JPH07149751A - γ−ブチロラクトンの製法 - Google Patents

γ−ブチロラクトンの製法

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JPH07149751A
JPH07149751A JP6185864A JP18586494A JPH07149751A JP H07149751 A JPH07149751 A JP H07149751A JP 6185864 A JP6185864 A JP 6185864A JP 18586494 A JP18586494 A JP 18586494A JP H07149751 A JPH07149751 A JP H07149751A
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JP
Japan
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catalyst
reaction
butyrolactone
maleic anhydride
catalysts
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JP6185864A
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Manfred Bergfeld
ベルクフェルト マンフレート
Guenter Wiesgickl
ヴィースギックル ギュンター
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Akzo Nobel NV
Original Assignee
Akzo Nobel NV
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D315/00Heterocyclic compounds containing rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom according to more than one of groups C07D303/00 - C07D313/00
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D301/00Preparation of oxiranes

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Furan Compounds (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
  • Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)
  • Pyrane Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 γ−ブチロラクトンの製法 【構成】 無水マレイン酸を蒸気相で、還元型の亜クロ
ム酸銅をベースとする触媒の存在で、触媒的に水素化す
ることによりγ−ブチロラクトンを製造する際に、反応
の実施のために、主として酸化銅、酸化クロム及び二酸
化珪素の3成分からなる主として一体の触媒を使用し、
その際有利には、CuO:Cr23:SiO2の比は、
約78:20:2であり、かつ、有利には不活性ガス、
例えば窒素を希釈剤として併用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無水マレイン酸を、蒸
気相で、触媒的に水素化することにより、γ−ブチロラ
クトンを製造する方法に関する。
【0002】γ−ブチロラクトンは、数多くの合成のた
めの出発物質として重要性を有する、主要な化学薬品の
1つであり、それは例えば、酪酸及びその誘導体、ブタ
ンジオール、テトラヒドロフラン、N−メチルピロリド
ン、ポリビニルピロリドン、メチオニン等の製造の際に
使用される。更にγ−ブチロラクトンは、殊にスチロー
ルをベースとした、アクリレート及びポリマーのための
重要な溶剤である。更に、これは、殊に合成繊維の製造
の際に溶剤として、使用することができる。
【0003】
【従来の技術】一連の製造方法は、無水マレイン酸もし
くはその誘導体(例えばマレイン酸)、無水コハク酸、
マレイン酸エステルから出発し、これらを水素化する。
この水素化は、大抵蒸気相で、かつ触媒の存在で実施す
る。特許文献中に、この反応のための数多くの触媒が記
載されている。例えば、米国特許(US−PS)第30
65243号明細書は、亜クロム酸銅を触媒として使用
する方法を記載している。この特許文献の明細及び実施
例を採用すると、その反応の際に、循環中に導入される
べき無水コハク酸が、なおかなりの量で生じる。
【0004】収率及び選択率を改善するための触媒を開
発する試みがなされていないわけではない。多くの触媒
の場合、継続操作のためにはその耐用時間が短かすぎる
ので、これらの研究の目的は、触媒の寿命を延ばすこと
でもあった;即ち継続操作の場合に、要するに、大抵は
触媒のコークス化による触媒の不活性化が速すぎるのが
問題となっている。
【0005】例えば、カナダ特許第840452号明細
書には、銅/亜鉛をベースとして形成された、さらに開
発された触媒が記載されている。これを、石綿と一緒に
加工して、相応する触媒片にすることができる。このカ
ナダ特許明細書中で請求された触媒も、同様に製造され
た亜クロム酸銅石綿−触媒も、γ−ブチロラクトンの製
造のための良好な触媒に課せられた全ての所望要件をま
だ満たしていない。
【0006】ドイツ特許出願公開(DE−OS)第24
04493号明細書に、水蒸気の存在で水素化する方法
が記載されている。この方法により、触媒のコークス化
を減少するべきである。この方法の際に、殊に、水が不
活性ではない、即ち平衡の反応成分の一部である化合物
であるということは、欠点である。
【0007】亜クロム酸銅をベースとする他の触媒が、
例えば米国特許(US−PS)第4006165号明細
書に記載されており、この際、この触媒はさらにニッケ
ルを含有すべきである。この触媒を酸化アルミニウム又
はシリカ、例えば珪藻土上に付加するか、又はこれらと
の混合により製造することができる。
【0008】既に、水素と無水マレイン酸とを反応させ
てγ−ブチロラクトンにするための数多くの触媒が記載
されているが、なお、それを用いてこの反応を良好に、
かつ有利に実施することができる触媒の必要性が存在す
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は、高い収率で作動し、優れた選択率を有し、高めた圧
力下でも常圧又は常圧以下でも作動することができ、経
済的に作動し、柔軟であり、かつ、反応生成物の後処理
の際に、及び一定の成分の循環への再導入(Rueck
fuehrung)の際に殊に利点を示し、かつ、中間
段階として生じる無水コハク酸の再循環を必要としない
ように実施することもできる、触媒の存在で蒸気相で無
水マレイン酸を水素化することによる、γ−ブチロラク
トンの製法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この課題は、無水マレイ
ン酸を蒸気相で、還元型の亜クロム酸銅をベースとする
触媒の存在で、触媒的に水素化してγ−ブチロラクトン
を製造する方法により解決され、この方法は、反応の実
施のために、主として、酸化銅、酸化クロム及び二酸化
珪素の3成分から成る実際に一体の触媒のみを使用する
ことを特徴とする。 CuO 68〜85重量%、Cr2
315〜30重量%及びSiO2 0.5〜5重量%を
ベースとして形成されている触媒を使用するのが有利で
あり、この際、この量表示は、まだ還元により準備され
ていない触媒に対するものである。殊に有利な実施形に
おいては、CuO:Cr23:SiO2の比は約78:
20:2である。
【0011】本発明による方法の殊に有利な実施形にお
いては、希釈剤としての不活性ガス、有利には窒素の存
在で、水素化を実施する。窒素の他に、公知の希ガス、
例えばアルゴン、クリプトン、ヘリウム又はそれらの混
合物又は窒素との混合物も使用することができる。自体
公知の方法で3成分をベースとする触媒を反応に使用す
る前に、慣用の方法で還元することは自明である。還元
を反応器そのものの中で実施するのが有利である。
【0012】還元を、例えば次の方法により実施するこ
とができる。触媒層として存在する触媒を反応器中、窒
素流中で、150℃まで加熱する。この温度で、徐々に
水素を8容積%の当初濃度に達するまで供給する。この
際、触媒層内の温度は約25℃よりも著るしく上昇すべ
ききではない。
【0013】反応温度の消滅の後に、窒素流の回収によ
り、水素濃度を80〜100%まで増加させ、温度を2
80℃まで上昇させる。この温度をH2−貫流下で12
時間保持する;この工程は、一般に、後反応と呼ばれ
る。
【0014】勿論、還元を他の方法、例えば米国特許
(US−PS)第3065243号明細書の第2欄、5
4〜66行に示されている方法で行うこともできる。
【0015】3成分をベースとする一体の触媒の製造を
次の方法で実施することができる。溶解された塩の形の
銅及びクロムを、相応する可溶性珪素−化合物、有利に
は水性系と、相互に混合する。珪素−化合物としては、
例えば、水ガラス又は、シリカゾルを使用することがで
きる。好適な方法では、例えばアルカリ化により、銅、
クロム及び珪素を一緒に、例えば相応する酸化物又は水
酸化物の形で沈殿させると、その結果、一体の、均質に
形成された沈殿物が生じる。沈殿物の濾過及び洗浄の後
に、沈殿物を場合により乾燥させ、かつ次いでか焼す
る。か焼された物質を、相応に粉砕し、かつ場合によ
り、例えば数個の篩を通すことにより、相応する粒度に
分ける。
【0016】本発明の範囲における一体の触媒とは、例
えば、それらから触媒が成っている3成分を、溶液から
一緒に沈殿させる場合、又は、その3成分を一緒に融解
させ、かつ、凝結させる場合に、その3成分が均一に互
いに結合していることを意味している。従ってこれは、
個々の成分が、なお分離した粒子として存在する、個々
の成分の粗粒子混合物ではない。シリカ−担体上の慣用
の亜クロム酸銅触媒も、本発明による触媒に含まれな
い。勿論、本発明による触媒を、担体上に施与すること
もできる。
【0017】次いで、この触媒をただちに反応器中に導
入し、かつ、相応な還元の後に反応のために使用するこ
とができる。
【0018】無水マレイン酸の水素化、即ち、無水マレ
イン酸と水素との反応を、蒸気相で、即ち、高めた温
度、例えば約100〜400℃の範囲で、有利には約2
50〜280℃の範囲で、実施する。
【0019】蒸気状無水マレイン酸は、それ自体、加熱
及び蒸気相への移行、及び相応する配量により、反応空
間中に導入することができる。だが、無水マレイン酸−
蒸気の必要量を、配量されるべき水素流と共に、反応器
中に、一緒に導入することも、可能である。勿論、この
ことは、場合により併用される不活性ガス、例えば窒素
によっても、実施することができる。
【0020】無水マレイン酸と水素とのモル比を、出発
物質流中で、広い範囲で変化させることができ、例え
ば、1:20〜1:250であり、1:50〜1:15
0の範囲が有利である。
【0021】反応を常圧でも、減圧又は加圧でも、例え
ば、0.1〜10バールで、実施することができる。
【0022】不活性ガスは、本発明の範囲においては、
反応の際に、反応成分又は反応生成物として関与せず、
かつ、それ自体も、反応により変化しないものを意味す
る。
【0023】希釈剤として不活性ガスを使用することに
より、反応に有利な方法で影響を及ぼすことができる。
不活性ガス(有利には窒素がこれに挙げられるが、他の
希ガス、例えばヘリウム、アルゴン、クリプトン及びキ
セノンの、いずれかであってもよく、その際、これらの
希ガスの混合物も、窒素とこれらの希ガスとの混合物も
使用することができる)の割合は、同様に広い範囲で変
動させることができる。希釈の限界は、選択された他の
反応条件に応じて希釈剤の割合が非常に高くて、僅かす
ぎる水素が存在し、かつ、無水マレイン酸に対する収率
が著しく低下する所にある。この限界は、平均的な当業
者の職業的能力に属する僅かな簡単な試験により、確定
することができる。
【0024】反応を、異なる実施パラメータ(Verf
ahrensparameter)の変動により、左右
することが可能である。例えば、滞留時間を変えること
ができ、これは、異なる配量速度の設定により可能にす
ることができるが、例えば、相応して触媒で充填されて
いる長い反応管を使用することによる反応区間の延長に
よっても実行することができる。
【0025】中間段階として生じる無水コハク酸が、反
応器の末端にもはや存在しないように、かつ、それに伴
ない循環中にもはや導かれないように、反応を調節する
ことができる。他方、必要な場合には反応を、無水コハ
ク酸が、多少とも多量で、生じる反応生成物中になお存
在するように、かつついで、分離後にそれ自体で後処理
されるように、又は、再び循環中に導入されるように、
調節することもできる。
【0026】本発明による触媒の使用が、高い選択率と
高い収率を生じることは、全く意外なことであった。本
発明により使用される触媒の長所は、希釈剤を用いて
の、又は用いない処理の際に示されるだけでなく、温度
を変えた場合に反応成分のモル比を変えた場合にも示さ
れる。従って、水素を用いて、種々異る実施条件の下で
無水マレイン酸を還元することにより、γ−ブチロラク
トンを製造する際に、この触媒は極めて有利に使用する
ことができる。
【0027】本発明による触媒の全く意想外に優れた反
応を証明するために、亜クロム酸銅をベースとした9種
の異る触媒を製造し、その際、番号4の触媒が、本発明
に相応し、その他の触媒は、慣用の、公知の亜クロム酸
銅触媒である。これらの触媒を相応する溶液から沈殿さ
せることにより取得する。使用触媒の組成を、第1表に
示し、その際、そのそれぞれの組成は、還元前のもので
ある。
【0028】 第 1 表 組成(還元前) 触媒番号 2 CuO*Cr23 1 亜クロム酸Cu(9.7%BaO) 2 80%CuO,20%Cr23 3 78%CuO,20%Cr23,2%SiO2 4 42%CuO,38%Cr23 5 33%CuO,38%Cr23,9%BaO 6 76%CuO,24%Cr23 7 72%CuO,18%Cr23* 8 66%CuO,25%Cr23** 9 *マリンクロッド社(Firma Mallinckr
odt)の市販製品、E−113T。
【0029】**ズート−ケミー社(Firma Su
ed−Chemie)の市販製品、T−4421。
【0030】還元を、次の自体公知である慣用の方法に
従って実施する:既に、予め備えられた反応器中に存在
する触媒層を、窒素流中で150℃まで加熱する。この
温度で、ゆっくりと水素を8容積%までの当初濃度まで
供給する。注入の際の温度上昇は、25℃未満であるべ
きである(還元段階)。
【0031】反応熱の消滅の後に、水素濃度を、80〜
100%まで上昇させ、温度を280℃まで上昇させ
る。この温度を、H2−貫流下で12時間保持する(後還
元)。
【0032】
【実施例】
実施方法: 実施形A:触媒ペレットを粉砕し、かつ、0.8〜1.
2mmのフラクションを選択する。これを、1cmの内
径と30cmの長さを有する、シリコーンオイルで加熱
可能な石英ガラス管中に充填する。還元工程の実施の後
に、実験を行う。水素を、質量貫流調節装置(Mass
endurchflussregler)を通して配量
し、無水マレイン酸分圧を、いわゆる飽和槽(Saet
tiger)を介して調節する。このことは、水素及び
場合により窒素を、液状の無水マレイン酸を有する飽和
槽に導通させ、かつ、正確に固定された温度に基づき、
公知の無水マレイン酸−分圧を生ぜしめることにより行
う。この混合物を、加熱された導管を通して反応器に導
入する。反応温度の固定に関しては、実施形Cを参照さ
れたし。
【0033】実施形B:この実施形は、全く実施形A.
と同様である。違いは、反応器(即ち、石英ガラス管)
が3cmの内径を有し、かつペレットが元の大きさ、即
ち粉砕されずに(直径約3〜3.2mm)使用されてい
ることのみである。反応温度の固定に関しては、実施形
Cを参照されたし。
【0034】実施形C:末粉砕のペレット(B参照)を
使用する。反応器は不銹鋼製であり;寸法は、内径3c
m及び長さ1.2mである。加熱を、2重ジャケットを
用い、シリコーンオイルを用いて実施し、その際、シリ
コーンオイルの温度を、実施例の反応温度と同じにす
る。水素及び窒素の配量を質量貫流調節装置を介して実
施し、反応器の直前で、液体状生成物の分離後に再び反
応器に導入されるリサイクル−ガスと混合する。だが、
同時に、ガス状副生成物の増加を避けるために、リサイ
クル−ガスから一定分を取出し、かつ、系から徐去す
る。無水マレイン酸を、液状で、加熱された導管を通し
直接的に反応器に導入する;蒸発帯域としては、石英糸
で充填されている反応器の初めの20cmが役立つ。そ
の後に初めて、触媒が存在する。
【0035】実施形Aを用いる実験例: A.1.前記のように、触媒を還元した。その各々、ば
ら積み体(schuettung)20mlを、反応器
に充填し、かつN20.38モル/h及びH2 2モル/
hの貫流で、275℃の反応温度にした。次いで、この
ガス混合物を飽和槽を介して導き、かつ、そうして、無
水マレイン酸の分子流を0.02モル/hに調節した。
2時間の反応時間の後に、生成物混合物を分析した。結
果を次の第2表に示した。
【0036】 第 2 表 触媒 収率(%) 収率(%) 変換率(%) 番号 γ−ブチロラクトン 無水コハク酸 無水マレイン酸 1 22.1 77.6 100 2 49.8 49.6 100 3 64.9 34.2 100 4 98.1 − 100 5 25.0 62 100 6 4.7 14.0 19.5 7 90.9 6.9 100 この表から、番号4の触媒が特別な特性を有することが
判断され、その際、殊に重要なのは、中間体である無水
コハク酸も完全に反応することであり、他の場合では、
導管等の閉塞を起こさせる無水コハク酸の結晶化に伴な
うしばしば技術的な問題が起こる。
【0037】A.2.次に記載の2種の実験は、専ら番
号4の触媒のみを用い、不活性ガスの使用による利点を
明らかにすべき条件下で実施した。
【0038】触媒10mlを反応器に充填した。MSA
−流は、0.01モル/hであった。全分子流は、1.
20モル/hであった。異る条件及び結果を、第3表に
示した。MSA−変換率は、いずれの場合も100%で
あった。
【0039】 第 3 表 2(モル/h) H2(モル/h) 収率 BSA 温度 (%):GBL (℃) 0.00 1.19 97.0 − 275 0.19 1.00 97.5 − 275 0.49 0.70 98.7 − 275 0.69 0.50 87.0 11.7 275 上3段の場合には、275℃でBSAは形成されていな
いが、高い不活性分で、GBLへの選択率及びそれに伴
う収率は高いことを示している。
【0040】高すぎる不活性分(例4参照)の際には、
勿論、もはや中間体BSAの全てが水素化されGBLに
なるわけではなく、即ち、一定の不活性分のみが最適な
のである。
【0041】実施形Bを用いての実験例: B.1.番号3及び4の触媒の比較例 これらの触媒は、実際に非常に類似の組成(SiO2
前まで)で形成されているので、次の比較例を実施し
た。どの場合にも窒素を添加しなかった。触媒量はそれ
ぞれ200gであり、その際、ばら積み体の初めの10
cmを、直径1mmを有する石英ガラス球100gを用
いて希釈した。MSA−変換率は常に100%であっ
た。
【0042】下記の例で、番号4の水素化活性度は、番
号3に比べはるかに高く、即ち、概して僅かなSiO2
−含分で、充分に減少したBSA−形成をもたらすこと
が、明らかであり、これは技術的にかなり重要である。
【0043】 第 4 表 触媒 H2 MSA 温度 収率 収率 例 番号 (モル/h) (モル/h) (℃) GBL(%) BSA(%) 番号 3 15.8 0.158 270 85.7 11.0 1B 4 15.8 0.158 270 85.3 0.1 2B 3 7.87 0.105 255 91.2 5.5 3B 4 7.87 0.105 255 92.5 2.0 4B 3 7.87 0.105 260 89.5 6.8 5B 4 7.87 0.105 260 90.5 0.7 6B 3 15.75 0.21 270 82.8 14.3 7B 4 15.75 0.21 270 91.6 1.3 8B3 7.87 0.105 275 85.6 0.6 9B 番号3のために反応温度を上昇させる場合に、確かに完
全なBSA−変換率を達成することもできるが、かなり
の選択率の損失と引き換えになる(例9Bを参照)。
【0044】例4Bを9Bと比較すると、同様のBSA
−収率の場合に、GBLのかなり高い選択率と収率とを
得ることができる。
【0045】実施形Cを用いての試験例: C.1.次の一対の実験で、殊に圧力試験における、G
BL−収率に対する、不活性ガス混合物の極めて有利な
特性を明らかにする(番号4の触媒のみ): 第 5 表 MSA− 全 圧 温度(℃) 触媒量 N2−含分 滞留時間 GBL− 圧力 (バール) (g) (%) (秒) 収率(バ−ル) (%) 0.1188 6 270 360 0 2.69 41 0.1188 6 270 360 62 2.69 86 0.1131 6 270 625 46 3.14 92 0.1188 6 260 360 0 2.74 670.1188 6 260 360 30 2.74 83 C.2.加圧下での比較試験 加圧下での処理の際の番号4の触媒の工業的優勢を、工
業的に得られている触媒(番号8及び番号9)との次の
第6表の比較実験で再度示す。ここでは、GBL−収率
並びに相応する選択率及び中間体BSAの残留量が最も
重要である。
【0046】 第 6 表 MSA− 全 圧 温度 触媒-量 N2-含分 滞留時間 GBL- BSA- 番号 触媒− (バール) (℃) (g) (%) (秒) 収率 収率 圧力 (%)(%)(バ−ル) 0.116 6 270 630 0 2.69 69 3.1 8 0.116 6 270 630 0 2.69 75 0.2 4 0.116 6 270 630 50 2.69 81 13.0 80.116 6 270 630 50 2.69 89 1.5 4 実験結果は、本発明による触媒が、予期せぬ程度に他の
触媒とは異なること、即ち希釈剤を用いても又は用いな
い処理の際にも、異なる温度で、加圧又は常圧の際に、
他種の触媒とは異ることを示している。
【0047】反応条件、例えば出発物質の割合、滞留時
間、温度等の選択により、反応を補足的に調節すること
ができることは自明である。平均的な当業者の職業的能
力に属する、いくつかの簡単な予備実験により、それぞ
れ最も有利な条件を決定することができる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無水マレイン酸を蒸気相で、還元型の亜
    クロム酸銅をベースとする触媒の存在で、触媒的に水素
    化することによりγ−ブチロラクトンを製造する方法に
    おいて、この反応の実施のために、主として酸化銅、酸
    化クロム及び二酸化珪素の3成分からの、本質的に一体
    の触媒を使用することを特徴とする、γ−ブチロラクト
    ンの製法。
  2. 【請求項2】 3成分が、CuO68〜85重量%、C
    2315〜30重量%、SiO20.5〜5重量%で
    あり、その際、この量表示は、まだ還元により準備され
    ていない触媒に対するものである、請求項1に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 CuO:Cr23:SiO2の比が、ほ
    ぼ78:20:2である、請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 希釈剤としての不活性ガスの存在で、無
    水マレイン酸の水素化を実施する、請求項1〜3のいず
    れかに記載の方法。
  5. 【請求項5】 不活性ガスとして、窒素を使用する、請
    求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 触媒を、反応器中で還元することにより
    準備する、請求項1〜5のいずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】 無水マレイン酸及び水素を、モル比1:
    50〜1:150で、反応のために使用する、請求項1
    〜6のいずれか1つの記載の方法。
JP6185864A 1993-08-10 1994-08-08 γ−ブチロラクトンの製法 Pending JPH07149751A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4326692A DE4326692A1 (de) 1993-08-10 1993-08-10 Verfahren zur Herstellung von gamma-Butyrolacton
DE4326692.4 1993-08-10

Publications (1)

Publication Number Publication Date
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