JPH0714906Y2 - クロスコイル形指示計器 - Google Patents

クロスコイル形指示計器

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JPH0714906Y2
JPH0714906Y2 JP13681489U JP13681489U JPH0714906Y2 JP H0714906 Y2 JPH0714906 Y2 JP H0714906Y2 JP 13681489 U JP13681489 U JP 13681489U JP 13681489 U JP13681489 U JP 13681489U JP H0714906 Y2 JPH0714906 Y2 JP H0714906Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は一般的にクロスコイル式指示計器に係り、より
詳細には、例えば車輌の速度計、タコメータに適用され
るクロスコイル式指示計器に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、車載用のクロスコイル式指示計器として、第2図
に示すようなものがある。同図において、Lはクロスコ
イルであり、互いに交差して配置された一対のコイル
L1,L2より構成されている。Mgは前記クロスコイルLが
発生する合成磁界中に回転自在に配置されたマグネット
ロータ、AはマグネットロータMgの回転軸に固定された
指針、Bは指針Aと協動して計測量を指示する目盛板で
ある。
以上の構成において、一対のコイルL1,L2の各々に下式
(1)に示す駆動電流I1,I2を供給すると、 L1=I0cosθ L2=I0sinθ …(1) 各コイルL1,L2はこの駆動電流によって磁界Φ1,Φ2
を発生し、そのときの磁界は、 Φ1=kn1 I1=kn1 I0cosθ Φ2=kn2 I2=kn2 I0sinθ …(2) (k:定数、n1,n2:コイルL1,L2の巻数) となる。
このとき、各コイルL1,L2が発生する磁界Φ1,Φ2に
よる合成磁界Φは、第3図に示すように磁界Φ1,Φ2
の合成ベクトルとなり、この合成ベクトル方向にマグネ
ットロータMgが回転し、これに伴って指針Aが回転す
る。上記式(2)において、巻数n1,n2を等しくすれ
ば、合成磁界Φの方向(角度)θ′は、 となり、θに一致する。
そこで、所定の計測量に応じて式(1)のcosθ,sinθ
が変化するようにし、コイルL1,L2に式(1)に示す電
流を供給すれば、クロスコイルLが発生する合成磁界の
方向θ′は、式(3)より上記θと一致するので、この
角度θ′(=θ)の位置に回転したマグネットロータMg
の回転角を、指針Aの振れ角θ′と目盛板Bの目盛りに
より読み取ることによって、所定の計測量を認識するこ
とができる。
第4図は、上述したクロスコイル式指示計器のクロスコ
イルLに所定の計測量に応じた駆動電流を供給するため
の駆動装置の回路構成を示す。同図において、11は所定
の計測量を検出し、これに応じた周波数の検出パルス信
号を発生する検出パルス信号発生回路、12は上記検出パ
ルス信号のパルス幅を一定にそろえるためのワンショッ
トマルチバイブレータ(OSM)、13はOSM12を通過した上
記検出パルス信号が入力され、該検出パルス信号の周波
数に応じた直流電圧を出力する周波数/電圧(F/V)変
換回路、141,142は上記F/V変換回路13から出力される
直流電圧に基づいて式(1)におけるcosθとsinθの擬
似的値を演算する演算回路、151,152は各演算回路より
の擬似的cosθ,sinθ出力が入力され、該出力を増幅し
てコイルL1,L2に式(1)に示す駆動電流I1,I2を供給
する駆動回路である。
以上の構成において、検出パルス信号発生回路11から所
定計測量に応じた周波数の検出パルス信号が出力され、
該パルス信号をOSM12に入力し、パルス幅を一定にしてF
/V変換回路13に入力する。F/V変換回路13は第4図に示
すように、検出パルス信号の周波数に応じた直流電圧を
出力し、該直流電圧を演算回路141,142に入力する。演
算回路141,142はこの直流電圧に応じて、第5図中にa,
bで示すように位相差90°を有する台形状の擬似cosθ,s
inθに変化する信号をそれぞれ出力する。演算回路1
41,142よりの前記擬似cosθ,sinθ信号は駆動回路1
51,152に入力され、これに基づいて駆動回路151,152
は式(1)の駆動信号電流I1,I2を出力する。該駆動電
流I1,I2はクロスコイルLの各コイルL1,L2にそれぞれ
供給させる。上述の動作により所定計測量に応じた方向
に合成磁界が発生され、該合成磁界方向にマグネットロ
ータMgが回転され、指針Aもこれに応じて回転すること
により目盛板Bに対する指針Aの振れ角から所定計測量
を指示する。
なお、上述したクロスコイル式指示計器が適用される車
速計やタコメータでは、検出パルス信号発生回路11は所
定計測量として車両の車輪の回転に応じた回転が入力さ
れる回転センサからなる。
上述のような構成において、F/V変換回路13に、第6図
に示すような可変抵抗VRとコンデンサCとを含む積分回
路を設け、可変抵抗VRを調整することにより、第7図に
示すように検出パルス信号の周波数−直流電圧(F/V)
の特性(傾き)を可変し、単位計測量当りの指針振れ角
を所望の値に設定することが行われる。
しかし、このような調整作業は指示計器毎に行うために
調整作業に時間がかかり、また作業者によって調整のバ
ラツキも生じる。また、F/V特性の調整をVRとCによっ
て決定されるようになっているため、部品が多様にな
り、仕様の異なる指示計器毎の回路基板を用意する必要
があり、部品管理上も問題があった。
そこで、従来、上述のような問題をなくすることができ
るように、信号をデジタル的に処理し、計測量に対する
指針の振れ角の設定を簡単に行えるようにした第8図及
び第9図に示す構成の駆動装置が考えられている。
先ず、第8図の駆動装置において、21及び22は第4図中
の検出パルス信号発生回路11及びOSM12と同じものであ
る。23はOSM22からの検出パルス信号を入力するカウン
タ、24はカウンタ23にカウント動作を与えるための基準
クロックパルス信号を出力する基準クロック信号発生回
路、25は外部端子P0〜P5に入力される設定値データによ
り分周比が可変されるプログラマブル分周器、26はカウ
ンタ23からのカウント値をアドレスデータとしてアクセ
スされるデューティデータが記憶されている例えばROM
によって構成されたメモリ、27は該メモリ26から読み出
されたデューティデータに基づき所定のデューティの矩
形波信号を生成する矩形波信号発生回路、281,282は矩
形波信号発生回路27からの矩形波信号に基づいてクロス
コイルLの各コイルL1,L2に駆動電流を供給する駆動回
路である。
以上の構成において、検出パルス信号はカウンタ23に入
力され、これにより該カウンタ23は基準クロックパルス
信号をカウントするので、カウンタ23のカウント値は所
定計測量に対応する値になる。メモリ26は前記カウント
値をアドレスデータとしてそこに記憶されたデューティ
データがアクセスされ、矩形波信号発生回路27に読み出
される。矩形波信号発生回路27はこのデューティデータ
に基づき所定のデューティの矩形波信号を生成する。そ
してこの矩形波信号は駆動回路281,282に入力され、こ
れに基づいて駆動回路281,282が駆動電流をコイルL1,
L2に供給することにより、クロスコイルLがメモリ26か
ら読み出されたデューティデータに応じた方向に合成磁
界を発生する。
次に、矩形波駆動電流によるクロスコイル式指示計器の
指示動作について説明する。矩形波信号発生回路27から
出力される2つの矩形波信号のデューティをそれぞれ
a1,a2とすると、コイルL1,L2には該デューティa1,a2
の矩形波駆動電流が流れ、これによって発生する磁界Φ
1,Φ2は、 Φ1∝a1,Φ∝a2(0≦a1,a2<100) …(4) となる。従って、その合成磁界の角度θは、 となり、デューティ比(a1/a2)に比例する。
そこでデューティとして上記式(1)のcosθとsinθを
a1,a2に対応させ、かつカウンタ23のカウント値にcos
θとsinθとを対応させることにより、クロスコイル
L1,L2はカウント値に応じた合成磁界を発生する。すな
わち、所定計測量に応じて矩形波信号のデューティa1,
a2が変化するので、クロスコイルL1,L2の合成磁界方向
は上記式(5)で設定される角度θの方向に発生し、マ
グネットロータMgと指針Aの回転角より前記所定計測量
が指示される。
ここでカウント値に応じたcosθとsinθを得るために、
メモリ26には下表Iのように、カウント値をアドレスデ
ータとするcosθとsinθのデューティデータが記憶され
ており、このカウント値に応じたcosθとsinθのデュー
ティデータが読み出されて矩形波信号発生回路27に入力
される。
続いて、所定計測量に対する指針Aの振れ角を可変する
ときの動作について説明する。上述のようにカウンタ23
は検出パルス信号発生回路21からの検出パルス信号に基
づいて基準クロック信号をカウントし、そのカウント値
は検出パルス信号の周波数に応じた値となる。従って、
前記基準クロックパルス信号の周波数を可変することに
より、同一周波数の検出パルス信号に対して、カウンタ
23のカウント値を可変することができる。
上記プログラマブル分周器25は上記基準クロックパルス
信号の周波数を可変するために設けたもので、分周比設
定用の外部端子P0〜P5を有し、各端子に論理「H」又は
「L」に対応する電圧を入力することによって分周比が
2進値で設定され、その設定値を変えることによって分
周比を変えることができる。そこで、予め外部端子P0〜
P5に分周比設定データを入力してプログラマブル分周器
25の分周比を設定することにより、基準クロック信号発
生回路24からのクロックパルス信号は、この分周器25に
おいて所定の分周比で分周された後、基準クロックパル
ス信号としてカウント23に入力れる。すなわち、外部端
子P0〜P5に入力される分周比設定データに応じてプログ
ラマブル分周器25の分周比が設定されて、基準クロック
パルス信号の周波数が変化するので、カウンタ23より得
られる検出パルス信号の周波数に応じてカウントしたカ
ウント値が可変し、メモリ26に対するアドレスデータが
可変する。
従って、前記設定データに応じてメモリ26からアクセス
されるデューティデータcosθ,sinθが可変し、矩形波
信号発生回路27から出力する矩形波信号のデューティが
可変する。これによって同一の所定計測量であってもク
ロスコイルLの合成磁界方向(振れ角θ)を可変するこ
とができる。
次に第9図の駆動装置について説明するが、第8図と同
一の部分には同一の符号を付してある。第9図におい
て、29はカウンタ23のカウント値に係数kを乗算して該
カウント値を他の値に変換する変換回路であり、該係数
kは外部端子P0〜P5に入力される設定値データに応じて
可変される。
以上の構成により、設定値データに応じた係数kがカウ
ント値に乗算され、その値をアドレスデータとしてメモ
リ26をアクセスするので、設定値データに応じて矩形波
信号のデューティが変化し、第8図と同様に同一の所定
計測量に対する指針Aの振れ角θを可変することができ
る。
ところで、第8図及び第9図について上述した駆動装置
のプログラマブル分周器25及び変換回路29は、一般に集
積回路化されてプリント回路上に搭載される。プリント
基板には、上記プログラマブル分周器25の分周比設定用
の外部端子P0〜P5、変換回路29の係数設定用の外部端子
P0〜P5となる集積回路素子のピン端子が挿入されるピン
挿入孔が穿設されている。そして、このピン挿入孔に挿
入されたピン端子に対して設定値データを入力するため
に、プリント基板には、2進値の設定値データの設定す
るディップスイッチが載置される。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、2進値の設定値データを設定するためにディッ
プスイッチをプリント基板上に載置した場合、プリント
基板上に載置したディップスイッチによって大きな面積
が専有されるようになり、装置が大型化する他、設定値
データを設定するための手段としてディップスイッチと
いう別部品が必要でコストアップを招くという問題があ
る。
よって本考案は、設定値の設定をプリント基板上で大き
な面積を専有することなく行えるようにして、装置の小
型化及びコストダウンを図ったクロスコイル形指示計器
を提供することを課題としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するため本考案により成されたクロスコ
イル形指示計器は、所定の計測量に応じた周波数の検出
パルス信号を発生する検出パルス信号発生回路と、基準
クロックパルス信号を出力する基準クロック信号発生回
路と、複数の外部端子を有し、該外部端子に並列に入力
される設定値データにより分周比が可変され、前記基準
クロック信号発生回路が発生する基準クロックを分周す
るプログラマブル分周器と、前記検出パルス発生回路が
発生する検出パルス信号と前記プログラム分周器によっ
て分周された前記基準クロック信号発生回路からの基準
クロック信号とを入力し、前記検出パルス信号の周波数
に応じた期間前記基準クロック信号を計数するカウンタ
と、該カウンタのカウント値をアドレスデータとしてア
クセスされるデューティデータが記憶されているメモリ
と、該メモリから読み出されたデューティデータに基づ
き所定デューティの矩形波信号を生成する矩形波信号発
生回路と、該矩形波信号発生回路からの矩形波信号に基
づいてクロスコイルの各コイルに駆動電流を供給する駆
動回路とを備え、前記プログラム分周器が集積化され、
その外部端子がプリント基板に穿設された端子挿入孔に
挿入されるようになされたクロスコイル形指示計器、又
は、所定の計測量に応じた周波数の検出パルス信号を発
生する検出パルス信号発生回路と、基準クロックパルス
信号を出力する基準クロック信号発生回路と、前記検出
パルス発生回路が発生する検出パルス信号と前記基準ク
ロック信号発生回路からの基準クロック信号とを入力
し、前記検出パルス信号の周波数に応じた期間前記基準
クロック信号を計数するカウンタと、外部端子を有し、
該外部端子に入力される設定値データに応じて計数が可
変され、該係数を前記カウンタのカウント値に乗算して
前記カウンタのカウント値を他の値に変換する変換回路
と、該変換回路によって変換された前記カウンタのカウ
ント値をアドレスデータとしてアクセスされるデューテ
ィデータが記憶されているメモリと、該メモリから読み
出されたデューティデータに基づき所定デューティの矩
形波信号を生成する矩形波信号発生回路と、該矩形波信
号発生回路からの矩形波信号に基づいてクロスコイルの
各コイルに駆動電流を供給する駆動回路とを備え、前記
変換回路が集積化され、その外部端子がプリント基板に
穿設された端子挿入孔に挿入されるようになされたクロ
スコイル形指示計器において、前記複数の端子挿入孔を
有するプリント基板上に、前記複数の端子挿入孔に電気
的に接続された同数の第1のピン挿入孔と、電気的にH
レベルに設定された第2のピン挿入孔と、電気的にLレ
ベルに設定された第3のピン挿入孔を設け、複数の端子
ピンを有し、該複数の端子ピンの基端が合成樹脂モール
ドされて前記複数の端子ピン相互間が位置出され、前記
合成樹脂モールド内において前記複数の端子ピンのうち
前記第1のピン挿入孔に挿入されるものが前記設定値デ
ータに応じて前記第2又は第3のピン挿入孔に挿入され
る端子ピンに選択的に接続されているデータ設定器を備
え、該データ設定器の前記複数の端子ピンの自由端を前
記第1乃至第3のピン挿入孔にそれぞれ挿入して前記設
置値データを設定することを特徴としている。
〔作用〕
上記構成において、集積化されたプログラマブル分周器
又は変換回路が有する外部端子が挿入される端子挿入孔
が穿設されているプリント基板上に、前記複数の端子挿
入孔に電気的に接続された同数の第1のピン挿入孔と、
電気的にHレベルに設定された第2のピン挿入孔と、電
気的にLレベルに設定された第3のピン挿入孔を設け、
データ設定器の複数の端子ピンの自由端を前記第1乃至
第3のピン挿入孔にそれぞれ挿入してプログラマブル分
周器の分周比又は変換回路の係数を決定する設置値デー
タを設定するようになっている。
従って、プリント基板に第1乃至第3のピン挿入孔を設
け、複数の端子ピンの相互間の位置出しを行う合成樹脂
モールド内で、複数の端子ピンのうち上記第1のピン挿
入孔に挿入されるものが上記設定値データに応じて上記
第2又は第3のピン挿入孔に挿入される端子ピンに選択
的に接続されているデータ設定器を用意するだけでよい
ので、設定値データを設定するためにプリント基板上に
大きな面積を専有することがない。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図(a)は本考案によるクロスコイル形指示計器に
よる一実施例の要部の一部分を示す図であり、同図にお
いて、1はプリント基板であり、プリント基板1には集
積回路素子化さた第8図におけるプログラマブル分周器
(図示せず)又は第9図における変換回路(図示せず)
が載置される。これらの集積回路素子は2進値からなる
設定値データが並列に入力される複数の外部端子P1〜P5
(第8図及び第9図)を有し、プリント基板1には、こ
れらの集積回路素子の端子ピンがそれぞれ挿入される複
数の端子挿入孔P0′〜P5′が一直線状に整列されて穿設
されている。なお、複数の端子挿入孔P1′〜P5′の周囲
には、これらの端子挿入孔P1′〜P5′に挿入される上記
外部端子をディップ半田付けするためのランドが形成さ
れている。
また、プリント基板1には、上記複数の端子挿入孔P0′
〜P5′に隣接して短い導電パターンによって電気的に接
続された同数の第1のピン挿入孔P1″〜P5″が一直線状
に整列されて穿設され、この第1のピン挿入孔P1″〜
P5″の周囲には端子挿入孔P0′〜P5′と同様にディップ
半田付けのためのランドが形成されている。
更に、上記第1のピン挿入孔P1″〜P5″の両側には、こ
れらのピン挿入孔と整列されて第2のピン挿入孔P6″と
第3のピン挿入孔P7″とが穿設されている。これらの第
2及び第3のピン挿入孔P6″及びP7″の周囲にもディッ
プ半田付けのためのランドが形成されている。第2のピ
ン挿入孔P6″の周囲のランドは、図示しない導電パター
ンを介して電源電圧VDDが供給されて電気的にHレベル
に設定され、第3のピン挿入孔P7″の周囲のランドは、
図示しない導電パターンを介してアースに接続されて電
気的にLレベルに設定されている。
第1図(b)は本考案によるクロスコイル形指示計器に
よる一実施例の要部の他の部分を示す図であり、同図に
おいて、2は一般にジャンパアレイと呼ばれるデータ設
定器あり、データ設定器2は複数の端子ピンP1〜P7
を有し、これらの複数の端子ピンP1〜P7はその基端
が合成樹脂モールドされて相互位置出しされている。上
記合成樹脂モールド部分2a内においては、上記複数の端
子ピンP1〜P7のうち上記第1のピン挿入孔P1″〜
P5″に挿入されるものが設定すべき設定値データに応じ
て上記第2のピン挿入孔P6″挿入される端子ピンP6又
は第3のピン挿入孔P7″に挿入される端子ピンP7に選
択的に接続されている。
以上のような構成において、データ設定器2の上記複数
の端子ピンP1〜P7の自由端を上記第1乃至第3のピ
ン挿入孔P1″〜P7″にそれぞれ挿入し、ディップ半田付
けすることによってデータ設定器2がプリント基板1上
に固定され、プログラマブル分周器25の分周比又は変換
回路29の係数を設定するための設置値データがプログラ
マブル分周器25又は変換回路29に入力されるようにな
る。
例えばP1,P3,P5をHレベルに、P0,P2,P2をLレベル
にそれぞれ設定する場合には、データ設定器2の合成樹
脂モールド部分2aの内部において、第1図(b)中点線
で示すように、第1の端子ピンP1,P3,P5を第2
の端子ピンP6に、第1の端子ピンP0,P2,P4を
第3の端子ピンP7にそれぞれ接続したデータ設定器2
を用意しておき、このデータ設定器2の端子ピンP0〜
P7をピン挿入孔P0″〜P7″の対応するものに挿入して
例えばディップ半田付けすればよい。これによって所定
の設定値データ010101が設定され、外部端子P0〜P5に所
定の分周比データや係数kが入力される。
上述の構成のクロスコイル形指示計器の場合、指示しよ
うとする単位計測量当りの所望の振れ角θが、変わった
ときに、予め設定された分周比設定データや係数kに基
づき予め用意したデータ設定器2の端子ピンP0〜P7
をピン挿入孔P0″〜P7″に挿入して半田付けすることに
より、振れ角θを所望値に設定することができる。この
とき、生産しようとするクロスコイル形指示計器の種類
だけ設定値データの異なるデータ設定2を用意しておけ
ばよい。
また、同一構成の指示計器を用いて異なる種類の所定計
測量を指示するときに、単位所定計測量当りの指針振れ
角が互いに異なるが、このような場合において、予め認
識されている指示しようとする所定計測量に応じた分周
比設定データや係数kを設定できるデータ設定器2を選
択すればよい。これによって同一のプリント基板を使用
して単位所定計測量当りの振れ角が異なる種類の所定計
測量に対するクロスコイル形指示計器が実現でき、少量
多種生産に簡単に応じることができる。
〔効果〕 以上説明したように本考案によれば、クロスコイル形指
示計器の集積化されたプログラマブル分周器又は変換回
路が有する外部端子が挿入される端子挿入孔が穿設され
ているプリント基板上に、前記複数の端子挿入孔に電気
的に接続された同数の第1のピン挿入孔と、電気的にH
レベルに設定された第2のピン挿入孔と、電気的にLレ
ベルに設定された第3のピン挿入孔を設け、データ設定
器の複数の端子ピンを前記第1乃至第3のピン挿入孔に
それぞれ挿入してプログラマブル分周器の分周比又は変
換回路の係数を決定する設置値データを設定するように
し、データ設定器の合成樹脂モールド内で、複数の端子
ピンのうち上記第1のピン挿入孔に挿入されるものを上
記設定値データに応じて上記第2又は第3のピン挿入孔
に挿入される端子ピンに選択的に接続しているので、デ
ータ設定器の端子ピンをプリント基板上のピン挿入孔に
挿入することで設定値データを設定することができ、プ
リント基板上に大きな面積を専有することがなく、装置
の小型化及びコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるクロスコイル形指示計器の一実施
例を示す図、 第2図はクロスコイル形指示計器の構造を示す図、 第3図は第2図の計器の動作原理を説明するための説明
図、 第4図は第2図の計器の駆動装置を示すブロック図、 第5図乃至第7図は第4図の装置の動作を説明するため
の説明図、 第8図乃び第9図はデジタル式の駆動装置の例をそれぞ
れ示すブロック図である。 1……プリント基板、P0〜P5……外部端子、P0′〜P5′
……端子挿入孔、P0″〜P5″……第1のピン挿入孔、
P6″……第2のピン挿入孔、P7″……第3のピン挿入
孔、2……データ設定器、2a……合成樹脂モールド部、
P0P7……端子ピン、21……検出パルス信号回路、23
……カウンタ、24……基準クロック信号発生回路、25…
…プログラマブル分周器、26……メモリ、27……矩形波
信号発生回路、281,282……駆動回路、29……変換回
路。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の計測量に応じた周波数の検出パルス
    信号を発生する検出パルス信号発生回路と、基準クロッ
    クパルス信号を出力する基準クロック信号発生回路と、
    複数の外部端子を有し、該外部端子に並列に入力される
    設定値データにより分周比が可変され、前記基準クロッ
    ク信号発生回路が発生する基準クロックを分周するプロ
    グラマブル分周器と、前記検出パルス発生回路が発生す
    る検出パルス信号と前記プログラム分周器によって分周
    された前記基準クロック信号発生回路からの基準クロッ
    ク信号とを入力し、前記検出パルス信号の周波数に応じ
    た期間前記基準クロック信号を計数するカウンタと、該
    カウンタのカウント値をアドレスデータとしてアクセス
    されるデューティデータが記憶されているメモリと、該
    メモリから読み出されたデューティデータに基づき所定
    デューティの矩形波信号を生成する矩形波信号発生回路
    と、該矩形波信号発生回路からの矩形波信号に基づいて
    クロスコイルの各コイルに駆動電流を供給する駆動回路
    とを備え、前記プログラム分周器が集積化され、その外
    部端子がプリント基板に穿設された端子挿入孔に挿入さ
    れるようになされたクロスコイル形指示計器において、 前記複数の端子挿入孔を有するプリント基板上に、前記
    複数の端子挿入孔に電気的に接続された同数の第1のピ
    ン挿入孔と、電気的にHレベルに設定された第2のピン
    挿入孔と、電気的にLレベルに設定された第3のピン挿
    入孔を設け、 複数の端子ピンを有し、該複数の端子ピンの基端が合成
    樹脂モールドされて前記複数の端子ピン相互間が位置出
    され、前記合成樹脂モールド内において前記複数の端子
    ピンのうち前記第1のピン挿入孔に挿入されるものが前
    記設定値データに応じて前記第2又は第3のピン挿入孔
    に挿入される端子ピンに選択的に接続されているデータ
    設定器を備え、該データ設定器の前記複数の端子ピンの
    自由端を前記第1乃至第3のピン挿入孔にそれぞれ挿入
    して前記設置値データを設定する、 ことを特徴とするクロスコイル形指示計器。
  2. 【請求項2】所定の計測量に応じた周波数の検出パルス
    信号を発生する検出パルス信号発生回路と、基準クロッ
    クパルス信号を出力する基準クロック信号発生回路と、
    前記検出パルス発生回路が発生する検出パルス信号と前
    記基準クロック信号発生回路からの基準クロック信号と
    を入力し、前記検出パルス信号の周波数に応じた期間前
    記基準クロック信号を計数するカウンタと、外部端子を
    有し、該外部端子に入力される設定値データに応じて計
    数が可変され、該係数を前記カウンタのカウント値に乗
    算して前記カウンタのカウント値を他の値に変換する変
    換回路と、該変換回路によって変換された前記カウンタ
    のカウント値をアドレスデータとしてアクセスされるデ
    ューティデータが記憶されているメモリと、該メモリか
    ら読み出されたデューティデータに基づき所定デューテ
    ィの矩形波信号を生成する矩形波信号発生回路と、該矩
    形波信号発生回路からの矩形波信号に基づいてクロスコ
    イルの各コイルに駆動電流を供給する駆動回路とを備
    え、前記変換回路が集積化され、その外部端子がプリン
    ト基板に穿設された端子挿入孔に挿入されるようになさ
    れたクロスコイル形指示計器において、 前記複数の端子挿入孔を有するプリント基板上に、前記
    複数の端子挿入孔に電気的に接続された同数の第1のピ
    ン挿入孔と、電気的にHレベルに設定された第2のピン
    挿入孔と、電気的にLレベルに設定された第3のピン挿
    入孔を設け、 複数の端子ピンを有し、該複数の端子ピンの基端が合成
    樹脂モールドされて前記複数の端子ピン相互間が位置出
    され、前記合成樹脂モールド内において前記複数の端子
    ピンのうち前記第1のピン挿入孔に挿入されるものが前
    記設定値データに応じて前記第2又は第3のピン挿入孔
    に挿入される端子ピンに選択的に接続されているデータ
    設定器を備え、該データ設定器の前記複数の端子ピンの
    自由端を前記第1乃至第3のピン挿入孔にそれぞれ挿入
    して前記設置値データを設定する、 ことを特徴とするクロスコイル形指示計器。
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