ15と、水平方向に平行
な間隔をおいて形成した保持ブロック14の突出部14
aとが設けられており、上下のワークロールチョック5
の作業側端面に端部を固定され水平に突出する上下のブ
ラケット11の左右両端に枢着されたスライドブロック
12が、前記ストッパ15と突出部14aとの平行部内
に摺動可能に係合して位置し、上下のワークロールチョ
ック5をロールシフト方向に位置保持するようにされて
いる。
向に移動可能にワークロール中心線側へ突出させた角型
ストッパ15と、このストッパ15と、水平方向に平行
な間隔をおいて形成した保持ブロック14の突出部14
aとが設けられており、上下のワークロールチョック5
の作業側端面に端部を固定され水平に突出する上下のブ
ラケット11の左右両端に枢着されたスライドブロック
12が、前記ストッパ15と突出部14aとの平行部内
に摺動可能に係合して位置し、上下のワークロールチョ
ック5をロールシフト方向に位置保持するようにされて
いる。
【0013】図3(a)に示すように、広幅帯鋼20a
の板形状を制御するために、上ワークロール1及び下ワ
ークロール2を、図1の各々のクロスシリンダ8及びク
ロスヘッド7によって圧延機中心Cから所要のワークロ
ールクロス角θwで互いにテーパ部1a及び1bを圧延
方向の出側に位置するようにクロスさせ、さらに広幅帯
鋼20aの板幅Waに応じて上下のテーパ部1a、2a
がその両エッジ部に位置するよう前記シフトシリンダ1
3によりロールシフト位置をそれぞれ設定し、エッジド
ロップを防止しながら広幅帯鋼20aを圧延する。
の板形状を制御するために、上ワークロール1及び下ワ
ークロール2を、図1の各々のクロスシリンダ8及びク
ロスヘッド7によって圧延機中心Cから所要のワークロ
ールクロス角θwで互いにテーパ部1a及び1bを圧延
方向の出側に位置するようにクロスさせ、さらに広幅帯
鋼20aの板幅Waに応じて上下のテーパ部1a、2a
がその両エッジ部に位置するよう前記シフトシリンダ1
3によりロールシフト位置をそれぞれ設定し、エッジド
ロップを防止しながら広幅帯鋼20aを圧延する。
【0014】この圧延中に、上ワークロール1及び下ワ
ークロール2には、図3(a)及び図4に示すように、
上下ワークロールには、帯鋼20aから受けるスラスト
力μs・P(μs:スラスト係数、P:圧延荷重)と、
上下バックアップロール3、4から受けるスラスト力μ
b・P(μb:スラスト係数)とがそれぞれ作用してい
て、上下バックアップロール3、4から受けるスラスト
力μb・Pは広幅帯鋼20aから受けるスラスト力μs
・Pよりも大きくて、両者は互いに反対方向に作用し、
その差が実際に作用する合成スラスト力(μb・P−μ
s・P)になる。この場合、ワークロールクロス角θw
を0.01°とすると、合成スラスト力(μb・P−μ
s・P)は、15ton−7ton=8tonとなる。
ークロール2には、図3(a)及び図4に示すように、
上下ワークロールには、帯鋼20aから受けるスラスト
力μs・P(μs:スラスト係数、P:圧延荷重)と、
上下バックアップロール3、4から受けるスラスト力μ
b・P(μb:スラスト係数)とがそれぞれ作用してい
て、上下バックアップロール3、4から受けるスラスト
力μb・Pは広幅帯鋼20aから受けるスラスト力μs
・Pよりも大きくて、両者は互いに反対方向に作用し、
その差が実際に作用する合成スラスト力(μb・P−μ
s・P)になる。この場合、ワークロールクロス角θw
を0.01°とすると、合成スラスト力(μb・P−μ
s・P)は、15ton−7ton=8tonとなる。
【0015】図3(b)及び図4に示すように、幅帯鋼
20aの後端部に溶接部20dによって接続された狭幅
帯鋼20bが圧延機入側に来た時、上下ワークロール
1、2のみを、各々のクロスシリンダ8及びクロスヘッ
ド7によって、圧延機中心Cから0.1°のワークロー
ルクロス角θwにクロス角を増大して互いにクロスさせ
た場合、上下ワークロールには、図4において、150
ton−50ton=100tonの合成スラスト力
(μb・P−μs・P)がシフト方向と同一方向に作用
する。
20aの後端部に溶接部20dによって接続された狭幅
帯鋼20bが圧延機入側に来た時、上下ワークロール
1、2のみを、各々のクロスシリンダ8及びクロスヘッ
ド7によって、圧延機中心Cから0.1°のワークロー
ルクロス角θwにクロス角を増大して互いにクロスさせ
た場合、上下ワークロールには、図4において、150
ton−50ton=100tonの合成スラスト力
(μb・P−μs・P)がシフト方向と同一方向に作用
する。
【0016】各々のシフトシリンダ13及び保持ブロッ
ク14によつて、その板幅Wbに応じ、上下ワークロー
ル1、2をテーパ部1a、2aが狭幅帯鋼20bの両エ
ッジ部に位置するようにそれぞれシフトする。このと
き、走行する帯鋼20a、20bのエッジドロップ部を
できるだけ短くするために、上ワークロール1及び下ワ
ークロール2を急速にかつ大幅にシフトするので大きな
ロールシフト力を必要とするが、前記合成スラスト力
(μb・P−μs・P)が作用する方向と同一の方向に
シフトするので、実際に必要とするロールシフト力Sh
は前記合成スラスト力(μb・P−μs・P)分だけ小
さくなる。
ク14によつて、その板幅Wbに応じ、上下ワークロー
ル1、2をテーパ部1a、2aが狭幅帯鋼20bの両エ
ッジ部に位置するようにそれぞれシフトする。このと
き、走行する帯鋼20a、20bのエッジドロップ部を
できるだけ短くするために、上ワークロール1及び下ワ
ークロール2を急速にかつ大幅にシフトするので大きな
ロールシフト力を必要とするが、前記合成スラスト力
(μb・P−μs・P)が作用する方向と同一の方向に
シフトするので、実際に必要とするロールシフト力Sh
は前記合成スラスト力(μb・P−μs・P)分だけ小
さくなる。
【0017】溶接部20dが通貨し、前記ロールシフト
が完了すると、図3(c)に示すように、上下ワークロ
ール1、2を各々のクロスシリンダ8及びクロスヘッド
7によって狭幅帯鋼20bの板形状制御に必要な、例え
ば0.01°のワークロールクロス角θwに戻し、狭幅
帯鋼20bを圧延する。
が完了すると、図3(c)に示すように、上下ワークロ
ール1、2を各々のクロスシリンダ8及びクロスヘッド
7によって狭幅帯鋼20bの板形状制御に必要な、例え
ば0.01°のワークロールクロス角θwに戻し、狭幅
帯鋼20bを圧延する。
【0018】図5(a)に示すように、狭幅帯鋼20b
の後端部20dによって接続された広幅帯鋼20cが圧
延機の入側に来た時、ロールシフトを行なうために上下
ワークロール1、2だけのロールクロス角θwを、図3
(c)に示す圧延時の角度0.01°から図7中で例え
ば0.1°のクロス角で、上下ワークロール1及び2
を、夫々テーパ部1a、2aが、圧延方向の入側に位置
するように、逆クロスに操作する。この操作は図1のよ
うに上下のワークロール1及び2が、夫々左右両方にク
ロスヘッド及びクロスシリンダ8を備えている両クロス
型の場合に実施可能である。
の後端部20dによって接続された広幅帯鋼20cが圧
延機の入側に来た時、ロールシフトを行なうために上下
ワークロール1、2だけのロールクロス角θwを、図3
(c)に示す圧延時の角度0.01°から図7中で例え
ば0.1°のクロス角で、上下ワークロール1及び2
を、夫々テーパ部1a、2aが、圧延方向の入側に位置
するように、逆クロスに操作する。この操作は図1のよ
うに上下のワークロール1及び2が、夫々左右両方にク
ロスヘッド及びクロスシリンダ8を備えている両クロス
型の場合に実施可能である。
【0019】この時、逆クロスした上下のワークロール
1、2には、上下バックアップロール3、4から受ける
スラスト力μb・Pと、帯鋼から受けるスラスト力μb
・Pが、図3の圧延時と逆方向に作用し、図7に示すよ
うに、帯鋼からのスラスト力μb・P(50ton)
と、バックアップロールからのスラスト力μb・P(1
50ton)の合成スラスト力100tonが、必要な
ロールシフト方向と同一方向に作用するようになる。本
発明では、1つの方法として、この状態でシフトシリン
ダ13の伸ばし駆動により、前記テーパ部1a、2aを
広幅帯鋼20cの両エッジ部に位置するようテーパ部の
間隔を拡大する方向へロールシフトを行なう。
1、2には、上下バックアップロール3、4から受ける
スラスト力μb・Pと、帯鋼から受けるスラスト力μb
・Pが、図3の圧延時と逆方向に作用し、図7に示すよ
うに、帯鋼からのスラスト力μb・P(50ton)
と、バックアップロールからのスラスト力μb・P(1
50ton)の合成スラスト力100tonが、必要な
ロールシフト方向と同一方向に作用するようになる。本
発明では、1つの方法として、この状態でシフトシリン
ダ13の伸ばし駆動により、前記テーパ部1a、2aを
広幅帯鋼20cの両エッジ部に位置するようテーパ部の
間隔を拡大する方向へロールシフトを行なう。
【0020】そして、このロールシフトが終了すると、
上下ワークロール1及び2を図5(b)のように圧延方
向の入側で通常圧延時のクロス角に戻すか、又は図3
(c)のように圧延方向の出側で通常圧延時のクロス角
に戻し、広幅帯鋼20c圧延する。
上下ワークロール1及び2を図5(b)のように圧延方
向の入側で通常圧延時のクロス角に戻すか、又は図3
(c)のように圧延方向の出側で通常圧延時のクロス角
に戻し、広幅帯鋼20c圧延する。
【0021】従って、この時、走行する帯鋼20b、2
0cのエッジドロップをできるだけ短くするために上下
ワークロール1及び2を急速かつ大幅にシフトするので
大きなロールシフト力を必要とするが、上記合成スラス
ト力(μb・P−μs・P=100ton)が、シフト
方向と同一方向に作用することにより、シフトシリンダ
13に実際に必要とするロールシフト力Shは、前記合
成スラスト力(μb・P−μs・P)分だけ小さいもの
で良くなる。
0cのエッジドロップをできるだけ短くするために上下
ワークロール1及び2を急速かつ大幅にシフトするので
大きなロールシフト力を必要とするが、上記合成スラス
ト力(μb・P−μs・P=100ton)が、シフト
方向と同一方向に作用することにより、シフトシリンダ
13に実際に必要とするロールシフト力Shは、前記合
成スラスト力(μb・P−μs・P)分だけ小さいもの
で良くなる。
【0022】一方、また、図6(a)に示すように、狭
幅帯鋼20bの後端部に溶接部20dによって接続され
た広幅帯鋼20cが圧延機の入側に来た時、ロールシフ
トを行なうために、上下ワークロール1、2のロールク
ロス角θwを、図3(c)に示す圧延時のクロス角度
0.01°から図7中で例えば0.22°のクロス角に
増大させる。
幅帯鋼20bの後端部に溶接部20dによって接続され
た広幅帯鋼20cが圧延機の入側に来た時、ロールシフ
トを行なうために、上下ワークロール1、2のロールク
ロス角θwを、図3(c)に示す圧延時のクロス角度
0.01°から図7中で例えば0.22°のクロス角に
増大させる。
【0023】この時、同時に、上下バックアップロール
3、4を各々のクロスシリンダ10及びクロスヘッド9
によってワークロールクロス角θwと同一の、圧延機中
心Cから0.22°のバックアップロールクロス角θb
で互いにクロスさせる。言い換えれば、上下のワークロ
ールと、バックアップロールとの角度差を零にする。こ
の操作は、ロールクロス方向が圧延方向の前後何れか片
側一方のみクロス可能な片クロス型圧延機及び前記した
図1のような両クロス型圧延機の両方に実施可能であ
る。
3、4を各々のクロスシリンダ10及びクロスヘッド9
によってワークロールクロス角θwと同一の、圧延機中
心Cから0.22°のバックアップロールクロス角θb
で互いにクロスさせる。言い換えれば、上下のワークロ
ールと、バックアップロールとの角度差を零にする。こ
の操作は、ロールクロス方向が圧延方向の前後何れか片
側一方のみクロス可能な片クロス型圧延機及び前記した
図1のような両クロス型圧延機の両方に実施可能であ
る。
【0024】この時、上下ワークロール1及び2には、
図7に示されるように、上下バックアップロール3、4
から受けるスラスト力μb・Pが、0ton、帯鋼から
受けるスラスト力μs・Pが、80tonとなって、合
成スラスト力(μb・P−μs・P)は、0ton−8
0ton=−80tonと負の値となる。これを書き替
えると、合成スラスト力(μb・P−μb・P)=80
tonである即ちワークロール1及び2が帯鋼から受け
るスラスト力μb・Pの方が大きくなって、合成スラス
ト力(μs・P−μb・P=80ton)は、ワークロ
ールの帯鋼側から受けるスラスト力μs・Pと同じ方
向、また、テーパ部1a、2aの間隔を拡大するシフト
方向と同じ方向に作用するようになる。
図7に示されるように、上下バックアップロール3、4
から受けるスラスト力μb・Pが、0ton、帯鋼から
受けるスラスト力μs・Pが、80tonとなって、合
成スラスト力(μb・P−μs・P)は、0ton−8
0ton=−80tonと負の値となる。これを書き替
えると、合成スラスト力(μb・P−μb・P)=80
tonである即ちワークロール1及び2が帯鋼から受け
るスラスト力μb・Pの方が大きくなって、合成スラス
ト力(μs・P−μb・P=80ton)は、ワークロ
ールの帯鋼側から受けるスラスト力μs・Pと同じ方
向、また、テーパ部1a、2aの間隔を拡大するシフト
方向と同じ方向に作用するようになる。
【0025】そして、本発明では、もう1つの方法とし
て、この状態下で、各々のシフトシリンダ13及び保持
ブロック14により、上下ワークロールのテーハ部1
a、2aを広幅帯鋼20cの両エッジ部に位置させるよ
うテーパ部の間隔を拡大する方向へロールシフトを行な
い、前記図5(a)で示したロールシフト方法と、上記
図6(a)で示したロールシフト方法とを圧延機の型式
に応じて選択的に使用する。
て、この状態下で、各々のシフトシリンダ13及び保持
ブロック14により、上下ワークロールのテーハ部1
a、2aを広幅帯鋼20cの両エッジ部に位置させるよ
うテーパ部の間隔を拡大する方向へロールシフトを行な
い、前記図5(a)で示したロールシフト方法と、上記
図6(a)で示したロールシフト方法とを圧延機の型式
に応じて選択的に使用する。
【0026】そして、このロールシフトが終了すると、
上下ワークロール1及び2を図6(b)の通常圧延時の
クロス角に戻し、広幅帯鋼20cを圧延する。従って、
この場合も、走行する帯鋼20b、20cのエッジドロ
ップ部をできるだけ短くするために、上ワークロール1
及び下ワークロール2を急速にかつ大幅にシフトするの
で大きなロールシフト力を必要とするが、80tonの
合成スラスト力(μs・P−μb・P)が作用する方向
とシフト方向は一致するので、実際に必要とするロール
シフト力Shは前記合成スラスト力(μs・P−μb・
P)分だけ小さいもので良くなる。なお、前述した実施
例では、ワークロールクロス圧延方法を採用している
が、本発明は、ペアクロスロール圧延方法及び上下ワー
クロールを互いに平行にする圧延方法にも適用できるも
のである。
上下ワークロール1及び2を図6(b)の通常圧延時の
クロス角に戻し、広幅帯鋼20cを圧延する。従って、
この場合も、走行する帯鋼20b、20cのエッジドロ
ップ部をできるだけ短くするために、上ワークロール1
及び下ワークロール2を急速にかつ大幅にシフトするの
で大きなロールシフト力を必要とするが、80tonの
合成スラスト力(μs・P−μb・P)が作用する方向
とシフト方向は一致するので、実際に必要とするロール
シフト力Shは前記合成スラスト力(μs・P−μb・
P)分だけ小さいもので良くなる。なお、前述した実施
例では、ワークロールクロス圧延方法を採用している
が、本発明は、ペアクロスロール圧延方法及び上下ワー
クロールを互いに平行にする圧延方法にも適用できるも
のである。
【0027】
【発明の効果】以上要するに、本発明は、バレル部の互
いに反対方向の一方の端部にテーパ圧延部を成形した上
ワークロール及び下ワークロールと、この上下1対のワ
ークロールを補強する上バックアップロール及び下バッ
クアップロールとを具備した圧延機において、帯材の圧
延中に、前記上下のテーパ圧延部の間隔を拡大するよう
に上ワークロール及び下ワークロールをそれぞれシフト
するに際し、前記上下バックアップロールから前記上下
ワークロールに加えられるスラスト力を前記帯材から加
えられるスラスト力よりも大きくすると共に、この上下
バックアップロールから加えられるスラスト力が前記シ
フト方向に作用するように前記上ワークロールと前記下
ワークロールとを互いにクロスさせるか、または、前記
バックアップロールから前記上下ワークロールに加えら
れるスラスト力が前記帯材から加えられるスラスト力よ
りも小さくなるように、前記上下バックアップロールを
前記上下ワークロールと同一方向にクロスさせて両者の
クロス角差を小さくし、前記上下ワークロールのシフト
が完了すと前記ワークロール及び又はバックアップロー
ルのクロス角を帯材の板形状制御に必要な角度を戻すこ
とによって、ワークロールのテーパ部の間隔を縮小する
方向へのロールシフトと同じように、テーパ部の間隔を
拡大する方向へのロールシフトにおいても、ワークロー
ルの合成スラスト力ををロールシフト力に加算できるよ
うにし、実際に必要とするロールシフト力を前記合成ス
ラスト力分だけ軽減し、上下ワークロールの急速でかつ
大幅なシフト作動とロールシフト装置に小型化を可能に
し、圧延帯材の歩留りや圧延機の製作費を低減すると共
にスケジュールフリー圧延を可能する効果を奏したもの
である。
いに反対方向の一方の端部にテーパ圧延部を成形した上
ワークロール及び下ワークロールと、この上下1対のワ
ークロールを補強する上バックアップロール及び下バッ
クアップロールとを具備した圧延機において、帯材の圧
延中に、前記上下のテーパ圧延部の間隔を拡大するよう
に上ワークロール及び下ワークロールをそれぞれシフト
するに際し、前記上下バックアップロールから前記上下
ワークロールに加えられるスラスト力を前記帯材から加
えられるスラスト力よりも大きくすると共に、この上下
バックアップロールから加えられるスラスト力が前記シ
フト方向に作用するように前記上ワークロールと前記下
ワークロールとを互いにクロスさせるか、または、前記
バックアップロールから前記上下ワークロールに加えら
れるスラスト力が前記帯材から加えられるスラスト力よ
りも小さくなるように、前記上下バックアップロールを
前記上下ワークロールと同一方向にクロスさせて両者の
クロス角差を小さくし、前記上下ワークロールのシフト
が完了すと前記ワークロール及び又はバックアップロー
ルのクロス角を帯材の板形状制御に必要な角度を戻すこ
とによって、ワークロールのテーパ部の間隔を縮小する
方向へのロールシフトと同じように、テーパ部の間隔を
拡大する方向へのロールシフトにおいても、ワークロー
ルの合成スラスト力ををロールシフト力に加算できるよ
うにし、実際に必要とするロールシフト力を前記合成ス
ラスト力分だけ軽減し、上下ワークロールの急速でかつ
大幅なシフト作動とロールシフト装置に小型化を可能に
し、圧延帯材の歩留りや圧延機の製作費を低減すると共
にスケジュールフリー圧延を可能する効果を奏したもの
である。
【図1】本発明において用いたロールクロス・シフト圧
延機の一例の作業側主要部を示す側面図。
延機の一例の作業側主要部を示す側面図。
【図2】図1のII−II断面を示す平面図。
【図3】上下ワークロールのテーパ部の間隔を縮小する
ロールシフトを示す平面概念図。
ロールシフトを示す平面概念図。
【図4】図3におけるワークロールクロス角とスラスト
力を示す線図。
力を示す線図。
【図5】上下ワークロールのテーパ部の間隔を拡大する
ロールシフト方法を示す平面概念図。
ロールシフト方法を示す平面概念図。
【図6】上下ワークロールのテーパ部の間隔を拡大する
他のロールシフト方法を示す平面概念図。
他のロールシフト方法を示す平面概念図。
【図7】図5及び図6におけるワークロールクロス角と
スラスト力を示す線図。
スラスト力を示す線図。
【図8】従来のロールシフト圧延機の一例の概念を示す
正面図。
正面図。
【図9】図8のIX〜IX矢視を示す平面図。
【図10】ワークロールクロス圧延におけるロールクロ
ス及びロールシフト要領を示す平面概念図である。
ス及びロールシフト要領を示す平面概念図である。
1 上ワークロール 1a 上テーパ圧延部 2 下ワークロール 2a 下テーパ圧延部 3 上バックアップロール 4 下バックアップロール μb・P バックアップロールから加えられるスラスト
力 μs・P 帯鋼から加えられるスラスト力
力 μs・P 帯鋼から加えられるスラスト力
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松田 裕 広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱 重工業株式会社広島製作所内
Claims (1)
- 【請求項1】 バレル部の互いに反対方向の一方の端部
にテーパ圧延部を成形した上ワークロール及び下ワーク
ロールと、この上下1対のワークロールを補強する上バ
ックアップロール及び下バックアップロールとを具備し
た圧延機において、帯材の圧延中に、前記上下のテーパ
圧延部の間隔を拡大するように前記上ワークロール及び
下ワークロールをそれぞれシフトするに際し、前記上下
バックアップロールから前記上下ワークロールに加えら
れるスラスト力が前記帯材から加えられるスラスト力よ
りも大きくすると共に、この上下バックアップロールか
ら加えられるスラスト力が前記シフト方向に作用するよ
うに前記上ワークロールと前記下ワークロールとを互い
にクロスさせるか、または、前記バックアップロールか
ら前記の上下ワークロールに加えられるスラスト力が前
記帯材から加えられるスラスト力よりも小さくなるよう
に、前記上下バックアップロールを前記上下ワークロー
ルと同一方向にクロスさせて両者のクロス角差を小さく
し、前記上下ワークロールのシフトが完了すると前記ワ
ークロール及び又はバックアップロールのクロス角を帯
材の板形状制御に必要な角度に戻すことを特徴とする圧
延方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28137793A JP2999106B2 (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | 圧延方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28137793A JP2999106B2 (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | 圧延方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07132302A true JPH07132302A (ja) | 1995-05-23 |
| JP2999106B2 JP2999106B2 (ja) | 2000-01-17 |
Family
ID=17638291
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28137793A Expired - Lifetime JP2999106B2 (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | 圧延方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2999106B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000167605A (ja) * | 1998-12-04 | 2000-06-20 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | クロスロール圧延機 |
| JP2020040097A (ja) * | 2018-09-12 | 2020-03-19 | 日本製鉄株式会社 | 圧延機及び圧延機の設定方法 |
| JP2020040096A (ja) * | 2018-09-12 | 2020-03-19 | 日本製鉄株式会社 | 圧延機及び圧延機の設定方法 |
-
1993
- 1993-11-10 JP JP28137793A patent/JP2999106B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000167605A (ja) * | 1998-12-04 | 2000-06-20 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | クロスロール圧延機 |
| JP2020040097A (ja) * | 2018-09-12 | 2020-03-19 | 日本製鉄株式会社 | 圧延機及び圧延機の設定方法 |
| JP2020040096A (ja) * | 2018-09-12 | 2020-03-19 | 日本製鉄株式会社 | 圧延機及び圧延機の設定方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2999106B2 (ja) | 2000-01-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19991005 |