JPH07146212A - 光路補正装置および光学測定装置 - Google Patents
光路補正装置および光学測定装置Info
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- JPH07146212A JPH07146212A JP31738093A JP31738093A JPH07146212A JP H07146212 A JPH07146212 A JP H07146212A JP 31738093 A JP31738093 A JP 31738093A JP 31738093 A JP31738093 A JP 31738093A JP H07146212 A JPH07146212 A JP H07146212A
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- optical
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Abstract
(57)【要約】
【構成】光路補正装置1Aは、偏光ビームスプリッタ
2、1/4 波長板4及び対物レンズ5がこの順に同軸上に
配置され、偏光ビームスプリッタ2の左側面側に反射鏡
6が設置された構成である。被検面7が角θだけ傾斜し
ている場合、入射光束8は、偏光ビームスプリッタ2及
び1/4 波長板4を透過後、対物レンズ5により被検面7
上に集光され、その被検面7での1回目の反射光束9
は、入射光束8と別の経路で、対物レンズ5及び1/4 波
長板4を通過し、偏光分離面3で反射され、更に反射鏡
6にて反射されて同経路を戻り、対物レンズ5にて被検
面7上の前記と同じ集光点72に集光される。この集光
光の2回目の反射光束10は、被検面7の傾斜角度θに
かかわらず、入射光束8と同一の経路を逆行する。 【効果】簡易な構成で、光路のずれを正確に補正するこ
とができる。
2、1/4 波長板4及び対物レンズ5がこの順に同軸上に
配置され、偏光ビームスプリッタ2の左側面側に反射鏡
6が設置された構成である。被検面7が角θだけ傾斜し
ている場合、入射光束8は、偏光ビームスプリッタ2及
び1/4 波長板4を透過後、対物レンズ5により被検面7
上に集光され、その被検面7での1回目の反射光束9
は、入射光束8と別の経路で、対物レンズ5及び1/4 波
長板4を通過し、偏光分離面3で反射され、更に反射鏡
6にて反射されて同経路を戻り、対物レンズ5にて被検
面7上の前記と同じ集光点72に集光される。この集光
光の2回目の反射光束10は、被検面7の傾斜角度θに
かかわらず、入射光束8と同一の経路を逆行する。 【効果】簡易な構成で、光路のずれを正確に補正するこ
とができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被検面の傾きによる光
路のずれを補正する光路補正装置およびこれを備えた光
学測定装置に関する。
路のずれを補正する光路補正装置およびこれを備えた光
学測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光学系のコンパクト化、レンズ枚
数の低減化、高機能化等に伴い、非球面レンズが多く用
いられるようになり、また、精密加工技術の進歩によ
り、自由な曲面形状の金型が製造され、これを用いて成
形されるプラスチックレンズ等は、高精度の面形状が自
由に製造できるようになってきた。
数の低減化、高機能化等に伴い、非球面レンズが多く用
いられるようになり、また、精密加工技術の進歩によ
り、自由な曲面形状の金型が製造され、これを用いて成
形されるプラスチックレンズ等は、高精度の面形状が自
由に製造できるようになってきた。
【0003】一方、それに伴い、非接触で高精度に面形
状を測定する種々の方法が用いられている。例えば、光
ディスク装置等で用いられている焦点検出法を用いて、
測定光が常に被検面に合焦するように被検面の測定点と
対物レンズとの距離を一定に保つように制御し(オート
フォーカス)、その制御信号の大小から面形状を求める
方法(第1の方法)や、被検面にオートフォーカスをか
けながら、被検面からの反射光と参照光とを重ね合せ、
被検面の面形状により発生する位相変化量を干渉信号と
して検出し、これを解析して被検面の面形状を求める方
法(第2の方法)が知られている。
状を測定する種々の方法が用いられている。例えば、光
ディスク装置等で用いられている焦点検出法を用いて、
測定光が常に被検面に合焦するように被検面の測定点と
対物レンズとの距離を一定に保つように制御し(オート
フォーカス)、その制御信号の大小から面形状を求める
方法(第1の方法)や、被検面にオートフォーカスをか
けながら、被検面からの反射光と参照光とを重ね合せ、
被検面の面形状により発生する位相変化量を干渉信号と
して検出し、これを解析して被検面の面形状を求める方
法(第2の方法)が知られている。
【0004】ところで、このような方法で面形状を測定
する際、被検面が傾斜していると被検面への入射光束と
被検面からの反射光束とが別の経路を通るため、両光束
にずれが生じる。例えば、図17に示すように、被検面
7の法線71が対物レンズ5の光軸51に対して角θだ
け傾斜していた場合、対物レンズ5の焦点距離をfとす
ると、入射光束100とその被検面7での反射光束20
0とのずれSは、S=f・ sin2θとなる。
する際、被検面が傾斜していると被検面への入射光束と
被検面からの反射光束とが別の経路を通るため、両光束
にずれが生じる。例えば、図17に示すように、被検面
7の法線71が対物レンズ5の光軸51に対して角θだ
け傾斜していた場合、対物レンズ5の焦点距離をfとす
ると、入射光束100とその被検面7での反射光束20
0とのずれSは、S=f・ sin2θとなる。
【0005】このため、前記第1の方法では、オートフ
ォーカス信号を検出すべき光検出器上において、光束の
ずれによりオートフォーカス信号に誤差が入り、また、
前記第2の方法では、参照光と被検面からの反射光とが
互いにずれて重なるため、干渉信号が正しく得られない
という問題がある。
ォーカス信号を検出すべき光検出器上において、光束の
ずれによりオートフォーカス信号に誤差が入り、また、
前記第2の方法では、参照光と被検面からの反射光とが
互いにずれて重なるため、干渉信号が正しく得られない
という問題がある。
【0006】このような問題を解決するものとして、特
開昭62−9211号公報に記載された光学測定装置が
ある。この光学測定装置は、被検面からの反射光の一部
を4分割光検出器で受けて被検面の傾斜を検出し、4分
割光検出器から得られる信号に基づき、集光レンズ、対
物レンズ、偏光プリズム等を移動して入射光の位置を対
物レンズの光軸と垂直な方向に移動し、入射光と被検面
からの反射光とが同一経路を通るように制御するもので
ある。
開昭62−9211号公報に記載された光学測定装置が
ある。この光学測定装置は、被検面からの反射光の一部
を4分割光検出器で受けて被検面の傾斜を検出し、4分
割光検出器から得られる信号に基づき、集光レンズ、対
物レンズ、偏光プリズム等を移動して入射光の位置を対
物レンズの光軸と垂直な方向に移動し、入射光と被検面
からの反射光とが同一経路を通るように制御するもので
ある。
【0007】しかしながら、この光学測定装置では、被
検面の傾斜を検出するための光検出部、集光レンズ、対
物レンズ、偏光プリズム等を移動するための高精度なサ
ーボ機構、およびそれらの制御手段等を必要とするた
め、装置が複雑化、大型化し、高価になるという欠点が
ある。
検面の傾斜を検出するための光検出部、集光レンズ、対
物レンズ、偏光プリズム等を移動するための高精度なサ
ーボ機構、およびそれらの制御手段等を必要とするた
め、装置が複雑化、大型化し、高価になるという欠点が
ある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、機械
的可動部を用いることなく簡単な構成で適正な光路補正
が可能であり、被検面を高精度に測定することができる
光路補正装置および光学測定装置を提供することにあ
る。
的可動部を用いることなく簡単な構成で適正な光路補正
が可能であり、被検面を高精度に測定することができる
光路補正装置および光学測定装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(20)の本発明により達成される。
(1)〜(20)の本発明により達成される。
【0010】(1) 光路変更手段と、入射光束を被検
面上に集光させる対物レンズと、前記入射光束の光路を
遮断しない位置に設置された反射鏡とを有し、前記入射
光束に対する前記被検面の傾きにかかわらず、前記入射
光束の少なくとも一部を前記対物レンズにて前記被検面
上に集光させ、その光の前記被検面での1回目の反射光
束を、前記光路変更手段により前記入射光束の光路とは
異なる経路に導き、この光束を前記反射鏡で反射して、
前記1回目の反射光束と同経路で前記被検面上に再び集
光させ、その光の被検面での2回目の反射光束を前記入
射光束と同経路で逆行させることを特徴とする光路補正
装置。
面上に集光させる対物レンズと、前記入射光束の光路を
遮断しない位置に設置された反射鏡とを有し、前記入射
光束に対する前記被検面の傾きにかかわらず、前記入射
光束の少なくとも一部を前記対物レンズにて前記被検面
上に集光させ、その光の前記被検面での1回目の反射光
束を、前記光路変更手段により前記入射光束の光路とは
異なる経路に導き、この光束を前記反射鏡で反射して、
前記1回目の反射光束と同経路で前記被検面上に再び集
光させ、その光の被検面での2回目の反射光束を前記入
射光束と同経路で逆行させることを特徴とする光路補正
装置。
【0011】(2) 前記光路変更手段は、偏光子と、
前記偏光子を通過後の偏光状態を変化させる偏光変化部
材とで構成される上記(1)に記載の光路補正装置。
前記偏光子を通過後の偏光状態を変化させる偏光変化部
材とで構成される上記(1)に記載の光路補正装置。
【0012】(3) 前記偏光子は、偏光ビームスプリ
ッタであり、前記偏光変化部材は、位相子または旋光子
である上記(2)に記載の光路補正装置。
ッタであり、前記偏光変化部材は、位相子または旋光子
である上記(2)に記載の光路補正装置。
【0013】(4) 前記位相子は1/4波長板であ
り、前記旋光子はファラデー素子である上記(3)に記
載の光路補正装置。
り、前記旋光子はファラデー素子である上記(3)に記
載の光路補正装置。
【0014】(5) 前記入射光束、前記1回目の反射
光束、その反射鏡での反射光束および2回目の反射光束
が前記偏光変化部材を順次通過する上記(2)ないし
(4)のいずれかに記載の光路補正装置。
光束、その反射鏡での反射光束および2回目の反射光束
が前記偏光変化部材を順次通過する上記(2)ないし
(4)のいずれかに記載の光路補正装置。
【0015】(6) 光路変更手段と、入射光束を被検
面上に集光させる対物レンズと、前記入射光束の光路を
遮断しない位置に設置された反射鏡とを有し、前記入射
光束に対する前記被検面の傾きにかかわらず、前記入射
光束の少なくとも一部を前記対物レンズにて前記被検面
上に集光させ、その光の前記被検面での1回目の反射光
束を、前記光路変更手段による光路変更および前記反射
鏡による反射により少なくとも1往復させて前記被検面
上に再び集光させ、その光の被検面での反射光束を前記
入射光束に対し逆行させることを特徴とする光路補正装
置。
面上に集光させる対物レンズと、前記入射光束の光路を
遮断しない位置に設置された反射鏡とを有し、前記入射
光束に対する前記被検面の傾きにかかわらず、前記入射
光束の少なくとも一部を前記対物レンズにて前記被検面
上に集光させ、その光の前記被検面での1回目の反射光
束を、前記光路変更手段による光路変更および前記反射
鏡による反射により少なくとも1往復させて前記被検面
上に再び集光させ、その光の被検面での反射光束を前記
入射光束に対し逆行させることを特徴とする光路補正装
置。
【0016】(7) 前記反射鏡は、その反射面の法線
が前記反射面への1回目の入射光束に対し所定角度傾斜
して設置されている上記(6)に記載の光路補正装置。
が前記反射面への1回目の入射光束に対し所定角度傾斜
して設置されている上記(6)に記載の光路補正装置。
【0017】(8) 前記光路変更手段は、ビームスプ
リッタである上記(6)または(7)に記載の光路補正
装置。
リッタである上記(6)または(7)に記載の光路補正
装置。
【0018】(9) 前記被検面での特定の反射回数の
反射光束を抽出する反射光束抽出手段を有する上記
(6)ないし(8)のいずれかに記載の光路補正装置。
反射光束を抽出する反射光束抽出手段を有する上記
(6)ないし(8)のいずれかに記載の光路補正装置。
【0019】(10) 前記反射鏡は、平面鏡である上記
(1)ないし(9)のいずれかに記載の光路補正装置。
(1)ないし(9)のいずれかに記載の光路補正装置。
【0020】(11) 前記反射鏡は、凹面鏡または凸面
鏡である上記(1)ないし(9)のいずれかに記載の光
路補正装置。
鏡である上記(1)ないし(9)のいずれかに記載の光
路補正装置。
【0021】(12) 前記反射鏡は、位相共役鏡である
上記(1)ないし(9)のいずれかに記載の光路補正装
置。
上記(1)ないし(9)のいずれかに記載の光路補正装
置。
【0022】(13) 前記対物レンズは、前記被検面に
対し自動焦点機能を有するものである上記(1)ないし
(12)のいずれかに記載の光路補正装置。
対し自動焦点機能を有するものである上記(1)ないし
(12)のいずれかに記載の光路補正装置。
【0023】(14) 前記光路変更手段と前記反射鏡と
が一体的に形成されている上記(1)ないし(13)のい
ずれかに記載の光路補正装置。
が一体的に形成されている上記(1)ないし(13)のい
ずれかに記載の光路補正装置。
【0024】(15) 前記入射光束が平行光束である上
記(1)ないし(14)のいずれかに記載の光路補正装
置。
記(1)ないし(14)のいずれかに記載の光路補正装
置。
【0025】(16) 前記入射光束の径が、前記対物レ
ンズの有効径より小さい上記(1)ないし(15)のいず
れかに記載の光路補正装置。
ンズの有効径より小さい上記(1)ないし(15)のいず
れかに記載の光路補正装置。
【0026】(17) 光学的測定により被検面の情報を
得る光学測定装置であって、光源と、測定光学系とを有
し、前記測定光学系は、上記(1)ないし(16)のいず
れかに記載の光路補正装置を備えていることを特徴とす
る光学測定装置。
得る光学測定装置であって、光源と、測定光学系とを有
し、前記測定光学系は、上記(1)ないし(16)のいず
れかに記載の光路補正装置を備えていることを特徴とす
る光学測定装置。
【0027】(18) 前記光学測定装置は、さらに参照
光学系と光検出器とを有し、前記光検出器により、前記
参照光学系からの参照光と前記測定光学系からの被検光
とを重ねることにより生じる干渉縞を検出し、被検面の
形状または性状を測定する偏光干渉計である上記(17)
に記載の光学測定装置。
光学系と光検出器とを有し、前記光検出器により、前記
参照光学系からの参照光と前記測定光学系からの被検光
とを重ねることにより生じる干渉縞を検出し、被検面の
形状または性状を測定する偏光干渉計である上記(17)
に記載の光学測定装置。
【0028】(19) 前記参照光と前記被検光との光量
の比を調節する光量調節手段を有する上記(17)または
(18)に記載の光学測定装置。
の比を調節する光量調節手段を有する上記(17)または
(18)に記載の光学測定装置。
【0029】(20) 前記光学測定装置は、さらに自動
焦点手段を有し、前記自動焦点手段は、上記(1)ない
し(16)のいずれかに記載の光路補正装置を備えている
上記(17)ないし(19)のいずれかに記載の光学測定装
置。
焦点手段を有し、前記自動焦点手段は、上記(1)ない
し(16)のいずれかに記載の光路補正装置を備えている
上記(17)ないし(19)のいずれかに記載の光学測定装
置。
【0030】
【実施例】以下、本発明の光路補正装置および光学測定
装置を添付図面に示す好適実施例に基づき詳細に説明す
る。
装置を添付図面に示す好適実施例に基づき詳細に説明す
る。
【0031】図1および図2は、それぞれ、本発明の光
路補正装置の構成例を示す説明図である。このうち、図
1は、被検面7上の集光点72における被検面の法線が
対物レンズ5の光軸と一致している場合、図2は、被検
面7が傾斜している場合、すなわち被検面7上の集光点
72における被検面の法線と対物レンズ5の光軸とが角
θ(θ≠0)をなしている場合を示す。なお、図2中で
は、光束の主光線のみが示されている。
路補正装置の構成例を示す説明図である。このうち、図
1は、被検面7上の集光点72における被検面の法線が
対物レンズ5の光軸と一致している場合、図2は、被検
面7が傾斜している場合、すなわち被検面7上の集光点
72における被検面の法線と対物レンズ5の光軸とが角
θ(θ≠0)をなしている場合を示す。なお、図2中で
は、光束の主光線のみが示されている。
【0032】図1および図2に示すように、本発明の光
路補正装置1Aは、偏光子である偏光ビームスプリッタ
2と、位相子である1/4波長板(λ/4板)4と、入
射光束を被検面7上に集光する対物レンズ5とが、この
順に同軸上に配置されており、さらに、偏光ビームスプ
リッタ2の図中左側面側に、反射鏡6が設置された構成
である。偏光ビームスプリッタ2は、偏光分離面3を介
して2つの直角プリズムを接合してなるものである。こ
の偏光ビームスプリッタ2と1/4波長板4とで光路変
更手段が構成される。
路補正装置1Aは、偏光子である偏光ビームスプリッタ
2と、位相子である1/4波長板(λ/4板)4と、入
射光束を被検面7上に集光する対物レンズ5とが、この
順に同軸上に配置されており、さらに、偏光ビームスプ
リッタ2の図中左側面側に、反射鏡6が設置された構成
である。偏光ビームスプリッタ2は、偏光分離面3を介
して2つの直角プリズムを接合してなるものである。こ
の偏光ビームスプリッタ2と1/4波長板4とで光路変
更手段が構成される。
【0033】対物レンズ5は、入射光束8を被検面7上
に集光させるためのレンズであり、被検面7との距離の
変化に対応し得るよう、自動焦点(オートフォーカス)
機能を有するのが好ましい。この自動焦点機能は、後述
するような自動焦点手段25を用い、例えば既知の非点
収差法等の焦点検出法により第2の光検出器31でフォ
ーカスエラー信号を得、この信号に基づいて、対物レン
ズ5をその光軸方向に移動するような制御を行うことに
より得られる。
に集光させるためのレンズであり、被検面7との距離の
変化に対応し得るよう、自動焦点(オートフォーカス)
機能を有するのが好ましい。この自動焦点機能は、後述
するような自動焦点手段25を用い、例えば既知の非点
収差法等の焦点検出法により第2の光検出器31でフォ
ーカスエラー信号を得、この信号に基づいて、対物レン
ズ5をその光軸方向に移動するような制御を行うことに
より得られる。
【0034】反射鏡6は、その反射面が平面をなす平面
鏡であり、反射面の法線が、偏光ビームスプリッタ2の
偏光分離面3で反射された反射光束の方向と平行となる
ように設置されている。
鏡であり、反射面の法線が、偏光ビームスプリッタ2の
偏光分離面3で反射された反射光束の方向と平行となる
ように設置されている。
【0035】このような光路補正装置1Aでは、図示し
ないレーザ光源より発せられ、図示しないビームエキス
パンダにより、ビーム径が例えば1〜8mm程度の平行光
束とされた入射光束8は、偏光ビームスプリッタ2に入
射し、偏光分離面3にて2つの偏光成分に分離され、そ
の一方(P偏光成分)が透過する(レーザ光源が直線偏
光タイプのものであるなら、適当に偏光ビームスプリッ
タ2への入射光方向を調節すると、全て透過する)。
ないレーザ光源より発せられ、図示しないビームエキス
パンダにより、ビーム径が例えば1〜8mm程度の平行光
束とされた入射光束8は、偏光ビームスプリッタ2に入
射し、偏光分離面3にて2つの偏光成分に分離され、そ
の一方(P偏光成分)が透過する(レーザ光源が直線偏
光タイプのものであるなら、適当に偏光ビームスプリッ
タ2への入射光方向を調節すると、全て透過する)。
【0036】この透過したP偏光成分は、直線偏光光束
であり、1/4波長板4を通過して円偏光とされ、対物
レンズ5により被検面7上の集光点72に、例えばスポ
ット径が1〜10μm 程度に集光される。
であり、1/4波長板4を通過して円偏光とされ、対物
レンズ5により被検面7上の集光点72に、例えばスポ
ット径が1〜10μm 程度に集光される。
【0037】図1に示すように、被検面7が傾斜してい
ない場合には、被検面7上に集光された光束のうち被検
面7で反射した反射光束は、偏光分離面3に至るまでは
入射光束8と同一の経路を逆行する。すなわち、1回目
の反射光束9は、対物レンズ5にて平行光束とされ、再
び1/4波長板4を通過し、偏光分離面3に至る。
ない場合には、被検面7上に集光された光束のうち被検
面7で反射した反射光束は、偏光分離面3に至るまでは
入射光束8と同一の経路を逆行する。すなわち、1回目
の反射光束9は、対物レンズ5にて平行光束とされ、再
び1/4波長板4を通過し、偏光分離面3に至る。
【0038】被検面7での反射により、1回目の反射光
束9は、逆回りの円偏光となるため、1/4波長板4を
通過すると、偏光分離面3を透過後の入射光束と直交す
る直線偏光光束、すなわちS偏光となり、よって、偏光
分離面3で反射されて直角方向に屈曲し、光源側には戻
らない。
束9は、逆回りの円偏光となるため、1/4波長板4を
通過すると、偏光分離面3を透過後の入射光束と直交す
る直線偏光光束、すなわちS偏光となり、よって、偏光
分離面3で反射されて直角方向に屈曲し、光源側には戻
らない。
【0039】偏光分離面3で反射された1回目の反射光
束9は、反射鏡6の反斜面に対し直交する方向に進み、
反射鏡6にて反射され、同一の経路を通り、再び偏光分
離面3で反射されて直角方向に屈曲し、1/4波長板4
にて円偏光とされ、さらに、対物レンズ5により被検面
7上の前記と同じ集光点72に集光される。この集光光
の反射光束である2回目の反射光束10は、入射光束8
と同一の経路を逆行する。すなわち、2回目の反射光束
10は、対物レンズ5にて平行光束とされ、再び1/4
波長板4を通過し、偏光分離面3に至る。
束9は、反射鏡6の反斜面に対し直交する方向に進み、
反射鏡6にて反射され、同一の経路を通り、再び偏光分
離面3で反射されて直角方向に屈曲し、1/4波長板4
にて円偏光とされ、さらに、対物レンズ5により被検面
7上の前記と同じ集光点72に集光される。この集光光
の反射光束である2回目の反射光束10は、入射光束8
と同一の経路を逆行する。すなわち、2回目の反射光束
10は、対物レンズ5にて平行光束とされ、再び1/4
波長板4を通過し、偏光分離面3に至る。
【0040】被検面7での反射により、2回目の反射光
束10は、さらに逆回りの円偏光となるため、1/4波
長板4を通過すると、偏光分離面3を透過後の入射光束
8と同じ直線偏光光束、すなわちP偏光となり、よっ
て、偏光分離面3を透過し、入射光束8と同一の経路で
光源側へ逆行する。
束10は、さらに逆回りの円偏光となるため、1/4波
長板4を通過すると、偏光分離面3を透過後の入射光束
8と同じ直線偏光光束、すなわちP偏光となり、よっ
て、偏光分離面3を透過し、入射光束8と同一の経路で
光源側へ逆行する。
【0041】図2に示すように(ここでは図1の光束の
主光線のみ示す)、被検面7が角θ傾斜していた場合に
は、被検面7上に集光された光の1回目の反射光束9
は、その光軸と入射光束8の光軸とのなす角度が2θと
なる方向に進む。この1回目の反射光束9は、対物レン
ズ5にて平行光束とされ、再び1/4波長板4を通過
し、偏光分離面3に至る。この場合、対物レンズ5を通
過後の1回目の反射光束9は、入射光束8に対し平行に
シフトする。また、1回目の反射光束9は、前記と同様
の原理で、1/4波長板4の通過によりS偏光となるた
め、偏光分離面3で反射されて直角方向に屈曲し、光源
側には戻らない。
主光線のみ示す)、被検面7が角θ傾斜していた場合に
は、被検面7上に集光された光の1回目の反射光束9
は、その光軸と入射光束8の光軸とのなす角度が2θと
なる方向に進む。この1回目の反射光束9は、対物レン
ズ5にて平行光束とされ、再び1/4波長板4を通過
し、偏光分離面3に至る。この場合、対物レンズ5を通
過後の1回目の反射光束9は、入射光束8に対し平行に
シフトする。また、1回目の反射光束9は、前記と同様
の原理で、1/4波長板4の通過によりS偏光となるた
め、偏光分離面3で反射されて直角方向に屈曲し、光源
側には戻らない。
【0042】偏光分離面3で反射された1回目の反射光
束9は、反射鏡6の反斜面に対し直交する方向に進み、
反射鏡6にて反射され、同一の経路を通り、再び偏光分
離面3で反射されて直角方向に屈曲し、1/4波長板4
にて円偏光とされ、さらに、対物レンズ5により被検面
7上の前記と同じ集光点72に同じ角度で集光される。
従って、この集光光束の被検面による反射光束である2
回目の反射光束10は、被検面7の傾斜角度θにかかわ
らず、入射光束8と同一の経路を逆行する。すなわち、
2回目の反射光束10は、対物レンズ5にて平行光束と
され、再び1/4波長板4を通過し、偏光分離面3に至
る。
束9は、反射鏡6の反斜面に対し直交する方向に進み、
反射鏡6にて反射され、同一の経路を通り、再び偏光分
離面3で反射されて直角方向に屈曲し、1/4波長板4
にて円偏光とされ、さらに、対物レンズ5により被検面
7上の前記と同じ集光点72に同じ角度で集光される。
従って、この集光光束の被検面による反射光束である2
回目の反射光束10は、被検面7の傾斜角度θにかかわ
らず、入射光束8と同一の経路を逆行する。すなわち、
2回目の反射光束10は、対物レンズ5にて平行光束と
され、再び1/4波長板4を通過し、偏光分離面3に至
る。
【0043】このとき、2回目の反射光束10は、前記
と同様の原理で、1/4波長板4の通過によりP偏光と
なるため、偏光分離面3を透過し、入射光束8と同一の
経路で光源側へ逆行する。
と同様の原理で、1/4波長板4の通過によりP偏光と
なるため、偏光分離面3を透過し、入射光束8と同一の
経路で光源側へ逆行する。
【0044】なお、対物レンズ5や他の光学部品の精度
が良好であれば、被検面7の傾斜の有無または傾斜角度
の大小にかかわらず、光路長は一定となる。
が良好であれば、被検面7の傾斜の有無または傾斜角度
の大小にかかわらず、光路長は一定となる。
【0045】このような光路補正装置1Aでは、入射光
束8の被検面7での1回目の反射光束9は、入射光束8
側へは戻らず、被検面7の傾斜による光路のずれが補正
された2回目の反射光束10のみが入射光束8側へ戻
り、入射光束8と同一の経路を逆行する。このように、
本発明の光路補正装置は、前記従来技術のように、機械
的可動部有することなく簡単な構成で、かつ正確な光路
の補正をすることができる。
束8の被検面7での1回目の反射光束9は、入射光束8
側へは戻らず、被検面7の傾斜による光路のずれが補正
された2回目の反射光束10のみが入射光束8側へ戻
り、入射光束8と同一の経路を逆行する。このように、
本発明の光路補正装置は、前記従来技術のように、機械
的可動部有することなく簡単な構成で、かつ正確な光路
の補正をすることができる。
【0046】また、被検面7を2回反射(2往復)して
いるため、例えば、参照光との干渉による被検面7の面
形状の測定を行う場合、測定の感度が2倍になるという
利点がある。
いるため、例えば、参照光との干渉による被検面7の面
形状の測定を行う場合、測定の感度が2倍になるという
利点がある。
【0047】図3、図4、図5、図7、図8、図9、図
10および図12は、それぞれ、本発明の光路補正装置
の他の構成例を示す説明図である。以下、これらの図に
示す光路補正装置について順次説明するが、前記光路補
正装置1Aと同様の事項についてはその説明を省略す
る。
10および図12は、それぞれ、本発明の光路補正装置
の他の構成例を示す説明図である。以下、これらの図に
示す光路補正装置について順次説明するが、前記光路補
正装置1Aと同様の事項についてはその説明を省略す
る。
【0048】図3に示す光路補正装置1Bは、光路変更
手段と反射鏡とが一体的に形成されているものである。
すなわち、偏光ビームスプリッタ2の図中下面に1/4
波長板4を接合するとともに、偏光ビームスプリッタ2
の図中左側面を反射面(反射鏡)61としたものであ
る。
手段と反射鏡とが一体的に形成されているものである。
すなわち、偏光ビームスプリッタ2の図中下面に1/4
波長板4を接合するとともに、偏光ビームスプリッタ2
の図中左側面を反射面(反射鏡)61としたものであ
る。
【0049】このような構成の光路補正装置1Bでは、
装置を小型化することができるとともに、振動、温度変
化等の環境に対する光学系の安定性が向上する。
装置を小型化することができるとともに、振動、温度変
化等の環境に対する光学系の安定性が向上する。
【0050】なお、反射面61を形成する方法として
は、偏光ビームスプリッタ2の側面に反射増加膜をコー
ティングする等の方法が挙げられる。
は、偏光ビームスプリッタ2の側面に反射増加膜をコー
ティングする等の方法が挙げられる。
【0051】図4に示す光路補正装置1Cは、入射光束
が平行光束ではない(有限入射光束)場合の構成例であ
る。すなわち、図示の構成では、点光源11を用いてい
る。この場合、反射鏡6は、凸面鏡であり、その反射面
62の曲率中心Oは、偏光ビームスプリッタ2の偏光分
離面3に対し、点光源11と共役(対称)な位置とされ
る。点光源11より発せられた拡散する入射光束8は、
偏光ビームスプリッタ2および1/4波長板4を順次通
過し、対物レンズ5により被検面7上に集光され、その
1回目の反射光束9は、再び対物レンズ5および1/4
波長板4を通過し、偏光分離面3で反射されて屈曲し、
反射鏡の曲率中心Oをめざし反射鏡6へ向かう。反射鏡
6の湾曲する反射面61で反射された1回目の反射光束
9は、同一の経路を戻り、再び偏光分離面3で反射され
て屈曲し、1/4波長板4を通過後、対物レンズ5によ
り被検面7上の前記と同じスポット照射位置に同じ角度
で集光される。従って、この集光光の反射光束である2
回目の反射光束10は、入射光束8と同一の経路を逆行
し、点光源11の位置で再び集光する。
が平行光束ではない(有限入射光束)場合の構成例であ
る。すなわち、図示の構成では、点光源11を用いてい
る。この場合、反射鏡6は、凸面鏡であり、その反射面
62の曲率中心Oは、偏光ビームスプリッタ2の偏光分
離面3に対し、点光源11と共役(対称)な位置とされ
る。点光源11より発せられた拡散する入射光束8は、
偏光ビームスプリッタ2および1/4波長板4を順次通
過し、対物レンズ5により被検面7上に集光され、その
1回目の反射光束9は、再び対物レンズ5および1/4
波長板4を通過し、偏光分離面3で反射されて屈曲し、
反射鏡の曲率中心Oをめざし反射鏡6へ向かう。反射鏡
6の湾曲する反射面61で反射された1回目の反射光束
9は、同一の経路を戻り、再び偏光分離面3で反射され
て屈曲し、1/4波長板4を通過後、対物レンズ5によ
り被検面7上の前記と同じスポット照射位置に同じ角度
で集光される。従って、この集光光の反射光束である2
回目の反射光束10は、入射光束8と同一の経路を逆行
し、点光源11の位置で再び集光する。
【0052】図5に示す光路補正装置1Dは、前記光路
補正装置1Cと同様の機能を有する光路補正装置であっ
て、光路変更手段と反射鏡とが一体的に形成されている
ものである。すなわち、偏光ビームスプリッタ2の図中
下面に1/4波長板4を接合するとともに、偏光ビーム
スプリッタ2の図中左側面に反射鏡6を接合したもので
ある。この場合、反射鏡6は、凹面鏡であり、その反射
面63の曲率中心Oは、偏光ビームスプリッタ2の偏光
分離面3に対し、点光源11と共役(対称)な位置とさ
れる。
補正装置1Cと同様の機能を有する光路補正装置であっ
て、光路変更手段と反射鏡とが一体的に形成されている
ものである。すなわち、偏光ビームスプリッタ2の図中
下面に1/4波長板4を接合するとともに、偏光ビーム
スプリッタ2の図中左側面に反射鏡6を接合したもので
ある。この場合、反射鏡6は、凹面鏡であり、その反射
面63の曲率中心Oは、偏光ビームスプリッタ2の偏光
分離面3に対し、点光源11と共役(対称)な位置とさ
れる。
【0053】また、光路補正装置1Dにおいて、図6に
示すように、偏光ビームスプリッタ2の図中左側面自体
を湾曲する凹面とし、この凹面を前記と同様の反射面
(反射鏡)64とすることもできる。反射面64を形成
する方法としては、前記と同様、反射増加膜をコーティ
ングする等の方法が挙げられる。
示すように、偏光ビームスプリッタ2の図中左側面自体
を湾曲する凹面とし、この凹面を前記と同様の反射面
(反射鏡)64とすることもできる。反射面64を形成
する方法としては、前記と同様、反射増加膜をコーティ
ングする等の方法が挙げられる。
【0054】このような構成の光路補正装置1Dでは、
装置を小型化することができるとともに、振動、温度変
化等の環境に対する光学系の安定性が向上する。
装置を小型化することができるとともに、振動、温度変
化等の環境に対する光学系の安定性が向上する。
【0055】図7に示す光路補正装置1Eは、前記光路
補正装置1Aにおいて、1/4波長板4を旋光子である
ファラデー素子12に代えたものである。このファラデ
ー素子12は、印加する磁界の強さに比例して旋光能が
変化する特徴を有する。ファラデー素子12に固有の定
数と、印加する磁界の強さとの設定により、ファラデー
素子12を1回通過すると入射偏光の偏光方向がπ/4
だけ回転(1往復だとπ/2回転)するように調整され
る。これにより、偏光分離面3を通過した入射光束8の
1回目の反射光束9およびその反射鏡6での反射光束を
偏光分離面3で反射させ、2回の反射光束10は偏光分
離面3を透過させる機能を発揮する。
補正装置1Aにおいて、1/4波長板4を旋光子である
ファラデー素子12に代えたものである。このファラデ
ー素子12は、印加する磁界の強さに比例して旋光能が
変化する特徴を有する。ファラデー素子12に固有の定
数と、印加する磁界の強さとの設定により、ファラデー
素子12を1回通過すると入射偏光の偏光方向がπ/4
だけ回転(1往復だとπ/2回転)するように調整され
る。これにより、偏光分離面3を通過した入射光束8の
1回目の反射光束9およびその反射鏡6での反射光束を
偏光分離面3で反射させ、2回の反射光束10は偏光分
離面3を透過させる機能を発揮する。
【0056】図8に示す光路補正装置1Fは、反射鏡と
して位相共役鏡65を用いたものである。偏光ビームス
プリッタ2の図中左側面と位相共役鏡65との間には、
1回目の反射光束9を位相共役鏡65上に集光するフォ
ーカシングレンズ13が設置されている。
して位相共役鏡65を用いたものである。偏光ビームス
プリッタ2の図中左側面と位相共役鏡65との間には、
1回目の反射光束9を位相共役鏡65上に集光するフォ
ーカシングレンズ13が設置されている。
【0057】このような構成の光路補正装置1Fでは、
位相共役鏡65を用いたため、途中の光学系の収差が補
正されるという利点がある。
位相共役鏡65を用いたため、途中の光学系の収差が補
正されるという利点がある。
【0058】図9に示す光路補正装置1Gは、対物レン
ズを通過後の被検面への入射光束に対し光路補正を行う
ものである。すなわち、光路補正装置1Gでは、対物レ
ンズ5が偏光ビームスプリッタ2の図中上方(光源側)
に設置されている。この場合、反射鏡6は、凹面鏡であ
り、その反射面66の曲率中心Oは、偏光ビームスプリ
ッタ2の偏光分離面3に対し、被検面7上の集光点72
と共役(対称)な位置とされる。
ズを通過後の被検面への入射光束に対し光路補正を行う
ものである。すなわち、光路補正装置1Gでは、対物レ
ンズ5が偏光ビームスプリッタ2の図中上方(光源側)
に設置されている。この場合、反射鏡6は、凹面鏡であ
り、その反射面66の曲率中心Oは、偏光ビームスプリ
ッタ2の偏光分離面3に対し、被検面7上の集光点72
と共役(対称)な位置とされる。
【0059】図10に示す光路補正装置1Hは、前記光
路補正装置1Gと同様の機能を有する光路補正装置であ
って、光路変更手段と反射鏡とが一体的に形成されてい
るものである。すなわち、偏光ビームスプリッタ2の図
中下面に1/4波長板4を接合するとともに、偏光ビー
ムスプリッタ2の図中左側面に反射鏡6を接合したもの
である。この場合、反射鏡6は、凸面鏡であり、その反
射面67の曲率中心Oは、偏光ビームスプリッタ2の偏
光分離面3に対し、点光源11と共役(対称)な位置と
される。
路補正装置1Gと同様の機能を有する光路補正装置であ
って、光路変更手段と反射鏡とが一体的に形成されてい
るものである。すなわち、偏光ビームスプリッタ2の図
中下面に1/4波長板4を接合するとともに、偏光ビー
ムスプリッタ2の図中左側面に反射鏡6を接合したもの
である。この場合、反射鏡6は、凸面鏡であり、その反
射面67の曲率中心Oは、偏光ビームスプリッタ2の偏
光分離面3に対し、点光源11と共役(対称)な位置と
される。
【0060】また、光路補正装置1Hにおいて、図11
に示すように、偏光ビームスプリッタ2の図中左側面自
体を湾曲する凸面とし、この凸面を前記と同様の反射面
(反射鏡)68とすることもできる。反射面68を形成
する方法としては、前記と同様、反射増加膜をコーティ
ングする等の方法が挙げられる。
に示すように、偏光ビームスプリッタ2の図中左側面自
体を湾曲する凸面とし、この凸面を前記と同様の反射面
(反射鏡)68とすることもできる。反射面68を形成
する方法としては、前記と同様、反射増加膜をコーティ
ングする等の方法が挙げられる。
【0061】このような構成の光路補正装置1Hでは、
装置を小型化することができるとともに、振動、温度変
化等の環境に対する光学系の安定性が向上する。
装置を小型化することができるとともに、振動、温度変
化等の環境に対する光学系の安定性が向上する。
【0062】図12に示す光路補正装置1Jは、偏光ビ
ームスプリッタ2に代わり、ビームスプリッタ40を用
いたものであり、1/4波長板4を有さない。なお、図
12では、光束の主光線が代表的に示されている。ま
た、反射鏡42は、その反射面43の法線431が反射
面43へ向かう1回目の入射光束44に対し所定角度α
傾斜するように設置されている。
ームスプリッタ2に代わり、ビームスプリッタ40を用
いたものであり、1/4波長板4を有さない。なお、図
12では、光束の主光線が代表的に示されている。ま
た、反射鏡42は、その反射面43の法線431が反射
面43へ向かう1回目の入射光束44に対し所定角度α
傾斜するように設置されている。
【0063】この光路補正装置1Jでは、平行光束とさ
れた入射光束8は、ビームスプリッタ40に入射し、そ
の分離面41を透過した光束は、対物レンズ5により被
検面7上に集光される。被検面7上に集光された光束の
うち被検面7で反射した1回目の反射光束44は、対物
レンズ5にて平行光束とされ、その一部は分離面41で
反射され、さらにこの反射光束44は、反射鏡42の反
射面43にて反射される。このとき、反射面43が角度
α傾斜しているため、反射面43における反射の前後の
光束同士は、2αの角度をなしている。反射面43にて
反射された反射光束44は、分離面41で反射され、対
物レンズ5により被検面7上に集光される。この集光点
は、対物レンズ5に最初に入射する入射光束8の被検面
7上の集光点とは僅かに異なる位置にできる。
れた入射光束8は、ビームスプリッタ40に入射し、そ
の分離面41を透過した光束は、対物レンズ5により被
検面7上に集光される。被検面7上に集光された光束の
うち被検面7で反射した1回目の反射光束44は、対物
レンズ5にて平行光束とされ、その一部は分離面41で
反射され、さらにこの反射光束44は、反射鏡42の反
射面43にて反射される。このとき、反射面43が角度
α傾斜しているため、反射面43における反射の前後の
光束同士は、2αの角度をなしている。反射面43にて
反射された反射光束44は、分離面41で反射され、対
物レンズ5により被検面7上に集光される。この集光点
は、対物レンズ5に最初に入射する入射光束8の被検面
7上の集光点とは僅かに異なる位置にできる。
【0064】さらに、この集光光の反射光束である2回
目の反射光束45は、対物レンズ5にて平行光束とさ
れ、その一部は分離面41を透過し、入射光束8に対し
角度2α傾斜した光路で逆行する。また、分離面41で
反射された2回目の反射光束45は、反射鏡42の反射
面43にて反射されて戻り、前記と同様にして被検面7
上に集光される。この集光点は、対物レンズ5に最初に
入射する入射光束8の被検面7上の集光点と同じ位置に
ある。
目の反射光束45は、対物レンズ5にて平行光束とさ
れ、その一部は分離面41を透過し、入射光束8に対し
角度2α傾斜した光路で逆行する。また、分離面41で
反射された2回目の反射光束45は、反射鏡42の反射
面43にて反射されて戻り、前記と同様にして被検面7
上に集光される。この集光点は、対物レンズ5に最初に
入射する入射光束8の被検面7上の集光点と同じ位置に
ある。
【0065】さらに、この集光光の反射光束である3回
目の反射光束46は、対物レンズ5にて平行光束とさ
れ、その一部は分離面41を透過し、入射光束8に対し
平行な光路で逆行する。すなわち、反射光束46は、入
射光束8に対し平行にシフトしている。
目の反射光束46は、対物レンズ5にて平行光束とさ
れ、その一部は分離面41を透過し、入射光束8に対し
平行な光路で逆行する。すなわち、反射光束46は、入
射光束8に対し平行にシフトしている。
【0066】以上のような作用は、被検面7の傾斜の有
無および程度にかかわらず生じる。そして、後述する反
射光束抽出手段により、ビームスプリッタ40を透過し
てきた特定の反射回数の反射光束を抽出(選択)する。
すなわち、2回目の反射光束45または3回目の反射光
束46のいずれか一方のみを抽出(抽出する光束以外の
光束をカット)し、これを補正済の光束として用いる。
無および程度にかかわらず生じる。そして、後述する反
射光束抽出手段により、ビームスプリッタ40を透過し
てきた特定の反射回数の反射光束を抽出(選択)する。
すなわち、2回目の反射光束45または3回目の反射光
束46のいずれか一方のみを抽出(抽出する光束以外の
光束をカット)し、これを補正済の光束として用いる。
【0067】なお、反射面43の傾斜角度αは、反射光
束抽出手段により、特定の反射回数の反射光束を必要か
つ十分に抽出し得る程度に適宜設定される。
束抽出手段により、特定の反射回数の反射光束を必要か
つ十分に抽出し得る程度に適宜設定される。
【0068】このような構成の光路補正装置1Jでは、
抽出する反射光束により、感度を調整することができ
る。すなわち、2回目の反射光束45を抽出した場合に
は、感度は2倍となり、3回目の反射光束46を抽出し
た場合には、感度は3倍となる。
抽出する反射光束により、感度を調整することができ
る。すなわち、2回目の反射光束45を抽出した場合に
は、感度は2倍となり、3回目の反射光束46を抽出し
た場合には、感度は3倍となる。
【0069】以上のような光路補正装置の用途は特に限
定されず、各種光学機器に適用することができるが、光
学的測定により被検面の情報を得る光学測定装置の光路
補正装置として用いるのが好ましく、特に、被検面の形
状または性状(例えば表面粗さ)を測定する偏光干渉計
の光路補正装置として用いるのがより好ましい。
定されず、各種光学機器に適用することができるが、光
学的測定により被検面の情報を得る光学測定装置の光路
補正装置として用いるのが好ましく、特に、被検面の形
状または性状(例えば表面粗さ)を測定する偏光干渉計
の光路補正装置として用いるのがより好ましい。
【0070】図13は、本発明の光路補正装置を備える
偏光干渉計の構成例を示す説明図である。同図に示す偏
光干渉計14Aは、可干渉性を有する光を発する光源で
あるレーザ光源15と、光検出器24と、レーザ光源1
5からの光束を被検面7へ照射し、その反射光束を光検
出器24へ導く測定光学系141と、レーザ光源15か
らの光束の一部を利用して参照光を得るための参照光学
系142と、自動焦点手段25とを有しており、参照光
学系142で得られた参照光と測定光学系141で得ら
れた被検面7からの反射光とを重ねることにより生じる
干渉縞を光検出器24で検出し、被検面の形状または性
状を測定するものである。
偏光干渉計の構成例を示す説明図である。同図に示す偏
光干渉計14Aは、可干渉性を有する光を発する光源で
あるレーザ光源15と、光検出器24と、レーザ光源1
5からの光束を被検面7へ照射し、その反射光束を光検
出器24へ導く測定光学系141と、レーザ光源15か
らの光束の一部を利用して参照光を得るための参照光学
系142と、自動焦点手段25とを有しており、参照光
学系142で得られた参照光と測定光学系141で得ら
れた被検面7からの反射光とを重ねることにより生じる
干渉縞を光検出器24で検出し、被検面の形状または性
状を測定するものである。
【0071】測定光学系141、参照光学系142およ
び自動焦点手段25は、それぞれ、それらを構成する光
学部品の一部を共有している。すなわち、測定光学系1
41は、偏光子16、ビームエキスパンダ17、コリメ
ートレンズ18、ビームスプリッタ19、ダイクロック
ミラー20、光路補正装置1A、検光子22および集光
レンズ23で構成され、参照光学系142は、偏光子1
6、ビームエキスパンダ17、コリメートレンズ18、
ビームスプリッタ19、ダイクロックミラー20、偏光
ビームスプリッタ2、参照鏡21、検光子22および集
光レンズ23で構成され、自動焦点手段25は、半導体
レーザ26、第2のコリメートレンズ27、第2の偏光
ビームスプリッタ28、第2の1/4波長板29、ダイ
クロックミラー20、光路補正装置14A、シリンドリ
カルレンズ30、第2の光検出器31および対物レンズ
5を駆動するレンズ駆動手段(図示せず)で構成されて
いる。
び自動焦点手段25は、それぞれ、それらを構成する光
学部品の一部を共有している。すなわち、測定光学系1
41は、偏光子16、ビームエキスパンダ17、コリメ
ートレンズ18、ビームスプリッタ19、ダイクロック
ミラー20、光路補正装置1A、検光子22および集光
レンズ23で構成され、参照光学系142は、偏光子1
6、ビームエキスパンダ17、コリメートレンズ18、
ビームスプリッタ19、ダイクロックミラー20、偏光
ビームスプリッタ2、参照鏡21、検光子22および集
光レンズ23で構成され、自動焦点手段25は、半導体
レーザ26、第2のコリメートレンズ27、第2の偏光
ビームスプリッタ28、第2の1/4波長板29、ダイ
クロックミラー20、光路補正装置14A、シリンドリ
カルレンズ30、第2の光検出器31および対物レンズ
5を駆動するレンズ駆動手段(図示せず)で構成されて
いる。
【0072】このような偏光干渉計14Aにおいて、例
えばHe−Neレーザのようなレーザ光源15から出射
されたレーザ光は、偏光子16により所定の偏光方向に
調整された後、ビームエキスパンダ17およびコリメー
トレンズ18で構成されるビームコリメータにより平行
光束とされ、ビームスプリッタ19およびダイクロック
ミラー20を順次透過した後、光路補正装置1Aを構成
する偏光ビームスプリッタ2にてその一部(S偏光成
分)が反射され、参照鏡21に導かれる。この参照鏡2
1で反射された参照光は、同一経路を戻り、偏光ビーム
スプリッタ2で反射され、ダイクロックミラー20を透
過し、ビームスプリッタ19で一部の光束は反射され、
検光子22によりその偏光方向が選択された後、集光レ
ンズ23により光検出器24上に集光される。
えばHe−Neレーザのようなレーザ光源15から出射
されたレーザ光は、偏光子16により所定の偏光方向に
調整された後、ビームエキスパンダ17およびコリメー
トレンズ18で構成されるビームコリメータにより平行
光束とされ、ビームスプリッタ19およびダイクロック
ミラー20を順次透過した後、光路補正装置1Aを構成
する偏光ビームスプリッタ2にてその一部(S偏光成
分)が反射され、参照鏡21に導かれる。この参照鏡2
1で反射された参照光は、同一経路を戻り、偏光ビーム
スプリッタ2で反射され、ダイクロックミラー20を透
過し、ビームスプリッタ19で一部の光束は反射され、
検光子22によりその偏光方向が選択された後、集光レ
ンズ23により光検出器24上に集光される。
【0073】また、偏光ビームスプリッタ2を透過した
入射光束(P偏光成分)は、前述したように、1/4波
長板4を透過後、対物レンズ5により、X−Yステージ
32にセットされた被検物の被検面7上に集光され、そ
の1回目の反射光束9が被検面7の集光点(測定点)7
2と反射鏡6との間を往復した後、2回目の反射光束1
0として再び偏光ビームスプリッタ2を透過し、この反
射光束(被検光)は、さらにダイクロックミラー20を
透過し、ビームスプリッタ19で一部の光束は反射さ
れ、検光子22でその偏光方向が前記参照光と等しくな
るように選択された後、集光レンズ23により光検出器
24上に集光され、前記参照光と重ねられて干渉信号を
得る。
入射光束(P偏光成分)は、前述したように、1/4波
長板4を透過後、対物レンズ5により、X−Yステージ
32にセットされた被検物の被検面7上に集光され、そ
の1回目の反射光束9が被検面7の集光点(測定点)7
2と反射鏡6との間を往復した後、2回目の反射光束1
0として再び偏光ビームスプリッタ2を透過し、この反
射光束(被検光)は、さらにダイクロックミラー20を
透過し、ビームスプリッタ19で一部の光束は反射さ
れ、検光子22でその偏光方向が前記参照光と等しくな
るように選択された後、集光レンズ23により光検出器
24上に集光され、前記参照光と重ねられて干渉信号を
得る。
【0074】光検出器24は、この干渉信号を検出し、
これを解析することにより、被検面7の集光点(測定
点)72における位相変化量、すなわちZ方向での高さ
が求められる。そして、X−Yステージ32を移動し、
被検面7上をXおよびY方向に走査することにより、被
検面7各点の位相変化量、すなわち被検面の形状変化等
を求めることができる。
これを解析することにより、被検面7の集光点(測定
点)72における位相変化量、すなわちZ方向での高さ
が求められる。そして、X−Yステージ32を移動し、
被検面7上をXおよびY方向に走査することにより、被
検面7各点の位相変化量、すなわち被検面の形状変化等
を求めることができる。
【0075】ここで、被検面7からの反射光が被検面の
Z方向の変化、すなわち形状変化によらず光検出器24
に到達し、干渉信号が得られるように、自動焦点手段2
5により、対物レンズ5をその光軸方向(Z方向)に移
動して、入射光束8の被検面7上への集光に際してのオ
ートフォーカスを行う。すなわち、半導体レーザ26か
ら出射された自動焦点検出用のレーザ光(レーザ光源1
5から出射されるレーザ光とは周波数が異なる)は、第
2のコリメートレンズ27にて平行光束とされ、第2の
偏光ビームスプリッタ28および第2の1/4波長板2
9を透過した後、ダイクロックミラー20で反射され、
偏光ビームスプリッタ2へ向かう。
Z方向の変化、すなわち形状変化によらず光検出器24
に到達し、干渉信号が得られるように、自動焦点手段2
5により、対物レンズ5をその光軸方向(Z方向)に移
動して、入射光束8の被検面7上への集光に際してのオ
ートフォーカスを行う。すなわち、半導体レーザ26か
ら出射された自動焦点検出用のレーザ光(レーザ光源1
5から出射されるレーザ光とは周波数が異なる)は、第
2のコリメートレンズ27にて平行光束とされ、第2の
偏光ビームスプリッタ28および第2の1/4波長板2
9を透過した後、ダイクロックミラー20で反射され、
偏光ビームスプリッタ2へ向かう。
【0076】偏光ビームスプリッタ2を透過した光束
(P偏光成分)は、前述したように、1/4波長板4を
透過後、対物レンズ5により被検面7上に集光され、そ
の1回目の反射光束9が被検面7上の集光点(測定点)
72と反射鏡6との間を往復した後、2回目の反射光束
10として再び偏光ビームスプリッタ2を透過する。
(P偏光成分)は、前述したように、1/4波長板4を
透過後、対物レンズ5により被検面7上に集光され、そ
の1回目の反射光束9が被検面7上の集光点(測定点)
72と反射鏡6との間を往復した後、2回目の反射光束
10として再び偏光ビームスプリッタ2を透過する。
【0077】この透過光は、さらにダイクロックミラー
20で反射され、第2の1/4波長板29を透過し、第
2の偏光ビームスプリッタ28で反射され、シリンドリ
カルレンズ30を含んだレンズ系にて所定のビーム形状
に成形されて、複数に分割された受光領域を有する第2
の光検出器31上に照射される。この場合、フォーカス
エラー信号の検出は、既知の非点収差法により行われ
る。すなわち、各受光領域からの出力信号を所定の組合
せで組み合せ、演算処理することにより、フォーカスエ
ラー信号が得られ、このフォーカスエラー信号に基づい
て、図示しないレンズ駆動手段により、対物レンズ5を
合焦する位置に駆動する。
20で反射され、第2の1/4波長板29を透過し、第
2の偏光ビームスプリッタ28で反射され、シリンドリ
カルレンズ30を含んだレンズ系にて所定のビーム形状
に成形されて、複数に分割された受光領域を有する第2
の光検出器31上に照射される。この場合、フォーカス
エラー信号の検出は、既知の非点収差法により行われ
る。すなわち、各受光領域からの出力信号を所定の組合
せで組み合せ、演算処理することにより、フォーカスエ
ラー信号が得られ、このフォーカスエラー信号に基づい
て、図示しないレンズ駆動手段により、対物レンズ5を
合焦する位置に駆動する。
【0078】なお、対物レンズ5のフォーカスエラーの
検出は、他の方法、例えば、特開昭61−206944
号公報に記載されたスポットサイズ法により行ってもよ
い。
検出は、他の方法、例えば、特開昭61−206944
号公報に記載されたスポットサイズ法により行ってもよ
い。
【0079】図14は、本発明の光路補正装置を備える
偏光干渉計の他の構成例を示す説明図である。以下、図
14に示す偏光干渉計14Bについて説明するが、前記
偏光干渉計14Aと同様の事項についてはその説明を省
略する。
偏光干渉計の他の構成例を示す説明図である。以下、図
14に示す偏光干渉計14Bについて説明するが、前記
偏光干渉計14Aと同様の事項についてはその説明を省
略する。
【0080】図14に示す偏光干渉計14Bは、光源と
して、前記レーザ光源15に代わり、第2の半導体レー
ザ33を用いたものである。第2の半導体レーザ33か
ら出射されたレーザ光は、コリメートレンズ18により
平行光束とされ、ビームスプリッタ19へ向かう。この
場合、第2の半導体レーザ33から出射されるレーザ光
の周波数は、半導体レーザ26から出射されるレーザ光
の周波数とは異なっている。
して、前記レーザ光源15に代わり、第2の半導体レー
ザ33を用いたものである。第2の半導体レーザ33か
ら出射されたレーザ光は、コリメートレンズ18により
平行光束とされ、ビームスプリッタ19へ向かう。この
場合、第2の半導体レーザ33から出射されるレーザ光
の周波数は、半導体レーザ26から出射されるレーザ光
の周波数とは異なっている。
【0081】また、コリメートレンズ18とビームスプ
リッタ19との間には、光アイソレータ34が設置され
ている。この光アイソレータ34は、光路補正装置1A
側から戻り、ビームスプリッタ19を透過した光が再び
第2の半導体レーザ33に戻らないようにするためのも
のである。これにより、第2の半導体レーザ33におけ
る反射雑音が除去される。
リッタ19との間には、光アイソレータ34が設置され
ている。この光アイソレータ34は、光路補正装置1A
側から戻り、ビームスプリッタ19を透過した光が再び
第2の半導体レーザ33に戻らないようにするためのも
のである。これにより、第2の半導体レーザ33におけ
る反射雑音が除去される。
【0082】このような構成の偏光干渉計14Bでは、
光源として半導体レーザを用いたことにより、光学系を
より小型化することができる。
光源として半導体レーザを用いたことにより、光学系を
より小型化することができる。
【0083】図15は、本発明の光路補正装置を備える
偏光干渉計の他の構成例を示す説明図である。以下、図
15に示す偏光干渉計14Cについて説明するが、前記
偏光干渉計14Aと同様の事項についてはその説明を省
略する。
偏光干渉計の他の構成例を示す説明図である。以下、図
15に示す偏光干渉計14Cについて説明するが、前記
偏光干渉計14Aと同様の事項についてはその説明を省
略する。
【0084】図15に示す偏光干渉計14Cは、ビーム
スプリッタ19と集光レンズ23との間に、第3の1/
4波長板35と、集光レンズ23の光軸を中心に回転可
能な第2の検光子36とが設置されている。
スプリッタ19と集光レンズ23との間に、第3の1/
4波長板35と、集光レンズ23の光軸を中心に回転可
能な第2の検光子36とが設置されている。
【0085】第3の1/4波長板35を通過した参照光
束および被検面7からの反射光束(被検光)は、互いに
逆回りの円偏光となるため、第2の検光子36の回転角
θの2倍だけ位相がシフトする。これにより、既知の干
渉縞解析法の一つである位相シフトアルゴリズムを使う
ことができ、定量化が容易となるため、被検面7の測定
をより高精度に行うことが可能となる。
束および被検面7からの反射光束(被検光)は、互いに
逆回りの円偏光となるため、第2の検光子36の回転角
θの2倍だけ位相がシフトする。これにより、既知の干
渉縞解析法の一つである位相シフトアルゴリズムを使う
ことができ、定量化が容易となるため、被検面7の測定
をより高精度に行うことが可能となる。
【0086】このとき、例えば図示しない光量調節手段
を参照光側または被検光側に設けて、参照光と被検光の
光量の比を調節し、1に近づける。これにより、干渉信
号のコントラストが向上する。
を参照光側または被検光側に設けて、参照光と被検光の
光量の比を調節し、1に近づける。これにより、干渉信
号のコントラストが向上する。
【0087】なお、図13〜図15の構成において、測
定装置用の光源とオートフォーカス用の光源に対する対
物レンズ5の焦光位置(フォーカスポイント)は同じに
なるように設定されている。
定装置用の光源とオートフォーカス用の光源に対する対
物レンズ5の焦光位置(フォーカスポイント)は同じに
なるように設定されている。
【0088】また、対物レンズ5への入射光束8は、対
物レンズ5の有効径よりも小さく設定されている。この
ため、被検面7が傾いて被検面7からの反射光束が入射
光束に対しずれても、対物レンズ5でケラレが生ずるこ
とはない。
物レンズ5の有効径よりも小さく設定されている。この
ため、被検面7が傾いて被検面7からの反射光束が入射
光束に対しずれても、対物レンズ5でケラレが生ずるこ
とはない。
【0089】なお、前記各偏光干渉計において、光路補
正装置1Aに代わり、前記光路補正装置1B〜1Hを適
用してもよい。
正装置1Aに代わり、前記光路補正装置1B〜1Hを適
用してもよい。
【0090】図16は、本発明の光路補正装置を備える
偏光干渉計の他の構成例を示す説明図である。以下、図
16に示す偏光干渉計14Dについて説明するが、前記
偏光干渉計14Aと同様の事項についてはその説明を省
略する。
偏光干渉計の他の構成例を示す説明図である。以下、図
16に示す偏光干渉計14Dについて説明するが、前記
偏光干渉計14Aと同様の事項についてはその説明を省
略する。
【0091】図16に示す偏光干渉計14Dは、前記光
路補正装置1Jを用いた偏光干渉計である。この偏光干
渉計14Dでは、測定光学系141に設けられた反射光
束抽出手段として、集光レンズ23と光検出器24との
間に、ピンホールを有する絞り47が設置され、自動焦
点手段25に設けられた反射光束抽出手段として、シリ
ンドリカルレンズ30と第2の光検出器31との間に、
スリットを有するスリット板48が設置されている。こ
のような絞り47およびスリット板48の役割は、被検
面7での任意の回数の反射光束を選択的に取り出すこと
にある。
路補正装置1Jを用いた偏光干渉計である。この偏光干
渉計14Dでは、測定光学系141に設けられた反射光
束抽出手段として、集光レンズ23と光検出器24との
間に、ピンホールを有する絞り47が設置され、自動焦
点手段25に設けられた反射光束抽出手段として、シリ
ンドリカルレンズ30と第2の光検出器31との間に、
スリットを有するスリット板48が設置されている。こ
のような絞り47およびスリット板48の役割は、被検
面7での任意の回数の反射光束を選択的に取り出すこと
にある。
【0092】なお、本発明において、測定される被検物
としては、被検面7が入射光の少なくとも一部を反射し
得るものであればいかなるものでもよく、例えば、プラ
スチックレンズや、それを成形する金型等が挙げられ
る。また、被検面7の形状も、平面や、球面、非球面の
ような曲面等、いかなるものでもよい。
としては、被検面7が入射光の少なくとも一部を反射し
得るものであればいかなるものでもよく、例えば、プラ
スチックレンズや、それを成形する金型等が挙げられ
る。また、被検面7の形状も、平面や、球面、非球面の
ような曲面等、いかなるものでもよい。
【0093】以上のように、本発明の光路補正装置を偏
光干渉計に適用した場合、その測定精度が格段に向上
し、また、装置の構成も複雑化せず、部品点数の増大も
最小限にとどまるので、装置の小型化が図れる。
光干渉計に適用した場合、その測定精度が格段に向上
し、また、装置の構成も複雑化せず、部品点数の増大も
最小限にとどまるので、装置の小型化が図れる。
【0094】また、対物レンズ5の駆動によるオートフ
ォーカスを行う場合においても、本発明の光路補正装置
により、焦点検出用の光束の光路が補正されるため、よ
り適正なフォーカシングが可能となる。
ォーカスを行う場合においても、本発明の光路補正装置
により、焦点検出用の光束の光路が補正されるため、よ
り適正なフォーカシングが可能となる。
【0095】なお、本発明の光路補正装置が適用される
干渉計(光学測定装置)の構成は、図13〜16に示す
ものに限定されないことは言うまでもない。
干渉計(光学測定装置)の構成は、図13〜16に示す
ものに限定されないことは言うまでもない。
【0096】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の光路補正装
置および光学測定装置によれば、可動部を必要としない
簡易な構成で、被検面の傾斜に伴う光路のずれを正確に
補正することができる。特に、被検面からの複数回目の
反射光束を測定に用いるため、感度が高まり、測定精度
が向上する。
置および光学測定装置によれば、可動部を必要としない
簡易な構成で、被検面の傾斜に伴う光路のずれを正確に
補正することができる。特に、被検面からの複数回目の
反射光束を測定に用いるため、感度が高まり、測定精度
が向上する。
【0097】また、本発明は、構成が簡易であるため、
部品点数の減少、装置の小型化に寄与する。また、本発
明の光路補正装置を自動焦点手段に適用した場合には、
より正確な自動焦点合わせを行うことができる。以上の
ような効果は、本発明を偏光干渉計に適用した場合に特
に有効である。
部品点数の減少、装置の小型化に寄与する。また、本発
明の光路補正装置を自動焦点手段に適用した場合には、
より正確な自動焦点合わせを行うことができる。以上の
ような効果は、本発明を偏光干渉計に適用した場合に特
に有効である。
【図1】本発明の光路補正装置の構成例を示す説明図で
ある。
ある。
【図2】本発明の光路補正装置の構成例を示す説明図で
ある。
ある。
【図3】本発明の光路補正装置の他の構成例を示す説明
図である。
図である。
【図4】本発明の光路補正装置の他の構成例を示す説明
図である。
図である。
【図5】本発明の光路補正装置の他の構成例を示す説明
図である。
図である。
【図6】本発明の光路補正装置の他の構成例の一部を示
す説明図である。
す説明図である。
【図7】本発明の光路補正装置の他の構成例を示す説明
図である。
図である。
【図8】本発明の光路補正装置の他の構成例を示す説明
図である。
図である。
【図9】本発明の光路補正装置の他の構成例を示す説明
図である。
図である。
【図10】本発明の光路補正装置の他の構成例を示す説
明図である。
明図である。
【図11】本発明の光路補正装置の他の構成例の一部を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図12】本発明の光路補正装置の他の構成例を示す説
明図である。
明図である。
【図13】本発明の光路補正装置を備える偏光干渉計の
構成例を示す説明図である。
構成例を示す説明図である。
【図14】本発明の光路補正装置を備える偏光干渉計の
他の構成例を示す説明図である。
他の構成例を示す説明図である。
【図15】本発明の光路補正装置を備える偏光干渉計の
他の構成例を示す説明図である。
他の構成例を示す説明図である。
【図16】本発明の光路補正装置を備える偏光干渉計の
他の構成例を示す説明図である。
他の構成例を示す説明図である。
【図17】被検面の傾斜による入射光束と反射光束との
光路のずれを示す原理図である。
光路のずれを示す原理図である。
1A〜1H、1J 光路補正装置 2 偏光ビームスプリッタ 3 偏光分離面 4 1/4波長板 5 対物レンズ 51 光軸 6 反射鏡 61〜64 反射面 65 位相共役鏡 66〜68 反射面 7 被検面 71 法線 72 集光点(測定点) 8 入射光束 9 1回目の反射光束 10 2回目の反射光束 11 点光源 12 ファラデー素子 13 フォーカシングレンズ 14A〜14D 偏光干渉計 141 測定光学系 142 参照光学系 15 レーザ光源 16 偏光子 17 ビームエキスパンダ 18 コリメートレンズ 19 ビームスプリッタ 20 ダイクロックミラー 21 参照鏡 22 検光子 23 集光レンズ 24 光検出器 25 自動焦点手段 26 半導体レーザ 27 第2のコリメートレンズ 28 第2の偏光ビームスプリッタ 29 第2の1/4波長板 30 シリンドリカルレンズ 31 第2の光検出器 32 X−Yステージ 33 第2の半導体レーザ 34 光アイソレータ 35 第3の1/4波長板 36 第2の検光子 40 ビームスプリッタ 41 分離面 42 反射鏡 43 反射面 431 法線 44 1回目の反射光束 45 2回目の反射光束 46 3回目の反射光束 47 絞り 48 スリット板 100 入射光束 200 反射光束
Claims (20)
- 【請求項1】 光路変更手段と、入射光束を被検面上に
集光させる対物レンズと、前記入射光束の光路を遮断し
ない位置に設置された反射鏡とを有し、 前記入射光束に対する前記被検面の傾きにかかわらず、
前記入射光束の少なくとも一部を前記対物レンズにて前
記被検面上に集光させ、その光の前記被検面での1回目
の反射光束を、前記光路変更手段により前記入射光束の
光路とは異なる経路に導き、この光束を前記反射鏡で反
射して、前記1回目の反射光束と同経路で前記被検面上
に再び集光させ、その光の被検面での2回目の反射光束
を前記入射光束と同経路で逆行させることを特徴とする
光路補正装置。 - 【請求項2】 前記光路変更手段は、偏光子と、前記偏
光子を通過後の偏光状態を変化させる偏光変化部材とで
構成される請求項1に記載の光路補正装置。 - 【請求項3】 前記偏光子は、偏光ビームスプリッタで
あり、前記偏光変化部材は、位相子または旋光子である
請求項2に記載の光路補正装置。 - 【請求項4】 前記位相子は1/4波長板であり、前記
旋光子はファラデー素子である請求項3に記載の光路補
正装置。 - 【請求項5】 前記入射光束、前記1回目の反射光束、
その反射鏡での反射光束および2回目の反射光束が前記
偏光変化部材を順次通過する請求項2ないし4のいずれ
かに記載の光路補正装置。 - 【請求項6】 光路変更手段と、入射光束を被検面上に
集光させる対物レンズと、前記入射光束の光路を遮断し
ない位置に設置された反射鏡とを有し、 前記入射光束に対する前記被検面の傾きにかかわらず、
前記入射光束の少なくとも一部を前記対物レンズにて前
記被検面上に集光させ、その光の前記被検面での1回目
の反射光束を、前記光路変更手段による光路変更および
前記反射鏡による反射により少なくとも1往復させて前
記被検面上に再び集光させ、その光の被検面での反射光
束を前記入射光束に対し逆行させることを特徴とする光
路補正装置。 - 【請求項7】 前記反射鏡は、その反射面の法線が前記
反射面への1回目の入射光束に対し所定角度傾斜して設
置されている請求項6に記載の光路補正装置。 - 【請求項8】 前記光路変更手段は、ビームスプリッタ
である請求項6または7に記載の光路補正装置。 - 【請求項9】 前記被検面での特定の反射回数の反射光
束を抽出する反射光束抽出手段を有する請求項6ないし
8のいずれかに記載の光路補正装置。 - 【請求項10】 前記反射鏡は、平面鏡である請求項1
ないし9のいずれかに記載の光路補正装置。 - 【請求項11】 前記反射鏡は、凹面鏡または凸面鏡で
ある請求項1ないし9のいずれかに記載の光路補正装
置。 - 【請求項12】 前記反射鏡は、位相共役鏡である請求
項1ないし9のいずれかに記載の光路補正装置。 - 【請求項13】 前記対物レンズは、前記被検面に対し
自動焦点機能を有するものである請求項1ないし12の
いずれかに記載の光路補正装置。 - 【請求項14】 前記光路変更手段と前記反射鏡とが一
体的に形成されている請求項1ないし13のいずれかに
記載の光路補正装置。 - 【請求項15】 前記入射光束が平行光束である請求項
1ないし14のいずれかに記載の光路補正装置。 - 【請求項16】 前記入射光束の径が、前記対物レンズ
の有効径より小さい請求項1ないし15のいずれかに記
載の光路補正装置。 - 【請求項17】 光学的測定により被検面の情報を得る
光学測定装置であって、光源と、測定光学系とを有し、
前記測定光学系は、請求項1ないし16のいずれかに記
載の光路補正装置を備えていることを特徴とする光学測
定装置。 - 【請求項18】 前記光学測定装置は、さらに参照光学
系と光検出器とを有し、前記光検出器により、前記参照
光学系からの参照光と前記測定光学系からの被検光とを
重ねることにより生じる干渉縞を検出し、被検面の形状
または性状を測定する偏光干渉計である請求項17に記
載の光学測定装置。 - 【請求項19】 前記参照光と前記被検光との光量の比
を調節する光量調節手段を有する請求項17または18
に記載の光学測定装置。 - 【請求項20】 前記光学測定装置は、さらに自動焦点
手段を有し、前記自動焦点手段は、請求項1ないし16
のいずれかに記載の光路補正装置を備えている請求項1
7ないし19のいずれかに記載の光学測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31738093A JPH07146212A (ja) | 1993-11-24 | 1993-11-24 | 光路補正装置および光学測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31738093A JPH07146212A (ja) | 1993-11-24 | 1993-11-24 | 光路補正装置および光学測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07146212A true JPH07146212A (ja) | 1995-06-06 |
Family
ID=18087608
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31738093A Pending JPH07146212A (ja) | 1993-11-24 | 1993-11-24 | 光路補正装置および光学測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07146212A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013117453A (ja) * | 2011-12-05 | 2013-06-13 | Hitachi Ltd | 距離計測方法および装置とそれを搭載した形状計測装置 |
| CN114486176A (zh) * | 2022-01-24 | 2022-05-13 | 执鼎医疗科技(杭州)有限公司 | 共焦距成像标定装置及标定方法 |
| CN121453350A (zh) * | 2026-01-05 | 2026-02-03 | 中国人民解放军国防科技大学 | 高功率光纤激光阵列光束倾斜像差检测与校正系统 |
-
1993
- 1993-11-24 JP JP31738093A patent/JPH07146212A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013117453A (ja) * | 2011-12-05 | 2013-06-13 | Hitachi Ltd | 距離計測方法および装置とそれを搭載した形状計測装置 |
| CN114486176A (zh) * | 2022-01-24 | 2022-05-13 | 执鼎医疗科技(杭州)有限公司 | 共焦距成像标定装置及标定方法 |
| CN121453350A (zh) * | 2026-01-05 | 2026-02-03 | 中国人民解放军国防科技大学 | 高功率光纤激光阵列光束倾斜像差检测与校正系统 |
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