JPH0714047U - ソレノイド - Google Patents

ソレノイド

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JPH0714047U
JPH0714047U JP4475593U JP4475593U JPH0714047U JP H0714047 U JPH0714047 U JP H0714047U JP 4475593 U JP4475593 U JP 4475593U JP 4475593 U JP4475593 U JP 4475593U JP H0714047 U JPH0714047 U JP H0714047U
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solenoid
damper
core
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藤 芳 之 安
林 浩 行 栗
田 政 彦 安
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自動車電機工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コイルの励磁時に可動鉄心が固定鉄心に吸引
されて衝突する際の音を十分に低く抑えることが可能で
あるソレノイドを提供する。 【構成】 円筒状に巻線してなるコイル4と、コイル4
に固定したボトム5と、コイル4の中空部分に軸心方向
に移動可能に設けられてコイル4の励磁時にボトム5に
吸引されるプランジャ6を備えたフューエルリッド開放
用ソレノイド1において、プランジャ6に、円筒形状を
なしかつ両端面15a,15aに全周にわたって丸みを
もたせたダンパ15をプランジャ6と同軸に設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば、自動車のフューエルリッドを遠隔操作により開けるのに 利用されるソレノイドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、上記したソレノイドとしては、例えば、ボビンに巻線してなるコイルと 、ボビンの中空部分の一端部側に設けられた固定鉄心と、ボビンの中空部分にそ の軸心方向に移動可能に設けられた可動鉄心と、この可動鉄心に連結した出力ロ ッドを備えたものがあり、コイルを励磁することにより、固定鉄心側に可動鉄心 を吸引して出力ロッドに引き動作を行わせるようにしている。この場合、可動鉄 心の固定鉄心側に、台座形状をなすダンパやOリングを設けることによって、コ イルの励磁時に可動鉄心が固定鉄心に吸引されて衝突する際の音を低く抑えるよ うにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記した従来におけるソレノイドにおいて、ダンパが台座形状をな すものである場合には、このダンパと固定鉄心とは面接触することから、十分に 衝突音を低減させることができず、一方、ダンパがOリングである場合には、ダ ンパと固定鉄心とは線接触するものの、ダンパ自体の撓み量が少ない、すなわち 、衝突時の衝撃をほとんど吸収できないため、同じく満足のいくように衝突音を 低減させることができないという問題を有しており、この問題を解決することが 従来の課題であった。
【0004】
【考案の目的】
この考案は、上記した従来の課題に着目してなされたもので、コイルの励磁時 に可動鉄心が固定鉄心に吸引されて衝突する際の音を十分に低く抑えることが可 能であるソレノイドを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は、円筒状に巻線してなるコイルと、前記コイルに固定した固定鉄心 と、前記コイルの中空部分に軸心方向に移動可能に設けられてコイルの励磁時に 固定鉄心に吸引される可動鉄心を備えたソレノイドにおいて、前記固定鉄心およ び可動鉄心の間には、円筒形状をなしかつ両端面に全周にわたって丸みをもたせ たダンパを可動鉄心と同軸に設けた構成としたことを特徴としており、このよう なソレノイドの構成を前述した従来の課題を解決するための手段としている。
【0006】 そして、より好ましい実施態様において、固定鉄心および可動鉄心のうちのい ずれか一方に、前記可動鉄心の移動方向でかついずれか他方側に向けて開口する 凹部を設け、前記凹部に、可動鉄心と同軸でかつ余裕をもってダンパを嵌合した 構成としている。
【0007】
【考案の作用】
この考案に係わるソレノイドでは、上記した構成としてあるので、コイルの励 磁時に可動鉄心が固定鉄心に吸引されて衝突する際には、可動鉄心とダンパとが 線接触すると共に、ダンパと固定鉄心とが線接触するうえ、円筒形状をなすダン パは、例えば、プランジャ(可動鉄心)に形成された凹部内において大きく撓ん で衝突時の衝撃をほとんど吸収することから、衝突音は著しく小さいものとなる 。
【0008】
【実施例】
以下、この考案を図面に基づいて説明する。
【0009】 図1ないし図3はこの考案に係わるソレノイドの一実施例を示しており、この 実施例では、この考案に係わるソレノイドが、自動車のフューエルリッドを開け るフューエルリッド開放用ソレノイドである場合を示す。
【0010】 図1および図2に示すように、フューエルリッド開放用ソレノイド1は、略円 筒形状をなす磁性体製のケース2の内部に同軸で設けたボビン3に巻線してなる コイル4と、ボビン3の一端(図示右端)に設けたボトム(固定鉄心)5と、ボ ビン3の中空部分に軸心方向に移動可能に設けたプランジャ(可動鉄心)6を備 えており、ケース2の一端(図示右端)はベース7で閉塞してあると共に、ケー ス2の他端(図示左端)はキャップ8で閉塞してある。
【0011】 前記ボトム5は略円錐台形状をなしており、先細り端部5aをボビン3の中空 部分内に位置させて、基端フランジ部5bをケース2の一端部に固定した磁性体 製の円形プレート9とボビン3の内向きフランジ3aとにより挟み込んで固定し てある。
【0012】 一方、プランジャ6には、その中心を貫通する非磁性体製のロッド10が設け てあり、このロッド10の一端(図示右端)側はボトム5およびベース7を摺動 可能に貫通して外部に突出していると共に、他端(図示左端)側はキャップ8に 設けたねじ部8aを摺動可能に貫通して外部に突出している。この場合、図3に も示すように、ロッド10の他端側には刻み目10aが形成してあり、プランジ ャ6の他端部をこの刻み目10a上に位置させると共に、プランジャ6の他端部 およびこのプランジャ6から突出するロッド10の刻み目10aを含めた他端側 全体を樹脂モールド部11で被覆することによって、プランジャ6とロッド10 と樹脂モールド部11とを一体化させるようにしている。
【0013】 そして、樹脂モールド部11のプランジャ6側にはフランジ部11aが設けて あると共に、ボビン3とキャップ8との間には磁性体製の円形プレート12が設 けてあり、フランジ部11aと円形プレート12との間に圧縮コイルばね13を 設けることにより、このプランジャ6に対して、樹脂モールド部11の先端11 bをキャップ8のねじ部8aから突出させる方向(図示左方向)の力を付与する ようにしてある。
【0014】 また、プランジャ6には、その中心でかつボトム5側で開口する凹部6aが設 けてあり、この凹部6aには、円筒形状をなしかつ両端面15a,15aに全周 にわたってそれぞれ丸みをもたせたダンパ15が、ロッド10に嵌装した状態で 余裕をもって嵌合してある。つまり、コイル4の励磁時において、プランジャ6 がボトム5に吸引されてボトム5側に移動した際に、ボトム5の先細り端部5a およびプランジャ6における凹部6aの底部分に対して、ダンパ15の丸みをお びた各端面15a,15aをそれぞれ線接触させると共に、ダンパ15を凹部6 a内で大きく撓ませて衝突の衝撃を吸収するようになすことにより、ボトム5と プランジャ6との衝突音を低く抑えることができるようにしてある。この場合、 凹部6aの開口部分は、ボトム5の先細り端部5aよりも径を大きくした略漏斗 状に形成してあり、ダンパ15の端面15aとボトム5の先細り端部5aとが接 触する前に、プランジャ6の凹部6aとボトム5とが接触しないようにしてある 。
【0015】 そして、このフューエルリッド開放用ソレノイド1は、図2に示すように、給 油部20に設けたオープナー固定孔20aに、給油部20の裏側(図示右側)か らキャップ8のねじ部8aを挿通させてナット21をねじ込むことにより、車体 に固定するようにしてあり、キャップ8のねじ部8aから突出する樹脂モールド 部11の先端11bは、図示しないフューエルリッドに設けたストライカ22を 係止するものとなっている。この際、ベース7から突出するロッド10の一端側 は、図外のトランクインナーパネル越しに臨むことができるようになっており、 コイル4に電源が供給されない事態が生じた場合に、トランク側からロッド10 の一端側を引っ張り操作することにより、フューエルリッドを開けることができ るようにしてある。
【0016】 なお、図1における符号16はOリングであり、ボトム5に吸引されていたプ ランジャ6が、圧縮コイルばね13の弾性力により復帰動作を行う際に、キャッ プ8に与える衝撃を緩和するようにしている。また、符号17は外部電源接続用 の端子である。
【0017】 このフューエルリッド開放用ソレノイド1では、コイル4を励磁させると、プ ランジャ6が、圧縮コイルばね13の弾性力に逆らってボトム5側に吸引され、 キャップ8のねじ部8aから突出する樹脂モールド部11の先端11bがねじ部 8a内に引き込まれることから、樹脂モールド部11の先端11bに係止されて いた図示しないフューエルリッドのストライカ22がフリーとなり、フューエル リッドが開放することとなる。
【0018】 このとき、プランジャ6における凹部6aの底部分とダンパ15の丸みをおび た端面15aとが線接触すると共に、同じくダンパ15の丸みをおびた端面15 aとボトム5の先細り端部5aとが線接触するうえ、円筒形状をなすダンパ15 が、凹部6a内において大きく撓んで衝突時の衝撃をほとんど吸収することから 、衝突音は著しく小さいものとなる。
【0019】 また、コイル4の励磁を中止すると、ボトム5に吸引されていたプランジャ6 が、圧縮コイルばね13の弾性力により復帰動作を行い、樹脂モールド部11の 先端11bが、再びキャップ8のねじ部8aから突出する。
【0020】 この状態において、フューエルリッドをその閉塞方向に押圧すると、ストライ カ22が樹脂モールド部11の先端11bを押圧して、プランジャ6を圧縮コイ ルばね13の弾性力に逆らってボトム5側に移動させるので、樹脂モールド部1 1の先端11bをストライカ22が乗り越えた時点で、再びこの先端11bに係 止され、フューエルリッドは閉塞状態でロックされることとなる。
【0021】 上記した実施例では、この考案に係わるソレノイドが自動車のフューエルリッ ドを開けるフューエルリッド開放用ソレノイドである場合を示したが、これに限 定されるものではない。
【0022】 また、この実施例では、凹部6aをプランジャ6に設けた構成としたが、これ に限定されるものではなく、例えば、凹部をボトム(固定鉄心)側に設ける構成 とすることも可能であり、この考案に係わるソレノイドの詳細な構成も上記した 実施例に限定されるものではない。
【0023】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案に係わるソレノイドでは、上記した構成とした ため、コイルの励磁時に可動鉄心が固定鉄心に吸引されて衝突する際には、可動 鉄心とダンパとが線接触しかつダンパと固定鉄心とが線接触するのに加えて、円 筒形状をなしたダンパは、例えば、プランジャ(可動鉄心)に形成された凹部内 において大きく撓んで衝突時の衝撃をほとんど吸収することから、可動鉄心と固 定鉄心との衝突音を著しく低く抑えることが可能であるという非常に優れた効果 がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係わるソレノイドの一実施例を示す
断面説明図である。
【図2】図1に示したソレノイドの平面説明図である。
【図3】図1に示したソレノイドの可動鉄心およびダン
パの拡大断面説明図である。
【符号の説明】
1 フューエルリッド開放用ソレノイド 4 コイル 5 ボトム(固定鉄心) 6 プランジャ(可動鉄心) 6a 凹部 15 ダンパ 15a 端面

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状に巻線してなるコイルと、前記コ
    イルに固定した固定鉄心と、前記コイルの中空部分に軸
    心方向に移動可能に設けられてコイルの励磁時に固定鉄
    心に吸引される可動鉄心を備えたソレノイドにおいて、
    前記固定鉄心および可動鉄心の間には、円筒形状をなし
    かつ両端面に全周にわたって丸みをもたせたダンパを可
    動鉄心と同軸に設けたことを特徴とするソレノイド。
  2. 【請求項2】 固定鉄心および可動鉄心のうちのいずれ
    か一方に、前記可動鉄心の移動方向でかついずれか他方
    側に向けて開口する凹部を設け、前記凹部に、可動鉄心
    と同軸でかつ余裕をもってダンパを嵌合した請求項1に
    記載のソレノイド。
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