JPH07133648A - Frp緊張材の定着方法 - Google Patents

Frp緊張材の定着方法

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JPH07133648A
JPH07133648A JP28143593A JP28143593A JPH07133648A JP H07133648 A JPH07133648 A JP H07133648A JP 28143593 A JP28143593 A JP 28143593A JP 28143593 A JP28143593 A JP 28143593A JP H07133648 A JPH07133648 A JP H07133648A
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frp
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tension
fixing
concrete
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JP28143593A
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Masamichi Tezuka
正道 手塚
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Oriental Construction Co
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 定着具等を使用せず、FRP緊張材と充填材
との間の付着力を利用することによって、FRP緊張材
をコンクリート部材端部に強固に定着できるFRP緊張
材の定着方法を提供する。 【構成】 本発明のFRP緊張材の定着方法は、ポスト
テンション方式によってプレストレスを導入してコンク
リート部材を補強するFRP緊張材の定着方法であっ
て、前記コンクリート部材の両端面14へと貫通する孔
8を有する凹陥部2を前記コンクリート部材の両端部側
面に設け、前記コンクリート部材内を貫通したFRP緊
張材13を前記両凹陥部で分岐し、前記孔を貫通してテ
ンションを導入した後、前記凹陥部内に充填材を注入し
て前記FRP緊張材を前記コンクリート部材に定着する
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポストテンション方式
によってプレストレスを導入してコンクリート部材を補
強するFRP緊張材の定着方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプレストレストコンクリート構造
におけるポストテンション方式では、緊張材として鋼材
をコンクリート部材内に貫通し、この鋼材をジャッキに
て所定強度まで引張って緊張し、端部を鋼製あるいはモ
ルタル製の定着具を用いてコンクリート部材端面に定着
している。
【0003】ところが緊張材としてFRP材を使用した
場合、現状では満足できるFRP製定着具がなく、また
上記従来の鋼製定着具を使用することは、不錆性という
利点を有するFRP緊張材を錆性の定着具にて定着する
ことになり、この利点に反することになる。この問題点
を解消するために例えば特願平4−7444が提案され
ている。かかる特願平4−7444では、図4の断面図
に示すようにコンクリート部材の両端面に外に向かって
開口する凹陥部を設け、FRP緊張材を一束にして一端
の凹陥部から他端の凹陥部へコンクリート部材中に貫通
し、最初に一端の凹陥部においてFRP緊張材の一端を
充填材中に埋設して、充填材と一体にして定着し、次い
でFRP緊張材にテンションを導入した後、他端の凹陥
部においてFRP緊張材の他端を充填材中に埋設して、
充填材と一体にして定着するFRP緊張材の定着方法が
開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般的
に、コンクリート、セメントモルタル等の充填材と、そ
の内部に埋設されたFRP緊張材等の部材を確実に定着
させるためには、この充填材とFRP緊張材との間に充
分な付着強度を得る必要があり、さらにそのためには、
充填材とFRP緊張材表面との間に充分な接触面積が必
要になる。しかるに、特願平4−7444の定着方法で
は、一束に纏まっているか、あるいは一本に形成されて
いるFRP緊張材の両端部を充填材中に埋設するため、
FRP緊張材と充填材との間に充分な接触面積が確保で
きない。したがって、充分な付着強度は確保できず、F
RP緊張材を確実に定着することができないという問題
点がある。
【0005】本発明は上記問題点に着目してなされたも
のであり、その目的は、定着具等を使用せず、FRP緊
張材と充填材との間の付着力を利用することによって、
FRP緊張材をコンクリート部材端部に強固に定着でき
るFRP緊張材の定着方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされたものであり、その要旨は、ポスト
テンション方式によってプレストレスを導入してコンク
リート部材を補強するFRP緊張材の定着方法であっ
て、前記コンクリート部材の両端面へと貫通する孔を有
する凹陥部を前記コンクリート部材の両端部側面に設
け、前記コンクリート部材内を貫通したFRP緊張材を
前記両凹陥部で分岐し、前記孔を貫通してテンションを
導入した後、前記凹陥部内に充填材を注入して前記FR
P緊張材を前記コンクリート部材に定着することを特徴
とするFRP緊張材の定着方法にある。
【0007】
【作用】本発明のFRP緊張材の定着方法では、コンク
リート部材の両端側面に凹陥部を設け、一束のFRP緊
張材を前記コンクリート部材内に貫通して凹陥部で複数
の束に分岐し、FRP緊張材を凹陥部に注入された充填
材と一体に埋設して定着する。ここで、FRP緊張材は
凹陥部で分岐しており、充填材との間に充分な接触面積
が確保できるため付着強度も高まり、FRP緊張材のコ
ンクリート部材への強固な定着が可能になる。
【0008】
【実施例】以下に、添付図面を参照しながら実施例につ
いて説明する。
【0009】図1乃至図3は本発明のFRP緊張材の定
着方法をコンクリート製主桁に適用した実施例であり、
図1はポストテンション方式によりプレストレスを導入
して補強すべきコンクリート製主桁材1の斜視図を示し
ている。図1のコンクリート製主桁材1は、長手方向に
FRP緊張材を挿通するために予め一本のシース管6が
埋設されており、このシース管6に連通するように両端
部の上フランジ表面に長方体形状の凹陥部2が予め形成
されている。この凹陥部2は、コンクリート製主桁材1
の中央部3、両側部4、端部5及び下端部7(図2参
照)によって囲まれて立方体形状に形成されており、さ
らに端部5にはシース管6から分岐して延長するFRP
緊張材を挿通するために、シース管8が凹陥部2から端
面14へと貫通するように予め埋設されている。また、
端面14には、固定金物を仮固定するために底面の傾斜
した切欠き部15が、シース管8と連通する位置に形成
されている。ここで、シース管6は一束に纏まったFR
P緊張材が挿通可能な径とし、一方、シース管8は分岐
したFRP緊張材が挿通可能な径とする。したがって、
シース管8は、シース管6よりも大径のシース管を用い
る。なお、端部5のシース管8及びシース管6の本数
は、上記の一本ずつに限定されず、所要プレストレス量
に応じて主桁材1に配設されるFRP緊張材の束数にし
たがい、適宜定めることが可能であり、またこれらのシ
ース管の配列は、縦列、横列、縦横複数列、あるいは整
列させずに分散させて埋設してもよく、さらに、凹陥部
2の形状及び配設位置も、シース管6から分岐して延長
する複数のFRP緊張材が埋設可能であれば、上記長方
体形状及び上フランジ表面の配設位置に限定されない。
【0010】次に、図2(a)〜(b)及び図3(a)
〜(d)に示す図1のA−A断面図にしたがって本発明
のFRP緊張材の定着方法を工程順に説明する。最初
に、図3(a)に示すコンクリート製主桁材1(図1と
同一)を形成した後、図3(b)に示すように、コンク
リート製主桁材1のシース管6内に複数のストランドか
らなる一束のFRP緊張材13を貫通し、両凹陥部2で
それぞれFRPストランド一本々々に分岐したFRP緊
張材の全てをスパイラル筋16に挿通し、さらにこのF
RP緊張材13をそれぞれ端部5のシース管8に挿通
し、切欠き部15から引き出す。ここで、FRP緊張材
とは、炭素繊維、アラミド繊維またはガラス繊維等を強
化材とする繊維強化プラスチック材料によるストランド
状の緊張材である。なお、両凹陥部2では上記スパイラ
ル筋16を用いないで、一本々々に分岐したFRPスト
ランドのみを配設しても良い。また、両凹陥部2で複数
のFRPストランドに分岐したFRP緊張材13は、以
下、図示の便宜のために、二本のFRPストランド13
a,13bにより図示して説明する。
【0011】次に、図3(c)、図2(a)及び(b)
に示すように、両端面14から引き出されたFRPスト
ランド13a,13bの両方の端を定着コーン11の孔
に挿通し、この孔内でFRPストランド13a,13b
を挾むように楔12を取付け、さらに、この定着コーン
11においてFRPストランド13a,13bの両端を
ジャッキ(図示せず)で引張るとともに、楔12を定着
コーン11の孔に押し入れてFRPストランド13a,
13bを定着する。そして、両凹陥部2、シース管6及
びシース管8内にコンクリート、セメントモルタル、樹
脂モルタル等の充填材10を注入する。なお、分岐した
FRPストランド一本々々の間隔が十分維持できるよう
に、前記定着コーン11の孔は十分大きく形成し、また
前記楔12の厚さも十分確保する。
【0012】両凹陥部2の充填材が硬化した後にジャッ
キを取外すとともに、定着コーン11及び楔12等の固
定金具も取外し撤去し、その後、切欠き部15に充填材
10を注入する(図3(d)参照)。
【0013】なお、上記実施例ではシース管6、シース
管8及び切欠き部15に充填材を注入したが、特に充填
材を注入しなくても良い。
【0014】
【発明の効果】本発明のFRP緊張材の定着方法は、F
RP緊張材がコンクリート部材の端部の凹陥部において
複数に分岐しているため、一束に纏まっている時より
も、この凹陥部に注入された充填材との付着力が向上
し、したがって、このFRP緊張材の端部を定着金具等
で固定しなくても充分強固に定着することが可能となっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のFRP緊張材の定着方法を適用
するコンクリート製主桁材の斜視図を示している。
【図2】図2(a)は、図3(c)の一部拡大図であ
り、さらに図2(b)は図2(a)の一部拡大図であ
る。
【図3】図3(a)〜(d)は、図1のA−A断面図で
あり、本発明の工程順序の説明図である。
【図4】図4は、従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 コンクリート製主桁材(コンクリート部材) 2 凹陥部 8 シース管(両端面へと貫通する孔) 10 充填材 13 FRP緊張材 13a,13b FRPストランド 14 両端面(コンクリート部材の両端面)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポストテンション方式によってプレスト
    レスを導入してコンクリート部材を補強するFRP緊張
    材の定着方法であって、 前記コンクリート部材の両端面へと貫通する孔を有する
    凹陥部を前記コンクリート部材の両端部側面に設け、前
    記コンクリート部材内を貫通したFRP緊張材を前記両
    凹陥部で分岐し、前記孔を貫通してテンションを導入し
    た後、前記凹陥部内に充填材を注入して前記FRP緊張
    材を前記コンクリート部材に定着することを特徴とする
    FRP緊張材の定着方法。
JP28143593A 1993-11-10 1993-11-10 Frp緊張材の定着方法 Expired - Lifetime JPH081084B2 (ja)

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KR102032160B1 (ko) * 2019-03-13 2019-10-15 (주)삼현피에프 교량용 프리스트레스트 콘크리트 거더 및 그 제작 방법
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