JPH07136746A - 連続鋳造用浸漬ノズル - Google Patents

連続鋳造用浸漬ノズル

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JPH07136746A
JPH07136746A JP5311046A JP31104693A JPH07136746A JP H07136746 A JPH07136746 A JP H07136746A JP 5311046 A JP5311046 A JP 5311046A JP 31104693 A JP31104693 A JP 31104693A JP H07136746 A JPH07136746 A JP H07136746A
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JP
Japan
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powder line
line portion
weight
nozzle
continuous casting
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Withdrawn
Application number
JP5311046A
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English (en)
Inventor
Katsuhiro Sasai
勝浩 笹井
Yoshimasa Mizukami
義正 水上
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はパウダーライン部の耐食性及び耐ス
ポーリング性を確保した上で、操業性の高い浸漬ノズル
を提供することを目的とするものである。 【構成】 鋼の連続鋳造用浸漬ノズルにおいて、パウダ
ーライン部を工業的に不可避の成分を除いて、60〜9
5重量%のZrO2、5〜40重量%のSiO2を含み、
且つC含有率を5重量%以下にした組成の耐火物で構成
したことを特徴とする連続鋳造用浸漬ノズル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼の連続鋳造におい
て、溶鋼をタンディッシュからモールド内へ鋳込むため
に使用される浸漬ノズルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、連続鋳造においては、溶鋼を酸化
させることなくタンディッシュからモールド内に供給す
るために、浸漬ノズルが利用されている。浸漬ノズルの
材質としては、Al23及びCを主体とし、これに20
重量%程度のSiO2 を含有するものが主流となってい
る。しかし、モールド内では溶鋼の酸化防止、モールド
・凝固シェル間の潤滑を目的としてパウダーが使用され
ており、浸漬ノズルのパウダーライン部には激しい局部
溶損が生じる。このため、特公平3−19183号公報
等に示されているように、従来から耐蝕性に良好なZr
2 −C材質が浸漬ノズルのパウダーライン部に適用さ
れてきた。また、実公昭46−26241号公報におい
ては、パウダーライン部外表面に溶損防止用スリーブを
取り付けた浸漬ノズルが提案され、効果を発揮してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなZrO2 −C材質を適用した浸漬ノズルを用いて
も、連々鋳回数増加などの過酷な使用条件下では、パウ
ダーライン部の局部溶損がネックとなり、その他の部分
が使用できる状態にも関わらず、浸漬ノズルの使用限界
が決められている。また、この材質の耐火物において
は、ZrO2 含有率を上げると耐食性は向上するが、Z
rO2 は高熱膨張性を示すため耐スポーリング性が低下
するといった問題が生じる。さらに、パウダーライン部
外表面に溶損防止用スリーブを取り付ける方法は、全体
の重量が大きくなること、さらに浸漬ノズル材質とスリ
ーブ材質が異なるため熱膨張率差に基づき割れが発生す
ること等、操業上の問題点が多く残されている。これら
の問題を鑑み、本発明はパウダーライン部の耐食性及び
耐スポーリング性を確保した上で、操業性の高い浸漬ノ
ズルを提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、鋼の連続鋳造
用浸漬ノズルにおいて、パウダーライン部を工業的に不
可避の成分を除いて、60〜95重量%のZrO2 、5
〜40重量%のSiO2 を含み、且つC含有率を5重量
%以下にした組成の耐火物で構成したことを特徴とする
連続鋳造用浸漬ノズルに関するものである。
【0005】
【作用】本発明者等は、鋳造後の浸漬ノズルを詳細に観
察し、これを基にパウダーライン部の溶損機構を検討し
た結果、以下の知見を得た。パウダーライン部の溶損
は、単純にZrO2 とCがパウダー中に溶解するのでは
なく、まずZrO2 とCの一部が(1)式の反応に基づ
きガス化し、耐火物組織の多孔質化が起こる。 ZrO2(s)+C(s)=ZrO(g)+CO(g) (1) パウダーライン部の温度は、パウダーと接触する表面側
で最も高く、耐火物内部に向かうにつれて低くなるた
め、反応の進行に伴い耐火物内部からのガス発生量は低
下してくる。
【0006】その結果、多孔質化した耐火物組織内にパ
ウダーが侵入し、残留したZrO2とCを溶解させる。
これら2つの過程が次々と繰り返されることにより、パ
ウダーライン部の局部溶損は急速に進行するのである。
したがって、パウダーライン部の局部溶損を抑制するた
めには、耐火物中のCを問題にならない程度まで低減
し、(1)式の反応を防止することが重要である。
【0007】本発明において、浸漬ノズルのパウダーラ
イン部にはCを含有しないことが好ましいが、必要な場
合には5重量%以下に限って添加しても良い。これは、
C含有率が5重量%を超えると(1)式の反応速度が急
激に速くなり、パウダーライン部の溶損が激しくなるた
めである。また、低膨張性のSiO2 は耐スポーリング
性に優れており、5重量%以上の添加によりCレス化に
伴う耐スポーリング性の低下を補償できる。
【0008】しかし、耐火物中のSiO2 含有率が40
重量%を超えると反対に耐食性が低下する。このため、
パウダーライン部におけるSiO2 含有率は5〜40重
量%の範囲にする必要がある。さらに、ZrO2 は耐食
性を高める機能を有し、パウダーライン部の材質として
は60重量%以上含有する必要があり、反対にZrO2
の含有率が95重量%を超えると耐食スポーリング性を
低下させる。よって、ZrO2 の適性な含有率は60〜
95重量%である。
【0009】浸漬ノズルの基本的な構成成分は以上であ
るが、この他にもノズル材質への添加物として既に知ら
れている材料、例えばMgO等を本発明の効果を損なわ
ない範囲で含有させてもよい。また、浸漬ノズル本体に
ついては、本発明の材質を適用してもよいが、ZrO2
含有率が高いため浸漬ノズル全体の重量が増し、さらに
コストも高くなるため、従来のAl23−C材質で十分
である。
【0010】
【実施例】以下に、実施例及び比較例を挙げて、本発明
について説明する。表1に示す原料含有物の結合剤を外
掛けで10重量%添加して混練し、アイソスタティック
プレスを用いて1.0t/cm2 の圧力で浸漬ノズル形
状に成形した。なお、パウダーライン部を除く浸漬ノズ
ル本体はAl23を50重量%、Cを25重量%、Si
2 を25重量%含有するAl23−C材質に統一し
た。
【0011】
【表1】
【0012】さらに、この成形体を1200℃の温度で
還元焼成し、連続鋳造用浸漬ノズル(外径185mm
φ、内径90mmφ、吐出孔径70mmφ、吐出孔角度
35度の逆Y型ノズル)を作製した。このようにして得
られた浸漬ノズルを用いて、炭素濃度30ppmの極低
炭素鋼を400分間鋳造した。鋳造後の浸漬ノズルを回
収し、パウダーライン部の厚みを測定することにより溶
損速度を算出した。
【0013】表1に示す如く、実施例は浸漬ノズルのパ
ウダーライン部を工業的に不可避の成分を除いて、60
〜95重量%のZrO2 、5〜40重量%のSiO2
含み、且つC含有率を5重量%以下にした組成の耐火物
で構成したことにより、パウダーライン部の溶損量を大
幅に低減できた。
【0014】これに対し、比較例1はC含有率が5重量
%を超えたため耐食性が低下し、パウダーライン部の溶
損は大きくなった。このため、鋳造開始後210分でパ
ウダーライン部に亀裂が発生し、鋳造を停止した。比較
例2はSiO2 含有率が5重量%未満、ZrO2 含有率
が95重量%を超えたため耐スポーリング性が低下し、
鋳造開始直後にパウダーライン部に亀裂が発生し鋳造で
きなかった。また、比較例3はSiO2 含有率が40重
量%を超え、ZrO2 含有率が60重量%未満であった
ためパウダーライン部の耐食性が低下した。このため、
鋳造開始後230分でパウダーライン部に亀裂が発生
し、鋳造を停止した。
【0015】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の連続鋳
造用浸漬ノズルによれば、パウダーライン部の溶損を安
定して低減でき、ノズル寿命は従来に比べて格段に向上
する。これにより、連続で鋳造できる溶鋼量が増加し、
鋳造開始時と終了時の種々の非定常作業がなくなるた
め、操業面でも有効な浸漬ノズルを提供できる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼の連続鋳造用浸漬ノズルにおいて、パ
    ウダーライン部を工業的に不可避の成分を除いて、60
    〜95重量%のZrO2 、5〜40重量%のSiO2
    含み、且つC含有率を5重量%以下にした組成の耐火物
    で構成したことを特徴とする連続鋳造用浸漬ノズル。
JP5311046A 1993-11-18 1993-11-18 連続鋳造用浸漬ノズル Withdrawn JPH07136746A (ja)

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JP5311046A JPH07136746A (ja) 1993-11-18 1993-11-18 連続鋳造用浸漬ノズル

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JP5311046A JPH07136746A (ja) 1993-11-18 1993-11-18 連続鋳造用浸漬ノズル

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JPH07136746A true JPH07136746A (ja) 1995-05-30

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ID=18012463

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JP5311046A Withdrawn JPH07136746A (ja) 1993-11-18 1993-11-18 連続鋳造用浸漬ノズル

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