JPH07146106A - 直径測定装置 - Google Patents

直径測定装置

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JPH07146106A
JPH07146106A JP29327493A JP29327493A JPH07146106A JP H07146106 A JPH07146106 A JP H07146106A JP 29327493 A JP29327493 A JP 29327493A JP 29327493 A JP29327493 A JP 29327493A JP H07146106 A JPH07146106 A JP H07146106A
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electrode
capacitance
unit
detection
average value
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Application number
JP29327493A
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English (en)
Inventor
Aritsune Hama
有恒 濱
Mikiya Teraguchi
幹也 寺口
Kazuhiko Hidaka
和彦 日高
Chihiro Marumo
千尋 丸茂
Kunitoshi Nishimura
国俊 西村
Kiyokazu Okamoto
清和 岡本
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Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
Original Assignee
Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
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Publication date
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造が簡単かつコンパクトで、しかも、簡
易、迅速かつ高精度に直径寸法を測定できる直径測定装
置を提供する。 【構成】 測定子1に径の異なる第1,第2の測定子部
1,2 を設け、第1の測定子部21 に第1,第3電極
1,33 を、第2の測定子部22 に第2電極32を設け
るとともに、各電極31,32,33 とこれに対向する穴H
の導体壁との間で形成する第1,第2, 第3静電容量C
1,C2,C3 を検出する回路61,62,63 を設け、第1,
第3静電容量C1,C3 が等しくなるように測定子1の姿
勢を調整した状態において、第1,第2静電容量C1,C
2 から穴Hの直径寸法を算出す演算手段7を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直径測定装置に関す
る。詳しくは、測定対象物の外径寸法や内径寸法などの
直径寸法を非接触で測定する直径測定装置に関する。
【0002】
【背景技術】従来、測定対象物の外径寸法や内径寸法な
どの直径寸法を測定する直径測定装置としては、主とし
て、ノギスやマイクロメータなどの接触式測定器が用い
られてきた。しかし、これらの接触式測定器は、接触式
であるが故に測定対象物に力(測定力)がかかり、その
結果、アッベ誤差の発生や測定対象物を傷つけるなどの
欠点がある。
【0003】このような接触式測定器の欠点を解消する
ものとして、非接触で直径寸法を測定する方法が開発さ
れた。たとえば、内径寸法を測定する方法としては、
三次元測定機のZスピンドルに非接触式プローブを装着
し、この非接触式プローブを用いて測定対象物の内径寸
法を非接触で測定する方法、エアーマイクロメータに
よる方法、測定子を回転させながらその測定子と測定
対象物表面とのギャップを光学測距手段で離散的に逐次
測定し、得られたデータを所定のアルゴリズムで処理し
て測定対象物の内径寸法を求める方法、などが知られて
いる。
【0004】また、外径寸法を測定する方法としては、
上記のエアーマイクロメータのほかに、レーザ光を
測定対象物の外径方向へ掃引し、その透過光を観察しな
がら影となった部分(つまり、測定対象物によってレー
ザ光が遮られた部分)の寸法を測定対象物の外径寸法と
して測定するレーザ光掃引方法が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した
〜の方法では、次に述べるような欠点がある。の方
法は、三次元測定機を用いなければならないから、装置
が大掛かりなうえ、測定に時間がかかるという欠点があ
る。の方法は、測定子と測定対象物表面とのギャップ
をあまり大きくとることができないうえ、空気流出量を
一定に保つ必要があるため、手間と時間がかるという欠
点がある。の方法は、測定子と測定対象物表面とのギ
ャップを光学測距手段で離散的に逐次測定し、得られた
データを所定のアルゴリズムで処理して測定対象物の内
径寸法を求めるため、測定に時間がかかるという欠点が
ある。の方法は、レーザ光源と透過光観察部とを測定
対象物を挟んで両側に対向配置しなければならないか
ら、測定対象物より広い空間を必要とする。また、光学
系に高価な部品を多く必要とするため、製造コストが高
いという欠点がある。
【0006】ここに、本発明の目的は、このような従来
の欠点を全て解消し、構造が簡単かつコンパクトで、し
かも、簡易、迅速かつ高精度に直径寸法を非接触で測定
することができる直径測定装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】そのため、本
発明の直径測定装置は、測定対象物と測定子との間の静
電容量を測定し、この静電容量を基に測定対象物の内径
寸法や外径寸法などの直径寸法を非接触で測定できるよ
うにしたものである。そこで、まず、本発明の測定原理
について説明する。たとえば、図1に示すように、測定
対象である穴Hの中心軸L1 に対して、測定子1の中心
軸L2 が距離dだけ偏心し、かつ、角度θだけ傾いた姿
勢で挿入されている状態を考える。測定子1には電極3
1,32,33 が形成され、これにより、各電極31,32,3
3 と穴Hの導体壁との間には静電容量C1,C2,C3 が形
成されている。
【0008】いま、測定子1が理想的な姿勢(θ=0,
d=0)にあるとき、たとえば、電極31 と穴Hの導体
壁とで形成する円筒型コンデンサの静電容量C1 は、軸
方向の単位長さあたり、 1/C1 =(2πε0)-1 log〔 x/a 〕………(1) で表される。ここで、ε0 は真空中の誘電率、aは測定
子1の細径部の半径寸法でそれぞれ既知であるから、静
電容量C1 を測定すれば、上記(1)式を用いて穴Hの
直径寸法(2・x)を求めることができる。
【0009】また、d≠0のときは、 1/C1 =(2πε0)-1 Arccosh〔 (x2+a2−d2) /(2ax) 〕……(2) で表される。静電容量C2 については、上記(2)式中
のaを測定子1の太径部の半径寸法bに変えればよい。
なお、(2)式において、d=0とすると、(1)式の
右辺と一致する。以上のことから、d≠0のときは、円
筒型コンデンサの静電容量C1 と円筒型コンデンサの静
電容量C2 とをそれぞれ測定すれば、(2)式を用いて
穴Hの直径寸法(2・x)を求めることができる。
【0010】本発明においては、測定子1に同芯で径の
異なる直径(2・a,2・b)を有する第1および第2
の測定子部21,2 を軸方向に設け、第1の測定子部2
1 に第1電極31 を、第2の測定子部22 に第2電極3
2 をそれぞれに全周に亘って設ける。これにより、第1
電極31 と穴Hの導体壁との間に形成される第1静電容
量C1 および第2電極32 と穴Hの導体壁との間に形成
される第2静電容量C 2 に対して、xとdとの2つの未
知数が(2)式でそれぞれ与えられるから、これらから
dを消去すればxを静電容量C1,C2 の関数で求めるこ
とができる。
【0011】次に、傾き角度θがある場合では、境界条
件が複雑となり、解析的に表すのは難しい。そこで、本
発明では、円筒の対称性を利用し、θの影響を排除する
ようにしている。図1において、電極33 に着目する
と、もしθ=0となるように、測定子1の姿勢が調整さ
れれば、円筒の対称性から(各々の円筒度が高いとの前
提の下に)d≠0であってもC1 =C3 となる。従っ
て、静電容量C1,C3 ( もしくはこれらを反映した量)
を随時検出しながら、 IC1-C3I=0(もしくは所定許
容値以下)となるように、測定子1の姿勢を調整し、 I
1-C3I=0(もしくは所定許容値以下)となったこと
を条件として、xを静電容量C1,C2 との関数で求めれ
ば、θの影響を排除できる。
【0012】このような測定原理に基づき、本発明の直
径測定装置は、次の構成としてある。つまり、同芯で径
の異なる直径を有する第1および第2の測定子部を軸方
向に備え、かつ、第1の測定子部に第1電極を、第2の
測定子部に第2電極をそれぞれ全周に亘って設けた絶縁
体からなる測定子と、前記第1電極とこれに対向する測
定対象壁との間で形成する第1静電容量に基づく値を検
出する第1の検出手段と、前記第2電極とこれに対向す
る測定対象壁との間で形成する第2静電容量に基づく値
を検出する第2の検出手段と、前記第1の検出手段から
の第1静電容量検出信号と前記第2の検出手段からの第
2静電容量検出信号とから測定対象壁の直径または半径
寸法を算出する演算手段と、を備えたことを特徴とす
る。
【0013】ここで、前記測定子の第1の測定子部に第
3電極を全周に亘って設けるとともに、前記第3電極と
これに対向する測定対象壁との間で形成する第3静電容
量に基づく値を検出する第3の検出手段を設け、前記演
算手段は、前記第1の検出手段からの第1静電容量検出
信号と前記第3の検出手段からの第3静電容量検出信号
とが等しくなるように前記測定子の姿勢が調整されてい
る状態において、前記第1の検出手段からの第1静電容
量検出信号と前記第2の検出手段からの第2静電容量検
出信号とから測定対象壁の直径または半径寸法を算出す
る、構成でもよい。
【0014】また、前記第1および第2電極は、それぞ
れの測定子部に軸方向に平行に設けられた複数の電極群
から構成され、前記第1の検出手段は、前記第1電極群
のうちの任意の1つの電極と測定対象壁との間で形成す
る第1静電容量に基づく値を検出する第1検出部と、前
記第1電極群のうちからいずれか1つの電極を第1検出
部に選択的に切替え結合する第1切替部とを有し、前記
第2の検出手段は、前記第2電極群のうちの任意の1つ
の電極と測定対象壁との間で形成する第2静電容量に基
づく値を検出する第2検出部と、前記第2電極群のうち
からいずれか1つの電極を第2検出部に選択的に切替え
結合する第2切替部とを有し、前記演算手段は、前記第
1切替部の選択的切替えによって前記第1検出部を通じ
て得られる複数の静電容量検出信号の平均値を算出する
第1平均値算出部と、前記第2切替部の選択的切替えに
よって前記第2検出部を通じて得られる複数の静電容量
検出信号の平均値を算出する第2平均値算出部と、前記
第1および第2平均値算出部で算出された平均値から測
定対象壁の直径または半径寸法を算出する寸法算出部と
を有する、構成でもよい。
【0015】また、前記演算手段は、前記第1切替部の
選択的切替えによって前記第1検出部を通じて得られる
複数の静電容量検出信号の平均値を算出する第1平均値
算出部と、前記第2切替部の選択的切替えによって前記
第2検出部を通じて得られる複数の静電容量検出信号の
平均値を算出する第2平均値算出部と、前記第1および
第2平均値算出部で算出された平均値から測定対象壁の
直径または半径寸法を算出する寸法算出部と、前記第1
切替部を選択的に切替えるとともに前記第1検出部を通
じて得られるいずれか2つの静電容量検出信号および前
記第2切替部を選択的に切替えるとともに前記第2検出
部を通じて得られるいずれか2つの静電容量検出信号を
それぞれ取り込み、各2つの静電容量検出信号の差がそ
れぞれ0または許容値以下になったときに前記寸法算出
部に演算開始指令を与える制御部とを有する、構成でも
よい。
【0016】
【実施例】以下、本発明の直径測定装置を図に示す実施
例に基づいて詳細に説明する。第1実施例 第1実施例を図2および図3に示す。これは、測定対象
である穴Hの内径(直径)を測定する場合の例である。
なお、穴Hの内壁は、導体で外部と結合する電極を構成
している。本実施例の直径測定装置は、図2に示す如
く、測定子1と、第1の検出手段としてのブリッジ回路
1 と、第2の検出手段としてのブリッジ回路62 と、
第3の検出手段としてのブリッジ回路63 と、前記ブリ
ッジ回路61 からの検出信号と前記ブリッジ回路63
らの検出信号とが等しくなるように前記測定子1の姿勢
が調整されている状態において、前記ブリッジ回路61
からの検出信号と前記ブリッジ回路62 からの検出信号
とから測定対象である穴Hの半径寸法x〔または直径寸
法(2・x);以下同じ〕を算出する演算手段7とを含
んで構成されている。
【0017】前記測定子1は、絶縁体によって形成され
ているとともに、同芯で径の異なる外径(測定対象の穴
Hの内径に近い直径2・a,2・b)を有する第1およ
び第2の測定子部21,22 を軸方向に備える形態であ
る。第1の測定子部21 には第1電極31 および第3電
極33 が、第2の測定子部22 には第2電極32 が、そ
れぞれ形成されている。これらの第1,第2,第3電極
1,33,32 は、軸方向に平行に、かつ、それぞれ同一
幅で全周に亘って薄帯状に形成されている。
【0018】前記ブリッジ回路61 は、前記第1電極3
1 とこれに対向する穴Hの導体壁とに接続され、その第
1電極31 と穴Hの導体壁との間で形成する静電容量C
1 によるインピーダンスZ1 =1/jωC1 (ただし、
jは虚数単位、ωはブリッジ回路に印加する交流電源の
角周波数である。)を検出する。また、前記ブリッジ回
路62 は、前記第2電極32 とこれに対向する穴Hの導
体壁とに接続され、その第2電極32 と穴Hの導体壁と
の間で形成する静電容量C2 によるインピーダンスZ2
=1/jωC2 を検出する。更に、前記ブリッジ回路6
3 は、前記第3電極33 とこれに対向する穴Hの導体壁
とに接続され、その第3電極33 と穴Hの導体壁との間
で形成する静電容量C3 によるインピーダンスZ3 =1
/jωC 3 を検出する。
【0019】前記演算手段7は、前記ブリッジ回路61
からのインピーダンス検出信号Z1と前記ブリッジ回路
2 からのインピーダンス検出信号Z2 とから穴Hの半
径寸法xを算出する寸法算出部9Aと、この寸法算出部
9Aにおける演算アルゴリズムに対応する命令群を格納
したアルゴリズム格納部9Bと、前記ブリッジ回路6 1
からのインピーダンス検出信号Z1 とブリッジ回路63
からのインピーダンス検出信号Z3 とを基にこれらが等
しくなるように前記測定子1の姿勢を調整する姿勢調整
装置Aに対して調整動作指令を与えるとともに、これら
が互いに等しくなったことを条件として前記寸法算出部
9Aに演算開始指令を与える制御部10とから構成され
ている。
【0020】前記寸法算出部9Aは、図3に示す如く、
前記各ブリッジ回路61,62 からのインピーダンス検出
信号Z1,2 をデジタル信号に変換する2つのA/Dコ
ンバータ9A−1,9A−2と、この各A/Dコンバー
タ9A−1,9A−2を通じて与えられる各ブリッジ回
路61,62 からのインピーダンス検出信号Z1,2 を前
記アルゴリズム格納部9Bに格納された命令群に基づい
処理し、穴Hの半径寸法xを算出するコンピュータ9A
−3を含む。なお、前記姿勢調整装置Aとしては、前記
制御部10から出される調整動作指令に基づいて測定子
1の姿勢を自動的に調整するもの、あるいは、調整動作
指令に基づいてオペレータが手動的に調整するものなど
いずれでもよい。例えば、特開平5−172970号公
報に記載された「レベリング装置」などを利用すること
ができる。
【0021】次に、測定方法を説明する。まず、測定の
前段階として、測定子1の姿勢調整を行う。つまり、図
1に示したように、測定対象である穴Hの中心軸L1
測定子1の中心軸L2 との相対的な傾き角度θを姿勢調
整装置Aによって調整する。これは、制御部10におい
て、ブリッジ回路61 からのインピーダンス検出信号Z
1 とブリッジ回路63 からのインピーダンス検出信号Z
3 とを受け取り、Z1 =Z3 となるように、姿勢調整装
置Aに対して調整動作指令を与える。この場合、制御部
10において、 IZ 1 −Z3Iの信号を出力し、オペレー
タがその信号が IZ1 −Z3I<(許容値)になるように
姿勢調整装置Aを調整するようにすることもできる。
【0022】やがて、制御部10は、インピーダンス検
出信号Z1,Z3 を基に、測定子1の姿勢が図2に示す姿
勢(θ=0)になったと判断すると、寸法算出部9Aに
対して演算開始指令を与える。すると、寸法算出部9A
は、前記アルゴリズム格納部9Bに格納された演算アル
ゴリズムに基づく命令群に基づいて、各ブリッジ回路6
1,62 からのインピーダンス検出信号Z1,Z2 の値およ
び(2)式よりdを消去して穴Hの半径寸法xを算出す
る。
【0023】従って、第1実施例によれば、測定子1を
測定対象である穴H内に挿入し、姿勢を調整するだけ
で、つまり、測定子1の中心軸L2 を穴Hの中心軸L1
に対して一致させることなく偏心した状態でも、穴Hの
半径寸法xを非接触で測定することができる。そのた
め、測定対象物を傷つけることなく、穴Hの半径寸法x
を簡易かつ迅速に測定することができる。
【0024】また、測定子1の姿勢調整にあたっては、
測定子1の第1の測定子部21 に第1,第3電極31,3
3 を設け、この各電極31,33 と穴Hの導体壁との間で
形成する静電容量C1,C3 によるインピーダンスZ1,Z
3 を検出するようにしているから、それらが互いに等し
くなるように測定子1の姿勢を調整すればよいから、測
定子1の姿勢調整を容易に行うことができる。
【0025】また、構成的にも簡単であるから安価にで
きる。特に、測定子1は、径の異なる第1および第2の
測定子部21,2 に第1,第3電極31,33 および第2
電極32 を設けるだけでよいから、簡単なうえ、軽量か
つコンパクトにできる。そのため、NC工作機械や三次
元測定機などに組み込んで使用することができる。
【0026】なお、上記実施例では、ブリッジ回路61
からのインピーダンス検出信号Z1とブリッジ回路62
からのインピーダンス検出信号Z2 とから穴Hの半径寸
法xを算出するようにしたが、図2の状態においては、
1=C3 、つまり、Z1=Z3であるから、寸法算出部9
Aへの入力Z1 の代わりにZ3 を用いるようにしても同
様な効果を奏することができる。
【0027】第2実施例 第2実施例を図4に示す。これも、内径を測定する場合
の例である。なお、同図の説明にあたって、前記第1実
施例と同一構成要件については、同一符号を付し、その
説明を省略もしくは簡略化する。本実施例の測定子11
には、前記第1の測定子部21 に前記第1電極を構成す
るm枚(m≧2)の第1電極群311〜31mが、前記第2
の測定子部22 に前記第2電極を構成するn枚(n≧
2)の第2電極群321〜32nが、軸方向に平行に、か
つ、それぞれ同一幅で全周に亘って薄帯状に形成されて
いる。
【0028】また、第1の検出手段141 は、前記第1
電極群311〜31mのうちの任意の1つの電極と穴Hの導
体壁との間で形成する第1静電容量C11〜C1mによるイ
ンピーダンスZ1i( ただし、i = 1 m )を検出する第
1検出部としてのブリッジ回路161 と、前記第1電極
群311〜31mのうちから後述する制御部20によって指
定されるいずれか1つの電極を前記ブリッジ回路161
に選択的に切替え結合する第1切替部としてのスイッチ
151 とから構成されている。また、第2の検出手段1
2 は、前記第2電極群321〜32nのうちの任意の1つ
の電極と穴Hの導体壁との間で形成する第2静電容量C
21〜C2nによるインピーダンスZ2j( j = 1 n )を検
出する第2検出部としてのブリッジ回路162と、前記
第2電極群321〜32nのうちから後述する制御部20に
よって指定されるいずれか1つの電極を前記ブリッジ回
路162 に選択的に切替え結合する第2切替部としての
スイッチ152 とから構成されている。
【0029】また、演算手段17は、前記スイッチ15
1 の選択的切替えによって前記ブリッジ回路161 を通
じて得られる複数のインピーダンス検出信号Z1iの平均
値を算出する第1平均値算出部181 と、前記スイッチ
152 の選択的切替えによって前記ブリッジ回路162
を通じて得られる複数のインピーダンス検出信号Z2j
平均値を算出する第2平均値算出部182 と、前記第1
および第2平均値算出部181,182 で算出された平均
値から穴Hの半径寸法xを算出する寸法算出部19A
と、この寸法算出部19Aにおける演算アルゴリズムに
対応する命令群を格納したアルゴリズム格納部19B
と、前記スイッチ151 を選択的に切替えるとともにそ
れによって前記ブリッジ回路161 を通じて得られるい
ずれか2つのインピーダンス検出信号Z1k, 1Lおよび
前記スイッチ152 を選択的に切替えるとともにそれに
よって前記ブリッジ回路162 を通じて得られるいずれ
か2つのインピーダンス検出信号Z2p, 2qをそれぞれ
取り込み、各2つのインピーダンス検出信号Z
1k, 1L、Z2p, 2qが互いに等しくなるように姿勢調
整装置Aに対して調整動作指令を出力し、かつ、各2つ
のインピーダンス検出信号Z1k,1L、Z2p, 2qの差
がそれぞれ0または許容値以下になったときに前記寸法
算出部9Aに演算開始指令を与える制御部20とから構
成されている。
【0030】次に、測定方法を説明する。まず、第1実
施例と同様に、測定子1の姿勢調整を行う。これには、
制御部20によりスイッチ151 を切り替えながら、第
1電極群311〜31mのうちの1つと穴Hの導体壁との間
で形成する静電容量によるインピーダンスZ1iをブリッ
ジ回路161 の出力として順次モニタし、いずれか2つ
のインピーダンス検出信号Z1k, 1Lが互いに等しくな
るように、かつ、制御部20によりスイッチ152を切
り替えながら、第2電極群321〜32nのうちの1つと穴
Hの導体壁との間で形成するの静電容量によるインピー
ダンスZ2jをブリッジ回路162 の出力として順次モニ
タし、いずれか2つのインピーダンス検出信号Z2p,
2qが互いに等しくなるように、姿勢調整装置Aに対して
調整動作指令を与える。このとき、2つのインピーダン
ス検出信号Z1k, 1L、Z2p, 2qは、各測定子部21,
2 において最も離れた両端に位置する電極によるもの
を選べば、傾き検出に有利である。
【0031】やがて、制御部20は、2つのインピーダ
ンス検出信号Z1k, 1L,Z2p, 2qを基に、測定子1
の姿勢が図4に示す姿勢(θ=0)になったと判断する
と、スイッチ151 を切り替えながら、第1電極群311
〜31mの各電極と穴Hの導体壁との間で形成する静電容
量によるインピーダンスm個をブリッジ回路161 によ
って、また、スイッチ152 を切り替えながら、第2電
極群321〜32nの各電極と穴Hの導体壁との間で形成す
る静電容量によるインピーダンスn個をブリッジ回路1
2 によって、それぞれ検出するよう制御を行う。
【0032】このようにして得られたm個およびn個の
インピーダンス検出信号Z1i,Z2jは、それぞれ平均値
算出部181,182 に記憶され、そこで、それぞれのイ
ンピーダンス検出信号Z1i,Z2jの平均値が算出された
のち、寸法算出部19Aに与えられる。寸法算出部19
Aは、前記アルゴリズム格納部19Bに格納された演算
アルゴリズムに基づく命令群に基づいて、各平均値算出
部181,182 からのインピータンス検出信号の平均値
および(2)式よりdを消去して穴Hの半径寸法xを算
出する。
【0033】従って、第2実施例によれば、第1実施例
で述べた効果に加え、第1電極群3 11〜31mと穴Hの導
体壁との間で形成する静電容量C11〜C1mによるm個の
インピーダンスZ1iの平均値を求めるとともに、第2電
極群321〜32nと穴Hの導体壁との間で形成する静電容
量C21〜C2nによるn個のインピーダンスZ1jの平均値
を求めるようにしたので、測定精度の向上が期待でき
る。
【0034】なお、第1実施例では、ブリッジ回路61,
3 からインピーダンス検出信号Z 1,Z3 を基にこれら
が等しくなるように姿勢調整装置Aを介して測定子1の
姿勢を調整し、また、第2実施例では、ブリッジ回路1
1 の出力のうちいずれか2つのインピーダンス検出信
号Z1k, 1Lが互いに等しくなるように、かつ、ブリッ
ジ回路162 の出力のうちいずれか2つのインピーダン
ス検出信号Z2p, 2qが互いに等しくなるように姿勢調
整装置Aを介して測定子1の姿勢を調整し、それぞれ両
信号が等しくなったことを条件として、寸法算出部9
A,19Aにおける演算を開始するようにしたが、測定
子1,11が穴Hの中心軸L1 に対してほぼ平行な姿勢
で挿入されることが確保されている条件下では、これら
の姿勢調整を行わなくてもよい。たとえば、ジグボーラ
や高精度加工用マシニングセンタなどのように、穴Hを
有する被加工物の移動面(水平)に対し予め垂直度が所
定の誤差内に調整されているスピンドル軸(上下軸)に
測定子1,11を取りつけた場合には、姿勢調整を行わ
なくてもよい。
【0035】また、上記各実施例では、第1の測定子部
1 の直径(2・a)に対して第2測定子部22 の直径
(2・b)を大きくしたが、これとは逆に、第1の測定
子部21 の直径(2・a)に対して第2測定子部22
直径(2・b)を小さくしてもよい。
【0036】また、上記各実施例では、いずれも内径測
定の例を挙げたが、測定子1,11と測定対象である穴
Hとの幾何学的関係をそっくり入れ替えると、つまり、
測定対象物が円筒度の高い外径を有し、測定子が内径の
異なる2つの測定子部を有する形態とすれば、本発明の
原理と方法は、外径測定に対してもそのまま適用できる
ことは明らかである。従って、図5に示すように、径が
異なる外径(2aO 2bO )を有する2つの測定子部2
1,2 および径が異なる内径(2ai,2bi )を有する
2つの測定部221,222 を軸方向に形成すれば、1つ
の測定子21で測定対象物の内外径を測定することがで
きる。なお、31,32,33 は測定子部2 1,2 側に形成
された電極、231,232,233 は測定子部221,22
2 側に形成された電極である。
【0037】
【発明の効果】以上の通り、本発明の直径測定装置によ
れば、構造が簡単かつコンパクトで、しかも、簡易、迅
速かつ高精度に直径寸法を非接触で測定することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の測定原理を示す図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す図である。
【図3】同上実施例における演算手段を示すブロック図
である。
【図4】本発明の第2実施例を示す図である。
【図5】同上各実施例における測定子を内外径測定用に
改良した例を示す図である。
【符号の説明】
1,11,21 測定子 21,221 第1の測定子部 22,222 第2の測定子部 31,231 第1電極 32,232 第2電極 33,233 第3電極 311〜31m 第1電極群 321〜32n 第2電極群 61 ブリッジ回路(第1の検出手段) 62 ブリッジ回路(第2の検出手段) 63 ブリッジ回路(第3の検出手段) 7,17 演算手段 9A,19A 寸法算出部 10,20 制御部 141 第1の検出手段 142 第2の検出手段 151 スイッチ(第1切替部) 152 スイッチ(第2切替部) 161 ブリッジ回路(第1検出部) 162 ブリッジ回路(第2検出部) 181 第1平均値算出部 182 第2平均値算出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丸茂 千尋 神奈川県川崎市高津区坂戸1−20−1 株 式会社ミツトヨ内 (72)発明者 西村 国俊 神奈川県川崎市高津区坂戸1−20−1 株 式会社ミツトヨ内 (72)発明者 岡本 清和 神奈川県川崎市高津区坂戸1−20−1 株 式会社ミツトヨ内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同芯で径の異なる直径を有する第1および
    第2の測定子部を軸方向に備え、かつ、第1の測定子部
    に第1電極を、第2の測定子部に第2電極をそれぞれ全
    周に亘って設けた絶縁体からなる測定子と、 前記第1電極とこれに対向する測定対象壁との間で形成
    する第1静電容量に基づく値を検出する第1の検出手段
    と、 前記第2電極とこれに対向する測定対象壁との間で形成
    する第2静電容量に基づく値を検出する第2の検出手段
    と、 前記第1の検出手段からの第1静電容量検出信号と前記
    第2の検出手段からの第2静電容量検出信号とから測定
    対象壁の直径または半径寸法を算出する演算手段と、 を備えたことを特徴とする直径測定装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の直径測定装置において、 前記測定子の第1の測定子部に第3電極を全周に亘って
    設けるとともに、 前記第3電極とこれに対向する測定対象壁との間で形成
    する第3静電容量に基づく値を検出する第3の検出手段
    を設け、 前記演算手段は、前記第1の検出手段からの第1静電容
    量検出信号と前記第3の検出手段からの第3静電容量検
    出信号とが等しくなるように前記測定子の姿勢が調整さ
    れている状態において、前記第1の検出手段からの第1
    静電容量検出信号と前記第2の検出手段からの第2静電
    容量検出信号とから測定対象壁の直径または半径寸法を
    算出する、 ことを特徴とする直径測定装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の直径測定装置において、 前記第1および第2電極は、それぞれの測定子部に軸方
    向に平行に設けられた複数の電極群から構成され、 前記第1の検出手段は、前記第1電極群のうちの任意の
    1つの電極と測定対象壁との間で形成する第1静電容量
    に基づく値を検出する第1検出部と、前記第1電極群の
    うちからいずれか1つの電極を第1検出部に選択的に切
    替え結合する第1切替部とを有し、 前記第2の検出手段は、前記第2電極群のうちの任意の
    1つの電極と測定対象壁との間で形成する第2静電容量
    に基づく値を検出する第2検出部と、前記第2電極群の
    うちからいずれか1つの電極を第2検出部に選択的に切
    替え結合する第2切替部とを有し、 前記演算手段は、前記第1切替部の選択的切替えによっ
    て前記第1検出部を通じて得られる複数の静電容量検出
    信号の平均値を算出する第1平均値算出部と、前記第2
    切替部の選択的切替えによって前記第2検出部を通じて
    得られる複数の静電容量検出信号の平均値を算出する第
    2平均値算出部と、前記第1および第2平均値算出部で
    算出された平均値から測定対象壁の直径または半径寸法
    を算出する寸法算出部とを有する、 ことを特徴とする直径測定装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の直径測定装置において、 前記演算手段は、前記第1切替部の選択的切替えによっ
    て前記第1検出部を通じて得られる複数の静電容量検出
    信号の平均値を算出する第1平均値算出部と、前記第2
    切替部の選択的切替えによって前記第2検出部を通じて
    得られる複数の静電容量検出信号の平均値を算出する第
    2平均値算出部と、前記第1および第2平均値算出部で
    算出された平均値から測定対象壁の直径または半径寸法
    を算出する寸法算出部と、前記第1切替部を選択的に切
    替えるとともに前記第1検出部を通じて得られるいずれ
    か2つの静電容量検出信号および前記第2切替部を選択
    的に切替えるとともに前記第2検出部を通じて得られる
    いずれか2つの静電容量検出信号をそれぞれ取り込み、
    各2つの静電容量検出信号の差がそれぞれ0または許容
    値以下になったときに前記寸法算出部に演算開始指令を
    与える制御部とを有する、 ことを特徴とする直径測定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008309590A (ja) * 2007-06-13 2008-12-25 Mitsubishi Electric Corp ノズル検査装置およびノズル検査方法

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JP2008309590A (ja) * 2007-06-13 2008-12-25 Mitsubishi Electric Corp ノズル検査装置およびノズル検査方法

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