JPH07150458A - 長繊維不織布 - Google Patents
長繊維不織布Info
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- JPH07150458A JPH07150458A JP5320977A JP32097793A JPH07150458A JP H07150458 A JPH07150458 A JP H07150458A JP 5320977 A JP5320977 A JP 5320977A JP 32097793 A JP32097793 A JP 32097793A JP H07150458 A JPH07150458 A JP H07150458A
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Landscapes
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 長さ方向および幅方向の引裂方向性に優れ、
包装紙、包装用フィルムおよび包装用粘着テープ等に積
層して使用した際、包装作業の際に上記の包装紙等を必
要に応じて手で長さ方向または幅方向に容易に引裂くこ
とができ、鋏やナイフ等の刃物を必要としない。 【構成】 ポリエチレンテレフタレート長繊維を主成分
とし、これを接着成分で接着して作られた長繊維不織布
において、上記ポリエチレンテレフタレート長繊維の直
径が25μm以上であり、上記の接着成分が共重合ポリ
エステルもしくはポリブチレンテレフタレートの単体ポ
リマー、または両者の混合ポリマーからなり、ポリエチ
レンテレフタレート長繊維が直交配列組織に配列され、
長さ方向に対する傾斜方向の引裂強力の和が直交方向の
引裂強力の和の6倍以上である。
包装紙、包装用フィルムおよび包装用粘着テープ等に積
層して使用した際、包装作業の際に上記の包装紙等を必
要に応じて手で長さ方向または幅方向に容易に引裂くこ
とができ、鋏やナイフ等の刃物を必要としない。 【構成】 ポリエチレンテレフタレート長繊維を主成分
とし、これを接着成分で接着して作られた長繊維不織布
において、上記ポリエチレンテレフタレート長繊維の直
径が25μm以上であり、上記の接着成分が共重合ポリ
エステルもしくはポリブチレンテレフタレートの単体ポ
リマー、または両者の混合ポリマーからなり、ポリエチ
レンテレフタレート長繊維が直交配列組織に配列され、
長さ方向に対する傾斜方向の引裂強力の和が直交方向の
引裂強力の和の6倍以上である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、包装紙、包装用フィ
ルムおよび包装用粘着テープ等の補強布として使用する
ことができ、長さ方向および幅方向の引裂方向性に優
れ、鋏やカッタ等の刃物を使用しないで長さ方向および
幅方向に容易に引裂くことが可能な長繊維不織布に関す
るものである。
ルムおよび包装用粘着テープ等の補強布として使用する
ことができ、長さ方向および幅方向の引裂方向性に優
れ、鋏やカッタ等の刃物を使用しないで長さ方向および
幅方向に容易に引裂くことが可能な長繊維不織布に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、包装紙、包装用フィルムおよび包
装用粘着テープ等の補強布には、幅方向および長さ方向
の引裂きを容易にするため、経糸と緯糸とからなる織物
が使用されていた。しかしながら、この織物は、経糸お
よび緯糸がその交点で固定されておらず、糸の移動によ
ってその引裂方向が不定となるため、従来の包装紙、包
装用フィルムおよび包装用粘着テープは、斜めに裂けた
り、破断したりするという問題があった。
装用粘着テープ等の補強布には、幅方向および長さ方向
の引裂きを容易にするため、経糸と緯糸とからなる織物
が使用されていた。しかしながら、この織物は、経糸お
よび緯糸がその交点で固定されておらず、糸の移動によ
ってその引裂方向が不定となるため、従来の包装紙、包
装用フィルムおよび包装用粘着テープは、斜めに裂けた
り、破断したりするという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記の包
装紙、包装用フィルムおよび包装用粘着テープ等の補強
布として使用することができ、かつこれらの包装紙等に
良好な引裂方向性を与えて幅方向および長さ方向に容易
に引裂くことを可能にする長繊維不織布を提供するもの
である。
装紙、包装用フィルムおよび包装用粘着テープ等の補強
布として使用することができ、かつこれらの包装紙等に
良好な引裂方向性を与えて幅方向および長さ方向に容易
に引裂くことを可能にする長繊維不織布を提供するもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、ポリエチレ
ンテレフタレート長繊維を主成分とし、これを接着成分
で接着して作られた長繊維不織布において、上記ポリエ
チレンテレフタレート長繊維の直径が25μm以上であ
り、上記の接着成分がテレフタル酸に対して10〜20
モル%のイソフタル酸を共重合させた共重合ポリエステ
ルもしくはポリブチレンテレフタレートの単体ポリマ
ー、または両者の混合ポリマーからなり、上記のポリエ
チレンテレフタレート長繊維が、不織布の長さ方向およ
び幅方向の各断面にて繊維断面の縦横の直径比率80〜
120%の繊維の占める断面積の和が全繊維の断面積の
和の50%以上となるような直交配列組織に配列され、
長さ方向に対する傾斜角度−60度、−45度、−30
度、+30度、+45度、+60度における引裂強力の
和が0度および90度における引裂強力の和の6倍以上
であることを特徴とする長繊維不織布である。
ンテレフタレート長繊維を主成分とし、これを接着成分
で接着して作られた長繊維不織布において、上記ポリエ
チレンテレフタレート長繊維の直径が25μm以上であ
り、上記の接着成分がテレフタル酸に対して10〜20
モル%のイソフタル酸を共重合させた共重合ポリエステ
ルもしくはポリブチレンテレフタレートの単体ポリマ
ー、または両者の混合ポリマーからなり、上記のポリエ
チレンテレフタレート長繊維が、不織布の長さ方向およ
び幅方向の各断面にて繊維断面の縦横の直径比率80〜
120%の繊維の占める断面積の和が全繊維の断面積の
和の50%以上となるような直交配列組織に配列され、
長さ方向に対する傾斜角度−60度、−45度、−30
度、+30度、+45度、+60度における引裂強力の
和が0度および90度における引裂強力の和の6倍以上
であることを特徴とする長繊維不織布である。
【0005】この発明の長繊維不織布を構成する主成分
としてのポリエチレンテレフタレート長繊維は、ポリエ
チレンテレフタレートからなる直径25μm以上、好ま
しくは30μm以上の長繊維であり、直径が25μm未
満では、得られた包装紙、包装用フィルム等の長さ方向
および幅方向以外の斜め方向における引裂強力が不十分
となる。
としてのポリエチレンテレフタレート長繊維は、ポリエ
チレンテレフタレートからなる直径25μm以上、好ま
しくは30μm以上の長繊維であり、直径が25μm未
満では、得られた包装紙、包装用フィルム等の長さ方向
および幅方向以外の斜め方向における引裂強力が不十分
となる。
【0006】接着成分としては、テレフタル酸に対して
10〜20モル%のイソフタル酸を共重合させたコポリ
エステルまたはポリブチレンテレフタレートの単体ポリ
マー、または両者の混合ポリマーが使用可能であり、特
に混合ポリマーが推奨される。上記イソフタル酸の含有
量が10モル%未満では、主成分であるポリエチレンテ
レフタレート長繊維との融点差が小さくなって最適接着
条件が得られず、反対に20モル%超では融点が低下し
過ぎて、主成分との同時紡糸が不良になる。そして、上
記のコポリエステルとポリブチレンテレフタレートとの
混合比率(重量%)は、その一方を0〜100%の範囲
で任意に設定して融点や接着挙動等を調整することがて
きる。
10〜20モル%のイソフタル酸を共重合させたコポリ
エステルまたはポリブチレンテレフタレートの単体ポリ
マー、または両者の混合ポリマーが使用可能であり、特
に混合ポリマーが推奨される。上記イソフタル酸の含有
量が10モル%未満では、主成分であるポリエチレンテ
レフタレート長繊維との融点差が小さくなって最適接着
条件が得られず、反対に20モル%超では融点が低下し
過ぎて、主成分との同時紡糸が不良になる。そして、上
記のコポリエステルとポリブチレンテレフタレートとの
混合比率(重量%)は、その一方を0〜100%の範囲
で任意に設定して融点や接着挙動等を調整することがて
きる。
【0007】この接着成分は、主成分すなわち繊維成分
とは別に紡糸した後、繊維成分と混繊して使用すること
ができる。また、繊維成分を芯とし、接着成分を鞘とす
る芯鞘構造または接着成分と繊維成分とからなるバイメ
タル型構造に紡糸して使用することができるが、得られ
る不織布の寸法安定性の面からは芯鞘構造およびバイメ
タル型構造等の複合構造、特に芯鞘構造が好ましい。な
お、繊維成分および接着成分の合計量に対する繊維成分
量、すなわち不織布全量に占める上記ポリエチレンテレ
フタレート長繊維(主成分)の比率は、50%以上が好
ましく、この比率が50%未満の場合は、ポリエチレン
テレフタレート長繊維の特長である高強力特性を発揮す
ることができず、強力の方向性も不十分となる。
とは別に紡糸した後、繊維成分と混繊して使用すること
ができる。また、繊維成分を芯とし、接着成分を鞘とす
る芯鞘構造または接着成分と繊維成分とからなるバイメ
タル型構造に紡糸して使用することができるが、得られ
る不織布の寸法安定性の面からは芯鞘構造およびバイメ
タル型構造等の複合構造、特に芯鞘構造が好ましい。な
お、繊維成分および接着成分の合計量に対する繊維成分
量、すなわち不織布全量に占める上記ポリエチレンテレ
フタレート長繊維(主成分)の比率は、50%以上が好
ましく、この比率が50%未満の場合は、ポリエチレン
テレフタレート長繊維の特長である高強力特性を発揮す
ることができず、強力の方向性も不十分となる。
【0008】この発明では、上記主成分のポリエチレン
テレフタレート長繊維が主として不織布の長さ方向およ
び幅方向を向く直交配列組織に配列される。更に詳しく
は、不織布の長さ方向および幅方向の各断面において、
繊維断面の縦横の直径比率80〜120%の繊維が、縦
横の全断面繊維面積の和の50%以上となるように配列
される。この和が50%未満の場合は、補強材として必
要な引裂方向性および寸法安定性が得られない。なお、
上記の直交性を評価するには、不織布を長さ方向および
幅方向に切断し、走査型顕微鏡で各断面の写真を撮り、
繊維1本1本の縦横の直径比率を長さ方向および幅方向
の断面ごとに30本ずつ測定し(ただし、不織布の厚み
方向を縦とし、厚み方向に対して垂直方向を横とし、横
方向の繊維直径が縦方向の繊維直径の6倍以下のものを
選択する)、その中で縦横の断面比率80〜120%の
繊維のみの断面積の和と、全繊維の断面積との比を算出
する。
テレフタレート長繊維が主として不織布の長さ方向およ
び幅方向を向く直交配列組織に配列される。更に詳しく
は、不織布の長さ方向および幅方向の各断面において、
繊維断面の縦横の直径比率80〜120%の繊維が、縦
横の全断面繊維面積の和の50%以上となるように配列
される。この和が50%未満の場合は、補強材として必
要な引裂方向性および寸法安定性が得られない。なお、
上記の直交性を評価するには、不織布を長さ方向および
幅方向に切断し、走査型顕微鏡で各断面の写真を撮り、
繊維1本1本の縦横の直径比率を長さ方向および幅方向
の断面ごとに30本ずつ測定し(ただし、不織布の厚み
方向を縦とし、厚み方向に対して垂直方向を横とし、横
方向の繊維直径が縦方向の繊維直径の6倍以下のものを
選択する)、その中で縦横の断面比率80〜120%の
繊維のみの断面積の和と、全繊維の断面積との比を算出
する。
【0009】また、この発明では、不織布の長さ方向を
0度としたとき、この長さ方向に対する傾斜角度が−6
0度、−45度、−30度、+30度、+45度、+6
0度の各傾斜方向における引裂強力の和を長さ方向およ
び幅方向(直交方向)における引裂強力の和の6倍以
上、好ましくは7倍以上、特に好ましくは8倍以上に限
定する。上記傾斜方向の引裂強力の和が直交方向の引裂
強力の和の6倍に満たない場合は、斜め切断や破断が発
生し、この発明の所期の目的が達成されない。
0度としたとき、この長さ方向に対する傾斜角度が−6
0度、−45度、−30度、+30度、+45度、+6
0度の各傾斜方向における引裂強力の和を長さ方向およ
び幅方向(直交方向)における引裂強力の和の6倍以
上、好ましくは7倍以上、特に好ましくは8倍以上に限
定する。上記傾斜方向の引裂強力の和が直交方向の引裂
強力の和の6倍に満たない場合は、斜め切断や破断が発
生し、この発明の所期の目的が達成されない。
【0010】
【作用】この発明の不織布は、多数本のポリエチレンテ
レフタレート長繊維を実質的に伸ばした状態で、長さ方
向および幅方向に配列し、これら長さ方向および幅方向
のポリエチレンテレフタレート長繊維をそれぞれ長さ方
向および幅方向に折り返すことにより重畳積層して直交
配列組織とし、芯鞘組織や混繊方法などで上記のポリエ
チレンテレフタレート長繊維に混入させた接着成分を接
着成分の融点〜融点+40℃の温度に加熱したカレンダ
ーまたは気体貫通型接着機等で溶融し、ポリエチレンテ
レフタレート長繊維を接着して製造される。得られた不
織布は、包装紙、包装用フィルムおよび包装用粘着テー
プ等に積層して使用されるが、長さ方向および幅方向の
引裂方向性に優れているため、包装作業の際に上記の包
装紙等を必要に応じて手で容易に引裂くことができ、鋏
やナイフ等の刃物を必要としない。
レフタレート長繊維を実質的に伸ばした状態で、長さ方
向および幅方向に配列し、これら長さ方向および幅方向
のポリエチレンテレフタレート長繊維をそれぞれ長さ方
向および幅方向に折り返すことにより重畳積層して直交
配列組織とし、芯鞘組織や混繊方法などで上記のポリエ
チレンテレフタレート長繊維に混入させた接着成分を接
着成分の融点〜融点+40℃の温度に加熱したカレンダ
ーまたは気体貫通型接着機等で溶融し、ポリエチレンテ
レフタレート長繊維を接着して製造される。得られた不
織布は、包装紙、包装用フィルムおよび包装用粘着テー
プ等に積層して使用されるが、長さ方向および幅方向の
引裂方向性に優れているため、包装作業の際に上記の包
装紙等を必要に応じて手で容易に引裂くことができ、鋏
やナイフ等の刃物を必要としない。
【0011】そして、上記不織布が耐熱性に優れたポリ
エチレンテレフタレート長繊維を主成分とするため、該
不織布が包装紙または包装用フィルムとして使用され、
ラッピング工程において熱収縮による成型のために高温
にさらされた場合、または粘着テープの補強用に使用さ
れ、粘着材の軟化のために高温にさらされた場合等にお
いても、何ら支障が生じない。また、ポリエチレンテレ
フタレート長繊維が単糸強力および寸法安定性に優れる
ため、補強材として少ない使用量で高い引張強力が得ら
れる。また、不織布中の接着成分がポリエステル系樹脂
であり、熱硬化型接着剤におけるような溶媒や触媒を混
入しないため、食品の包装に使用することができ、人間
の皮膚を刺激することもない。
エチレンテレフタレート長繊維を主成分とするため、該
不織布が包装紙または包装用フィルムとして使用され、
ラッピング工程において熱収縮による成型のために高温
にさらされた場合、または粘着テープの補強用に使用さ
れ、粘着材の軟化のために高温にさらされた場合等にお
いても、何ら支障が生じない。また、ポリエチレンテレ
フタレート長繊維が単糸強力および寸法安定性に優れる
ため、補強材として少ない使用量で高い引張強力が得ら
れる。また、不織布中の接着成分がポリエステル系樹脂
であり、熱硬化型接着剤におけるような溶媒や触媒を混
入しないため、食品の包装に使用することができ、人間
の皮膚を刺激することもない。
【0012】
【実施例】極限粘度(フェノール/テトラクロロエタン
=6/4重量比、30℃で測定)が0.63のポリエチ
レンテレフタレートを芯成分とし、該ポリエチレンテレ
フタレートの重合時にテレフタル酸に対して10〜15
モル%のイソフタル酸を添加して共重合させたコポリエ
ステルおよびポリブチレンテレフタレートの混合ポリマ
ー(混合比率50/50)を鞘成分とする芯鞘型複合繊
維を、直径0.3mm、長さ0.6mmのオリフィス315
個を有する矩形ノズルから温度280℃で、吐出量を種
々に変えて(下記の表参照)簾状に押出し、面長250
mm、表面速度200m/分の4本のフィードローラ(後
半3本は85℃に加熱)および表面速度1000m/分
のドローローラーにベルト掛けして5倍に延伸し、実施
例1〜3および比較例1、2のポリエステルフィラメン
トを得た。
=6/4重量比、30℃で測定)が0.63のポリエチ
レンテレフタレートを芯成分とし、該ポリエチレンテレ
フタレートの重合時にテレフタル酸に対して10〜15
モル%のイソフタル酸を添加して共重合させたコポリエ
ステルおよびポリブチレンテレフタレートの混合ポリマ
ー(混合比率50/50)を鞘成分とする芯鞘型複合繊
維を、直径0.3mm、長さ0.6mmのオリフィス315
個を有する矩形ノズルから温度280℃で、吐出量を種
々に変えて(下記の表参照)簾状に押出し、面長250
mm、表面速度200m/分の4本のフィードローラ(後
半3本は85℃に加熱)および表面速度1000m/分
のドローローラーにベルト掛けして5倍に延伸し、実施
例1〜3および比較例1、2のポリエステルフィラメン
トを得た。
【0013】上記のポリエステルフィラメントを簾状の
まま570mmのスリット状エアジェット装置に供給し、
その下方に偏向揺動板により、長さ方向および幅方向に
配列したウエッブを得た。次いで、得られたウエッブを
上下2枚のネットコンベヤ間に挟み、240℃、4.3
m/sの熱風を貫通させ、鞘成分のポリマーを溶融して
芯成分のポリエチレンテレフタレート長繊維を接着し
た。得られた実施例1、2、3および比較例1、2の長
繊維不織布(目付量40g/m2 )の性能および該不織
布をガムテープに積層した後の引裂きテスト結果を、上
記ポリエステルフィラメントの紡糸時における吐出量と
共に下記の表に示す。ただし、引裂強力は、ペンジュラ
ム法(JIS−L−1096)で測定した。また、表中
の引裂強力の比は、斜方向引裂強力の和と縦横引裂強力
の和の比であり、ガムテープ引裂きテストは、ガムテー
プを長さ方向および幅方向にそれぞれ1m引裂く試験を
10回ずつ実施した際、斜め切断または破断の生じた回
数で示した。
まま570mmのスリット状エアジェット装置に供給し、
その下方に偏向揺動板により、長さ方向および幅方向に
配列したウエッブを得た。次いで、得られたウエッブを
上下2枚のネットコンベヤ間に挟み、240℃、4.3
m/sの熱風を貫通させ、鞘成分のポリマーを溶融して
芯成分のポリエチレンテレフタレート長繊維を接着し
た。得られた実施例1、2、3および比較例1、2の長
繊維不織布(目付量40g/m2 )の性能および該不織
布をガムテープに積層した後の引裂きテスト結果を、上
記ポリエステルフィラメントの紡糸時における吐出量と
共に下記の表に示す。ただし、引裂強力は、ペンジュラ
ム法(JIS−L−1096)で測定した。また、表中
の引裂強力の比は、斜方向引裂強力の和と縦横引裂強力
の和の比であり、ガムテープ引裂きテストは、ガムテー
プを長さ方向および幅方向にそれぞれ1m引裂く試験を
10回ずつ実施した際、斜め切断または破断の生じた回
数で示した。
【0014】 表 実施例 比較例 1 2 3 1 2 吐出量(g/分・孔) 0.56 0.81 1.10 0.15 0.70 ウエブ中の平均繊維直径(μm)25 30 35 13 28 直交繊維比率(%) 55 58 60 58 32 縦横引裂強力の和(kg) 0.3 0.4 0.4 0.6 0.8 斜方向引裂強力の和(kg) 1.9 2.6 2.9 2.8 2.4 引裂強力の比 6.3 6.5 7.3 4.6 3.0 ガムテープ引裂きテスト(回) 1 0 0 7 8
【0015】上記実施例1、2および3は、いずれも補
強材として優れた物性を示している。一方、比較例1は
平均繊維直径が小さく、かつ引裂強力の比が小さいた
め、また比較例2は、直交繊維比率が少ないため、いず
れも引裂方向性が劣り、ガムテープに加工した後の斜め
切断や破断が多い。
強材として優れた物性を示している。一方、比較例1は
平均繊維直径が小さく、かつ引裂強力の比が小さいた
め、また比較例2は、直交繊維比率が少ないため、いず
れも引裂方向性が劣り、ガムテープに加工した後の斜め
切断や破断が多い。
【0016】
【発明の効果】この発明は、ポリエチレンテレフタレー
ト長繊維を主成分とし、これを接着成分で接着して作ら
れた長繊維不織布において、上記ポリエチレンテレフタ
レート長繊維の直径が25μm以上であり、上記の接着
成分が共重合ポリエステルまたはポリブチレンテレフタ
レートの単体ポリマー、または両者の混合ポリマーから
なり、ポリエチレンテレフタレート長繊維が直交配列組
織に配列され、長さ方向に対する傾斜方向の引裂強力の
和が直交方向の引裂強力の和の6倍以上のものであり、
長さ方向および幅方向の引裂方向性に優れているので、
包装紙、包装用フィルムおよび包装用粘着テープ等に積
層して使用した際、包装作業の際に上記の包装紙等を必
要に応じて手で長さ方向または幅方向に容易に引裂くこ
とができ、鋏やナイフ等の刃物を必要としない。
ト長繊維を主成分とし、これを接着成分で接着して作ら
れた長繊維不織布において、上記ポリエチレンテレフタ
レート長繊維の直径が25μm以上であり、上記の接着
成分が共重合ポリエステルまたはポリブチレンテレフタ
レートの単体ポリマー、または両者の混合ポリマーから
なり、ポリエチレンテレフタレート長繊維が直交配列組
織に配列され、長さ方向に対する傾斜方向の引裂強力の
和が直交方向の引裂強力の和の6倍以上のものであり、
長さ方向および幅方向の引裂方向性に優れているので、
包装紙、包装用フィルムおよび包装用粘着テープ等に積
層して使用した際、包装作業の際に上記の包装紙等を必
要に応じて手で長さ方向または幅方向に容易に引裂くこ
とができ、鋏やナイフ等の刃物を必要としない。
【0017】そして、上記不織布が耐熱性に優れたポリ
エチレンテレフタレート長繊維を主成分とするため、ラ
ッピング工程において熱収縮による成型のために高温に
さらされた場合、または粘着テープの粘着材の軟化のた
めに高温にさらされた場合等において、何ら支障が生じ
ない。また、ポリエチレンテレフタレート長繊維が単糸
強力および寸法安定性に優れるため、補強材として少な
い使用量で高い引張強力が得られる。また、不織布中の
接着成分がポリエステル系樹脂であるため、食品包装に
使用することができ、また人体を刺激することがなく、
さらにリサイクルが可能である。
エチレンテレフタレート長繊維を主成分とするため、ラ
ッピング工程において熱収縮による成型のために高温に
さらされた場合、または粘着テープの粘着材の軟化のた
めに高温にさらされた場合等において、何ら支障が生じ
ない。また、ポリエチレンテレフタレート長繊維が単糸
強力および寸法安定性に優れるため、補強材として少な
い使用量で高い引張強力が得られる。また、不織布中の
接着成分がポリエステル系樹脂であるため、食品包装に
使用することができ、また人体を刺激することがなく、
さらにリサイクルが可能である。
Claims (1)
- 【請求項1】ポリエチレンテレフタレート長繊維を主成
分とし、これを接着成分で接着して作られた長繊維不織
布において、上記ポリエチレンテレフタレート長繊維の
直径が25μm以上であり、上記の接着成分がテレフタ
ル酸に対して10〜20モル%のイソフタル酸を共重合
させた共重合ポリエステルもしくはポリブチレンテレフ
タレートの単体ポリマー、または両者の混合ポリマーか
らなり、上記のポリエチレンテレフタレート長繊維が、
不織布の長さ方向および幅方向の各断面にて繊維断面の
縦横の直径比率80〜120%の繊維の占める断面積の
和が全繊維の断面積の和の50%以上となるような直交
配列組織に配列され、長さ方向に対する傾斜角度−60
度、−45度、−30度、+30度、+45度、+60
度における引裂強力の和が0度および90度における引
裂強力の和の6倍以上であることを特徴とする長繊維不
織布。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5320977A JPH07150458A (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | 長繊維不織布 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5320977A JPH07150458A (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | 長繊維不織布 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07150458A true JPH07150458A (ja) | 1995-06-13 |
Family
ID=18127415
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5320977A Pending JPH07150458A (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | 長繊維不織布 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07150458A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006296463A (ja) * | 2005-04-15 | 2006-11-02 | Nippon Petrochemicals Co Ltd | カーテン用基布およびカーテン |
| CN100529225C (zh) | 2004-03-30 | 2009-08-19 | 宇部日东化成株式会社 | 无纺布及其制造方法 |
| CN110344176A (zh) * | 2019-05-31 | 2019-10-18 | 杭州金百合非织造布有限公司 | 包装用热轧非织造基布生产工艺 |
-
1993
- 1993-11-25 JP JP5320977A patent/JPH07150458A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100529225C (zh) | 2004-03-30 | 2009-08-19 | 宇部日东化成株式会社 | 无纺布及其制造方法 |
| JP2006296463A (ja) * | 2005-04-15 | 2006-11-02 | Nippon Petrochemicals Co Ltd | カーテン用基布およびカーテン |
| CN110344176A (zh) * | 2019-05-31 | 2019-10-18 | 杭州金百合非织造布有限公司 | 包装用热轧非织造基布生产工艺 |
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