JPH0713339B2 - よこ入れ装置の到達タイミング自動調節装置 - Google Patents
よこ入れ装置の到達タイミング自動調節装置Info
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- JPH0713339B2 JPH0713339B2 JP22122586A JP22122586A JPH0713339B2 JP H0713339 B2 JPH0713339 B2 JP H0713339B2 JP 22122586 A JP22122586 A JP 22122586A JP 22122586 A JP22122586 A JP 22122586A JP H0713339 B2 JPH0713339 B2 JP H0713339B2
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Description
【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明、流体噴射式織機のよこ入れ装置に関し、特に織
機の稼動中によこ糸の到達タイミングを自動的に調節す
るための装置に係る。
機の稼動中によこ糸の到達タイミングを自動的に調節す
るための装置に係る。
従来技術 例えば、特開昭56-96938号および特開昭56-107046号の
発明は、製織中によこ入れ用流体の圧力、または織機の
回転数を変化させるとにより、よこ糸の到達タイミング
を目標の到達タイミングに制御することを示している。
この場合、実際の到達タイミングと、目標の到達タイミ
ングとの偏差に対応して、制御量として予めよこ入れ用
流体の圧力、またはよこ入れ開始の回転角が予め設定さ
れている。
発明は、製織中によこ入れ用流体の圧力、または織機の
回転数を変化させるとにより、よこ糸の到達タイミング
を目標の到達タイミングに制御することを示している。
この場合、実際の到達タイミングと、目標の到達タイミ
ングとの偏差に対応して、制御量として予めよこ入れ用
流体の圧力、またはよこ入れ開始の回転角が予め設定さ
れている。
ところが、実際の製織過程では、個々の織機のよこ入れ
条件や、外的な条件例えば気温や湿度などが試織の段階
でのそれと違っているため、当然、偏差に対する制御量
の関係も異なっている。このような理由から、試織の段
階で、偏差に対する制御量例えば圧力の変化量が予め設
定されたとしても、このような関係は、実際の製織段階
で、各種の条件の変化によって適合しないことも考えら
れる。このため、個々の織機について、あるいは外的条
件の変化に対しても、正確な制御が行えず、また偏差を
解消するなどに必要以上の応答時間がかかることにもな
る。
条件や、外的な条件例えば気温や湿度などが試織の段階
でのそれと違っているため、当然、偏差に対する制御量
の関係も異なっている。このような理由から、試織の段
階で、偏差に対する制御量例えば圧力の変化量が予め設
定されたとしても、このような関係は、実際の製織段階
で、各種の条件の変化によって適合しないことも考えら
れる。このため、個々の織機について、あるいは外的条
件の変化に対しても、正確な制御が行えず、また偏差を
解消するなどに必要以上の応答時間がかかることにもな
る。
発明の目的 したがって、本発明の目的は、製織中に、実際の到達タ
イミングを目標の到達タイミングに一致させるため、よ
こ入れノズルの動作設定値として、よこ入れ用流体の圧
力および噴射開始タイミングを所定周期ごとに、自動的
に調節できるようにし、多数の織機群について、多品種
少量生産稼動での織機条件の変更に迅速に対応し、その
後の製織中でのよこ入れの安定化によって、織り物の品
質を安定することである。
イミングを目標の到達タイミングに一致させるため、よ
こ入れノズルの動作設定値として、よこ入れ用流体の圧
力および噴射開始タイミングを所定周期ごとに、自動的
に調節できるようにし、多数の織機群について、多品種
少量生産稼動での織機条件の変更に迅速に対応し、その
後の製織中でのよこ入れの安定化によって、織り物の品
質を安定することである。
発明の概要 そこで、本発明は、製織中に、所定の条件例えば所定の
ピック数、所定の時間、または実際の到達タイミングが
目標の到達タイミングの許容値を越えたときに、よこ入
れノズルの動作設定値として流体の圧力値や噴射開始時
点を製織に影響のない範囲で、複数の値に順次変化させ
ながら製織し、その変化の過程で、動作設定値に対する
実際の到達タイミングを測定し、その後に各動作設定値
とそれぞれの動作設定値に対する実際の到達タイミング
との関係を求め、この相関関係から、目標の到達タイミ
ングに対応する新たな動作設定値すなわち流体の圧力値
またはよこ入れ開始タイミングを算出し、以後に求めら
れた動作設定値によって、よこ入れノズルを動作させる
ようにしている。
ピック数、所定の時間、または実際の到達タイミングが
目標の到達タイミングの許容値を越えたときに、よこ入
れノズルの動作設定値として流体の圧力値や噴射開始時
点を製織に影響のない範囲で、複数の値に順次変化させ
ながら製織し、その変化の過程で、動作設定値に対する
実際の到達タイミングを測定し、その後に各動作設定値
とそれぞれの動作設定値に対する実際の到達タイミング
との関係を求め、この相関関係から、目標の到達タイミ
ングに対応する新たな動作設定値すなわち流体の圧力値
またはよこ入れ開始タイミングを算出し、以後に求めら
れた動作設定値によって、よこ入れノズルを動作させる
ようにしている。
このような制御では、織機固有の条件や、外的条件、さ
らによこ糸そのものの物理的な変化に対し、よこ糸の到
達タイミングが目標値に自動的に調節されていく。
らによこ糸そのものの物理的な変化に対し、よこ糸の到
達タイミングが目標値に自動的に調節されていく。
発明の構成 第1図は、制御対象のよこ入れ制御装置1との関連で本
発明の到達タイミング自動調節装置20を示している。
発明の到達タイミング自動調節装置20を示している。
よこ入れ装置1は、よこ糸2をよこ入れ用の流体3とと
もにたて糸開口4中によこ入れするために、よこ入れノ
ズル5を備えている。上記よこ糸2は、給糸体6によっ
て供給され、バルーンガイド7を経て、回転ヤーンガイ
ド8の内部に導かれている。この回転ヤーンガイド8
は、測長貯留用のドラム9との相対的な回転運動によっ
て、ドラム9の外周に巻き付けながら測長する。この間
に、ドラム9は、よこ糸2をよこ入れ時点まで貯留して
いる。このドラム9の外周で、よこ糸2は、測長貯留中
に、係止ピン10によって係止されている。なお、この係
止ピン10は、アクチュエータ11によって駆動され、よこ
入れタイミングで後退することにより、ドラム9の外周
面で、貯留状態のよこ糸2を解舒状態とし、ヤーンガイ
ド12を経て上記よこ入れノズル5により、よこ入れ可能
な状態となる。
もにたて糸開口4中によこ入れするために、よこ入れノ
ズル5を備えている。上記よこ糸2は、給糸体6によっ
て供給され、バルーンガイド7を経て、回転ヤーンガイ
ド8の内部に導かれている。この回転ヤーンガイド8
は、測長貯留用のドラム9との相対的な回転運動によっ
て、ドラム9の外周に巻き付けながら測長する。この間
に、ドラム9は、よこ糸2をよこ入れ時点まで貯留して
いる。このドラム9の外周で、よこ糸2は、測長貯留中
に、係止ピン10によって係止されている。なお、この係
止ピン10は、アクチュエータ11によって駆動され、よこ
入れタイミングで後退することにより、ドラム9の外周
面で、貯留状態のよこ糸2を解舒状態とし、ヤーンガイ
ド12を経て上記よこ入れノズル5により、よこ入れ可能
な状態となる。
一方、流体3は、圧力流体源13から供給され、管路14中
の圧力制御弁15、蓄圧タンク16および開閉弁17を経て、
よこ入れノズル5に達している。よこ糸2は、よこ入れ
ノズル5によって流体3の噴流とともに、たて糸開口4
中によこ入れされた後、おさ18によって打ち込まれ、織
布19となる。
の圧力制御弁15、蓄圧タンク16および開閉弁17を経て、
よこ入れノズル5に達している。よこ糸2は、よこ入れ
ノズル5によって流体3の噴流とともに、たて糸開口4
中によこ入れされた後、おさ18によって打ち込まれ、織
布19となる。
そして、本発明の到達タイミング自動調節装置20は、入
力側で、よこ入れ条件指令器21、到達センサー22、回転
角検出器23およびよこ糸選択指令器24に接続された記憶
器25、入力側でこの記憶器25および目標設定器26に接続
された演算器27、さらに、入力側で演算器27および上記
よこ入れ条件指令器21に接続され、かつ出力側で、上記
の圧力制御弁15に接続された制御器28から構成されてい
る。なおこの制御器28は、開閉弁17にも接続されてい
る。
力側で、よこ入れ条件指令器21、到達センサー22、回転
角検出器23およびよこ糸選択指令器24に接続された記憶
器25、入力側でこの記憶器25および目標設定器26に接続
された演算器27、さらに、入力側で演算器27および上記
よこ入れ条件指令器21に接続され、かつ出力側で、上記
の圧力制御弁15に接続された制御器28から構成されてい
る。なおこの制御器28は、開閉弁17にも接続されてい
る。
さらに、前記回転角検出器23は、カウンタなどの指令器
29および比較器30の入力端に接続されており、また前記
到達センサー22および目標設定器26は、ともに比較器30
の他の入力端に接続されている。そして、上記指令器29
は、他の入力端で調節周期設定用の設定器31に接続さ
れ、また出力側で比較器30に接続されている。この比較
器30は、所定の回転角θごとに目標の到達タイミングΘ
と実際の到達タイミングθkとを比較し、その大小結果
に応じて、調節動作に必要な信号を上記よこ入れ条件指
令器21に送り込む。
29および比較器30の入力端に接続されており、また前記
到達センサー22および目標設定器26は、ともに比較器30
の他の入力端に接続されている。そして、上記指令器29
は、他の入力端で調節周期設定用の設定器31に接続さ
れ、また出力側で比較器30に接続されている。この比較
器30は、所定の回転角θごとに目標の到達タイミングΘ
と実際の到達タイミングθkとを比較し、その大小結果
に応じて、調節動作に必要な信号を上記よこ入れ条件指
令器21に送り込む。
発明の作用 まず、製織前の試しよこ入れの段階で、よこ入れ条件指
令器21は、例えば織機の1回転ごとに流体3の圧力値
p1、p2・・pnを所定の範囲で順次変化させるために、出
力を発生し、制御器28に送り込む。そこで、この制御器
28は、圧力制御弁15を動作させ、圧力流体源13からの流
体3の圧力を第2図のように順次変化させる。なお、こ
の制御器28は、織機の回転角θと同期し、開閉弁17の開
タイミングθoおよび閉タイミングθeも制御してい
る。この実施例では、開閉タイミングは、常に一定に設
定されている。この間に、よこ入れノズル5は、よこ入
れの度に、異なる圧力値p1、p2・・pnで、流体3を噴射
し、よこ糸2をたて糸開口4の中に実験的によこ入れす
る。
令器21は、例えば織機の1回転ごとに流体3の圧力値
p1、p2・・pnを所定の範囲で順次変化させるために、出
力を発生し、制御器28に送り込む。そこで、この制御器
28は、圧力制御弁15を動作させ、圧力流体源13からの流
体3の圧力を第2図のように順次変化させる。なお、こ
の制御器28は、織機の回転角θと同期し、開閉弁17の開
タイミングθoおよび閉タイミングθeも制御してい
る。この実施例では、開閉タイミングは、常に一定に設
定されている。この間に、よこ入れノズル5は、よこ入
れの度に、異なる圧力値p1、p2・・pnで、流体3を噴射
し、よこ糸2をたて糸開口4の中に実験的によこ入れす
る。
一方、到達センサー22は、試しよこ入れ時に、所定の位
置、例えば反給糸側の織り幅に相当する位置で、よこ入
れされたよこ糸2の実際の到達タイミングθ1、θ2・
・θnを回転角θとの関連で、検知している。このよう
な試しよこ入れの段階で、記憶器25は、よこ入れ条件指
令器24からの圧力値p1、p2・・pnと、そのときに対応す
る実際の到達タイミングθ1、θ2・・θnとを織機の
回転角θとの関係で、順次記憶していく。なおよこ入れ
が多色であるとき、記憶器25は、よこ糸選択指令器24か
らの選択信号に基づいて、各よこ糸ごとに圧力値p1、p2
・・pnおよび実際の到達タイミングθ1、θ2・・θn
を区分しながら、所定の番地に順次記憶していく。また
このような、試しよこ入れの回数は、必要な制御精度に
よって決定される。このような圧力値p1、p2・・pnに対
する実際の到達タイミングθ1、θ2・・θnの変化の
関係は、第2図に示すように、通常、直線のグラフとし
て表される。
置、例えば反給糸側の織り幅に相当する位置で、よこ入
れされたよこ糸2の実際の到達タイミングθ1、θ2・
・θnを回転角θとの関連で、検知している。このよう
な試しよこ入れの段階で、記憶器25は、よこ入れ条件指
令器24からの圧力値p1、p2・・pnと、そのときに対応す
る実際の到達タイミングθ1、θ2・・θnとを織機の
回転角θとの関係で、順次記憶していく。なおよこ入れ
が多色であるとき、記憶器25は、よこ糸選択指令器24か
らの選択信号に基づいて、各よこ糸ごとに圧力値p1、p2
・・pnおよび実際の到達タイミングθ1、θ2・・θn
を区分しながら、所定の番地に順次記憶していく。また
このような、試しよこ入れの回数は、必要な制御精度に
よって決定される。このような圧力値p1、p2・・pnに対
する実際の到達タイミングθ1、θ2・・θnの変化の
関係は、第2図に示すように、通常、直線のグラフとし
て表される。
また、あらかじめオペレータによって、目標の到達タイ
ミングΘが目標設定器26により演算器27に入力されてお
り、上記のような試しよこ入れの終了時に、演算器27
は、試しよこ入れの段階で求めた実際の到達タイミング
θ1、θ2・・θnと、流体3の圧力値p1、p2・・pnの
関係から直後、または補間演算を行って、目標の到達タ
イミングΘに対応する圧力値Pを求め、制御器28に出力
する。そこで、制御器28は、圧力制御弁15を制御し、流
体3を目標の圧力値Pに自動的に設定していく。なおこ
の段階では、よこ入れ条件指令器21は、休止状態にあ
る。
ミングΘが目標設定器26により演算器27に入力されてお
り、上記のような試しよこ入れの終了時に、演算器27
は、試しよこ入れの段階で求めた実際の到達タイミング
θ1、θ2・・θnと、流体3の圧力値p1、p2・・pnの
関係から直後、または補間演算を行って、目標の到達タ
イミングΘに対応する圧力値Pを求め、制御器28に出力
する。そこで、制御器28は、圧力制御弁15を制御し、流
体3を目標の圧力値Pに自動的に設定していく。なおこ
の段階では、よこ入れ条件指令器21は、休止状態にあ
る。
このようにして、実際の製織前に、流体3の圧力が自動
的に設定される。したがって、その後の織機の稼動時
に、よこ入れ装置1は、目標の圧力値Pの流体3によっ
て、正規のよこ入れ動作を行うことになる。
的に設定される。したがって、その後の織機の稼動時
に、よこ入れ装置1は、目標の圧力値Pの流体3によっ
て、正規のよこ入れ動作を行うことになる。
そして、この到達タイミング自動調節装置20は、織機の
稼動中にも、同期的に調節動作を開始する。すなわち、
指令器29は、織機の運転開始後に、所定の周期例えば所
定のピック数あるいは所定の時間毎に、比較器30に対し
指令信号を出力する。その時点で、比較器30は、その後
のよこ入れサイクルで、実際の到達タイミングθkを測
定し、この値と目標の到達タイミングΘとの大小関係を
判断し、この結果に基づいて、よこ入れ条件指令器21に
調節に必要な信号を与える。実際の到達タイミングθk
が目標の到達タイミングΘに等しいか、またはその許容
範囲に納まっているときには、特別な制御が必要とされ
ないため、よこ入れ条件指令器21は、現在の状態を継続
する。しかし、実際の到達タイミングθkが目標の到達
タイミングΘよりも遅くなっているときには、流体3の
圧力を高める必要がある。またこれと逆に、実際の到達
タイミングθkが目標の到達タイミングΘよりも早いと
きには、流体3の圧力が低くなる方向に調整すればよ
い。このように、比較器30は、大小結果に応じて、適切
な指令をよこ入れ条件指令器21に与えていく。そこで、
よこ入れ条件指令器21は、制御器28を動作させ、現在の
流体3の圧力値pkを動作設定値として製織に大きな変動
のない範囲で、所定の値分だけ順次増加または減少する
方向に変化させていく。既に明らかなように、実際の到
達タイミングθkが目標の到達タイミングΘよりも遅れ
ているときには、流体3の圧力値pkは、高める方向に圧
力値p1、p2・・pnとして、順次変化させられる。また逆
に、実際の到達タイミングθkが目標の到達タイミング
Θよりも早くなっているときには、流体3の圧力値p
kは、低くなる方向に、圧力値p1、p2・・pnとして順次
変化させられる。この間に、記憶器25は、それぞれの圧
力値p1、p2・・pnに対する実際の到達タイミングθ1、
θ2・・θnをよこ入れ条件指令器21および到達センサ
ー22から読み込み、それらを対応させた状態で第3図の
ように、順次記憶していく。もちろん、既に述べたよう
に、多色のよこ入れの場合には、これらの記憶は、各よ
こ糸ごとに行うために、記憶器25は、図示しないよこ糸
選択指令器と連動し、よこ糸の種類ごとに必要な番地に
圧力値p1、p2・・pnおよび実際の到達タイミングθ1、
θ2・・θnを格納していく。
稼動中にも、同期的に調節動作を開始する。すなわち、
指令器29は、織機の運転開始後に、所定の周期例えば所
定のピック数あるいは所定の時間毎に、比較器30に対し
指令信号を出力する。その時点で、比較器30は、その後
のよこ入れサイクルで、実際の到達タイミングθkを測
定し、この値と目標の到達タイミングΘとの大小関係を
判断し、この結果に基づいて、よこ入れ条件指令器21に
調節に必要な信号を与える。実際の到達タイミングθk
が目標の到達タイミングΘに等しいか、またはその許容
範囲に納まっているときには、特別な制御が必要とされ
ないため、よこ入れ条件指令器21は、現在の状態を継続
する。しかし、実際の到達タイミングθkが目標の到達
タイミングΘよりも遅くなっているときには、流体3の
圧力を高める必要がある。またこれと逆に、実際の到達
タイミングθkが目標の到達タイミングΘよりも早いと
きには、流体3の圧力が低くなる方向に調整すればよ
い。このように、比較器30は、大小結果に応じて、適切
な指令をよこ入れ条件指令器21に与えていく。そこで、
よこ入れ条件指令器21は、制御器28を動作させ、現在の
流体3の圧力値pkを動作設定値として製織に大きな変動
のない範囲で、所定の値分だけ順次増加または減少する
方向に変化させていく。既に明らかなように、実際の到
達タイミングθkが目標の到達タイミングΘよりも遅れ
ているときには、流体3の圧力値pkは、高める方向に圧
力値p1、p2・・pnとして、順次変化させられる。また逆
に、実際の到達タイミングθkが目標の到達タイミング
Θよりも早くなっているときには、流体3の圧力値p
kは、低くなる方向に、圧力値p1、p2・・pnとして順次
変化させられる。この間に、記憶器25は、それぞれの圧
力値p1、p2・・pnに対する実際の到達タイミングθ1、
θ2・・θnをよこ入れ条件指令器21および到達センサ
ー22から読み込み、それらを対応させた状態で第3図の
ように、順次記憶していく。もちろん、既に述べたよう
に、多色のよこ入れの場合には、これらの記憶は、各よ
こ糸ごとに行うために、記憶器25は、図示しないよこ糸
選択指令器と連動し、よこ糸の種類ごとに必要な番地に
圧力値p1、p2・・pnおよび実際の到達タイミングθ1、
θ2・・θnを格納していく。
製織に大きな変化のない範囲で、所定の圧力値p1、p2・
・pnが数回設定された時点で、演算器27は動作設定値と
しての圧力値p1、p2・・pnと、これらに対する実際の到
達タイミングθ1、θ2・・θnとから圧力−到達タイ
ミングの相関関係を求め、これにより目標の到達タイミ
ングΘに対応する圧力値Pを求め、この圧力値Pをこれ
以降の新たな圧力値として制御器28に出力する。このよ
うにして、所定の条件ごとに、実際の製織状況に応じて
流体3の圧力値Pが適切な値に調節されていく。
・pnが数回設定された時点で、演算器27は動作設定値と
しての圧力値p1、p2・・pnと、これらに対する実際の到
達タイミングθ1、θ2・・θnとから圧力−到達タイ
ミングの相関関係を求め、これにより目標の到達タイミ
ングΘに対応する圧力値Pを求め、この圧力値Pをこれ
以降の新たな圧力値として制御器28に出力する。このよ
うにして、所定の条件ごとに、実際の製織状況に応じて
流体3の圧力値Pが適切な値に調節されていく。
なお、目標の到達タイミングΘに対応する圧力値Pが変
化する最大の動作設定値から最小の動作設定値の範囲内
にあるように、到達タイミングの変動量Δθがあまり大
きくならない範囲で、所定の調節期間が設定される。こ
のような状態で設定されると、給糸体6の巻径などによ
って、変動量Δθが製織の進行につれて大きくなるよう
なときに有効となる。
化する最大の動作設定値から最小の動作設定値の範囲内
にあるように、到達タイミングの変動量Δθがあまり大
きくならない範囲で、所定の調節期間が設定される。こ
のような状態で設定されると、給糸体6の巻径などによ
って、変動量Δθが製織の進行につれて大きくなるよう
なときに有効となる。
また、上記の具体例では、先に目標の到達タイミングを
Θと実際の到達タイミングθkとの大小関係を比較し、
現在の圧力値pkを変化させる方向を決定していたが、流
体3の圧力は、上記大小関係と関係なしに、予め設定さ
れた量だけ増加方向に、または減少方向に変化させ、こ
れから、圧力値p1、p2・・pnと実際の到達タイミングθ
1、θ2・・θnとの相関関係を求め、目標の到達タイ
ミングΘに対応する圧力値Pを算出するようにしてもよ
い。この場合、必要な圧力値Pが求めた線分から外れる
ことも予測されるので、制御の正確さは、圧力値p1、p2
・・pnの増減方向を予め定める方式に比較して、制御の
正確さは劣る。
Θと実際の到達タイミングθkとの大小関係を比較し、
現在の圧力値pkを変化させる方向を決定していたが、流
体3の圧力は、上記大小関係と関係なしに、予め設定さ
れた量だけ増加方向に、または減少方向に変化させ、こ
れから、圧力値p1、p2・・pnと実際の到達タイミングθ
1、θ2・・θnとの相関関係を求め、目標の到達タイ
ミングΘに対応する圧力値Pを算出するようにしてもよ
い。この場合、必要な圧力値Pが求めた線分から外れる
ことも予測されるので、制御の正確さは、圧力値p1、p2
・・pnの増減方向を予め定める方式に比較して、制御の
正確さは劣る。
なお、上記実施例では、圧力値と到達タイミングとの関
係を直線の式で求めているが、よこ糸の種類、その他の
条件で曲線の関係にあっても、同様に複数の測定値から
その関係を演算により求めるようにすればよい。また、
よこ入れの度に圧力値をかえ、対応する到達タイミング
θ1、θ2・・θnを記憶しているが、これに対し所定
のよこ入れ回数毎に圧力値を変え、得られた到達タイミ
ングθ1、θ2・・θnの平均値を順次記憶するように
すれば、より正確な関係が求められる。
係を直線の式で求めているが、よこ糸の種類、その他の
条件で曲線の関係にあっても、同様に複数の測定値から
その関係を演算により求めるようにすればよい。また、
よこ入れの度に圧力値をかえ、対応する到達タイミング
θ1、θ2・・θnを記憶しているが、これに対し所定
のよこ入れ回数毎に圧力値を変え、得られた到達タイミ
ングθ1、θ2・・θnの平均値を順次記憶するように
すれば、より正確な関係が求められる。
他の実施例 上記実施例は、よこ入れ条件として、流体3の圧力のみ
を動作設定値としているが、この動作設定値は、流体3
の圧力のほか、すでに述べたように、よこ入れノズル5
の噴射開始タイミングであってもよく、したがって制御
器28の制御対象は、開閉弁17であってもよい。
を動作設定値としているが、この動作設定値は、流体3
の圧力のほか、すでに述べたように、よこ入れノズル5
の噴射開始タイミングであってもよく、したがって制御
器28の制御対象は、開閉弁17であってもよい。
第4図は、流体3の圧力値Pを一定とし、よこ入れノズ
ル5の噴射開始タイミング、すなわち開閉弁17の開タイ
ミングθ01、θ02・・θ0nを変化させたときの、実際の
到達タイミングθ1、θ2・・θnの変化を目標の到達
タイミングΘおよび適切な開タイミングΘ0とともに示
している。なおこのグラフでは、開閉弁17の解放時間
は、便宜上一定となっている。
ル5の噴射開始タイミング、すなわち開閉弁17の開タイ
ミングθ01、θ02・・θ0nを変化させたときの、実際の
到達タイミングθ1、θ2・・θnの変化を目標の到達
タイミングΘおよび適切な開タイミングΘ0とともに示
している。なおこのグラフでは、開閉弁17の解放時間
は、便宜上一定となっている。
この実施例から理解されるように、動作設定値は、流体
3の圧力に限らず、よこ入れ開始タイミングであっても
よく、さらにまたそれらの圧力および開始タイミングの
組み合わせでもよい。
3の圧力に限らず、よこ入れ開始タイミングであっても
よく、さらにまたそれらの圧力および開始タイミングの
組み合わせでもよい。
また本発明の到達タイミング自動調節装置20は、説明の
便宜上、機能ブロックにより表示されているが、これら
の各部分は、制御用コンピュータの一部として構成さ
れ、またそのコンピュータのプログラムの分野でも実行
できる。
便宜上、機能ブロックにより表示されているが、これら
の各部分は、制御用コンピュータの一部として構成さ
れ、またそのコンピュータのプログラムの分野でも実行
できる。
さらに、上記実施例では、所定のピック数が経過した時
点で、制御動作が開始されるようになっている。しか
し、この制御動作の開始は、これに限らず、実際の到達
タイミングが目標の到達タイミングに対する許容値を越
えたときに、制御を開始するようにしてもよい。この判
断は指令器29より実行する。
点で、制御動作が開始されるようになっている。しか
し、この制御動作の開始は、これに限らず、実際の到達
タイミングが目標の到達タイミングに対する許容値を越
えたときに、制御を開始するようにしてもよい。この判
断は指令器29より実行する。
なお、制御対象は、給糸側のよこ入れノズル5に限ら
ず、飛走中のよこ糸2を付勢するために、飛走経路に沿
って配置された補助のよこ入れノズル群であってもよ
い。
ず、飛走中のよこ糸2を付勢するために、飛走経路に沿
って配置された補助のよこ入れノズル群であってもよ
い。
発明の効果 本発明では、所定の条件ごとに、動作設定値として、よ
こ入れ用流体の圧力値およびよこ入れの開始タイミング
の少なくともいずれかが製織に影響のない範囲で積極的
に変えられ、これによってそれぞれの動作設定値に対す
る実際の到達タイミングの相関関係が求められ、この関
係から目標の到達タイミングが自動的に調節されていく
ため、個々の織機に適合したよこ入れ条件が設定され、
また製織の進行中に外的条件やよこ糸の物理的性質が変
化した場合においても、適切なよこ入れ条件が正確かつ
迅速に設定される。
こ入れ用流体の圧力値およびよこ入れの開始タイミング
の少なくともいずれかが製織に影響のない範囲で積極的
に変えられ、これによってそれぞれの動作設定値に対す
る実際の到達タイミングの相関関係が求められ、この関
係から目標の到達タイミングが自動的に調節されていく
ため、個々の織機に適合したよこ入れ条件が設定され、
また製織の進行中に外的条件やよこ糸の物理的性質が変
化した場合においても、適切なよこ入れ条件が正確かつ
迅速に設定される。
第1図はよこ入れ制御装置の機械的な構成および本発明
の到達タイミング自動調節装置のブロック線図、第2図
は試織時での圧力値−実際の到達タイミングの関係のグ
ラフ、第3図は製織中での圧力値−実際の到達タイミン
グの関係のグラフ、第4図は他の実施例での噴射開始タ
イミング−実際の到達タイミングの関係のグラフであ
る。 1……よこ入れ装置、2……よこ糸、3……流体、4…
…たて糸開口、5……よこ入れノズル、6……給糸体、
13……圧力流体源、15……圧力制御弁、17……開閉弁、
20……到達タイミング自動調節装置、21……よこ入れ条
件指令器、22……到達センサー、23……回転角検出器、
24……よこ糸選択指令器、25……記憶器、26……目標設
定器、27……演算器、28……制御器、29……指令器、30
……比較器、31……設定器。
の到達タイミング自動調節装置のブロック線図、第2図
は試織時での圧力値−実際の到達タイミングの関係のグ
ラフ、第3図は製織中での圧力値−実際の到達タイミン
グの関係のグラフ、第4図は他の実施例での噴射開始タ
イミング−実際の到達タイミングの関係のグラフであ
る。 1……よこ入れ装置、2……よこ糸、3……流体、4…
…たて糸開口、5……よこ入れノズル、6……給糸体、
13……圧力流体源、15……圧力制御弁、17……開閉弁、
20……到達タイミング自動調節装置、21……よこ入れ条
件指令器、22……到達センサー、23……回転角検出器、
24……よこ糸選択指令器、25……記憶器、26……目標設
定器、27……演算器、28……制御器、29……指令器、30
……比較器、31……設定器。
Claims (4)
- 【請求項1】よこ糸をよこ入れノズルの牽引力によりた
て糸開口中によこ入れするよこ入れ装置において、 よこ入れサイクルでよこ糸の実際の到達タイミングを検
出する到達センサーと、製織中に所定の周期ごとに指令
信号を出力する指令器と、上記指令信号を入力したと
き、製織状態に大きな変動のない範囲で現在のよこ入れ
ノズルの動作設定値を複数回にわたって所定の値分だけ
増減させるよこ入れ条件指令器と、各動作設定値に対応
する実際の測定された到達タイミングを記憶する記憶器
と、各動作設定値とこれに対する実際の到達タイミング
とから〔動作設定値−実際の到達タイミング〕の関係を
求め、この関係から目標の到達タイミングに対応する新
たな動作設定値を算出する演算器と、新たな動作設定値
に基づいて、上記よこ入れノズルに対する圧力流体源か
らよこ入れ用の圧力流体の供給を制御する制御器とを具
備することを特徴とするよこ入れ装置の到達タイミング
自動調節装置。 - 【請求項2】上記制御器は、よこ入れ条件として圧力流
体源とよこ入れノズルとの間に介在する圧力制御弁を制
御することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のよ
こ入れ装置の到達タイミング自動調節装置。 - 【請求項3】上記制御器は、よこ入れ条件として圧力流
体源とよこ入れノズルとの間に介在する開閉弁の開閉タ
イミングを制御することを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載のよこ入れ装置の到達タイミング自動調節装
置。 - 【請求項4】上記記憶器は、よこ糸選択指令器からのよ
こ糸選択信号と連動し、よこ糸の種類ごとに到達タイミ
ングとよこ入れ条件とを記憶することを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載のよこ入れ装置の到達タイミング
自動調節装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22122586A JPH0713339B2 (ja) | 1986-09-18 | 1986-09-18 | よこ入れ装置の到達タイミング自動調節装置 |
| KR1019860009827A KR890001039B1 (ko) | 1986-02-24 | 1986-11-20 | 위입장치의 도달타이밍 자동 조절방법 및 그의 장치 |
| US06/939,319 US4732179A (en) | 1986-02-24 | 1986-12-08 | Automatic picking conditions regulating method and a device for carrying out the same |
| DE8686202391T DE3673153D1 (de) | 1986-02-24 | 1986-12-30 | Verfahren und vorrichtung zum automatischen ueberwachen des schussfadeneintrags. |
| EP86202391A EP0234064B1 (en) | 1986-02-24 | 1986-12-30 | Automatic picking conditions regulating method and device for carrying out the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22122586A JPH0713339B2 (ja) | 1986-09-18 | 1986-09-18 | よこ入れ装置の到達タイミング自動調節装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6375147A JPS6375147A (ja) | 1988-04-05 |
| JPH0713339B2 true JPH0713339B2 (ja) | 1995-02-15 |
Family
ID=16763428
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22122586A Expired - Lifetime JPH0713339B2 (ja) | 1986-02-24 | 1986-09-18 | よこ入れ装置の到達タイミング自動調節装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0713339B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2725336B2 (ja) * | 1988-12-29 | 1998-03-11 | 株式会社豊田自動織機製作所 | ジェットルームにおける緯入れ制御方法 |
| JP4889087B2 (ja) * | 2005-10-17 | 2012-02-29 | 津田駒工業株式会社 | 流体噴射式織機における給糸体不良の判定方法 |
| BE1016900A3 (nl) * | 2005-12-20 | 2007-09-04 | Picanol Nv | Werkwijze voor het inbrengen van een inslagdraad bij een weefmachine, en weefmachine. |
-
1986
- 1986-09-18 JP JP22122586A patent/JPH0713339B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6375147A (ja) | 1988-04-05 |
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