JPH07136883A - 印鑑材料用バイス - Google Patents
印鑑材料用バイスInfo
- Publication number
- JPH07136883A JPH07136883A JP31431793A JP31431793A JPH07136883A JP H07136883 A JPH07136883 A JP H07136883A JP 31431793 A JP31431793 A JP 31431793A JP 31431793 A JP31431793 A JP 31431793A JP H07136883 A JPH07136883 A JP H07136883A
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- Japan
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- flat tubular
- vise
- slide
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 狭持部を取り替えることなく、大きさの異な
る印鑑材料を狭持固定することができ、かつ印鑑材料の
取り替え作業が簡単になる印鑑材料用バイスを提供する
ことである。 【構成】 このバイス10では、狭持部が、先端面が開
口した偏平筒状部20を含むスライド部14と、偏平筒
状部20の挿入穴20aに挿通できる挿通部22を含む
スライド部15で構成されている。そして、偏平筒状部
及び挿通部の相対峙する先端部にそれぞれV形の切欠部
20b,22bを設けている。したがって、両スライド
部14,15を移動させることにより、両切欠部20
b,22bで形成される隙間の大きさを変化させること
ができ、一個のバイス10で径の異なる印鑑材料を狭持
できるようになる。
る印鑑材料を狭持固定することができ、かつ印鑑材料の
取り替え作業が簡単になる印鑑材料用バイスを提供する
ことである。 【構成】 このバイス10では、狭持部が、先端面が開
口した偏平筒状部20を含むスライド部14と、偏平筒
状部20の挿入穴20aに挿通できる挿通部22を含む
スライド部15で構成されている。そして、偏平筒状部
及び挿通部の相対峙する先端部にそれぞれV形の切欠部
20b,22bを設けている。したがって、両スライド
部14,15を移動させることにより、両切欠部20
b,22bで形成される隙間の大きさを変化させること
ができ、一個のバイス10で径の異なる印鑑材料を狭持
できるようになる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンピューター制御
によって印鑑の文字等を彫刻する切削加工機等に用いら
れる印鑑材料用バイスに関するものである。
によって印鑑の文字等を彫刻する切削加工機等に用いら
れる印鑑材料用バイスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、コンピューター制御により自
動的に彫刻等の切削加工を行う装置として、図8に示す
ようなものがある。この切削加工機1は、基台2の後端
部に、昇降手段が内臓された後壁部2aが立設され、こ
の後壁部2aにヘッド部3が上下に移動可能な状態で設
けられている。そして、基台2上には、左右,前後に移
動可能なようにテーブル4が配設され、その上面に被切
削材料固定用のバイス5が取り付けられている。6は、
上記ヘッド部3に設けられた切削具であり、7はバイス
5に固定された円柱状の印鑑材料である。
動的に彫刻等の切削加工を行う装置として、図8に示す
ようなものがある。この切削加工機1は、基台2の後端
部に、昇降手段が内臓された後壁部2aが立設され、こ
の後壁部2aにヘッド部3が上下に移動可能な状態で設
けられている。そして、基台2上には、左右,前後に移
動可能なようにテーブル4が配設され、その上面に被切
削材料固定用のバイス5が取り付けられている。6は、
上記ヘッド部3に設けられた切削具であり、7はバイス
5に固定された円柱状の印鑑材料である。
【0003】上記切削加工機1を用いて切削加工を行う
場合には、図示のように、まず、ヘッド部3に切削具6
を取り付け、バイス5に印鑑材料7を固定する。そし
て、その状態で、切削具6を回転させ、テーブル4を前
後、左右に移動させるとともに、ヘッド部3を上下に移
動させることが行われる。これによって、切削具6が印
鑑材料7の上面7aを切削し、所定の文字等を表示する
ようになるというものである。
場合には、図示のように、まず、ヘッド部3に切削具6
を取り付け、バイス5に印鑑材料7を固定する。そし
て、その状態で、切削具6を回転させ、テーブル4を前
後、左右に移動させるとともに、ヘッド部3を上下に移
動させることが行われる。これによって、切削具6が印
鑑材料7の上面7aを切削し、所定の文字等を表示する
ようになるというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなバイス5では、印鑑材料7を狭持する狭持部8
が、相対峙する部分にV形の切欠部が設けられた略同形
のスライド部8aと固定部8bとで構成されている。し
たがって、この狭持部8で狭持できる印鑑材料7の大き
さには制限があり、上記2個のV形切欠部で形成される
隙間より小さな径の印鑑材料を狭持することはできな
い。その結果、大きさの異なる複数種類の印鑑材料7の
切削を行う場合には、その都度、狭持部8を取り替えて
切削加工を行わなければならず、作業が煩雑であるとと
もに、多種類の狭持部8を用意しなければならず、費用
がかさむという問題が生じていた。
ようなバイス5では、印鑑材料7を狭持する狭持部8
が、相対峙する部分にV形の切欠部が設けられた略同形
のスライド部8aと固定部8bとで構成されている。し
たがって、この狭持部8で狭持できる印鑑材料7の大き
さには制限があり、上記2個のV形切欠部で形成される
隙間より小さな径の印鑑材料を狭持することはできな
い。その結果、大きさの異なる複数種類の印鑑材料7の
切削を行う場合には、その都度、狭持部8を取り替えて
切削加工を行わなければならず、作業が煩雑であるとと
もに、多種類の狭持部8を用意しなければならず、費用
がかさむという問題が生じていた。
【0005】また、上記狭持部8では、固定部8bが固
定され、スライド部8aだけが前後に移動できるように
なっているため、印鑑材料7を取り付ける際のつまみ9
の回転数が多くなり、印鑑材料7の取り付けに長い時間
を要し作業が面倒であるという問題も有している。この
発明は、このような事情に鑑みなされたもので、一組の
スライド移動可能な狭持部を用いることにより、大きさ
の異なる複数種類の印鑑材料の切削加工が行え、狭持部
の取り替え作業が不要になるとともに、さらに、印鑑材
料の狭持部への取り付け作業が簡単になる印鑑材料用バ
イスの提供をその目的とする。
定され、スライド部8aだけが前後に移動できるように
なっているため、印鑑材料7を取り付ける際のつまみ9
の回転数が多くなり、印鑑材料7の取り付けに長い時間
を要し作業が面倒であるという問題も有している。この
発明は、このような事情に鑑みなされたもので、一組の
スライド移動可能な狭持部を用いることにより、大きさ
の異なる複数種類の印鑑材料の切削加工が行え、狭持部
の取り替え作業が不要になるとともに、さらに、印鑑材
料の狭持部への取り付け作業が簡単になる印鑑材料用バ
イスの提供をその目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明は、先端面が開口した偏平筒状部を含む第
一のスライド部と、この第一のスライド部と相対峙して
配設され、先端部が上記偏平筒状部の開口から内部に挿
通できる板状に形成された挿通部を含む第二のスライド
部を、ねじの作用によって進退させることにより、互い
に離合可能にするとともに、上記偏平筒状部および挿通
部の先端部にそれぞれ角度が略90度のV形切欠部を設
けて対峙させ、この両V形切欠部で、印鑑材料を狭持で
きる狭持部を形成したという構成をとる。
め、この発明は、先端面が開口した偏平筒状部を含む第
一のスライド部と、この第一のスライド部と相対峙して
配設され、先端部が上記偏平筒状部の開口から内部に挿
通できる板状に形成された挿通部を含む第二のスライド
部を、ねじの作用によって進退させることにより、互い
に離合可能にするとともに、上記偏平筒状部および挿通
部の先端部にそれぞれ角度が略90度のV形切欠部を設
けて対峙させ、この両V形切欠部で、印鑑材料を狭持で
きる狭持部を形成したという構成をとる。
【0007】
【作用】すなわち、この発明による印鑑材料用バイスで
は、狭持部が、先端面が開口した偏平筒状部を含む第一
のスライド部と、先端部がこの第一のスライド部におけ
る偏平筒状部の開口から内部にかけて挿通できる板状に
形成された挿通部を含む第二のスライド部で構成されて
いる。そして、上記偏平筒状部及び挿通部の相対峙する
先端部にそれぞれV形の切欠部を設けている。したがっ
て、上記両スライド部を移動させることにより、両V形
切欠部で形成される四角形の隙間の大きさを変化させる
ことができ、径の異なる印鑑材料でもこの一組の狭持部
で狭持できるようになる。その結果、狭持部の取り替え
作業が不要になり、作業が極めて簡単になるとともに、
安価につく。
は、狭持部が、先端面が開口した偏平筒状部を含む第一
のスライド部と、先端部がこの第一のスライド部におけ
る偏平筒状部の開口から内部にかけて挿通できる板状に
形成された挿通部を含む第二のスライド部で構成されて
いる。そして、上記偏平筒状部及び挿通部の相対峙する
先端部にそれぞれV形の切欠部を設けている。したがっ
て、上記両スライド部を移動させることにより、両V形
切欠部で形成される四角形の隙間の大きさを変化させる
ことができ、径の異なる印鑑材料でもこの一組の狭持部
で狭持できるようになる。その結果、狭持部の取り替え
作業が不要になり、作業が極めて簡単になるとともに、
安価につく。
【0008】また、この発明による印鑑材料用バイスで
は、狭持部を構成する偏平筒状部および挿入部の双方
が、それぞれねじの作用で移動できるスライド部に含ま
れているため、双方を移動させることができ、従来例の
ように、つまみ9を回動することにより、一方のスライ
ド部8aだけをねじで移動させる場合と比較して、印鑑
材料7の取り付け作業にかかる時間が短縮でき作業が簡
単になる。
は、狭持部を構成する偏平筒状部および挿入部の双方
が、それぞれねじの作用で移動できるスライド部に含ま
れているため、双方を移動させることができ、従来例の
ように、つまみ9を回動することにより、一方のスライ
ド部8aだけをねじで移動させる場合と比較して、印鑑
材料7の取り付け作業にかかる時間が短縮でき作業が簡
単になる。
【0009】さらに、偏平筒状部および挿通部における
V形切欠部のVの角部周囲に切欠部を設けることによ
り、断面形状四角形の印鑑材料を把持する際に、印鑑材
料の角部がV形切欠部の角部に当接しないようになり、
V形切欠部または印鑑材料の角部が正確な直角になって
いなくとも、確実な狭持を行うことができるようにな
る。つぎに、実施例にもとづいて、この発明による印鑑
材料用バイスを詳しく説明する。
V形切欠部のVの角部周囲に切欠部を設けることによ
り、断面形状四角形の印鑑材料を把持する際に、印鑑材
料の角部がV形切欠部の角部に当接しないようになり、
V形切欠部または印鑑材料の角部が正確な直角になって
いなくとも、確実な狭持を行うことができるようにな
る。つぎに、実施例にもとづいて、この発明による印鑑
材料用バイスを詳しく説明する。
【0010】
【実施例】図1および図2は、この発明の一実施例によ
る印鑑材料用のバイス10を示している。すなわち、図
において、11は台部であり、両側に立設された壁部1
1a,11bの上部側に、平行を保った状態で2本のね
じ棒12,13が、軸に沿って回動自在の状態で架け渡
されている。このねじ棒12,13は、両端側部分がそ
れぞれ左右で方向の異なるねじ部12a,12bおよび
13a,13bに形成され、中央部がねじ部のない滑ら
かな摺面部12c,13cに形成されている。
る印鑑材料用のバイス10を示している。すなわち、図
において、11は台部であり、両側に立設された壁部1
1a,11bの上部側に、平行を保った状態で2本のね
じ棒12,13が、軸に沿って回動自在の状態で架け渡
されている。このねじ棒12,13は、両端側部分がそ
れぞれ左右で方向の異なるねじ部12a,12bおよび
13a,13bに形成され、中央部がねじ部のない滑ら
かな摺面部12c,13cに形成されている。
【0011】14,15は、それぞれ内部にねじ棒1
2,13を挿通させた状態で、台部11の両側に配設さ
れたスライド部である。このスライド部14,15は、
同形の部材を対峙状態に配設して構成されており、図3
に示すように、それぞれ後端部(ともに図示の中央側が
先端部で両端側が後端部とする)に刻設されたねじ穴1
4a,15aをねじ棒12(13)のねじ部12a(1
3a),12b(13b)に螺合させ、穴部16,17
にねじ棒12(13)の摺面部12c(13c)を挿通
させることによりねじ棒12(13)に取り付けられて
いる。
2,13を挿通させた状態で、台部11の両側に配設さ
れたスライド部である。このスライド部14,15は、
同形の部材を対峙状態に配設して構成されており、図3
に示すように、それぞれ後端部(ともに図示の中央側が
先端部で両端側が後端部とする)に刻設されたねじ穴1
4a,15aをねじ棒12(13)のねじ部12a(1
3a),12b(13b)に螺合させ、穴部16,17
にねじ棒12(13)の摺面部12c(13c)を挿通
させることによりねじ棒12(13)に取り付けられて
いる。
【0012】また、このスライド部14,15の上面に
おける中央部前側部分には(図1,図2参照)、凹部1
8,19が設けられ、凹部18には、偏平筒状部20が
ねじ21で固定され、凹部19には挿通部22がねじ2
1で固定されている。上記偏平筒状部20には、前端面
が開口された挿入穴20aが前部側に設けられていると
ともに、前端部中央に角度が90度に設定されたV形の
切欠部20bが設けられている。そして、切欠部20b
の角部に四角状の小切欠部20cが設けられている。2
0dはそれぞれ偏平筒状部20の前部側に並設され上下
に貫通した穴部である。
おける中央部前側部分には(図1,図2参照)、凹部1
8,19が設けられ、凹部18には、偏平筒状部20が
ねじ21で固定され、凹部19には挿通部22がねじ2
1で固定されている。上記偏平筒状部20には、前端面
が開口された挿入穴20aが前部側に設けられていると
ともに、前端部中央に角度が90度に設定されたV形の
切欠部20bが設けられている。そして、切欠部20b
の角部に四角状の小切欠部20cが設けられている。2
0dはそれぞれ偏平筒状部20の前部側に並設され上下
に貫通した穴部である。
【0013】上記挿通部22は、先端部22aが、偏平
筒状部20の挿入穴20aに挿通できる薄板状に形成さ
れ、その前端部中央に角度が90度に設定されたV形の
切欠部22bが設けられている。そして、切欠部22b
の角部に四角状の小切欠部22cが設けられている。こ
のため、上記偏平筒状部20の切欠部20bと挿通部2
2の切欠部22bとで上面視四角形の隙間を形成するこ
とができ、この隙間の位置に、図2に示すような状態で
印鑑材料23を固定することができる。
筒状部20の挿入穴20aに挿通できる薄板状に形成さ
れ、その前端部中央に角度が90度に設定されたV形の
切欠部22bが設けられている。そして、切欠部22b
の角部に四角状の小切欠部22cが設けられている。こ
のため、上記偏平筒状部20の切欠部20bと挿通部2
2の切欠部22bとで上面視四角形の隙間を形成するこ
とができ、この隙間の位置に、図2に示すような状態で
印鑑材料23を固定することができる。
【0014】また、24は、壁部11aの外側に取り付
けられたカバー25の側面から突出したつまみであり、
図4に示すように、同軸に設けられた歯車26を介し
て、ねじ棒12,13の端部に設けられた歯車27,2
8に連結されている。したがって、このつまみ24を一
方向に回転することにより、ねじ棒12,13が同一の
一方向に回転し、スライド部14,15を互いに接近す
る方向に移動させるようになる。また、上記つまみ24
を他方向に回転することにより、ねじ棒12,13が同
一の他方向に回転し、スライド部14,15を互いに離
れる方向に移動させるようになる。
けられたカバー25の側面から突出したつまみであり、
図4に示すように、同軸に設けられた歯車26を介し
て、ねじ棒12,13の端部に設けられた歯車27,2
8に連結されている。したがって、このつまみ24を一
方向に回転することにより、ねじ棒12,13が同一の
一方向に回転し、スライド部14,15を互いに接近す
る方向に移動させるようになる。また、上記つまみ24
を他方向に回転することにより、ねじ棒12,13が同
一の他方向に回転し、スライド部14,15を互いに離
れる方向に移動させるようになる。
【0015】この構成において、印鑑材料23に切削加
工を行う際には、まず、図8に示したような切削加工機
1のテーブル4上に、バイス10を取り付けるととも
に、このバイス10に印鑑材料23を固定する。そし
て、ヘッド部3に切削具6を取り付け、切削加工機1に
接続されたコンピューターから送られてくるデータを受
け取ることによって、ヘッド3およびテーブル4を移動
させるとともに、切削具6を回転させ、印鑑材料23の
上面に所定の文字を刻み込む。
工を行う際には、まず、図8に示したような切削加工機
1のテーブル4上に、バイス10を取り付けるととも
に、このバイス10に印鑑材料23を固定する。そし
て、ヘッド部3に切削具6を取り付け、切削加工機1に
接続されたコンピューターから送られてくるデータを受
け取ることによって、ヘッド3およびテーブル4を移動
させるとともに、切削具6を回転させ、印鑑材料23の
上面に所定の文字を刻み込む。
【0016】上記の切削加工においては、挿通部22の
先端部22aが偏平筒状部20の挿入穴20aに挿入可
能であるため、つまみ24を回動させることにより、偏
平筒状部20の切欠部20bと挿通部22の切欠部22
bとで形成される四角形の隙間の大きさを自由に調節す
るとができる。そして、その調節によって、印鑑材料2
3の径に合わせて、最小は図5に示す小切欠部20c,
22cで形成される隙間の大きさから、最大は図7に示
される偏平筒状部20と挿通部22の間隔を最大限まで
広げたときの切欠部20bと切欠部22bとで形成され
る四角形の隙間の大きさまでの範囲内で間隔を変化させ
ることができるようになる。だだし、実際の使用状態と
しては、図6のような状態が好ましい。
先端部22aが偏平筒状部20の挿入穴20aに挿入可
能であるため、つまみ24を回動させることにより、偏
平筒状部20の切欠部20bと挿通部22の切欠部22
bとで形成される四角形の隙間の大きさを自由に調節す
るとができる。そして、その調節によって、印鑑材料2
3の径に合わせて、最小は図5に示す小切欠部20c,
22cで形成される隙間の大きさから、最大は図7に示
される偏平筒状部20と挿通部22の間隔を最大限まで
広げたときの切欠部20bと切欠部22bとで形成され
る四角形の隙間の大きさまでの範囲内で間隔を変化させ
ることができるようになる。だだし、実際の使用状態と
しては、図6のような状態が好ましい。
【0017】このように、この発明によれば、1個のバ
イス10で大きさの異なる種々の印鑑材料23の切削が
行えるため、従来必要であった、狭持部の取り替え作業
が不要になり、使い勝手が極めてよくなるとともに、複
数の狭持部を準備することからくる費用の発生を防止す
ることができる。また、このバイス10ではつまみ24
を回動させることにより、スライド部14,15の双方
が移動するようになっているため、印鑑材料23の取り
付けおよび取り外し作業の時間が短縮でる。
イス10で大きさの異なる種々の印鑑材料23の切削が
行えるため、従来必要であった、狭持部の取り替え作業
が不要になり、使い勝手が極めてよくなるとともに、複
数の狭持部を準備することからくる費用の発生を防止す
ることができる。また、このバイス10ではつまみ24
を回動させることにより、スライド部14,15の双方
が移動するようになっているため、印鑑材料23の取り
付けおよび取り外し作業の時間が短縮でる。
【0018】かつ、従来例のバイス5では、印鑑材料の
径が異なる都度、バイス5における印鑑材料の中心点が
変化するため、中心点設定のための調整が必要であって
が、このバイス10では、中心点を挟んでスライド部1
4,15移動するため中心点が変化することがない。し
たがって、一度、中心点を設定すればどのような径の印
鑑材料23を用いて中心点の設定をやり直す必要がな
く、作業がさらに簡単になる。
径が異なる都度、バイス5における印鑑材料の中心点が
変化するため、中心点設定のための調整が必要であって
が、このバイス10では、中心点を挟んでスライド部1
4,15移動するため中心点が変化することがない。し
たがって、一度、中心点を設定すればどのような径の印
鑑材料23を用いて中心点の設定をやり直す必要がな
く、作業がさらに簡単になる。
【0019】さらに、断面形状四角形の印鑑材料を取り
付ける際に、切欠部20b,22bや印鑑材料の角部に
おける角度の精度不一致等により、印鑑材料ががたつい
た状態で固定されることがよくある。しかしながら、こ
のバイス10のように、切欠部20b,22bの角部に
小切欠部20c,22cを設けることにより、印鑑材料
の角部が切欠部20b,22bの角部に当接せず、切欠
部20b,22bの奥深くまで入り込むようになるた
め、切欠部20b,22bまたは印鑑材料の角部が精度
良く直角になっていなくとも、確実な狭持を行うことが
できるようになる。
付ける際に、切欠部20b,22bや印鑑材料の角部に
おける角度の精度不一致等により、印鑑材料ががたつい
た状態で固定されることがよくある。しかしながら、こ
のバイス10のように、切欠部20b,22bの角部に
小切欠部20c,22cを設けることにより、印鑑材料
の角部が切欠部20b,22bの角部に当接せず、切欠
部20b,22bの奥深くまで入り込むようになるた
め、切欠部20b,22bまたは印鑑材料の角部が精度
良く直角になっていなくとも、確実な狭持を行うことが
できるようになる。
【0020】また、このバイス10では、挿通部22の
先端部22aが偏平筒状部20の挿入穴20aに挿入可
能になっているため、偏平筒状部20および挿通部22
をスライド部14,15に取り付ける際には、偏平筒状
部20と挿通部22を嵌合させた状態にしておくことが
好ましい。この場合、偏平筒状部20の切欠部20b
は、挿通部22の上下に形成されたV形突起22dと密
接状態で嵌合するようになる。したがって、両スライド
部14,15を接近させ、その状態の両スライド部1
4,15に,嵌合した状態の偏平筒状部20と挿通部2
2を位置決めしてねじ21で固定することにより、偏平
筒状部20と挿通部22との位置関係が適正な状態にな
り、精度のよい狭持部を形成できるようになる。
先端部22aが偏平筒状部20の挿入穴20aに挿入可
能になっているため、偏平筒状部20および挿通部22
をスライド部14,15に取り付ける際には、偏平筒状
部20と挿通部22を嵌合させた状態にしておくことが
好ましい。この場合、偏平筒状部20の切欠部20b
は、挿通部22の上下に形成されたV形突起22dと密
接状態で嵌合するようになる。したがって、両スライド
部14,15を接近させ、その状態の両スライド部1
4,15に,嵌合した状態の偏平筒状部20と挿通部2
2を位置決めしてねじ21で固定することにより、偏平
筒状部20と挿通部22との位置関係が適正な状態にな
り、精度のよい狭持部を形成できるようになる。
【0021】なお、上記実施例において、偏平筒状部2
0および挿通部22を構成する材料としては、木材から
なる印鑑材料23を用いてもこれに傷をつけないような
材質のものであればなんでもよいが、例えば、やや軟質
のプラスチック等が好ましい。また、上記実施例では、
印鑑材料23として断面形状が四角形のものをあげてい
るが、これに限定するものではなく、円柱状のものや、
その他このバイス10で狭持可能な材料であればなんで
も使用できることはいうまでもない。
0および挿通部22を構成する材料としては、木材から
なる印鑑材料23を用いてもこれに傷をつけないような
材質のものであればなんでもよいが、例えば、やや軟質
のプラスチック等が好ましい。また、上記実施例では、
印鑑材料23として断面形状が四角形のものをあげてい
るが、これに限定するものではなく、円柱状のものや、
その他このバイス10で狭持可能な材料であればなんで
も使用できることはいうまでもない。
【0022】
【発明の効果】この発明にかかる印鑑材料用バイスは、
以上のように、狭持部が、互いに嵌合できる偏平筒状部
と、挿通部で構成されている。そして、この偏平筒状部
及び挿通部の相対峙する先端部にそれぞれV形の切欠部
を設けている。したがって、この偏平筒状部と挿通部の
双方を移動させることにより、両切欠部で形成される四
角形の隙間の大きさを変化させることができ、径の異な
る印鑑材料を狭持固定できるようになる。その結果、従
来例のような狭持部の取り替え作業が不要になり、作業
が極めて簡単になるとともに、一組の狭持部だけですむ
ため費用が安価につく。また、小切欠部を設けることに
よって、印鑑材料の取り付けがより確実にできるように
なる。さらに、偏平筒状部と挿通部が嵌合できるため、
スライド部への取り付けの際、偏平筒状部と挿通部を適
正な位置関係を保たせた状態で取り付けを行うことがで
きるようになる。
以上のように、狭持部が、互いに嵌合できる偏平筒状部
と、挿通部で構成されている。そして、この偏平筒状部
及び挿通部の相対峙する先端部にそれぞれV形の切欠部
を設けている。したがって、この偏平筒状部と挿通部の
双方を移動させることにより、両切欠部で形成される四
角形の隙間の大きさを変化させることができ、径の異な
る印鑑材料を狭持固定できるようになる。その結果、従
来例のような狭持部の取り替え作業が不要になり、作業
が極めて簡単になるとともに、一組の狭持部だけですむ
ため費用が安価につく。また、小切欠部を設けることに
よって、印鑑材料の取り付けがより確実にできるように
なる。さらに、偏平筒状部と挿通部が嵌合できるため、
スライド部への取り付けの際、偏平筒状部と挿通部を適
正な位置関係を保たせた状態で取り付けを行うことがで
きるようになる。
【図1】この発明の一実施例による印鑑材料用バイスの
狭持部を開いた状態を示す斜視図である。
狭持部を開いた状態を示す斜視図である。
【図2】その印鑑材料用バイスに印鑑材料を取り付けた
状態を示す斜視図である。
状態を示す斜視図である。
【図3】ねじ棒とスライド部の取り付け状態を示す縦断
面図である。
面図である。
【図4】つまみとねじ棒の連結状態を示す部分斜視図で
ある。
ある。
【図5】偏平筒状部と挿通部が嵌合した状態を示す説明
図である。
図である。
【図6】偏平筒状部と挿通部が通常の使用状態程度に離
された状態を示す説明図である。
された状態を示す説明図である。
【図7】偏平筒状部と挿通部が使用限度いっぱいまで離
された状態を示す説明図である。
された状態を示す説明図である。
【図8】従来例によるバイスが取り付けられた切削加工
機を示す斜視図である。
機を示す斜視図である。
10 バイス 12,13 ねじ棒 12a,12b,13a,13b ねじ部 14,15 スライド部 20 偏平筒状部 20a 挿入穴 20b,22b 切欠部 20c,22c 小切欠部 22 挿通部 22a 先端部 23 印鑑材料
Claims (2)
- 【請求項1】 先端面が開口した偏平筒状部を含む第一
のスライド部と、この第一のスライド部と相対峙して配
設され、先端部が上記偏平筒状部の開口から内部に挿通
できる板状に形成された挿通部を含む第二のスライド部
を、ねじの作用によって進退させることにより、互いに
離合可能にするとともに、上記偏平筒状部および挿通部
の先端部にそれぞれ角度が略90度のV形切欠部を設け
て対峙させ、この両V形切欠部で、印鑑材料を狭持でき
る狭持部を形成したことを特徴とする印鑑材料用バイ
ス。 - 【請求項2】 V形切欠部のVの角部周囲に小切欠部を
設け、狭持部が断面形状四角形の印鑑材料を把持した際
に、上記印鑑材料の角部がV形切欠部の角部に当接しな
いようにした請求項1に記載の印鑑材料用バイス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31431793A JPH07136883A (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 印鑑材料用バイス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31431793A JPH07136883A (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 印鑑材料用バイス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07136883A true JPH07136883A (ja) | 1995-05-30 |
Family
ID=18051897
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31431793A Pending JPH07136883A (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 印鑑材料用バイス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07136883A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102240933A (zh) * | 2011-07-07 | 2011-11-16 | 江铃汽车股份有限公司 | 一种异型冲头磨夹具 |
| CN109702520A (zh) * | 2019-02-28 | 2019-05-03 | 蚌埠学院 | 一种便于装夹和键槽加工的平口钳 |
-
1993
- 1993-11-19 JP JP31431793A patent/JPH07136883A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102240933A (zh) * | 2011-07-07 | 2011-11-16 | 江铃汽车股份有限公司 | 一种异型冲头磨夹具 |
| CN109702520A (zh) * | 2019-02-28 | 2019-05-03 | 蚌埠学院 | 一种便于装夹和键槽加工的平口钳 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020813 |