JPH07148235A - 消臭剤並びに防腐剤 - Google Patents

消臭剤並びに防腐剤

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JPH07148235A
JPH07148235A JP5319184A JP31918493A JPH07148235A JP H07148235 A JPH07148235 A JP H07148235A JP 5319184 A JP5319184 A JP 5319184A JP 31918493 A JP31918493 A JP 31918493A JP H07148235 A JPH07148235 A JP H07148235A
Authority
JP
Japan
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alder
ainus
antiseptic
steud
odor
Prior art date
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Pending
Application number
JP5319184A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Gushiken
勉 具志堅
Keikiyou Higa
啓強 比嘉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NANSEI GREEN KK
Original Assignee
NANSEI GREEN KK
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Publication date
Application filed by NANSEI GREEN KK filed Critical NANSEI GREEN KK
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  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 人畜に対して無害で、しかも製造コストが低
く、大量使用が可能な消臭剤並びに防腐剤を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 ハンノキ乃至はタイワンハンノキの乾燥粉末
化物、ハンノキ乃至はタイワンハンノキの乾燥粉末化物
を抽出して得られる抽出液、或いはハンノキ乃至はタイ
ワンハンノキの乾燥粉末化物を蒸留して得られる留出液
を消臭剤並びに防腐剤とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハンノキ乃至はタイワ
ンハンノキ(Alnus japonica)を原料にして得られる、
消臭剤と防腐剤に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、都市近郊のみならず、地方市町村
等においても、住宅地域の拡大によって、養豚場や養鶏
場等が悪臭公害の発生源として問題になっている。これ
らの悪臭に対する決定的な対応策はなく、農業経営者は
苦しい立場に立たされてきた。このような、悪臭を防止
するための消臭剤として、芳香剤或いは活性炭のような
吸着剤等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の消臭剤は、合成品であるため長時間に亘る大量使用
を行った場合、人畜に対して必ずしも無害とは言えず、
また製造コストも高いという不都合を有していた。そこ
で、本発明は、人畜に対して無害で、しかも製造コスト
が低く、大量使用が可能な消臭剤並びに防腐剤を提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者はかかる目的を
達成するべく鋭意研究の結果、日本国内に広く分布する
ハンノキ乃至はタイワンハンノキに消臭剤並びに防腐剤
としての有効成分が含有されていることを知見したもの
で、本発明はかかる知見に基づきなされたもので、本発
明の消臭剤並びに防腐剤は、ハンノキ乃至はタイワンハ
ンノキの乾燥粉末化物、ハンノキ乃至はタイワンハンノ
キの乾燥粉末化物を抽出して得られる抽出液、或いはハ
ンノキ乃至はタイワンハンノキの乾燥粉末化物を蒸留し
て得られる留出液からなるものである。
【0005】前記ハンノキ乃至はタイワンハンノキの乾
燥粉末化物を得るには、まず、ハンノキ乃至はタイワン
ハンノキの葉、枝、樹皮、木質部等を数センチ程度に裁
断し、これを120℃程度で乾燥して乾燥物を得、この
乾燥物を粉体器等を用いて粒度0.5mm〜2mm程度
に粉末化する。この乾燥粉末化物を散粉器を用いて散布
できるようにするには、粉末機を用いて粒度0.5mm
程度に更に細かく粉末化することが望ましい。
【0006】また、前記抽出液を得るには、例えば、水
や、エタノール、メタノール、プロパノール、アセト
ン、メチルエチルケトン、クロロホルム、酢酸エチル等
の有機溶媒を用いて常法に従い抽出する。
【0007】また、前記留出液を得るには、通常の蒸留
装置を用い、常法に従い蒸留を行なう。
【0008】また、前記のような抽出液や留出液のよう
な溶液タイプの消臭剤や防腐剤を製造する場合、原料と
なる前記乾燥粉末化物は、乾燥後に熟成したものを用い
る方が好ましい。この熟成は、乾燥粉末化物をカマス
(麻やプラスチック布等でできた通気性のある袋)に入
れ、通気性のよい室内に於いて1ヵ月以上放置して熟成
させる。尚、平らな容器に広げて熟成する場合は1〜2
週間程度で熟成できる。このような熟成により、溶液タ
イプの消臭剤や防腐剤は腐敗しにくいものとなる。ま
た、溶液タイプの消臭剤や防腐剤の場合、溶液に安息香
酸を加えることにより、腐敗しにくいものとなる。
【0009】
【作用】乾燥粉末化物は湿りけのある悪臭発生源に適用
するのに都合がよいのに対して、溶液タイプは乾いた悪
臭発生源に適用するのに都合がよい。従って、ハンノキ
乃至はタイワンハンノキの乾燥粉末化物は、その消臭作
用により、養豚場、養鶏場等の畜舎から発生する悪臭の
消臭、生ゴミやくみ取り式便所の消臭、ペット小屋の消
臭に有効である。また、ハンノキの乾燥粉末化物から得
られる抽出液や留出液は、その消臭作用により、ペット
の臭い消し、生ゴミ、靴や冷蔵庫、便所等、室内外の悪
臭の除去、家庭生活全般における消臭剤として有効であ
る。また、前記消臭剤は防腐剤としても有効に作用し、
特に柑橘類やその他の果物類の腐敗を防止し、常温での
貯蔵期間の延長に有効である。従って、冷蔵貯蔵の必要
がなくなり、貯蔵コストの低減につながり、端境期での
出荷も可能となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例につき説明する。 (実施例1)ハンノキの葉部及び小枝部を採集して、電
動カッターで約3cm巾に裁断した。次に、得られた試
料を乾燥機に入れ、120℃で3.5時間乾燥した。乾
燥機から取り出した乾燥試料は、熱いうちに直ちに粉体
機にかけて粒度0.5mm〜2mm程度に粉砕した。次
に、粉末試料を20kgずつカマスに入れ、通気性のよ
い室内において1ヵ月以上放置して熟成させた。このよ
うにして得られた乾燥粉末化物を、成豚64頭、子豚2
85頭を飼育する養豚場において、3.3m2 当たり1
0gの割合で、豚舎の糞のあるところに、散粉器をもち
いて散布した。この散布を1日1回の割合で7日間繰り
返し行った。その後、4人の検定者によって臭いの検定
を行ったところ、臭いが軽減していることを全員認め
た。
【0011】(実施例2)便槽中に残る200リットル
の人糞等の内容物に対して実施例1と同様の乾燥粉末化
物200gを散布した。その後、4人の検定者によって
臭いの検定を行ったところ、2日目までは便所の臭いが
感じられたが、3日目以降数日間は悪臭が殆ど感じられ
ないことを全員認めた。
【0012】(実施例3)鶏糞約500gをバケツにい
れ、臭気を確認した後、この鶏糞に対して実施例1と同
様の乾燥粉末化物20gを散布した。その後、3人の検
定者によって臭いの検定を行ったところ、臭いが軽減し
ていることを全員認めた。
【0013】(実施例4)常時150〜200匹の犬お
よび略同数の猫が飼育されているコンクリート製の密閉
した飼育舎に、実施例1と同様の乾燥粉末化物を、一日
一回洗舎後に散布器で約500gづつ1ヶ月継続して散
布した。その後、5人の検定者によって臭いの検定を行
ったところ、臭いが軽減していることを全員認めた。
【0014】(実施例5)前記実施例1の乾燥粉末化物
1kgに対して、水15リットルを加え、沸騰させた。
沸騰して5分後に加熱をやめ、市販の濾紙を用いて濾過
し、13リットルの濾液を得た。この濾液に5gの安息
香酸を加えてかきまぜ、溶液剤を得た。次に、ゴム長靴
を履いて長時間農作業をした後、靴を脱いで室内に入る
際に、靴および靴下に前記溶液剤を数回スプレーした。
その後、5人の検定者によって臭いの検定を行ったとこ
ろ、ただちに悪臭は消えていたとの評価を全員から得
た。
【0015】(実施例6)鶏舎の鶏糞約500kgを1
tトラックにばらずみし、この鶏糞に実施例5と同様の
溶液剤約5リットルを農業用噴霧器でまんべんなく散布
した。その後、9人の検定者によって臭いの検定を行っ
たところ、悪臭は感じられないとの評価を全員から得
た。
【0016】(実施例7)クレゾール消毒剤を使用して
いる男子用便所に、実施例5と同様の溶液剤をハンドス
プレーで1日2回スプレーした。その後、9人の検定者
によって臭いの検定を行ったところ、悪臭とクレゾール
の臭いは共に消えていたとの評価を全員から得た。
【0017】(実施例8)実施例1の乾燥粉末化物10
0gを2リットルのナス型フラスコに入れ、1リットル
の水を加えて、連結管およびリービッヒコンデンサーを
用いて、通常の蒸留装置を組み立てた。次に、フラスコ
を加熱して沸騰させ、留出液を捕集した。約700ミリ
リットルの留出液を得た時点で加熱を止めた。このよう
にして得られた留出液を、家庭内の生ゴミに数回スプレ
ーした。その後、5人の検定者によって臭いの検定を行
ったところ、ただちに悪臭は消えていたとの評価を全員
から得た。
【0018】(実施例9)前記実施例1の乾燥粉末化物
200gを200ミリリットルの水と混ぜて、ペースト
状にした。これをプラスッチク容器の底に薄く敷き、そ
の上に収穫したばかりの青い温州みかんを一列に置い
た。その上に前記ペーストを敷き、さらにみかんを同じ
ように重ねた。このようにして、全部で約1kg(約1
0個)のみかんを本剤のペーストでくるみ、2ヵ月間室
温で貯蔵した。みかんは貯蔵中に表皮はほぼ完全に黄色
に変わっていたが、腐敗したものは一つもなく、味は貯
蔵前と変わりなかった。
【0019】(実施例10)前記実施例9のみかんの代わ
りにヒラミレモンを用いて同様に試験したところ、3ヵ
月間の室温貯蔵中に腐敗したのは一つもなかった。ま
た、味も貯蔵前と変わりなかった。
【0020】
【発明の効果】このように、本発明によれば、日本国内
に広範に分布するハンノキ乃至はタイワンハンノキを原
料にして消臭剤と防腐剤が得られ、人畜に対して無害
で、しかも製造コストが低く、大量使用が可能な消臭剤
並びに防腐剤を提供することができる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンノキ乃至はタイワンハンノキの乾燥
    粉末化物からなる消臭剤。
  2. 【請求項2】 ハンノキ乃至はタイワンハンノキの乾燥
    粉末化物を抽出して得られる抽出液からなる消臭剤。
  3. 【請求項3】 ハンノキ乃至はタイワンハンノキの乾燥
    粉末化物を蒸留して得られる留出液からなる消臭剤。
  4. 【請求項4】 ハンノキ乃至はタイワンハンノキの乾燥
    粉末化物からなる防腐剤。
  5. 【請求項5】 ハンノキ乃至はタイワンハンノキの乾燥
    粉末化物を抽出して得られる抽出液からなる防腐剤。
  6. 【請求項6】 ハンノキ乃至はタイワンハンノキの乾燥
    粉末化物を蒸留して得られる留出液からなる防腐剤。
JP5319184A 1993-11-26 1993-11-26 消臭剤並びに防腐剤 Pending JPH07148235A (ja)

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JP5319184A JPH07148235A (ja) 1993-11-26 1993-11-26 消臭剤並びに防腐剤

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61193665A (ja) * 1985-02-25 1986-08-28 松下電工株式会社 消臭剤
JPH04347851A (ja) * 1991-05-24 1992-12-03 Konica Corp ハロゲン化銀写真感光材料用定着剤

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61193665A (ja) * 1985-02-25 1986-08-28 松下電工株式会社 消臭剤
JPH04347851A (ja) * 1991-05-24 1992-12-03 Konica Corp ハロゲン化銀写真感光材料用定着剤

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19960326