JPH07151019A - エンジンの蒸発燃料処理装置 - Google Patents
エンジンの蒸発燃料処理装置Info
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- JPH07151019A JPH07151019A JP29827393A JP29827393A JPH07151019A JP H07151019 A JPH07151019 A JP H07151019A JP 29827393 A JP29827393 A JP 29827393A JP 29827393 A JP29827393 A JP 29827393A JP H07151019 A JPH07151019 A JP H07151019A
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- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】燃料温度等によって蒸発燃料の発生量が変化し
ても、キャニスタパージによって一定量の蒸発燃料がエ
ンジンに吸引されるようにする。 【構成】燃料タンク内の圧力,燃料温度,燃料の重軽
質,燃料残量によって蒸発燃料の発生量を予測する(S
1〜S5)。そして、予測した発生量に基づいて基本パ
ージ量PA を補正するための補正係数KPを設定する
(S6)。一方、エンジン負荷を代表する基本燃料噴射
量Tpとエンジン回転速度Neとに基づいて前記基本パ
ージ量PA を設定し(S7)、該基本パージ量PA を前
記補正係数KPで補正して最終的なデューティDUTY
を設定する(S8)。ここで、前記デューティDUTY
によってパージ通路に介装されたパージ制御弁のON・
OFFをデューティ制御する。
ても、キャニスタパージによって一定量の蒸発燃料がエ
ンジンに吸引されるようにする。 【構成】燃料タンク内の圧力,燃料温度,燃料の重軽
質,燃料残量によって蒸発燃料の発生量を予測する(S
1〜S5)。そして、予測した発生量に基づいて基本パ
ージ量PA を補正するための補正係数KPを設定する
(S6)。一方、エンジン負荷を代表する基本燃料噴射
量Tpとエンジン回転速度Neとに基づいて前記基本パ
ージ量PA を設定し(S7)、該基本パージ量PA を前
記補正係数KPで補正して最終的なデューティDUTY
を設定する(S8)。ここで、前記デューティDUTY
によってパージ通路に介装されたパージ制御弁のON・
OFFをデューティ制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエンジンの蒸発燃料処理
装置に関し、詳しくは、燃料タンク内で発生した蒸発燃
料をエンジン吸気系に供給して大気中への放散を防止す
る装置に関する。
装置に関し、詳しくは、燃料タンク内で発生した蒸発燃
料をエンジン吸気系に供給して大気中への放散を防止す
る装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、燃料タンク内で発生した蒸発
燃料をキャニスタに一旦吸着捕集させた後、該キャニス
タに吸着捕集された蒸発燃料をパージ(脱離)させ、該
パージエアをパージ通路を介してエンジンの吸気系に供
給することにより、燃料タンクで発生した蒸発燃料の大
気中への放散を防ぐ蒸発燃料処理装置が提案されている
(特開昭62−7962号公報等参照)。
燃料をキャニスタに一旦吸着捕集させた後、該キャニス
タに吸着捕集された蒸発燃料をパージ(脱離)させ、該
パージエアをパージ通路を介してエンジンの吸気系に供
給することにより、燃料タンクで発生した蒸発燃料の大
気中への放散を防ぐ蒸発燃料処理装置が提案されている
(特開昭62−7962号公報等参照)。
【0003】上記のようにキャニスタからのパージエア
をエンジンの吸気系に供給する装置では、通常の混合気
に対して前記パージエアが余分に付加されることになる
ため、パージエアの供給によって大きな空燃比ずれを生
じさせる惧れがある。そこで、パージエア量をエンジン
の運転条件に応じて調整するようにしている。
をエンジンの吸気系に供給する装置では、通常の混合気
に対して前記パージエアが余分に付加されることになる
ため、パージエアの供給によって大きな空燃比ずれを生
じさせる惧れがある。そこで、パージエア量をエンジン
の運転条件に応じて調整するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、キャニ
スタに吸着捕集され、該キャニスタから脱離してエンジ
ンに供給される蒸発燃料量は、燃料タンク内の燃料状態
等によって大きく変化するため、エンジンの運転条件に
対応させて一定のパージエア量に制御したとしても、こ
れによって一定量の蒸発燃料がエンジンに吸引されると
は限らない。このため、パージエア量をエンジン運転条
件に応じて調整しても、キャニスタパージ時の空燃比に
大きなずれを生じ、以て、排気性状を悪化させることが
あった。
スタに吸着捕集され、該キャニスタから脱離してエンジ
ンに供給される蒸発燃料量は、燃料タンク内の燃料状態
等によって大きく変化するため、エンジンの運転条件に
対応させて一定のパージエア量に制御したとしても、こ
れによって一定量の蒸発燃料がエンジンに吸引されると
は限らない。このため、パージエア量をエンジン運転条
件に応じて調整しても、キャニスタパージ時の空燃比に
大きなずれを生じ、以て、排気性状を悪化させることが
あった。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
あり、キャニスタに吸着捕集される蒸発燃料量が、タン
ク内の燃料状態等によって大きく変化しても、パージエ
ア量の調整によって空燃比の大幅なずれを回避できるよ
うにすることを目的とする。
あり、キャニスタに吸着捕集される蒸発燃料量が、タン
ク内の燃料状態等によって大きく変化しても、パージエ
ア量の調整によって空燃比の大幅なずれを回避できるよ
うにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため本発明にかかる
エンジンの蒸発燃料処理装置は、燃料タンク内の蒸発燃
料を吸着捕集すると共に、該吸着捕集した蒸発燃料をパ
ージし、該パージエアをパージ通路を介してエンジンの
吸気系に供給するキャニスタを備えたエンジンの蒸発燃
料処理装置であって、図1に示すように構成される。
エンジンの蒸発燃料処理装置は、燃料タンク内の蒸発燃
料を吸着捕集すると共に、該吸着捕集した蒸発燃料をパ
ージし、該パージエアをパージ通路を介してエンジンの
吸気系に供給するキャニスタを備えたエンジンの蒸発燃
料処理装置であって、図1に示すように構成される。
【0007】図1において、パージエア量調整手段は、
前記パージ通路を介してエンジンの吸気系に供給される
パージエア量を調整する。また、蒸発燃料発生条件検出
手段は、前記燃料タンク内の圧力と前記燃料タンク内の
燃料温度との少なくとも一方を検出する。更に、エンジ
ン運転条件検出手段は、エンジンの運転条件を検出す
る。
前記パージ通路を介してエンジンの吸気系に供給される
パージエア量を調整する。また、蒸発燃料発生条件検出
手段は、前記燃料タンク内の圧力と前記燃料タンク内の
燃料温度との少なくとも一方を検出する。更に、エンジ
ン運転条件検出手段は、エンジンの運転条件を検出す
る。
【0008】そして、基本パージエア量設定手段は、エ
ンジン運転条件検出手段で検出されたエンジンの運転条
件に基づいて基本パージエア量を設定する。一方、パー
ジエア量補正設定手段は、基本パージエア量設定手段で
設定された基本パージエア量を、前記蒸発燃料発生条件
検出手段による検出結果に基づいて補正して最終的なパ
ージエア量を設定する。
ンジン運転条件検出手段で検出されたエンジンの運転条
件に基づいて基本パージエア量を設定する。一方、パー
ジエア量補正設定手段は、基本パージエア量設定手段で
設定された基本パージエア量を、前記蒸発燃料発生条件
検出手段による検出結果に基づいて補正して最終的なパ
ージエア量を設定する。
【0009】パージエア量制御手段は、パージエア量補
正設定手段で補正設定されたパージエア量に基づいて前
記パージエア量調整手段を制御する。ここで、前記燃料
タンク内の燃料残量と燃料性状との少なくとも一方を検
出する発生量補正条件検出手段を設け、前記パージエア
量補正設定手段が、前記蒸発燃料発生条件検出手段によ
る検出結果と共に、前記発生量補正条件検出手段による
検出結果に基づいて前記基本パージエア量を補正設定し
て最終的なパージエア量を設定するよう構成すると良
い。
正設定手段で補正設定されたパージエア量に基づいて前
記パージエア量調整手段を制御する。ここで、前記燃料
タンク内の燃料残量と燃料性状との少なくとも一方を検
出する発生量補正条件検出手段を設け、前記パージエア
量補正設定手段が、前記蒸発燃料発生条件検出手段によ
る検出結果と共に、前記発生量補正条件検出手段による
検出結果に基づいて前記基本パージエア量を補正設定し
て最終的なパージエア量を設定するよう構成すると良
い。
【0010】
【作用】かかる構成によると、エンジンの運転条件に基
づいて設定される基本パージエア量が、燃料タンク内に
おける蒸発燃料の発生量に相関する燃料タンク内の圧力
と燃料タンク内の燃料温度との少なくとも一方に基づい
て補正設定され、該補正設定されたパージエア量に応じ
てパージエア量が調整される。
づいて設定される基本パージエア量が、燃料タンク内に
おける蒸発燃料の発生量に相関する燃料タンク内の圧力
と燃料タンク内の燃料温度との少なくとも一方に基づい
て補正設定され、該補正設定されたパージエア量に応じ
てパージエア量が調整される。
【0011】即ち、パージエア量を所定量に調整して
も、該パージエアの供給によってエンジンに吸引される
蒸発燃料量は一定ではなく、そのときの蒸発燃料発生量
によって変化する。そこで、前記蒸発燃料発生量に相関
するタンク内圧や燃料温度を検出することで、前記パー
ジエアに含まれる燃料量を推定し、所定量の燃料がパー
ジエアと共にエンジンに吸引されるようにした。
も、該パージエアの供給によってエンジンに吸引される
蒸発燃料量は一定ではなく、そのときの蒸発燃料発生量
によって変化する。そこで、前記蒸発燃料発生量に相関
するタンク内圧や燃料温度を検出することで、前記パー
ジエアに含まれる燃料量を推定し、所定量の燃料がパー
ジエアと共にエンジンに吸引されるようにした。
【0012】ここで、タンク内圧力や燃料温度が同じで
あっても、使用燃料の性状(燃料の蒸発し易さ)や燃料
タンク内の空間が異なると、キャニスタパージによって
エンジンに供給される蒸発燃料量が変化するので、燃料
性状や、燃料タンク内の空間に相関する燃料残量を検出
し、タンク内圧力や燃料温度と共に、前記燃料性状や燃
料残量に基づいて基本パージエア量を補正するようにす
ると良い。
あっても、使用燃料の性状(燃料の蒸発し易さ)や燃料
タンク内の空間が異なると、キャニスタパージによって
エンジンに供給される蒸発燃料量が変化するので、燃料
性状や、燃料タンク内の空間に相関する燃料残量を検出
し、タンク内圧力や燃料温度と共に、前記燃料性状や燃
料残量に基づいて基本パージエア量を補正するようにす
ると良い。
【0013】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。一実施例の構成を示す図2において、エンジン
11の吸気通路12には吸入空気流量Qを検出するエアフロ
ーメータ13及びアクセルペダルと連動して吸入空気流量
Qを制御するスロットル弁14が設けられ、下流の吸気マ
ニホールドのブランチ部には気筒毎に電磁式の燃料噴射
弁15が設けられる。
明する。一実施例の構成を示す図2において、エンジン
11の吸気通路12には吸入空気流量Qを検出するエアフロ
ーメータ13及びアクセルペダルと連動して吸入空気流量
Qを制御するスロットル弁14が設けられ、下流の吸気マ
ニホールドのブランチ部には気筒毎に電磁式の燃料噴射
弁15が設けられる。
【0014】燃料噴射弁15は、マイクロコンピュータを
内蔵したコントロールユニット(C/U)16からの噴射
パルス信号によって間欠的に開弁駆動し、燃料を噴射供
給する。更に、エンジン11の冷却ジャケット内の冷却水
温度Twを検出する水温センサ17が設けられる。一方、
排気通路18にはマニホールド集合部に排気中の酸素濃度
を検出することによって、エンジン11の吸入混合気の空
燃比を検出する酸素センサ19が設けられ、その下流側の
排気管には、排気中のCO,HCの酸化とNO X の還元
を行って浄化する三元触媒20が設けられる。
内蔵したコントロールユニット(C/U)16からの噴射
パルス信号によって間欠的に開弁駆動し、燃料を噴射供
給する。更に、エンジン11の冷却ジャケット内の冷却水
温度Twを検出する水温センサ17が設けられる。一方、
排気通路18にはマニホールド集合部に排気中の酸素濃度
を検出することによって、エンジン11の吸入混合気の空
燃比を検出する酸素センサ19が設けられ、その下流側の
排気管には、排気中のCO,HCの酸化とNO X の還元
を行って浄化する三元触媒20が設けられる。
【0015】また、図2で図示しないディストリビュー
タには、クランク角センサ21が内蔵されており、該クラ
ンク角センサ21からエンジン回転に同期して出力される
クランク単位角信号を一定時間カウントして、又は、ク
ランク基準角信号の周期を計測してエンジン回転速度N
eを検出する。次に燃料供給系について説明すると、燃
料タンク22内には燃料ポンプ23が設けられ、該燃料ポン
プ23から圧送された燃料が燃料供給通路25を経てプレッ
シャレギュレータ24により所定の圧力に調整されて前記
燃料噴射弁15に供給される。前記プレッシャレギュレー
タ24からの余剰燃料はリターン燃料通路26を介して燃料
タンク22に戻される。
タには、クランク角センサ21が内蔵されており、該クラ
ンク角センサ21からエンジン回転に同期して出力される
クランク単位角信号を一定時間カウントして、又は、ク
ランク基準角信号の周期を計測してエンジン回転速度N
eを検出する。次に燃料供給系について説明すると、燃
料タンク22内には燃料ポンプ23が設けられ、該燃料ポン
プ23から圧送された燃料が燃料供給通路25を経てプレッ
シャレギュレータ24により所定の圧力に調整されて前記
燃料噴射弁15に供給される。前記プレッシャレギュレー
タ24からの余剰燃料はリターン燃料通路26を介して燃料
タンク22に戻される。
【0016】また、燃料タンク22の上部空間に溜まる蒸
発燃料は、チェックバルブ27を介装した蒸発燃料通路28
を介してキャニスタ29に導かれ、該キャニスタ29に吸着
捕集される。キャニスタ29内に一時的に吸着捕集された
蒸発燃料は、パージ制御弁30(パージエア量調整手段)
を介装したパージ通路31を経てスロットル弁14下流の吸
気通路12に吸入される。
発燃料は、チェックバルブ27を介装した蒸発燃料通路28
を介してキャニスタ29に導かれ、該キャニスタ29に吸着
捕集される。キャニスタ29内に一時的に吸着捕集された
蒸発燃料は、パージ制御弁30(パージエア量調整手段)
を介装したパージ通路31を経てスロットル弁14下流の吸
気通路12に吸入される。
【0017】前記燃料タンク22には、タンク内圧を検出
する圧力センサ41、タンク内の燃料温度を検出する燃料
温度センサ42、タンク内の燃料残量を検出する残量セン
サ43、タンク内の燃料性状(重軽質)を検出する燃料性
状センサ44が設けられている。尚、前記燃料性状センサ
44は、燃料の静電容量に基づいて燃料の蒸発し易さに相
関する重軽質を検出する構成のものを用いることができ
る。
する圧力センサ41、タンク内の燃料温度を検出する燃料
温度センサ42、タンク内の燃料残量を検出する残量セン
サ43、タンク内の燃料性状(重軽質)を検出する燃料性
状センサ44が設けられている。尚、前記燃料性状センサ
44は、燃料の静電容量に基づいて燃料の蒸発し易さに相
関する重軽質を検出する構成のものを用いることができ
る。
【0018】ここで、コントロールユニット16は、上記
各種センサの検出信号に基づいて、パージ通路31を経て
エンジン11に吸引させるパージエア量を決定し、該パー
ジエア量に応じて前記パージ制御弁30のON/OFF
(開/閉)をデューティ制御するようになっており、か
かるコントロールユニット16によるパージエア制御の様
子を図3のフローチャートに従って説明する。
各種センサの検出信号に基づいて、パージ通路31を経て
エンジン11に吸引させるパージエア量を決定し、該パー
ジエア量に応じて前記パージ制御弁30のON/OFF
(開/閉)をデューティ制御するようになっており、か
かるコントロールユニット16によるパージエア制御の様
子を図3のフローチャートに従って説明する。
【0019】尚、本実施例において、基本パージエア量
設定手段,パージエア量補正設定手段,パージエア量制
御手段としての機能は、前記図3のフローチャートに示
すように、コントロールユニット16がソフトウェア的に
備えている。また、本実施例において、エンジン運転条
件検出手段は前記エアフローメータ13及びクランク角セ
ンサ21が該当し、蒸発燃料発生条件検出手段は前記圧力
センサ41及び燃料温度センサ42が該当し、更に、発生量
補正条件検出手段は残量センサ43及び燃料性状センサ44
が該当する。
設定手段,パージエア量補正設定手段,パージエア量制
御手段としての機能は、前記図3のフローチャートに示
すように、コントロールユニット16がソフトウェア的に
備えている。また、本実施例において、エンジン運転条
件検出手段は前記エアフローメータ13及びクランク角セ
ンサ21が該当し、蒸発燃料発生条件検出手段は前記圧力
センサ41及び燃料温度センサ42が該当し、更に、発生量
補正条件検出手段は残量センサ43及び燃料性状センサ44
が該当する。
【0020】図3のフローチャートにおいて、まず、ス
テップ1(図中ではS1としてある。以下同様)では、
前記圧力センサ41で検出されるタンク内圧力に基づいて
タンク内における蒸発燃料の予測発生量を示すパラメー
タK1を設定する。前記パラメータK1はその増大に応
じて蒸発燃料の予測発生量の増大を示すものであり、タ
ンク内圧力の上昇は、タンク内において蒸発燃料の発生
量が多いことを示すから、前記パラメータK1はタンク
内圧が大きいときほど大きな値に設定されるようにして
ある。
テップ1(図中ではS1としてある。以下同様)では、
前記圧力センサ41で検出されるタンク内圧力に基づいて
タンク内における蒸発燃料の予測発生量を示すパラメー
タK1を設定する。前記パラメータK1はその増大に応
じて蒸発燃料の予測発生量の増大を示すものであり、タ
ンク内圧力の上昇は、タンク内において蒸発燃料の発生
量が多いことを示すから、前記パラメータK1はタンク
内圧が大きいときほど大きな値に設定されるようにして
ある。
【0021】次のステップ2では、前記燃料温度センサ
42で検出されるタンク内の燃料温度に基づいて蒸発燃料
の予測発生量を示すパラメータK2を設定する。タンク
内の燃料温度が高ければ、それだけ蒸発燃料の発生量も
多くなると予測されるので、前記パラメータK2は、燃
料温度の増大に応じてより大きな値に設定されるように
してある。
42で検出されるタンク内の燃料温度に基づいて蒸発燃料
の予測発生量を示すパラメータK2を設定する。タンク
内の燃料温度が高ければ、それだけ蒸発燃料の発生量も
多くなると予測されるので、前記パラメータK2は、燃
料温度の増大に応じてより大きな値に設定されるように
してある。
【0022】また、ステップ3では、前記燃料性状セン
サ44で検出されるタンク内の燃料の重軽質に基づいて蒸
発燃料の予測発生量を補正するためのパラメータK3を
設定する。燃料が軽質であるときには、重質であるとき
に比べて燃料が蒸発し易くなり、同じ温度条件下であっ
ても、より蒸発燃料の発生量は多くなる。従って、前記
パラメータK3は、燃料が軽質であるときにより大きな
値として設定されるようにしてある。
サ44で検出されるタンク内の燃料の重軽質に基づいて蒸
発燃料の予測発生量を補正するためのパラメータK3を
設定する。燃料が軽質であるときには、重質であるとき
に比べて燃料が蒸発し易くなり、同じ温度条件下であっ
ても、より蒸発燃料の発生量は多くなる。従って、前記
パラメータK3は、燃料が軽質であるときにより大きな
値として設定されるようにしてある。
【0023】更に、ステップ4では、残量センサ43で検
出されるタンク内の燃料残量に基づいて蒸発燃料の予測
発生量を補正するためのパラメータK4を設定する。タ
ンク内の燃料残量が少ないときには、それだけタンク内
の空間容積が多くなり、蒸発燃料が発生しても多くがタ
ンク内に滞留してキャニスタ29に吸着捕集される燃料量
が少なくなるから、前記パラメータK4は、タンク内の
燃料残量が多いときほど大きな値に設定されるようにし
てある。
出されるタンク内の燃料残量に基づいて蒸発燃料の予測
発生量を補正するためのパラメータK4を設定する。タ
ンク内の燃料残量が少ないときには、それだけタンク内
の空間容積が多くなり、蒸発燃料が発生しても多くがタ
ンク内に滞留してキャニスタ29に吸着捕集される燃料量
が少なくなるから、前記パラメータK4は、タンク内の
燃料残量が多いときほど大きな値に設定されるようにし
てある。
【0024】上記のようにしてパラメータK1〜K4
を、タンク内圧,燃料温度,燃料性状(燃料の重軽
質),燃料残量に基づいてそれぞれに設定すると、ステ
ップ5では、前記パラメータK1〜K4を相互に乗算し
て、蒸発燃料予測発生量KE(←K1×K2×K3×K
4)を算出する。前記蒸発燃料予測発生量KEは、その
値が大きいときほどキャニスタ29に吸着捕集される蒸発
燃料量、即ち、キャニスタパージによってエンジン11に
吸引されることになる燃料量が多くなることを示す。
を、タンク内圧,燃料温度,燃料性状(燃料の重軽
質),燃料残量に基づいてそれぞれに設定すると、ステ
ップ5では、前記パラメータK1〜K4を相互に乗算し
て、蒸発燃料予測発生量KE(←K1×K2×K3×K
4)を算出する。前記蒸発燃料予測発生量KEは、その
値が大きいときほどキャニスタ29に吸着捕集される蒸発
燃料量、即ち、キャニスタパージによってエンジン11に
吸引されることになる燃料量が多くなることを示す。
【0025】ステップ6では、前記蒸発燃料予測発生量
KEを、基本パージエア量Pを補正するための補正係数
KPに変換する。かかる変換においては、キャニスタパ
ージによってエンジン11に吸引される燃料量を略一定に
すべく、蒸発燃料予測発生量KEが大きいときにはより
パージエア量を少なくするように補正係数KPが設定さ
れるようになっている。
KEを、基本パージエア量Pを補正するための補正係数
KPに変換する。かかる変換においては、キャニスタパ
ージによってエンジン11に吸引される燃料量を略一定に
すべく、蒸発燃料予測発生量KEが大きいときにはより
パージエア量を少なくするように補正係数KPが設定さ
れるようになっている。
【0026】次のステップ7では、吸入空気流量Qとエ
ンジン回転速度Neとに基づいて算出される燃料噴射弁
15の基本燃料噴射量Tpをエンジン負荷相当値とし、か
かる基本燃料噴射量Tpとエンジン回転速度Neとをパ
ラメータとして予め基本パージ量PA を記憶したマップ
から、現在のエンジン運転条件に対応する基本パージ量
PA (パージ制御弁30に与える基本デューティ)を検索
して求める。
ンジン回転速度Neとに基づいて算出される燃料噴射弁
15の基本燃料噴射量Tpをエンジン負荷相当値とし、か
かる基本燃料噴射量Tpとエンジン回転速度Neとをパ
ラメータとして予め基本パージ量PA を記憶したマップ
から、現在のエンジン運転条件に対応する基本パージ量
PA (パージ制御弁30に与える基本デューティ)を検索
して求める。
【0027】そして、ステップ8では、上記ステップ7
で求めた基本パージ量PA に前記ステップ6で求めた補
正係数KPを乗算して、最終的にパージ制御弁30のON
・OFFのデューティ制御に用いるデューティDUTY
を決定する。該デューティDUTYの通電制御信号を前
記パージ制御弁30に出力することで、パージ制御弁30を
介してエンジン11に供給されるパージエア量が調整され
る。
で求めた基本パージ量PA に前記ステップ6で求めた補
正係数KPを乗算して、最終的にパージ制御弁30のON
・OFFのデューティ制御に用いるデューティDUTY
を決定する。該デューティDUTYの通電制御信号を前
記パージ制御弁30に出力することで、パージ制御弁30を
介してエンジン11に供給されるパージエア量が調整され
る。
【0028】このように本実施例では、タンク内圧,燃
料温度,燃料性状,燃料残量によって、キャニスタ29に
吸着捕集された後エンジン11に吸引される蒸発燃料量を
予測し、該予測結果に基づいて一定量の燃料がキャニス
タパージに伴ってエンジン11に吸引されるようにパージ
エア量を調整するので、キャニスタパージに伴ってエン
ジン11の空燃比が大きく変動することを抑止でき、以
て、キャニスタパージに伴う排気性状の悪化を回避でき
る。
料温度,燃料性状,燃料残量によって、キャニスタ29に
吸着捕集された後エンジン11に吸引される蒸発燃料量を
予測し、該予測結果に基づいて一定量の燃料がキャニス
タパージに伴ってエンジン11に吸引されるようにパージ
エア量を調整するので、キャニスタパージに伴ってエン
ジン11の空燃比が大きく変動することを抑止でき、以
て、キャニスタパージに伴う排気性状の悪化を回避でき
る。
【0029】尚、本実施例では、タンク内圧,燃料温
度,燃料性状,燃料残量によって蒸発燃料発生量を予測
するようにしたが、少なくともタンク内圧と燃料温度と
の一方に基づいて基本パージ量PA を補正することで、
キャニスタパージによってエンジンに吸引される燃料量
の変動を抑止できる。また、パージエア量の調整するた
めのシステム構成を図2のものに限定するものではな
く、パージエア量を電子制御できるシステムであれば良
い。
度,燃料性状,燃料残量によって蒸発燃料発生量を予測
するようにしたが、少なくともタンク内圧と燃料温度と
の一方に基づいて基本パージ量PA を補正することで、
キャニスタパージによってエンジンに吸引される燃料量
の変動を抑止できる。また、パージエア量の調整するた
めのシステム構成を図2のものに限定するものではな
く、パージエア量を電子制御できるシステムであれば良
い。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
燃料タンク内の燃料状態等によって蒸発燃料の発生量が
大きく変化しても、かかる変化に対応してパージエア量
を調整するようにしたので、蒸発燃料量の発生量にばら
つきが生じても一定量の蒸発燃料をエンジンに供給させ
ることができ、以て、キャニスタパージによる空燃比の
変動とこれに伴う排気性状の悪化を回避できるようにな
るという効果がある。
燃料タンク内の燃料状態等によって蒸発燃料の発生量が
大きく変化しても、かかる変化に対応してパージエア量
を調整するようにしたので、蒸発燃料量の発生量にばら
つきが生じても一定量の蒸発燃料をエンジンに供給させ
ることができ、以て、キャニスタパージによる空燃比の
変動とこれに伴う排気性状の悪化を回避できるようにな
るという効果がある。
【図1】本発明の構成を示すブロック図。
【図2】実施例のシステム構成図。
【図3】同上実施例におけるパージ制御を示すフローチ
ャート。
ャート。
11 エンジン 13 エアフローメータ 16 コントロールユニット 21 クランク角センサ 22 燃料タンク 28 蒸発燃料通路 29 キャニスタ 30 パージ制御弁 31 パージ通路 41 圧力センサ 42 燃料温度センサ 43 残量センサ 44 燃料性状センサ
Claims (2)
- 【請求項1】燃料タンク内の蒸発燃料を吸着捕集すると
共に、該吸着捕集した蒸発燃料をパージし、該パージエ
アをパージ通路を介してエンジンの吸気系に供給するキ
ャニスタを備えたエンジンの蒸発燃料処理装置であっ
て、 前記パージ通路を介してエンジンの吸気系に供給される
パージエア量を調整するパージエア量調整手段と、 前記燃料タンク内の圧力と前記燃料タンク内の燃料温度
との少なくとも一方を検出する蒸発燃料発生条件検出手
段と、 エンジンの運転条件を検出するエンジン運転条件検出手
段と、 該エンジン運転条件検出手段で検出されたエンジンの運
転条件に基づいて基本パージエア量を設定する基本パー
ジエア量設定手段と、 該基本パージエア量設定手段で設定された基本パージエ
ア量を、前記蒸発燃料発生条件検出手段による検出結果
に基づいて補正して最終的なパージエア量を設定するパ
ージエア量補正設定手段と、 該パージエア量補正設定手段で補正設定されたパージエ
ア量に基づいて前記パージエア量調整手段を制御するパ
ージエア量制御手段と、 を含んで構成されたことを特徴とするエンジンの蒸発燃
料処理装置。 - 【請求項2】前記燃料タンク内の燃料残量と燃料性状と
の少なくとも一方を検出する発生量補正条件検出手段を
設け、 前記パージエア量補正設定手段が、前記蒸発燃料発生条
件検出手段による検出結果と共に、前記発生量補正条件
検出手段による検出結果に基づいて前記基本パージエア
量を補正設定して最終的なパージエア量を設定すること
を特徴とする請求項1記載のエンジンの蒸発燃料処理装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29827393A JPH07151019A (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | エンジンの蒸発燃料処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29827393A JPH07151019A (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | エンジンの蒸発燃料処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07151019A true JPH07151019A (ja) | 1995-06-13 |
Family
ID=17857505
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29827393A Pending JPH07151019A (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | エンジンの蒸発燃料処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07151019A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102214576B1 (ko) * | 2019-12-12 | 2021-02-10 | 주식회사 현대케피코 | 차량의 연료증발가스 처리시스템 및 그 제어 방법 |
-
1993
- 1993-11-29 JP JP29827393A patent/JPH07151019A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102214576B1 (ko) * | 2019-12-12 | 2021-02-10 | 주식회사 현대케피코 | 차량의 연료증발가스 처리시스템 및 그 제어 방법 |
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