JPH0714369Y2 - 複合紡糸用口金セット - Google Patents
複合紡糸用口金セットInfo
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- JPH0714369Y2 JPH0714369Y2 JP4926888U JP4926888U JPH0714369Y2 JP H0714369 Y2 JPH0714369 Y2 JP H0714369Y2 JP 4926888 U JP4926888 U JP 4926888U JP 4926888 U JP4926888 U JP 4926888U JP H0714369 Y2 JPH0714369 Y2 JP H0714369Y2
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- liquid reservoir
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- holes
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Links
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Landscapes
- Multicomponent Fibers (AREA)
- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は偏心芯鞘型複合糸を紡糸する為の口金セットに
関する。
関する。
(従来の技術及び考案が解決しようとする問題点) 収縮特性の異なる2成分を偏心的に複合した繊維は、物
理的あるいは化学的処理により、優れた捲縮性を発現す
ることが知られている。特に1成分が粘着性が高い、あ
るいは耐摩耗性が劣る素材の場合、かかる素材を芯とす
る偏心芯鞘型複合糸では粘着性成分、あるいは耐摩耗性
不足成分が繊維表面に現われない為、粘着性と耐摩耗性
不足が解消された繊維になる。
理的あるいは化学的処理により、優れた捲縮性を発現す
ることが知られている。特に1成分が粘着性が高い、あ
るいは耐摩耗性が劣る素材の場合、かかる素材を芯とす
る偏心芯鞘型複合糸では粘着性成分、あるいは耐摩耗性
不足成分が繊維表面に現われない為、粘着性と耐摩耗性
不足が解消された繊維になる。
2成分を偏心芯鞘型に複合紡糸する方法として、特公昭
47−3841号公報、特公昭47−17088号公報等が知られて
いる。前記方法は、いずれも2成分を水平面で並列型に
複合した後かかる並列型複合溶融体を導入孔に導き、次
いで並列型複合溶融体を芯成分にして芯鞘型に複合する
ことを特徴とする複合方法であるが、かかる方法あるい
は口金セットには2つの欠点が有る。第1の欠点は溶融
粘度が著るしく異なる2成分を複合する際、2成分を並
列型に複合した後の導入孔内での流速差が大きくなる結
果、ノズル孔から吐出された溶融体が大きく高粘度成分
側に曲がるいわゆる“ニーイング現象”が現われ、紡糸
が不安定になる。すなわち、溶融粘度差の大きいポリマ
ー組合せは紡糸出来ないという欠点がある。第2の欠点
は、紡糸スタート時2成分を同時に並列型複合体の導入
孔に導くことは困難で必ずどちらかの液溜に他の成分が
流入する。その際両成分が相互に反応性を有し接触面で
ゲル化現象が発現する成分組み合わせでは液溜内でゲル
化反応が進行して紡糸流体の流れが不安定になるばかり
でなく、流路閉塞になることも有る。
47−3841号公報、特公昭47−17088号公報等が知られて
いる。前記方法は、いずれも2成分を水平面で並列型に
複合した後かかる並列型複合溶融体を導入孔に導き、次
いで並列型複合溶融体を芯成分にして芯鞘型に複合する
ことを特徴とする複合方法であるが、かかる方法あるい
は口金セットには2つの欠点が有る。第1の欠点は溶融
粘度が著るしく異なる2成分を複合する際、2成分を並
列型に複合した後の導入孔内での流速差が大きくなる結
果、ノズル孔から吐出された溶融体が大きく高粘度成分
側に曲がるいわゆる“ニーイング現象”が現われ、紡糸
が不安定になる。すなわち、溶融粘度差の大きいポリマ
ー組合せは紡糸出来ないという欠点がある。第2の欠点
は、紡糸スタート時2成分を同時に並列型複合体の導入
孔に導くことは困難で必ずどちらかの液溜に他の成分が
流入する。その際両成分が相互に反応性を有し接触面で
ゲル化現象が発現する成分組み合わせでは液溜内でゲル
化反応が進行して紡糸流体の流れが不安定になるばかり
でなく、流路閉塞になることも有る。
(問題点を解決するための手段) 本考案はの目的は上記欠点を改良し、溶融粘度の大きく
異なる2成分あるいは反応性を有する2成分でも安定し
て偏心鞘型に複合紡糸出来る口金セットを提案すること
に有る。すなわち本発明の複合紡糸用口金セットは、 偏心芯鞘型複合糸を紡糸する分配板Aとノズルプレート
Bとからなる口金セットにおいて、分配板Aには上面に
円周溝状の液溜1と円形溝状の液溜2とが設けられ、液
溜1内の同一又は異なる円周上に下面へ貫通する2種類
の垂直貫通孔3,4とが設けられ、液溜2から垂直貫通孔
3へ到る斜方向貫通孔5が垂直貫通孔3の下部付近で鋭
角的に交わるように配設されるとともに、ノズルプレー
トBには上面に垂直貫通孔3及び4に対応して円周溝状
の液溜6が設けられ、更に垂直貫通孔3の垂直下方にノ
ズル導入孔7及びオリフィス7′が下面へ貫通して配設
されていることを特徴とする。
異なる2成分あるいは反応性を有する2成分でも安定し
て偏心鞘型に複合紡糸出来る口金セットを提案すること
に有る。すなわち本発明の複合紡糸用口金セットは、 偏心芯鞘型複合糸を紡糸する分配板Aとノズルプレート
Bとからなる口金セットにおいて、分配板Aには上面に
円周溝状の液溜1と円形溝状の液溜2とが設けられ、液
溜1内の同一又は異なる円周上に下面へ貫通する2種類
の垂直貫通孔3,4とが設けられ、液溜2から垂直貫通孔
3へ到る斜方向貫通孔5が垂直貫通孔3の下部付近で鋭
角的に交わるように配設されるとともに、ノズルプレー
トBには上面に垂直貫通孔3及び4に対応して円周溝状
の液溜6が設けられ、更に垂直貫通孔3の垂直下方にノ
ズル導入孔7及びオリフィス7′が下面へ貫通して配設
されていることを特徴とする。
以下、本考案を図面を用いて説明する。
第2図は従来の偏心芯鞘型複合口金セットの代表例であ
る。第1図は本考案の一実施態様を示す図面であり、第
3図は本考案の口金セットで得られる複合糸の断面形状
である。第2図の従来口金セットにおいて、11,12は2
成分の液溜を示し、両液溜は仕切り板14で仕切られてい
る。両成分は仕切り板14の下方で並列型に複合され導入
孔15を通り、流路13より分岐流出してきた成分の液溜16
の中で芯鞘型に複合され、次いでノズル導入孔17を通っ
てオリフィス7′より吐出される。
る。第1図は本考案の一実施態様を示す図面であり、第
3図は本考案の口金セットで得られる複合糸の断面形状
である。第2図の従来口金セットにおいて、11,12は2
成分の液溜を示し、両液溜は仕切り板14で仕切られてい
る。両成分は仕切り板14の下方で並列型に複合され導入
孔15を通り、流路13より分岐流出してきた成分の液溜16
の中で芯鞘型に複合され、次いでノズル導入孔17を通っ
てオリフィス7′より吐出される。
第1図は本考案の口金セットの側面からの透視図であ
り、分配板AとノズルプレートBとから構成される。第
1図において、円周溝状の液溜1は第1成分の液溜、円
形溝状の液溜2は第2成分の液溜である。液溜1の底面
には下面へ垂直に貫通する垂直孔3及び4が同一又は異
なる円周上に例えば等感覚に配列されている。第2成分
の液溜2には斜方向貫通孔5を経て垂直貫通孔3と先端
付近で鋭角的に交わっている。ここで先端付近とは、垂
直貫通孔3の分配板Aの下面側付近をいい、孔3と5の
交差部から下面までの距離は、交差部下単から測って、
通常5mm以下好ましくは3mm以下とする。貫通孔4は液溜
1とノズルプレートB上のドーナツ状液溜6に通じてい
る。貫通孔3の垂直下にはノズル導入孔7が配置されて
おり、偏心芯鞘型に複合された溶融体はノズル導入孔7
を通ってオリフィス7′から吐出される。
り、分配板AとノズルプレートBとから構成される。第
1図において、円周溝状の液溜1は第1成分の液溜、円
形溝状の液溜2は第2成分の液溜である。液溜1の底面
には下面へ垂直に貫通する垂直孔3及び4が同一又は異
なる円周上に例えば等感覚に配列されている。第2成分
の液溜2には斜方向貫通孔5を経て垂直貫通孔3と先端
付近で鋭角的に交わっている。ここで先端付近とは、垂
直貫通孔3の分配板Aの下面側付近をいい、孔3と5の
交差部から下面までの距離は、交差部下単から測って、
通常5mm以下好ましくは3mm以下とする。貫通孔4は液溜
1とノズルプレートB上のドーナツ状液溜6に通じてい
る。貫通孔3の垂直下にはノズル導入孔7が配置されて
おり、偏心芯鞘型に複合された溶融体はノズル導入孔7
を通ってオリフィス7′から吐出される。
複合繊維を紡糸開始するに際し、両成分を同時に液溜に
充足させることは技術的に困難で、通常どちらかの成分
が早く充足される。そのような状況下で、従来の偏心芯
鞘型複合口金セットの場合には、早く液溜を充足した成
分が他方の液溜内に流入し、その液溜内で反応ゲル化し
てしまう。これに対し、本考案の口金セットは液溜から
出た貫通孔3で2成分が接合される為、1成分が他成分
の液溜に流入することは殆んどない。
充足させることは技術的に困難で、通常どちらかの成分
が早く充足される。そのような状況下で、従来の偏心芯
鞘型複合口金セットの場合には、早く液溜を充足した成
分が他方の液溜内に流入し、その液溜内で反応ゲル化し
てしまう。これに対し、本考案の口金セットは液溜から
出た貫通孔3で2成分が接合される為、1成分が他成分
の液溜に流入することは殆んどない。
又従来の口金セットでは2成分が並列型に複合され、ノ
ズル導入孔から吐出されるまでの流路が長い為、溶融粘
度が異なる場合にはかかる流路内で流速差が生じ、ノズ
ル孔から押出された溶融体が高粘度側に曲がる“ニーイ
ング現象”が発現して紡糸不安定になるが、本考案の口
金セットでは2成分が並列型に複合された後の流路が著
るしく短かい為、かかるニーイング現象は殆んど発現し
ない。
ズル導入孔から吐出されるまでの流路が長い為、溶融粘
度が異なる場合にはかかる流路内で流速差が生じ、ノズ
ル孔から押出された溶融体が高粘度側に曲がる“ニーイ
ング現象”が発現して紡糸不安定になるが、本考案の口
金セットでは2成分が並列型に複合された後の流路が著
るしく短かい為、かかるニーイング現象は殆んど発現し
ない。
(実施例) 以下、本考案の口金セットを実施例により説明する。
240℃での溶融粘度が3000ポイズの6−ナイロンと、溶
融ポリマー中に活性イソシアネート基を150μmol/g含有
する240℃での溶融粘度が1600ポイズのポリウレタン弾
性体を、第1図に示す本考案複合口金セットで複合紡糸
した。その際6−ナイロン溶融体をドーナツ状液溜1
に、又、ポリウレタン弾性体をもう一方の液溜2に導い
た。ノズルプレートBの直径は90mmで、オリフィス7数
は16個である。又、上記ドーナツ液溜1内の貫通孔3,4
の直径はそれぞれ1.5mmと0.3mmで、1.5mm径の貫通孔が
斜方向貫通孔5と35度の角度で交わっている。
融ポリマー中に活性イソシアネート基を150μmol/g含有
する240℃での溶融粘度が1600ポイズのポリウレタン弾
性体を、第1図に示す本考案複合口金セットで複合紡糸
した。その際6−ナイロン溶融体をドーナツ状液溜1
に、又、ポリウレタン弾性体をもう一方の液溜2に導い
た。ノズルプレートBの直径は90mmで、オリフィス7数
は16個である。又、上記ドーナツ液溜1内の貫通孔3,4
の直径はそれぞれ1.5mmと0.3mmで、1.5mm径の貫通孔が
斜方向貫通孔5と35度の角度で交わっている。
紡糸において、ニーイング現象は殆んどなく、1週間安
定して紡糸出来た。又、断面形状も第3図に示した偏心
芯鞘型断面形状で紡糸期間中変化はなかった。又、紡糸
終了後口金セットを解体して内部を詳細に観察したが、
1成分が他成分の流路に流入した現象はなかった。
定して紡糸出来た。又、断面形状も第3図に示した偏心
芯鞘型断面形状で紡糸期間中変化はなかった。又、紡糸
終了後口金セットを解体して内部を詳細に観察したが、
1成分が他成分の流路に流入した現象はなかった。
参考例 口金セットが第2図の従来口金セットである以外は実施
例と同一条件で紡糸したところ、ニーイング現象が激し
く、安定紡糸出来なかった。紡糸1日後に口金セットを
解体して内部を詳細に観察したところ、6−ナイロン成
分がポリウレタン成分の液溜内に流入し、その部分は黄
色にゲル化していた。
例と同一条件で紡糸したところ、ニーイング現象が激し
く、安定紡糸出来なかった。紡糸1日後に口金セットを
解体して内部を詳細に観察したところ、6−ナイロン成
分がポリウレタン成分の液溜内に流入し、その部分は黄
色にゲル化していた。
(考案の効果) このように本考案口金セットを使用すれば、溶融粘度が
著るしく異なる2成分でもニーイング現象は殆んどな
く、又、6−ナイロン溶融体と活性イソシアネート基を
多量に含むポリウレタンのように、両成分が混合すると
急速にゲル化するポリマーの組み合わせでも口金セット
内部で2成分がゲル化することなく、安定して複合紡糸
が出来る。
著るしく異なる2成分でもニーイング現象は殆んどな
く、又、6−ナイロン溶融体と活性イソシアネート基を
多量に含むポリウレタンのように、両成分が混合すると
急速にゲル化するポリマーの組み合わせでも口金セット
内部で2成分がゲル化することなく、安定して複合紡糸
が出来る。
第1図は本考案の偏心芯鞘複合口金セットの一実施態様
を示す図面であり、第2図は従来の偏心芯鞘型複合口金
セットの一例を示す図面である。第3図は本考案口金セ
ットで紡糸して得られる複合繊維の断面形状の1例であ
る。
を示す図面であり、第2図は従来の偏心芯鞘型複合口金
セットの一例を示す図面である。第3図は本考案口金セ
ットで紡糸して得られる複合繊維の断面形状の1例であ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】偏心芯鞘型複合糸を紡糸する分配板Aとノ
ズルプレートBとからなる口金セットにおいて、分配板
Aには上面に円周溝状の液溜1と円形溝状の液溜2とが
設けられ、液溜1内の同一又は異なる円周上に下面へ貫
通する2種類の垂直貫通孔3,4とが設けられ、液溜2か
ら垂直貫通孔3へ到る斜方向貫通孔5が垂直貫通孔3の
下部付近で鋭角的に交わるように配設されるとともに、
ノズルプレートBには上面に垂直貫通孔3及び4に対応
して円周溝状の液溜6が設けられ、更に垂直貫通孔3の
垂直下方にノズル導入孔7及びオリフィス7′が下面へ
貫通して配設されていることを特徴とする複合紡糸用口
金セット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4926888U JPH0714369Y2 (ja) | 1988-04-12 | 1988-04-12 | 複合紡糸用口金セット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4926888U JPH0714369Y2 (ja) | 1988-04-12 | 1988-04-12 | 複合紡糸用口金セット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01153369U JPH01153369U (ja) | 1989-10-23 |
| JPH0714369Y2 true JPH0714369Y2 (ja) | 1995-04-05 |
Family
ID=31275380
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4926888U Expired - Lifetime JPH0714369Y2 (ja) | 1988-04-12 | 1988-04-12 | 複合紡糸用口金セット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0714369Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TR201820493T4 (tr) * | 2008-10-17 | 2019-01-21 | Invista Tech Sarl | İki bileşenli spandeks. |
| WO2018235754A1 (ja) * | 2017-06-23 | 2018-12-27 | 東レ株式会社 | ポリウレタン・ナイロン6偏心芯鞘複合繊維 |
-
1988
- 1988-04-12 JP JP4926888U patent/JPH0714369Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01153369U (ja) | 1989-10-23 |
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