JPH07155118A - 米飯用こんにゃく - Google Patents

米飯用こんにゃく

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JPH07155118A
JPH07155118A JP5303651A JP30365193A JPH07155118A JP H07155118 A JPH07155118 A JP H07155118A JP 5303651 A JP5303651 A JP 5303651A JP 30365193 A JP30365193 A JP 30365193A JP H07155118 A JPH07155118 A JP H07155118A
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JP
Japan
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konjac
cooked rice
rice
konjak
granular
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JP5303651A
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English (en)
Inventor
Shigeo Sato
繁男 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 こんにゃく入り米飯の外観、食感、歯ざわり
等を改善でき、且つこんにゃく自身の呈する石灰臭や苦
みを低減できる米飯用こんにゃくを提供する。 【構成】 炊飯、おかゆ、お茶漬け等の米飯中に配合さ
れる米飯用こんにゃくであって、前記こんにゃくが粒状
で且つpH値が7.5〜10.0であることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は米飯用こんにゃくに関
し、更に詳細には炊飯、おかゆ、お茶漬け等の米飯中に
配合される米飯用こんにゃくに関する。
【0002】
【従来の技術】従来からこんにゃくは大衆食品として食
されており、我国独特の伝統食品の一つである。しか
し、近年においては、食生活の洋風化や加工食品の増
加、更には料理・食品のインスタント化と相俟って伝統
食品であるこんにゃくが家庭の食卓から遠ざかる傾向に
あった。ところが、最近においては、健康のために従来
の日本型食生活が見直されつつある。このため、こんに
ゃくもノンカロリー食品、アルカリ性食品、ダイエタリ
ーファイバー食品として注目されるようになってきた。
ところで、日本型食生活の主食である米飯には、食物繊
維やカルシウム成分等が不足するため、食物繊維やカル
シウム成分等を含むこんにゃくを配合した米飯によれ
ば、栄養バランスをとることができる。更に、こんにゃ
くを配合した米飯は、こんにゃくが無配合の通常の米飯
に比較して、単位重量当たりのカロリー量を低くするこ
とができ、ダイエット食品としては好適である。この様
な、こんにゃく入りの米飯としては、かやく飯が知られ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かやく飯は、こんにゃ
くの他に種々の具が配合されているため、栄養バランス
としては、通常の米飯よりも更に一層優れている。しか
しながら、米飯中に配合されるこんにゃくは、通常、こ
んにゃく塊からスライスされた偏平状こんにゃくである
ため、得られたこんにゃく入り米飯の外観、食感、歯ざ
わり等が米飯と異質である。また、配合されたこんにゃ
くは、石灰臭や苦みを伴い且つ歯ざわりも硬いものであ
るため、前記異質感を更に高めることもある。そこで、
本発明の目的は、こんにゃく入り米飯の外観、食感、歯
ざわり等を改善でき、且つこんにゃく自身の呈する石灰
臭や苦みを低減できる米飯用こんにゃくを提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記目的を
達成すべく検討したところ、こんにゃく入り米飯の外観
等は、米粒大の粒状こんにゃくを配合することによって
解消し得ること、更にこんにゃく自身の呈する石灰臭等
は、こんにゃくのpH値を従来よりも低くすることによ
って解消可能であることを知った。本発明者は、これら
の知見を基にして更に検討を重ねた結果、本発明に到達
した。すなわち、本発明は、炊飯、おかゆ、お茶漬け等
の米飯中に配合される米飯用こんにゃくであって、前記
こんにゃくが粒状で且つpH値が7.5〜10.0であ
ることを特徴とする米飯用こんにゃくにある。尚、本発
明で言う「米飯」とは、米を炊き上げた炊飯のみなら
ず、おかゆ、チャーハン、お茶漬け等をいう。
【0005】
【作用】本発明によれば、米飯中に配合されるこんにゃ
くが粒状であるため、得られたこんにゃく入り米飯の外
観、食感、歯ざわり等を米飯と同質とすることができ、
且つこんにゃくのpH値が従来のこんにゃくよりも低い
ため、こんにゃくの石灰臭等を可及的に少なくできる。
このため、最終的に得られた米飯は、おいしく食するこ
とができ、従来よりも少量の米量で充分な満腹感を味わ
うことができる。
【0006】
【発明の構成】本発明に係るこんにゃくは、粒状のこん
にゃくであることが肝要である。かかる粒状こんにゃく
の形状は、球形、回転楕円形、雨滴形等の球状形状であ
ることが好ましく、これらの形状が混合していてもよ
い。この様な、粒状こんにゃくの大きさは、米飯中に配
合した外観等の観点から約10cm3 以下であることが好
ましく、特に米粒大〜10cm3 程度のものが好ましい。
就中、米粒大の粒状こんにゃくは、米飯中に配合した際
の外観、食感、歯ざわりの点で最も好適である。
【0007】本発明では、かかる粒状こんにゃくのpH
値が7.5〜10.0の微アルカリ性〜弱アルカリ性で
あることを要する。ここで、pH値が10.0を越える
場合、こんにゃくの呈する石灰臭や苦みが強くなり、他
方、pH値が7.5未満である場合、こんにゃくの製造
や保存が困難となる。
【0008】かかる本発明に係るこんにゃくは、従来の
こんにゃくの製造工程を使用して製造することが可能で
ある。こんにゃくの製造方法には、こんにゃく粉を原料
とする方法と、こんにゃくの生玉を原料とする方法とが
ある。まず、こんにゃく粉を原料とする製造方法では、
こんにゃく粉を水又は微温湯(約25〜30℃)に徐々
に投入し、こんにゃく粉が糊状になって沈殿しなくなる
まで攪拌してから放置する。次いで、所定時間放置され
た糊状体に、アルカリ性の凝固剤を添加する。その後、
凝固剤が混合された糊状体を、細いチューブから熱湯中
に間欠的に押し出して粒状に凝固させた後、凝固した粒
状こんにゃくを急速冷却する。一方、こんにゃくの生玉
を原料とする製造方法では、生玉を洗浄してから芽を取
ってそのまま或いは蒸した後に玉摺り機で摺り、攪拌し
て糊状とする。その後の工程は、こんにゃく粉を使用す
る方法と同様の工程で粒状こんにゃくを製造することが
できる。
【0009】この際に、チューブからの糊状体の押し出
し量を少量とする程、得られる粒状こんにゃくは微細化
されるため、糊状体の押し出し量を調整することによっ
て、所望粒径の粒状こんにゃくを得ることができる。ま
た、糊状体に添加する凝固剤の添加量は、通常のこんに
ゃくの製造する際の添加量の40〜60%程度に減少す
ることによって、得られるこんにゃくのpH値を7.5
〜10.0とすることができる。更に、凝固剤として、
水酸化カルシウム、乳酸カルシウム、及び炭酸ナトリウ
ムを、その比率が5:3:2となるように配合された凝
固剤を使用することによって、ソフトで且つ石灰臭等の
ないこんにゃくが得らる。尚、得られた粒状こんにゃく
は、pH値が従来のこんにゃくよりも低いため、殺菌さ
れた袋中に粒状こんにゃくを密封して保存することが好
ましい。
【0010】この様にして得られた本発明に係る粒状こ
んにゃくは、生米と共に炊き込んで米飯中に配合するこ
とができ、その際の粒状こんにゃくの配合量は、生米重
量に対して25〜40重量%とすることが好ましい。こ
の際に、予め粒状こんにゃくに適当な味付けを施してお
いてもよい。また、おかゆ中に粒状こんにゃくを配合し
てもよく、この場合には、レトルト袋中に、所定量の生
米、水、及び粒状こんにゃくを加えた後、加熱しておか
ゆとしてから密封して保存することができる。この様
に、本発明の粒状こんにゃくは、生米と炊き込むばかり
か、炊き上がった米飯と適当な味付けがなされた粒状こ
んにゃくとを炒めてチャーハンとしてもよく、米飯と混
合してお茶漬けとしてもよい。更に、得られた粒状こん
にゃくを、必要に応じて味付けした後に乾燥し、ふりか
けとしてもよい。
【0011】
【実施例】本発明を実施例によって更に詳細に説明す
る。 実施例1 こんにゃく粉100gを約4リットルの水に攪拌しつつ
添加して糊状体とした後、水酸化カルシウム、乳酸カル
シウム、及び炭酸ナトリウムが5:3:2の比率で配合
された凝固剤を添加した。この際の凝固剤の添加量は、
得られるこんにゃくのpH値が7.5〜10.0となる
ように調整した。次いで、凝固剤を添加した糊状体を細
いチューブから熱湯中に間欠的に押し出して粒状に凝固
させた後、凝固した粒状こんにゃくを熱湯中から取り出
し冷却水中に投入して急速冷却した。得られた粒状こん
にゃくは、米粒大の回転楕円状であった。得られた粒状
こんにゃくを、生米重量に対して30重量%となるよう
に加えて炊き、おかゆとした。炊き上がったおかゆは、
その外観は通常のおかゆに近似しており、食感及び香り
も良好であった。
【0012】本実施例で得られたおかゆと、通常のおか
ゆとにおける栄養成分の比較を下記に示す。下記の値
は、おかゆ100g当たりの数値である。 本実施例のおかゆ 通常のおかゆ カロリー (kcal) 29 40 蛋白質 (g) 0.5 0.7 脂質 (g) 0.3 0.1 糖質 (g) 5.8 7.6 繊維質 (g) 0.5 0 カルシウム (mg) 5.3 0 上記の栄養成分の比較から明らかな様に、本実施例のお
かゆは、通常のおかゆに含まれていない栄養成分を含み
且つ低カロリーであるため、ダイエット食品として好適
である。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、米飯中に配合される粒
状こんにゃくの石灰臭等を可及的に減少でき、こんにゃ
くが配合された米飯の異質感を減少させることができ
る。このため、米飯中に含まれていない栄養成分を含み
且つ低カロリーである、こんにゃくが配合された米飯を
おいしく食することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炊飯、おかゆ、お茶漬け等の米飯中に配
    合される米飯用こんにゃくであって、前記こんにゃくが
    粒状で且つpH値が7.5〜10.0であることを特徴
    とする米飯用こんにゃく。
JP5303651A 1993-12-03 1993-12-03 米飯用こんにゃく Pending JPH07155118A (ja)

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JP5303651A JPH07155118A (ja) 1993-12-03 1993-12-03 米飯用こんにゃく

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JPH07155118A true JPH07155118A (ja) 1995-06-20

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JP5303651A Pending JPH07155118A (ja) 1993-12-03 1993-12-03 米飯用こんにゃく

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