JPH0714095Y2 - シートベルトアンカー装置 - Google Patents
シートベルトアンカー装置Info
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- JPH0714095Y2 JPH0714095Y2 JP1988008989U JP898988U JPH0714095Y2 JP H0714095 Y2 JPH0714095 Y2 JP H0714095Y2 JP 1988008989 U JP1988008989 U JP 1988008989U JP 898988 U JP898988 U JP 898988U JP H0714095 Y2 JPH0714095 Y2 JP H0714095Y2
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- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000004075 alteration Effects 0.000 description 1
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- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
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- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、シートベルト先端のタングの挿入、嵌合さ
れるバックルが、車床のアンカーアームに固定(アンカ
ー)されるシートベルトアンカー装置に関する。
れるバックルが、車床のアンカーアームに固定(アンカ
ー)されるシートベルトアンカー装置に関する。
フロントシート(ドライバーシート、助手シート)はも
とより、リヤシートにもシートベルトの装着された自動
車が多数提供されている。着座者の着座後、シートベル
トをリトラクターから引出し、シートベルト先端のタン
グを対応するバックルに挿入、嵌合してシートベルトが
使用される。そして、降車の際、タングをバックルから
離脱させると、リトラクターに内蔵されたばねの偏倚力
によってシートベルトがリトラクターに自動的に引込ま
れ、収納されて、着座者はシートベルトから開放され
る。
とより、リヤシートにもシートベルトの装着された自動
車が多数提供されている。着座者の着座後、シートベル
トをリトラクターから引出し、シートベルト先端のタン
グを対応するバックルに挿入、嵌合してシートベルトが
使用される。そして、降車の際、タングをバックルから
離脱させると、リトラクターに内蔵されたばねの偏倚力
によってシートベルトがリトラクターに自動的に引込ま
れ、収納されて、着座者はシートベルトから開放され
る。
第4図に示すように、シートベルト132のタング134の挿
入、嵌合されるバックル130は、ブラケットにピン止め
され、ブラケット120はボックス形状に形成されてシー
トクッション111のサイドに固定されている。また、ア
ンカーアーム112が車床116に固定されてブラケット120
を挿通してのび、アンカーアームの先端で下端に、一連
の係合歯118が形成されている。そして、アンカーの係
合歯118に噛合可能な対応する係合部材、たとえば、係
合ピン128が、アンカーアームの係合歯118に対向してブ
ラケット120に設けられている。
入、嵌合されるバックル130は、ブラケットにピン止め
され、ブラケット120はボックス形状に形成されてシー
トクッション111のサイドに固定されている。また、ア
ンカーアーム112が車床116に固定されてブラケット120
を挿通してのび、アンカーアームの先端で下端に、一連
の係合歯118が形成されている。そして、アンカーの係
合歯118に噛合可能な対応する係合部材、たとえば、係
合ピン128が、アンカーアームの係合歯118に対向してブ
ラケット120に設けられている。
アンカーアームの係合歯118、ブラケットの係合ピン128
は、通常の状態では、噛合していない。そのため、シー
トクッション111は、スライドレール装置140を利用し
て、前後方向にスライドできる。しかし、シートベルト
のタング134をバックル130に挿入、嵌合した状態で自動
車を走行しているとき、衝突等の緊急時のために自動車
が急激に減速すると、慣性力は着座者を前方に飛出させ
るように作用する。そして、この慣性力に抗して、シー
トベルト132は着座者をシートに保持しようとするた
め、負荷Fがシートベルトに瞬間的に生じてシートベル
トを前方に移動させるとともに、引上げ力がバックル13
0に作用してブラケットを一点鎖線で示すように引上
げ、かたむける。ブラケットが引上げられ、かたむく
と、ブラケットの係合ピン128がアンカーアームの係合
歯118に食い込み、強固に噛合される。このような係合
歯118、係合ピン128の強固な噛合により、バックル130
はブラケット120を介してアンカーアーム112に固定され
る。そのため、着座者は、前方に飛出すことなくシート
ベルト132によってシートに確実に保持される。
は、通常の状態では、噛合していない。そのため、シー
トクッション111は、スライドレール装置140を利用し
て、前後方向にスライドできる。しかし、シートベルト
のタング134をバックル130に挿入、嵌合した状態で自動
車を走行しているとき、衝突等の緊急時のために自動車
が急激に減速すると、慣性力は着座者を前方に飛出させ
るように作用する。そして、この慣性力に抗して、シー
トベルト132は着座者をシートに保持しようとするた
め、負荷Fがシートベルトに瞬間的に生じてシートベル
トを前方に移動させるとともに、引上げ力がバックル13
0に作用してブラケットを一点鎖線で示すように引上
げ、かたむける。ブラケットが引上げられ、かたむく
と、ブラケットの係合ピン128がアンカーアームの係合
歯118に食い込み、強固に噛合される。このような係合
歯118、係合ピン128の強固な噛合により、バックル130
はブラケット120を介してアンカーアーム112に固定され
る。そのため、着座者は、前方に飛出すことなくシート
ベルト132によってシートに確実に保持される。
しかし、上記構成の公知のシートベルトアンカー装置11
0において、シートベルト132に負荷Fが生じたとき、も
し、アンカーアーム112が回動すると、係合歯118、係合
ピン128によるブラケット120との噛合が外れる虞れがあ
る。そのため、アンカーアーム112は回動不能に車床116
に強固に固定されている。アンカーアーム112が回動不
能な公知の構成では、シートベルト132に生じた負荷F
は、バックル130、ブラケット120を介して、アンカーア
ームに直接作用する。そして、負荷Fを車床116に逃が
すことなく、アンカーアーム112は負荷の全てを受ける
ため、変形しやすい。アンカーアーム112が変形する
と、係合歯118、係合ピン128が離脱不能に噛合し、ブラ
ケット120、アンカーアームが一体化される。そのた
め、ブラケット120をサイドに取付けたシートクッショ
ン111は、アンカーアーム112に引き止められ、スライド
不能となる。従って、スライドレール装置140を利用し
た着座位置の調整が以後できなくなる。
0において、シートベルト132に負荷Fが生じたとき、も
し、アンカーアーム112が回動すると、係合歯118、係合
ピン128によるブラケット120との噛合が外れる虞れがあ
る。そのため、アンカーアーム112は回動不能に車床116
に強固に固定されている。アンカーアーム112が回動不
能な公知の構成では、シートベルト132に生じた負荷F
は、バックル130、ブラケット120を介して、アンカーア
ームに直接作用する。そして、負荷Fを車床116に逃が
すことなく、アンカーアーム112は負荷の全てを受ける
ため、変形しやすい。アンカーアーム112が変形する
と、係合歯118、係合ピン128が離脱不能に噛合し、ブラ
ケット120、アンカーアームが一体化される。そのた
め、ブラケット120をサイドに取付けたシートクッショ
ン111は、アンカーアーム112に引き止められ、スライド
不能となる。従って、スライドレール装置140を利用し
た着座位置の調整が以後できなくなる。
特に、ツードアタイプの自動車では、フロントシートを
前方に移動してリヤシートへの乗降がなされるため、シ
ートクッション111がスライドされないと、衝突後等で
の、リヤシートからの降車が困難となる虞れがある。
前方に移動してリヤシートへの乗降がなされるため、シ
ートクッション111がスライドされないと、衝突後等で
の、リヤシートからの降車が困難となる虞れがある。
そして、公知の構成では、スライドレール装置のアッパ
ーレール141、ロアレール149を厚い鋼板から成形して強
度を補強し、スライドレール装置140が負荷Fの一部を
受けてアンカーアーム112の変形を防止している。しか
し、補強されたスライドレール装置140は重量化し大型
になるため、スペース的に不利となり、好ましくない。
ーレール141、ロアレール149を厚い鋼板から成形して強
度を補強し、スライドレール装置140が負荷Fの一部を
受けてアンカーアーム112の変形を防止している。しか
し、補強されたスライドレール装置140は重量化し大型
になるため、スペース的に不利となり、好ましくない。
この考案は、スライドレール装置を補強することなく、
アンカーアームの変形を防止したシートベルトアンカー
装置の提供を目的としている。
アンカーアームの変形を防止したシートベルトアンカー
装置の提供を目的としている。
この目的を達成するために、この考案によればアンカー
アームは回動可能に車床に取付けられ、ブラケットは後
端でアンカーアームに噛合するアーム形状に形成されて
いる。そして、ブラケットの前端は、アッパーレールに
穿設した前後方向の長孔にスライド可能に結合され、ブ
ラケットの後端は、アッパーレールの上縁に穿設した上
方開口形状の切欠きに板ばねによって、離脱可能に結合
される。
アームは回動可能に車床に取付けられ、ブラケットは後
端でアンカーアームに噛合するアーム形状に形成されて
いる。そして、ブラケットの前端は、アッパーレールに
穿設した前後方向の長孔にスライド可能に結合され、ブ
ラケットの後端は、アッパーレールの上縁に穿設した上
方開口形状の切欠きに板ばねによって、離脱可能に結合
される。
上記の構成では、衝突等によってシートベルトに負荷が
生じると、ブラケット、アンカーアームは噛合したまま
同時に回動し、負荷はブラケットからアンカーアームを
介して車床に逃げる。そのため、アンカーアームが負荷
の全てを受けることがない。
生じると、ブラケット、アンカーアームは噛合したまま
同時に回動し、負荷はブラケットからアンカーアームを
介して車床に逃げる。そのため、アンカーアームが負荷
の全てを受けることがない。
以下、図面を参照しながらこの考案の実施例について詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図、第2図に示すように、この考案に係るシートベ
ルトアンカー装置10は、アンカーアーム12と、アンカー
アームに噛合可能なブラケット20とを備えて構成されて
いる。アンカーアーム12の後端は、下方に折曲され、ボ
ルト14によって、車床16に回動可能に固定されている。
アンカーアーム12の先端下縁に、一連の係合歯18が形成
されている。また、ブラケット20は、アンカーアーム12
の挿通されるボックス部22を後端に持つアーム形状に形
成され、アンカーアームの係合歯18に噛合可能な係合部
材、たとえば、係合ピン28(第3図A参照)がボックス
部の内部に設けられている。係合部材は、係合歯18に噛
合可能であれば足り、係合ピンに限定されず、係合片、
係合歯等から係合部材を形成してもよい。延出片23がブ
ラケット後端より上方に延び、バックル30の下端が、ボ
ルト24a、ナット24bを利用してブラケット20にピン止め
されている。バックル30は公知の構成をしており、シー
トベルト先端のタッグ34の挿入、嵌合可能に、バックル
上端が開口し、プッシュボタン36を押すと、タッグ、バ
ックルの嵌合が解除されることはいうまでもない。スラ
イドレール装置40のアッパーレール41の一部を構成する
スライドブラケット42の前端に、前後方向の長孔44が穿
設されている。そして、ブラケットの通し孔21、長孔44
を挿通して、ボルト45aがのび、ナット45bに螺合されて
いる。ここで、ボルト45aは、長孔44内を摺動可能に取
付けられ、ボルトが長孔内を移動することにより、ブラ
ケットは前後方向にスライドできる。また、上方に開口
した切欠き46がスライドブラケット42の上縁に形成さ
れ、サポートピン26がブラケット後端で内方にのびて切
欠き46に離脱可能に収納されて、ブラケットのスライド
を防止している。第2図からよくわかるように、上端の
狭まった板ばね48を切欠き46内に嵌合し、この板ばねに
サポートピン26を挟持させることが好ましい。このよう
に、切欠き内の板ばね48にブラケットのサポートピン26
を挟持させた構成では、サポートピンは切欠き46内に遊
びなしで支持されるため、自動車走行中のサポートピ
ン、切欠きの衝突が防止され、騒音の発生が防止でき
る。また、切欠き36からのサポートピン26の安易な離脱
が防止できる。
ルトアンカー装置10は、アンカーアーム12と、アンカー
アームに噛合可能なブラケット20とを備えて構成されて
いる。アンカーアーム12の後端は、下方に折曲され、ボ
ルト14によって、車床16に回動可能に固定されている。
アンカーアーム12の先端下縁に、一連の係合歯18が形成
されている。また、ブラケット20は、アンカーアーム12
の挿通されるボックス部22を後端に持つアーム形状に形
成され、アンカーアームの係合歯18に噛合可能な係合部
材、たとえば、係合ピン28(第3図A参照)がボックス
部の内部に設けられている。係合部材は、係合歯18に噛
合可能であれば足り、係合ピンに限定されず、係合片、
係合歯等から係合部材を形成してもよい。延出片23がブ
ラケット後端より上方に延び、バックル30の下端が、ボ
ルト24a、ナット24bを利用してブラケット20にピン止め
されている。バックル30は公知の構成をしており、シー
トベルト先端のタッグ34の挿入、嵌合可能に、バックル
上端が開口し、プッシュボタン36を押すと、タッグ、バ
ックルの嵌合が解除されることはいうまでもない。スラ
イドレール装置40のアッパーレール41の一部を構成する
スライドブラケット42の前端に、前後方向の長孔44が穿
設されている。そして、ブラケットの通し孔21、長孔44
を挿通して、ボルト45aがのび、ナット45bに螺合されて
いる。ここで、ボルト45aは、長孔44内を摺動可能に取
付けられ、ボルトが長孔内を移動することにより、ブラ
ケットは前後方向にスライドできる。また、上方に開口
した切欠き46がスライドブラケット42の上縁に形成さ
れ、サポートピン26がブラケット後端で内方にのびて切
欠き46に離脱可能に収納されて、ブラケットのスライド
を防止している。第2図からよくわかるように、上端の
狭まった板ばね48を切欠き46内に嵌合し、この板ばねに
サポートピン26を挟持させることが好ましい。このよう
に、切欠き内の板ばね48にブラケットのサポートピン26
を挟持させた構成では、サポートピンは切欠き46内に遊
びなしで支持されるため、自動車走行中のサポートピ
ン、切欠きの衝突が防止され、騒音の発生が防止でき
る。また、切欠き36からのサポートピン26の安易な離脱
が防止できる。
上記構成において、通常の状態では、アンカーアームの
係合歯18が、第3図(A)からよくわかるように、ブラ
ケットの係合ピン28に噛合されていない。そのため、ス
ライドブラケット42は、ロアレール49上を前後にスライ
ドできる。従って、スライドレール装置40によるシート
クッション11のスライドが可能となり、着座者に最適な
着座位置が設定される。なお、サポートピン26を介して
スライドブラケット42に結合されているため、ブラケッ
ト20はバックル30を伴なってスライドブラケットと一体
に動かされる。
係合歯18が、第3図(A)からよくわかるように、ブラ
ケットの係合ピン28に噛合されていない。そのため、ス
ライドブラケット42は、ロアレール49上を前後にスライ
ドできる。従って、スライドレール装置40によるシート
クッション11のスライドが可能となり、着座者に最適な
着座位置が設定される。なお、サポートピン26を介して
スライドブラケット42に結合されているため、ブラケッ
ト20はバックル30を伴なってスライドブラケットと一体
に動かされる。
着座者がシートクッション11を前後にスライドさせて最
適な着座位置を設定した後、シートベルトのタング34が
バックル30に挿入、嵌合される。
適な着座位置を設定した後、シートベルトのタング34が
バックル30に挿入、嵌合される。
走行中、衝突等によって急に減速すると、シートベルト
32に負荷Fが生じる。この負荷Fは、バックル30を引上
げ、サポートピン26を切欠き46から離脱させようとす
る。ここで、ブラケット20は、ボルト45aの回りで回動
可能であるとともに、もし、サポートピン26が切欠き46
から離脱されれば、ボルト45aが長孔44内を摺動するこ
とによって、ブラケット自体も前後にスライドできる。
そして、第1図に一点鎖線で示すように、負荷Fによっ
てサポートピン26が引上げられ、切欠き46から離脱する
と、ボルト45aの回りで、ブラケット20が回動して、ブ
ラケットの係合ピン28はアンカーアームの係合歯18に食
い込み、強固に噛合する。係合歯18、係合ピン28を噛合
させながら、ブラケット20はボルト45aを長孔44内で摺
動させて、第3図(A)に示すように、ボルト45aの回
りで反時計方向に回動する。同時に、アンカーアーム12
もボルト14の回りで時計方向に回動する。サポートピン
26が切欠き46から離脱し、アンカーアーム12、ブラケッ
ト20が回動した後の状態を、第1図から取出して第3図
(B)に示す。
32に負荷Fが生じる。この負荷Fは、バックル30を引上
げ、サポートピン26を切欠き46から離脱させようとす
る。ここで、ブラケット20は、ボルト45aの回りで回動
可能であるとともに、もし、サポートピン26が切欠き46
から離脱されれば、ボルト45aが長孔44内を摺動するこ
とによって、ブラケット自体も前後にスライドできる。
そして、第1図に一点鎖線で示すように、負荷Fによっ
てサポートピン26が引上げられ、切欠き46から離脱する
と、ボルト45aの回りで、ブラケット20が回動して、ブ
ラケットの係合ピン28はアンカーアームの係合歯18に食
い込み、強固に噛合する。係合歯18、係合ピン28を噛合
させながら、ブラケット20はボルト45aを長孔44内で摺
動させて、第3図(A)に示すように、ボルト45aの回
りで反時計方向に回動する。同時に、アンカーアーム12
もボルト14の回りで時計方向に回動する。サポートピン
26が切欠き46から離脱し、アンカーアーム12、ブラケッ
ト20が回動した後の状態を、第1図から取出して第3図
(B)に示す。
このように、アンカーアーム12、ブラケット20が同時に
回動する構成では、シートベルト32の負荷Fは、アンカ
ーアームを引上げるように作用するとともに、負荷の大
部分は車床16に作用する。つまり、負荷Fの大部分は車
床に逃がされ、アンカーアーム12が負荷の全てを受ける
ことがない。そのため、アンカーアーム12の変形が防止
され、負荷Fが消滅すれば、サポートピン26を切欠き46
内に戻し、アンカーアーム12、ブラケット20を初期位置
に回動させて、係合歯18、係合ピン28の噛合が解除さ
れ、シートベルトアンカー装置10は負荷の発生前の状態
に復帰する。そのため、シートクッション11は、負荷F
の発生前と同様に、ロアレール49上をスライドでき、従
って、衝突後でも、ツードアタイプの自動車において、
リヤシートからの降車が困難とならない。また、スライ
ドレール装置40を利用した着座位置の調整が以前と同様
に支障なく行なえる。そして、このように負荷Fが車床
16に逃げる構成では、アッパーレール41、ロアレール49
の強度を補強する必要がなく、スライドレール装置40が
小型、軽量化できる。
回動する構成では、シートベルト32の負荷Fは、アンカ
ーアームを引上げるように作用するとともに、負荷の大
部分は車床16に作用する。つまり、負荷Fの大部分は車
床に逃がされ、アンカーアーム12が負荷の全てを受ける
ことがない。そのため、アンカーアーム12の変形が防止
され、負荷Fが消滅すれば、サポートピン26を切欠き46
内に戻し、アンカーアーム12、ブラケット20を初期位置
に回動させて、係合歯18、係合ピン28の噛合が解除さ
れ、シートベルトアンカー装置10は負荷の発生前の状態
に復帰する。そのため、シートクッション11は、負荷F
の発生前と同様に、ロアレール49上をスライドでき、従
って、衝突後でも、ツードアタイプの自動車において、
リヤシートからの降車が困難とならない。また、スライ
ドレール装置40を利用した着座位置の調整が以前と同様
に支障なく行なえる。そして、このように負荷Fが車床
16に逃げる構成では、アッパーレール41、ロアレール49
の強度を補強する必要がなく、スライドレール装置40が
小型、軽量化できる。
そして、ブラケット20の前端がアッパーレールの長孔44
にスライド可能に結合され、後端がアッパーレールの上
縁の切欠き46に板ばね48を介して離脱可能に結合すれ
ば、構成が簡単で騒音の生じないシートベルトアンカー
装置10が容易に得られる。また、切欠き46からのブラケ
ット20の後端の安易な離脱が防止され、ブラケットの不
要な回動が抑制される。
にスライド可能に結合され、後端がアッパーレールの上
縁の切欠き46に板ばね48を介して離脱可能に結合すれ
ば、構成が簡単で騒音の生じないシートベルトアンカー
装置10が容易に得られる。また、切欠き46からのブラケ
ット20の後端の安易な離脱が防止され、ブラケットの不
要な回動が抑制される。
上述した実施例は、この考案を説明するためのものであ
り、この考案を何等限定するものでなく、この考案の技
術範囲内で変形、改造等の施されたものも全てこの考案
に包含されることはいうまでもない。
り、この考案を何等限定するものでなく、この考案の技
術範囲内で変形、改造等の施されたものも全てこの考案
に包含されることはいうまでもない。
たとえば、実施例では、ブラケットの後端はサポートピ
ン26によって、前端はボルト45aによってそれぞれシー
トクッションのサイドに結合されているが、サポートピ
ン、ボルト以外の部材によって結合してもよい。また、
別部材を用いることなく、ブラケットの一部を折曲して
代用してもよい。
ン26によって、前端はボルト45aによってそれぞれシー
トクッションのサイドに結合されているが、サポートピ
ン、ボルト以外の部材によって結合してもよい。また、
別部材を用いることなく、ブラケットの一部を折曲して
代用してもよい。
上記のように、この考案に係るシートベルトアンカー装
置では、シートベルトに生じた負荷が車床に逃げ、アン
カーアームが負荷を全て受けることがない。そのため、
スライドレール装置を補強することなく、アンカーアー
ムの変形が防止される。従って、スライドレール装置が
軽量、小型化できる。そして、アンカーアームの変形が
防止されるため、負荷の消滅後、アンカーアームの係合
歯、ブラケットの係合部材間の噛合が解除され、シート
クッションはスライドでき、着座姿勢の調整が支障なく
以後も行なえる。
置では、シートベルトに生じた負荷が車床に逃げ、アン
カーアームが負荷を全て受けることがない。そのため、
スライドレール装置を補強することなく、アンカーアー
ムの変形が防止される。従って、スライドレール装置が
軽量、小型化できる。そして、アンカーアームの変形が
防止されるため、負荷の消滅後、アンカーアームの係合
歯、ブラケットの係合部材間の噛合が解除され、シート
クッションはスライドでき、着座姿勢の調整が支障なく
以後も行なえる。
また、ブラケットの前端がアッパーレールの長孔にスラ
イド可能に結合され、後端がアッパーレールの上縁に穿
設した上方開口形状の切欠きに板ばねによって離脱可能
に係合しているため、構成の簡単なシートベルトアンカ
ー装置が得られる。そして、この構成では、騒音を生じ
ることなくブラケットが結合される。また、切欠きから
のブラケットの後端の安易な離脱が防止され、ブラケッ
トの不要な回動が抑制される。
イド可能に結合され、後端がアッパーレールの上縁に穿
設した上方開口形状の切欠きに板ばねによって離脱可能
に係合しているため、構成の簡単なシートベルトアンカ
ー装置が得られる。そして、この構成では、騒音を生じ
ることなくブラケットが結合される。また、切欠きから
のブラケットの後端の安易な離脱が防止され、ブラケッ
トの不要な回動が抑制される。
第1図は、この考案に係るシートベルトアンカー装置の
装着されたシートの側面図、 第2図は、シートベルトアンカー装置の分解斜視図、 第3図(A),(B)は、負荷作用直後および作用中で
のシートベルトアンカー装置の各正面図、 第4図は、公知のシートベルトアンカー装置の装着され
たシートの側面図である。 10:シートベルトアンカー装置、11:シートクッション、
12:アンカーアーム、14:ボルト、16:車床、18:アンカー
アームの係合歯、20:ブラケット、22:ボックス部、26:
サポートピン、28:ブラケットの係合ピン(係合部
材)、30:バックル、32:シートベルト、34:タング、40:
スライドレール装置、41:アッパーレール、42:スライド
ブラケット、44:長孔、46:切欠き、48:板ばね、49:ロア
レール。
装着されたシートの側面図、 第2図は、シートベルトアンカー装置の分解斜視図、 第3図(A),(B)は、負荷作用直後および作用中で
のシートベルトアンカー装置の各正面図、 第4図は、公知のシートベルトアンカー装置の装着され
たシートの側面図である。 10:シートベルトアンカー装置、11:シートクッション、
12:アンカーアーム、14:ボルト、16:車床、18:アンカー
アームの係合歯、20:ブラケット、22:ボックス部、26:
サポートピン、28:ブラケットの係合ピン(係合部
材)、30:バックル、32:シートベルト、34:タング、40:
スライドレール装置、41:アッパーレール、42:スライド
ブラケット、44:長孔、46:切欠き、48:板ばね、49:ロア
レール。
Claims (1)
- 【請求項1】一連の係合歯が車床のアンカーアームに形
成されるとともに、この係合歯に噛合可能な係合部材
が、シートクッションのサイドに設けられてバックル下
端に連結されたブラケットに形成され、シートベルトに
負荷が作用してバックルに引上げ力が生じると、ブラケ
ットの係合部材がアンカーの係合歯に食い込み、噛合し
てバックルをアンカーアームに固定するシートベルトア
ンカー装置において、 アンカーアームは回動可能に車床に取付けられ、 ブラケットは後端でアンカーアームに噛合するアーム形
状に形成され、 ブラケットの前端はアッパーレールに穿設した前後方向
の長孔にスライド可能に結合され、ブラケットの後端は
アッパーレールの上縁に形成した上方開口形状の切欠き
に板ばねによって離脱可能に結合されていることを特徴
とするシートベルトアンカー装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988008989U JPH0714095Y2 (ja) | 1988-01-27 | 1988-01-27 | シートベルトアンカー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988008989U JPH0714095Y2 (ja) | 1988-01-27 | 1988-01-27 | シートベルトアンカー装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01113065U JPH01113065U (ja) | 1989-07-28 |
| JPH0714095Y2 true JPH0714095Y2 (ja) | 1995-04-05 |
Family
ID=31215341
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988008989U Expired - Lifetime JPH0714095Y2 (ja) | 1988-01-27 | 1988-01-27 | シートベルトアンカー装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0714095Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6127739A (ja) * | 1984-07-17 | 1986-02-07 | Tachikawa Spring Co Ltd | シ−トベルトアンカ−装置 |
-
1988
- 1988-01-27 JP JP1988008989U patent/JPH0714095Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01113065U (ja) | 1989-07-28 |
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