JPH07157779A - 燃料油添加剤組成物及び燃料油組成物 - Google Patents
燃料油添加剤組成物及び燃料油組成物Info
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- JPH07157779A JPH07157779A JP32396293A JP32396293A JPH07157779A JP H07157779 A JPH07157779 A JP H07157779A JP 32396293 A JP32396293 A JP 32396293A JP 32396293 A JP32396293 A JP 32396293A JP H07157779 A JPH07157779 A JP H07157779A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 次の成分(a)及び(b)を含有する燃料油
添加剤組成物。 (a)(イ)炭素数12〜30の脂肪族又は芳香族カル
ボン酸、(ロ)炭素数4〜30の脂肪族又は芳香族カル
ボン酸の金属塩及び(ハ)炭素数12〜30の脂肪族又
は芳香族カルボン酸と炭素数1〜8のアルコールとのエ
ステルからなる群より選ばれる1種又は2種以上の油性
剤。 (b)塩基性窒素原子を有する化合物。 【効果】 燃料油添加剤組成物は、燃料の吸気系統のデ
ポジット除去力と清浄性保持力に優れたものである。
添加剤組成物。 (a)(イ)炭素数12〜30の脂肪族又は芳香族カル
ボン酸、(ロ)炭素数4〜30の脂肪族又は芳香族カル
ボン酸の金属塩及び(ハ)炭素数12〜30の脂肪族又
は芳香族カルボン酸と炭素数1〜8のアルコールとのエ
ステルからなる群より選ばれる1種又は2種以上の油性
剤。 (b)塩基性窒素原子を有する化合物。 【効果】 燃料油添加剤組成物は、燃料の吸気系統のデ
ポジット除去力と清浄性保持力に優れたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料の吸気系統の清浄
効果に優れた燃料油添加剤組成物及びこれを含有する燃
料油組成物に関する。
効果に優れた燃料油添加剤組成物及びこれを含有する燃
料油組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】内燃エ
ンジンの燃料系統及び燃焼室にスラッジ、デポジット等
の沈積物を生じると、エンジンの機能低下及び排ガス等
の悪影響を及ぼすことが知られている。すなわち、吸気
弁や吸気ポートに生成したデポジットは、エンジン出力
の低下、運転性の悪化、排気ガスの増加等の原因となる
が、近年ますます高性能化しつつあるエンジンは、この
ようなデポジットに対して敏感になっている。
ンジンの燃料系統及び燃焼室にスラッジ、デポジット等
の沈積物を生じると、エンジンの機能低下及び排ガス等
の悪影響を及ぼすことが知られている。すなわち、吸気
弁や吸気ポートに生成したデポジットは、エンジン出力
の低下、運転性の悪化、排気ガスの増加等の原因となる
が、近年ますます高性能化しつつあるエンジンは、この
ようなデポジットに対して敏感になっている。
【0003】中でも、吸気弁におけるデポジットは、特
に最近乗用車への装着率が増加しつつある電子制御式燃
料噴射装置において大きな問題となっている。すなわ
ち、電子制御式燃料噴射装置は、ガソリン混合気を精密
にコントロールし、エンジン性能の向上のみならず、省
燃費及び排ガスの改善に有効であるが、吸気弁にデポジ
ットが付着すると、噴射装置から噴射されたガソリンが
デポジットに当たり、ガソリン混合気のコントロールが
狂ってしまい、その結果、運転性に影響を与えるという
問題があった。
に最近乗用車への装着率が増加しつつある電子制御式燃
料噴射装置において大きな問題となっている。すなわ
ち、電子制御式燃料噴射装置は、ガソリン混合気を精密
にコントロールし、エンジン性能の向上のみならず、省
燃費及び排ガスの改善に有効であるが、吸気弁にデポジ
ットが付着すると、噴射装置から噴射されたガソリンが
デポジットに当たり、ガソリン混合気のコントロールが
狂ってしまい、その結果、運転性に影響を与えるという
問題があった。
【0004】このような気化器、吸気弁等のガソリン吸
気系統におけるデポジットの除去や付着防止、燃焼室の
浄化を目的として、ガソリン等に各種の燃料油添加剤が
添加されている。
気系統におけるデポジットの除去や付着防止、燃焼室の
浄化を目的として、ガソリン等に各種の燃料油添加剤が
添加されている。
【0005】従来使用されている燃料油添加剤として
は、清浄剤とよばれる分子中にアミノ基、アミド基等の
塩基性窒素を有する油溶性活性剤と、キャリアーオイル
として鉱油又は合成油を併用したものが知られている。
清浄剤は、エンジンの吸気系統に堆積しようとする汚れ
物質に作用して吸気系統を清浄状態に保つものであり、
この清浄剤の作用を発揮させるためにキャリアーオイル
が併用されている。キャリアーオイルとしては、一般に
高沸点で粘性のある熱的に安定な液体が用いられ、清浄
剤の機能を発揮させるための分散媒としての作用や、吸
気系統の金属表面を液体膜で保護する作用を有する。キ
ャリアーオイルとして用いられる合成油としては、ポリ
オレフィン類、ポリ(オキシアルキレン)類(特公昭5
6−48556号)、エステル類等が知られている。
は、清浄剤とよばれる分子中にアミノ基、アミド基等の
塩基性窒素を有する油溶性活性剤と、キャリアーオイル
として鉱油又は合成油を併用したものが知られている。
清浄剤は、エンジンの吸気系統に堆積しようとする汚れ
物質に作用して吸気系統を清浄状態に保つものであり、
この清浄剤の作用を発揮させるためにキャリアーオイル
が併用されている。キャリアーオイルとしては、一般に
高沸点で粘性のある熱的に安定な液体が用いられ、清浄
剤の機能を発揮させるための分散媒としての作用や、吸
気系統の金属表面を液体膜で保護する作用を有する。キ
ャリアーオイルとして用いられる合成油としては、ポリ
オレフィン類、ポリ(オキシアルキレン)類(特公昭5
6−48556号)、エステル類等が知られている。
【0006】しかしながら、近年ますます高性能化して
いるエンジンでは、吸気系、特に吸気弁のより高いレベ
ルの清浄化が必要であり、特に、清浄剤をより効果的に
作用させるために、キャリアーオイルには、適当な耐熱
性(吸気弁は200〜300℃の高温)、清浄剤との相
溶性、吸気系の汚れ物質(エンジンオイルや燃料の酸化
劣化物)の溶解性が求められている。
いるエンジンでは、吸気系、特に吸気弁のより高いレベ
ルの清浄化が必要であり、特に、清浄剤をより効果的に
作用させるために、キャリアーオイルには、適当な耐熱
性(吸気弁は200〜300℃の高温)、清浄剤との相
溶性、吸気系の汚れ物質(エンジンオイルや燃料の酸化
劣化物)の溶解性が求められている。
【0007】このような問題を解決するため、キャリア
ーオイルとして2種の異なる化合物を用いた内燃機関用
燃料(特開平2−173194号)、下記一般式 R-O-(AO)m-(C3H6NH)nH で表わされる化合物を含有する燃料油添加剤(特開平3
−229797号)、ポリエーテル化合物と、アミン性
窒素原子とオキシアルキレン基をもつ化合物又はポリア
ミンとからなる燃料油添加剤(特開平4−114089
号)等が提案されている。
ーオイルとして2種の異なる化合物を用いた内燃機関用
燃料(特開平2−173194号)、下記一般式 R-O-(AO)m-(C3H6NH)nH で表わされる化合物を含有する燃料油添加剤(特開平3
−229797号)、ポリエーテル化合物と、アミン性
窒素原子とオキシアルキレン基をもつ化合物又はポリア
ミンとからなる燃料油添加剤(特開平4−114089
号)等が提案されている。
【0008】しかしながら、これらの燃料油添加剤は、
いずれも清浄効果の面では優れているが、現在要求され
ている高い基準値に対してはまだ充分に満足できるもの
ではなかった。
いずれも清浄効果の面では優れているが、現在要求され
ている高い基準値に対してはまだ充分に満足できるもの
ではなかった。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる実情に鑑み、本発
明者らは鋭意研究を行った結果、後記の成分(a)及び
(b)を組み合わせて用いることにより、これらの相乗
効果によって清浄効果の優れた燃料油添加剤組成物が得
られることを見い出し、本発明を完成した。
明者らは鋭意研究を行った結果、後記の成分(a)及び
(b)を組み合わせて用いることにより、これらの相乗
効果によって清浄効果の優れた燃料油添加剤組成物が得
られることを見い出し、本発明を完成した。
【0010】すなわち、本発明は次の成分(a)及び
(b): (a)(イ)炭素数12〜30の脂肪族又は芳香族カル
ボン酸、(ロ)炭素数4〜30の脂肪族又は芳香族カル
ボン酸の金属塩、及び(ハ)炭素数12〜30の脂肪族
又は芳香族カルボン酸と炭素数1〜8のアルコールとの
エステルからなる群より選ばれる1種又は2種以上の油
性剤、 (b)塩基性窒素原子を有する化合物、を含有すること
を特徴とする燃料油添加剤組成物を提供するものであ
る。また、本発明は、これに更に、成分(c)炭素数1
0〜50のアルコール又はアルキルフェノールのアルキ
レンオキシド付加物、そのエステル化物又はエーテル化
物を含有する燃料油添加剤組成物を提供するものであ
る。
(b): (a)(イ)炭素数12〜30の脂肪族又は芳香族カル
ボン酸、(ロ)炭素数4〜30の脂肪族又は芳香族カル
ボン酸の金属塩、及び(ハ)炭素数12〜30の脂肪族
又は芳香族カルボン酸と炭素数1〜8のアルコールとの
エステルからなる群より選ばれる1種又は2種以上の油
性剤、 (b)塩基性窒素原子を有する化合物、を含有すること
を特徴とする燃料油添加剤組成物を提供するものであ
る。また、本発明は、これに更に、成分(c)炭素数1
0〜50のアルコール又はアルキルフェノールのアルキ
レンオキシド付加物、そのエステル化物又はエーテル化
物を含有する燃料油添加剤組成物を提供するものであ
る。
【0011】本発明において、(a)成分の油性剤は、
従来品の清浄効果を改善するものであり、燃料油添加剤
としての効果を充分に発揮させるために、燃料油への溶
解性がよく、かつ耐熱性に優れた上記(イ)〜(ハ)の
ものが使用される。
従来品の清浄効果を改善するものであり、燃料油添加剤
としての効果を充分に発揮させるために、燃料油への溶
解性がよく、かつ耐熱性に優れた上記(イ)〜(ハ)の
ものが使用される。
【0012】(イ)のカルボン酸としては、ラウリン
酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、パルミチン酸、アル
キルマロン酸、アルキルコハク酸等の飽和脂肪酸;オレ
イン酸、リノール酸、リノレン酸等の不飽和脂肪酸;ア
ルキルサリチル酸等の芳香族カルボン酸が挙げられる。
また、これらの単体カルボン酸の他に、この単体カルボ
ン酸を含有する動植物脂肪酸、例えば大豆脂肪酸、ナタ
ネ脂肪酸、牛脂肪酸、ひまし油脂肪酸等を使用すること
ができる。
酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、パルミチン酸、アル
キルマロン酸、アルキルコハク酸等の飽和脂肪酸;オレ
イン酸、リノール酸、リノレン酸等の不飽和脂肪酸;ア
ルキルサリチル酸等の芳香族カルボン酸が挙げられる。
また、これらの単体カルボン酸の他に、この単体カルボ
ン酸を含有する動植物脂肪酸、例えば大豆脂肪酸、ナタ
ネ脂肪酸、牛脂肪酸、ひまし油脂肪酸等を使用すること
ができる。
【0013】(ロ)のカルボン酸金属塩のカルボン酸と
しては、例えばアルキルマロン酸、アルキルコハク酸、
アルケニルコハク酸、アルキルサリチル酸等が挙げら
れ、その塩としては、リチウム、ナトリウム、カリウム
等のアルカリ金属又はバリウム、カルシウム、ストロン
チウム等のアルカリ土類金属の塩が挙げられる。
しては、例えばアルキルマロン酸、アルキルコハク酸、
アルケニルコハク酸、アルキルサリチル酸等が挙げら
れ、その塩としては、リチウム、ナトリウム、カリウム
等のアルカリ金属又はバリウム、カルシウム、ストロン
チウム等のアルカリ土類金属の塩が挙げられる。
【0014】(ハ)のエステルを構成するカルボン酸と
しては(イ)と同じものを挙げることができ、またアル
コールとしては、メチルアルコール、エチルアルコー
ル、プロピルアルコール、ブチルアルコール、アミルア
ルコール等の一価アルコール、又はグリセリン等の多価
アルコールが挙げられる。これらのカルボン酸とアルコ
ールから誘導されるエステルの代表的なものとしては、
例えば牛脂メチルエステル、牛脂ブチルエステル、ステ
アリン酸ブチルエステル、アルキルマロン酸ジエチルエ
ステル、ひまし油メチルエステル、アルキル(C16)サ
リチル酸メチルエステル、グリセロールモノオレート等
が例示される。
しては(イ)と同じものを挙げることができ、またアル
コールとしては、メチルアルコール、エチルアルコー
ル、プロピルアルコール、ブチルアルコール、アミルア
ルコール等の一価アルコール、又はグリセリン等の多価
アルコールが挙げられる。これらのカルボン酸とアルコ
ールから誘導されるエステルの代表的なものとしては、
例えば牛脂メチルエステル、牛脂ブチルエステル、ステ
アリン酸ブチルエステル、アルキルマロン酸ジエチルエ
ステル、ひまし油メチルエステル、アルキル(C16)サ
リチル酸メチルエステル、グリセロールモノオレート等
が例示される。
【0015】(a)成分の油性剤としては、これら
(イ)〜(ハ)を単独でも又は2種以上を組み合わせて
使用することもできる。
(イ)〜(ハ)を単独でも又は2種以上を組み合わせて
使用することもできる。
【0016】本発明の(b)成分の塩基性窒素原子を有
する化合物としては、従来燃料吸気系統の清浄剤として
使用されているものであれば特に制限されず、例えば次
の(i)〜(iv)のもの等が挙げられ、各々単独で又は
2種以上を組み合わせて使用することができる。 (i)一般式(1)で表わされるコハク酸イミド誘導体
する化合物としては、従来燃料吸気系統の清浄剤として
使用されているものであれば特に制限されず、例えば次
の(i)〜(iv)のもの等が挙げられ、各々単独で又は
2種以上を組み合わせて使用することができる。 (i)一般式(1)で表わされるコハク酸イミド誘導体
【0017】
【化1】
【0018】化合物(1)は、例えばポリブテン等のポ
リオレフィンと無水マレイン酸を反応させてポリアルケ
ニルコハク酸無水物を得、次いでこれと、ポリエチレン
ポリアミン等のポリアミンを反応させることにより得る
ことができる。
リオレフィンと無水マレイン酸を反応させてポリアルケ
ニルコハク酸無水物を得、次いでこれと、ポリエチレン
ポリアミン等のポリアミンを反応させることにより得る
ことができる。
【0019】(ii)一般式(2)で表わされるポリアル
ケニルアミン R3-(NHCH2CH2)d-NH-X2 (2) (式中、R3 は分子量700以上のポリアルケニル基を
示し、X2 は水素原子又は分子量700以上のポリアル
キル基を示し、dは0〜5の整数を示す) この化合物(3)は、例えばポリオレフィンを塩素化
し、次いでこれとポリアミンを反応させることにより得
ることができる。
ケニルアミン R3-(NHCH2CH2)d-NH-X2 (2) (式中、R3 は分子量700以上のポリアルケニル基を
示し、X2 は水素原子又は分子量700以上のポリアル
キル基を示し、dは0〜5の整数を示す) この化合物(3)は、例えばポリオレフィンを塩素化
し、次いでこれとポリアミンを反応させることにより得
ることができる。
【0020】(iii )一般式(3)で表わされるベンジ
ルアミン誘導体
ルアミン誘導体
【0021】
【化2】
【0022】これらの化合物(3)は、例えばマンニッ
ヒ反応によりアルキル化フェノール、ホルムアルデヒ
ド、ポリアミンを反応させることにより得ることができ
る。
ヒ反応によりアルキル化フェノール、ホルムアルデヒ
ド、ポリアミンを反応させることにより得ることができ
る。
【0023】(iv)一般式(4)で表わされる化合物
【0024】
【化3】
【0025】この化合物(4)において、一般式(4)
中、DOのアルキレンオキシ基の構造は特に限定されず、
いずれの構造のアルキレンオキサイド又はその異性体混
合物が付加した形のものであってもよい。
中、DOのアルキレンオキシ基の構造は特に限定されず、
いずれの構造のアルキレンオキサイド又はその異性体混
合物が付加した形のものであってもよい。
【0026】本発明の燃料油添加剤組成物は、更に
(c)成分として天然及び合成の炭素数10〜50のア
ルコール又はアルキルフェノールのアルキレンオキシド
付加物、そのエステル化物又はエーテル化物を配合する
と更に優れたデポジット除去効果及び清浄性保持効果を
発揮する。ここにおいて、炭素数10〜50のアルコー
ルとしては、例えば飽和又は不飽和の各種天然アルコー
ル、チーグラー法による直鎖状一価アルコール、オキソ
反応やゲルベ反応で得られる分岐アルコール等が挙げら
れる。具体的には、デシルアルコール、ラウリルアルコ
ール、パルミチルアルコール、ステアリルアルコール、
エイコシルアルコール、ベヘニルアルコール、オレイル
アルコール、エライジルアルコール、エルカアルコール
等の天然アルコール、チーグラー法による炭素数10〜
30の直鎖状一価アルコール、オキソ法による炭素数1
0〜24の分岐アルコール、ゲルベ法による炭素数16
〜24の分岐アルコール等が用いられる。
(c)成分として天然及び合成の炭素数10〜50のア
ルコール又はアルキルフェノールのアルキレンオキシド
付加物、そのエステル化物又はエーテル化物を配合する
と更に優れたデポジット除去効果及び清浄性保持効果を
発揮する。ここにおいて、炭素数10〜50のアルコー
ルとしては、例えば飽和又は不飽和の各種天然アルコー
ル、チーグラー法による直鎖状一価アルコール、オキソ
反応やゲルベ反応で得られる分岐アルコール等が挙げら
れる。具体的には、デシルアルコール、ラウリルアルコ
ール、パルミチルアルコール、ステアリルアルコール、
エイコシルアルコール、ベヘニルアルコール、オレイル
アルコール、エライジルアルコール、エルカアルコール
等の天然アルコール、チーグラー法による炭素数10〜
30の直鎖状一価アルコール、オキソ法による炭素数1
0〜24の分岐アルコール、ゲルベ法による炭素数16
〜24の分岐アルコール等が用いられる。
【0027】また、炭素数10〜50のアルキルフェノ
ールとしては、炭素数4〜40、特に4〜30のアルキ
ル基を1又は2個有するものが好ましい。具体的にはブ
チルフェノール、アミルフェノール、オクチルフェノー
ル、ノニルフェノール、ジノニルフェノール、ドデシル
フェノール、クミルフェノール、炭素数18〜24のア
ルキル基を有するアルキルフェノール、炭素数6〜30
のα−オレフィンとフェノールを反応させて得られるア
ルキルフェノール等が好適に使用し得る。
ールとしては、炭素数4〜40、特に4〜30のアルキ
ル基を1又は2個有するものが好ましい。具体的にはブ
チルフェノール、アミルフェノール、オクチルフェノー
ル、ノニルフェノール、ジノニルフェノール、ドデシル
フェノール、クミルフェノール、炭素数18〜24のア
ルキル基を有するアルキルフェノール、炭素数6〜30
のα−オレフィンとフェノールを反応させて得られるア
ルキルフェノール等が好適に使用し得る。
【0028】これらのアルコール又はアルキルフェノー
ルに付加するアルキレンオキシドとしては、炭素数2〜
6のもの、特に炭素数3又は4のものが好ましい。また
その構造は特に限定されず、いずれの異性体であって
も、また混合物であってもよい。アルキレンオキシドの
付加モル数は10以上であるのが好ましい。10未満で
は、吸気弁での清浄効果が弱くなるので好ましくない。
また、付加モル数の上限は特に制限されないが、50を
超えると製造上困難が伴うため経済的に好ましくない。
ルに付加するアルキレンオキシドとしては、炭素数2〜
6のもの、特に炭素数3又は4のものが好ましい。また
その構造は特に限定されず、いずれの異性体であって
も、また混合物であってもよい。アルキレンオキシドの
付加モル数は10以上であるのが好ましい。10未満で
は、吸気弁での清浄効果が弱くなるので好ましくない。
また、付加モル数の上限は特に制限されないが、50を
超えると製造上困難が伴うため経済的に好ましくない。
【0029】これらのアルキレンオキシドは通常の方法
により前記アルコール又はアルキルフェノールに付加さ
せることができる。例えば、必要により適当な溶媒を用
い、アルコールを苛性アルカリの存在下、加熱しながら
アルキレンオキサイドを液状又は気体上で加えて反応さ
せればよい。また、2種以上のアルキレンオキサイドを
混合して反応させるランダム付加重合や、最初に1種の
アルキレンオキサイドを順次付加させるブロック付加重
合を行ってもよい。
により前記アルコール又はアルキルフェノールに付加さ
せることができる。例えば、必要により適当な溶媒を用
い、アルコールを苛性アルカリの存在下、加熱しながら
アルキレンオキサイドを液状又は気体上で加えて反応さ
せればよい。また、2種以上のアルキレンオキサイドを
混合して反応させるランダム付加重合や、最初に1種の
アルキレンオキサイドを順次付加させるブロック付加重
合を行ってもよい。
【0030】(c)成分としては、アルコール又はアル
キルフェノールのアルキレンオキシド付加物のエステル
化物又はエーテル化物でもよく、エステル化物として
は、前記の脂肪酸のうち炭素数1〜21の脂肪酸とのエ
ステル等が挙げられ、また、エーテル化物としては、炭
素数1〜20のアルコール、例えば前記のアルコールの
うち炭素数20以下のものや、メタノール、エタノー
ル、プロパノール、ブタノール等とのエーテルが挙げら
れる。
キルフェノールのアルキレンオキシド付加物のエステル
化物又はエーテル化物でもよく、エステル化物として
は、前記の脂肪酸のうち炭素数1〜21の脂肪酸とのエ
ステル等が挙げられ、また、エーテル化物としては、炭
素数1〜20のアルコール、例えば前記のアルコールの
うち炭素数20以下のものや、メタノール、エタノー
ル、プロパノール、ブタノール等とのエーテルが挙げら
れる。
【0031】本発明の燃料油添加剤組成物においては、
(a)成分と(b)成分の配合割合は重量比で(a):
(b)=0.5〜99.5〜30:70、特に1:99
〜40:60であるのが好ましい。(b)成分と(c)
成分の配合割合は重量比で(b):(c)=5:95〜
95:5、特に40:60〜90:10であるのが好ま
しい。また、成分(a)、(b)及び(c)の配合割合
は重量比で、(b)+(c):(a)=99:1〜6
0:40、特に98:2〜90:10であるのが好まし
い。
(a)成分と(b)成分の配合割合は重量比で(a):
(b)=0.5〜99.5〜30:70、特に1:99
〜40:60であるのが好ましい。(b)成分と(c)
成分の配合割合は重量比で(b):(c)=5:95〜
95:5、特に40:60〜90:10であるのが好ま
しい。また、成分(a)、(b)及び(c)の配合割合
は重量比で、(b)+(c):(a)=99:1〜6
0:40、特に98:2〜90:10であるのが好まし
い。
【0032】本発明の燃料油添加剤は、ガソリン、軽油
などの自動車用燃料油に対して0.1から50,000
ppm 、特に1〜20,000ppm 配合するのが好まし
い。
などの自動車用燃料油に対して0.1から50,000
ppm 、特に1〜20,000ppm 配合するのが好まし
い。
【0033】本発明において、成分(a)〜(c)の配
合方法は、特に限定されず、(a)、(b)及び(c)
の2種以上をあらかじめ配合した後、これを燃料油に加
えても、あるいは各成分を別々に燃料油に添加してもよ
く、最終的に燃料油組成物中に上記成分が含有される様
にすればよい。
合方法は、特に限定されず、(a)、(b)及び(c)
の2種以上をあらかじめ配合した後、これを燃料油に加
えても、あるいは各成分を別々に燃料油に添加してもよ
く、最終的に燃料油組成物中に上記成分が含有される様
にすればよい。
【0034】また、本発明の燃料油添加剤組成物は、上
記必須成分の他に燃料油添加剤、例えば防錆剤、抗乳化
剤、酸化防止剤、金属不活性剤等を併用することができ
る。
記必須成分の他に燃料油添加剤、例えば防錆剤、抗乳化
剤、酸化防止剤、金属不活性剤等を併用することができ
る。
【0035】
【発明の効果】本発明の燃料油添加剤組成物は、燃料の
吸気系統のデポジット除去力と清浄性保持力に優れたも
のである。
吸気系統のデポジット除去力と清浄性保持力に優れたも
のである。
【0036】
【実施例】次に、実施例を挙げて本発明を更に説明する
が、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
が、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
【0037】実施例1 表2に示す組成の燃料油添加剤組成物を用い、表1に示
すテストモードでエンジン稼動後のデポジット量を測定
した。使用燃料としては、本試験で吸気弁デポジット1
305mg/1弁であるガソリンを用い、これに表5に示
す組成及び濃度の添加剤を添加した。結果を表5に示
す。なお、使用した化合物は以下に示すとおりである。
すテストモードでエンジン稼動後のデポジット量を測定
した。使用燃料としては、本試験で吸気弁デポジット1
305mg/1弁であるガソリンを用い、これに表5に示
す組成及び濃度の添加剤を添加した。結果を表5に示
す。なお、使用した化合物は以下に示すとおりである。
【0038】
【表1】
【0039】
【表2】a−1:ステアリン酸 a−2:オレイン酸 a−3:グリセロールモノオレート a−4:ステアリン酸ブチルエステル a−5:アルキル(C16)サリチル酸メチルK塩 a−6:イソブテニルコハク酸Na
【0040】
【表3】
【0041】
【表4】c−1:ノニルフェノールの1,2−ブチレン
オキシド17モル付加物 c−2:ドデシルフェノールのプロピレンオキシド20
モル付加物 c−3:ノニルフェノールのブチレンオキシド(1,2
−体、2,3−体及びイソ体の混合物)15モル付加物 c−4:ノニルフェノールのプロピレンオキシド20モ
ル付加物
オキシド17モル付加物 c−2:ドデシルフェノールのプロピレンオキシド20
モル付加物 c−3:ノニルフェノールのブチレンオキシド(1,2
−体、2,3−体及びイソ体の混合物)15モル付加物 c−4:ノニルフェノールのプロピレンオキシド20モ
ル付加物
【0042】
【表5】
【0043】表5の結果から明らかなように、成分
(a)、(b)及び(c)を併用した本発明品は、優れ
た吸気弁清浄効果を示すことが確認された。
(a)、(b)及び(c)を併用した本発明品は、優れ
た吸気弁清浄効果を示すことが確認された。
Claims (6)
- 【請求項1】 次の成分(a)及び(b): (a)(イ)炭素数12〜30の脂肪族又は芳香族カル
ボン酸、(ロ)炭素数4〜30の脂肪族又は芳香族カル
ボン酸の金属塩、及び(ハ)炭素数12〜30の脂肪族
又は芳香族カルボン酸と炭素数1〜8のアルコールとの
エステルからなる群より選ばれる1種又は2種以上の油
性剤、 (b)塩基性窒素原子を有する化合物、を含有すること
を特徴とする燃料油添加剤組成物。 - 【請求項2】 成分(a)と成分(b)の配合割合が、
重量比で(a):(b)=0.5:99.5〜30:7
0である請求項1記載の燃料油添加剤組成物。 - 【請求項3】 更に成分(c)炭素数10〜50のアル
コール又はアルキルフェノールのアルキレンオキシド付
加物、そのエステル化物又はエーテル化物を含有する請
求項1又は2記載の燃料油添加剤組成物。 - 【請求項4】 成分(b)と成分(c)の配合割合が、
重量比で(b):(c)=5:95〜95:5である請
求項3記載の燃料油添加剤組成物。 - 【請求項5】 成分(a)、(b)及び(c)の配合割
合が、重量比で(b)+(c):(a)=99:1〜6
0:40である請求項3又は4記載の燃料油添加剤組成
物。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項記載の燃料
油添加剤組成物を0.1〜50,000ppm 含有する燃
料油組成物。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32396293A JPH07157779A (ja) | 1993-10-13 | 1993-12-22 | 燃料油添加剤組成物及び燃料油組成物 |
| US08/231,043 US5522906A (en) | 1993-04-22 | 1994-04-22 | Gasoline composition |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5-256009 | 1993-10-13 | ||
| JP25600993 | 1993-10-13 | ||
| JP32396293A JPH07157779A (ja) | 1993-10-13 | 1993-12-22 | 燃料油添加剤組成物及び燃料油組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07157779A true JPH07157779A (ja) | 1995-06-20 |
Family
ID=26542520
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32396293A Pending JPH07157779A (ja) | 1993-04-22 | 1993-12-22 | 燃料油添加剤組成物及び燃料油組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07157779A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014047240A (ja) * | 2012-08-29 | 2014-03-17 | Toyota Motor Corp | インジェクタのデポジットを洗浄するためのクリーナ |
| JP2017160420A (ja) * | 2016-03-02 | 2017-09-14 | 三洋化成工業株式会社 | 燃料油用潤滑性向上剤及び燃料油組成物 |
-
1993
- 1993-12-22 JP JP32396293A patent/JPH07157779A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014047240A (ja) * | 2012-08-29 | 2014-03-17 | Toyota Motor Corp | インジェクタのデポジットを洗浄するためのクリーナ |
| JP2017160420A (ja) * | 2016-03-02 | 2017-09-14 | 三洋化成工業株式会社 | 燃料油用潤滑性向上剤及び燃料油組成物 |
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