JPH0715203B2 - 金属防水屋根の棟納め構造 - Google Patents
金属防水屋根の棟納め構造Info
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- JPH0715203B2 JPH0715203B2 JP31328489A JP31328489A JPH0715203B2 JP H0715203 B2 JPH0715203 B2 JP H0715203B2 JP 31328489 A JP31328489 A JP 31328489A JP 31328489 A JP31328489 A JP 31328489A JP H0715203 B2 JPH0715203 B2 JP H0715203B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は金属製面材で構成される金属防水屋根の棟納め
構造に係り、とくに平板部の両側に2段に折曲げた2段
構成の側部接合部を設けたステンレス鋼板などの金属製
面材を敷設したうえ、隣合う側部接合部をシーム溶接す
ることにより構成する金属防水屋根において、その棟部
の納めにつき、棟部の両傾斜面に敷設した金属製面材の
端部の棟側接合部同志をシーム溶接することにより、水
密性、気密性を完全なものとした金属防水屋根の棟納め
構造に関するものである。
構造に係り、とくに平板部の両側に2段に折曲げた2段
構成の側部接合部を設けたステンレス鋼板などの金属製
面材を敷設したうえ、隣合う側部接合部をシーム溶接す
ることにより構成する金属防水屋根において、その棟部
の納めにつき、棟部の両傾斜面に敷設した金属製面材の
端部の棟側接合部同志をシーム溶接することにより、水
密性、気密性を完全なものとした金属防水屋根の棟納め
構造に関するものである。
従来、ステンレス鋼板などの金属製面材を使用して、防
水構造の屋根、壁、床などを構成している。
水構造の屋根、壁、床などを構成している。
この使用する金属製面材には、種々な形状のものがある
が、各種建築物の屋根を敷設する場合、両側に2段構成
の側部接合部を設けた金属製面材を用いると、新築の屋
根に限らず、既設の瓦棒葺き屋根の改修にも使用できる
利点がある。
が、各種建築物の屋根を敷設する場合、両側に2段構成
の側部接合部を設けた金属製面材を用いると、新築の屋
根に限らず、既設の瓦棒葺き屋根の改修にも使用できる
利点がある。
この種金属防水屋根における棟納め構造は、従来次のよ
うになされていた。第8図は2段構成の側部接合部を設
けた金属製面材で構成された金属防水屋根の斜視図であ
る。
うになされていた。第8図は2段構成の側部接合部を設
けた金属製面材で構成された金属防水屋根の斜視図であ
る。
同図において、1,1,…は下地材2の上に敷設した金属製
面材(以下、面材という)、3は側部接合部、4は棟、
5は棟包みである。
面材(以下、面材という)、3は側部接合部、4は棟、
5は棟包みである。
この棟4における棟納めの詳細構造は、第9図〜第11図
に示されている。第9図において、下地材2の左右の傾
斜面2a,2aに敷設される面材1,1のそれぞれの棟側の端部
には、平板部6の端部を立上げて棟側接合部7を形成し
てある。
に示されている。第9図において、下地材2の左右の傾
斜面2a,2aに敷設される面材1,1のそれぞれの棟側の端部
には、平板部6の端部を立上げて棟側接合部7を形成し
てある。
一方、この面材1は、平板部6の両側を2段に折曲げた
2段構成の側部接合部3を設けてある。つまり、この側
部接合部3において、8は第1立上げ部、10は第1立上
げの上端を折曲げた上方平坦部、11は上方平坦部10の先
端を垂直に立上げてなる第2立上げ部である。そして、
この隣合って平行に敷設される面材1,1の第2立上げ部1
1,11同志をシーム溶接12することにより、隣合う左右の
面材1,1は、水密的、気密的に連結させて金属防水屋根
が構成されている。なお、第2立上げ部11,11間には、
所定間隔ごとに可動吊子を介在させてある。
2段構成の側部接合部3を設けてある。つまり、この側
部接合部3において、8は第1立上げ部、10は第1立上
げの上端を折曲げた上方平坦部、11は上方平坦部10の先
端を垂直に立上げてなる第2立上げ部である。そして、
この隣合って平行に敷設される面材1,1の第2立上げ部1
1,11同志をシーム溶接12することにより、隣合う左右の
面材1,1は、水密的、気密的に連結させて金属防水屋根
が構成されている。なお、第2立上げ部11,11間には、
所定間隔ごとに可動吊子を介在させてある。
この面材1はシーム溶接可能なステンレス鋼板を使用
し、上記のように平板部6の両側には、予め第1立上り
部8、上方平坦部10、第2立上げ部11からなる2段構成
の側部接合部3を形成してある。
し、上記のように平板部6の両側には、予め第1立上り
部8、上方平坦部10、第2立上げ部11からなる2段構成
の側部接合部3を形成してある。
従来、この面材1における角部の折曲げ加工は、第10図
のように行っていた。つまり、面材1の両側に予め形成
されている側部接合部3を構成する第1立上り部8、上
方平坦部10、第2立上げ部11は、折曲げ線14,15,16に沿
って折曲げられている。
のように行っていた。つまり、面材1の両側に予め形成
されている側部接合部3を構成する第1立上り部8、上
方平坦部10、第2立上げ部11は、折曲げ線14,15,16に沿
って折曲げられている。
次に、この上方平坦部10と第2立上げ部11の端部の斜線
で示す切除部17を切除し、その後、この平板部6の端部
を谷折り線18を介して折曲げることにより、棟側接合部
7を形成すると共に、角部を山折り線20と谷折り線21を
介して八千代折り加工し、この八千代折り部22は、第9
図に示すようにスポット溶接23を施して、棟側接合部7
が開かないように形成する。
で示す切除部17を切除し、その後、この平板部6の端部
を谷折り線18を介して折曲げることにより、棟側接合部
7を形成すると共に、角部を山折り線20と谷折り線21を
介して八千代折り加工し、この八千代折り部22は、第9
図に示すようにスポット溶接23を施して、棟側接合部7
が開かないように形成する。
また、このように構成された面材1,1は、棟4において
左右の面材1の角棟側接合部7,7同志をシーム溶接する
のではなく、第11図に示すように棟4から若干の間隔離
して敷設しており、その間は棟包み5、その他の部材で
棟4を被覆していた。
左右の面材1の角棟側接合部7,7同志をシーム溶接する
のではなく、第11図に示すように棟4から若干の間隔離
して敷設しており、その間は棟包み5、その他の部材で
棟4を被覆していた。
すなわち、第11図において、25は面材1の第2立上げ部
11にスポット溶接により固着したアングルピース、26は
アングルピース25にリベット27を介して取付けた捨て板
である。そして、この捨て板26の両端に棟包み5の両端
折曲げ部28,28をしぶき返し30を介して結合させてい
る。
11にスポット溶接により固着したアングルピース、26は
アングルピース25にリベット27を介して取付けた捨て板
である。そして、この捨て板26の両端に棟包み5の両端
折曲げ部28,28をしぶき返し30を介して結合させてい
る。
第10図、第11図に示す従来の側部接合部3を設けた面材
による金属防水屋根の棟納め構造にあっては、棟包み5
で棟4を覆っている。
による金属防水屋根の棟納め構造にあっては、棟包み5
で棟4を覆っている。
しかし、この棟包み5及びその端部にしぶき返し30があ
るにも拘わらず、下方から吹上げる雨水は、棟包み5の
両端から容易に浸入し、棟4の左右に位置する面材1,1
の間の隙間31を通って、この面材1,1の裏側に廻り込み
雨漏りが生じるという問題があった。
るにも拘わらず、下方から吹上げる雨水は、棟包み5の
両端から容易に浸入し、棟4の左右に位置する面材1,1
の間の隙間31を通って、この面材1,1の裏側に廻り込み
雨漏りが生じるという問題があった。
また、面材1の上方平坦部10に沿って吹上げられる雨水
は、八千代折り部22の隙間29を通っても屋根裏に浸入す
るという問題もあった。
は、八千代折り部22の隙間29を通っても屋根裏に浸入す
るという問題もあった。
本発明は前記の問題を解決したもので、平板部の両側に
2段に折曲げて2段構成の側部接合部を設けた金属製面
材を敷設してなる金属防水屋根であって、棟包みなどを
使用しなくとも、棟部において両側斜面に敷設する面材
の棟側接合部同志をシーム溶接することにより、棟部の
水密性、気密性を完璧ならしめた金属防水構造屋根を提
供することを目的とするものである。
2段に折曲げて2段構成の側部接合部を設けた金属製面
材を敷設してなる金属防水屋根であって、棟包みなどを
使用しなくとも、棟部において両側斜面に敷設する面材
の棟側接合部同志をシーム溶接することにより、棟部の
水密性、気密性を完璧ならしめた金属防水構造屋根を提
供することを目的とするものである。
前記の目的を達成するために、本発明に係る屋根の棟納
め構造は次のように構成したものである。
め構造は次のように構成したものである。
すなわち、本発明に係る第1の金属防水屋根の棟納め構
造は、平板部の両側に第1立上げ部、上方段面部、第2
立上げ部を順に設けた2段構成の側部接合部からなる金
属製面材を屋根の下地材に敷設して、この隣合う金属製
面材の前記第2立上げ部同志をシーム溶接して構成する
金属防水屋根において、前記棟側に位置させる金属製面
材の側部で、且つ棟部と所定間隔離した位置を起端とし
て、その下側に前記2段構成の側部接合部を形成し、こ
の側部接合部の第1立上げ部と上方段面部の先端を先細
り形状に折曲げて、これらの先端が前記起端において交
わるように形成し、さらに前記シーム溶接を施した第2
立上げ部は、この起端より棟側部位に連続する側縁立上
げ部とすると共に、前記金属製面材の棟側端部を立上げ
て棟側接合部を形成し、これに横に倒した側縁立上げ部
の端部を沿わせて立上げたうえ、棟部を介して相対向し
合う金属製面材の棟側接合部と、これに沿わせた前記立
上げ部を当接し、棟部に沿って位置する前記立上げ部を
一体にシーム溶接したことを特徴とするものである。
造は、平板部の両側に第1立上げ部、上方段面部、第2
立上げ部を順に設けた2段構成の側部接合部からなる金
属製面材を屋根の下地材に敷設して、この隣合う金属製
面材の前記第2立上げ部同志をシーム溶接して構成する
金属防水屋根において、前記棟側に位置させる金属製面
材の側部で、且つ棟部と所定間隔離した位置を起端とし
て、その下側に前記2段構成の側部接合部を形成し、こ
の側部接合部の第1立上げ部と上方段面部の先端を先細
り形状に折曲げて、これらの先端が前記起端において交
わるように形成し、さらに前記シーム溶接を施した第2
立上げ部は、この起端より棟側部位に連続する側縁立上
げ部とすると共に、前記金属製面材の棟側端部を立上げ
て棟側接合部を形成し、これに横に倒した側縁立上げ部
の端部を沿わせて立上げたうえ、棟部を介して相対向し
合う金属製面材の棟側接合部と、これに沿わせた前記立
上げ部を当接し、棟部に沿って位置する前記立上げ部を
一体にシーム溶接したことを特徴とするものである。
さらに、前記金属製面材は、次に述べる所定形状の一枚
の金属板を所定の位置に形成した谷折り線と山折り線を
介して折曲げることにより形成される。
の金属板を所定の位置に形成した谷折り線と山折り線を
介して折曲げることにより形成される。
すなわち、この金属製面材は、平板部の棟側の両端部を
所定の長さにわたって平行に設けて第1平行部を形成す
ると共に、この第1平行部の下端より下側で、且つ所定
の長さにわたって両側縁をテーパ状に外方に出張らして
テーパ部を形成し、このテーパ部より下方の両側縁の第
1,第2平行部及びテーパ部と平行にその内側に第2立上
げ部及び側縁立上げ部を形成するための谷折り線を形成
し、前記第1平行部とテーパ部が交わる部位で、且つ前
記谷折り線より内側部位を起端として、これより下方に
両側縁の第2平行部と平行に第1立上げ部の上端縁形成
用の山折り線を形成し、前記テーパ部と第2平行部が交
わる部位で、且つ前記第1立上げ部の上端縁形成用の山
折り線より内側部位を起端として、これより下方に第2
平行部と平行に、前記第1立上げ部の下端縁形成用の谷
折り線を形成し、この谷折り線の起端から前記第1立上
げ部の上端縁形成用の山折り線の起端にかけて、第1立
上げ部の棟寄りの下端縁形成用の谷折り線を設け、さら
に金属製面材の上端縁と平行に、且つその内側部位に棟
部継手用立上げ部を形成する谷折り線を設け、前記各折
曲げ線に沿って折曲げて構成されている。
所定の長さにわたって平行に設けて第1平行部を形成す
ると共に、この第1平行部の下端より下側で、且つ所定
の長さにわたって両側縁をテーパ状に外方に出張らして
テーパ部を形成し、このテーパ部より下方の両側縁の第
1,第2平行部及びテーパ部と平行にその内側に第2立上
げ部及び側縁立上げ部を形成するための谷折り線を形成
し、前記第1平行部とテーパ部が交わる部位で、且つ前
記谷折り線より内側部位を起端として、これより下方に
両側縁の第2平行部と平行に第1立上げ部の上端縁形成
用の山折り線を形成し、前記テーパ部と第2平行部が交
わる部位で、且つ前記第1立上げ部の上端縁形成用の山
折り線より内側部位を起端として、これより下方に第2
平行部と平行に、前記第1立上げ部の下端縁形成用の谷
折り線を形成し、この谷折り線の起端から前記第1立上
げ部の上端縁形成用の山折り線の起端にかけて、第1立
上げ部の棟寄りの下端縁形成用の谷折り線を設け、さら
に金属製面材の上端縁と平行に、且つその内側部位に棟
部継手用立上げ部を形成する谷折り線を設け、前記各折
曲げ線に沿って折曲げて構成されている。
本発明にかかる第2の金属防水屋根の棟納め構造は、第
1のものと同様の棟納め構造において、2段構成の側部
接合部を次のように構成するものである。すなわち、前
記2段構成の側部接合部の上方段面部の先端を棟側に近
づくにつれて幅広になり、且つ下り傾斜して起端部で平
板部に交わるように設けると共に、該上方段面部の先端
側縁が第1立上げ部の起端に交わるように構成するもの
である。
1のものと同様の棟納め構造において、2段構成の側部
接合部を次のように構成するものである。すなわち、前
記2段構成の側部接合部の上方段面部の先端を棟側に近
づくにつれて幅広になり、且つ下り傾斜して起端部で平
板部に交わるように設けると共に、該上方段面部の先端
側縁が第1立上げ部の起端に交わるように構成するもの
である。
前記金属製面材は、次に述べる所定形状の一枚の金属板
を所定の位置に形成した谷折り線と山折り線を介して折
曲げることにより形成される。
を所定の位置に形成した谷折り線と山折り線を介して折
曲げることにより形成される。
すなわち、面材の棟側寄りの両側部を所定の長さにわた
って平行に設けて第1平行部を形成すると共に、この第
1平行部の下端より下側で、且つ所定の長さにわたって
両側部を外方にテーパ状に出張らしてテーパ部を形成
し、このテーパ部より下方の両側部を平行に設けて第2
平行部を形成し、前記両側部の第1,第2平行部及びテー
パ部と平行にその内側に第2立上げ部及び側縁立上げ部
を形成するための谷折り線を形成し、前記第1平行部と
テーパ部が交わる部位と長手方向にみて同じ位置で、且
つ前記谷折り線より内側部位を起端として、これより下
方に両側縁の第2平行部と平行に第1立上げ部の下端縁
形成用の谷折り線を形成し、前記テーパ部と第2平行部
とが交わる部位と長手方向にみて同じ位置で、且つ前記
谷折り線より内側部位を起端として、これより下方に第
2平行部と平行に第1立上げ部の上端縁形成用の平行山
折り線を形成し、且つ平行山折り線の起端から第1立上
げ部の下端縁形成用の谷折り線の起端にかけて第1立上
げ部の棟寄りの上端縁形成用のテーパ山折り線を設け、
さらに金属製面材の上端縁と平行に、且つその内側部位
に棟部継手用の立上げ部を形成する谷折り線を設け、前
記各折曲げ線に沿って折曲げてなる金属製面材を用いる
ものである。
って平行に設けて第1平行部を形成すると共に、この第
1平行部の下端より下側で、且つ所定の長さにわたって
両側部を外方にテーパ状に出張らしてテーパ部を形成
し、このテーパ部より下方の両側部を平行に設けて第2
平行部を形成し、前記両側部の第1,第2平行部及びテー
パ部と平行にその内側に第2立上げ部及び側縁立上げ部
を形成するための谷折り線を形成し、前記第1平行部と
テーパ部が交わる部位と長手方向にみて同じ位置で、且
つ前記谷折り線より内側部位を起端として、これより下
方に両側縁の第2平行部と平行に第1立上げ部の下端縁
形成用の谷折り線を形成し、前記テーパ部と第2平行部
とが交わる部位と長手方向にみて同じ位置で、且つ前記
谷折り線より内側部位を起端として、これより下方に第
2平行部と平行に第1立上げ部の上端縁形成用の平行山
折り線を形成し、且つ平行山折り線の起端から第1立上
げ部の下端縁形成用の谷折り線の起端にかけて第1立上
げ部の棟寄りの上端縁形成用のテーパ山折り線を設け、
さらに金属製面材の上端縁と平行に、且つその内側部位
に棟部継手用の立上げ部を形成する谷折り線を設け、前
記各折曲げ線に沿って折曲げてなる金属製面材を用いる
ものである。
屋根の下地材の傾斜面に金属製面材を敷設し、隣合って
敷設した金属製面材の両側に設けた側部接合部の第2立
上げ部同志をシーム溶接する。
敷設した金属製面材の両側に設けた側部接合部の第2立
上げ部同志をシーム溶接する。
次に、棟側方向に側部接合部の第1立上げ部と上方段面
部の先端を先細形状に折曲げ加工を施すと共に、このシ
ーム溶接した第2立上げ部の棟側の端部を一旦横に倒し
たうえ、金属製面材の棟側端部を棟側接合部として立上
げる際に、これと一体に立上げる。
部の先端を先細形状に折曲げ加工を施すと共に、このシ
ーム溶接した第2立上げ部の棟側の端部を一旦横に倒し
たうえ、金属製面材の棟側端部を棟側接合部として立上
げる際に、これと一体に立上げる。
さらに、屋根の棟部において、この棟部を介して相対向
し合う金属製面材の棟側接合部同志を当接させたうえ、
これをシーム溶接するものである。
し合う金属製面材の棟側接合部同志を当接させたうえ、
これをシーム溶接するものである。
以下、本発明の第1実施例に係る金属防水屋根の棟納め
構造の実施例を第1図〜第4図を参照して説明する。第
1図は本発明を実施した屋根の棟部の斜視図である。
構造の実施例を第1図〜第4図を参照して説明する。第
1図は本発明を実施した屋根の棟部の斜視図である。
同図において、.5は屋根の下地材、36は棟、37,37,…は
下地材5の各傾斜面35a,35aに敷設した金属製面材(以
下、面材という)であり、これはシーム溶接可能なステ
ンレス鋼板などの板材を使用している。38,38はこの面
材37の平板部40の両側にそれぞれ2段に折曲げて2段構
成とした側部接合部である。
下地材5の各傾斜面35a,35aに敷設した金属製面材(以
下、面材という)であり、これはシーム溶接可能なステ
ンレス鋼板などの板材を使用している。38,38はこの面
材37の平板部40の両側にそれぞれ2段に折曲げて2段構
成とした側部接合部である。
つまり、この面材37において、40は平板部、41は平板部
40の棟側端部より所定の長さLだけ離した位置を起端42
とし、これより手前の部位において、平板部40の両側を
折曲げてなる第1立上げ部、43はこの第1立上げ部41の
上端を折曲げてなる上方段面部、45はこの上方段面部43
の先端を垂直に立上げてなる第2立上げ部である。な
お、前記起端42の位置は、必要に応じ平板部40の棟側端
部にできるだけ近づけて設けてもよく、長さlは任意で
ある。
40の棟側端部より所定の長さLだけ離した位置を起端42
とし、これより手前の部位において、平板部40の両側を
折曲げてなる第1立上げ部、43はこの第1立上げ部41の
上端を折曲げてなる上方段面部、45はこの上方段面部43
の先端を垂直に立上げてなる第2立上げ部である。な
お、前記起端42の位置は、必要に応じ平板部40の棟側端
部にできるだけ近づけて設けてもよく、長さlは任意で
ある。
前記第1立上げ部41と上方段面部43は、その棟側上部
(これを符号46で示す)から起端42の間L1において先細
形状に形成されていて、第1立上げ部41と上方段面部43
が起端42、つまり平板部40の上部側縁で交わるように形
成されている。また、側部接合部38において、上方段面
部43の先端を立上げてなる第2立上げ部45は、側部接合
部38の起端42より棟側部位においては、平板部40の側縁
を折曲げることによって形成された側縁立上げ部49に連
続している。したがって、前記第2立上げ部45は、側部
接合部38の上部46から起端42の間L1ではなだらかな傾斜
で、棟側に行くにつれて平板部40と同じ高さになるよう
に形成されている。
(これを符号46で示す)から起端42の間L1において先細
形状に形成されていて、第1立上げ部41と上方段面部43
が起端42、つまり平板部40の上部側縁で交わるように形
成されている。また、側部接合部38において、上方段面
部43の先端を立上げてなる第2立上げ部45は、側部接合
部38の起端42より棟側部位においては、平板部40の側縁
を折曲げることによって形成された側縁立上げ部49に連
続している。したがって、前記第2立上げ部45は、側部
接合部38の上部46から起端42の間L1ではなだらかな傾斜
で、棟側に行くにつれて平板部40と同じ高さになるよう
に形成されている。
前記構成の面材37において、隣合って敷設された各面材
37,37の前記第2立上げ部45,45同志をシーム溶接47する
ことにより、このシーム溶接47を介して各面材37,37の
間は水密的、且つ気密的に連結される。なお、この第2
立上げ部45,45の間には、図示省略の可動吊子を所定間
隔ごとに介在させてある。
37,37の前記第2立上げ部45,45同志をシーム溶接47する
ことにより、このシーム溶接47を介して各面材37,37の
間は水密的、且つ気密的に連結される。なお、この第2
立上げ部45,45の間には、図示省略の可動吊子を所定間
隔ごとに介在させてある。
次に、棟納めの構造について説明する。
平板部40の棟側の端部を上方に折曲げて棟側接合部48を
形成する。このとき、側縁立上げ部49の棟側端部は一旦
横に倒した後、この棟側接合部48に沿って、これと一体
に立上げるもので、51は横倒し部、52は立上げ部であ
る。
形成する。このとき、側縁立上げ部49の棟側端部は一旦
横に倒した後、この棟側接合部48に沿って、これと一体
に立上げるもので、51は横倒し部、52は立上げ部であ
る。
前記敷設されている面材37,37において、棟36を介して
相対向し合う各面材37,37の棟側接合部48,48を棟36にお
いて当接し、且つシーム溶接50を施す。このようにして
各面材37,37は、棟36において水密的、且つ気密的に連
結され、従来のごとき棟包みを使用しなくとも、棟部に
おいて雨漏りが生じるようなことがない。なお、この棟
部継手用立上げ部48,48の間には、同様に図示省略の可
動吊子を所定間隔ごとに介在させてある。
相対向し合う各面材37,37の棟側接合部48,48を棟36にお
いて当接し、且つシーム溶接50を施す。このようにして
各面材37,37は、棟36において水密的、且つ気密的に連
結され、従来のごとき棟包みを使用しなくとも、棟部に
おいて雨漏りが生じるようなことがない。なお、この棟
部継手用立上げ部48,48の間には、同様に図示省略の可
動吊子を所定間隔ごとに介在させてある。
このように面材37はステンレス鋼板を使用するが、その
詳細な折曲げ加工は、第2図〜第4図に示すように所定
形状の一枚のステンレス鋼板を所定形状に折曲げ、且つ
切除を行うものである。
詳細な折曲げ加工は、第2図〜第4図に示すように所定
形状の一枚のステンレス鋼板を所定形状に折曲げ、且つ
切除を行うものである。
以下これを説明すると、第3図において、53は面材37の
棟側を形成する部分を示している。55は面材37の棟側と
なる上端縁、56は両側縁である。この両側縁56の上端部
寄りの部位を長さlにわたって平行に設けて第1平行部
57を形成する。そして、この第1平行部57の下端58より
手前で、且つ所定の長さl1にわたって両側縁56をテーパ
状に外方に出張らしてテーパ部60を形成し、このテーパ
部60の下端65より手前の両側縁56を平行に設けて第2平
行部61を形成してある。
棟側を形成する部分を示している。55は面材37の棟側と
なる上端縁、56は両側縁である。この両側縁56の上端部
寄りの部位を長さlにわたって平行に設けて第1平行部
57を形成する。そして、この第1平行部57の下端58より
手前で、且つ所定の長さl1にわたって両側縁56をテーパ
状に外方に出張らしてテーパ部60を形成し、このテーパ
部60の下端65より手前の両側縁56を平行に設けて第2平
行部61を形成してある。
この両側縁56の第1,第2平行部57、61及びテーパ部60と
平行に、その内側に側縁立上げ部49と第2立上げ部45を
形成するための谷折り線62を形成してある。また、この
第1平行部57の下端58の高さ位置で、且つ前記谷折り線
62より内側部位を起端42aとして、これより手前に第1,
第2平行部57、61と平行に第1立上げ部41の上端縁形成
用の山折り線64を形成している。
平行に、その内側に側縁立上げ部49と第2立上げ部45を
形成するための谷折り線62を形成してある。また、この
第1平行部57の下端58の高さ位置で、且つ前記谷折り線
62より内側部位を起端42aとして、これより手前に第1,
第2平行部57、61と平行に第1立上げ部41の上端縁形成
用の山折り線64を形成している。
さらに、前記テーパ部60の下端65と同じ高さ位置で、且
つ山折り線64より内側部位を起端46aとして、これより
手前に第2平行部61と平行に前記第1立上げ部41の下端
縁形成用の谷折り線67を形成してある。また、前記起端
46aから前記山折り線64の起端42aにかけて、第1立上げ
部41の棟寄りの下端縁形成用の谷折り線68を設けてあ
る。
つ山折り線64より内側部位を起端46aとして、これより
手前に第2平行部61と平行に前記第1立上げ部41の下端
縁形成用の谷折り線67を形成してある。また、前記起端
46aから前記山折り線64の起端42aにかけて、第1立上げ
部41の棟寄りの下端縁形成用の谷折り線68を設けてあ
る。
また、面材37の上端縁55と平行に、且つその内側部位に
棟側接合部48を形成するための谷折り線70を設けてあ
る。なお、第3図の面材37において、たて、よこ方向に
直線に伸びる点線は、その板面を割り振って各谷折り線
と山折り線を形成するに際して、これらの各折曲げ線の
位置を決めるための基準線として面材37に付した線表示
である。
棟側接合部48を形成するための谷折り線70を設けてあ
る。なお、第3図の面材37において、たて、よこ方向に
直線に伸びる点線は、その板面を割り振って各谷折り線
と山折り線を形成するに際して、これらの各折曲げ線の
位置を決めるための基準線として面材37に付した線表示
である。
さらに、前記各山折り線と谷折り線を介して折曲げて棟
納めに用いる面材37を構成する順序を説明する。
納めに用いる面材37を構成する順序を説明する。
第3図において、隣合う各面材53,53の山折り線64と谷
折り線62,67,68を介して板面を折曲げると共に、第2立
上げ部45,45同志をシーム溶接47する。これが第4図実
線で示す状態である。その後、棟側の谷折り線70を介し
て、その外側を立上げて棟側接合部48を形成する。
折り線62,67,68を介して板面を折曲げると共に、第2立
上げ部45,45同志をシーム溶接47する。これが第4図実
線で示す状態である。その後、棟側の谷折り線70を介し
て、その外側を立上げて棟側接合部48を形成する。
この棟側接合部48を形成するときは、第4図点線で示す
ように棟部と棟側接合部48と側縁立ち上げ部49とが直角
に交わる部分において、側縁立上げ部49を一旦横に倒し
たうえ、棟部の棟側接合部48に沿わして立上げることは
前述した通りである。
ように棟部と棟側接合部48と側縁立ち上げ部49とが直角
に交わる部分において、側縁立上げ部49を一旦横に倒し
たうえ、棟部の棟側接合部48に沿わして立上げることは
前述した通りである。
なお、前記シーム溶接47の作業は、第1図に示すように
屋根の敷設作業に際して行なってもよい。
屋根の敷設作業に際して行なってもよい。
このようにして構成された面材37は、第1図のように屋
根の傾斜面35a,35aに敷設され、且つ側部接合部38,38の
第2立上げ部45,45同志をシーム溶接47することによっ
て、隣合って敷設される各面材37,37同志は、水密的、
且つ気密的に連結される。
根の傾斜面35a,35aに敷設され、且つ側部接合部38,38の
第2立上げ部45,45同志をシーム溶接47することによっ
て、隣合って敷設される各面材37,37同志は、水密的、
且つ気密的に連結される。
その後、屋根の棟36において、両傾斜面35a,35aに相対
向し合って配設された各面材37,37の棟側接合部48,48同
志を当接した後、棟36に沿ってシーム溶接50を行う。こ
のように構成することにより、屋根の両傾斜面35a,35a
に位置する各面材37,37は、棟36において水密的、且つ
気密的に連結されるものである。
向し合って配設された各面材37,37の棟側接合部48,48同
志を当接した後、棟36に沿ってシーム溶接50を行う。こ
のように構成することにより、屋根の両傾斜面35a,35a
に位置する各面材37,37は、棟36において水密的、且つ
気密的に連結されるものである。
なお、本発明を既設の瓦棒屋根の改修のために実施する
場合は、既設の瓦棒の位置に本発明の2段構成の側部接
合部を被覆させるように面材を敷設すれば、新しい金属
防水屋根を構成できるものである。
場合は、既設の瓦棒の位置に本発明の2段構成の側部接
合部を被覆させるように面材を敷設すれば、新しい金属
防水屋根を構成できるものである。
次に、本発明の第2実施例に係る金属防水屋根の棟納め
構造を第5図〜第7図を参照して説明する。なお、第1
実施例と共通部分には共通の符号を付して重複説明を省
略する。
構造を第5図〜第7図を参照して説明する。なお、第1
実施例と共通部分には共通の符号を付して重複説明を省
略する。
第5図は本発明を実施した屋根の棟部の斜視図である。
同図に示す面材37aにおいて、平板部40の棟側端部より
所定の長さL2だけ離した位置を起端39とし(但し、この
起端39を棟部にできるだけ近づけることは任意であ
る)、これより手前の部位において、第1実施例と同様
側部接合部38aを形成するもので、40は平板部、41は平
板部40の両側を折曲げてなる第1立上げ部、43はこの第
1立上げ部41の上端を折曲げてなる上方段面部、45はこ
の上方段面部43の先端を垂直に立上げてなる第2立上げ
部である。
所定の長さL2だけ離した位置を起端39とし(但し、この
起端39を棟部にできるだけ近づけることは任意であ
る)、これより手前の部位において、第1実施例と同様
側部接合部38aを形成するもので、40は平板部、41は平
板部40の両側を折曲げてなる第1立上げ部、43はこの第
1立上げ部41の上端を折曲げてなる上方段面部、45はこ
の上方段面部43の先端を垂直に立上げてなる第2立上げ
部である。
前記上方段面部43は、その棟側上部(これを符号54で示
す)から起端部44の間L3においては、棟側に近づくにつ
れて幅広になり、且つ下り傾斜して起端部44で平板部40
に交わるように設けると共に、前記上方段面部43の先端
側縁59が第1立上げ部41の谷折り線67の上端(つまり、
これが第1立上げ部41の起端39でもある)と交わるよう
に構成するものである。
す)から起端部44の間L3においては、棟側に近づくにつ
れて幅広になり、且つ下り傾斜して起端部44で平板部40
に交わるように設けると共に、前記上方段面部43の先端
側縁59が第1立上げ部41の谷折り線67の上端(つまり、
これが第1立上げ部41の起端39でもある)と交わるよう
に構成するものである。
また、前記区間L3において、上方段面部43の傾斜に対応
して第2立上げ部45もこれと一体に同じ角度で傾斜して
いると共に、上方段面部43の起端部44よりも棟寄りの部
位においては、第1実施例と同様に平板部40の側縁を折
曲げることによって形成された側縁立上げ部49に連続し
ている。
して第2立上げ部45もこれと一体に同じ角度で傾斜して
いると共に、上方段面部43の起端部44よりも棟寄りの部
位においては、第1実施例と同様に平板部40の側縁を折
曲げることによって形成された側縁立上げ部49に連続し
ている。
さらに、前記構成の面材37aにおいて、第1実施例同
様、隣合って敷設された各面材37a,37aの第2立上げ部4
5,45同志及び側縁立上げ部49,49同志をシーム溶接47す
ることにより、このシーム溶接47を介して各面材37a,37
aの間は水密的、且つ気密的に連結される。
様、隣合って敷設された各面材37a,37aの第2立上げ部4
5,45同志及び側縁立上げ部49,49同志をシーム溶接47す
ることにより、このシーム溶接47を介して各面材37a,37
aの間は水密的、且つ気密的に連結される。
また、前記側縁立上げ部49の棟側端部は一旦横に倒した
後、この棟側接合部48に沿って、これと一体に立上げて
あり、51は横倒し部、52は立上げ部で、これらは第1実
施例と同様である。
後、この棟側接合部48に沿って、これと一体に立上げて
あり、51は横倒し部、52は立上げ部で、これらは第1実
施例と同様である。
前記面材37aは第1実施例同様一枚のステンレス鋼板を
所定形状に折曲げ、且つ切除を行うものである。
所定形状に折曲げ、且つ切除を行うものである。
以下これを説明すると、第6図において、第2平行部61
と平行に前記第1立上げ部41の下端縁形成用の谷折り線
67の起端39を、第1平行部57の下端58とテーパ部60とが
交わる部位と同じ高さ位置に設けてある。また、第1立
上げ部41の上端縁形成用の山折り線64の平行部の上端部
64aを第2平行部61とテーパ部60との交わる部位と同じ
高さ位置に設けると共に、前記上端部64aから前記谷折
り線67の起端39にかけて、第1立上げ部41の棟寄りの上
端縁形成用のテーパ山折り線59aを設けてある。その他
の構成は第1実施例と同様である。
と平行に前記第1立上げ部41の下端縁形成用の谷折り線
67の起端39を、第1平行部57の下端58とテーパ部60とが
交わる部位と同じ高さ位置に設けてある。また、第1立
上げ部41の上端縁形成用の山折り線64の平行部の上端部
64aを第2平行部61とテーパ部60との交わる部位と同じ
高さ位置に設けると共に、前記上端部64aから前記谷折
り線67の起端39にかけて、第1立上げ部41の棟寄りの上
端縁形成用のテーパ山折り線59aを設けてある。その他
の構成は第1実施例と同様である。
第2実施例においても、第1実施例と同様にして施工す
る。すなわち、面材37aを屋根傾斜面35a,35aに敷設し、
第1立上げ部45,45同志をシーム溶接すると共に、屋根
の棟36において、両傾斜面35a,35aに相対向し合って配
設された各面材37a,37aの棟側接合部48,48同志を当接し
た後、棟36に沿ってシーム溶接50を行うものである。
る。すなわち、面材37aを屋根傾斜面35a,35aに敷設し、
第1立上げ部45,45同志をシーム溶接すると共に、屋根
の棟36において、両傾斜面35a,35aに相対向し合って配
設された各面材37a,37aの棟側接合部48,48同志を当接し
た後、棟36に沿ってシーム溶接50を行うものである。
なお、本発明の金属防水屋根において、シーム溶接47,5
0を施した隣合う面材37,37,…、37a,37a,…の第2立上
げ部45,45や棟側接合部48,48の上端には、図示省略して
あるが、キャップを被嵌したり、一方の第2立上げ部45
或いは棟側接合部48を長目に形成して、この先端を下方
に折返して馳折部とし、作業時の危険防止と共に、この
第2立上げ部45,45や棟側接合部48,48の上端接合部間に
雨水が溜まるのを防ぐ構成とするなど任意事項である。
0を施した隣合う面材37,37,…、37a,37a,…の第2立上
げ部45,45や棟側接合部48,48の上端には、図示省略して
あるが、キャップを被嵌したり、一方の第2立上げ部45
或いは棟側接合部48を長目に形成して、この先端を下方
に折返して馳折部とし、作業時の危険防止と共に、この
第2立上げ部45,45や棟側接合部48,48の上端接合部間に
雨水が溜まるのを防ぐ構成とするなど任意事項である。
以上説明したように、本発明に係る金属防水屋根の棟納
め構造によれば、側部接合部を設けた面材を棟に沿っ
て、水密的、且つ気密的にシーム溶接することができた
ものである。
め構造によれば、側部接合部を設けた面材を棟に沿っ
て、水密的、且つ気密的にシーム溶接することができた
ものである。
すなわち、面材が単なる平板で形成されたものでは、そ
の両側と端部を立上げて継手用接合部を形成し、この継
手用接合部を屋根の棟及び各傾斜面においてシーム溶接
することにより、面材を水密的に連結でき、何ら問題な
い。
の両側と端部を立上げて継手用接合部を形成し、この継
手用接合部を屋根の棟及び各傾斜面においてシーム溶接
することにより、面材を水密的に連結でき、何ら問題な
い。
しかし、2段構成の側部接合部を設けた面材にあって
は、その第2立上げ部の上端を棟側の棟側接合部に対
し、隙間や切れ目が生じないようにして所定形状に折曲
げながら連続成形する必要がある。この点において、本
発明の第1の面材は2段構成の側部接合部の上端部を棟
側上方に行くにしたがって、先細り状になるように形成
している。
は、その第2立上げ部の上端を棟側の棟側接合部に対
し、隙間や切れ目が生じないようにして所定形状に折曲
げながら連続成形する必要がある。この点において、本
発明の第1の面材は2段構成の側部接合部の上端部を棟
側上方に行くにしたがって、先細り状になるように形成
している。
また、本発明の第2の面材は、2段構成の側部接合部の
上方段面部の先端を棟側に近づくにつれて幅広になり、
且つ下り傾斜して起端部で平板部に交わるように設ける
と共に、該上方段面部の先端側縁が第1立上げ部の起端
に交わるように形成している。
上方段面部の先端を棟側に近づくにつれて幅広になり、
且つ下り傾斜して起端部で平板部に交わるように設ける
と共に、該上方段面部の先端側縁が第1立上げ部の起端
に交わるように形成している。
したがって、側部接合部の上端と平板部の棟側側縁の間
が急激な折曲げや切れ目などないようにゆるやかな傾斜
により連続しているので、構成が簡潔で、しかも、側部
接合部の棟側の起端部において切れ目や隙間により雨漏
れが生じるおそれがない。
が急激な折曲げや切れ目などないようにゆるやかな傾斜
により連続しているので、構成が簡潔で、しかも、側部
接合部の棟側の起端部において切れ目や隙間により雨漏
れが生じるおそれがない。
しかも、この面材の棟側上端部においては、棟側接合部
同志のシーム溶接をスムーズに行うことができ、棟部の
水密性と気密性を完全ならしめることができるものであ
る。
同志のシーム溶接をスムーズに行うことができ、棟部の
水密性と気密性を完全ならしめることができるものであ
る。
第1図は本発明の第1実施例に係る金属防水屋根の斜視
図、第2図は本発明の金属製面材の切断側面図、第3図
は同金属製面材に折曲げ線を表示した状態の正面図、第
4図は同金属製面材を構成する途中の状態を示す斜視
図、第5図は本発明の第2実施例に係る金属防水屋根の
斜視図、第6図は金属製面材に折曲げ線を表示した状態
の正面図、第7図は同金属製面材を構成する途中の状態
を示す斜視図。 第8図は従来の金属防水屋根の概略斜視図、第9図は同
棟部の分解斜視図、第10図は同金属製面材の角部の折曲
げ態様を示す斜視図、第11図は同棟部の側面図である。 35…下地材、35a…傾斜面、36…棟、37…金属製面材、3
7a…金属製面材、38…側部接合部、40…平板部、41…第
1立上げ部、42,42a…起端、43…上方段面部、44…起端
部、45…第2立上げ部、46,46a…起端、47,50…シーム
溶接、48…棟側接合部、49…側縁立上げ部、51…横倒し
部、52…立上げ部、55…上端縁、56…両側縁、57…第1
平行部、58…第1平行部の下端、60…テーパ部、61…第
2平行部、62,67,68,70…谷折り線、64…山折り線、65
…テーパ部の下端。
図、第2図は本発明の金属製面材の切断側面図、第3図
は同金属製面材に折曲げ線を表示した状態の正面図、第
4図は同金属製面材を構成する途中の状態を示す斜視
図、第5図は本発明の第2実施例に係る金属防水屋根の
斜視図、第6図は金属製面材に折曲げ線を表示した状態
の正面図、第7図は同金属製面材を構成する途中の状態
を示す斜視図。 第8図は従来の金属防水屋根の概略斜視図、第9図は同
棟部の分解斜視図、第10図は同金属製面材の角部の折曲
げ態様を示す斜視図、第11図は同棟部の側面図である。 35…下地材、35a…傾斜面、36…棟、37…金属製面材、3
7a…金属製面材、38…側部接合部、40…平板部、41…第
1立上げ部、42,42a…起端、43…上方段面部、44…起端
部、45…第2立上げ部、46,46a…起端、47,50…シーム
溶接、48…棟側接合部、49…側縁立上げ部、51…横倒し
部、52…立上げ部、55…上端縁、56…両側縁、57…第1
平行部、58…第1平行部の下端、60…テーパ部、61…第
2平行部、62,67,68,70…谷折り線、64…山折り線、65
…テーパ部の下端。
Claims (4)
- 【請求項1】平板部の両側に第1立上げ部、上方段面
部、第2立上げ部を順に設けた2段構成の側部接合部か
らなる金属製面材を屋根の下地材に敷設して、この隣合
う金属製面材の前記第2立上げ部同志をシーム溶接して
構成する金属防水屋根において、 前記棟側に位置させる金属製面材の側部で、且つ棟部に
近い所定部位を起端として、その下側に前記2段構成の
側部接合部を形成し、この側部接合部の第1立上げ部と
上方段面部の先端を先細り形状に折曲げて、これらの先
端が前記起端において交わるように形成し、さらに前記
シーム溶接を施した第2立上げ部は、この起端より棟側
部位に連続する側縁立上げ部とすると共に、前記金属製
面材の棟側端部を立上げて棟側接合部を形成し、これに
横に倒した側縁立上げ部の端部を沿わせて立上げたう
え、棟部を介して相対向し合う金属製面材の棟側接合部
と、これに沿わせた前記立上げ部を当接し、棟部に沿っ
て位置する前記各立上げ部を一体にシーム溶接したこと
を特徴とする金属防水屋根の棟納め構造。 - 【請求項2】前記金属製面材は、棟側寄りの両側部を所
定の長さにわたって平行に設けて第1平行部を形成する
と共に、この第1平行部の下端より下側で、且つ所定の
長さにわたって両側部を外方にテーパ状に出張らしてテ
ーパ部を形成し、このテーパ部より下方の両側部を平行
に設けて第2平行部を形成し、前記両側部の第1,第2平
行部及びテーパ部と平行にその内側に第2立上げ部及び
側縁立上げ部を形成するための谷折り線を形成し、前記
第1平行部とテーパ部とが交わる部位で、且つ前記谷折
り線より内側部位を起端として、これより下方に両側縁
の第2平行部と平行に第1立上げ部の上端縁形成用の山
折り線を形成し、前記テーパ部と第2平行部が交わる部
位で、且つ前記第1立上げ部の上端縁形成用の山折り線
より内側部位を起端として、これより下方に第2平行部
と平行に前記第1立上げ部の下端縁形成用の谷折り線を
形成し、この谷折り線の起端から前記第1立上げ部の上
端縁形成用の山折り線の起端にかけて、第1立上げ部の
棟寄りの下端縁形成用の谷折り線を設け、さらに金属製
面材の上端縁と平行に、且つその内側部位に棟部継手部
用の立上げ部を形成する谷折り線を設け、前記各折曲げ
線に沿って折曲げたことを特徴とする請求項1記載の金
属防水屋根の棟納め構造。 - 【請求項3】平板部の両側に第1立上げ部、上方段面
部、第2立上げ部を順に設けた2段構成の側部接合部か
らなる金属製面材を屋根の下地材に敷設して、この隣合
う金属製面材の前記第2立上げ部同志をシーム溶接して
構成する金属防水屋根において、 前記棟側に位置させる金属製面材の側部で、且つ棟部に
近い部位を起端として、その下側に前記2段構成の側部
接合部を形成し、この側部接合部の上方段面部の先端を
棟側に近づくにつれて幅広になり、且つ下り傾斜して起
端部で平板部に交わるように設けると共に、該上方段面
部の先端側縁が第1立上げ部の起端に交わるように形成
し、さらに前記シーム溶接を施した第2立上げ部は、前
記起端部より棟側部位に連続する側縁立上げ部とすると
共に、前記金属製面材の棟側端部を立上げて棟側接合部
を形成し、これに横に倒した側縁立上げ部の端部を沿わ
せて立上げたうえ、棟部を介して相対向し合う金属製面
材の棟側接合部と、これに沿わせた前記立上げ部を当接
し、棟部に沿って位置する前記各立上げ部を一体にシー
ム溶接したことを特徴とする金属防水屋根の棟納め構
造。 - 【請求項4】前記金属製面材は、棟側寄りの両側部を所
定の長さにわたって平行に設けて第1平行部を形成する
と共に、この第1平行部の下端より下側で、且つ所定の
長さにわたって両側部を外方にテーパ状に出張らしてテ
ーパ部を形成し、このテーパ部より下方の両側部を平行
に設けて第2平行部を形成し、前記両側部の第1,第2平
行部及びテーパ部と平行にその内側に第2立上げ部及び
側縁立上げ部を形成するための谷折り線を形成し、前記
第1平行部とテーパ部とが交わる部位と長手方向にみて
同じ位置で、且つ前記谷折り線より内側部位を起端とし
て、これより下方に両側縁の第2平行部と平行に第1立
上げ部の下端縁形成用の谷折り線を形成し、前記テーパ
部と第2平行部とが交わる部位と長手方向にみて同じ位
置で、且つ前記谷折り線より内側部位を起端として、こ
れより下方に第2平行部と平行に第1立上げ部の上端縁
形成用の平行山折り線を形成し、且つ平行山折り線の起
端から第1立上げ部の下端縁形成用の谷折り線の起端に
かけて、第1立上げ部の棟寄りの上端縁形成用のテーパ
山折り線を設け、さらに金属製面材の上端縁と平行に、
且つその内側部位に棟部継手用の立上げ部を形成する谷
折り線を設け、前記各折曲げ線に沿って折曲げたことを
特徴とする請求項3記載の金属防水構造屋根の棟納め構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31328489A JPH0715203B2 (ja) | 1989-12-04 | 1989-12-04 | 金属防水屋根の棟納め構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31328489A JPH0715203B2 (ja) | 1989-12-04 | 1989-12-04 | 金属防水屋根の棟納め構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03176548A JPH03176548A (ja) | 1991-07-31 |
| JPH0715203B2 true JPH0715203B2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=18039362
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31328489A Expired - Lifetime JPH0715203B2 (ja) | 1989-12-04 | 1989-12-04 | 金属防水屋根の棟納め構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0715203B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AT410066B (de) * | 2000-05-09 | 2003-01-27 | Lisec Peter | Verfahren zum verbinden von hohlprofilleisten durch schweissen |
| JP6910877B2 (ja) * | 2017-07-25 | 2021-07-28 | 元旦ビューティ工業株式会社 | 外装構造の軒先加工方法 |
-
1989
- 1989-12-04 JP JP31328489A patent/JPH0715203B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03176548A (ja) | 1991-07-31 |
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