JPH07138488A - 導電性軸受用樹脂組成物 - Google Patents

導電性軸受用樹脂組成物

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JPH07138488A
JPH07138488A JP28804293A JP28804293A JPH07138488A JP H07138488 A JPH07138488 A JP H07138488A JP 28804293 A JP28804293 A JP 28804293A JP 28804293 A JP28804293 A JP 28804293A JP H07138488 A JPH07138488 A JP H07138488A
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JP
Japan
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volume
resin composition
lubricating oil
bearing
toner
Prior art date
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Pending
Application number
JP28804293A
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English (en)
Inventor
Motoyoshi Yoshikawa
元祥 吉川
Noriaki Matsumoto
憲明 松本
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Bando Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Bando Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複写機現像部のようなトナーが介在する状況
下においても、摩擦摩耗特性、耐衝撃性に優れた導電性
軸受用樹脂組成物を提供する。 【構成】 1〜30容積%の潤滑油と、該潤滑油担体と
して1〜15容積%のノルボーネン系エラストマーと、
1〜30容積%の金属粉末と、残部容積%を合成樹脂と
する合計100容積%の樹脂組成物に対し、10〜20
容積%の炭素繊維を添加している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は導電性軸受用樹脂組成物
に関し、特に複写機現像部に好適な無給油導電性軸受用
樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、無給油軸受用樹脂組成物としては、ポリアミド、ポ
リアセタール、ポリカーボネート、ポリテトラフルオロ
エチレン等の合成樹脂が知られている。しかし、これら
は複写機現像部のようなトナー介在下で使用されると、
軸受部にトナーが侵入し、回転トルクの上昇や異音の発
生といった問題が生じる。係る問題を解決するものとし
て、大量の潤滑油を保持し、かつトナーの介在下でも十
分に使用できる軸受として、特公昭59−24284
号、特公昭59−24286号または特公昭60−18
796号に開示されたものがある。しかしながら、これ
らの公報に開示された軸受は複写機現像部用軸受として
必要な静電気除去機能を備えていない。
【0003】一方、一般に合成樹脂に導電性を付与する
ために、炭素繊維、金属粉、カーボンブラック等を添加
したものはあるが、トナーの介在する状況で使用する
と、上記と同様に回転トルクの上昇や異音の発生といっ
た問題が生じる。
【0004】本発明は従来の技術の有するこのような問
題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、複写
機現像部のようなトナーが介在する状況下においても、
摩擦摩耗特性、耐衝撃性に優れた導電性軸受用樹脂組成
物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の要旨は、1〜30容積%の潤滑油と、該潤滑
油担体として1〜15容積%のノルボーネン系エラスト
マーと、1〜30容積%の金属粉末と、残部容積%を合
成樹脂とする合計100容積%の樹脂組成物に対し、1
0〜20容積%の炭素繊維を添加したことを特徴とする
導電性軸受用樹脂組成物にある。
【0006】潤滑油としては、スピンドル油、マシン
油、ダイナモ油等の芳香族系潤滑油、ナフテン系潤滑
油、パラフィン系潤滑油または炭化水素、エステル、ポ
リグリコール、シリコーンオイル等の合成油など、一般
的に使用されている潤滑油を使用することができる。
【0007】金属粉としては、噴霧ケルメット粉または
青銅粉を使用することができる。
【0008】合成樹脂としては、ポリアミド、ポリアセ
タール、ポリブチレンテレフタレート等を挙げることが
できる。
【0009】樹脂組成物に添加される導電性付与剤とし
て、炭素繊維のほかにカーボンブラックを併用すること
ができる。炭素繊維としては、ロービングもしくはミル
ドファイバー形態のものを好適に使用することができ
る。なお、チョップドストランドは混合時にファイバー
ボールになることがあり、好ましくない。
【0010】
【作用】潤滑油を1〜30容積%としたのは、1容積%
未満の場合は潤滑性が期待できず、30容積%超の場合
は物性が低下したり、成形時にスクリューへのかみこみ
性が低下するからである。
【0011】ノルボーネン系エラストマーは極めてポー
ラスな構造を有し、多量の潤滑油を保持することが可能
であり、1容量に対し潤滑油10容量まで吸収すること
ができる。従って、潤滑油1〜30容積%に対しノルボ
ーネン系エラストマーを1〜15容積%配合すること
で、十分に潤滑油を吸収することができる。
【0012】金属粉は軸受の熱膨張係数および熱伝導率
の向上ならびに導電性付与に効果を発揮するものであ
り、1容積%以上配合する必要があるが、30容積%超
添加すると、急激に脆くなる。
【0013】樹脂組成物100容積%に対して炭素繊維
を10〜20容積%添加するのは、10容積%未満の場
合は導電性(比抵抗103 Ωcm以下)が得られず、20
容積%超の場合は含油樹脂の耐粉塵性が低下し、また軸
受相手材を損傷する恐れがあるからである。
【0014】
【実施例】次に本発明の実施例を説明するが、本発明は
これら実施例に限定されるものではない。以下の表1の
ように配合した各実施例および比較例のものから、内径
6mm×外径12mm×長さ10mmの樹脂製軸受を作製し、
以下に示す試験条件で走行試験を行い、摩擦係数の推移
を調査した。その結果を図1に示す。また、表2には各
実施例および比較例のものの機械的特性を示す。なお、
表1の配合は容積%を示す。
【0015】〔試験条件〕荷重=2kg/cm2、速度=10
m/min、温度=23±2℃、相手材=SUS303W、
トナー=一成分系トナー、クリアランス=10μm、走
行形式=ジャーナル、運動形式=連続走行とした。
【0016】
【表1】
【0017】
【表2】
【0018】表2および図1に明らかなように、比較例
1、3のものには潤滑油が全く添加されていないので、
トナー介在下で摩擦係数の変動が大きく、異音が発生す
ることがある。また、比較例1、3のものは耐摩耗性に
劣る。さらに比較例2のものには金属粉が多量に添加さ
れているので、アイゾット衝撃強度が低くて耐衝撃性に
劣る。これに比して本実施例に係るものは、導電性に優
れ、摩擦係数の変動が殆どなく、摩耗量も少なく、アイ
ゾット衝撃強度も高い。
【0019】
【発明の効果】本発明に係る導電性軸受用樹脂組成物
は、摩擦摩耗特性に優れ、耐衝撃性に優れているから、
導電性軸受材として好適に用いることができる。特に、
複写機現像部に用いた場合に優れた効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ジャーナル形式走行試験における軸受の摩擦係
数の推移を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 //(C08L 101/00 65:00)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1〜30容積%の潤滑油と、該潤滑油担
    体として1〜15容積%のノルボーネン系エラストマー
    と、1〜30容積%の金属粉末と、残部容積%を合成樹
    脂とする合計100容積%の樹脂組成物に対し、10〜
    20容積%の炭素繊維を添加したことを特徴とする導電
    性軸受用樹脂組成物。
JP28804293A 1993-11-17 1993-11-17 導電性軸受用樹脂組成物 Pending JPH07138488A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003078528A1 (en) * 2002-03-18 2003-09-25 Ntn Corporation Conductive resin molding
JP2006002907A (ja) * 2004-06-21 2006-01-05 Ntn Corp 導電性高精度すべり軸受
CN102704264A (zh) * 2012-01-12 2012-10-03 上海韬鸿化工科技有限公司 纤维制备用和毛油

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006002907A (ja) * 2004-06-21 2006-01-05 Ntn Corp 導電性高精度すべり軸受
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