JPH07150391A - アルミニウムおよびアルミニウム合金の電着クリヤー 塗装方法 - Google Patents

アルミニウムおよびアルミニウム合金の電着クリヤー 塗装方法

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JPH07150391A
JPH07150391A JP32588393A JP32588393A JPH07150391A JP H07150391 A JPH07150391 A JP H07150391A JP 32588393 A JP32588393 A JP 32588393A JP 32588393 A JP32588393 A JP 32588393A JP H07150391 A JPH07150391 A JP H07150391A
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JP
Japan
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alumite
aluminum
clear
film
electrodeposition
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Application number
JP32588393A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Toyomoto
敏弘 豊本
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Aisin Keikinzoku Co Ltd
Original Assignee
Aisin Keikinzoku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アルミニウムの透明性、光沢感に優れた表面
処理方法を提供する。 【構成】 アルマイト皮膜を150〜250A/m2
電解化成し、その後に皮膜孔中の硫酸イオンを除去すべ
く水洗および湯洗を所定の時間実施する。これにより、
その後の電着クリヤー塗装において透明性、光沢感が確
保できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアルミニウムおよびアル
ミニウム合金(以下アルミニウムという)の表面処理方
法に関するもので、特にアルマイト処理し、その後に電
着クリヤー塗装する方法に係るものである。
【0002】
【従来の技術】アルミニウムの防錆処理法のひとつとし
て硫酸等の水溶液中にてアルマイト処理し、その上に電
着クリヤー塗装を行う方法は建材、自動車部品等の分野
にては広くなされているところである。この方法におい
て、電着クリヤー塗装に要求される品質としては、耐食
性の他に透明性や光沢感も重要となる。これらの要求品
質を確保するために、従来広く一般的に実施されている
方法としては、電着電圧管理、電着塗料溶液のPH、電
導度、アミン価、加熱残分等の電着塗装工程自身の厳正
な管理および電着塗装後の水洗工程の管理に視点が置か
れていた。また、特開平2−285094号には電着塗
装工程における多段通電法が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの従来
技術においては厳密な管理に非常に多くの費用が必要と
なるばかりではなく、それでもなお透明性、光沢感を確
保できない場合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】アルマイト皮膜上に電着
クリヤー塗装をする際に、塗膜が白化したり、くもりが
生じたりする不具合がなぜ発生するのか要因を精意研究
した結果、以下のことが明らかになったものである。
【0005】つまり、多孔質なアルマイト皮膜の孔中に
硫酸イオンが残留していて、この硫酸イオンが電着塗装
時に塗料と凝集ゲル化させたり、電解時のガス発生を促
進させ塗膜中にガスを巻き込むことにより透明性が損な
われていることが判明した。従って、本発明においては
電着クリヤー塗装の前処理工程であるアルマイト皮膜処
理工程にて電解時の電流密度を150〜250A/m2
とし、その後の水洗時間を孔の深さに対応すべく、アル
マイト皮膜厚さに応じて適切に設定し、かつ湯洗処理を
90〜100℃にて実施することにより透明性、光沢感
に優れた電着クリヤー塗装方法が得られたものである。
【0006】ここでアルマイト処理時の電流密度を15
0〜250A/m2 としたのは150A/m2 以下では
アルマイト皮膜孔径が小さくて、孔中の硫酸イオンの除
去が困難であり、250A/m2 以上ではアルマイト皮
膜そのものが焼け不良等により透明性に優れた正常な皮
膜が化成されないからである。また、水洗時間をアルマ
イト膜厚に応じて設定するのは孔の深さを考慮したもの
であり、理想的には1μ当たり3〜4分が好ましい。次
に、90〜100℃の高温湯洗を採用したのは、水洗だ
けでは孔中の硫酸を確実に除去することが困難だからで
あり、残留硫酸イオンをさらに少なくするためにかかる
湯洗が非常に有効である。
【0007】
【実施例】本発明の内容を具体的には実施例に基づいて
説明する。 実施例1 アルミ合金に6000系の光輝合金、塗料に熱硬化アク
リル系カチオン型水性焼付塗料(エレクロンAG200
関西ペイント株式会社)を用いて図1の工程に従って塗
装を行った。サンプル作成はアルマイト時の電流密度以
外は表1に示すような同一条件で行った。
【表1】 この塗膜についての外観を表2に示す。
【表2】 電流密度が高い場合、アルマイトの孔径が大きくなり孔
内の水洗がしやすくなる。そのため、孔内に硫酸イオン
が残りにくく、塗膜の透明性が向上する。本実験におい
ても150〜250A/m2 での塗膜透明性は良好であ
った。
【0008】実施例2 次に表3に示すようにアルマイト時間10〜70分、ア
ルマイト水洗5〜30分の範囲で変え、残りは同一条件
で塗装を行った。この塗膜についての外観を表5に示
す。アルマイト孔内の硫酸イオンを除去するためには孔
深さ(膜厚)に応じて適切な水洗時間を設定することが
重要であるといえる。適切な水洗時間は3分/μ以上で
あることが好ましい。
【表3】
【0009】実施例3 次に表4に示すように、アルマイト時間25分、アルマ
イト水洗時間10〜30分、湯洗条件を変え、残りは同
一条件で塗装を行った。この塗膜についての外観を表6
に示す。アルマイト孔は開放孔ではないために孔の奥の
部分まで硫酸イオンを完全に除去することは難しく、孔
の奥の硫酸イオンを孔外に排出するためには湯洗温度を
高くすることはかなり有効である。加えて、アルマイト
孔径を大きくすると洗浄の効率が良くなり、硫酸イオン
を孔外に排出するのに一層有効となる。
【表4】
【表5】
【表6】
【0010】
【発明の効果】以上実施例に基づいて詳細に説明した如
く、アルマイト皮膜孔中の硫酸イオンを充分に除去で
き、その後の電着クリヤー塗装にて透明性、光沢感に優
れた電着クリヤー塗膜が得られる。また、従来実施され
ている電着塗料の管理も容易になるといえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における表面処理工程の実施例を示す。
【図2】アルマイト皮膜構造の模式図を示す。
【符号の説明】
a・・・孔径 b・・・アルマイト皮膜断面図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウムおよびアルミニウム合金に
    アルマイト処理し、その後に電着クリヤー塗装する表面
    処理方法において、硫酸15〜20重量%水溶液中にて
    150〜250A/m2 でアルマイト処理し、該所定膜
    厚に応じてアルマイト皮膜水洗時間を設定し、かつ90
    〜100℃にて5分以上湯洗処理した後に電着クリヤー
    塗装することを特徴とするアルミニウムおよびアルミニ
    ウム合金の表面処理方法。
JP32588393A 1993-11-29 1993-11-29 アルミニウムおよびアルミニウム合金の電着クリヤー 塗装方法 Pending JPH07150391A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100575299B1 (ko) * 2003-07-01 2006-04-28 광성전자(주) 광택사면을 갖는 아노다이징처리 외장제품 제조방법 및이에 의해 제조된 외장제품
CN104562151A (zh) * 2015-01-16 2015-04-29 常熟市长发铝业有限公司 一种铝合金型材消光电泳方法

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