JPH07158312A - 箱形循環式立体格納庫のパレット昇降装置 - Google Patents

箱形循環式立体格納庫のパレット昇降装置

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JPH07158312A
JPH07158312A JP34174093A JP34174093A JPH07158312A JP H07158312 A JPH07158312 A JP H07158312A JP 34174093 A JP34174093 A JP 34174093A JP 34174093 A JP34174093 A JP 34174093A JP H07158312 A JPH07158312 A JP H07158312A
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秀夫 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スラットコンベヤ式乗降室リフトを用いた立
体格納庫において、パレットの受け渡しが確実に行え、
シンプルな構造のパレット昇降装置を提供する。 【構成】 ターンテーブルのパレット用開口8の両側方
においてそれぞれ前後に配置した4基のリフトユニット
11〜14を備えており、各リフトユニットは、ターンテー
ブル下面において上下に配置された上部スプロケット22
と下部スプロケット23、上部スプロケット22と下部スプ
ロケット23に掛け廻わされたチェーン27と、チェーン27
に取付けられたスラットビーム30とからなり、リフトユ
ニット11,12の駆動機構として、パレット用開口8の左
側方に設置した第1駆動モータ16と、右側方に配置した
第2駆動モータ18を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は箱形循環式立体格納庫の
パレット昇降装置に関する。さらに詳しくは、立体駐車
場あるいは立体倉庫等の立体格納庫であって、とくに箱
形循環式に用いられるパレット昇降装置に関する。
【0002】
【従来の技術】箱形循環式立体格納庫の一種である箱形
循環式立体駐車場の一例を図12〜13に基づき説明する。
1〜5は格納層で、各格納層毎に複数の駐車室が設けら
れており、各駐車室にはパレットPを横送りするパレッ
ト移送装置が設置されている。また、各格納層1〜5の
両端にはパレットPを垂直に搬送するリフトB,Cが設
けられており、一方の乗降室リフトBの上方には乗降室
6が設けられている。乗降室6内にはターンテーブルT
または乗降フレームなどの乗降用デッキが設けられてい
る。この箱形循環式立体駐車場では、リフトB,Cの昇
降と各格納層1〜5におけるパレットPの横行を組合せ
てパレットを循環させ、自動車を入出庫させる。
【0003】ところで、乗降室リフトBにスラットコン
ベヤ式を用いた場合は、乗降室リフトBの上端部を旋回
するターンテーブルTのパレット用開口部内へ入れるこ
とはできないので、乗降室リフトBとターンテーブルT
の間でパレットを受け渡しするパレット昇降装置Aが必
要とされる。また、旋回しない乗降フレームを用いた場
合はパレット用開口内へリフトBの上端部を入れること
はできるが、上端部のスプロケットの上半分はリフト運
動から外れるので、少なくともスプロケットの上半分が
乗り込みレベルより突出してしまい、自動車の進入退出
の邪魔になる。そこで、この場合もリフトBの揚程上限
を乗降フレームの直下方に位置させて、リフトBと乗降
フレームとの間をパレット昇降装置Aでパレットの受け
渡しをすることが必要となる。そして、乗降室で自動車
を入出庫させる場合、その入出庫操作が安全に行えるこ
とは勿論であるが、そのためにもパレット昇降装置は乗
降室内においてコンパクトであって人が乗り降りするス
ペースが多くとれ、パレットの受け渡しを確実に行いう
ることが要求される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる事情に
鑑み、スラットコンベヤ式乗降室リフトを用いた箱形循
環式立体格納庫において、パレットの受け渡しが確実に
行え、安全性が高く、シンプルな構造のパレット昇降装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1発明のパレット昇降
装置は、乗降室の乗降用デッキに取付けられたパレット
昇降装置と、該パレット昇降装置の下方に設置されたス
ラットコンベヤ式の乗降室リフトとによって自動車積載
用パレットを立体格納庫の各格納層と乗降室の乗降用デ
ッキとの間で搬送するようにした箱形循環式立体格納庫
において、前記パレット昇降装置は、乗降用デッキのパ
レット用開口の両側方においてそれぞれ前後に配置した
4基のリフトユニットを備えており、各リフトユニット
は、乗降用デッキ下面において上下に配置された上部ス
プロケットと下部スプロケット、前記上部スプロケット
と下部スプロケットに掛け廻わされたチェーンと、該チ
ェーンに取付けられた前記パレットを下方から押上げる
ための押上具とからなり、前記リフトユニットのチェー
ン駆動機構として、パレット用開口部の一側方に設置し
た2基のリフトユニットからなる第1リフト機構を駆動
する第1駆動装置と、パレット用開口部の他側方に配置
した2基のリフトユニットからなる第2リフト機構を駆
動する第2駆動装置をそれぞれ乗降用デッキ上に設けた
ことを特徴とする。第2発明のパレット昇降装置は、第
1発明の駆動機構の代りに、前記チェーンに係合するス
プロケットを設け、同一側のスプロケットを軸で連結
し、第1リフト機構側の軸に取付けた同期用スプロケッ
トと第2リフト機構側の軸に取付けた同期用スプロケッ
トとの間に上部架構に取付けたガイド用スプロケットを
介して同期用チェーンを掛け廻わした機械的同調装置
と、第1リフト機構または第2リフト機構を駆動する1
台の駆動装置とからなる駆動機構を設けたことを特徴と
する。なお、本発明において乗降用デッキとは、ターン
テーブルと旋回しない乗降室フレームの両方を含む概念
である。また、立体格納庫とは、立体駐車場のほか、ボ
ートやヨットなどを格納する駐艇庫、各種物品を格納す
る自動倉庫などを含む概念である。
【0006】
【作用】第1発明において、第1駆動装置により第1リ
フト機構の2基のリフトユニットを駆動し、第2駆動装
置により第2リフト機構の2基のリフトユニットを駆動
すると、それぞれのリフトユニットのチェーンに取付け
られた押上具がパレットを下面から支持して押上げた
り、下降させることができ、乗降室リフトの揚程上限と
乗降用デッキのパレット用開口との間でパレットを昇降
させる。これにより乗降用デッキと乗降室リフトとの間
でパレットの受け渡しが確実に行える。
【0007】この第1発明では、パレットの一側を支持
する第1リフト機構と他側を支持する第2リフト機構
が、それぞれ別個の駆動装置をもっているので、上部架
構を必要としないシンプルな構造とすることができる。
また、車の上方および側方にスペース空間ができるの
で、駐車室の高さを低くすることができると共に、乗降
の際のドライバーに不安感を少なくすることができる。
第2発明においては、1個の駆動装置により、第1リフ
ト機構と第2リフト機構を同期運転用チェーンを介して
運転するが、これによりパレットの受け渡しを第1発明
と同様に安全かつ確実に行いうる。そして、上記第1、
第2発明において、押上具としてスラットビームを用い
た場合は、パレットの長辺側のほぼ全長を載置できるの
で、昇降動作中のパレットが安定し、安全性が高くな
る。
【0008】
【実施例】つぎに本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。 (第1実施例)本実施例は第1発明(請求項1記載の発
明)の実施例であり、図1はその平面図、図2は図1の
II−II線矢視図である。図1〜2において、Tはターン
テーブルで、乗降室6に形成したピット7上に設置され
ている。なおターンテーブルTの旋回装置は図示を省略
しているが、ターンテーブルTの下面とピット7の間に
設置され旋回可能となっており、ターンテーブルTの上
面は乗降室6の床面と面一である。そして、ターンテー
ブルTの中央にはパレットPが入るパレット用開口8が
形成されている。
【0009】前記パレット用開口8の図中左側(特許請
求の範囲にいう一側)には、前方(パレットPの長手方
向における図中上端側)と後方(パレットPの長手方向
における図中下端側)に、それぞれリフトユニット11,
12が取付けられ、図中右側(特許請求の範囲にいう他
側)には前方と後方にそれぞれリフトユニット13,14が
取付けられている。また、リフトユニット11,12からな
る第1リフト機構15の駆動源として第1駆動モータ16が
パレット用開口8の左側のターンテーブルT上面に設置
され、リフトユニット13,14からなる第2リフト機構17
の駆動源として第2駆動モータ18がパレット用開口8の
右側ターンテーブルT上面に設置されている。なお、乗
降室リフトBの前方側支柱50a、上部スプロケット51
a、パレットPを搬送するためのフック52a上部スプロ
ケット51a、パレットPを搬送するためのフック52a
は、ターンテーブルTの開口8の前方側の下面に位置し
ており、後方側支柱50b、上部スプロケット51b,フッ
ク52bはターンテーブルTの開口8の後方下面に位置し
ている。
【0010】前記リフトユニット11〜14はいずれも同一
構成であるので、リフトユニット11で代表させて、その
構成を図3に基づき説明する。ターンテーブルTの下面
に固定されたブラケット21には、上部スプロケット22と
下部スプロケット23が、それぞれ回転自在に軸着されて
いる。またターンテーブルTの上面には、ブラケット24
で駆動軸25が支持されており、その駆動軸25には駆動ス
プロケット26が固定されている。そして、前記上部スプ
ロケット22、下部スプロケット23および駆動スプロケッ
ト26にチェーン27がエンドレスに掛け廻わされている。
なお、28はガイドスプロケットである。前記チェーン27
には押上具である第1のスラットビーム30が取付金具31
により連結されている。前記ブラケット21の下端部には
円弧状のガイド板32,33が取付けられており、ガイド板
32は取付金具31のピン34をガイドし、ガイド板33はスラ
ットビーム30をガイドする。またブラケット21の前面に
は板状のガイド35が取付けられており、昇降動作中の取
付金具31をガイドし、スラットビーム30の昇降を安定化
するようにしている。
【0011】図1に示すように、駆動スプロケット26を
軸支した駆動軸25にはチェーン等を巻き掛けた巻掛け伝
動機構36を介して前記第1駆動モータ16の回転駆動力を
伝達しているようにしている。また、前記スラットビー
ム30はパレットPの長辺側の全長とほぼ同じ長さの長尺
部材であり、前後のリフトユニット11,12のそれぞれの
チェーン27に、両端部が取付けられている。なお、図1
における右側のリフトユニット13,14についても、同様
の構成で、第2駆動モータ18が連結され、第2のスラッ
トビーム30が取付けられている。これらのスラットビー
ム30はパレットPの両側の長辺を全長にわたって載置す
るので、パレットPを安定して支持しうるという利点が
ある。前記第1駆動モータ16で回転させる駆動軸25の軸
端にはロータリーエンコーダ37が取付けられ、第2駆動
モータ18で回転される駆動軸25の軸端にもロータリーエ
ンコーダ38が取付けられている。そして、2台のロータ
リーエンコーダ37,38の出力を取り込み第1駆動モータ
16と第2駆動モータ18を同期して回転させる公知の電気
的同期制御装置によって、2台の駆動モータ16,18は同
期運転されるようになっている。
【0012】図4は本実施例における安全装置40を示し
ている。41はシリンダで、油圧により係合ピン42を伸長
収縮させるものであり、ブラケット43によりターンテー
ブル下の下面に取付けられている。一方、スラットビー
ム30の対向する壁面には係合孔44が穿孔されており、ス
ラットビーム30が上昇位置に達したとき、その係合孔
44に係合ピン42が進入しうるようになっている。このシ
リンダ41の動作は、リフトユニット11〜14の動きと連動
させて、スラットビーム30が上昇位置に来たとき伸長さ
せて係合ピンで係合支持し、スラットビーム30を下降さ
せるときは、退避させるよう自動制御するのが好まし
い。なお、この安全装置40は図1に示すように開口8の
左右両側に取付けられる。このようにスラットビーム30
を上昇位置において機械的に支持するようにしているの
で、リフトユニット11〜14に不測の事故が生じても、パ
レットが落下するような事故は防止される。また、スラ
ットビーム30の上昇位置より少し上方にはストッパー
45を取付け、駆動モータ16,18の停止タイミング等に誤
動作があったとしても、機械的に上限より以上には上昇
しないようにしている。
【0013】図5〜6はパレットPの落下防止装置であ
り、パレットPの長辺側の側壁において、前部と後部に
L字形の係止金具46a,46bが取付けられており、スラ
ットビーム30の上面における前部と後部にはU字形の受
金具47a,47bが取付けられている。係止金具46a,46
bは互いに向きが反対であり、受金具47a,47bも互い
に向きが反対であって、係止金具46aは受金具47aに嵌
まり、係止金具46bは受金具47bに嵌るようになってい
る。このため、スラットビーム30に支持されてパレット
Pが昇降するとき、パレットPが長手方向や幅方向に動
いて、スラットビーム30から落下することはない。
【0014】つぎに、本実施例によるリフト作用を説明
する。図3において、符号で示す位置はスラットビー
ム30の退避位置である。この状態では乗降室リフトBに
よるパレットPとスラットビーム30は干渉しないので、
乗降室リフトBによるパレットPの昇降を自由に行いう
る。そして、チェーン27を矢印U方向に移動させると、
スラットビーム30はブラケット21の前面へ移動し、位
置を経て、位置まで上昇する。反対に矢印D方向にチ
ェーン27を移動させると位置から位置を経て位置
まで下降する。符号で示す位置は、乗降室リフトBに
よって揚程上限まで上昇させられたパレットPをスラッ
トビーム30が下から支えた状態である。この状態で、図
5〜6で示した係止金具46a,46bが受金具47a,47b
で受け止められる。位置から、さらにチェーン27を矢
印U方向に動かすと、スラットビーム30はパレットPを
乗降室リフトBから受け取って上昇させる。位置まで
スラットビーム30が上昇すると、パレットPはターンテ
ーブルTの開口8内に入り、自動車の乗込みレベルに達
する。ここで自動車がパレットPに進入したり、退出す
る。なお、パレットPが位置に達した段階で、図4に
示すシリンダ41の係合ピン42が伸長して、スラットビー
ム30の係合孔44に入り、スラットビーム30を支持する。
このため、リフトユニット11〜14に不測の事故が生じて
も、パレットPは落下しない。
【0015】パレットPを降下させるときは、上記と反
対にチェーン27を矢印D方向に動かせると、スラットビ
ーム30を位置から位置へ下降させ、そして位置へ
退避させる。したがって、この降下操作により、乗込み
レベルにあるパレットPを降下させ、位置で乗降室リ
フトBのフック52(図13参照)にパレットPを乗せ換
え、さらに退避位置まで移動させると、乗降室リフト
BによってパレットPを各格納室まで降下させることが
できる。以上のごとく本実施例によれば、乗降室リフト
BとターンテーブルTとの間でパレットPを確実かつ迅
速に受け渡しすることができる。
【0016】(第2実施例)前記実施例において、リフ
ト機構の駆動源としてモータを用いたが、これに限るこ
となくチェーン27を循環させ、あるいは往復させうる動
力源であるならば、どのような駆動源でも利用すること
ができる。図7〜8はそのような駆動源の一例として油
圧シリンダ60を用いた例である。油圧シリンダ60をトラ
ニオン61で支持し、そのピストンロッド62に連結ビーム
63を結合している。連結ビーム63はスラットビーム30と
ほぼ同じ全長を有しており、その両端部でチェーン27を
連結している。そして、チェーン27は上部スプロケット
22および下部スプロケット23に掛け廻わされて、他端が
ターンテーブル上の適所のブラケット64に固定されてい
る。
【0017】この実施例では、チェーン27は循環せず往
復動するだけであるので、シリンダ60が伸長した場合の
チェーン27のたるみを吸収する必要がある。そのため図
7の例では、下部スプロケット23をスライダ65に軸支さ
せ、スライダ65を上下に延びるスライドガイド66内で摺
動するようにし、下部スプロケット23を自重およびスラ
イダ65の重量で降下させ、チェーン27のたるみを吸収す
るようにしている。なお、チェーン27のたるみ吸収構造
も上記の例に限ることなく、任意の吸収構造を採用する
ことができ、たとえば図9に示すように、下部スプロケ
ット23の支軸を固定し、チェーン27をガイドスプロケッ
ト67で案内して、その下端にウェイト67を吊下げるよう
にしてもよい。さらに上記実施例では往復型アクチュエ
ータとして油圧シリンダ60を用いたが、その代りに空圧
シリンダ,電動シリンダ,ネジジャッキなど任意の往復
型アクチュエータを用いてもよい。
【0018】(第3実施例)前記実施例では押上具とし
て、スラットビーム30を用いたが、この代りに図10に示
すようなフック71あるいは係止爪を用いてもよい。この
場合、4個のリフトユニット11〜14の各チェーン27に個
別にフック71あるいは係止爪を取付けることになるの
で、パレットPは4点支持することになる。この実施例
では、スラットビーム30を設けた前記実施例に比べ、軽
量化が図れるという利点がある。
【0019】(第4実施例)本実施例は第2発明(請求
項2記載の発明)の実施例であり、図11はその正面図で
ある。この実施例は1台の駆動モータ80で第1リフト機
構15と第2リフト機構17を駆動するようにしたもので、
第1リフト機構15の駆動軸にのみ駆動モータ16を巻掛け
伝動機構36で連結している。そして、各リフト機構15,
17の駆動スプロケット26と同軸に同期スプロケット81を
取付けている。一方、ターンテーブルT上に支柱82と横
ビーム83からなる上部架構84が取付けられており、上部
架構84の左右両端にはガイド用スプロケット85,86,8
7,88が軸着されている。そして、第1リフト機構15の
同期用スプロケット81と第2リフト機構17の同期用スプ
ロケット81との間に、前記ガイド用スプロケット85〜88
を介して同期用チェーン89が巻掛けられて、機械的同調
装置が構成されている。この同期用チェーン89によっ
て、第1リフト機構15を駆動モータ80で駆動させると、
その駆動力が第2リフト機構17に伝達されると共に、第
1リフト機構15の駆動軸と第2リフト機構17の駆動軸が
同期して回転し、パレットPを水平に保って昇降させる
ことができる。この実施例では、駆動モータ80が1台で
足りるので、部品点数が少なくなりメンテナンスが容易
であるという利点がある。また、第1第2リフト機構1
5,17を機械的に同期させているので、電気的同期制御
装置が不要である。
【0020】(第5実施例)前記実施例において、リフ
ト機構の駆動源としてモータを用いた例を示したが、チ
ェーン27を往復動させる油圧シリンダ60等を用いたリフ
ト機構にも適用することができる。この場合、それぞれ
のチェーン27の途中に、図1で示すような駆動スプロケ
ット26と同等のスプロケットを介在させ、それぞれのス
プロケットを軸で連結し、その軸の途中に同期用スプロ
ケット81を取付けるとよい。
【0021】(他の実施例)前記第4実施例において
も、スラットビーム30を用いる代りにフック71や係止爪
を用いてもよい。また、前記各実施例において、ターン
テーブルTの代りに旋回しない乗降フレームを用いたも
のも本発明に含まれる。前記全ての実施例では、リフト
の駆動源を乗降用デッキ上面に設置した例を示したが、
乗降用デッキ下面に設置してもよい。下面に駆動源を設
置した場合は、駆動源のメンテナンスが悪いが上面がシ
ンプルになるのでドライバーが乗降しやすくなる。さら
に、前記各実施例は、いずれも立体駐車場であったが、
実質的に同一の構成で立体艇庫や自動倉庫とすることも
できる。
【0022】
【発明の効果】第1、第2発明によれば、いずれも乗降
用デッキと乗降室リフトとの間で、パレットを確実かつ
迅速に受け渡しすることができる。そして、第1発明に
よれば上部架構のない乗降用デッキ上面のスペースを広
くとれるパレット昇降装置を提供できる。また、第2発
明によれば、駆動源を1台にして機械的に同期運転がで
き、保守点検の容易なパレット昇降装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係わるパレット昇降装置
の正面図である。
【図2】図1のII−II線矢視図である。
【図3】リフトユニットの拡大図である。
【図4】安全装置40の説明図である。
【図5】落下防止装置の平面図である。
【図6】落下防止装置の一部正面図である。
【図7】駆動源の他の例の側面図である。
【図8】駆動源の他の例の平面図である。
【図9】駆動源のさらに他の例の側面図である。
【図10】押上具の他の例の説明図である。
【図11】本発明の第4実施例に係わるパレット昇降装置
の正面図である。
【図12】本発明が適用される箱形循環式立体駐車場の縦
断正面図である。
【図13】図12に示す乗降室リフトBとパレット昇降装置
Aの縦断側面図である。
【符号の説明】
11 リフトユニット 12 リフトユニット 13
リフトユニット 14 リフトユニット 15 第1リフト機構 16
第1駆動モータ 17 第2リフト機構 18 第2駆動モータ 22
上部スプロケット 23 下部スプロケット 25 駆動軸 26
駆動スプロケット 27 チェーン 30 スラットビーム 40
安全装置 60 油圧シリンダ 71 フック 80
駆動モータ 81 同期用スプロケット 84 上部架構 89
同期用チェーン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】乗降室の乗降用デッキに取付けられたパレ
    ット昇降装置と、該パレット昇降装置の下方に設置され
    たスラットコンベヤ式の乗降室リフトとによって自動車
    積載用パレットを立体格納庫の各格納層と乗降室の乗降
    用デッキとの間で搬送するようにした箱形循環式立体格
    納庫において、前記パレット昇降装置は、乗降用デッキ
    のパレット用開口の両側方においてそれぞれ前後に配置
    した4基のリフトユニットを備えており、各リフトユニ
    ットは、乗降用デッキ下面において上下に配置された上
    部スプロケットと下部スプロケット、前記上部スプロケ
    ットと下部スプロケットに掛け廻わされたチェーンと、
    該チェーンに取付けられた前記パレットを下方から押上
    げるための押上具とからなり、前記リフトユニットのチ
    ェーン駆動機構として、パレット用開口部の一側方に設
    置した2基のリフトユニットからなる第1リフト機構を
    駆動する第1駆動装置と、パレット用開口部の他側方に
    配置した2基のリフトユニットからなる第2リフト機構
    を駆動する第2駆動装置をそれぞれ乗降用デッキ上に設
    けたことを特徴とする箱形循環式立体格納庫のパレット
    昇降装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の駆動機構の代りに、前記チ
    ェーンに係合するスプロケットを設け、同一側のスプロ
    ケットを軸で連結し、第1リフト機構側の軸に取付けた
    同期用スプロケットと第2リフト機構側の軸に取付けた
    同期用スプロケットとの間に上部架構に取付けたガイド
    用スプロケットを介して同期用チェーンを掛け廻わした
    機械的同調装置と、第1リフト機構または第2リフト機
    構を駆動する1台の駆動装置とからなる駆動機構を設け
    たことを特徴とする箱形循環式立体格納庫のパレット昇
    降装置。
  3. 【請求項3】前記押上具が、第1リフト機構の2基のリ
    フトユニットのチェーンによって両端部を支持された長
    尺の第1のスラットビームと、第2リフト機構の2基の
    リフトユニットのチェーンによってその両端部を支持さ
    れた長尺の第2スラットビームとからなることを特徴と
    する請求項1または2記載のパレット昇降装置。
  4. 【請求項4】前記押上具が、4基のリフトユニットの各
    チェーンにそれぞれ取付けられた4個のフックまたは係
    止爪からなることを特徴とする請求項1または2記載の
    パレット昇降装置。
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