JPH0714548B2 - 双ベルト連続鋳造機 - Google Patents
双ベルト連続鋳造機Info
- Publication number
- JPH0714548B2 JPH0714548B2 JP32158588A JP32158588A JPH0714548B2 JP H0714548 B2 JPH0714548 B2 JP H0714548B2 JP 32158588 A JP32158588 A JP 32158588A JP 32158588 A JP32158588 A JP 32158588A JP H0714548 B2 JPH0714548 B2 JP H0714548B2
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- Japan
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- endless
- group
- guide rails
- short
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/06—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
- B22D11/0637—Accessories therefor
- B22D11/0648—Casting surfaces
- B22D11/066—Side dams
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、双ベルト連続鋳造機に係わり、特に連続鋳造
中に製造する鋳造金属帯(以下、鋳片という)の幅を、
実質的な助走区間を必要とせず直角に変更することがで
きる双ベルト連続鋳造機に関する。
中に製造する鋳造金属帯(以下、鋳片という)の幅を、
実質的な助走区間を必要とせず直角に変更することがで
きる双ベルト連続鋳造機に関する。
最近、鋼製品の最終形状に近い数mmから数十mm程度の厚
みを持つ鋳片を溶鋼から直接製造する連続鋳造機が種々
提案されている。
みを持つ鋳片を溶鋼から直接製造する連続鋳造機が種々
提案されている。
この種の鋳造機の採用により工程及び整備の省力が可能
となり、省エネルギー,設備費減,鋳造歩留向上,材質
制御性の向上等が図られるので、その実用化のための開
発が極めて精力的に推進されている。
となり、省エネルギー,設備費減,鋳造歩留向上,材質
制御性の向上等が図られるので、その実用化のための開
発が極めて精力的に推進されている。
本発明が対象とする双ベルト連続鋳造機も、その一つで
ある。また、双ベルト連続鋳造機の一例として、特開昭
61-279341号公報では垂直型の装置が提案されている。
ある。また、双ベルト連続鋳造機の一例として、特開昭
61-279341号公報では垂直型の装置が提案されている。
この双ベルト連続鋳造機においても、従来厚さ300mm前
後の鋳片を鋳造していた旧来の連続鋳造機と同様に、開
発初期においては鋳造中に鋳片の幅を変更することは不
可能であった。その一例として、特開昭59-189047号公
報による提案がある。また、これを改良して鋳造中に鋳
片の幅を変更するものとして、特開昭60-203345号公報
による提案がある。
後の鋳片を鋳造していた旧来の連続鋳造機と同様に、開
発初期においては鋳造中に鋳片の幅を変更することは不
可能であった。その一例として、特開昭59-189047号公
報による提案がある。また、これを改良して鋳造中に鋳
片の幅を変更するものとして、特開昭60-203345号公報
による提案がある。
前掲した特開昭59-189047号公報の提案は、鋳片の幅を
変更するとき、鋳型の長辺面を形成する一対の無端金属
ベルト(以下、金属ベルトという)と、鋳型の短辺面を
形成し、上・下二段構成の短辺団(以下、短辺団とい
う)で構成した鋳型への溶鋼注入を一次中止し、溶鋼レ
ベルを下段短辺団まで下降した後、上段短辺団の位置を
変更して鋳型の幅寸法を変更する。その後、溶鋼の注入
を再開し、鋳造作業を継続する。この装置によるとき、
注入の中断によって生産性が低下するばかりではなく、
引抜き速度の変化に伴う冷却条件の変化、それにより生
ずる凝固条件の変化に伴って、鋼材の材質制御の因子で
ある溶鋼中の介在物の生成防止条件、浮上条件等が変化
する等の問題点が発生する。
変更するとき、鋳型の長辺面を形成する一対の無端金属
ベルト(以下、金属ベルトという)と、鋳型の短辺面を
形成し、上・下二段構成の短辺団(以下、短辺団とい
う)で構成した鋳型への溶鋼注入を一次中止し、溶鋼レ
ベルを下段短辺団まで下降した後、上段短辺団の位置を
変更して鋳型の幅寸法を変更する。その後、溶鋼の注入
を再開し、鋳造作業を継続する。この装置によるとき、
注入の中断によって生産性が低下するばかりではなく、
引抜き速度の変化に伴う冷却条件の変化、それにより生
ずる凝固条件の変化に伴って、鋼材の材質制御の因子で
ある溶鋼中の介在物の生成防止条件、浮上条件等が変化
する等の問題点が発生する。
この問題点を解消するものとして、前掲した特開昭60-2
03345号公報に記載された提案においては、無端短辺団
が一対の金属ベルト間に挟持される位置の前方に、傾斜
ガイドレールと平行ガイドレール、該両ガイドレールを
移動せしめる移動片と該移動片を駆動する駆動装置を設
けて、無端短辺団の幅替調整装置を構成している。鋳片
幅を変更するに当たっては、平行ガイドレールの移動速
度Vgを を満足するように調整し、前記金属ベルトに無端短辺団
が挟持されるまでに短辺団の幅替調整装置を移動させて
鋳片幅寸法を変更し、その結果を無端金属ベルトの挟持
力を利用して固定するものである。
03345号公報に記載された提案においては、無端短辺団
が一対の金属ベルト間に挟持される位置の前方に、傾斜
ガイドレールと平行ガイドレール、該両ガイドレールを
移動せしめる移動片と該移動片を駆動する駆動装置を設
けて、無端短辺団の幅替調整装置を構成している。鋳片
幅を変更するに当たっては、平行ガイドレールの移動速
度Vgを を満足するように調整し、前記金属ベルトに無端短辺団
が挟持されるまでに短辺団の幅替調整装置を移動させて
鋳片幅寸法を変更し、その結果を無端金属ベルトの挟持
力を利用して固定するものである。
しかし、この提案は、特開昭60-203345号公報第5図に
示されているように、傾斜ガイドレールと平行ガイドレ
ールによる助走区間がA+B=Lと長く、かつこの助走
区間中に注入溶鋼の湯面が存在するような構造になって
いる。
示されているように、傾斜ガイドレールと平行ガイドレ
ールによる助走区間がA+B=Lと長く、かつこの助走
区間中に注入溶鋼の湯面が存在するような構造になって
いる。
したがって、特開昭60-203345号公報に例示している傾
斜注入型連続鋳造機において、鋳片の幅を縮小するとき
は、金属ベルトに幅縮小短辺団が挟持されるまでに形成
された溶鋼の凝固殻(以下、シエルという)が、導入さ
れて来る幅縮小短辺団によって幅の縮小分だけ押し込ま
れ、鋳片の下面及び側面に湯皺が生成し、これが製品の
表面に欠陥を発生させる原因となる。
斜注入型連続鋳造機において、鋳片の幅を縮小するとき
は、金属ベルトに幅縮小短辺団が挟持されるまでに形成
された溶鋼の凝固殻(以下、シエルという)が、導入さ
れて来る幅縮小短辺団によって幅の縮小分だけ押し込ま
れ、鋳片の下面及び側面に湯皺が生成し、これが製品の
表面に欠陥を発生させる原因となる。
また、鋳片の幅を拡大するときは、金属ベルトに幅拡大
短辺団が挟持されるまでに形成されているシエルの外側
に、幅拡大短辺団によって新たなシエルが形成されるの
で、これによって二重肌が生じ、前記と同様にこれが製
品の表面欠陥の原因となる。
短辺団が挟持されるまでに形成されているシエルの外側
に、幅拡大短辺団によって新たなシエルが形成されるの
で、これによって二重肌が生じ、前記と同様にこれが製
品の表面欠陥の原因となる。
それゆえに、特開昭60-203345号公報の傾斜注入型連続
鋳造機では、式(1)で示すVg≒Vcのような高速での幅
変更はとてもできず、通常の300mm程度の厚みのスラブ
連続鋳造機における幅変更とほぼ同じレベルVg≒(1/10
0〜1/1000)×Vcの幅変更速度に留まっていた。したが
って、式(1)を達成するか又はそれ以上を達成でき
る、いわゆる直角幅可変可能な構造の鋳型をもつ連続鋳
造機の出現が長いこと待望されていた。
鋳造機では、式(1)で示すVg≒Vcのような高速での幅
変更はとてもできず、通常の300mm程度の厚みのスラブ
連続鋳造機における幅変更とほぼ同じレベルVg≒(1/10
0〜1/1000)×Vcの幅変更速度に留まっていた。したが
って、式(1)を達成するか又はそれ以上を達成でき
る、いわゆる直角幅可変可能な構造の鋳型をもつ連続鋳
造機の出現が長いこと待望されていた。
本発明は、前述の要望を満足させる双ベルト連続鋳造機
を提供することを目的とする。
を提供することを目的とする。
本発明は、前記した問題を解決するために、鋳造を一次
停止する必要がなく、実質的な助走区間も必要とせず、
鋳片の鋳造幅を鋳造中に直角に変更できる双ベルト連続
鋳造機を提供するものである。
停止する必要がなく、実質的な助走区間も必要とせず、
鋳片の鋳造幅を鋳造中に直角に変更できる双ベルト連続
鋳造機を提供するものである。
本発明の双ベルト連続鋳造機における基本的な構成手段
は、回動可能に設けられた連続鋳造鋳型の長辺面を構成
する一対の無端金属ベルトと、その一対の無端金属ベル
トの左右各側縁所要位置で該無端金属ベルトに挟持され
該無端金属ベルトと共に回動して前記連続鋳造型の短辺
面を構成する左右一対の無端短辺団からなる双ベルト連
続鋳造機において、前記左右それぞれの無端短辺団に、
各無端短辺団を支持し且つ前記無端金属ベルトの左右側
縁所要位置に該各無端短辺団を案内する内外2組の無端
ガイドレールを設け、該内及び外無端ガイドレールに前
記所要位置への移動用駆動装置をそれぞれ設け、前記内
外何れか一方の無端ガイドレールに前記無端短辺団の全
短辺支持部材を係合せしめ、更に前記短辺団の一部の短
辺支持部材を他方の無端ガイドレールにも係合せしめ、
前記無端短辺団を何れか一方の無端ガイドレールに短辺
支持部材を係合した群と、両無端ガイドレールに短辺支
持部材を係合した群の2つの群で構成し、両方の無端ガ
イドレールに係合する短辺群の短辺支持部材は両無端ガ
イドレールとの係合部間を伸縮可能に構成することを手
段とするものである。
は、回動可能に設けられた連続鋳造鋳型の長辺面を構成
する一対の無端金属ベルトと、その一対の無端金属ベル
トの左右各側縁所要位置で該無端金属ベルトに挟持され
該無端金属ベルトと共に回動して前記連続鋳造型の短辺
面を構成する左右一対の無端短辺団からなる双ベルト連
続鋳造機において、前記左右それぞれの無端短辺団に、
各無端短辺団を支持し且つ前記無端金属ベルトの左右側
縁所要位置に該各無端短辺団を案内する内外2組の無端
ガイドレールを設け、該内及び外無端ガイドレールに前
記所要位置への移動用駆動装置をそれぞれ設け、前記内
外何れか一方の無端ガイドレールに前記無端短辺団の全
短辺支持部材を係合せしめ、更に前記短辺団の一部の短
辺支持部材を他方の無端ガイドレールにも係合せしめ、
前記無端短辺団を何れか一方の無端ガイドレールに短辺
支持部材を係合した群と、両無端ガイドレールに短辺支
持部材を係合した群の2つの群で構成し、両方の無端ガ
イドレールに係合する短辺群の短辺支持部材は両無端ガ
イドレールとの係合部間を伸縮可能に構成することを手
段とするものである。
また、他の基本的な構成手段は、回動可能に設けられた
連続鋳造鋳型の長辺面を構成し相対する一対の無端金属
ベルトと、その一対の無端金属ベルトの左右各側縁所要
位置で該無端金属ベルトに挟持され該無端金属ベルトと
共に回動して前記連続鋳造型の短辺面を構成する多数の
短辺ユニットを連結した左右一対の無端短辺団からなる
双ベルト連続鋳造機において、前記左右の無端短辺団
に、各無端短辺団の短辺ユニットを両側より支持し且つ
前記無端金属ベルトの左右側縁所要位置に該各無端短辺
団を案内する内外2組の無端ガイドレールを前記鋳型の
長辺面の方向に重ねて設け、該内及び外無端ガイドレー
ルを前記長辺面の方向に移動させる移動用駆動装置をそ
れぞれ設け、前記無端短辺団を2つの短辺ユニット群に
分け、両方の短辺ユニット群は少なくとも鋳片との接触
長に相当する短辺ユニット数以上の個数からなる短辺ユ
ニットで構成すると共に、各短辺ユニットを前記鋳型か
ら搬出される鋳片に接する短辺ブロックと、該短辺ブロ
ックに連結した取付部材と、該取付部材を支持する短辺
支持部材とで構成し、前記内外何れか一方の無端ガイド
レールに前記両方の短辺ユニット群の全短辺支持部材を
係合せしめ、更に片方の短辺ユニット群の全部の短辺支
持部材を他方の無端ガイドレールにも係合せしめ、両方
の無端ガイドレールに係合した群の短辺ユニットの短辺
支持部材は両無端ガイドレールとの係合部間を伸縮可能
に構成することを手段とするものである。
連続鋳造鋳型の長辺面を構成し相対する一対の無端金属
ベルトと、その一対の無端金属ベルトの左右各側縁所要
位置で該無端金属ベルトに挟持され該無端金属ベルトと
共に回動して前記連続鋳造型の短辺面を構成する多数の
短辺ユニットを連結した左右一対の無端短辺団からなる
双ベルト連続鋳造機において、前記左右の無端短辺団
に、各無端短辺団の短辺ユニットを両側より支持し且つ
前記無端金属ベルトの左右側縁所要位置に該各無端短辺
団を案内する内外2組の無端ガイドレールを前記鋳型の
長辺面の方向に重ねて設け、該内及び外無端ガイドレー
ルを前記長辺面の方向に移動させる移動用駆動装置をそ
れぞれ設け、前記無端短辺団を2つの短辺ユニット群に
分け、両方の短辺ユニット群は少なくとも鋳片との接触
長に相当する短辺ユニット数以上の個数からなる短辺ユ
ニットで構成すると共に、各短辺ユニットを前記鋳型か
ら搬出される鋳片に接する短辺ブロックと、該短辺ブロ
ックに連結した取付部材と、該取付部材を支持する短辺
支持部材とで構成し、前記内外何れか一方の無端ガイド
レールに前記両方の短辺ユニット群の全短辺支持部材を
係合せしめ、更に片方の短辺ユニット群の全部の短辺支
持部材を他方の無端ガイドレールにも係合せしめ、両方
の無端ガイドレールに係合した群の短辺ユニットの短辺
支持部材は両無端ガイドレールとの係合部間を伸縮可能
に構成することを手段とするものである。
更に他の構成手段は、回動可能に設けられた連続鋳造鋳
型の長辺面を構成し相対する一対の無端金属ベルトと、
その一対の無端金属ベルトの左右各側縁所要位置で該無
端金属ベルトに挟持され該無端金属ベルトと共に回動し
て前記連続鋳造鋳型の短辺面を構成する多数の短辺ユニ
ットを連結した左右一対の無端短辺団からなる双ベルト
連続鋳造機において、前記左右の無端短辺団に、各無端
短辺団の短辺ユニットを両側から挟持し且つ前記無端金
属ベルトの左右側縁所要位置に該各無端短辺団を案内す
る3組以上の無端ガイドレールを前記鋳型の長辺面の方
向に重ねて設け、該全組の無端ガイドレールを前記長辺
面の方向に移動させる移動用駆動装置をそれぞれ設け、
前記無端短辺団を前記ガイドレールの組数に等しい短辺
ユニット群に分け、全短辺ユニット数から各1組の短辺
ユニット数を差し引いた短辺ユニット数が少なくとも鋳
片との接触長に相当する短辺ユニット数以上の個数から
なる短辺ユニットで構成すると共に、各短辺ユニットを
前記鋳型から搬出される鋳片に接する短辺ブロックと、
該短辺ブロックに連結した取付部材と、該取付部材を支
持する短辺支持部材とで構成し、前記無端ガイドレール
の何れか一つに前記全短辺ユニットの短辺支持部材を係
合せしめ、1群を除いた他の各短辺ユニット群の全部の
短辺支持部材を他の異なる各一つの無端ガイドレールに
もそれぞれ係合せしめ、二つの無端ガイドレールに係合
する群の短辺ユニットの短辺支持部材は前記両無端ガイ
ドレールとの係合部間を伸縮可能に構成することを手段
とするものである。
型の長辺面を構成し相対する一対の無端金属ベルトと、
その一対の無端金属ベルトの左右各側縁所要位置で該無
端金属ベルトに挟持され該無端金属ベルトと共に回動し
て前記連続鋳造鋳型の短辺面を構成する多数の短辺ユニ
ットを連結した左右一対の無端短辺団からなる双ベルト
連続鋳造機において、前記左右の無端短辺団に、各無端
短辺団の短辺ユニットを両側から挟持し且つ前記無端金
属ベルトの左右側縁所要位置に該各無端短辺団を案内す
る3組以上の無端ガイドレールを前記鋳型の長辺面の方
向に重ねて設け、該全組の無端ガイドレールを前記長辺
面の方向に移動させる移動用駆動装置をそれぞれ設け、
前記無端短辺団を前記ガイドレールの組数に等しい短辺
ユニット群に分け、全短辺ユニット数から各1組の短辺
ユニット数を差し引いた短辺ユニット数が少なくとも鋳
片との接触長に相当する短辺ユニット数以上の個数から
なる短辺ユニットで構成すると共に、各短辺ユニットを
前記鋳型から搬出される鋳片に接する短辺ブロックと、
該短辺ブロックに連結した取付部材と、該取付部材を支
持する短辺支持部材とで構成し、前記無端ガイドレール
の何れか一つに前記全短辺ユニットの短辺支持部材を係
合せしめ、1群を除いた他の各短辺ユニット群の全部の
短辺支持部材を他の異なる各一つの無端ガイドレールに
もそれぞれ係合せしめ、二つの無端ガイドレールに係合
する群の短辺ユニットの短辺支持部材は前記両無端ガイ
ドレールとの係合部間を伸縮可能に構成することを手段
とするものである。
そして、第1の実施態様としては、短辺団の短辺支持部
材の両側に車輪を設け、該車輪を前記無端ガイドレール
の前記長辺面に平行な側面に開口した案内溝に係合する
ことにより両側で案内することを手段とするものであ
る。
材の両側に車輪を設け、該車輪を前記無端ガイドレール
の前記長辺面に平行な側面に開口した案内溝に係合する
ことにより両側で案内することを手段とするものであ
る。
第2の実施態様としては、無端短辺団は、前記内外何れ
か一方の無端ガイドレールに係合せしめた群の短辺ユニ
ットの短辺支持部材を順次連結し、両方の無端ガイドレ
ールに係合せしめた群の短辺ユニットの短辺支持部材を
順次連結すると共に、両方の順次連結した短辺ユニット
群の短辺支持部材の両端を内ガイドレールの案内溝に係
合するようにそれぞれ連結して無端ベルト状に構成する
ことを手段とするものである。
か一方の無端ガイドレールに係合せしめた群の短辺ユニ
ットの短辺支持部材を順次連結し、両方の無端ガイドレ
ールに係合せしめた群の短辺ユニットの短辺支持部材を
順次連結すると共に、両方の順次連結した短辺ユニット
群の短辺支持部材の両端を内ガイドレールの案内溝に係
合するようにそれぞれ連結して無端ベルト状に構成する
ことを手段とするものである。
第3の実施態様としては、挟持材と被挟持材を順次配設
して無端短辺団の全短辺支持部材を構成し、前記挟持材
及び前記被挟持材の両材が重なり合う挟持部に両材を貫
通し両材を回動可能に連結する軸を嵌挿し、該軸の両端
に車輪を設け、該車輪を前記何れか一方の無端ガイドレ
ールに係合せしめると共に、他方の無端ガイドレールに
も係合せしめる前記無端短辺団の全部の短辺支持部材を
走行方向に対して実質上直角な方向に伸縮方向に構成
し、該伸縮可能な短辺支持部材を貫通する軸を設けると
共に該軸の両端に車輪を設け、該車輪を他方の無端ガイ
ドレールに係合することを手段とするものである。
して無端短辺団の全短辺支持部材を構成し、前記挟持材
及び前記被挟持材の両材が重なり合う挟持部に両材を貫
通し両材を回動可能に連結する軸を嵌挿し、該軸の両端
に車輪を設け、該車輪を前記何れか一方の無端ガイドレ
ールに係合せしめると共に、他方の無端ガイドレールに
も係合せしめる前記無端短辺団の全部の短辺支持部材を
走行方向に対して実質上直角な方向に伸縮方向に構成
し、該伸縮可能な短辺支持部材を貫通する軸を設けると
共に該軸の両端に車輪を設け、該車輪を他方の無端ガイ
ドレールに係合することを手段とするものである。
第4の実施態様としては、短辺ユニット及び内外ガイド
レールのガイドレール部分は、短辺ブロックの幅方向の
中心面に関して実質上左右対称にすると共に、前記内ガ
イドレールの背面と前記外ガイドレールの内面を摺動可
能に構成することを手段とするものである。
レールのガイドレール部分は、短辺ブロックの幅方向の
中心面に関して実質上左右対称にすると共に、前記内ガ
イドレールの背面と前記外ガイドレールの内面を摺動可
能に構成することを手段とするものである。
第5の実施態様としては、内及び外ガイドレールは、そ
の断面でみて鋳型に近い側を開口した内部空間を設け、
前記長辺面に平行な側面に開口した案内溝を設け、該案
内溝に前記短辺ユニットの両側に設けた車輪を係合させ
ることを手段とするものである。
の断面でみて鋳型に近い側を開口した内部空間を設け、
前記長辺面に平行な側面に開口した案内溝を設け、該案
内溝に前記短辺ユニットの両側に設けた車輪を係合させ
ることを手段とするものである。
第6の実施態様としては、各無端短辺団を構成する短辺
ユニットの短辺ブロック及び支持部材の幅寸法を鋳片の
厚み寸法にほぼ等しくすると共に、外ガイドレールの幅
寸法を鋳片の厚み寸法以下にすることを手段とするもの
である。
ユニットの短辺ブロック及び支持部材の幅寸法を鋳片の
厚み寸法にほぼ等しくすると共に、外ガイドレールの幅
寸法を鋳片の厚み寸法以下にすることを手段とするもの
である。
〔作用〕 本発明が対象とする双ベルト連続鋳造機の代表例とし
て、垂直型双ベルト連続鋳造機の構成を第8図に示す。
この連続鋳造機100は、タンディッシュ101の下に設置さ
れ、タンディッシュ101の下面に取り付けた注入ノズル1
02から注入される溶鋼を鋳型に受け入れ、冷却しながら
鋳片5として下法に押し出して、鋳型から下流側では多
段に配置されたサポートロール群60によって支持しつつ
走行させて、鋳片5を連続的に鋳造する。連続鋳造機10
0の鋳型は、相対する一対の無端金属ベルト1(第8図
では、手前のベルトのみが示されている)の長辺面と、
後述する多数の可動な短辺ユニットからなる左右一対の
無端短辺団111,112の短辺面とで構成されている。更
に、詳細な構造については、前掲の特開昭61-279341号
公報を参照されたい。
て、垂直型双ベルト連続鋳造機の構成を第8図に示す。
この連続鋳造機100は、タンディッシュ101の下に設置さ
れ、タンディッシュ101の下面に取り付けた注入ノズル1
02から注入される溶鋼を鋳型に受け入れ、冷却しながら
鋳片5として下法に押し出して、鋳型から下流側では多
段に配置されたサポートロール群60によって支持しつつ
走行させて、鋳片5を連続的に鋳造する。連続鋳造機10
0の鋳型は、相対する一対の無端金属ベルト1(第8図
では、手前のベルトのみが示されている)の長辺面と、
後述する多数の可動な短辺ユニットからなる左右一対の
無端短辺団111,112の短辺面とで構成されている。更
に、詳細な構造については、前掲の特開昭61-279341号
公報を参照されたい。
第1図は、この連続鋳造機における鋳型部分を拡大した
正面図であり、手前の無端金属ベルト1を取りはらった
断面で示している。
正面図であり、手前の無端金属ベルト1を取りはらった
断面で示している。
本発明は、第1図に示す配置において、左右各短辺団11
のそれぞれに、内ガイドレール12及び外ガイドレール13
からなる内外2組のガイドレールを鋳型の長辺面の方向
に重ねて設け、制御各短辺団11の全短辺ユニットの短辺
支持部材を内外何れかのガイドレール12又は13に係合せ
しめ、更に少なくとも鋳片5との接触長以上にわたる短
辺ユニット数で構成される前記短辺団11の各短辺支持部
材を他のガイドレール13又は12にも係合せしめ、前記短
辺団11を2つの短辺ユニットの群a,bで構成し、内外両
ガイドレール12,13に係合した群の短辺支持部材を伸縮
可能に構成すると共に、前記内外両ガイドレール12,13
は両者の間隙を変更可能に構成している。そして、2群
が共に係合している内ガイドレール12又は外ガイドレー
ル13と、1群のみが係合している外ガイドレール13又は
内ガイドレール12のそれぞれの位置と相対位置を独立し
て変更できるようにすると、両短辺群a,bが形成する鋳
型幅を、2群の境界で助走区間を必要とすることなく、
直角に変更可能となる。
のそれぞれに、内ガイドレール12及び外ガイドレール13
からなる内外2組のガイドレールを鋳型の長辺面の方向
に重ねて設け、制御各短辺団11の全短辺ユニットの短辺
支持部材を内外何れかのガイドレール12又は13に係合せ
しめ、更に少なくとも鋳片5との接触長以上にわたる短
辺ユニット数で構成される前記短辺団11の各短辺支持部
材を他のガイドレール13又は12にも係合せしめ、前記短
辺団11を2つの短辺ユニットの群a,bで構成し、内外両
ガイドレール12,13に係合した群の短辺支持部材を伸縮
可能に構成すると共に、前記内外両ガイドレール12,13
は両者の間隙を変更可能に構成している。そして、2群
が共に係合している内ガイドレール12又は外ガイドレー
ル13と、1群のみが係合している外ガイドレール13又は
内ガイドレール12のそれぞれの位置と相対位置を独立し
て変更できるようにすると、両短辺群a,bが形成する鋳
型幅を、2群の境界で助走区間を必要とすることなく、
直角に変更可能となる。
第1図から第7図までを参照しながら、この連続鋳造機
を以下に説明する。
を以下に説明する。
第1図及び第2図に示すように、左右の各短辺団を構成
する2群の各短辺ユニットは、短辺ブロック21,取付部
材22及び短辺支持部材23で構成される。該短辺支持部材
23は、挟持材24と被挟持材25を1つおきに交互に配置
し、挟持材24と被挟持材25との重なり部に両材24,25を
貫通し、両材を回動可能に連結する軸26及びその軸26の
両側に設けた車輪27によって連続的に連結されて、無端
ベルト状となっている。両群の短辺ユニットが連結され
る部分、つまり境界部分についても上記の交互配置は守
られるべきである。
する2群の各短辺ユニットは、短辺ブロック21,取付部
材22及び短辺支持部材23で構成される。該短辺支持部材
23は、挟持材24と被挟持材25を1つおきに交互に配置
し、挟持材24と被挟持材25との重なり部に両材24,25を
貫通し、両材を回動可能に連結する軸26及びその軸26の
両側に設けた車輪27によって連続的に連結されて、無端
ベルト状となっている。両群の短辺ユニットが連結され
る部分、つまり境界部分についても上記の交互配置は守
られるべきである。
そして、第1図をみてわかるように、左右の各無端短辺
団を2群に分けるに当たって、各群の長さは均等である
(すなわち、短辺ユニット数でも等価)ことが望まし
い。また、短辺ブロック数が奇数であるとか、又は設備
上の都合により半々が実現不可能な場合でも、なるべく
等価に近いことが望ましい。前記各群の長さについて、
その最小の長さを検討すると、短辺ブロックが鋳片との
接触長、つまり溶鋼の湯面から鋳型の下端で短辺ブロッ
クが鋳片を放れるまでの距離であり、その距離に相当す
る短辺ブロック数は、その距離を短辺ブロックの高さ寸
法(第3図のLB)で割った値を切り上げた個数に相当す
る。逆に、最大の長さは、無端短辺団の全長から最小の
長さを差し引いた値であり、それは全短辺ユニット数か
ら最小の長さに相当する短辺ユニット数を差し引いた残
りの個数に相当する。その接触長は、実際上は余裕を考
慮して上部のテンションプーリ2から下部のドライブプ
ーリ3の間の距離に取るのが望ましい。
団を2群に分けるに当たって、各群の長さは均等である
(すなわち、短辺ユニット数でも等価)ことが望まし
い。また、短辺ブロック数が奇数であるとか、又は設備
上の都合により半々が実現不可能な場合でも、なるべく
等価に近いことが望ましい。前記各群の長さについて、
その最小の長さを検討すると、短辺ブロックが鋳片との
接触長、つまり溶鋼の湯面から鋳型の下端で短辺ブロッ
クが鋳片を放れるまでの距離であり、その距離に相当す
る短辺ブロック数は、その距離を短辺ブロックの高さ寸
法(第3図のLB)で割った値を切り上げた個数に相当す
る。逆に、最大の長さは、無端短辺団の全長から最小の
長さを差し引いた値であり、それは全短辺ユニット数か
ら最小の長さに相当する短辺ユニット数を差し引いた残
りの個数に相当する。その接触長は、実際上は余裕を考
慮して上部のテンションプーリ2から下部のドライブプ
ーリ3の間の距離に取るのが望ましい。
各無端短辺団を3組以上の短辺ユニット群に分ける場合
には、各短辺ユニット群毎に順に移動させるので、全短
辺ユニット数から各1組の短辺ユニット数を差し引いた
残数が、少なくとも短辺ブロックと鋳片との接触長に相
当する短辺ユニット数以上の個数からなるようにすれば
良い。そのように構成すると、今、A群の短辺ユニット
を移動させる場合、A群の全短辺ユニットが鋳片から離
れたタイミング、すなわちA群以外の群の短辺ユニット
が鋳片と接触している時間中に、A群の短辺ユニットの
位置決めを担っている無端ガイドレールの位置を変え
て、A群の短辺ユニットの位置を変える。これをB群,C
群と同様に繰り返すことにより、順次各群の短辺ユニッ
トを移動させて鋳型の幅寸法を変更できる。
には、各短辺ユニット群毎に順に移動させるので、全短
辺ユニット数から各1組の短辺ユニット数を差し引いた
残数が、少なくとも短辺ブロックと鋳片との接触長に相
当する短辺ユニット数以上の個数からなるようにすれば
良い。そのように構成すると、今、A群の短辺ユニット
を移動させる場合、A群の全短辺ユニットが鋳片から離
れたタイミング、すなわちA群以外の群の短辺ユニット
が鋳片と接触している時間中に、A群の短辺ユニットの
位置決めを担っている無端ガイドレールの位置を変え
て、A群の短辺ユニットの位置を変える。これをB群,C
群と同様に繰り返すことにより、順次各群の短辺ユニッ
トを移動させて鋳型の幅寸法を変更できる。
内ガイドレール12及び外ガイドレール13は、第1図及び
第4図のように配置されるので、第4図で特に明らかな
ように、短辺ユニットの幅寸法LWは無端金属ベルト1の
間隙、つまり鋳片厚みBSに限定されるので、鋳型の長辺
面の方向(すなわち、鋳片の幅方向)に重ねて設けるの
が良い。こうすると、長辺面方向の重複部分の幅分を縮
められることになる。したがって、内ガイドレール12及
び外ガイドレール13の少なくともガイドレール部分の中
心線を合わせる形にすると、外ガイドレール13のガイド
レール部分の幅Lmが代表値(最大値)となり、設計上望
ましい条件となる。
第4図のように配置されるので、第4図で特に明らかな
ように、短辺ユニットの幅寸法LWは無端金属ベルト1の
間隙、つまり鋳片厚みBSに限定されるので、鋳型の長辺
面の方向(すなわち、鋳片の幅方向)に重ねて設けるの
が良い。こうすると、長辺面方向の重複部分の幅分を縮
められることになる。したがって、内ガイドレール12及
び外ガイドレール13の少なくともガイドレール部分の中
心線を合わせる形にすると、外ガイドレール13のガイド
レール部分の幅Lmが代表値(最大値)となり、設計上望
ましい条件となる。
具体的には、第3図のA−A断面図である第4図(a)
の中心線40は、短辺ブロック21及び取付部材22の中心を
通ると共に、内ガイドレール12及び外ガイドレール13の
ガイドレール部の中心線又は中心面と一致させるのがよ
い。換言すれば、中心線40に対して実質的に左右対称の
形に、短辺団を構成し、内ガイドレール12及び外ガイド
レール13の少なくともガイドレール部分、できれば移動
用駆動装置までを対称配置にするのがよい。
の中心線40は、短辺ブロック21及び取付部材22の中心を
通ると共に、内ガイドレール12及び外ガイドレール13の
ガイドレール部の中心線又は中心面と一致させるのがよ
い。換言すれば、中心線40に対して実質的に左右対称の
形に、短辺団を構成し、内ガイドレール12及び外ガイド
レール13の少なくともガイドレール部分、できれば移動
用駆動装置までを対称配置にするのがよい。
内ガイドレール12及び外ガイドレール13は、それぞれ前
記長辺面に平行な方向に開口した案内溝28を備えて、車
輪27及び32と係合させている。短辺ブロック21にかかる
鋳片からの外力がその車輪27,32を通して内ガイドレー
ル12及び外ガイドレール13にかかるので、ガイドレール
12,13の剛性を高めることも重要な要素である。本発明
者等はこの点について種々検討の結果、内ガイドレール
12及び外ガイドレール13が常時一体となってることが望
ましいことを見出した。すなわち、内ガイドレール12の
背面と外ガイドレール13の内面が密着を確保し、且つ必
要な場合には摺動可能な構造つまり第4図に示す断面コ
の字形にして広い面積で接触する構造が良いことを確認
した。
記長辺面に平行な方向に開口した案内溝28を備えて、車
輪27及び32と係合させている。短辺ブロック21にかかる
鋳片からの外力がその車輪27,32を通して内ガイドレー
ル12及び外ガイドレール13にかかるので、ガイドレール
12,13の剛性を高めることも重要な要素である。本発明
者等はこの点について種々検討の結果、内ガイドレール
12及び外ガイドレール13が常時一体となってることが望
ましいことを見出した。すなわち、内ガイドレール12の
背面と外ガイドレール13の内面が密着を確保し、且つ必
要な場合には摺動可能な構造つまり第4図に示す断面コ
の字形にして広い面積で接触する構造が良いことを確認
した。
それを、ガイドレールの構造として検討すると内ガイド
レール12及び外ガイドレール13は、その水平方向断面で
見て鋳型に近い側を開口した内部空間を設け、その内部
空間内の前記長辺面に平行な側面に案内溝を開口し、該
案内溝に前記短辺ユニットの両側に設けた車輪を係合す
る構造とするのが適切である。
レール12及び外ガイドレール13は、その水平方向断面で
見て鋳型に近い側を開口した内部空間を設け、その内部
空間内の前記長辺面に平行な側面に案内溝を開口し、該
案内溝に前記短辺ユニットの両側に設けた車輪を係合す
る構造とするのが適切である。
以上の説明のような構造にすることにより、第4図
(a)に示すように、本発明の無端短辺団を無端金属ベ
ルト1間に挿入できることを可能とした。特に、内ガイ
ドレール12及び外ガイドレール13のガイドレール部分ま
で金属ベルト1間に挿入させる構造とは、短辺ユニット
の短辺ブロック21及び支持部材23の幅寸法を鋳片の厚み
寸法BSにほぼ等しくすることであり、更に外ガイドレー
ル13の幅寸法Lmを鋳片の厚み寸法BS以下にすることであ
る。こうすると、短辺ブロック21の深さ(第3図のLD)
を大きくして、1回の幅変更時の鋳型の幅変更量を格段
に大きくすることが可能となると同時に、連続した累積
幅可変量をも大きくできる顕著な効果を得ることができ
る。しかしながら、製造する鋳片の厚みが薄くなる程厳
しくなるものであり、上記構造にも限界幅が存在するよ
うである。
(a)に示すように、本発明の無端短辺団を無端金属ベ
ルト1間に挿入できることを可能とした。特に、内ガイ
ドレール12及び外ガイドレール13のガイドレール部分ま
で金属ベルト1間に挿入させる構造とは、短辺ユニット
の短辺ブロック21及び支持部材23の幅寸法を鋳片の厚み
寸法BSにほぼ等しくすることであり、更に外ガイドレー
ル13の幅寸法Lmを鋳片の厚み寸法BS以下にすることであ
る。こうすると、短辺ブロック21の深さ(第3図のLD)
を大きくして、1回の幅変更時の鋳型の幅変更量を格段
に大きくすることが可能となると同時に、連続した累積
幅可変量をも大きくできる顕著な効果を得ることができ
る。しかしながら、製造する鋳片の厚みが薄くなる程厳
しくなるものであり、上記構造にも限界幅が存在するよ
うである。
以上の検討に基づいて本発明の技術課題を検討すると、
前述のように短辺支持部材を薄い形状にするほど、短辺
ユニットにかかる作用力及びモーメントを正しくバラン
スを取るようにしないと不均等な力が発生して、局部的
な摩耗,異常音,局部的な発熱等が激しくなる。
前述のように短辺支持部材を薄い形状にするほど、短辺
ユニットにかかる作用力及びモーメントを正しくバラン
スを取るようにしないと不均等な力が発生して、局部的
な摩耗,異常音,局部的な発熱等が激しくなる。
そこで、短辺ユニットに鋳片又は溶鋼側から作用する力
及びモーメントの関係を第4図(a)に追加したのが第
7図である。同図で、短辺ブロック21の先端面211に鋳
片又は溶鋼から均等な圧力による外力Fiが面に直角に作
用し、その力は短辺ブロック21,取付部材22及び短辺支
持部材23を経由して内ガイドレール12に伝わり、中心面
40の左右の案内溝28より反作用力としてFl及びFRが作用
する。中心面40とFlの作用力間距離をSl、FRの作用力距
離をSRとすると、作用力とモーメントの関係式は次の第
(2)式、第(3)式となる。
及びモーメントの関係を第4図(a)に追加したのが第
7図である。同図で、短辺ブロック21の先端面211に鋳
片又は溶鋼から均等な圧力による外力Fiが面に直角に作
用し、その力は短辺ブロック21,取付部材22及び短辺支
持部材23を経由して内ガイドレール12に伝わり、中心面
40の左右の案内溝28より反作用力としてFl及びFRが作用
する。中心面40とFlの作用力間距離をSl、FRの作用力距
離をSRとすると、作用力とモーメントの関係式は次の第
(2)式、第(3)式となる。
Fi=Fl+FR ・・・・(1) Fl×Sl=FR×SR ・・・・(2) したがって、FlとFRを等価に、且つSlとSRを等価にする
ことが、望ましい回答の一つとして存在する。
ことが、望ましい回答の一つとして存在する。
本発明者等は、前記短辺ユニットの構造について、寸法
上の制限を満足すると同時に、そこに働く作用力及びモ
ーメントを正しくバランスさせるように種々検討した結
果、次の知見を得た。
上の制限を満足すると同時に、そこに働く作用力及びモ
ーメントを正しくバランスさせるように種々検討した結
果、次の知見を得た。
2組のガイドレールを鋳型の長辺面方向に重ねて配
置し、望ましくは2組のガイドレールの中心線又は中心
面を一致させ、且つその中心線又は中心面に対して左右
対称に配置させることである。
置し、望ましくは2組のガイドレールの中心線又は中心
面を一致させ、且つその中心線又は中心面に対して左右
対称に配置させることである。
したがって、各短辺ユニットも左右対称構造とし、
車輪も両側に設けて、その車輪を両側から案内溝で係合
させる構造が望ましい。
車輪も両側に設けて、その車輪を両側から案内溝で係合
させる構造が望ましい。
短辺団は2群の短辺ユニットで構成し、全短辺ユニ
ットを順次連結して無端ベルト状にすると共に、各群の
短辺ユニットをそれぞれガイドレールで位置決めできる
ような構造とする。
ットを順次連結して無端ベルト状にすると共に、各群の
短辺ユニットをそれぞれガイドレールで位置決めできる
ような構造とする。
更に、上記の知見を満足させるために、無端短辺団の構
造上の次の点を種々工夫した。
造上の次の点を種々工夫した。
短辺ユニットの構造、特に短辺支持部材の構造。
2群の短辺ユニットの短辺支持部材と2組のガイド
レールの組合せ方。
レールの組合せ方。
短辺支持部材内に採用可能な伸縮自在構造。
2群の短辺ユニット間のつなぎ方。
2組のガイドレールの構造。
その検討結果により、必須要件と追加要件を整理した
所、実現可能な無端短辺団の構造として、下記の構成が
定まった。
所、実現可能な無端短辺団の構造として、下記の構成が
定まった。
2組のガイドレールを鋳型の長辺面方向に重ねて配
置し、内、外ガイドレールとする。
置し、内、外ガイドレールとする。
無端短辺団を構成する短辺ユニットを、前記数量を
考慮した2群以上に分割する。
考慮した2群以上に分割する。
一方のガイドレールに、両群の短辺ユニットを係合
させ、他方のガイドレールに片群の短辺ユニットを係合
し、両方のガイドレールに係合する短辺ユニットの短辺
支持部材には伸縮自在構造を採用する。
させ、他方のガイドレールに片群の短辺ユニットを係合
し、両方のガイドレールに係合する短辺ユニットの短辺
支持部材には伸縮自在構造を採用する。
内、外ガイドレールには別々の位置決め装置を設け
て、別々に操作できるようにする。
て、別々に操作できるようにする。
以上の構成を組み合わせた装置が請求項1記載の構造で
あり、より実用性を考慮した詳細構造が請求項2記載で
ある。また、短辺団の各短辺ユニットを3群以上に分割
したのが、請求項3に記載の構造である。
あり、より実用性を考慮した詳細構造が請求項2記載で
ある。また、短辺団の各短辺ユニットを3群以上に分割
したのが、請求項3に記載の構造である。
短辺ユニットと内、外ガイドレール間の構造について、
作用力とモーメントのバランスを取りつつ、短辺ユニッ
トをガタが少なく、且つスムーズに定められた軌道上を
走行させるように工夫した望ましい詳細装置が、請求項
4に記載の構造である。車輪はベアリングが望ましく、
案内溝はベアリング外径に近くて必要以上のギャップが
少ないことが望ましいのは言うまでもないことである。
作用力とモーメントのバランスを取りつつ、短辺ユニッ
トをガタが少なく、且つスムーズに定められた軌道上を
走行させるように工夫した望ましい詳細装置が、請求項
4に記載の構造である。車輪はベアリングが望ましく、
案内溝はベアリング外径に近くて必要以上のギャップが
少ないことが望ましいのは言うまでもないことである。
短辺団を構成する多数の短辺ユニットのつなぎ方につい
て、無端ベルト状となし、且つ全短辺ユニットと2群に
分け、その2群の短辺ユニット群を別々に位置決めでき
るようにしたのが、請求項5に記載の構造である。
て、無端ベルト状となし、且つ全短辺ユニットと2群に
分け、その2群の短辺ユニット群を別々に位置決めでき
るようにしたのが、請求項5に記載の構造である。
短辺ユニットの短辺支持部材の詳細構造を望ましいもの
にしたのが、請求項6に記載の構造である。
にしたのが、請求項6に記載の構造である。
内、外ガイドレールの望ましい基本構造を、作用力及び
モーメントのバランスを取りやすくしたのが、請求項7
に記載の構造である。
モーメントのバランスを取りやすくしたのが、請求項7
に記載の構造である。
更に、内、外ガイドレールにおける案内溝のあり方を望
ましい両持タイプにしたのが、請求項8に記載の構造で
ある。
ましい両持タイプにしたのが、請求項8に記載の構造で
ある。
そして、短辺ユニット及び外ガイドレールの幅寸法を特
定することによって、幅変更の1回当たりの鋳型の幅変
更量を格段に大きくできると同時に、連続した累積幅可
変量をも大きくできる効果を生むようにしたのが、請求
項9に記載の構造である。
定することによって、幅変更の1回当たりの鋳型の幅変
更量を格段に大きくできると同時に、連続した累積幅可
変量をも大きくできる効果を生むようにしたのが、請求
項9に記載の構造である。
前記鋳型の直角変更の方法における幅拡大又は幅縮小の
方向については、前記伸縮自在の起点を伸縮ストローク
の中間に置くと、その変更幅は基本幅寸法に対して加減
の何れの方向にも有効となり、前記起点を最大ストロー
ク位置に置くと、その変更幅は基本幅寸法に対して減少
方向のみが有効となる。
方向については、前記伸縮自在の起点を伸縮ストローク
の中間に置くと、その変更幅は基本幅寸法に対して加減
の何れの方向にも有効となり、前記起点を最大ストロー
ク位置に置くと、その変更幅は基本幅寸法に対して減少
方向のみが有効となる。
また、前記起点を最小幅ストローク位置に置くと、その
変更幅は基本幅寸法に対して増大方向のみが有効とな
る。
変更幅は基本幅寸法に対して増大方向のみが有効とな
る。
それを、具体的に第5図を用いて説明する。第5図で
は、縦軸に時間軸をとり、2群の短辺群が等しい長さと
すると、各短辺群の境界が無端ガイドレールを半周する
時間をτとおいて、このτを単位として表す。横軸は、
短辺ユニットの先端であり、鋳片と接触する短辺ブロッ
クの鋳造面の位置と、外ガイドレール及び内ガイドレー
ルの位置をとり、鋳片と接触している短辺ユニットを支
持し、且つその短辺ブロックを位置決めしている方のガ
イドレールの位置を実線で表し、短辺ブロックが鋳片と
接していないときのガイドレールの位置を点線で表して
いる。各群の長さは、全周の半分もあるので、各群の全
長が鋳片との接触範囲を通過するに要する時間は、実線
の長さでτ以上となり、図では1.4τとして表してい
る。
は、縦軸に時間軸をとり、2群の短辺群が等しい長さと
すると、各短辺群の境界が無端ガイドレールを半周する
時間をτとおいて、このτを単位として表す。横軸は、
短辺ユニットの先端であり、鋳片と接触する短辺ブロッ
クの鋳造面の位置と、外ガイドレール及び内ガイドレー
ルの位置をとり、鋳片と接触している短辺ユニットを支
持し、且つその短辺ブロックを位置決めしている方のガ
イドレールの位置を実線で表し、短辺ブロックが鋳片と
接していないときのガイドレールの位置を点線で表して
いる。各群の長さは、全周の半分もあるので、各群の全
長が鋳片との接触範囲を通過するに要する時間は、実線
の長さでτ以上となり、図では1.4τとして表してい
る。
短辺ブロックの鋳造面位置が外ガイドレールで位置決め
されている場合は、短辺ブロックの鋳造面位置L0と外ガ
イドレール位置との距離はL1の固定長である。内ガイド
レールで位置決めされている場合は、短辺ブロックの鋳
造面位置と内ガイドレール位置との距離はL2の固定長で
あり、内,外ガイドレール間はL3からL4まで伸縮可能で
あり、通常はL3とL4の中間位置L5〔=1/2(L3+L4)〕
に設置されている。
されている場合は、短辺ブロックの鋳造面位置L0と外ガ
イドレール位置との距離はL1の固定長である。内ガイド
レールで位置決めされている場合は、短辺ブロックの鋳
造面位置と内ガイドレール位置との距離はL2の固定長で
あり、内,外ガイドレール間はL3からL4まで伸縮可能で
あり、通常はL3とL4の中間位置L5〔=1/2(L3+L4)〕
に設置されている。
今、片側の短辺団を180mm広げる場合の右無端短辺団の
タイムチャート図を、第5図に表している。
タイムチャート図を、第5図に表している。
L4−L3=100mmとすると、第5図に沿って、0〜τの間
は外ガイドレールでb群の短辺ユニットの短辺ブロック
を支持しており、τ〜2τの間では内ガイドレールが短
辺ブロックのa群を支持する。そのため、外ガイドレー
ルが支持する短辺ブロックのb群全部が鋳片から離れた
とき(すなわち、点線で示されている状態)に、外ガイ
ドレールを内ガイドレールの方向に50mm移動して、内外
ガイドレール間をL3にする。このτ〜2τの間では、鋳
片の幅変更はまだ始まっていないので、幅変更量は零で
あるから、第5図ではL0の線の横に幅変更量=0を記載
している。2τ〜3τの間では、この段階で鋳片を支持
する短辺ブロックのb群は、τ〜2τ間ですでに50mm移
動しているので、時間0のときの短辺ブロックの位置L0
に比して片側に50mm広がっている。したがって、a群と
b群の境界が溶鋼の湯面に到達したときに、鋳片幅が片
側で50mm拡大される。その後、鋳片を支持していない短
辺ブロックのa群全部が鋳片から離れたときに、内ガイ
ドレールを外ガイドレールから100mm遠ざけて、内外ガ
イドレール間をL4にする。
は外ガイドレールでb群の短辺ユニットの短辺ブロック
を支持しており、τ〜2τの間では内ガイドレールが短
辺ブロックのa群を支持する。そのため、外ガイドレー
ルが支持する短辺ブロックのb群全部が鋳片から離れた
とき(すなわち、点線で示されている状態)に、外ガイ
ドレールを内ガイドレールの方向に50mm移動して、内外
ガイドレール間をL3にする。このτ〜2τの間では、鋳
片の幅変更はまだ始まっていないので、幅変更量は零で
あるから、第5図ではL0の線の横に幅変更量=0を記載
している。2τ〜3τの間では、この段階で鋳片を支持
する短辺ブロックのb群は、τ〜2τ間ですでに50mm移
動しているので、時間0のときの短辺ブロックの位置L0
に比して片側に50mm広がっている。したがって、a群と
b群の境界が溶鋼の湯面に到達したときに、鋳片幅が片
側で50mm拡大される。その後、鋳片を支持していない短
辺ブロックのa群全部が鋳片から離れたときに、内ガイ
ドレールを外ガイドレールから100mm遠ざけて、内外ガ
イドレール間をL4にする。
同様にして、3τ〜4τの間では、外ガイドレールが10
0mm移動するので、内外ガイドレール間距離はL3にな
り、短辺ブロックの鋳造面位置は、前記L0に対して片側
で100mmになる。
0mm移動するので、内外ガイドレール間距離はL3にな
り、短辺ブロックの鋳造面位置は、前記L0に対して片側
で100mmになる。
4τ〜5τの間では、内ガイドレールが80mm移動するの
で、内がガイドレール間距離はL3+80mmとなり、短辺ブ
ロックの鋳造面位置は前記L0に対し片側で150mmにな
る。そうして5τ〜6τの間では、外ガイドレールが30
mm移動するので、内外ガイドレール間距離はL3+50mm=
L5となり、短辺ブロックの鋳造面位置は前記L0に対して
片側で180mmとなって、片側180mmの鋳造の移動が完了す
る。したがって、鋳造の幅寸法変更終了時には、両ガイ
ドレールの移動量のそれぞれの和が等しくなることが必
要となる。
で、内がガイドレール間距離はL3+80mmとなり、短辺ブ
ロックの鋳造面位置は前記L0に対し片側で150mmにな
る。そうして5τ〜6τの間では、外ガイドレールが30
mm移動するので、内外ガイドレール間距離はL3+50mm=
L5となり、短辺ブロックの鋳造面位置は前記L0に対して
片側で180mmとなって、片側180mmの鋳造の移動が完了す
る。したがって、鋳造の幅寸法変更終了時には、両ガイ
ドレールの移動量のそれぞれの和が等しくなることが必
要となる。
また、第5図で説明した動作は、鋳造の幅を狭める場合
でも同様にして行われる。
でも同様にして行われる。
したがって、L3〜L4間をできるだけ大きく設定するのが
望ましいが、そのためには前述したように、短辺ユニッ
トの幅寸法又は短辺ユニット並びに内外ガイドレールの
幅寸法を小さくして、一対の無端金属ベルト間に挿入で
きるような構造にしなければならない。
望ましいが、そのためには前述したように、短辺ユニッ
トの幅寸法又は短辺ユニット並びに内外ガイドレールの
幅寸法を小さくして、一対の無端金属ベルト間に挿入で
きるような構造にしなければならない。
もし、片側の短辺団を1回当りの最大幅変更量(100m
m)以下である30mm広げる場合には、第6図を参照する
と、τ〜2τ間において、外ガイドレールが支持してい
る短辺ブロックのb群全部の短辺ユニットが鋳片から離
れたときに、外ガイドレールを30mm広げる。2τ〜3τ
間で、前記短辺ブロックのb群の先頭にある短辺ユニッ
トが溶鋼の湯面に到達すると、鋳片は片側30mm広がる。
そして、内ガイドレールが支持している短辺ブロックの
a群全部が鋳片から離れたときに、内ガイドレールを30
mm広げる。そして、3τ〜4τ間で前記短辺ブロックの
a群の先頭にある短辺ユニットが溶鋼の湯面に到達する
と、短辺ブロックのa群も30mm広がっているので、その
前のb群と同じ位置になり、幅変更はここで終了する。
よって、内,外ガイドレールは、1回ずつ30mmの移動に
て終了することがわかる。幅を狭める場合も、同様にし
て実施される。
m)以下である30mm広げる場合には、第6図を参照する
と、τ〜2τ間において、外ガイドレールが支持してい
る短辺ブロックのb群全部の短辺ユニットが鋳片から離
れたときに、外ガイドレールを30mm広げる。2τ〜3τ
間で、前記短辺ブロックのb群の先頭にある短辺ユニッ
トが溶鋼の湯面に到達すると、鋳片は片側30mm広がる。
そして、内ガイドレールが支持している短辺ブロックの
a群全部が鋳片から離れたときに、内ガイドレールを30
mm広げる。そして、3τ〜4τ間で前記短辺ブロックの
a群の先頭にある短辺ユニットが溶鋼の湯面に到達する
と、短辺ブロックのa群も30mm広がっているので、その
前のb群と同じ位置になり、幅変更はここで終了する。
よって、内,外ガイドレールは、1回ずつ30mmの移動に
て終了することがわかる。幅を狭める場合も、同様にし
て実施される。
第5図では、無端短辺団を構成する2つの群が等しい長
さと仮定して説明したが、均等な長さにこだわる必要は
ないけれども、均等な長さからずれるほど、幅変更のタ
イミング幅(各群の全短辺ブロックが鋳片から離れてい
る時間の少ない方)が短くなる所だけが変わるだけで、
その他は第5図と同様である。
さと仮定して説明したが、均等な長さにこだわる必要は
ないけれども、均等な長さからずれるほど、幅変更のタ
イミング幅(各群の全短辺ブロックが鋳片から離れてい
る時間の少ない方)が短くなる所だけが変わるだけで、
その他は第5図と同様である。
しかし、何れの場合も幅寸法の変更は、間隙調整された
内外ガイドレール12,13によって短辺群が金属ベルト1
で挟持される位置に案内されて到達したとき、二つの短
辺群a,bの境界において助走を必要とすることなく瞬時
に行われる。
内外ガイドレール12,13によって短辺群が金属ベルト1
で挟持される位置に案内されて到達したとき、二つの短
辺群a,bの境界において助走を必要とすることなく瞬時
に行われる。
これにより、特開昭60-203345号公報で提案された従来
技術に存在した幅変更時の鋳片の幅非定常部の発生原因
及び鋳片表面における湯皺,二重肌等の発生原因が無く
なる。
技術に存在した幅変更時の鋳片の幅非定常部の発生原因
及び鋳片表面における湯皺,二重肌等の発生原因が無く
なる。
以上の説明は無端短辺団を2組の短辺ユニット群に分け
る場合について説明したものであるが、無端短辺団を3
組以上の短辺ユニット群に分けることはもちろん可能で
ある。この場合、多少構造が複雑になるだけで、構成要
件を支配する作用メカニズムに関する原則は2群のもの
をほぼそのままで3群以上のものに当てはめることがで
きる。したがって、3群以上についての詳細な作用,メ
カニズム等は、異なる部分だけを以上に説明し、その他
については省略した。
る場合について説明したものであるが、無端短辺団を3
組以上の短辺ユニット群に分けることはもちろん可能で
ある。この場合、多少構造が複雑になるだけで、構成要
件を支配する作用メカニズムに関する原則は2群のもの
をほぼそのままで3群以上のものに当てはめることがで
きる。したがって、3群以上についての詳細な作用,メ
カニズム等は、異なる部分だけを以上に説明し、その他
については省略した。
第1図及び第2図を基に、本発明の実施例を以下に説明
する。
する。
本例は、垂直型連続鋳造機に本発明を適用したものであ
る。
る。
第1図において、1は連続鋳造鋳型の長辺面を形成する
無端金属ベルト、2は無端金属ベルト1のテンションプ
ーリ,3は無端金属ベルト1のドライブプーリ、4は溶鋼
の湯面(メニスカス部ともいう)、5は凝固した搬出さ
れる鋳片である。
無端金属ベルト、2は無端金属ベルト1のテンションプ
ーリ,3は無端金属ベルト1のドライブプーリ、4は溶鋼
の湯面(メニスカス部ともいう)、5は凝固した搬出さ
れる鋳片である。
11は、連続鋳造鋳型の短辺面を構成する本発明の短辺団
を示す。この短辺団11は、無端金属ベルト1の左右両側
縁所要位置に左右対称に配置した左短辺団111と右短辺
団112で構成される。
を示す。この短辺団11は、無端金属ベルト1の左右両側
縁所要位置に左右対称に配置した左短辺団111と右短辺
団112で構成される。
12は、左短辺団111及び右短辺団112の各々をガイドする
内ガイドレールで、13は外ガイドレールである。
内ガイドレールで、13は外ガイドレールである。
14は内ガイドレール12の左右移動用駆動装置、15は外ガ
イドレール13の左右移動用駆動装置である。なお、本例
においては、左右移動用駆動装置14,15共に油圧シリン
ダを使用している。16は左右移動用駆動装置14,15の取
付ブラケット,17は各短辺団111,112を駆動するスプロケ
ット型回動用駆動装置である。この回動用駆動装置17
は、内ガイドレール12の左右移動時には一体的に移動す
ることができるように設けられている。
イドレール13の左右移動用駆動装置である。なお、本例
においては、左右移動用駆動装置14,15共に油圧シリン
ダを使用している。16は左右移動用駆動装置14,15の取
付ブラケット,17は各短辺団111,112を駆動するスプロケ
ット型回動用駆動装置である。この回動用駆動装置17
は、内ガイドレール12の左右移動時には一体的に移動す
ることができるように設けられている。
内ガイドレール12は、スプロケット型回動用駆動装置17
の取付け位置のみを欠如しており、その部分のガイドを
スプロケットに委ねており、実質的には外ガイドレール
13と同様に無端構造となっている。ただし、この回動用
駆動装置は、必ずしも必要ではなく、鋳造ベルト及び鋳
片からの力で動くような非駆動方式でも良い。
の取付け位置のみを欠如しており、その部分のガイドを
スプロケットに委ねており、実質的には外ガイドレール
13と同様に無端構造となっている。ただし、この回動用
駆動装置は、必ずしも必要ではなく、鋳造ベルト及び鋳
片からの力で動くような非駆動方式でも良い。
左短辺団111及び右短辺団112の後述する各短辺ユニット
の短辺支持部材23は、外ガイドレール13にも係合してい
る。この係合状態を、左短辺団111を基に説明する。
の短辺支持部材23は、外ガイドレール13にも係合してい
る。この係合状態を、左短辺団111を基に説明する。
本例の左短辺団111は、多数の短辺ユニットを連結した
ものであり、内ガイドレール12に左短辺団111の全短辺
ユニットの短辺支持部材23を係合し、矢線Wで示す範囲
にある短辺ユニットの短辺支持部材23を外ガイドレール
13にも係合し、前記左短辺団111を内ガイドレール12の
みに短辺支持部材23を係合した短辺群aと、内ガイドレ
ール12及び外ガイドレール13の両方に係合した短辺群b
の2群の短辺ユニットで構成している。この構成は、右
短辺団112についても同様である。
ものであり、内ガイドレール12に左短辺団111の全短辺
ユニットの短辺支持部材23を係合し、矢線Wで示す範囲
にある短辺ユニットの短辺支持部材23を外ガイドレール
13にも係合し、前記左短辺団111を内ガイドレール12の
みに短辺支持部材23を係合した短辺群aと、内ガイドレ
ール12及び外ガイドレール13の両方に係合した短辺群b
の2群の短辺ユニットで構成している。この構成は、右
短辺団112についても同様である。
各短辺群a,bの短辺ユニットが内ガイドレール12及び外
ガイドレール13に係合する構造を、第2図を参照しなが
ら説明する。
ガイドレール13に係合する構造を、第2図を参照しなが
ら説明する。
図中、21は連続鋳造鋳型の短辺ブロック、22は短辺ブロ
ック21の取付部材、23は取付部材22に連結した短辺支持
部材,24は隣り合う短辺ブロック21の短辺支持部材23を
連結するために構成した挟持材,25は該挟持材24の被挟
持材,26は挟持材24と被挟持材25との重り部を貫通し、
挟持材24と被挟持材25とを共に回動可能に嵌挿した軸、
27は軸26の両端に取り付けた車輪である。このように各
短辺ユニットは、短辺ブロック21,取付部材22及び短辺
支持部材23で構成されている。
ック21の取付部材、23は取付部材22に連結した短辺支持
部材,24は隣り合う短辺ブロック21の短辺支持部材23を
連結するために構成した挟持材,25は該挟持材24の被挟
持材,26は挟持材24と被挟持材25との重り部を貫通し、
挟持材24と被挟持材25とを共に回動可能に嵌挿した軸、
27は軸26の両端に取り付けた車輪である。このように各
短辺ユニットは、短辺ブロック21,取付部材22及び短辺
支持部材23で構成されている。
本例において、内ガイドレール12に設けた案内溝28に車
輪27を挿入することによって、内ガイドレール12に対し
て短辺群a,bの短辺ユニットが係合される。また、本例
においては、内ガイドレール12のみに係合する短辺群a
の短辺ユニットの短辺支持部材23は、取付部材22に先ず
挟持材24を連結し、その下部を挟持材24の延長と被挟持
材25への接合を交互に配置している。実用的には、これ
に限らず、取付部材22に先ず被挟持材25を連結し、その
先を被挟持材25の延長と挟持材24への接合を交互に配置
しても良い。
輪27を挿入することによって、内ガイドレール12に対し
て短辺群a,bの短辺ユニットが係合される。また、本例
においては、内ガイドレール12のみに係合する短辺群a
の短辺ユニットの短辺支持部材23は、取付部材22に先ず
挟持材24を連結し、その下部を挟持材24の延長と被挟持
材25への接合を交互に配置している。実用的には、これ
に限らず、取付部材22に先ず被挟持材25を連結し、その
先を被挟持材25の延長と挟持材24への接合を交互に配置
しても良い。
これに対して、外ガイドレール13にも係合する短辺群b
の短辺ユニットは、短辺群aのそれとは異なり、図示の
如く、被挟持材25は、第3挟持材24cを設けて挟持材24
と同形態(挟持可能構造)とすると共に、取付部材22に
第2被挟持材25bを設けて、この第2挟持材25bを第3挟
持材24cと第4挟持材24dで一つおきに交互に挟持して短
辺支持部材23を構成する。
の短辺ユニットは、短辺群aのそれとは異なり、図示の
如く、被挟持材25は、第3挟持材24cを設けて挟持材24
と同形態(挟持可能構造)とすると共に、取付部材22に
第2被挟持材25bを設けて、この第2挟持材25bを第3挟
持材24cと第4挟持材24dで一つおきに交互に挟持して短
辺支持部材23を構成する。
短辺群bの短辺ユニットの第3挟持材24cと第4挟持材2
4dで挟持した前記第2被挟持材25bには長孔29を設け、
この長孔29に貫通するピン30を嵌挿し、その両端を第3
挟持材24c又は第4挟持材24dの各々で固定し、前記長孔
29を介して第2挟持材24bと摺動可能で且つ伸縮可能に
構成すると共に、第2挟持材24bに貫通する軸31を設
け、この軸31の両端に車輪32を設ける。こうすると、短
辺支持部材23は、車輪32の走行方向に対して実質上直角
な方向に伸縮可能となる。
4dで挟持した前記第2被挟持材25bには長孔29を設け、
この長孔29に貫通するピン30を嵌挿し、その両端を第3
挟持材24c又は第4挟持材24dの各々で固定し、前記長孔
29を介して第2挟持材24bと摺動可能で且つ伸縮可能に
構成すると共に、第2挟持材24bに貫通する軸31を設
け、この軸31の両端に車輪32を設ける。こうすると、短
辺支持部材23は、車輪32の走行方向に対して実質上直角
な方向に伸縮可能となる。
本例において、短辺ユニットを外ガイドレール13に係合
するのは、外ガイドレール13に設けた案内溝28に前記車
輪32を係合して行う。
するのは、外ガイドレール13に設けた案内溝28に前記車
輪32を係合して行う。
実用的には上記の構造に限ることなく、以下の構造も採
用可能である。
用可能である。
短辺群bの短辺ユニットの取付部材22に連結する部材
を、第2被挟持材25bに代えて第2挟持材とし、その第
2挟持材に貫通する軸を設け、その軸の両側に車輪を設
けると共に、ピンを嵌挿し、その第2挟持材間に挟持さ
れる部材を第3被挟持材及び第4被挟持材とし、その両
材にはピンを貫通させる長孔を設けて、ピンと長孔を介
して前記第2挟持材と摺動可能で且つ伸縮可能に構成す
ると共に、その両材を一つおきに配置し、前記第3被挟
持材はそのまま被挟持材25となり、前記第4被挟持材は
途中で挟持材24に接合され、前記挟持材24と被挟持材25
との重り部を貫通し、挟持材24と被挟持材25とを共に回
動可能に嵌挿した軸26を設け、その軸26の両側に車輪27
を取り付けた構造とする。
を、第2被挟持材25bに代えて第2挟持材とし、その第
2挟持材に貫通する軸を設け、その軸の両側に車輪を設
けると共に、ピンを嵌挿し、その第2挟持材間に挟持さ
れる部材を第3被挟持材及び第4被挟持材とし、その両
材にはピンを貫通させる長孔を設けて、ピンと長孔を介
して前記第2挟持材と摺動可能で且つ伸縮可能に構成す
ると共に、その両材を一つおきに配置し、前記第3被挟
持材はそのまま被挟持材25となり、前記第4被挟持材は
途中で挟持材24に接合され、前記挟持材24と被挟持材25
との重り部を貫通し、挟持材24と被挟持材25とを共に回
動可能に嵌挿した軸26を設け、その軸26の両側に車輪27
を取り付けた構造とする。
そして、本例の上記短辺ユニットを外ガイドレール13に
係合するのは案内溝28に車輪32を係合して行い、内ガイ
ドレール12に係合するのは案内溝28に車輪27を係合して
行う。
係合するのは案内溝28に車輪32を係合して行い、内ガイ
ドレール12に係合するのは案内溝28に車輪27を係合して
行う。
以上に説明した構造とすることにより、短辺群aの短辺
ユニットは、内ガイドレール12にのみ支持・案内されて
いるので、内ガイドレール12の位置によって短辺群aに
おける鋳片との接触面である短辺ブロック21の鋳造面21
1の位置が定まる。
ユニットは、内ガイドレール12にのみ支持・案内されて
いるので、内ガイドレール12の位置によって短辺群aに
おける鋳片との接触面である短辺ブロック21の鋳造面21
1の位置が定まる。
短辺群bの短辺ユニットは、内外ガイドレール12,13に
支持案内されているが、内外ガイドレール12,13間は伸
縮自在の構造となっているので、短辺群bにおける短辺
ブロック21の鋳造面211の位置は外ガイドレール13の位
置によって定まることになる。そして、内外ガイドレー
ル間は、伸縮自在の構造により、距離L3から距離L4まで
変更可能であり、通常はその中間距離L5に調整されてい
る。
支持案内されているが、内外ガイドレール12,13間は伸
縮自在の構造となっているので、短辺群bにおける短辺
ブロック21の鋳造面211の位置は外ガイドレール13の位
置によって定まることになる。そして、内外ガイドレー
ル間は、伸縮自在の構造により、距離L3から距離L4まで
変更可能であり、通常はその中間距離L5に調整されてい
る。
第2図の理解を助けるために、第3図にその正面図を表
し、A−A,B−B,C−C,D−Dの各点における断面図をそ
れぞれ第4図(a)〜(d)に示す。
し、A−A,B−B,C−C,D−Dの各点における断面図をそ
れぞれ第4図(a)〜(d)に示す。
第3図は、短辺群bの短辺ユニットが内外ガイドレール
間をL3の最大寸法にした状態を表している。このとき、
長孔29の最も短辺ブロック21寄りのところにピン30が位
置する。したがって、第3図を、第1図の左短辺団111
の溶鋼の湯面直上部分の拡大図とすると、短辺群aと短
辺群bの境界が溶鋼の湯面に達するとき、鋳型の幅が直
角に広げられることが判る。
間をL3の最大寸法にした状態を表している。このとき、
長孔29の最も短辺ブロック21寄りのところにピン30が位
置する。したがって、第3図を、第1図の左短辺団111
の溶鋼の湯面直上部分の拡大図とすると、短辺群aと短
辺群bの境界が溶鋼の湯面に達するとき、鋳型の幅が直
角に広げられることが判る。
第3図の短辺群bのA−A点,B−B点の2点及び短辺群
aのC−C点,D−D点の2点における短辺ユニットが、
それぞれ第4図(a)〜(d)に示されている。
aのC−C点,D−D点の2点における短辺ユニットが、
それぞれ第4図(a)〜(d)に示されている。
第4図(a)は、内ガイドレール12に係合する短辺ユニ
ットの軸26及び車輪27の中心と通る線から短辺ブロック
21の中心線上にある長孔29及びピン30の中心を通る線に
またがった線に沿った断面である。内ガイドレール12の
案内溝28には軸26を介して車輪32が両側で支持された状
態で係合しているが、外ガイドレール13の案内溝28には
少しずれた位置に軸26を介して車輪27が係合しているの
で、この図には車輪等が描かれていない。ピン30は、長
孔29の短辺ブロック21に最も近いところに位置してい
る。そして、外ガイドレール13は、ピン30を介して取付
ブラケット16に連接されており、取付ブラケット16は軸
を経て左右移動用駆動装置15に連結されている。
ットの軸26及び車輪27の中心と通る線から短辺ブロック
21の中心線上にある長孔29及びピン30の中心を通る線に
またがった線に沿った断面である。内ガイドレール12の
案内溝28には軸26を介して車輪32が両側で支持された状
態で係合しているが、外ガイドレール13の案内溝28には
少しずれた位置に軸26を介して車輪27が係合しているの
で、この図には車輪等が描かれていない。ピン30は、長
孔29の短辺ブロック21に最も近いところに位置してい
る。そして、外ガイドレール13は、ピン30を介して取付
ブラケット16に連接されており、取付ブラケット16は軸
を経て左右移動用駆動装置15に連結されている。
第4図(b)は、短辺群aと短辺群bの境界における短
辺ユニットの挟持材24と被挟持材25の重り部に設けた軸
26及び車輪27の中心線から、取付部材22に連結した第2
挟持材24bに設けた軸31及び車輪32の中心線にまたがっ
た線に沿った断面図である。この図から明らかなよう
に、内ガイドレール12の案内溝28にも、外ガイドレール
13の案内溝28にも、軸26,31及び車輪27,32が両持ち状態
で係合している。
辺ユニットの挟持材24と被挟持材25の重り部に設けた軸
26及び車輪27の中心線から、取付部材22に連結した第2
挟持材24bに設けた軸31及び車輪32の中心線にまたがっ
た線に沿った断面図である。この図から明らかなよう
に、内ガイドレール12の案内溝28にも、外ガイドレール
13の案内溝28にも、軸26,31及び車輪27,32が両持ち状態
で係合している。
なお、短辺群bにおいては、断面A−Aと断面B−Bが
一つおきに交互に配置される構造となっている。
一つおきに交互に配置される構造となっている。
第4図(c)は、短辺群aと短辺群bとの境界における
短辺ユニットの軸26及び車輪27の中心線から短辺群aの
先頭にある短辺ユニットの短辺ブロック21における中心
線40にまたがる線に沿った断面図である。取付部材22に
連結した挟持材24と、内ガイドレール12の案内溝28に係
合している車輪32の軸26が貫通する被挟持材25を溶接で
連結しているが、挟持材24に代えて被挟持材25を延長し
て取付部材22に直接溶接することにより連結してもよ
い。何れにしろ、短辺群bの断面A−A及びB−Bに比
較して、簡単な構造となっている。前記内ガイドレール
12及び外ガイドレール13は、その断面で見て、鋳型に近
い側を開口した内部空間を設け、前記鋳型の長辺面に平
行な側面に開口した案内溝28を設けて、前記車輪32を係
合している。
短辺ユニットの軸26及び車輪27の中心線から短辺群aの
先頭にある短辺ユニットの短辺ブロック21における中心
線40にまたがる線に沿った断面図である。取付部材22に
連結した挟持材24と、内ガイドレール12の案内溝28に係
合している車輪32の軸26が貫通する被挟持材25を溶接で
連結しているが、挟持材24に代えて被挟持材25を延長し
て取付部材22に直接溶接することにより連結してもよ
い。何れにしろ、短辺群bの断面A−A及びB−Bに比
較して、簡単な構造となっている。前記内ガイドレール
12及び外ガイドレール13は、その断面で見て、鋳型に近
い側を開口した内部空間を設け、前記鋳型の長辺面に平
行な側面に開口した案内溝28を設けて、前記車輪32を係
合している。
第4図(d)は、短辺群aの先頭と2番目の短辺ユニッ
トを連結している軸26及び車輪27の中心線から2番目の
短辺ユニットの中心線にまたがる線に沿った断面図であ
る。この図から判るように、短辺支持部材は、非常に簡
単な構造となっている。また、内ガイドレール12の後端
はピン30を介して取付ブラケット16に連接されており、
取付ブラケット16は軸26を経て左右移動用駆動装置14に
連結されている。
トを連結している軸26及び車輪27の中心線から2番目の
短辺ユニットの中心線にまたがる線に沿った断面図であ
る。この図から判るように、短辺支持部材は、非常に簡
単な構造となっている。また、内ガイドレール12の後端
はピン30を介して取付ブラケット16に連接されており、
取付ブラケット16は軸26を経て左右移動用駆動装置14に
連結されている。
短辺群aでは、断面C−Cと断面D−Dとが一つおきに
交互に配置される構造となっている。更に、短辺群aと
短辺群bとの境界にある短辺ユニット同士も長孔29を介
して摺動自在に連結されており、無端短辺団を構成して
いる。
交互に配置される構造となっている。更に、短辺群aと
短辺群bとの境界にある短辺ユニット同士も長孔29を介
して摺動自在に連結されており、無端短辺団を構成して
いる。
なお、前述した伸縮機構としては、本例の他に従来周知
のスプライン機構,パンタグラフ機構等を用いることも
できる。
のスプライン機構,パンタグラフ機構等を用いることも
できる。
以上のように構成して、連続鋳造中に鋳片5の幅寸法を
変更するには、第6図に関する前記説明のように、短辺
群aの短辺ユニットが係合している内ガイドレール12は
そのままで、短辺群bの短辺ユニットが非溶鋼注入側に
回動して来たとき、外ガイドレール13を変更方向(幅拡
大又は幅縮小)に移動すると、短辺群bの短辺ユニット
は溶鋼注入側に回動して来たとき、短辺群aと短辺群b
との境界において、前記移動量で定められた鋳片幅寸法
を変更する。その後、短辺群aの全短辺ユニットが非溶
鋼注入側に回動して来たときに、内ガイドレール12を外
ガイドレール13の変更方向と量を同じだけ移動する。そ
うすると、短辺群bと短辺群aの境界においても、鋳片
幅寸法は変更後の値で段差がなくなる。また、本発明に
おいては、短辺ブロック21の深さ(本例では、100mm)
が幅変更1回当りの最大変更寸法(許容変更寸法)を規
制するので、短辺ブロック21の深さは幅変更1回当りの
所要寸法を基にして決定する。
変更するには、第6図に関する前記説明のように、短辺
群aの短辺ユニットが係合している内ガイドレール12は
そのままで、短辺群bの短辺ユニットが非溶鋼注入側に
回動して来たとき、外ガイドレール13を変更方向(幅拡
大又は幅縮小)に移動すると、短辺群bの短辺ユニット
は溶鋼注入側に回動して来たとき、短辺群aと短辺群b
との境界において、前記移動量で定められた鋳片幅寸法
を変更する。その後、短辺群aの全短辺ユニットが非溶
鋼注入側に回動して来たときに、内ガイドレール12を外
ガイドレール13の変更方向と量を同じだけ移動する。そ
うすると、短辺群bと短辺群aの境界においても、鋳片
幅寸法は変更後の値で段差がなくなる。また、本発明に
おいては、短辺ブロック21の深さ(本例では、100mm)
が幅変更1回当りの最大変更寸法(許容変更寸法)を規
制するので、短辺ブロック21の深さは幅変更1回当りの
所要寸法を基にして決定する。
本例では、鋳型の片側で10〜80mmの範囲で40回行った幅
変更時に鋳片幅非定常部の発生を見ることなく、また湯
皺や二重肌等の発生もなく、円滑・安定に2000トンの溶
鋼を連続鋳造することができた。
変更時に鋳片幅非定常部の発生を見ることなく、また湯
皺や二重肌等の発生もなく、円滑・安定に2000トンの溶
鋼を連続鋳造することができた。
以上に説明した例では、本発明を垂直型の連続鋳造機に
適用した場合を説明した。しかし、本発明は、前述した
傾斜型連続鋳造機等の他の機種に対しても適用すること
ができる。また、この適用によって得られる効果も、本
例と変わらない。
適用した場合を説明した。しかし、本発明は、前述した
傾斜型連続鋳造機等の他の機種に対しても適用すること
ができる。また、この適用によって得られる効果も、本
例と変わらない。
本発明の双ベルト連続鋳造機は、以上に説明したように
構成し、操作し、稼動せしめるので、連続鋳造中に鋳片
の幅寸法を変更するに当たって、従来必要とされていた
注入側の導入部における助走区間が実質的に不要となる
ので、鋳片幅に非定常部分の発生がなく、更には鋳片表
面に湯皺,二重肌等の発生する原因が全くなくなり、鋳
造歩留りが大幅に向上する等、得られる効果は大きい。
構成し、操作し、稼動せしめるので、連続鋳造中に鋳片
の幅寸法を変更するに当たって、従来必要とされていた
注入側の導入部における助走区間が実質的に不要となる
ので、鋳片幅に非定常部分の発生がなく、更には鋳片表
面に湯皺,二重肌等の発生する原因が全くなくなり、鋳
造歩留りが大幅に向上する等、得られる効果は大きい。
更に、無端短辺団の全短辺ユニットの短辺支持部材を一
つの無端ベルト状に連結したので、2群以上の間の調整
作業がなくなり、且つスムーズに長時間の使用に耐える
連続鋳造機となった。また、各短辺ユニットを内,外ガ
イドレールで支持する方式を両持ちにすることにより、
作用力及びモーメントのバランスが常時取れるので、異
常音発生や局部摩耗が格段に抑制され、寿命が延びると
共に、メンテナンスが楽になった。
つの無端ベルト状に連結したので、2群以上の間の調整
作業がなくなり、且つスムーズに長時間の使用に耐える
連続鋳造機となった。また、各短辺ユニットを内,外ガ
イドレールで支持する方式を両持ちにすることにより、
作用力及びモーメントのバランスが常時取れるので、異
常音発生や局部摩耗が格段に抑制され、寿命が延びると
共に、メンテナンスが楽になった。
短辺ユニット及び内,外ガイドレールの構造を左右対称
とし、内ガイドレールの背面と外ガイドレールの内面を
揺動可能にしていることにより、作用力とモーメントの
バランスが良い上、外力に対する剛性が増し、且つ構造
上のガタを小さくすることが可能となって、動作の再現
性や精度が向上した。
とし、内ガイドレールの背面と外ガイドレールの内面を
揺動可能にしていることにより、作用力とモーメントの
バランスが良い上、外力に対する剛性が増し、且つ構造
上のガタを小さくすることが可能となって、動作の再現
性や精度が向上した。
そして、前述したように、短辺ユニットの幅寸法を特定
することにより、鋳型の幅変更時に1回当りの変更量が
格段に大きくなり、それにつれて連続した累積幅可変量
をも大きくでき、幅変更に要する時間が短縮できると共
に、幅変更に伴う過渡状況での鋳片長を短縮することが
可能となる。その結果、歩留りが更に向上する。
することにより、鋳型の幅変更時に1回当りの変更量が
格段に大きくなり、それにつれて連続した累積幅可変量
をも大きくでき、幅変更に要する時間が短縮できると共
に、幅変更に伴う過渡状況での鋳片長を短縮することが
可能となる。その結果、歩留りが更に向上する。
第1図は本発明の実施例に用いた垂直連続鋳造機の構成
を説明する正面図、第2図は本発明の実施例における各
短辺群の短辺ユニットと各ガイドレールの係合状況を説
明する要部斜視図、第3図は第2図の正面図、第4図は
第3図のA−A,B−B,C−C,D−Dにおける各断面図、第
5図及び第6図は本発明における移動短辺の動作を示す
タイムチャート図、第7図は第4図のA−A断面に作用
する力を書き入れた作用力関係図、第8図は垂直型双ベ
ルト式連続鋳造機の全体概略図である。
を説明する正面図、第2図は本発明の実施例における各
短辺群の短辺ユニットと各ガイドレールの係合状況を説
明する要部斜視図、第3図は第2図の正面図、第4図は
第3図のA−A,B−B,C−C,D−Dにおける各断面図、第
5図及び第6図は本発明における移動短辺の動作を示す
タイムチャート図、第7図は第4図のA−A断面に作用
する力を書き入れた作用力関係図、第8図は垂直型双ベ
ルト式連続鋳造機の全体概略図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 沼沢 幸雄 (56)参考文献 特開 平1−166866(JP,A) 特開 昭63−183757(JP,A) 特開 昭64−75150(JP,A)
Claims (9)
- 【請求項1】回動可能に設けられた連続鋳造鋳型の長辺
面を構成する一対の無端金属ベルトと、その一対の無端
金属ベルトの左右各側縁所要位置で該無端金属ベルトに
挟持され該無端金属ベルトと共に回動して前記連続鋳造
型の短辺面を構成する左右一対の無端短辺団からなる双
ベルト連続鋳造機において、前記左右それぞれの無端短
辺団に、各無端短辺団を支持し且つ前記無端金属ベルト
の左右側縁所要位置に該各無端短辺団を案内する内外2
組の無端ガイドレールを設け、該内及び外無端ガイドレ
ールに前記所要位置への移動用駆動装置をそれぞれ設
け、前記内外何れか一方の無端ガイドレールに前記無端
短辺団の全短辺支持部材を係合せしめ、更に前記短辺団
の一部の短辺支持部材を他方の無端ガイドレールにも係
合せしめ、前記無端短辺団を何れか一方の無端ガイドレ
ールに短辺支持部材を係合した群と、両無端ガイドレー
ルに短辺支持部材を係合した群の2つの群で構成し、両
方の無端ガイドレールに係合する短辺群の短辺支持部材
は両無端ガイドレールとの係合部間を伸縮可能に構成す
ることを特徴とする双ベルト連続鋳造機。 - 【請求項2】回動可能に設けられた連続鋳造鋳型の長辺
面を構成し相対する一対の無端金属ベルトと、その一対
の無端金属ベルトの左右各側縁所要位置で該無端金属ベ
ルトに挟持され該無端金属ベルトと共に回動して前記連
続鋳造鋳型の短辺面を構成する多数の短辺ユニットを連
結した左右一対の無端短辺団からなる双ベルト連続鋳造
機において、前記左右の無端短辺団に、各無端短辺団の
短辺ユニットを両側より支持し且つ前記無端金属ベルト
の左右側縁所要位置に該各無端短辺団を案内する内外2
組の無端ガイドレールを前記鋳型の長辺面の方向に重ね
て設け、該内及び外無端ガイドレールを前記長辺面の方
向に移動させる移動用駆動装置をそれぞれ設け、前記無
端短辺団を2つの短辺ユニット群に分け、両方の短辺ユ
ニット群は少なくとも鋳片との接触長に相当する短辺ユ
ニット数以上の個数からなる短辺ユニットで構成すると
共に、各短辺ユニットを前記鋳型から搬出される鋳片に
接する短辺ブロックと、該短辺ブロックに連結した取付
部材と、該取付部材を支持する短辺支持部材とで構成
し、前記内外何れか一方の無端ガイドレールに前記両方
の短辺ユニット群の全短辺支持部材を係合せしめ、更に
片方の短辺ユニット群の全部の短辺支持部材を他方の無
端ガイドレールにも係合せしめ、両方の無端ガイドレー
ルに係合した群の短辺ユニットの短辺支持部材は両無端
ガイドレールとの係合部間を伸縮可能に構成することを
特徴とする双ベルト連続鋳造機。 - 【請求項3】回動可能に設けられた連続鋳造鋳型の長辺
面を構成し相対する一対の無端金属ベルトと、その一対
の無端金属ベルトの左右各側縁所要位置で該無端金属ベ
ルトに挟持され該無端金属ベルトと共に回動して前記連
続鋳造鋳型の短辺面を構成する多数の短辺ユニットを連
結した左右一対の無端短辺団からなる双ベルト連続鋳造
機において、前記左右の無端短辺団に、各無端短辺団の
短辺ユニットを両側から挟持し且つ前記無端金属ベルト
の左右側縁所要位置に該各無端短辺団を案内する3組以
上の無端ガイドレールを前記鋳型の長辺面の方向に重ね
て設け、該全組の無端ガイドレールを前記長辺面の方向
に移動させる移動用駆動装置をそれぞれ設け、前記無端
短辺団を前記ガイドレールの組数に等しい短辺ユニット
群に分け、全短辺ユニット数から各1組の短辺ユニット
数を差し引いた短辺ユニット数が少なくとも鋳片との接
触長に相当する短辺ユニット数以上の個数からなる短辺
ユニットで構成されると共に、各短辺ユニットを前記鋳
型から搬出される鋳片に接する短辺ブロックと、該短辺
ブロックに連結した取付部材と、該取付部材を支持する
短辺支持部材とで構成し、前記無端ガイドレールの何れ
か一つに前記全短辺ユニットの短辺支持部材を係合せし
め、1群を除いた他の各短辺ユニット群の全部の短辺支
持部材を他の異なる各一つの無端ガイドレールにもそれ
ぞれ係合せしめ、二つの無端ガイドレールに係合する群
の短辺ユニットの短辺支持部材は前記両無端ガイドレー
ルとの係合部間を伸縮可能に構成することを特徴とする
双ベルト連続鋳造機。 - 【請求項4】請求項1乃至3の何れかに記載の短辺団の
短辺支持部材の両側に車輪を設け、該車輪を前記無端ガ
イドレールの前記長辺面に平行な側面に開口した案内溝
に係合することにより両側で案内することを特徴とする
双ベルト連続鋳造機。 - 【請求項5】請求項1乃至4の何れかに記載の無端短辺
団は、前記内外何れか一方の無端ガイドレールに係合せ
しめた群の短辺ユニットの短辺支持部材を順次連結し、
両方の無端ガイドレールに係合せしめた群の短辺ユニッ
トの短辺支持部材を順次連結すると共に、両方の順次連
結した短辺ユニット群の短辺支持部材の両端を内ガイド
レールの案内溝に係合するようにそれぞれ連結して無端
ベルト状に構成することを特徴とする双ベルト連続鋳造
機。 - 【請求項6】挟持材と被挟持材を順次配設して無端短辺
団の全短辺支持部材を構成し、前記挟持材及び前記被挟
持材の両材が重なり合う挟持部に両材を貫通し両材を回
動可能に連結する軸を嵌挿し、該軸の両端に車輪を設
け、該車輪を前記何れか一方の無端ガイドレールに係合
せしめると共に、他方の無端ガイドレールにも係合せし
める前記無端短辺団の全部の短辺支持部材を走行方向に
対して実質上直角な方向に伸縮可能に構成し、該伸縮可
能な短辺支持部材を貫通する軸を設けると共に該軸の両
端に車輪を設け、該車輪を他方の無端ガイドレールに係
合することを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載
の双ベルト連続鋳造機。 - 【請求項7】前記短辺ユニット及び内外ガイドレールの
ガイドレール部分は、短辺ブロックの幅方向の中心面に
関して実質上左右対称にすると共に、前記内ガイドレー
ルの背面と前記外ガイドレールの内面を摺動可能に構成
することを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の
双ベルト連続鋳造機。 - 【請求項8】前記内及び外ガイドレールは、その断面で
みて鋳型に近い側を開口した内部空間を設け、前記長辺
面に平行な側面に開口した案内溝を設け、該案内溝に前
記短辺ユニットの両側に設けた車輪を係合させることを
特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の双ベルト連
続鋳造機。 - 【請求項9】前記各無端短辺団を構成する短辺ユニット
の短辺ブロック及び支持部材の幅寸法を鋳片の厚み寸法
にほぼ等しくすると共に、外ガイドレールの幅寸法を鋳
片の厚み寸法以下にすることを特徴とする請求項1乃至
8の何れかに記載の双ベルト連続鋳造機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32158588A JPH0714548B2 (ja) | 1987-12-23 | 1988-12-19 | 双ベルト連続鋳造機 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32808287 | 1987-12-23 | ||
| JP62-328082 | 1987-12-23 | ||
| JP32158588A JPH0714548B2 (ja) | 1987-12-23 | 1988-12-19 | 双ベルト連続鋳造機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01254354A JPH01254354A (ja) | 1989-10-11 |
| JPH0714548B2 true JPH0714548B2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=26570524
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32158588A Expired - Lifetime JPH0714548B2 (ja) | 1987-12-23 | 1988-12-19 | 双ベルト連続鋳造機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0714548B2 (ja) |
-
1988
- 1988-12-19 JP JP32158588A patent/JPH0714548B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01254354A (ja) | 1989-10-11 |
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