JPH07139456A - 内燃機関のノッキング制御装置 - Google Patents
内燃機関のノッキング制御装置Info
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- JPH07139456A JPH07139456A JP5288461A JP28846193A JPH07139456A JP H07139456 A JPH07139456 A JP H07139456A JP 5288461 A JP5288461 A JP 5288461A JP 28846193 A JP28846193 A JP 28846193A JP H07139456 A JPH07139456 A JP H07139456A
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- Japan
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- knocking
- ignition timing
- frequency
- knock
- ignition
- Prior art date
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-
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/40—Engine management systems
Landscapes
- Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ノッキングの頻度に応じて点火時期制御を的確
に行い、もってノッキングの抑制と、機関出力の向上と
の両立を可能とする。 【構成】エンジン1にはディストリビュータ11で分配
された点火電圧が印加される点火プラグ10が装着され
ている。点火タイミングは電子制御装置(ECU)31
により駆動されるイグナイタ12からの高電圧出力タイ
ミングによる。エンジン1にはノッキングの発生を検出
するためのノックセンサ27が取付けられている。ノッ
キングが発生した場合、ECU31は、点火時期を遅角
側へと制御する。最近のノッキング頻度が多い場合遅角
量を大きくし、少ない場合遅角量を小さくする。また、
ノッキングがない場合、点火時期を進角側へある速度で
もって制御する。ノッキング頻度が多い場合進角速度を
小さくし、少ない場合進角速度を大きくする。ノッキン
グ頻度が多い場合には遅角側を中心に、少ない場合には
進角側を中心に点火時期が制御される。
に行い、もってノッキングの抑制と、機関出力の向上と
の両立を可能とする。 【構成】エンジン1にはディストリビュータ11で分配
された点火電圧が印加される点火プラグ10が装着され
ている。点火タイミングは電子制御装置(ECU)31
により駆動されるイグナイタ12からの高電圧出力タイ
ミングによる。エンジン1にはノッキングの発生を検出
するためのノックセンサ27が取付けられている。ノッ
キングが発生した場合、ECU31は、点火時期を遅角
側へと制御する。最近のノッキング頻度が多い場合遅角
量を大きくし、少ない場合遅角量を小さくする。また、
ノッキングがない場合、点火時期を進角側へある速度で
もって制御する。ノッキング頻度が多い場合進角速度を
小さくし、少ない場合進角速度を大きくする。ノッキン
グ頻度が多い場合には遅角側を中心に、少ない場合には
進角側を中心に点火時期が制御される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関のノッキング制
御装置に係り、詳しくは、ノッキングの頻度に応じて内
燃機関の点火時期を進角側又は遅角側へ制御するノッキ
ング制御装置に関するものである。
御装置に係り、詳しくは、ノッキングの頻度に応じて内
燃機関の点火時期を進角側又は遅角側へ制御するノッキ
ング制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の技術として、例えば特公
平3−79548号公報に開示されたものが知られてい
る。この技術では、内燃機関の本体に設けられたノック
センサにより、ノッキングの強度が判定される。また、
これとともに、ノッキングの頻度が算定される。そし
て、ノッキングの強度(大小)及び発生頻度に応じて点
火時期の遅角量が制御される。
平3−79548号公報に開示されたものが知られてい
る。この技術では、内燃機関の本体に設けられたノック
センサにより、ノッキングの強度が判定される。また、
これとともに、ノッキングの頻度が算定される。そし
て、ノッキングの強度(大小)及び発生頻度に応じて点
火時期の遅角量が制御される。
【0003】より詳しく説明すると、ノッキングの強度
に関しては、強度が大きいほど、遅角量が大きくなるよ
う制御される。また、ノッキングの頻度に関しては、頻
度が大きいほど遅角量が大きくなるよう制御される。
に関しては、強度が大きいほど、遅角量が大きくなるよ
う制御される。また、ノッキングの頻度に関しては、頻
度が大きいほど遅角量が大きくなるよう制御される。
【0004】このような構成を採用することにより、例
えば内燃機関の過渡運転状態において、比較的小さなノ
ッキングが連続的に発生したような場合であっても、ノ
ッキングの強度のみに応じて点火時期の遅角量を制御す
る場合に比べて、当該ノッキングを迅速に低減させるこ
とが可能となる。
えば内燃機関の過渡運転状態において、比較的小さなノ
ッキングが連続的に発生したような場合であっても、ノ
ッキングの強度のみに応じて点火時期の遅角量を制御す
る場合に比べて、当該ノッキングを迅速に低減させるこ
とが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般には、
ノッキングの発生が検出されなくなった場合には、点火
時期が一定の速度で徐々に進角側へと制御されてゆく。
そして、上記従来技術においても、遅角量に関してはノ
ッキングの頻度に応じて制御されるものの、ノッキング
非発生時における進角側への制御については、従前どお
り、一定の速度で行われていた。
ノッキングの発生が検出されなくなった場合には、点火
時期が一定の速度で徐々に進角側へと制御されてゆく。
そして、上記従来技術においても、遅角量に関してはノ
ッキングの頻度に応じて制御されるものの、ノッキング
非発生時における進角側への制御については、従前どお
り、一定の速度で行われていた。
【0006】しかしながら、ノッキングが発生しなくな
ったときでも、それまでのノッキング頻度が多い場合に
は、再度ノッキングが発生する可能性が高い。それにも
かかわらず、点火時期を一定速度で進角させてしまった
場合には、そのときの制御にとっては進角速度が速すぎ
ることとなり、すぐにノッキングが再発生してしまうお
それがあった。かかる場合には、一旦進角させたにもか
かわらず、再度点火時期をすぐに遅角側に制御しなけれ
ばならず、制御性が悪化するという事態が起こってい
た。
ったときでも、それまでのノッキング頻度が多い場合に
は、再度ノッキングが発生する可能性が高い。それにも
かかわらず、点火時期を一定速度で進角させてしまった
場合には、そのときの制御にとっては進角速度が速すぎ
ることとなり、すぐにノッキングが再発生してしまうお
それがあった。かかる場合には、一旦進角させたにもか
かわらず、再度点火時期をすぐに遅角側に制御しなけれ
ばならず、制御性が悪化するという事態が起こってい
た。
【0007】また、逆に、それまでのノック発生頻度が
少ない場合においてノッキングが発生しなくなったと
き、再度ノッキングの発生は比較的起こりにくいもので
ある。かかる場合に点火時期が一定速度で進角してしま
った場合には、ノッキング発生の可能性が少ないにもか
かわらず、そのときの制御にとっては進角速度が遅す
ぎ、なかなか進角されないこととなっていた。そのた
め、機関出力を速やかに向上させることができないおそ
れがあった。
少ない場合においてノッキングが発生しなくなったと
き、再度ノッキングの発生は比較的起こりにくいもので
ある。かかる場合に点火時期が一定速度で進角してしま
った場合には、ノッキング発生の可能性が少ないにもか
かわらず、そのときの制御にとっては進角速度が遅す
ぎ、なかなか進角されないこととなっていた。そのた
め、機関出力を速やかに向上させることができないおそ
れがあった。
【0008】本発明は前述した事情に鑑みてなされたも
のであって、その目的は、ノッキングの頻度に応じて点
火時期制御を的確に行うことができ、もってノッキング
の抑制と、機関出力の向上とを両立させることのできる
内燃機関のノッキング制御装置を提供することにある。
のであって、その目的は、ノッキングの頻度に応じて点
火時期制御を的確に行うことができ、もってノッキング
の抑制と、機関出力の向上とを両立させることのできる
内燃機関のノッキング制御装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明においては、図1に示すように、内燃機関M
1に配設された点火プラグを含む点火手段M2と、前記
内燃機関M1のノッキングの発生を検出するノック検出
手段M3と、前記ノック検出手段M3の検出結果に基づ
き、ノッキングの発生が検出されたときには前記点火手
段M2を制御して点火時期を遅角側へ制御し、ノッキン
グの発生が検出されないときには前記点火手段M2を制
御して点火時期を徐々に進角側へ制御する点火時期制御
手段M4とを備えた内燃機関のノッキング制御装置にお
いて、前記ノック検出手段M3の検出結果に基づき、最
近のノック頻度を算出するノック頻度算出手段M5と、
前記ノック頻度算出手段M5にて算出されたノック頻度
が多い場合には、前記点火時期制御手段M4によるノッ
キング発生時の遅角量を大きく、前記点火時期制御手段
M4によるノッキング非発生時の進角速度を小さくし、
前記ノック頻度算出手段M5にて算出されたノック頻度
が少ない場合には、前記点火時期制御手段M4によるノ
ッキング発生時の遅角量を小さく、前記点火時期制御手
段M4によるノッキング非発生時の進角速度を大きくす
る点火時期調整制御手段M6とを設けたことをその要旨
としている。
に、本発明においては、図1に示すように、内燃機関M
1に配設された点火プラグを含む点火手段M2と、前記
内燃機関M1のノッキングの発生を検出するノック検出
手段M3と、前記ノック検出手段M3の検出結果に基づ
き、ノッキングの発生が検出されたときには前記点火手
段M2を制御して点火時期を遅角側へ制御し、ノッキン
グの発生が検出されないときには前記点火手段M2を制
御して点火時期を徐々に進角側へ制御する点火時期制御
手段M4とを備えた内燃機関のノッキング制御装置にお
いて、前記ノック検出手段M3の検出結果に基づき、最
近のノック頻度を算出するノック頻度算出手段M5と、
前記ノック頻度算出手段M5にて算出されたノック頻度
が多い場合には、前記点火時期制御手段M4によるノッ
キング発生時の遅角量を大きく、前記点火時期制御手段
M4によるノッキング非発生時の進角速度を小さくし、
前記ノック頻度算出手段M5にて算出されたノック頻度
が少ない場合には、前記点火時期制御手段M4によるノ
ッキング発生時の遅角量を小さく、前記点火時期制御手
段M4によるノッキング非発生時の進角速度を大きくす
る点火時期調整制御手段M6とを設けたことをその要旨
としている。
【0010】
【作用】従って、上記本発明の構成によれば、図1に示
すように、点火プラグを含む点火手段M2の点火によ
り、内燃機関M1は駆動力を得る。また、ノック検出手
段M3により、内燃機関M1のノッキングの発生が検出
される。そして、ノック検出手段M3の検出結果に基づ
き、ノッキングの発生が検出されたときには、点火時期
制御手段M4により点火手段M2が制御されて点火時期
が遅角側へと制御される。また、ノッキングの発生が検
出されないときには、点火時期制御手段M4により点火
手段M2が制御されて、点火時期が徐々に進角側へと制
御される。
すように、点火プラグを含む点火手段M2の点火によ
り、内燃機関M1は駆動力を得る。また、ノック検出手
段M3により、内燃機関M1のノッキングの発生が検出
される。そして、ノック検出手段M3の検出結果に基づ
き、ノッキングの発生が検出されたときには、点火時期
制御手段M4により点火手段M2が制御されて点火時期
が遅角側へと制御される。また、ノッキングの発生が検
出されないときには、点火時期制御手段M4により点火
手段M2が制御されて、点火時期が徐々に進角側へと制
御される。
【0011】さて、本発明では、ノック頻度算出手段M
5において、ノック検出手段M3の検出結果に基づき最
近のノック頻度が算出される。そして、算出されたノッ
ク頻度が多い場合には、点火時期調整制御手段M6によ
って、ノッキング発生時の遅角量が大きく、ノッキング
非発生時の進角速度が小さくなるよう点火時期制御手段
M4が調整される。さらに、算出されたノック頻度が少
ない場合には、同じく点火時期調整制御手段M6によっ
て、ノッキング発生時の遅角量が小さく、ノッキング非
発生時の進角速度が大きくなるよう点火時期制御手段M
4が調整される。
5において、ノック検出手段M3の検出結果に基づき最
近のノック頻度が算出される。そして、算出されたノッ
ク頻度が多い場合には、点火時期調整制御手段M6によ
って、ノッキング発生時の遅角量が大きく、ノッキング
非発生時の進角速度が小さくなるよう点火時期制御手段
M4が調整される。さらに、算出されたノック頻度が少
ない場合には、同じく点火時期調整制御手段M6によっ
て、ノッキング発生時の遅角量が小さく、ノッキング非
発生時の進角速度が大きくなるよう点火時期制御手段M
4が調整される。
【0012】このため、最近のノック頻度が多い場合に
は、再度ノッキングの起こる可能性が高いものとして点
火時期の制御が比較的遅角側を中心にして行われること
となる。従って、ノック頻度が多い場合には、ノッキン
グが抑制されやすいものとなる。一方、最近のノック頻
度が少ない場合には、再度ノッキングの起こる可能性が
低いものとして点火時期の制御が比較的進角側を中心に
して行われることとなる。従って、ノック頻度が少ない
場合には、内燃機関M1の出力の向上が図られることと
なる。
は、再度ノッキングの起こる可能性が高いものとして点
火時期の制御が比較的遅角側を中心にして行われること
となる。従って、ノック頻度が多い場合には、ノッキン
グが抑制されやすいものとなる。一方、最近のノック頻
度が少ない場合には、再度ノッキングの起こる可能性が
低いものとして点火時期の制御が比較的進角側を中心に
して行われることとなる。従って、ノック頻度が少ない
場合には、内燃機関M1の出力の向上が図られることと
なる。
【0013】
【実施例】以下、本発明における内燃機関のノッキング
制御装置を具体化した一実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
制御装置を具体化した一実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
【0014】図2は本実施例において、車両に搭載され
た内燃機関のノッキング制御装置を示す概略構成図であ
る。内燃機関としてのエンジン1はシリンダ2内にピス
トン3を備えており、このピストン3の上方に形成され
た燃焼室4には吸気通路5及び排気通路6が連通してい
る。燃焼室4と吸気通路5との連通部分、及び燃焼室4
と排気通路6との連通部分は、吸気バルブ7及び排気バ
ルブ8によって開閉される。
た内燃機関のノッキング制御装置を示す概略構成図であ
る。内燃機関としてのエンジン1はシリンダ2内にピス
トン3を備えており、このピストン3の上方に形成され
た燃焼室4には吸気通路5及び排気通路6が連通してい
る。燃焼室4と吸気通路5との連通部分、及び燃焼室4
と排気通路6との連通部分は、吸気バルブ7及び排気バ
ルブ8によって開閉される。
【0015】前記エンジン1は、吸気通路5からの吸入
空気と燃料噴射用のインジェクタ9から噴射される燃料
とからなる混合気を、吸気バルブ7を介して燃焼室4内
へ導入する。エンジン1には点火プラグ10が装着され
ており、同点火プラグ10にはディストリビュータ11
で分配された点火電圧が印加される。ディストリビュー
タ11は、イグナイタ12から出力される高電圧を、エ
ンジン1のクランク角に同期して各点火プラグ10に分
配するためのものであり、各点火プラグ10の点火タイ
ミングはイグナイタ12からの高電圧出力タイミングに
より決定される。本実施例では、上記点火プラグ10、
ディストリビュータ11及びイグナイタ12により点火
手段が構成されている。そして、エンジン1は、点火プ
ラグ10により前記混合気を燃焼室4内で爆発させて駆
動力を得た後、その排気ガスを排気バルブ8を介して排
気通路へ排出する。
空気と燃料噴射用のインジェクタ9から噴射される燃料
とからなる混合気を、吸気バルブ7を介して燃焼室4内
へ導入する。エンジン1には点火プラグ10が装着され
ており、同点火プラグ10にはディストリビュータ11
で分配された点火電圧が印加される。ディストリビュー
タ11は、イグナイタ12から出力される高電圧を、エ
ンジン1のクランク角に同期して各点火プラグ10に分
配するためのものであり、各点火プラグ10の点火タイ
ミングはイグナイタ12からの高電圧出力タイミングに
より決定される。本実施例では、上記点火プラグ10、
ディストリビュータ11及びイグナイタ12により点火
手段が構成されている。そして、エンジン1は、点火プ
ラグ10により前記混合気を燃焼室4内で爆発させて駆
動力を得た後、その排気ガスを排気バルブ8を介して排
気通路へ排出する。
【0016】前記吸気通路5の一部には、吸気の脈動を
抑えるためのサージタンク13が設けられている。サー
ジタンク13の上流側には、アクセルペダル(図示しな
い)の操作に連動して開閉されるスロットルバルブ14
が設けられており、このスロットルバルブ14の開閉に
より吸気通路5の吸入空気量が調節される。スロットル
バルブ14の近傍には、その開度を検出するスロットル
センサ15が設けられている。また、前記スロットルバ
ルブ14の上流側には、吸入空気量を検出するためのエ
アフローメータ16及びエアクリーナACが配設されて
いる。エアフローメータ16とエアクリーナACとの間
には、吸気通路5に取り込まれる空気の温度、すなわち
吸気温を検出する吸気温センサ17が設けられている。
一方、前記排気通路6には排気ガス中の酸素濃度を検出
する酸素センサ18が設けられている。また、排気通路
6の途中には、排気ガスを浄化するための三元触媒コン
バータ19が取付けられている。
抑えるためのサージタンク13が設けられている。サー
ジタンク13の上流側には、アクセルペダル(図示しな
い)の操作に連動して開閉されるスロットルバルブ14
が設けられており、このスロットルバルブ14の開閉に
より吸気通路5の吸入空気量が調節される。スロットル
バルブ14の近傍には、その開度を検出するスロットル
センサ15が設けられている。また、前記スロットルバ
ルブ14の上流側には、吸入空気量を検出するためのエ
アフローメータ16及びエアクリーナACが配設されて
いる。エアフローメータ16とエアクリーナACとの間
には、吸気通路5に取り込まれる空気の温度、すなわち
吸気温を検出する吸気温センサ17が設けられている。
一方、前記排気通路6には排気ガス中の酸素濃度を検出
する酸素センサ18が設けられている。また、排気通路
6の途中には、排気ガスを浄化するための三元触媒コン
バータ19が取付けられている。
【0017】さらに、前記ディストリビュータ11には
エンジン1の回転に連動して回転されるロータ11aが
設けられ、そのロータ11aの回転からエンジン回転数
を検出する回転数センサ24が設けられている。又、デ
ィストリビュータ11には、ロータ11aの回転に応じ
てエンジン1のクランク角基準位置を所定の割合で検出
し、その基準信号を出力するクランク角センサ25が設
けられている。
エンジン1の回転に連動して回転されるロータ11aが
設けられ、そのロータ11aの回転からエンジン回転数
を検出する回転数センサ24が設けられている。又、デ
ィストリビュータ11には、ロータ11aの回転に応じ
てエンジン1のクランク角基準位置を所定の割合で検出
し、その基準信号を出力するクランク角センサ25が設
けられている。
【0018】併せて、エンジン1には、該エンジン1の
冷却水温を検出する水温センサ26が設けられている。
加えて、エンジン1には、該エンジン1の機械的振動か
らノッキングの発生を検出するためのノック検出手段と
してのノックセンサ27が取付けられている。このノッ
クセンサ27は、ノッキングで発生するレベルと同等の
「6〜8kHz」の振動数を共振振動数にもつ圧電素子
を内部に備えている。
冷却水温を検出する水温センサ26が設けられている。
加えて、エンジン1には、該エンジン1の機械的振動か
らノッキングの発生を検出するためのノック検出手段と
してのノックセンサ27が取付けられている。このノッ
クセンサ27は、ノッキングで発生するレベルと同等の
「6〜8kHz」の振動数を共振振動数にもつ圧電素子
を内部に備えている。
【0019】前述したスロットルセンサ15、エアフロ
ーメータ16、吸気温センサ17、酸素センサ18、回
転数センサ24、クランク角センサ25、水温センサ2
6及びノックセンサ27等は電子制御装置(以下、単に
「ECU」という)31の入力側に電気的に接続されて
いる。また、各インジェクタ9及びイグナイタ12はE
CU31の出力側に電気的に接続され、これらはECU
31の作動により駆動タイミングが制御される。このE
CU31により、点火時期制御手段、ノック頻度算出手
段及び点火時期調整制御手段が構成されている。
ーメータ16、吸気温センサ17、酸素センサ18、回
転数センサ24、クランク角センサ25、水温センサ2
6及びノックセンサ27等は電子制御装置(以下、単に
「ECU」という)31の入力側に電気的に接続されて
いる。また、各インジェクタ9及びイグナイタ12はE
CU31の出力側に電気的に接続され、これらはECU
31の作動により駆動タイミングが制御される。このE
CU31により、点火時期制御手段、ノック頻度算出手
段及び点火時期調整制御手段が構成されている。
【0020】ここで、ECU31の電気的構成を図3の
ブロック図に従って説明する。ECU31は中央処理装
置(以下CPUという)32、読み出し専用メモリ(以
下ROMという)33、ダンラムアクセスメモリ(以下
RAMという)34、バックアップRAM35、タイマ
カウンタ36等を備えている。そして、ECU31は、
これら各部と、外部入力回路37及び外部出力回路38
等とをバス39によって接続してなる理論演算回路とし
て構成されている。CPU32は、予めROM33に記
憶された所定の制御プログラムに従って各種演算処理を
実行する。また、ROM33には後述する「点火時期制
御ルーチン」の外、例えば燃料噴射量制御ルーチン等の
各種制御プログラムが予め記憶されている。さらに、R
AM34はCPU32の演算結果を一時記憶し、バック
アップRAM35はデータを記憶して保存する。併せ
て、タイマカウンタ36は所定時間毎の割り込み信号を
出力すると共に、同時に複数のカウント動作を行うよう
になっている。
ブロック図に従って説明する。ECU31は中央処理装
置(以下CPUという)32、読み出し専用メモリ(以
下ROMという)33、ダンラムアクセスメモリ(以下
RAMという)34、バックアップRAM35、タイマ
カウンタ36等を備えている。そして、ECU31は、
これら各部と、外部入力回路37及び外部出力回路38
等とをバス39によって接続してなる理論演算回路とし
て構成されている。CPU32は、予めROM33に記
憶された所定の制御プログラムに従って各種演算処理を
実行する。また、ROM33には後述する「点火時期制
御ルーチン」の外、例えば燃料噴射量制御ルーチン等の
各種制御プログラムが予め記憶されている。さらに、R
AM34はCPU32の演算結果を一時記憶し、バック
アップRAM35はデータを記憶して保存する。併せ
て、タイマカウンタ36は所定時間毎の割り込み信号を
出力すると共に、同時に複数のカウント動作を行うよう
になっている。
【0021】このECU31の外部入力回路37には、
前述したスロットルセンサ15、エアフローメータ1
6、吸気温センサ17、酸素センサ18、回転数センサ
24、クランク角センサ25、水温センサ26及びノッ
クセンサ27等がそれぞれ接続されている。また、外部
出力回路38には各インジェクタ9及びイグナイタ12
が接続されている。
前述したスロットルセンサ15、エアフローメータ1
6、吸気温センサ17、酸素センサ18、回転数センサ
24、クランク角センサ25、水温センサ26及びノッ
クセンサ27等がそれぞれ接続されている。また、外部
出力回路38には各インジェクタ9及びイグナイタ12
が接続されている。
【0022】ECU31は各センサ等15〜18,24
〜27からの出力信号に基づいてスロットル開度、吸入
空気量、吸気温、排気ガス中の酸素濃度、エンジン回転
数、クランク角基準位置、冷却水温及びノッキング信号
の強度等を割り出す。そして、それら割り出した各デー
タを読み込んで上記各種の制御プログラムを実行するこ
とにより、各インジェクタ9及びイグナイタ12を好適
に駆動制御し、エンジン1のKCS(ノックコントロー
ルシステム)制御をはじめとする各種制御を行うように
なっている。
〜27からの出力信号に基づいてスロットル開度、吸入
空気量、吸気温、排気ガス中の酸素濃度、エンジン回転
数、クランク角基準位置、冷却水温及びノッキング信号
の強度等を割り出す。そして、それら割り出した各デー
タを読み込んで上記各種の制御プログラムを実行するこ
とにより、各インジェクタ9及びイグナイタ12を好適
に駆動制御し、エンジン1のKCS(ノックコントロー
ルシステム)制御をはじめとする各種制御を行うように
なっている。
【0023】すなわち、KCS制御において、ECU3
1はノックセンサ27からのノック検出信号に基づいて
ノッキングの発生を検出し、この検出データ等を読み込
むことにより、「点火時期制御ルーチン」を実行する。
なお、このKCS制御は予め設定されたKCS作動領域
において実行される。
1はノックセンサ27からのノック検出信号に基づいて
ノッキングの発生を検出し、この検出データ等を読み込
むことにより、「点火時期制御ルーチン」を実行する。
なお、このKCS制御は予め設定されたKCS作動領域
において実行される。
【0024】次に、上記のように構成された自動車用ガ
ソリンエンジン1に装備されたノッキング制御装置の処
理動作及び作用について図4〜図7に従って説明する。
すなわち、図4は、本実施例において、ECU31によ
り実行される「点火時期制御ルーチン」の処理動作を示
すフローチャートであって、所定時間毎の定時割り込み
で実行される。なお、この制御はエンジン1の各気筒毎
について実行されるものである。
ソリンエンジン1に装備されたノッキング制御装置の処
理動作及び作用について図4〜図7に従って説明する。
すなわち、図4は、本実施例において、ECU31によ
り実行される「点火時期制御ルーチン」の処理動作を示
すフローチャートであって、所定時間毎の定時割り込み
で実行される。なお、この制御はエンジン1の各気筒毎
について実行されるものである。
【0025】処理が本ルーチンに移行すると、まずステ
ップ101において、ECU31は、クランク角センサ
25及びノックセンサ27等からの検出信号に基づき、
基準信号及びノック信号等を読み込む。
ップ101において、ECU31は、クランク角センサ
25及びノックセンサ27等からの検出信号に基づき、
基準信号及びノック信号等を読み込む。
【0026】次に、ステップ102においては、今回読
み込んだ基準信号に基づき、ピストン3が現在上死点に
あるか否かを判断する。そして、現在上死点にあると判
断した場合には、ステップ103へ移行し、ノック頻度
比カウンタCKRVを「1」ずつインクリメントする。
そして、その後ステップ104へ移行する。ここで、ノ
ック頻度比カウンタCKRVは、ノッキングの発生が検
出されれば「0」にクリアされ(これについてはステッ
プ106において後述する)、そうでなければピストン
3が上死点に位置する毎にインクリメントされてゆく性
質のものである。すなわち、ノック頻度比カウンタCK
RVは、最近におけるノッキングの発生頻度の少なさを
示す指標といえる。
み込んだ基準信号に基づき、ピストン3が現在上死点に
あるか否かを判断する。そして、現在上死点にあると判
断した場合には、ステップ103へ移行し、ノック頻度
比カウンタCKRVを「1」ずつインクリメントする。
そして、その後ステップ104へ移行する。ここで、ノ
ック頻度比カウンタCKRVは、ノッキングの発生が検
出されれば「0」にクリアされ(これについてはステッ
プ106において後述する)、そうでなければピストン
3が上死点に位置する毎にインクリメントされてゆく性
質のものである。すなわち、ノック頻度比カウンタCK
RVは、最近におけるノッキングの発生頻度の少なさを
示す指標といえる。
【0027】また、前記ステップ102において、現在
上死点にないと判断した場合には、そのままステップ1
04へ移行する。ステップ102又はステップ103か
ら移行して、ステップ104においては、なましノック
頻度比CKRVMをなまし演算し、設定する。すなわ
ち、前回のルーチンにおいて演算されたなましノック頻
度比CKRVMの16分の15に対して、今回のノック
頻度比カウンタCKRVの16分の1を加算した値を新
たななましノック頻度比CKRVMとして設定する。従
って、ステップ103のインクリメントの回数が多いほ
ど(ノッキング頻度が少ないほど)、なましノック頻度
比CKRVMは大きな値となってゆく。但し、なましノ
ック頻度比CKRVMの初期値は「0」であるものとす
る。
上死点にないと判断した場合には、そのままステップ1
04へ移行する。ステップ102又はステップ103か
ら移行して、ステップ104においては、なましノック
頻度比CKRVMをなまし演算し、設定する。すなわ
ち、前回のルーチンにおいて演算されたなましノック頻
度比CKRVMの16分の15に対して、今回のノック
頻度比カウンタCKRVの16分の1を加算した値を新
たななましノック頻度比CKRVMとして設定する。従
って、ステップ103のインクリメントの回数が多いほ
ど(ノッキング頻度が少ないほど)、なましノック頻度
比CKRVMは大きな値となってゆく。但し、なましノ
ック頻度比CKRVMの初期値は「0」であるものとす
る。
【0028】次に、ステップ105において、今回設定
されたなましノック頻度比CKRVMに適合要素係数α
を乗算した値を、所定値(本実施例では「4」)から減
算する。そして、この値をノック頻度係数KFRQとし
て設定する。但し、適合要素係数αは、そのときどきの
エンジン1の構成、運転状態等に応じて適宜に変更され
うる係数であって、「0」よりも大きく、かつ、「1」
以下の値をとりうる。また、ノック頻度係数KFRQに
は、それぞれ下限ガード値(本実施例では「1」)及び
上限ガード値(本実施例では「4」)が予め設定されて
おり、演算上この範囲を逸脱するような場合には、ノッ
ク頻度係数KFRQはそれぞれ下限ガード値又は上限ガ
ード値に設定される。
されたなましノック頻度比CKRVMに適合要素係数α
を乗算した値を、所定値(本実施例では「4」)から減
算する。そして、この値をノック頻度係数KFRQとし
て設定する。但し、適合要素係数αは、そのときどきの
エンジン1の構成、運転状態等に応じて適宜に変更され
うる係数であって、「0」よりも大きく、かつ、「1」
以下の値をとりうる。また、ノック頻度係数KFRQに
は、それぞれ下限ガード値(本実施例では「1」)及び
上限ガード値(本実施例では「4」)が予め設定されて
おり、演算上この範囲を逸脱するような場合には、ノッ
ク頻度係数KFRQはそれぞれ下限ガード値又は上限ガ
ード値に設定される。
【0029】従って、ステップ103のインクリメント
の回数が多いほど(ノッキング頻度が少ないほど)、ノ
ック頻度係数KFRQは小さい値をとる。また、逆に、
インクリメントの回数が少ないほど(ノッキング頻度が
多いほど)、ノック頻度係数KFRQは大きい値をとり
うる(但し、1≦KFRQ≦4)。
の回数が多いほど(ノッキング頻度が少ないほど)、ノ
ック頻度係数KFRQは小さい値をとる。また、逆に、
インクリメントの回数が少ないほど(ノッキング頻度が
多いほど)、ノック頻度係数KFRQは大きい値をとり
うる(但し、1≦KFRQ≦4)。
【0030】続いて、ステップ106において、今回読
み込んだノック信号に基づき、現在ノッキングの検出が
あったか否かを判断する。ここで、ノッキングの発生の
有無の判断については、ノック信号の出力ピーク値aが
後述する基準k1bを上回る場合にノッキングが発生し
たものと判断される。そして、ノッキングがあった場合
には、前述したように、ノック頻度比カウンタCKRV
を「0」にクリアするとともに、ステップ108へ移行
する。なお、ここで「0」にクリアされたノック頻度比
カウンタCKRVは、次回以降のルーチンにおいて採用
される。
み込んだノック信号に基づき、現在ノッキングの検出が
あったか否かを判断する。ここで、ノッキングの発生の
有無の判断については、ノック信号の出力ピーク値aが
後述する基準k1bを上回る場合にノッキングが発生し
たものと判断される。そして、ノッキングがあった場合
には、前述したように、ノック頻度比カウンタCKRV
を「0」にクリアするとともに、ステップ108へ移行
する。なお、ここで「0」にクリアされたノック頻度比
カウンタCKRVは、次回以降のルーチンにおいて採用
される。
【0031】また、ステップ108においては、同じく
今回読み込んだノック信号に基づき、ノッキングの強度
が大きいか否かを判断する。ここで、ノッキングの大小
判定に関しては、次のように行われる。すなわち、ノッ
キングが発生せず、ノックセンサ27からの電気信号が
基本振動(微細な振動)のみの比較的安定なクランク角
度における出力振幅bが、バックグラウンド信号として
取り出される。そして、この出力振幅bに所定の係数k
1,k2(>k1;例えばk2=2k1)を乗算した値
k1b,k2bがそれぞれ小、大のノッキング判定基準
とされる。そして、ノックセンサ27からの出力ピーク
値aがk1b<a<k2bであればノッキングの強度が
小さいと判定され、出力ピーク値aがa≧k2bであれ
ばノッキングの強度が大きいと判定される。なお、上記
ステップ106におけるノッキングの有無については、
出力ピーク値aが、a≧k1bであればノッキングが発
生したものと判断され、a<k1bであればノッキング
が発生しないものと判断されるのである。
今回読み込んだノック信号に基づき、ノッキングの強度
が大きいか否かを判断する。ここで、ノッキングの大小
判定に関しては、次のように行われる。すなわち、ノッ
キングが発生せず、ノックセンサ27からの電気信号が
基本振動(微細な振動)のみの比較的安定なクランク角
度における出力振幅bが、バックグラウンド信号として
取り出される。そして、この出力振幅bに所定の係数k
1,k2(>k1;例えばk2=2k1)を乗算した値
k1b,k2bがそれぞれ小、大のノッキング判定基準
とされる。そして、ノックセンサ27からの出力ピーク
値aがk1b<a<k2bであればノッキングの強度が
小さいと判定され、出力ピーク値aがa≧k2bであれ
ばノッキングの強度が大きいと判定される。なお、上記
ステップ106におけるノッキングの有無については、
出力ピーク値aが、a≧k1bであればノッキングが発
生したものと判断され、a<k1bであればノッキング
が発生しないものと判断されるのである。
【0032】そして、ステップ108の判断においてノ
ッキングの強度が大きい場合には、ステップ109にお
いて、「0.23(°CA)」にノック頻度係数KFR
Qを乗算した値分だけ点火時期を遅角させる。換言すれ
ば、点火時期を遅角させる際の遅角量A1を「0.23
*KFRQ」とする。そして、その後の処理を一旦終了
する。
ッキングの強度が大きい場合には、ステップ109にお
いて、「0.23(°CA)」にノック頻度係数KFR
Qを乗算した値分だけ点火時期を遅角させる。換言すれ
ば、点火時期を遅角させる際の遅角量A1を「0.23
*KFRQ」とする。そして、その後の処理を一旦終了
する。
【0033】また、ノッキングの強度が小さい場合に
は、ステップ110において、「0.12(°CA)」
にノック頻度係数KFRQを乗算した値分だけ点火時期
を遅角させる。換言すれば、点火時期を遅角させる際の
遅角量A1を「0.12*KFRQ」とする。そして、
その後の処理を一旦終了する。
は、ステップ110において、「0.12(°CA)」
にノック頻度係数KFRQを乗算した値分だけ点火時期
を遅角させる。換言すれば、点火時期を遅角させる際の
遅角量A1を「0.12*KFRQ」とする。そして、
その後の処理を一旦終了する。
【0034】一方、前記ステップ106において、ノッ
キングがなかった場合には、ステップ111へ移行す
る。そして、ステップ111において、「0.23」
を、「0.25」及びノック頻度係数KFRQを乗算し
た値で除算し、この商〔0.23/(0.25*KFR
Q)〕を点火時期を進角させてゆく速度(進角速度)B
1として点火時期を徐々に進角させる。そして、その後
の処理を一旦終了するのである。
キングがなかった場合には、ステップ111へ移行す
る。そして、ステップ111において、「0.23」
を、「0.25」及びノック頻度係数KFRQを乗算し
た値で除算し、この商〔0.23/(0.25*KFR
Q)〕を点火時期を進角させてゆく速度(進角速度)B
1として点火時期を徐々に進角させる。そして、その後
の処理を一旦終了するのである。
【0035】このようにして、ノッキングの頻度及び強
度に応じて点火時期が適宜に制御される。以上説明した
ように、本実施例のノッキング制御装置によれば、ノッ
キングの発生が検出された場合には、点火時期が遅角側
へと制御される。ここで、最近のノッキング頻度が多い
場合には、図5に示すように、ノック頻度係数KFRQ
も大きい値をとる。このため、遅角量A1はその分だけ
大きくなる。また、ノッキングの強度が大きい場合にも
ノック頻度係数KFRQは大きい値をとるため、遅角量
A1はその分だけ大きくなる。一方、ノッキングの発生
が検出されない場合には、点火時期が進角側へとある速
度でもって徐々に進角される。ここで、最近のノッキン
グ頻度が多い場合には、ノック頻度係数KFRQも大き
い値をとるため、図6に示すように、進角速度B1はそ
れに反比例して小さくなる。すなわち、点火時期は比較
的遅い速度で徐々に進角されてゆくのである。
度に応じて点火時期が適宜に制御される。以上説明した
ように、本実施例のノッキング制御装置によれば、ノッ
キングの発生が検出された場合には、点火時期が遅角側
へと制御される。ここで、最近のノッキング頻度が多い
場合には、図5に示すように、ノック頻度係数KFRQ
も大きい値をとる。このため、遅角量A1はその分だけ
大きくなる。また、ノッキングの強度が大きい場合にも
ノック頻度係数KFRQは大きい値をとるため、遅角量
A1はその分だけ大きくなる。一方、ノッキングの発生
が検出されない場合には、点火時期が進角側へとある速
度でもって徐々に進角される。ここで、最近のノッキン
グ頻度が多い場合には、ノック頻度係数KFRQも大き
い値をとるため、図6に示すように、進角速度B1はそ
れに反比例して小さくなる。すなわち、点火時期は比較
的遅い速度で徐々に進角されてゆくのである。
【0036】これらのことから、最近のノッキング頻度
が多い場合には、図7に示すように、点火時期は相対的
に遅角側を中心にして制御されることとなる。そのた
め、ノッキング頻度が多いと、再度ノッキングが発生す
る可能性が高いのであるが、点火時期が相対的に遅角側
を中心にして制御されることから、より高い確実性をも
ってノッキングを抑制することができる。
が多い場合には、図7に示すように、点火時期は相対的
に遅角側を中心にして制御されることとなる。そのた
め、ノッキング頻度が多いと、再度ノッキングが発生す
る可能性が高いのであるが、点火時期が相対的に遅角側
を中心にして制御されることから、より高い確実性をも
ってノッキングを抑制することができる。
【0037】これに対し、ノッキングの発生が検出され
た場合であって、最近のノッキング頻度が少ない場合に
は、ノック頻度係数KFRQも小さい値をとる。このた
め、遅角量A1はその分だけ小さくなる。また、ノッキ
ングの強度が大きい場合にもノック頻度係数KFRQは
大きい値をとるため、遅角量A1はその分だけ大きくな
る。一方、ノッキングの発生が検出されない場合には、
点火時期が進角側へとある速度でもって徐々に進角され
る。ここで、最近のノッキング頻度が少ない場合には、
ノック頻度係数KFRQも小さい値をとるため、図6に
示すように、進角速度B1はそれに反比例して大きくな
る。すなわち、点火時期は比較的大きい速度でもって進
角されてゆくのである。
た場合であって、最近のノッキング頻度が少ない場合に
は、ノック頻度係数KFRQも小さい値をとる。このた
め、遅角量A1はその分だけ小さくなる。また、ノッキ
ングの強度が大きい場合にもノック頻度係数KFRQは
大きい値をとるため、遅角量A1はその分だけ大きくな
る。一方、ノッキングの発生が検出されない場合には、
点火時期が進角側へとある速度でもって徐々に進角され
る。ここで、最近のノッキング頻度が少ない場合には、
ノック頻度係数KFRQも小さい値をとるため、図6に
示すように、進角速度B1はそれに反比例して大きくな
る。すなわち、点火時期は比較的大きい速度でもって進
角されてゆくのである。
【0038】これらのことから、最近のノッキング頻度
が少ない場合には、図7に示すように、点火時期は相対
的に進角側を中心にして制御されることとなる。そのた
め、ノッキング頻度が少ない場合、再度ノッキングが発
生する可能性が低く、ノッキングの心配がさほどないの
であるが、かかる場合には点火時期が相対的に進角側を
中心にして制御されることから、エンジン1の出力の向
上を図ることができる。
が少ない場合には、図7に示すように、点火時期は相対
的に進角側を中心にして制御されることとなる。そのた
め、ノッキング頻度が少ない場合、再度ノッキングが発
生する可能性が低く、ノッキングの心配がさほどないの
であるが、かかる場合には点火時期が相対的に進角側を
中心にして制御されることから、エンジン1の出力の向
上を図ることができる。
【0039】従って、本実施例によれば、ノッキングの
頻度に応じて点火時期制御を的確に行うことができる。
その結果、ノッキングの抑制と、エンジン1の出力の向
上とを両立させることができるのである。
頻度に応じて点火時期制御を的確に行うことができる。
その結果、ノッキングの抑制と、エンジン1の出力の向
上とを両立させることができるのである。
【0040】また、本実施例では、最近のノッキング頻
度が少ない場合には、遅角量A1が小さくなることか
ら、点火時期の振れ幅が相対的に小さくなる。このた
め、エンジン1の軸トルクの変動幅を小さくすることが
でき、結果としてエンジン1の振動を低減させることが
できる。
度が少ない場合には、遅角量A1が小さくなることか
ら、点火時期の振れ幅が相対的に小さくなる。このた
め、エンジン1の軸トルクの変動幅を小さくすることが
でき、結果としてエンジン1の振動を低減させることが
できる。
【0041】さらに、本実施例では、ノッキング発生時
の遅角量A1は、前述したように、ノッキングの強度に
も相対している。このため、ノッキングの強度が大きい
ときには、その分だけ遅角側に点火時期が制御される。
従って、結果的に、より実情に則した制御を行うことが
でき、制御性のより一層の向上を図ることができる。
の遅角量A1は、前述したように、ノッキングの強度に
も相対している。このため、ノッキングの強度が大きい
ときには、その分だけ遅角側に点火時期が制御される。
従って、結果的に、より実情に則した制御を行うことが
でき、制御性のより一層の向上を図ることができる。
【0042】併せて、本実施例では、ノッキングの発生
頻度の指標としてノック頻度係数KFRQを算出するよ
うにした。そして、当該ノック頻度係数KFRQを算出
するに際しては、なましノック頻度比CKRVMを演算
することにより、すなわち、いわゆる「なました値」を
用いて数値化するようにした。従って、上記演算に際
し、ノック発生頻度を直接的に採用する場合に比べて、
特に進角速度B1を滑らかに変化させることができる。
そのため、点火時期の変動幅をより一層小さくすること
ができ、その結果、上記同様、エンジン1の振動を低減
させることができる。
頻度の指標としてノック頻度係数KFRQを算出するよ
うにした。そして、当該ノック頻度係数KFRQを算出
するに際しては、なましノック頻度比CKRVMを演算
することにより、すなわち、いわゆる「なました値」を
用いて数値化するようにした。従って、上記演算に際
し、ノック発生頻度を直接的に採用する場合に比べて、
特に進角速度B1を滑らかに変化させることができる。
そのため、点火時期の変動幅をより一層小さくすること
ができ、その結果、上記同様、エンジン1の振動を低減
させることができる。
【0043】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で構成の一部
を適宜に変更して次のように実施することもできる。 (1)前記実施例では、ノッキングの強度についても、
点火時期制御に際しての1要素としたが、本発明の第1
の発明の趣旨からすれば、ノッキング強度を考慮に入れ
ない場合に具体化してもよい。
のではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で構成の一部
を適宜に変更して次のように実施することもできる。 (1)前記実施例では、ノッキングの強度についても、
点火時期制御に際しての1要素としたが、本発明の第1
の発明の趣旨からすれば、ノッキング強度を考慮に入れ
ない場合に具体化してもよい。
【0044】(2)前記実施例で説明したような演算方
式はあくまでも一例であって、その遅角量A1及び進角
速度B1の演算に際しては上記の演算方式に何ら限定さ
れるものではない。従って、例えば上記ノック頻度係数
KFRQを算出するに際しても、「なました値」を用い
て数値化するようにしなくとも、直接的にノッキングの
頻度を反映させるような構成としてもよい。
式はあくまでも一例であって、その遅角量A1及び進角
速度B1の演算に際しては上記の演算方式に何ら限定さ
れるものではない。従って、例えば上記ノック頻度係数
KFRQを算出するに際しても、「なました値」を用い
て数値化するようにしなくとも、直接的にノッキングの
頻度を反映させるような構成としてもよい。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の内燃機関
のノッキング制御装置によれば、ノック頻度が多い場合
には、ノッキング発生時の遅角量を大きく、ノッキング
非発生時の進角速度を小さくし、ノック頻度が少ない場
合には、ノッキング発生時の遅角量を小さく、ノッキン
グ非発生時の進角速度を大きくするようにした。
のノッキング制御装置によれば、ノック頻度が多い場合
には、ノッキング発生時の遅角量を大きく、ノッキング
非発生時の進角速度を小さくし、ノック頻度が少ない場
合には、ノッキング発生時の遅角量を小さく、ノッキン
グ非発生時の進角速度を大きくするようにした。
【0046】従って、ノッキングの頻度に応じて点火時
期制御を的確に行うことができ、もってノッキングの抑
制と、機関出力の向上とを両立させることができるとい
う優れた効果を奏する。
期制御を的確に行うことができ、もってノッキングの抑
制と、機関出力の向上とを両立させることができるとい
う優れた効果を奏する。
【図1】本発明の基本的な概念構成を説明する概念構成
図である。
図である。
【図2】本発明を具体化した一実施例におけるエンジン
のノッキング制御装置を示す概略構成図である。
のノッキング制御装置を示す概略構成図である。
【図3】一実施例において、ECUの電気的構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図4】一実施例において、ECUにより実行される
「点火時期制御ルーチン」の処理動作を示すフローチャ
ートである。
「点火時期制御ルーチン」の処理動作を示すフローチャ
ートである。
【図5】一実施例において、ノッキング強度及びノッキ
ング頻度に対する遅角量の関係を示すグラフである。
ング頻度に対する遅角量の関係を示すグラフである。
【図6】一実施例において、ノッキング頻度に対する進
角速度の関係を示すグラフである。
角速度の関係を示すグラフである。
【図7】一実施例において、ノッキング頻度の多い場合
と少ない場合とにおける時間に対する点火時期の推移を
模式化した一例を示すタイミングチャートである。
と少ない場合とにおける時間に対する点火時期の推移を
模式化した一例を示すタイミングチャートである。
1…内燃機関としてのエンジン、10…点火手段を構成
する点火プラグ、11…点火手段を構成するディストリ
ビュータ、12…点火手段を構成するイグナイタ、27
…ノック検出手段を構成するノックセンサ、31…点火
時期制御手段、ノック頻度算出手段及び点火時期調整制
御手段を構成するECU。
する点火プラグ、11…点火手段を構成するディストリ
ビュータ、12…点火手段を構成するイグナイタ、27
…ノック検出手段を構成するノックセンサ、31…点火
時期制御手段、ノック頻度算出手段及び点火時期調整制
御手段を構成するECU。
Claims (1)
- 【請求項1】 内燃機関に配設された点火プラグを含む
点火手段と、 前記内燃機関のノッキングの発生を検出するノック検出
手段と、 前記ノック検出手段の検出結果に基づき、ノッキングの
発生が検出されたときには前記点火手段を制御して点火
時期を遅角側へ制御し、ノッキングの発生が検出されな
いときには前記点火手段を制御して点火時期を徐々に進
角側へ制御する点火時期制御手段とを備えた内燃機関の
ノッキング制御装置において、 前記ノック検出手段の検出結果に基づき、最近のノック
頻度を算出するノック頻度算出手段と、 前記ノック頻度算出手段にて算出されたノック頻度が多
い場合には、前記点火時期制御手段によるノッキング発
生時の遅角量を大きく、前記点火時期制御手段によるノ
ッキング非発生時の進角速度を小さくし、前記ノック頻
度算出手段にて算出されたノック頻度が少ない場合に
は、前記点火時期制御手段によるノッキング発生時の遅
角量を小さく、前記点火時期制御手段によるノッキング
非発生時の進角速度を大きくする点火時期調整制御手段
とを設けたことを特徴とする内燃機関のノッキング制御
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5288461A JPH07139456A (ja) | 1993-11-17 | 1993-11-17 | 内燃機関のノッキング制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5288461A JPH07139456A (ja) | 1993-11-17 | 1993-11-17 | 内燃機関のノッキング制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07139456A true JPH07139456A (ja) | 1995-05-30 |
Family
ID=17730519
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5288461A Pending JPH07139456A (ja) | 1993-11-17 | 1993-11-17 | 内燃機関のノッキング制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07139456A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018031311A (ja) * | 2016-08-25 | 2018-03-01 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の制御装置 |
-
1993
- 1993-11-17 JP JP5288461A patent/JPH07139456A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018031311A (ja) * | 2016-08-25 | 2018-03-01 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の制御装置 |
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