JPH07133035A - インクジェット記録装置および記録方法 - Google Patents
インクジェット記録装置および記録方法Info
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- JPH07133035A JPH07133035A JP17458094A JP17458094A JPH07133035A JP H07133035 A JPH07133035 A JP H07133035A JP 17458094 A JP17458094 A JP 17458094A JP 17458094 A JP17458094 A JP 17458094A JP H07133035 A JPH07133035 A JP H07133035A
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- recording medium
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- ink jet
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J11/00—Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
- B41J11/0005—Curl smoothing, i.e. smoothing down corrugated printing material, e.g. by pressing means acting on wrinkled printing material
Landscapes
- Handling Of Sheets (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
- Ink Jet (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コックリング等の影響を抑制して安定な高品
位記録を行いうるインクジェット記録装置を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 インク記録領域に、記録媒体のインク記録面
に対して裏面側に設けられ、インク記録領域における記
録媒体を相対的に強く静電吸着する第1領域と相対的に
弱く静電吸着する第2領域を交互に複数分散して有する
静電吸着手段14,21,31を有する。
位記録を行いうるインクジェット記録装置を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 インク記録領域に、記録媒体のインク記録面
に対して裏面側に設けられ、インク記録領域における記
録媒体を相対的に強く静電吸着する第1領域と相対的に
弱く静電吸着する第2領域を交互に複数分散して有する
静電吸着手段14,21,31を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静電吸着手段により記
録媒体を吸着する機構を備えたインクジェット記録装置
および記録方法に関し、特に本発明はコックリング等に
よる影響を極力排除した記録を行うための記録装置に関
する。ここで、記録とはプリントをも意味し、プリント
としては、布、糸、紙、プラスチックシート、可撓性シ
ート材等の各種インク付与を受けるインク支持体すべて
へのインク付与を含むもので、各種情報処理装置すべて
或いはその出力器としてのプリンタを含むもので、本発
明はこれらへの用途が可能なものである。
録媒体を吸着する機構を備えたインクジェット記録装置
および記録方法に関し、特に本発明はコックリング等に
よる影響を極力排除した記録を行うための記録装置に関
する。ここで、記録とはプリントをも意味し、プリント
としては、布、糸、紙、プラスチックシート、可撓性シ
ート材等の各種インク付与を受けるインク支持体すべて
へのインク付与を含むもので、各種情報処理装置すべて
或いはその出力器としてのプリンタを含むもので、本発
明はこれらへの用途が可能なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェット記録装置において
は、安定な記録を行うために記録媒体の表面と記録ヘッ
ドとの間隔を一定に保持しなければならない。このた
め、記録媒体を搬送系に吸着させておく手段が必要とな
る。この手段の例としては、米国特許第5,245,3
64号明細書があり、高圧電源より帯電器、ローラ等を
介して、絶縁層と導電層を有する搬送用2層ベルトの表
層の絶縁層に電荷を注入することにより、記録媒体の全
面を均一に且つ協力に吸着し搬送する手段を開示する。
は、安定な記録を行うために記録媒体の表面と記録ヘッ
ドとの間隔を一定に保持しなければならない。このた
め、記録媒体を搬送系に吸着させておく手段が必要とな
る。この手段の例としては、米国特許第5,245,3
64号明細書があり、高圧電源より帯電器、ローラ等を
介して、絶縁層と導電層を有する搬送用2層ベルトの表
層の絶縁層に電荷を注入することにより、記録媒体の全
面を均一に且つ協力に吸着し搬送する手段を開示する。
【0003】しかしながら、上記特許明細書は、搬送ベ
ルト吸着においては帯電ローラより搬送ベルトに吸着力
が与えられた位置からインクが吐出される位置に搬送ベ
ルトが移動するまでに電荷が空気中に放電するため、吸
着力が低下してしまう欠点を見出し、この放電により吸
着力低下量を予め補足するように、強固な吸着を均一に
行う発明も提供されている。
ルト吸着においては帯電ローラより搬送ベルトに吸着力
が与えられた位置からインクが吐出される位置に搬送ベ
ルトが移動するまでに電荷が空気中に放電するため、吸
着力が低下してしまう欠点を見出し、この放電により吸
着力低下量を予め補足するように、強固な吸着を均一に
行う発明も提供されている。
【0004】一般に、記録インクは、主な溶媒として水
が用いられており、記録画像が高濃度の場合には、多量
の水分が記録媒体上に打ち込まれることになり、記録媒
体は膨潤し寸法が大きくなることから印字部において記
録媒体がトタン板状に波打つ現象、つまりコックリング
が発生することが知られているが、この現象を根本的に
解決するものは存在していない。
が用いられており、記録画像が高濃度の場合には、多量
の水分が記録媒体上に打ち込まれることになり、記録媒
体は膨潤し寸法が大きくなることから印字部において記
録媒体がトタン板状に波打つ現象、つまりコックリング
が発生することが知られているが、この現象を根本的に
解決するものは存在していない。
【0005】本発明者らは、従来のようにコックリング
の発生を根本的に発生しないようにすればするほど、新
たな課題として、コックリングの局部集中が発生し、全
体としては記録媒体を均一に搬送しているものの、一部
の記録媒体のコックリングが異常成長して、インクジェ
ット記録ヘッドをこする問題があることを見出した。
の発生を根本的に発生しないようにすればするほど、新
たな課題として、コックリングの局部集中が発生し、全
体としては記録媒体を均一に搬送しているものの、一部
の記録媒体のコックリングが異常成長して、インクジェ
ット記録ヘッドをこする問題があることを見出した。
【0006】そこで、この課題を検討したところ、従来
の技術思想のように完全に記録媒体を押さえ付けて均一
に密着搬送を行うことには限界があり、本発明は、むし
ろ逆転の発想として、コックリングの発生を許容したう
えで、そのコックリングの高さを印字に影響しないよう
に規制することに着目してなされたものである。具体的
に述べると、従来の均一強力密着搬送では、吸着力を記
録媒体の幅方向において一様に発生させているために、
記録媒体の膨潤を吸収し、あるいは逃がすことができ
ず、ついには記録媒体の不特定位置1カ所から数カ所に
記録媒体の浮きが2mm以上に達する程度のコックリン
グが発生し、記録ヘッドと接触し画像を乱したり、記録
ヘッドの吐出ノズルに目詰まりを発生させる欠点もあっ
た。
の技術思想のように完全に記録媒体を押さえ付けて均一
に密着搬送を行うことには限界があり、本発明は、むし
ろ逆転の発想として、コックリングの発生を許容したう
えで、そのコックリングの高さを印字に影響しないよう
に規制することに着目してなされたものである。具体的
に述べると、従来の均一強力密着搬送では、吸着力を記
録媒体の幅方向において一様に発生させているために、
記録媒体の膨潤を吸収し、あるいは逃がすことができ
ず、ついには記録媒体の不特定位置1カ所から数カ所に
記録媒体の浮きが2mm以上に達する程度のコックリン
グが発生し、記録ヘッドと接触し画像を乱したり、記録
ヘッドの吐出ノズルに目詰まりを発生させる欠点もあっ
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
技術的課題を解決し、コックリング等の不都合を極力抑
制して安定な記録を行いうるインクジェット記録装置を
提供することにある。
技術的課題を解決し、コックリング等の不都合を極力抑
制して安定な記録を行いうるインクジェット記録装置を
提供することにある。
【0008】また、本発明の目的は、記録媒体をインク
による膨潤の有無に拘わらず、シート送りの最終過程ま
で確実に記録位置に保持し、記録媒体上に余白の少ない
記録が可能であると共に、高品位の記録を保証できるイ
ンクジェット記録方法を提供することにある。
による膨潤の有無に拘わらず、シート送りの最終過程ま
で確実に記録位置に保持し、記録媒体上に余白の少ない
記録が可能であると共に、高品位の記録を保証できるイ
ンクジェット記録方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、インクジェット記録ヘッド
に対し離間した位置に、記録媒体に対するインク記録領
域を備えるインクジェット記録装置において、上記イン
ク記録領域にあって、記録媒体のインク記録面に対して
裏面側に設けられ、インク記録領域における記録媒体を
相対的に強く静電吸着する第1領域と相対的に弱く静電
吸着する第2領域を交互に複数分散して有する静電吸着
手段を備えたことを特徴とする。
に、請求項1記載の発明は、インクジェット記録ヘッド
に対し離間した位置に、記録媒体に対するインク記録領
域を備えるインクジェット記録装置において、上記イン
ク記録領域にあって、記録媒体のインク記録面に対して
裏面側に設けられ、インク記録領域における記録媒体を
相対的に強く静電吸着する第1領域と相対的に弱く静電
吸着する第2領域を交互に複数分散して有する静電吸着
手段を備えたことを特徴とする。
【0010】ここで、請求項2記載の発明は、請求項1
記載のインクジェット記録装置において、前記第1領域
は櫛歯状電極対が備えられた領域で、前記第2領域は櫛
歯状電極対同士の間に対応した領域であってもよい。
記載のインクジェット記録装置において、前記第1領域
は櫛歯状電極対が備えられた領域で、前記第2領域は櫛
歯状電極対同士の間に対応した領域であってもよい。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項2記載のイ
ンクジェット記録装置において、前記電極対間には誘電
体が充填されていてもよい。
ンクジェット記録装置において、前記電極対間には誘電
体が充填されていてもよい。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1記載のイ
ンクジェット記録装置において、前記静電吸着手段は、
前記インクジェットヘッドに対して離間した位置を移動
する搬送ベルトを前記第1領域と前記第2領域の各々の
上に有していてもよい。
ンクジェット記録装置において、前記静電吸着手段は、
前記インクジェットヘッドに対して離間した位置を移動
する搬送ベルトを前記第1領域と前記第2領域の各々の
上に有していてもよい。
【0013】ここで、請求項5記載の発明は、請求項4
記載のインクジェット記録装置において、前記静電吸着
手段の前記電極は、該電極上を、前記記録媒体の前記搬
送方向に沿う両端縁が通過するように配設されたもので
もよい。
記載のインクジェット記録装置において、前記静電吸着
手段の前記電極は、該電極上を、前記記録媒体の前記搬
送方向に沿う両端縁が通過するように配設されたもので
もよい。
【0014】請求項6記載の発明は、請求項4記載のイ
ンクジェット記録装置において、前記インクジェット記
録ヘッドは該インクジェット記録ヘッドに供給されるイ
ンクを貯留するインクタンクと共に記録ヘッドカートリ
ッジを構成し、該記録ヘッドカートリッジは前記搬送ベ
ルトによる記録媒体の搬送方向に直交する方向に移動可
能なキャリッジ上に着脱可能であってもよい。
ンクジェット記録装置において、前記インクジェット記
録ヘッドは該インクジェット記録ヘッドに供給されるイ
ンクを貯留するインクタンクと共に記録ヘッドカートリ
ッジを構成し、該記録ヘッドカートリッジは前記搬送ベ
ルトによる記録媒体の搬送方向に直交する方向に移動可
能なキャリッジ上に着脱可能であってもよい。
【0015】請求項7記載の発明は、請求項2記載のイ
ンクジェット記録装置において、前記電極の数をXと
し、吸着されるべき前記記録媒体の前記電極配置方向の
長さをLとしたときに、インク記録による記録媒体の変
形の高さZ(Z<Y:記録媒体と記録ヘッド間の距離を
Yとしたとき)に対して、記録媒体と記録ヘッド間の離
間最小距離αを得るためのもので、
ンクジェット記録装置において、前記電極の数をXと
し、吸着されるべき前記記録媒体の前記電極配置方向の
長さをLとしたときに、インク記録による記録媒体の変
形の高さZ(Z<Y:記録媒体と記録ヘッド間の距離を
Yとしたとき)に対して、記録媒体と記録ヘッド間の離
間最小距離αを得るためのもので、
【0016】
【数3】
【0017】(但し、Lは長さをmm単位で表したとき
の絶対値)の関係にあってもよい。
の絶対値)の関係にあってもよい。
【0018】請求項8記載の発明は、請求項2記載のイ
ンクジェット記録装置において、前記電極対の一方が接
地され、吸着力を発生しない場合は、前記電極の数をX
とし、吸着されるべき前記記録媒体の前記電極配置方向
の長さをLとしたときに、インク記録による記録媒体の
変形の高さZ(Z<Y:記録媒体と記録ヘッド間の距離
をYとしたとき)に対して、記録媒体と記録ヘッド間の
離間最小距離αを得るためのもので、
ンクジェット記録装置において、前記電極対の一方が接
地され、吸着力を発生しない場合は、前記電極の数をX
とし、吸着されるべき前記記録媒体の前記電極配置方向
の長さをLとしたときに、インク記録による記録媒体の
変形の高さZ(Z<Y:記録媒体と記録ヘッド間の距離
をYとしたとき)に対して、記録媒体と記録ヘッド間の
離間最小距離αを得るためのもので、
【0019】
【数4】
【0020】(但し、Lは長さをmm単位で表したとき
の絶対値)の関係にあってもよい。
の絶対値)の関係にあってもよい。
【0021】請求項9記載の発明は、請求項4記載のイ
ンクジェット記録装置において、前記搬送ベルトにより
形成される記録媒体搬送経路のうち前記インク記録領域
の少なくとも上流側近傍に前記記録媒体を前記搬送ベル
ト側に押圧する記録媒体押圧手段をさらに設けたもので
あってもよい。
ンクジェット記録装置において、前記搬送ベルトにより
形成される記録媒体搬送経路のうち前記インク記録領域
の少なくとも上流側近傍に前記記録媒体を前記搬送ベル
ト側に押圧する記録媒体押圧手段をさらに設けたもので
あってもよい。
【0022】ここで、請求項10記載の発明は、請求項
9記載のインクジェット記録装置において、前記押圧手
段は記録部下流側近傍にも有するものであってもよい。
9記載のインクジェット記録装置において、前記押圧手
段は記録部下流側近傍にも有するものであってもよい。
【0023】請求項11記載の発明は、請求項9または
10に記載のインクジェット記録装置において、前記記
録媒体押圧手段は少なくとも記録媒体に接する部分が導
電性材料から形成されてなるものであってもよい。
10に記載のインクジェット記録装置において、前記記
録媒体押圧手段は少なくとも記録媒体に接する部分が導
電性材料から形成されてなるものであってもよい。
【0024】請求項12記載の発明は、インクジェット
記録方法であって、インクジェット記録ヘッドに対し離
間した位置に備えた記録媒体に対するインク記録領域に
あって、記録媒体のインク記録面に対して裏面側に設け
られ、前記インク記録領域における記録媒体を相対的に
強く静電吸着する第1領域と相対的に弱く静電吸着する
第2領域を交互に複数分散して有する静電吸着手段によ
り、インク記録による記録媒体のコックリング集中を分
散してインク記録を行うことを特徴とする。
記録方法であって、インクジェット記録ヘッドに対し離
間した位置に備えた記録媒体に対するインク記録領域に
あって、記録媒体のインク記録面に対して裏面側に設け
られ、前記インク記録領域における記録媒体を相対的に
強く静電吸着する第1領域と相対的に弱く静電吸着する
第2領域を交互に複数分散して有する静電吸着手段によ
り、インク記録による記録媒体のコックリング集中を分
散してインク記録を行うことを特徴とする。
【0025】請求項13記載の発明は、液体インク記録
方法であって、液体インクを記録媒体に付与するインク
記録領域にあって、記録媒体を部分的に静電吸着する吸
着領域を複数有することによって記録媒体のコックリン
グ集中を分散することを特徴とする。
方法であって、液体インクを記録媒体に付与するインク
記録領域にあって、記録媒体を部分的に静電吸着する吸
着領域を複数有することによって記録媒体のコックリン
グ集中を分散することを特徴とする。
【0026】
【作用】本発明によれば、吸着力は電極板上で発生し、
電極間上には吸着力はほとんど発生しない。この電極の
方向が記録媒体の搬送方向と同方向に伸びているため、
記録媒体の幅方向に吸着力の強弱分布が形成される。従
って、記録画像が高濃度の場合に特に発生する記録媒体
の膨潤を吸着力のほとんど発生しない複数個の電極間で
吸収できる。つまり、記録媒体の膨潤を特定の位置で複
数個のコックリングにより吸収するので、1つ1つのコ
ックリングを低く抑えることが可能となる。その結果、
記録媒体と記録ヘッドとの接触を防止することができ
る。
電極間上には吸着力はほとんど発生しない。この電極の
方向が記録媒体の搬送方向と同方向に伸びているため、
記録媒体の幅方向に吸着力の強弱分布が形成される。従
って、記録画像が高濃度の場合に特に発生する記録媒体
の膨潤を吸着力のほとんど発生しない複数個の電極間で
吸収できる。つまり、記録媒体の膨潤を特定の位置で複
数個のコックリングにより吸収するので、1つ1つのコ
ックリングを低く抑えることが可能となる。その結果、
記録媒体と記録ヘッドとの接触を防止することができ
る。
【0027】さらに、本発明における吸着力の発生手段
は静電気力によるものであるので、騒音の発生がない。
は静電気力によるものであるので、騒音の発生がない。
【0028】また、本発明によれば、記録媒体の記録領
域の裏面側に、搬送手段に沿って発生する吸着作用によ
り、記録媒体を吸着保持しつつ搬送手段により記録媒体
を移動させ、記録を行うことができるので、記録ヘッド
のインク吐出口と記録媒体の記録面とを十分に近接させ
ながら記録することが可能となり、しかも記録媒体の搬
送方向の両端余白部分を非常に小さくすることができ
る。また、電極の設置方向の記録媒体長さをL(mm)
とし、電極の数をXとしたときに、インク記録による記
録媒体の変形の高さZ(Z<Y:記録媒体と記録ヘッド
間の距離をYとしたとき)に対して、記録媒体と記録ヘ
ッド間の離間最小距離αを得るためのもので、
域の裏面側に、搬送手段に沿って発生する吸着作用によ
り、記録媒体を吸着保持しつつ搬送手段により記録媒体
を移動させ、記録を行うことができるので、記録ヘッド
のインク吐出口と記録媒体の記録面とを十分に近接させ
ながら記録することが可能となり、しかも記録媒体の搬
送方向の両端余白部分を非常に小さくすることができ
る。また、電極の設置方向の記録媒体長さをL(mm)
とし、電極の数をXとしたときに、インク記録による記
録媒体の変形の高さZ(Z<Y:記録媒体と記録ヘッド
間の距離をYとしたとき)に対して、記録媒体と記録ヘ
ッド間の離間最小距離αを得るためのもので、
【0029】
【数5】
【0030】(但し、Lは長さをmm単位で表したとき
の絶対値)の関係が保たれるようにすることで、インク
の打込みによって記録媒体が膨潤し、コックリングが発
生するのを最小限に抑えることができる。
の絶対値)の関係が保たれるようにすることで、インク
の打込みによって記録媒体が膨潤し、コックリングが発
生するのを最小限に抑えることができる。
【0031】さらに、本発明によれば、記録媒体を搬送
するための搬送ベルトを有し、記録媒体を搬送ベルトに
吸着させるための吸着力発生手段に加えて、さらに必要
により記録領域の近傍の搬送経路上に記録媒体を搬送ベ
ルト側に押さえ付ける記録媒体押圧手段を有する構成に
より、記録媒体を搬送ベルトに吸着保持し、搬送ベルト
を移動させながら記録を行うことができるため、記録領
域の記録ヘッドの吐出ノズルと記録媒体との所定間隔を
維持しながら近接して記録することができると共に、記
録媒体上の余白部分を非常に小さくすることができる。
するための搬送ベルトを有し、記録媒体を搬送ベルトに
吸着させるための吸着力発生手段に加えて、さらに必要
により記録領域の近傍の搬送経路上に記録媒体を搬送ベ
ルト側に押さえ付ける記録媒体押圧手段を有する構成に
より、記録媒体を搬送ベルトに吸着保持し、搬送ベルト
を移動させながら記録を行うことができるため、記録領
域の記録ヘッドの吐出ノズルと記録媒体との所定間隔を
維持しながら近接して記録することができると共に、記
録媒体上の余白部分を非常に小さくすることができる。
【0032】また、吸着力発生手段および記録媒体押圧
手段により、記録媒体を搬送ベルト側に吸着させること
により、インクの打込みによって記録媒体が膨潤するこ
とにより発生するコックリングを最小限に抑えることが
できる。
手段により、記録媒体を搬送ベルト側に吸着させること
により、インクの打込みによって記録媒体が膨潤するこ
とにより発生するコックリングを最小限に抑えることが
できる。
【0033】また、記録媒体を搬送ベルトに吸着させる
構成に静電吸着力を用いた吸着力発生手段を設け、機構
媒体押圧手段を導電性部材で構成したので、記録媒体押
圧手段をアースとして用いるか、または吸着力発生手段
に印加する電荷と逆極性の電荷を記録媒体押圧手段に印
加することにより、記録媒体の記録面上に発生する、吸
着力発生手段に印加する電荷と同極性の電荷(表面電
位)を記録媒体押圧手段を介して除電することができ
る。これにより、記録面上に発生する電荷(表面電位)
が記録に影響を与えるのを防止し、安定した記録を行う
ことが可能となる。
構成に静電吸着力を用いた吸着力発生手段を設け、機構
媒体押圧手段を導電性部材で構成したので、記録媒体押
圧手段をアースとして用いるか、または吸着力発生手段
に印加する電荷と逆極性の電荷を記録媒体押圧手段に印
加することにより、記録媒体の記録面上に発生する、吸
着力発生手段に印加する電荷と同極性の電荷(表面電
位)を記録媒体押圧手段を介して除電することができ
る。これにより、記録面上に発生する電荷(表面電位)
が記録に影響を与えるのを防止し、安定した記録を行う
ことが可能となる。
【0034】また、温度や湿度などの環境の変化によ
り、記録媒体の端部が波打ったり、カールが発生した場
合においても、記録媒体押圧手段により、記録媒体を搬
送ベルト側に押さえつけた状態で吸着力発生手段に記録
媒体を搬送することができるため、記録領域において安
定した吸着を行うことを可能にするものである。
り、記録媒体の端部が波打ったり、カールが発生した場
合においても、記録媒体押圧手段により、記録媒体を搬
送ベルト側に押さえつけた状態で吸着力発生手段に記録
媒体を搬送することができるため、記録領域において安
定した吸着を行うことを可能にするものである。
【0035】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
【0036】(実施例1)図1は本発明のインクジェッ
ト記録装置の第1の実施例を示す一部を切欠いた斜視図
である。図1において、1はインクを吐出して記録を行
うインクジェット記録ヘッド(以下、記録ヘッドとす
る)、2は記録ヘッド1を支持しつつ、移動するキャリ
ッジ、3はキャリッジ2を支持しつつ、案内するガイド
レール、4はキャリッジ2を駆動するモータ(不図示)
に直結されたプーリ、5はプーリ4と従動プーリ(不図
示)に巻掛けられたワイヤ、6は紙などの記録媒体(記
録シートともいう)、7は記録ヘッド1が待機中等に際
し、記録ヘッド1の吐出ノズルを乾燥などから保護する
ためのキャップ部材、8は記録媒体6を吸着しつつ移動
する0.15mm前後の厚みのポリエチレン,ポリカー
ボネート,ポリエステル等の合成樹脂で構成された無端
ベルト形状をなしている搬送ベルト、9は駆動ローラ1
0を介して搬送ベルト8を駆動するモータ、11は駆動
ローラ10に従動する従動ローラである。
ト記録装置の第1の実施例を示す一部を切欠いた斜視図
である。図1において、1はインクを吐出して記録を行
うインクジェット記録ヘッド(以下、記録ヘッドとす
る)、2は記録ヘッド1を支持しつつ、移動するキャリ
ッジ、3はキャリッジ2を支持しつつ、案内するガイド
レール、4はキャリッジ2を駆動するモータ(不図示)
に直結されたプーリ、5はプーリ4と従動プーリ(不図
示)に巻掛けられたワイヤ、6は紙などの記録媒体(記
録シートともいう)、7は記録ヘッド1が待機中等に際
し、記録ヘッド1の吐出ノズルを乾燥などから保護する
ためのキャップ部材、8は記録媒体6を吸着しつつ移動
する0.15mm前後の厚みのポリエチレン,ポリカー
ボネート,ポリエステル等の合成樹脂で構成された無端
ベルト形状をなしている搬送ベルト、9は駆動ローラ1
0を介して搬送ベルト8を駆動するモータ、11は駆動
ローラ10に従動する従動ローラである。
【0037】12はキャリッジ2の移動方向を示す矢
印、13は駆動ローラ10の回転方向を示す矢印であ
る。
印、13は駆動ローラ10の回転方向を示す矢印であ
る。
【0038】14は吸着力発生手段であり、搬送ベルト
8を挟んで記録ヘッド1に対向する位置に配設されてい
る。15は一対の櫛歯電極であり、所定の電圧を印加さ
れることにより吸着力を発生させるものであり、所定の
高圧電圧を発生する高圧電源(不図示)に接続されてい
る。これら電極15と電源とは吸着力発生手段14を概
略構成している。
8を挟んで記録ヘッド1に対向する位置に配設されてい
る。15は一対の櫛歯電極であり、所定の電圧を印加さ
れることにより吸着力を発生させるものであり、所定の
高圧電圧を発生する高圧電源(不図示)に接続されてい
る。これら電極15と電源とは吸着力発生手段14を概
略構成している。
【0039】16は搬送ベルト8を櫛歯電極15との摺
動から保護する保護フィルム、17は櫛歯電極15を支
えるプラテン板である。
動から保護する保護フィルム、17は櫛歯電極15を支
えるプラテン板である。
【0040】上記構成の装置において記録を行うとき、
記録ヘッド1はキャップ部材7から離れ、図示しないモ
ータからプーリ4および図示しない従動プーリに巻掛け
られたワイヤ5を伝わった動力により記録ヘッド1はキ
ャリッジ2と共に記録媒体6方向へと走査され、所定の
長さ移動したのちキャップ部材7方向へと反転する。す
なわち、記録ヘッド1は矢印12の方向を往復し、イン
ク滴を記録媒体6の所定の位置に吐出して記録を行う。
記録ヘッド1はキャップ部材7から離れ、図示しないモ
ータからプーリ4および図示しない従動プーリに巻掛け
られたワイヤ5を伝わった動力により記録ヘッド1はキ
ャリッジ2と共に記録媒体6方向へと走査され、所定の
長さ移動したのちキャップ部材7方向へと反転する。す
なわち、記録ヘッド1は矢印12の方向を往復し、イン
ク滴を記録媒体6の所定の位置に吐出して記録を行う。
【0041】一方、記録媒体6は吸着力発生手段14か
ら与えられた静電気力に基づく吸着力により、搬送ベル
ト8の平面部に吸着し記録ヘッド1の一走査終了毎に所
定の長さだけモータ9により矢印13方向に送られ、こ
れら一連の動作を繰り返すことにより記録を行うことが
可能である。この時点で記録媒体6の左右端部、すなわ
ち搬送方向に沿う両端部は搬送ベルト8から浮き易いた
め、あらかじめ使用することが決定している数種類の記
録媒体の左右端部が吸着力の強い電極の上にくるように
櫛歯状電極15が配設されている。
ら与えられた静電気力に基づく吸着力により、搬送ベル
ト8の平面部に吸着し記録ヘッド1の一走査終了毎に所
定の長さだけモータ9により矢印13方向に送られ、こ
れら一連の動作を繰り返すことにより記録を行うことが
可能である。この時点で記録媒体6の左右端部、すなわ
ち搬送方向に沿う両端部は搬送ベルト8から浮き易いた
め、あらかじめ使用することが決定している数種類の記
録媒体の左右端部が吸着力の強い電極の上にくるように
櫛歯状電極15が配設されている。
【0042】図2は、B5サイズの記録媒体18とA4
サイズの記録媒体19を例にとり各記録媒体の片側を搬
送の基準とした場合の本実施例における櫛歯電極15の
配設例を示す平面図であり、図3は、同じくB5サイズ
の記録媒体18とA4サイズの記録媒体19を例にとり
各記録媒体の中央を搬送の基準とした場合の本実施例に
おける櫛歯電極15の配設例を示す平面図である。図2
または図3のような配置関係に櫛歯電極15を配設する
ことにより、記録媒体6の左右端部の搬送ベルト8から
の浮きは確実に防止され、その浮きによる記録ヘッド1
との接触を防ぐことができる。
サイズの記録媒体19を例にとり各記録媒体の片側を搬
送の基準とした場合の本実施例における櫛歯電極15の
配設例を示す平面図であり、図3は、同じくB5サイズ
の記録媒体18とA4サイズの記録媒体19を例にとり
各記録媒体の中央を搬送の基準とした場合の本実施例に
おける櫛歯電極15の配設例を示す平面図である。図2
または図3のような配置関係に櫛歯電極15を配設する
ことにより、記録媒体6の左右端部の搬送ベルト8から
の浮きは確実に防止され、その浮きによる記録ヘッド1
との接触を防ぐことができる。
【0043】前記の記録動作において、記録画像が高濃
度の場合には図1に示した記録媒体6は、主な溶媒とし
て水を用いた記録インクが多量に打ち込まれた状態にな
り、記録媒体6は膨潤し、寸法が大きくなる。ここで記
録媒体6は搬送ベルト8に吸着しているが、記録媒体6
の膨潤は抑えきれず、コックリングとなり浮きが発生す
るが、櫛歯電極15は搬送ベルト8による記録媒体6の
搬送方向に沿って延びている配置となっているため、記
録媒体6の幅方向に吸着力の強弱分布が形成される。従
って、記録媒体6の膨潤を吸着力のほとんど発生しない
複数個の電極と電極の間で吸収することができる。つま
り、特定の位置で複数個のコックリングにより吸収する
ので、1つ1つのコックリングを低く抑えることが可能
となり、記録媒体6と記録ヘッド1との接触を防ぐこと
ができる。
度の場合には図1に示した記録媒体6は、主な溶媒とし
て水を用いた記録インクが多量に打ち込まれた状態にな
り、記録媒体6は膨潤し、寸法が大きくなる。ここで記
録媒体6は搬送ベルト8に吸着しているが、記録媒体6
の膨潤は抑えきれず、コックリングとなり浮きが発生す
るが、櫛歯電極15は搬送ベルト8による記録媒体6の
搬送方向に沿って延びている配置となっているため、記
録媒体6の幅方向に吸着力の強弱分布が形成される。従
って、記録媒体6の膨潤を吸着力のほとんど発生しない
複数個の電極と電極の間で吸収することができる。つま
り、特定の位置で複数個のコックリングにより吸収する
ので、1つ1つのコックリングを低く抑えることが可能
となり、記録媒体6と記録ヘッド1との接触を防ぐこと
ができる。
【0044】さらに記録媒体6が移動する方向に沿って
櫛歯電極15が延びているので今まで吸着していた所が
搬送ベルト8の移動後、記録ヘッド1が次の走査に入っ
た時には吸着しない電極間を移動することはなく、記録
媒体1枚を通してコックリングを低く抑えることができ
る。また、櫛歯電極15は記録ヘッド1の下側近傍に配
設されているので、少なくとも記録ヘッド1による記録
可能領域におけるコックリングを抑制できる。
櫛歯電極15が延びているので今まで吸着していた所が
搬送ベルト8の移動後、記録ヘッド1が次の走査に入っ
た時には吸着しない電極間を移動することはなく、記録
媒体1枚を通してコックリングを低く抑えることができ
る。また、櫛歯電極15は記録ヘッド1の下側近傍に配
設されているので、少なくとも記録ヘッド1による記録
可能領域におけるコックリングを抑制できる。
【0045】(実施例2)図4の(a)は本発明のイン
クジェット記録装置の第2の実施例における吸着力発生
手段の一部を構成する櫛歯状電極を示す概略平面図であ
る。
クジェット記録装置の第2の実施例における吸着力発生
手段の一部を構成する櫛歯状電極を示す概略平面図であ
る。
【0046】本実施例においては、櫛歯状電極15のエ
ッジ部を全て丸めてある。こうすることにより電極15
からのリークをしにくくし、それによって電極間の間隔
を縮めることが可能となり、櫛歯電極の櫛歯の本数を増
やすことが可能となる。
ッジ部を全て丸めてある。こうすることにより電極15
からのリークをしにくくし、それによって電極間の間隔
を縮めることが可能となり、櫛歯電極の櫛歯の本数を増
やすことが可能となる。
【0047】その他の構成および動作は先の実施例と同
一である。
一である。
【0048】なお、図4の(b)は図4の(a)に示し
た櫛歯状電極の変形例を示す概略平面図である。図4の
(a)に示した実施例では、一対の櫛歯状電極15を互
いに対向させて配置したが、図4の(b)に示すよう
に、対向する電極のうち一方を櫛歯状電極15とし、他
方を棒状電極15’としてもよい。この場合、櫛歯状電
極15の歯の先端部と棒状電極15’との間に静電吸着
力が発生することとなる。図4の(b)に示した変形例
では、発生する静電吸着力が(a)に示した実施例より
小さいが、(b)に示した変形例でも十分に目的を達成
することができる。
た櫛歯状電極の変形例を示す概略平面図である。図4の
(a)に示した実施例では、一対の櫛歯状電極15を互
いに対向させて配置したが、図4の(b)に示すよう
に、対向する電極のうち一方を櫛歯状電極15とし、他
方を棒状電極15’としてもよい。この場合、櫛歯状電
極15の歯の先端部と棒状電極15’との間に静電吸着
力が発生することとなる。図4の(b)に示した変形例
では、発生する静電吸着力が(a)に示した実施例より
小さいが、(b)に示した変形例でも十分に目的を達成
することができる。
【0049】(実施例3)図5は、本発明のインクジェ
ット記録装置の第3の実施例における吸着力発生手段の
一部を構成する櫛歯状電極を示す概略平面図である。本
実施例では、図1に示した吸着力発生装置の一対の櫛歯
状電極15の他に、記録ヘッド1の移動方向に並列に別
の一対の櫛歯状電極15”を設けたものである。
ット記録装置の第3の実施例における吸着力発生手段の
一部を構成する櫛歯状電極を示す概略平面図である。本
実施例では、図1に示した吸着力発生装置の一対の櫛歯
状電極15の他に、記録ヘッド1の移動方向に並列に別
の一対の櫛歯状電極15”を設けたものである。
【0050】例えば頻繁に使用されるA4サイズ以下の
記録媒体を使用する場合には一対の櫛歯電極15のみを
使用し、それよりも大きさサイズの記録媒体を使用する
時のみ、一対の櫛歯電極15に加えて一対の櫛歯状電極
15”を使用するというように記録媒体の大きさに応じ
て使用電極を使い分けて電力消費を少なくする。
記録媒体を使用する場合には一対の櫛歯電極15のみを
使用し、それよりも大きさサイズの記録媒体を使用する
時のみ、一対の櫛歯電極15に加えて一対の櫛歯状電極
15”を使用するというように記録媒体の大きさに応じ
て使用電極を使い分けて電力消費を少なくする。
【0051】その他の構成および動作は実施例1と同一
である。
である。
【0052】なお、本実施例では、搬送の基準位置を一
対の櫛歯状電極15の一端にとっているが、電極全体の
中心を搬送の基準とすることも可能である。すなわち、
本実施例には、一対の櫛歯状電極15の他端に別の一対
の櫛歯状電極15”を設けたが、一対の櫛歯状電極15
の両端にそれぞれ一対の櫛歯状電極15”を設けた構成
とすることにより、搬送の基準を電極の中心にすること
もできる。
対の櫛歯状電極15の一端にとっているが、電極全体の
中心を搬送の基準とすることも可能である。すなわち、
本実施例には、一対の櫛歯状電極15の他端に別の一対
の櫛歯状電極15”を設けたが、一対の櫛歯状電極15
の両端にそれぞれ一対の櫛歯状電極15”を設けた構成
とすることにより、搬送の基準を電極の中心にすること
もできる。
【0053】(実施例4)図6は、本発明のインクジェ
ット記録装置の第4の実施例を示す概略斜視図である。
図1に示した実施例における構成と同一の構成について
は同一符号を符し、その説明を省略する。
ット記録装置の第4の実施例を示す概略斜視図である。
図1に示した実施例における構成と同一の構成について
は同一符号を符し、その説明を省略する。
【0054】図6において4aは駆動モータ9に直結さ
れた駆動プーリ、4bは従動プーリである。ワイヤ5
は、駆動用プーリ4aと従動プーリ4bとの間に張架さ
れ、かつ、キャリッジ2を移動させる。20は記録シー
ト6をシート送りするためのシート送りモータ、22は
記録ヘッド1が待機中等に記録ヘッド1の吐出ノズルを
乾燥などから保護するためのキャップ部材、25は記録
シート6を送給するための送給ローラ、26は図示しな
い付勢手段により記録シート6を送給ローラ25に向け
て押圧するための押圧ローラ、27はキャップ部材22
より記録領域側に位置し、記録ヘッド1に記録以外のイ
ンク滴吐出、いわゆる空吐出(或は予備吐出)を行わせ
る空吐出箱である。
れた駆動プーリ、4bは従動プーリである。ワイヤ5
は、駆動用プーリ4aと従動プーリ4bとの間に張架さ
れ、かつ、キャリッジ2を移動させる。20は記録シー
ト6をシート送りするためのシート送りモータ、22は
記録ヘッド1が待機中等に記録ヘッド1の吐出ノズルを
乾燥などから保護するためのキャップ部材、25は記録
シート6を送給するための送給ローラ、26は図示しな
い付勢手段により記録シート6を送給ローラ25に向け
て押圧するための押圧ローラ、27はキャップ部材22
より記録領域側に位置し、記録ヘッド1に記録以外のイ
ンク滴吐出、いわゆる空吐出(或は予備吐出)を行わせ
る空吐出箱である。
【0055】なお、キャリッジ2は矢印PおよびP′方
向に所定のタイミングで移動し、その移動走査のタイミ
ングに合わせて記録ヘッド1からインクが吐出され記録
が行われる。
向に所定のタイミングで移動し、その移動走査のタイミ
ングに合わせて記録ヘッド1からインクが吐出され記録
が行われる。
【0056】また、記録を行うときは、キャップ部材2
2によりその吐出ノズルを保護されていた記録ヘッド1
がキャップ部材22から解放され、モータ9からの動力
がワイヤ5によりキャリッジ2に伝えられて、キャリッ
ジ2と共に移動走査する記録ヘッド1により記録シート
6に向けて、インク滴が吐出され記録が行われる。記録
シート6は記録ヘッド1の一走査終了毎に所定の長さ分
をシート送りモータ20と送給ローラ25とにより矢印
F方向にシート送りされ、これらの繰り返しによりシー
ト上一面に連続して記録を行うことが可能となる。
2によりその吐出ノズルを保護されていた記録ヘッド1
がキャップ部材22から解放され、モータ9からの動力
がワイヤ5によりキャリッジ2に伝えられて、キャリッ
ジ2と共に移動走査する記録ヘッド1により記録シート
6に向けて、インク滴が吐出され記録が行われる。記録
シート6は記録ヘッド1の一走査終了毎に所定の長さ分
をシート送りモータ20と送給ローラ25とにより矢印
F方向にシート送りされ、これらの繰り返しによりシー
ト上一面に連続して記録を行うことが可能となる。
【0057】28は記録シート6を吸着し保持しつつ移
動するシート保持部材であり約0.1mm〜0.2mm
位の厚みのポリエチレン、ポリカーボネートなどの合成
樹脂で形成されており、無端ベルト形状を成してローラ
25と30との間に張架されている。31は吸着力発生
手段であり、記録ヘッド1に対向する位置に固定されて
おり、所定の電圧を印加されることによりシート保持部
材28の記録ヘッド1による記録対応部分に吸着力を発
生させるものであり、所定の高電圧を発生する高圧電源
(不図示)に接続されている。なお、ローラ25はシー
ト送りモータ20によって駆動される。
動するシート保持部材であり約0.1mm〜0.2mm
位の厚みのポリエチレン、ポリカーボネートなどの合成
樹脂で形成されており、無端ベルト形状を成してローラ
25と30との間に張架されている。31は吸着力発生
手段であり、記録ヘッド1に対向する位置に固定されて
おり、所定の電圧を印加されることによりシート保持部
材28の記録ヘッド1による記録対応部分に吸着力を発
生させるものであり、所定の高電圧を発生する高圧電源
(不図示)に接続されている。なお、ローラ25はシー
ト送りモータ20によって駆動される。
【0058】このような構成を有するインクジェット記
録装置においては、その記録時に、記録シート6が押圧
ローラ26によりシート保持部材28を介してローラ2
5に向け押圧されると共に、吸着力発生手段31により
吸着力が付与されたシート保持部材28により記録シー
ト6はそのまま吸着された状態で図1に示すように記録
ヘッド1のインク吐出面対向位置に保持される。
録装置においては、その記録時に、記録シート6が押圧
ローラ26によりシート保持部材28を介してローラ2
5に向け押圧されると共に、吸着力発生手段31により
吸着力が付与されたシート保持部材28により記録シー
ト6はそのまま吸着された状態で図1に示すように記録
ヘッド1のインク吐出面対向位置に保持される。
【0059】そこで、この状態に保たれる記録シート6
に対し、記録ヘッド1のキャリッジ2による矢印P方向
の移動走査によって、その間にインク吐出口から記録シ
ート6に向けてインクの吐出が行われ、一走査分の記録
が行われる度にローラ25,20およびシート保持部材
28による矢印F方向のシート送りが繰返される。
に対し、記録ヘッド1のキャリッジ2による矢印P方向
の移動走査によって、その間にインク吐出口から記録シ
ート6に向けてインクの吐出が行われ、一走査分の記録
が行われる度にローラ25,20およびシート保持部材
28による矢印F方向のシート送りが繰返される。
【0060】なお、このとき、記録シート6を保持する
シート保持部材28は記録シート6の記録ヘッド1に対
向する部分を吸着しつつシートを送ることができるの
で、記録シート6の先端部分および後端部分を記録する
時においても記録ヘッド1側へ出張る部分がないため、
記録ヘッド1のインク吐出口と記録シート6の吸着され
ている端部とは近接しながら記録することが可能であ
り、記録シート6上の余白部分を最小限とすることがで
きる。
シート保持部材28は記録シート6の記録ヘッド1に対
向する部分を吸着しつつシートを送ることができるの
で、記録シート6の先端部分および後端部分を記録する
時においても記録ヘッド1側へ出張る部分がないため、
記録ヘッド1のインク吐出口と記録シート6の吸着され
ている端部とは近接しながら記録することが可能であ
り、記録シート6上の余白部分を最小限とすることがで
きる。
【0061】次に、吸着力発生手段31の構成を図7お
よび図8を参照して詳細に説明する。
よび図8を参照して詳細に説明する。
【0062】図7に示すようにシート保持部材28の記
録領域に対応する下面側には、これに沿って保護フィル
ム32が設けてあり、シート保持部材28と接触してい
る。
録領域に対応する下面側には、これに沿って保護フィル
ム32が設けてあり、シート保持部材28と接触してい
る。
【0063】なお、保護フィルム32もまたシート保持
部材28と同様、約0.1〜0.2mmの厚さのポリエ
チレンやポリカーボネート等の合成樹脂材によって形成
されている。ここで、保護フィルム32は、電極台33
に接着等により固定されるもので、保護フィルム32の
更に下面側には、導電性の金属で構成された電極板34
および35が設けてあり、保護フィルム32と接触を保
つ。なお、これらの電極板34および35は、電極台3
3に接着等により固定されている。
部材28と同様、約0.1〜0.2mmの厚さのポリエ
チレンやポリカーボネート等の合成樹脂材によって形成
されている。ここで、保護フィルム32は、電極台33
に接着等により固定されるもので、保護フィルム32の
更に下面側には、導電性の金属で構成された電極板34
および35が設けてあり、保護フィルム32と接触を保
つ。なお、これらの電極板34および35は、電極台3
3に接着等により固定されている。
【0064】また、電極板34および35は図8に示す
ように、双方が共にくし歯型に形成されていて互いの凹
部に互いの凸部が所定の間隔を保って入り込む形で配置
されている。そして、一方の電極板34には正または負
の電圧が付加されると共に他方の電極板35には、電極
板34と逆極性の電圧が付加されるか、または、アース
に落とされる。
ように、双方が共にくし歯型に形成されていて互いの凹
部に互いの凸部が所定の間隔を保って入り込む形で配置
されている。そして、一方の電極板34には正または負
の電圧が付加されると共に他方の電極板35には、電極
板34と逆極性の電圧が付加されるか、または、アース
に落とされる。
【0065】なお、Rは電極板34,35双方の櫛歯間
の間隔を示すもので、Lは記録シート6の電極の配列方
向の長さ(図8の場合はシート幅)(mm)を示す。
の間隔を示すもので、Lは記録シート6の電極の配列方
向の長さ(図8の場合はシート幅)(mm)を示す。
【0066】次いで、図9を用いて、電極板34および
35上に保護フィルム32、シート保持部材28を介し
て吸着される記録シート6上のコックリング(シートの
波うち現象)について説明する。
35上に保護フィルム32、シート保持部材28を介し
て吸着される記録シート6上のコックリング(シートの
波うち現象)について説明する。
【0067】ここで、記録シート6に向けて、インクが
多量に吐出されると、記録シート6が膨潤することによ
って、その寸法が大きくなる方向に広がろうとする。し
かし、本実施例では、記録シート6は、電極板34およ
び35に発生する吸着力によりシート保持部材28に吸
着されるので、膨潤して広がろうとする記録シート6の
ふくらみ部分が、吸着力のない電極間のRで示す間隔に
集中し、ヘッド1側に盛り上がって、図9に示すような
波型のコックリングが発生する。
多量に吐出されると、記録シート6が膨潤することによ
って、その寸法が大きくなる方向に広がろうとする。し
かし、本実施例では、記録シート6は、電極板34およ
び35に発生する吸着力によりシート保持部材28に吸
着されるので、膨潤して広がろうとする記録シート6の
ふくらみ部分が、吸着力のない電極間のRで示す間隔に
集中し、ヘッド1側に盛り上がって、図9に示すような
波型のコックリングが発生する。
【0068】なお、図9中のZは記録シート6の盛り上
がり量(コックリング量)を示すもので、電極間の間隔
Rに対する記録シート6のふくらみに沿った長さをQと
する。
がり量(コックリング量)を示すもので、電極間の間隔
Rに対する記録シート6のふくらみに沿った長さをQと
する。
【0069】いま、記録シート6にインクが打ち込まれ
た時の膨潤率をaとすると、記録シート6の長さL(m
m)の同方向の伸び量はLaで示される。また、1つの
コックリングの山に於いて記録シート6の伸びの吸収さ
れる量は、Q−Rで示されるので、コックリング量をZ
に保つためのコックリングの山の数Mxは
た時の膨潤率をaとすると、記録シート6の長さL(m
m)の同方向の伸び量はLaで示される。また、1つの
コックリングの山に於いて記録シート6の伸びの吸収さ
れる量は、Q−Rで示されるので、コックリング量をZ
に保つためのコックリングの山の数Mxは
【0070】
【数6】
【0071】で示される。
【0072】なお、高濃度記録時における最も大きい記
録シートの伸びは膨潤率で1%程度になることが実験に
よって確認されている。一方、記録ヘッド1のインク吐
出面と記録シート6との間の間隔を小さくし、吐出の着
弾精度を上げるためにはコックリング量Zを0.2mm
程度に押さえることが望ましい。また、電極間の間隔R
は、その間の放電を防ぐために最低2mm以上の間隔が
必要(電極に付加する電圧が0.5kV〜3kVの場
合)である。よって上記の、膨潤率が1%でその時のコ
ックリング量を0.2mmに押え、かつ電極間の間隔を
2mmとした場合が、コックリングの山の数Mxを最も
多く必要とする時の条件となる。
録シートの伸びは膨潤率で1%程度になることが実験に
よって確認されている。一方、記録ヘッド1のインク吐
出面と記録シート6との間の間隔を小さくし、吐出の着
弾精度を上げるためにはコックリング量Zを0.2mm
程度に押さえることが望ましい。また、電極間の間隔R
は、その間の放電を防ぐために最低2mm以上の間隔が
必要(電極に付加する電圧が0.5kV〜3kVの場
合)である。よって上記の、膨潤率が1%でその時のコ
ックリング量を0.2mmに押え、かつ電極間の間隔を
2mmとした場合が、コックリングの山の数Mxを最も
多く必要とする時の条件となる。
【0073】また、電極間の間隔Rを2mmに設定し、
コックリング量を0.2mmに抑えるようにした場合の
記録シート6のふくらみに沿った長さQは、ほぼ2.0
4mmになることが実験により判明している。
コックリング量を0.2mmに抑えるようにした場合の
記録シート6のふくらみに沿った長さQは、ほぼ2.0
4mmになることが実験により判明している。
【0074】そこでこれらの数値を上記式に代入する
と、
と、
【0075】
【数7】
【0076】つまり上記式は最もコックリングの山の数
Mxを多く必要とする時の条件を示す。
Mxを多く必要とする時の条件を示す。
【0077】次に、最もコックリングの山の数Mxが少
なくてすむのは、記録シート6が、OHPシートのよう
に、インクが打ち込まれてもほとんど膨潤とないシート
の場合であり、この場合はコックリングの山の数Mxが
たとえ0であっても問題はない。
なくてすむのは、記録シート6が、OHPシートのよう
に、インクが打ち込まれてもほとんど膨潤とないシート
の場合であり、この場合はコックリングの山の数Mxが
たとえ0であっても問題はない。
【0078】なお、コックリング量Zが記録に支障を来
さない範囲内であれば、必要以上に電極の数Xを増やす
必要はなく、また電極の幅l(エル)(図8参照)をで
きるだけ広くして、吸着範囲を広くとることが望まし
い。例えば上述したOHPシートのような場合は、単に
シートを吸着するだけで良く、この場合の正負からなる
電極は1つであっても良く、電極全体でシートを吸着す
ることができる。
さない範囲内であれば、必要以上に電極の数Xを増やす
必要はなく、また電極の幅l(エル)(図8参照)をで
きるだけ広くして、吸着範囲を広くとることが望まし
い。例えば上述したOHPシートのような場合は、単に
シートを吸着するだけで良く、この場合の正負からなる
電極は1つであっても良く、電極全体でシートを吸着す
ることができる。
【0079】よって以上の解析結果から、コックリング
の山の数Mxを決定するためには、電極の数Xと長さL
との間に
の山の数Mxを決定するためには、電極の数Xと長さL
との間に
【0080】
【数8】
【0081】に示される条件があればよい。但し、ここ
でLはシートの吸着される領域における電極配列方向の
寸法をmm単位で表わした時の絶対値である。
でLはシートの吸着される領域における電極配列方向の
寸法をmm単位で表わした時の絶対値である。
【0082】また、2つの電極板のうち、アースに落と
される側の電極板の吸着力が弱くなる場合があり、ま
た、コックリングの山がアースに落とされている側の電
極板上に発生する場合があり、これらの場合には、電極
の数Xはコックリングの山の数Mxの2倍が必要とな
る。よって、電極の数を決定するためには長さLとの間
に
される側の電極板の吸着力が弱くなる場合があり、ま
た、コックリングの山がアースに落とされている側の電
極板上に発生する場合があり、これらの場合には、電極
の数Xはコックリングの山の数Mxの2倍が必要とな
る。よって、電極の数を決定するためには長さLとの間
に
【0083】
【数9】
【0084】に示される条件があればよい。
【0085】また、インク記録による記録媒体の変形の
高さZ(Z<Y:記録媒体と記録ヘッド間の距離をYと
したとき)と、記録媒体と記録ヘッド間の離間最小距離
αと電極数Xおよび記録媒体の電極配置方向の長さLと
した時には、
高さZ(Z<Y:記録媒体と記録ヘッド間の距離をYと
したとき)と、記録媒体と記録ヘッド間の離間最小距離
αと電極数Xおよび記録媒体の電極配置方向の長さLと
した時には、
【0086】
【数10】
【0087】の関係式をより好ましい条件として得るこ
とができた。
とができた。
【0088】なお、
【0089】
【外1】
【0090】より均一に分散化できる強静電吸着領域の
存在割合を示すものである。この下限値を満たすこと
は、画像の画質や質感をより良いものにできるので、好
ましいものであることが判明した。また、本発明では、
上限値の数値限定はない(ただし、本発明は全面吸着強
領域を含まない)が、記録媒体を間欠的に停止・送りを
繰り返す場合の搬送性およびコスト面にとって
存在割合を示すものである。この下限値を満たすこと
は、画像の画質や質感をより良いものにできるので、好
ましいものであることが判明した。また、本発明では、
上限値の数値限定はない(ただし、本発明は全面吸着強
領域を含まない)が、記録媒体を間欠的に停止・送りを
繰り返す場合の搬送性およびコスト面にとって
【0091】
【外2】
【0092】すなわち、インクジェット記録としては、
上記数10における上限値および下限値は有効なものと
なる。
上記数10における上限値および下限値は有効なものと
なる。
【0093】これは、記録媒体の変形の高さZがZ=Y
−αであることから、記録媒体の変形の高さZを小さく
抑えなければならない場合には、電極数Xが多く必要で
あり、Zが大きくても良い場合には電極数が少なくても
良いという関係になる。また、電極対の一方が接地さ
れ、吸着力を発生しない場合には、電極対の両方に吸着
力が発生する場合の2倍の電極数が必要とな場合の2倍
の電極数が必要となるため、
−αであることから、記録媒体の変形の高さZを小さく
抑えなければならない場合には、電極数Xが多く必要で
あり、Zが大きくても良い場合には電極数が少なくても
良いという関係になる。また、電極対の一方が接地さ
れ、吸着力を発生しない場合には、電極対の両方に吸着
力が発生する場合の2倍の電極数が必要とな場合の2倍
の電極数が必要となるため、
【0094】
【数11】
【0095】の関係が必要となる。
【0096】(実施例5)図10は、本発明のインクジ
ェット記録装置の第5の実施例を示す概略断面図であ
る。先の第4の実施例は、記録シート6を無端ベルトか
らなるシート保持部材28に沿わせ搬送する方式のイン
クジェット記録装置への適用例であった。この第4の実
施例に対し第5の実施例は、シート送り方向に対し記録
ヘッド1の上流側と下流側とにそれぞれローラ対26と
25、36と30をそれぞれ配設し、これらの両ローラ
対間に記録シート6を保持させて搬送する方式への適用
例を示す。
ェット記録装置の第5の実施例を示す概略断面図であ
る。先の第4の実施例は、記録シート6を無端ベルトか
らなるシート保持部材28に沿わせ搬送する方式のイン
クジェット記録装置への適用例であった。この第4の実
施例に対し第5の実施例は、シート送り方向に対し記録
ヘッド1の上流側と下流側とにそれぞれローラ対26と
25、36と30をそれぞれ配設し、これらの両ローラ
対間に記録シート6を保持させて搬送する方式への適用
例を示す。
【0097】本実施例では上流側のローラ対26,25
と下流側のローラ対36,30との間の搬送路に沿って
記録シート6を吸着する吸着力発生手段31を配設す
る。
と下流側のローラ対36,30との間の搬送路に沿って
記録シート6を吸着する吸着力発生手段31を配設す
る。
【0098】ここで、吸着力発生手段31の基本的構成
および作用については、第4の実施例と同一であるの
で、その部分の説明を省略する。
および作用については、第4の実施例と同一であるの
で、その部分の説明を省略する。
【0099】(実施例6)図11は、本発明のインクジ
ェット記録装置の第6の実施例を示す概略平面図であ
る。先の第4および第5の実施例では、その吸着力発生
手段31に設けた櫛歯状電極板34,35の歯の配列方
向を搬送方向に対し直角の方向としたのに対し、本実施
例はその歯の配列方向を搬送方向と同じ方向、すなわ
ち、図6に示した形態のシリアル型の場合、記録ヘッド
1の走査方向に合わせて配設したものである。この場
合、記録シート6についてはそのシート送り方向の長さ
LS(mm)に対してその延びを規制すればよい。従っ
て、本実施例ではその櫛歯の数(電極の数)Xおよび歯
型間の間隔Rを上述の実施例にならって設定すればよ
い。具体的には、電極の数Xは
ェット記録装置の第6の実施例を示す概略平面図であ
る。先の第4および第5の実施例では、その吸着力発生
手段31に設けた櫛歯状電極板34,35の歯の配列方
向を搬送方向に対し直角の方向としたのに対し、本実施
例はその歯の配列方向を搬送方向と同じ方向、すなわ
ち、図6に示した形態のシリアル型の場合、記録ヘッド
1の走査方向に合わせて配設したものである。この場
合、記録シート6についてはそのシート送り方向の長さ
LS(mm)に対してその延びを規制すればよい。従っ
て、本実施例ではその櫛歯の数(電極の数)Xおよび歯
型間の間隔Rを上述の実施例にならって設定すればよ
い。具体的には、電極の数Xは
【0100】
【数12】
【0101】(ここでαは記録媒体と記録ヘッド間の離
間最小距離である)の関係を満たすのがよく、電極対の
一方が接地され、吸着力を発生しない場合には、
間最小距離である)の関係を満たすのがよく、電極対の
一方が接地され、吸着力を発生しない場合には、
【0102】
【数13】
【0103】の関係を満たすのがよく、また印加電圧は
2〜3kVの範囲が好ましい。
2〜3kVの範囲が好ましい。
【0104】なお、その他の構成については図6〜図9
に示した実施例と同一であるので、その部分の説明を省
略する。
に示した実施例と同一であるので、その部分の説明を省
略する。
【0105】(実施例7)図12は、本発明のインクジ
ェット記録装置の第7の実施例を示す概略斜視図であ
る。図6に示した第4の実施例における構成と同一の構
成については同一符号を符し、その説明を省略する。
ェット記録装置の第7の実施例を示す概略斜視図であ
る。図6に示した第4の実施例における構成と同一の構
成については同一符号を符し、その説明を省略する。
【0106】本実施例の特徴は、先の第4の実施例の構
成に後述の紙押え部材40を設けた点と、吸着力発生手
段31における電極板間に誘電体41が埋め込まれた点
にある。この誘電体41の箇所の静電吸着力は、他の電
極上の静電吸着力に比べて相対的に弱くなる。
成に後述の紙押え部材40を設けた点と、吸着力発生手
段31における電極板間に誘電体41が埋め込まれた点
にある。この誘電体41の箇所の静電吸着力は、他の電
極上の静電吸着力に比べて相対的に弱くなる。
【0107】上記紙押え部材40は、記録媒体6を搬送
ベルト側に押えつける記録媒体押圧手段として、押圧ロ
ーラ26の回転軸を回転中心として取付けられ、図示し
ない付勢手段により搬送ベルト28側に付勢されてい
る。この紙押え部材40は導電性の金属板により形成さ
れている。
ベルト側に押えつける記録媒体押圧手段として、押圧ロ
ーラ26の回転軸を回転中心として取付けられ、図示し
ない付勢手段により搬送ベルト28側に付勢されてい
る。この紙押え部材40は導電性の金属板により形成さ
れている。
【0108】このような構成の記録装置では、第4の実
施例による作用効果に加え、押圧ローラ26と搬送ベル
ト28に挟持され、記録部へと導かれる記録媒体6が紙
押え部材26により、搬送ベルト28側に押えつけられ
た状態で吸着力発生部に侵入し、吸着力発生手段31か
ら与えられた吸着力により搬送ベルト28の平面部に効
率よく吸着するという作用効果を奏する。
施例による作用効果に加え、押圧ローラ26と搬送ベル
ト28に挟持され、記録部へと導かれる記録媒体6が紙
押え部材26により、搬送ベルト28側に押えつけられ
た状態で吸着力発生部に侵入し、吸着力発生手段31か
ら与えられた吸着力により搬送ベルト28の平面部に効
率よく吸着するという作用効果を奏する。
【0109】また、記録媒体6にインクが多量に吐出さ
れた場合には、記録媒体6にコックリングが発生したと
き、吸着力発生手段31の吸着力および紙押え部材40
の押圧力により記録媒体6が搬送ベルト28側に吸着さ
れるため、記録媒体6の記録ヘッド1側への「浮き」が
なくなる。このため、記録ヘッド1と記録媒体6のとの
不測の接触がなく安定した記録が行なえる。
れた場合には、記録媒体6にコックリングが発生したと
き、吸着力発生手段31の吸着力および紙押え部材40
の押圧力により記録媒体6が搬送ベルト28側に吸着さ
れるため、記録媒体6の記録ヘッド1側への「浮き」が
なくなる。このため、記録ヘッド1と記録媒体6のとの
不測の接触がなく安定した記録が行なえる。
【0110】さらに、温度,湿度などの環境の変化によ
り、記録媒体6の端部が波打ったり、カールが発生した
状態の場合でも、紙押え部材40により記録媒体6を搬
送ベルト28側に押えつけ、波打ちやカールを取り除い
た状態で吸着力発生部へ搬送することができるため、記
録部において安定した吸着が行なえる。
り、記録媒体6の端部が波打ったり、カールが発生した
状態の場合でも、紙押え部材40により記録媒体6を搬
送ベルト28側に押えつけ、波打ちやカールを取り除い
た状態で吸着力発生部へ搬送することができるため、記
録部において安定した吸着が行なえる。
【0111】次に、吸着力発生手段31について図13
および図14を用いて説明する。
および図14を用いて説明する。
【0112】図13は図12における矢印A方向から見
た断面図、図14は図13における矢印B方向からみた
平面図である。図13において、図7に示した第4の実
施例と同等に、搬送ベルト28の下部には、保護フィル
ム32があり、搬送ベルト28に当接している。保護フ
ィルム32も搬送ベルト28と同様に0.1〜0.2m
m程度の厚みのポリエチレン,ポリカーボネート等の合
成樹脂から形成されている。また、保護フィルム32は
電極台33上に接着等により固定されている。
た断面図、図14は図13における矢印B方向からみた
平面図である。図13において、図7に示した第4の実
施例と同等に、搬送ベルト28の下部には、保護フィル
ム32があり、搬送ベルト28に当接している。保護フ
ィルム32も搬送ベルト28と同様に0.1〜0.2m
m程度の厚みのポリエチレン,ポリカーボネート等の合
成樹脂から形成されている。また、保護フィルム32は
電極台33上に接着等により固定されている。
【0113】保護フィルム32の下部には導電性の金属
で形成された電極板34,アース板35があり、保護フ
ィルム32に当接している。また、電極板34,アース
板35は電極台33に接着等により固定されている。電
極板34およびアース板35は、図14に示すように櫛
歯形状を有し、互いの凹部に互いの凸部が入り込む形で
配置されている。電極板34には正または負の電圧が印
加され、アース板35はアースに落されている。これら
電極板34およびアース板35の各極板間の空間には、
吸着力発生手段31による記録媒体6の吸着効率を上げ
るための誘電体41が埋め込まれている。
で形成された電極板34,アース板35があり、保護フ
ィルム32に当接している。また、電極板34,アース
板35は電極台33に接着等により固定されている。電
極板34およびアース板35は、図14に示すように櫛
歯形状を有し、互いの凹部に互いの凸部が入り込む形で
配置されている。電極板34には正または負の電圧が印
加され、アース板35はアースに落されている。これら
電極板34およびアース板35の各極板間の空間には、
吸着力発生手段31による記録媒体6の吸着効率を上げ
るための誘電体41が埋め込まれている。
【0114】電極板34に電圧が与えられると保護フィ
ルム32を介して、搬送ベルト28に吸着力が発生し、
記録媒体6の記録面上には、電極板34に与えられた電
圧と同極性の電荷(表面電位)が発生する。このとき、
導電性の紙押え部材40は、アースに落されているかま
たは、電極板34に与えられた電圧と逆極性の電圧つま
り記録媒体6の記録面上に発生する電荷と逆極性の電圧
が与えられ、記録面上の電荷(表面電位)を除電し、記
録に影響を与えるのを防止し、安定した記録を行なうこ
とができる。
ルム32を介して、搬送ベルト28に吸着力が発生し、
記録媒体6の記録面上には、電極板34に与えられた電
圧と同極性の電荷(表面電位)が発生する。このとき、
導電性の紙押え部材40は、アースに落されているかま
たは、電極板34に与えられた電圧と逆極性の電圧つま
り記録媒体6の記録面上に発生する電荷と逆極性の電圧
が与えられ、記録面上の電荷(表面電位)を除電し、記
録に影響を与えるのを防止し、安定した記録を行なうこ
とができる。
【0115】(実施例8)図15は、本発明のインクジ
ェット記録装置の第8の実施例を示す断面図である。
ェット記録装置の第8の実施例を示す断面図である。
【0116】先の第7の実施例においては、記録媒体押
圧手段40を導電性の金属板を用いた構成としたが、本
実施例では、図15に示すように、導電性の金属または
樹脂の繊維を束ねたブラシ状の除電部材42を用いた紙
押え部材にしてもよい。このような構成とすることによ
り、ブラシ状の除電部材42により記録媒体6の浮き上
がりを確実に防止しつつ、記録媒体6の表面の静電気を
効率よく除去することができる。
圧手段40を導電性の金属板を用いた構成としたが、本
実施例では、図15に示すように、導電性の金属または
樹脂の繊維を束ねたブラシ状の除電部材42を用いた紙
押え部材にしてもよい。このような構成とすることによ
り、ブラシ状の除電部材42により記録媒体6の浮き上
がりを確実に防止しつつ、記録媒体6の表面の静電気を
効率よく除去することができる。
【0117】他の構成は実施例と同じであるため説明は
省略する。
省略する。
【0118】(実施例9)図16は、本発明のインクジ
ェット記録装置の第9の実施例を示す断面図である。
ェット記録装置の第9の実施例を示す断面図である。
【0119】先の第7の実施例においては、紙押え部材
40を記録領域の上流側に配置する構成について述べた
が、本実施例では、図16に示すように紙押え部材43
を記録領域の下流側に配置してもよい。また、下流側の
みに紙押え部材を配置してもよい。
40を記録領域の上流側に配置する構成について述べた
が、本実施例では、図16に示すように紙押え部材43
を記録領域の下流側に配置してもよい。また、下流側の
みに紙押え部材を配置してもよい。
【0120】(実施例10)図17は、本発明のインク
ジェット記録装置の第10の実施例を示す断面図であ
り、図18は、図17に示した記録装置の制御方法を説
明するためのフローチャートである。
ジェット記録装置の第10の実施例を示す断面図であ
り、図18は、図17に示した記録装置の制御方法を説
明するためのフローチャートである。
【0121】これら図17および図18を参照して、上
記各実施例における記録媒体の給紙・記録動作との関連
において吸着力発生手段の制御を説明する。
記各実施例における記録媒体の給紙・記録動作との関連
において吸着力発生手段の制御を説明する。
【0122】図17において、44は吸着力発生手段3
1のオン/オフ動作の制御を行う制御手段である。この
制御手段44は、記録領域の上流側の位置に配置された
紙端センサ45と接続されており、記録媒体6の先端が
当該紙端センサ45に到達したときに吸着力発生手段3
1の制御を行うことができる。
1のオン/オフ動作の制御を行う制御手段である。この
制御手段44は、記録領域の上流側の位置に配置された
紙端センサ45と接続されており、記録媒体6の先端が
当該紙端センサ45に到達したときに吸着力発生手段3
1の制御を行うことができる。
【0123】図18を参照して制御手順を説明する。
【0124】まず、記録領域の所定の位置に記録媒体を
送る給紙動作を開始する。この動作により紙端センサ4
5に記録媒体6が到達した場合(S1)には、記録媒体
に対し静電吸着を開始し(S2)、その後、記録媒体6
が記録開始位置にセットされた時、記録を開始する(S
3)。
送る給紙動作を開始する。この動作により紙端センサ4
5に記録媒体6が到達した場合(S1)には、記録媒体
に対し静電吸着を開始し(S2)、その後、記録媒体6
が記録開始位置にセットされた時、記録を開始する(S
3)。
【0125】次に、記録媒体6に対する記録が記録ヘッ
ド1により、数行分しか終わっていない場合(S4)に
は、ステップS3に戻り、1枚分の記録が終了した場合
(S4)には、吸着力発生手段31による吸着を解除し
たのち(S5)、記録媒体6を搬送して排出する(S
6)。
ド1により、数行分しか終わっていない場合(S4)に
は、ステップS3に戻り、1枚分の記録が終了した場合
(S4)には、吸着力発生手段31による吸着を解除し
たのち(S5)、記録媒体6を搬送して排出する(S
6)。
【0126】次に、別に記録すべき記録媒体6が存在す
る場合(S7)には、先のステップS1の前に戻り、記
録すべき記録媒体6が存在しない場合には、記録をその
まま終了する。
る場合(S7)には、先のステップS1の前に戻り、記
録すべき記録媒体6が存在しない場合には、記録をその
まま終了する。
【0127】このような制御を行うことにより、記録媒
体先端のセットを早く確実に行い、記録中はコックリン
グの分散緩和効果を得ることができる。
体先端のセットを早く確実に行い、記録中はコックリン
グの分散緩和効果を得ることができる。
【0128】また、排出時には吸着力を解除しているの
で、排出時の吸着負荷を軽減できる。
で、排出時の吸着負荷を軽減できる。
【0129】なお、上記各実施例では、記録領域の上流
側と下流側にローラ対を設け、これらローラ対に無端搬
送ベルトを張架し、これにより記録媒体を搬送する構成
としたが、記録媒体の搬送にプラテンローラを用い、そ
の回転力により記録媒体を効率よく搬送するようにして
もよい。
側と下流側にローラ対を設け、これらローラ対に無端搬
送ベルトを張架し、これにより記録媒体を搬送する構成
としたが、記録媒体の搬送にプラテンローラを用い、そ
の回転力により記録媒体を効率よく搬送するようにして
もよい。
【0130】(その他)なお、本発明は、特にインクジ
ェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために
利用されるエネルギとして熱エネルギを発生する手段
(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エ
ネルギによりインクの状態変化を生起させる方式の記録
ヘッド、記録装置において優れた効果をもたらすもので
ある。かかる方式によれば記録の高密度化,高精細化が
達成できるからである。
ェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために
利用されるエネルギとして熱エネルギを発生する手段
(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エ
ネルギによりインクの状態変化を生起させる方式の記録
ヘッド、記録装置において優れた効果をもたらすもので
ある。かかる方式によれば記録の高密度化,高精細化が
達成できるからである。
【0131】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成
長,収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐
出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信
号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が
行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐
出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信
号としては、米国特許第4463359号明細書,同第
4345262号明細書に記載されているようなものが
適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する
発明の米国特許第4313124号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことが
できる。
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成
長,収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐
出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信
号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が
行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐
出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信
号としては、米国特許第4463359号明細書,同第
4345262号明細書に記載されているようなものが
適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する
発明の米国特許第4313124号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことが
できる。
【0132】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書,米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59−138461号公報に基いた構成として
も本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの
形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録
を確実に効率よく行うことができるようになるからであ
る。
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書,米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59−138461号公報に基いた構成として
も本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの
形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録
を確実に効率よく行うことができるようになるからであ
る。
【0133】さらに、記録装置が記録できる記録媒体の
最大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドに対しても本発明は有効に適用できる。そのよう
な記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによっ
てその長さを満たす構成や、一体的に形成された1個の
記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
最大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドに対しても本発明は有効に適用できる。そのよう
な記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによっ
てその長さを満たす構成や、一体的に形成された1個の
記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
【0134】加えて、上例のようなシリアルタイプのも
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
【0135】また、本発明の記録装置の構成として、記
録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので、好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出手段を挙げるこ
とができる。
録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので、好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出手段を挙げるこ
とができる。
【0136】また、搭載される記録ヘッドの種類ないし
個数についても、例えば単色のインクに対応して1個の
みが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数
のインクに対応して複数個数設けられるものであっても
よい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるか
いずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色
によるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを備
えた装置にも本発明は極めて有効である。
個数についても、例えば単色のインクに対応して1個の
みが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数
のインクに対応して複数個数設けられるものであっても
よい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるか
いずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色
によるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを備
えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0137】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジェ
ット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲
内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあ
るように温度制御するものが一般的であるから、使用記
録信号付与時にインクが液状をなすものを用いてもよ
い。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形状
態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せし
めることで積極的に防止するため、またはインクの蒸発
を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化す
るインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点では
すでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与
によって初めて液化する性質のインクを使用する場合も
本発明は適用可能である。このような場合のインクは、
特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−7
1260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部
または貫通孔に液状又は固形物として保持された状態
で、電気熱変換体に対して対向するような形態としても
よい。本発明においては、上述した各インクに対して最
も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するもので
ある。
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジェ
ット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲
内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあ
るように温度制御するものが一般的であるから、使用記
録信号付与時にインクが液状をなすものを用いてもよ
い。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形状
態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せし
めることで積極的に防止するため、またはインクの蒸発
を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化す
るインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点では
すでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与
によって初めて液化する性質のインクを使用する場合も
本発明は適用可能である。このような場合のインクは、
特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−7
1260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部
または貫通孔に液状又は固形物として保持された状態
で、電気熱変換体に対して対向するような形態としても
よい。本発明においては、上述した各インクに対して最
も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するもので
ある。
【0138】さらに加えて、本発明インクジェット記録
装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の
画像出力端末として用いられるものの他、リーダ等と組
合せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシ
ミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の
画像出力端末として用いられるものの他、リーダ等と組
合せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシ
ミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
【0139】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
吸着力発生手段により、インクを吐出して記録を行うイ
ンクジェット記録装置においてインクを多量に吐出した
時にインクが記録媒体に浸透することにより記録媒体が
波打つ現象を最低限に押え込み、記録媒体と記録ヘッド
との接触を防ぐ効果と記録媒体自体の剛性等による記録
媒体端部の浮きによる記録ヘッドとの接触も防ぐという
効果がある。
吸着力発生手段により、インクを吐出して記録を行うイ
ンクジェット記録装置においてインクを多量に吐出した
時にインクが記録媒体に浸透することにより記録媒体が
波打つ現象を最低限に押え込み、記録媒体と記録ヘッド
との接触を防ぐ効果と記録媒体自体の剛性等による記録
媒体端部の浮きによる記録ヘッドとの接触も防ぐという
効果がある。
【0140】また、本発明によれば、記録媒体の記録領
域の裏面側に、前記搬送手段に沿って配設した電極によ
る記録媒体吸着手段を配設し、該電極の数をX、吸着さ
れる前記記録媒体の前記電極設置方向の長さをLとした
ときに、インク記録による記録媒体の高さZ(Z<Y:
記録媒体を記録ヘッド間の距離をYとしたとき)に対し
て、記録媒体を記録ヘッド間の離間最小距離αを得るた
めのもので、
域の裏面側に、前記搬送手段に沿って配設した電極によ
る記録媒体吸着手段を配設し、該電極の数をX、吸着さ
れる前記記録媒体の前記電極設置方向の長さをLとした
ときに、インク記録による記録媒体の高さZ(Z<Y:
記録媒体を記録ヘッド間の距離をYとしたとき)に対し
て、記録媒体を記録ヘッド間の離間最小距離αを得るた
めのもので、
【0141】
【数14】
【0142】(但しここで、Lは長さをmm単位で表わ
したときの絶対値)の関係にあるので、インクの打込み
により記録媒体が膨潤してコックリングが発生するのを
抑制することができ、インク吐出口を記録媒体に近接さ
せた状態で高品位の記録が得られるのみならず、記録媒
体のシート送り方向両端部における余白を著しく少なく
することができ、広い記録領域を記録媒体上に確保する
ことができる。
したときの絶対値)の関係にあるので、インクの打込み
により記録媒体が膨潤してコックリングが発生するのを
抑制することができ、インク吐出口を記録媒体に近接さ
せた状態で高品位の記録が得られるのみならず、記録媒
体のシート送り方向両端部における余白を著しく少なく
することができ、広い記録領域を記録媒体上に確保する
ことができる。
【0143】さらに、本発明によれば、記録媒体を搬送
ベルトに吸着保持し、搬送ベルトを移動することにより
記録を行なうことができるため、記録ヘッド最端部の吐
出ノズルと記録媒体端部は近接しながら記録することが
出来、記録媒体上の余白部分を非常に小さくすることが
できる。
ベルトに吸着保持し、搬送ベルトを移動することにより
記録を行なうことができるため、記録ヘッド最端部の吐
出ノズルと記録媒体端部は近接しながら記録することが
出来、記録媒体上の余白部分を非常に小さくすることが
できる。
【0144】また、吸着力発生手段及び記録媒体押圧手
段により、記録媒体を搬送ベルト側に吸着させることに
より、インクの打ち込みによって記録媒体が膨潤するこ
とにより発生する、いわゆるコックリングを最少限に抑
えることができる。また、記録媒体を搬送ベルトに吸着
させる構成に静電吸着力を用いた吸着力発生手段を設
け、前記記録媒体押圧手段を導電性部材で構成したの
で、吸着に静電力を用いても、容易に除電することがで
き、記録面上に発生する電荷(表面電位)が記録に影響
を与えるのを防止し、安定した記録を行なうことが可能
となる。
段により、記録媒体を搬送ベルト側に吸着させることに
より、インクの打ち込みによって記録媒体が膨潤するこ
とにより発生する、いわゆるコックリングを最少限に抑
えることができる。また、記録媒体を搬送ベルトに吸着
させる構成に静電吸着力を用いた吸着力発生手段を設
け、前記記録媒体押圧手段を導電性部材で構成したの
で、吸着に静電力を用いても、容易に除電することがで
き、記録面上に発生する電荷(表面電位)が記録に影響
を与えるのを防止し、安定した記録を行なうことが可能
となる。
【0145】また、環境(温度,湿度)の変化により、
記録媒体の端部が波打ったりカールが発生した場合にお
いても、安定な記録が可能である。
記録媒体の端部が波打ったりカールが発生した場合にお
いても、安定な記録が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェット記録装置の第1の実施
例を示す概略斜視図である。
例を示す概略斜視図である。
【図2】図1に示した実施例における吸着力発生手段の
一部を構成する櫛歯状電極上に片側を基準として配置さ
れた記録媒体を示す概略平面図である。
一部を構成する櫛歯状電極上に片側を基準として配置さ
れた記録媒体を示す概略平面図である。
【図3】図1に示した実施例における吸着力発生手段の
一部を構成する櫛歯状電極上に中央を基準として配置さ
れた記録媒体を示す概略平面図である。
一部を構成する櫛歯状電極上に中央を基準として配置さ
れた記録媒体を示す概略平面図である。
【図4】(a)は、本発明のインクジェット記録装置の
第2の実施例における吸着力発生手段の一部を構成する
櫛歯状電極を示す概略平面図であり、(b)は(a)に
示した櫛歯状電極の変形例を示す概略平面図である。
第2の実施例における吸着力発生手段の一部を構成する
櫛歯状電極を示す概略平面図であり、(b)は(a)に
示した櫛歯状電極の変形例を示す概略平面図である。
【図5】本発明のインクジェット記録装置の第3の実施
例における吸着力発生手段の一部を構成する櫛歯状電極
を示す概略平面図である。
例における吸着力発生手段の一部を構成する櫛歯状電極
を示す概略平面図である。
【図6】本発明のインクジェット記録装置の第4の実施
例を示す概略斜視図である。
例を示す概略斜視図である。
【図7】図6に示した記録装置の概略断面図である。
【図8】図6に示した記録装置の概略平面図である。
【図9】図6に示した記録装置において記録媒体に生じ
うるコックリングの現象を説明するための概略断面図で
ある。
うるコックリングの現象を説明するための概略断面図で
ある。
【図10】本発明のインクジェット記録装置の第5の実
施例を示す概略断面図である。
施例を示す概略断面図である。
【図11】本発明のインクジェット記録装置の第6の実
施例を示す概略平面図である。
施例を示す概略平面図である。
【図12】本発明のインクジェット記録装置の第7の実
施例を示す概略斜視図である。
施例を示す概略斜視図である。
【図13】図12における矢印A方向から見た概略断面
図である。
図である。
【図14】図13における矢印B方向からみた概略平面
図である。
図である。
【図15】本発明のインクジェット記録装置の第8の実
施例を示す概略断面図である。
施例を示す概略断面図である。
【図16】本発明のインクジェット記録装置の第9の実
施例を示す概略断面図である。
施例を示す概略断面図である。
【図17】本発明のインクジェット記録装置の第10の
実施例を示す概略断面図である。
実施例を示す概略断面図である。
【図18】図17に示した記録装置の制御方法を説明す
るためのフローチャートである。
るためのフローチャートである。
【符号の説明】 1 インクジェット記録ヘッド 2 キャリッジ 3 ガイドレール 4 プーリ 5 ワイヤ 6 記録媒体 7 キャップ部材 8 搬送ベルト 9 駆動モータ 10 駆動ローラ 11 従動ローラ 12 移動台の移動方向を示す矢印 13 駆動ローラの回転方向を示す矢印 14 吸着力発生手段 15 櫛歯状電極 16 保護フィルム 17 プラテン板 18 B5サイズの記録媒体 19 A4サイズの記録媒体 20 シート送りモータ 21 吸着力発生手段 22 キャップ部材 23 電極板 24 アース板 25 ローラ対 26 ローラ対 28 シート保持部材 30 ローラ対 31 吸着力発生手段 32 保護フィルム 33 電極台 34 電極板 35 電極板 36 ローラ対 40 紙押え部材(上流側) 41 誘電体 42 除電部材 43 紙押え部材(下流側) 44 制御手段 45 紙端センサ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年7月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0093
【補正方法】変更
【補正内容】 これは、記録媒体の変形の高さZがZ=Y−αであるこ
とから、記録媒体の変形の高さZを小さく抑えなければ
ならない場合には、電極数Xが多く必要であり、Zが大
きくても良い場合には電極数が少なくても良いという関
係になる。また、電極対の一方が接地され、吸着力を発
生しない場合には、電極対の両方に吸着力が発生する場
合の2倍の電極数が必要となるため、
とから、記録媒体の変形の高さZを小さく抑えなければ
ならない場合には、電極数Xが多く必要であり、Zが大
きくても良い場合には電極数が少なくても良いという関
係になる。また、電極対の一方が接地され、吸着力を発
生しない場合には、電極対の両方に吸着力が発生する場
合の2倍の電極数が必要となるため、
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0102
【補正方法】変更
【補正内容】
【数13】
Claims (13)
- 【請求項1】 インクジェット記録ヘッドに対し離間し
た位置に、記録媒体に対するインク記録領域を備えるイ
ンクジェット記録装置において、 上記インク記録領域にあって、記録媒体のインク記録面
に対して裏面側に設けられ、インク記録領域における記
録媒体を相対的に強く静電吸着する第1領域と相対的に
弱く静電吸着する第2領域を交互に複数分散して有する
静電吸着手段を備えたことを特徴とするインクジェット
記録装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のインクジェット記録装置
において、前記第1領域は櫛歯状電極対が備えられた領
域で、前記第2領域は櫛歯状電極対同士の間に対応した
領域であることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 【請求項3】 請求項2記載のインクジェット記録装置
において、前記電極対間には誘電体が充填されているこ
とを特徴とするインクジェット記録装置。 - 【請求項4】 請求項1記載のインクジェット記録装置
において、前記静電吸着手段は、前記インクジェットヘ
ッドに対して離間した位置を移動する搬送ベルトを前記
第1領域と前記第2領域の各々の上に有していることを
特徴とするインクジェット記録装置。 - 【請求項5】 請求項4記載のインクジェット記録装置
において、前記静電吸着手段の前記電極は、該電極上
を、前記記録媒体の前記搬送方向に沿う両端縁が通過す
るように配設されたことを特徴とするインクジェット記
録装置。 - 【請求項6】 請求項4記載のインクジェット記録装置
において、前記インクジェット記録ヘッドは該インクジ
ェット記録ヘッドに供給されるインクを貯留するインク
タンクと共に記録ヘッドカートリッジを構成し、該記録
ヘッドカートリッジは前記搬送ベルトによる記録媒体の
搬送方向に直交する方向に移動可能なキャリッジ上に着
脱可能であることを特徴とするインクジェット記録装
置。 - 【請求項7】 請求項2記載のインクジェット記録装置
において、前記電極の数をXとし、吸着されるべき前記
記録媒体の前記電極配置方向の長さをLとしたときに、
インク記録による記録媒体の変形の高さZ(Z<Y:記
録媒体と記録ヘッド間の距離をYとしたとき)に対し
て、記録媒体と記録ヘッド間の離間最小距離αを得るた
めのもので、 【数1】 (但し、Lは長さをmm単位で表したときの絶対値)の
関係にあることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 【請求項8】 請求項2記載のインクジェット記録装置
において、前記電極対の一方が接地され、吸着力を発生
しない場合は、前記電極の数をXとし、吸着されるべき
前記記録媒体の前記電極配置方向の長さをLとしたとき
に、インク記録による記録媒体の変形の高さZ(Z<
Y:記録媒体と記録ヘッド間の距離をYとしたとき)に
対して、記録媒体と記録ヘッド間の離間最小距離αを得
るためのもので、 【数2】 (但し、Lは長さをmm単位で表したときの絶対値)の
関係にあることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 【請求項9】 請求項4記載のインクジェット記録装置
において、前記搬送ベルトにより形成される記録媒体搬
送経路のうち前記インク記録領域の少なくとも上流側近
傍に前記記録媒体を前記搬送ベルト側に押圧する記録媒
体押圧手段をさらに設けたことを特徴とするインクジェ
ット記録装置。 - 【請求項10】 請求項9記載のインクジェット記録装
置において、前記押圧手段は記録部下流側近傍にも有す
ることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 【請求項11】 請求項9または10に記載のインクジ
ェット記録装置において、前記記録媒体押圧手段は少な
くとも記録媒体に接する部分が導電性材料から形成され
てなるものであることを特徴とするインクジェット記録
装置。 - 【請求項12】 インクジェット記録ヘッドに対し離間
した位置に備えた記録媒体に対するインク記録領域にあ
って、記録媒体のインク記録面に対して裏面側に設けら
れ、前記インク記録領域における記録媒体を相対的に強
く静電吸着する第1領域と相対的に弱く静電吸着する第
2領域を交互に複数分散して有する静電吸着手段によ
り、インク記録による記録媒体のコックリング集中を分
散してインク記録を行うことを特徴とするインクジェッ
ト記録方法。 - 【請求項13】 液体インクを記録媒体に付与するイン
ク記録領域にあって、記録媒体を部分的に静電吸着する
吸着領域を複数有することによって記録媒体のコックリ
ング集中を分散することを特徴とする液体インク記録方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17458094A JPH07133035A (ja) | 1993-07-28 | 1994-07-26 | インクジェット記録装置および記録方法 |
Applications Claiming Priority (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5-186453 | 1993-07-28 | ||
| JP18645393 | 1993-07-28 | ||
| JP22125893 | 1993-09-06 | ||
| JP5-221258 | 1993-09-06 | ||
| JP23161393 | 1993-09-17 | ||
| JP5-231613 | 1993-09-17 | ||
| JP17458094A JPH07133035A (ja) | 1993-07-28 | 1994-07-26 | インクジェット記録装置および記録方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07133035A true JPH07133035A (ja) | 1995-05-23 |
Family
ID=27474582
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17458094A Pending JPH07133035A (ja) | 1993-07-28 | 1994-07-26 | インクジェット記録装置および記録方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07133035A (ja) |
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0917961A2 (en) | 1997-11-20 | 1999-05-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Printing apparatus and print media handling system therefor |
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-
1994
- 1994-07-26 JP JP17458094A patent/JPH07133035A/ja active Pending
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