JPH09125727A - 3段型立体駐車装置 - Google Patents
3段型立体駐車装置Info
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- JPH09125727A JPH09125727A JP28518695A JP28518695A JPH09125727A JP H09125727 A JPH09125727 A JP H09125727A JP 28518695 A JP28518695 A JP 28518695A JP 28518695 A JP28518695 A JP 28518695A JP H09125727 A JPH09125727 A JP H09125727A
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- pallet
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 駆動機構を上・下パレットの間で共用化し、
駆動装置の構造を簡易化し、保守点検も容易な新規な3
段型立体駐車装置を提供する。 【解決手段】 中段位置に対し昇降可能の上段パレット
と、昇降可能の下段パレット3とを備えた3段型立体駐
車装置において、後端部に、上段パレット,下段パレッ
トの昇降範囲を含んで上下に延設した無端回動式の駆動
チェーン503と、この駆動チェーンを正・逆回転させ
る一つの駆動モータ505と、駆動チェーンに設けられ
て上段パレット及び下段パレットを選択的に支持してこ
れらを昇降させるブラケット506と、上段パレット及
び下段パレットを選択して各別に予め設定した所定範囲
で昇降させるチェーン駆動制御手段と、上段パレットを
上段位置で降下できないように拘束支持するロック手段
6と、上記上段パレットの昇降に同期して該ロック手段
6のロック/ロック解除をするロック制御手段とを備え
るように構成した。
駆動装置の構造を簡易化し、保守点検も容易な新規な3
段型立体駐車装置を提供する。 【解決手段】 中段位置に対し昇降可能の上段パレット
と、昇降可能の下段パレット3とを備えた3段型立体駐
車装置において、後端部に、上段パレット,下段パレッ
トの昇降範囲を含んで上下に延設した無端回動式の駆動
チェーン503と、この駆動チェーンを正・逆回転させ
る一つの駆動モータ505と、駆動チェーンに設けられ
て上段パレット及び下段パレットを選択的に支持してこ
れらを昇降させるブラケット506と、上段パレット及
び下段パレットを選択して各別に予め設定した所定範囲
で昇降させるチェーン駆動制御手段と、上段パレットを
上段位置で降下できないように拘束支持するロック手段
6と、上記上段パレットの昇降に同期して該ロック手段
6のロック/ロック解除をするロック制御手段とを備え
るように構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は3段型立体駐車装置
に関し、詳しくは、車両が出入する中段位置とその上方
の上段位置との間で上段駐車台を昇降させる駆動手段、
及び中段位置とその下方の下段位置との間で下段駐車台
を昇降させる駆動手段を、一つの駆動機構で構成した3
段型立体駐車装置に関するものである。
に関し、詳しくは、車両が出入する中段位置とその上方
の上段位置との間で上段駐車台を昇降させる駆動手段、
及び中段位置とその下方の下段位置との間で下段駐車台
を昇降させる駆動手段を、一つの駆動機構で構成した3
段型立体駐車装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】3段型立体駐車装置は、例えばビルの地
下等における駐車面積を有効に利用するために広く普及
しており、車両出入路面に一致させた中段位置に対し
て、その上方の空間とピット形式の下方空間に、上段及
び下段の駐車台(以下「パレット」と称する)を配置
し、これらの上段パレット,下段パレットを必要に応じ
て中段位置に昇・降させて車両の出入ができるようにし
たものである。
下等における駐車面積を有効に利用するために広く普及
しており、車両出入路面に一致させた中段位置に対し
て、その上方の空間とピット形式の下方空間に、上段及
び下段の駐車台(以下「パレット」と称する)を配置
し、これらの上段パレット,下段パレットを必要に応じ
て中段位置に昇・降させて車両の出入ができるようにし
たものである。
【0003】そしてこの3段型立体駐車装置は、一般に
複数並列して設けると共に、上段,下段のどの位置の車
両であっても必要に応じて任意に出入庫できるように工
夫されている場合が多い。例えば、出入庫面となる中段
位置に設ける中段パレット(駐車台)を隣接装置数より
も一つ少なく設置すると共に、これらの中段パレットを
隣接装置間で横行可能とすることで、出入庫のために上
・下パレットを昇・降させるのに必要な中段位置の空間
を隣接装置のいずれにも移動できるようにした、いわゆ
る中段パレット横行式の構成などが採用される。
複数並列して設けると共に、上段,下段のどの位置の車
両であっても必要に応じて任意に出入庫できるように工
夫されている場合が多い。例えば、出入庫面となる中段
位置に設ける中段パレット(駐車台)を隣接装置数より
も一つ少なく設置すると共に、これらの中段パレットを
隣接装置間で横行可能とすることで、出入庫のために上
・下パレットを昇・降させるのに必要な中段位置の空間
を隣接装置のいずれにも移動できるようにした、いわゆ
る中段パレット横行式の構成などが採用される。
【0004】図12はこのような3段型立体駐車装置を
3列並列させた場合の概要を示したものであり、図13
は3段型立体駐車装置の従来の具体的な構造の一例を示
した図である。
3列並列させた場合の概要を示したものであり、図13
は3段型立体駐車装置の従来の具体的な構造の一例を示
した図である。
【0005】図12の装置の動作を車両の出庫時とし
て説明すると、まず図12(a)の状態で車両を搭載
したパレット102cを上昇させ、次に、並列駐車装置
数よりも一つ少なく配備されている中段位置の中段パレ
ット10la,10lb(車両,を搭載したパレッ
ト)を順次横行させることで図12(b)の右端に示し
た中段パレットのない空の空間を図12(c)の状態に
まで移行させる。これにより上段パレット102aが降
下できる状態となり、該上段パレット102aの降下に
より車両の出庫が可能となる(図12(d)参照)。
て説明すると、まず図12(a)の状態で車両を搭載
したパレット102cを上昇させ、次に、並列駐車装置
数よりも一つ少なく配備されている中段位置の中段パレ
ット10la,10lb(車両,を搭載したパレッ
ト)を順次横行させることで図12(b)の右端に示し
た中段パレットのない空の空間を図12(c)の状態に
まで移行させる。これにより上段パレット102aが降
下できる状態となり、該上段パレット102aの降下に
より車両の出庫が可能となる(図12(d)参照)。
【0006】図13は、このような上段パレット,下段
パレットの昇・降を、各列の上・下パレットにそれぞれ
各別に設けた従来装置を示している。この図において1
01は中段パレット、102は上段パレット、103は
下段パレット、104は上段パレット昇降駆動用のチェ
ーンホイール、105はチェーンであり、一端105a
が上段パレット102に繋着され、途中でチェーンホイ
ール104に装架され、他端105bが動滑車106を
介して上段パレットに繋着されている。114は固定部
に設けられた下段パレット昇降駆動用のチェーンホイー
ル、115はこのチェーンホイール114に装架された
チェーン、115はチェーンであり、一端が下段パレッ
ト103に繋着され、途中でチェーンホイール114に
装架され、他端115bが重錘116に繋着されてい
る。なお117は下段パレット103の平行姿勢での昇
降を行なわせるように、固定ガイドホイール118,1
19を介して下段パレット103の前端と後端の間に図
示の如く架設された姿勢維持用のワイヤーである。
パレットの昇・降を、各列の上・下パレットにそれぞれ
各別に設けた従来装置を示している。この図において1
01は中段パレット、102は上段パレット、103は
下段パレット、104は上段パレット昇降駆動用のチェ
ーンホイール、105はチェーンであり、一端105a
が上段パレット102に繋着され、途中でチェーンホイ
ール104に装架され、他端105bが動滑車106を
介して上段パレットに繋着されている。114は固定部
に設けられた下段パレット昇降駆動用のチェーンホイー
ル、115はこのチェーンホイール114に装架された
チェーン、115はチェーンであり、一端が下段パレッ
ト103に繋着され、途中でチェーンホイール114に
装架され、他端115bが重錘116に繋着されてい
る。なお117は下段パレット103の平行姿勢での昇
降を行なわせるように、固定ガイドホイール118,1
19を介して下段パレット103の前端と後端の間に図
示の如く架設された姿勢維持用のワイヤーである。
【0007】このような構成により、上・下パレットは
各別に昇降することができる。
各別に昇降することができる。
【0008】ところで、3段型立体駐車装置は上述のよ
うに上段パレット102と下段パレット103をそれぞ
れ別々のモータ等で昇降させる構成とできるが、これで
は例えば図12の装置のように装置を3列に並列させた
形式では駆動装置が2×3の計6台が必要になってコス
トが嵩み、また保守管理の負担が大きいという問題を招
く。そこで、上・下パレットの昇降をできるだけ少ない
駆動装置で行わせる工夫が従来から提案されており、例
えば上・下パレットを共通の一つの駆動モータで昇降さ
せるようにした提案(特開平3−304181号公報)
や、隣接する左右の下段パレットを共通の一つの駆動モ
ータで昇降させる提案などがあり、これらの提案の方法
により、パレット数に比べて昇降用の駆動装置を削減で
きるという利点が得られる。
うに上段パレット102と下段パレット103をそれぞ
れ別々のモータ等で昇降させる構成とできるが、これで
は例えば図12の装置のように装置を3列に並列させた
形式では駆動装置が2×3の計6台が必要になってコス
トが嵩み、また保守管理の負担が大きいという問題を招
く。そこで、上・下パレットの昇降をできるだけ少ない
駆動装置で行わせる工夫が従来から提案されており、例
えば上・下パレットを共通の一つの駆動モータで昇降さ
せるようにした提案(特開平3−304181号公報)
や、隣接する左右の下段パレットを共通の一つの駆動モ
ータで昇降させる提案などがあり、これらの提案の方法
により、パレット数に比べて昇降用の駆動装置を削減で
きるという利点が得られる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記の駆動装置を共用
化する提案はいずれも、パレットを上昇,下降させる動
作は、上記図12で説明したようにいくつかのパレット
を択一的に順次に行わせることができるものであれば足
りることに注目して、上下のあるいは左右の2基のパレ
ットを一つの駆動装置(モータ)で順次に動かすように
して該駆動装置の削減を図ったものである。
化する提案はいずれも、パレットを上昇,下降させる動
作は、上記図12で説明したようにいくつかのパレット
を択一的に順次に行わせることができるものであれば足
りることに注目して、上下のあるいは左右の2基のパレ
ットを一つの駆動装置(モータ)で順次に動かすように
して該駆動装置の削減を図ったものである。
【0010】しかし、上記前者の特開平3−30418
1号公報の提案による立体駐車装置の機構は、上・下パ
レットを共通の一つのモータで各別に昇降させるため
に、固定滑車及び動滑車(下段パレットに組付け)を設
け、チェーンの一端を上段パレットに連結すると共に、
他端を動滑車及び固定滑車に巻回した後、フリーの重錘
に連結したという構成をなすものであり、フリーの状態
の重錘があるためにこれが揺れ等により周囲の機構と干
渉する虞れがあって、安定作動の確保に問題がある。
1号公報の提案による立体駐車装置の機構は、上・下パ
レットを共通の一つのモータで各別に昇降させるため
に、固定滑車及び動滑車(下段パレットに組付け)を設
け、チェーンの一端を上段パレットに連結すると共に、
他端を動滑車及び固定滑車に巻回した後、フリーの重錘
に連結したという構成をなすものであり、フリーの状態
の重錘があるためにこれが揺れ等により周囲の機構と干
渉する虞れがあって、安定作動の確保に問題がある。
【0011】また上記後者の機構は、並列台数が偶数の
場合は、駐車装置の上・下パレットにそれぞれ組付けた
場合に比べてモータ数を半減できるが、奇数の場合、例
えば上記図12の並列台数が3である場合には、上・下
各1台づつ計4台が必要になり、装置共用はの効果はせ
いぜい1/1.5になるだけであるため効率化が不十分
であるばかりでなく、共通化用のモータやこれに付随す
るチェーン機構の規格と、残りの1基の装置を単独駆動
させるためのモータやこれに付随するチェーン機構の規
格とを別々に準備し設備しなければならず、仕様の異な
る部品点数が増えてしまうため必ずしも効率的ではない
という問題もある。特に実用的には、梁の強度などから
柱間間隔が建築基準等で制約されることの多い建物の地
下駐車場等にこの並列式3段型立体駐車装置を適用する
場合には、並列数が3という並列台数のものが採用され
るケースが実際上極めて多いため、駆動装置を左右パレ
ットに共用する方式についての上記問題は無視できな
い。
場合は、駐車装置の上・下パレットにそれぞれ組付けた
場合に比べてモータ数を半減できるが、奇数の場合、例
えば上記図12の並列台数が3である場合には、上・下
各1台づつ計4台が必要になり、装置共用はの効果はせ
いぜい1/1.5になるだけであるため効率化が不十分
であるばかりでなく、共通化用のモータやこれに付随す
るチェーン機構の規格と、残りの1基の装置を単独駆動
させるためのモータやこれに付随するチェーン機構の規
格とを別々に準備し設備しなければならず、仕様の異な
る部品点数が増えてしまうため必ずしも効率的ではない
という問題もある。特に実用的には、梁の強度などから
柱間間隔が建築基準等で制約されることの多い建物の地
下駐車場等にこの並列式3段型立体駐車装置を適用する
場合には、並列数が3という並列台数のものが採用され
るケースが実際上極めて多いため、駆動装置を左右パレ
ットに共用する方式についての上記問題は無視できな
い。
【0012】本発明は、このような問題を解決するため
になされたものであり、駆動機構を上・下パレットの間
で共用化し、駆動装置の構造上の負担、電源配線等の負
担を軽減すると共に、保守点検の作業負担も軽減するこ
とができる新規な3段型立体駐車装置を提供することを
目的とするものである。
になされたものであり、駆動機構を上・下パレットの間
で共用化し、駆動装置の構造上の負担、電源配線等の負
担を軽減すると共に、保守点検の作業負担も軽減するこ
とができる新規な3段型立体駐車装置を提供することを
目的とするものである。
【0013】また本発明の別の目的は、上下パレットに
一つの昇降用駆動機構を共用化する場合に、上記した特
開平3−304181号提案のような不具合のない新規
な3段型立体駐車装置を提供するところにある。
一つの昇降用駆動機構を共用化する場合に、上記した特
開平3−304181号提案のような不具合のない新規
な3段型立体駐車装置を提供するところにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記した目的を実現する
本発明の3段型立体駐車装置の特徴は、車両が出庫,入
庫する中段位置に対し、上段位置との間で昇降可能に設
けられた上段パレット(駐車台)と、下段位置との間で
昇降可能に設けられた下段パレットとを備えた3段型立
体駐車装置であって、これら上段パレット及び下段パレ
ットの昇降範囲を含んで上下方向に無端回動可能に延設
されたパレット昇降用の駆動チェーンと、この駆動チェ
ーンを正・逆回転させる一つの駆動手段と、駆動チェー
ンの一部に前記上段パレットと係合可能に設けられると
共に、該係合により上段パレットを支持して駆動チェー
ンの正回転で中段位置から上段位置まで上昇させかつ逆
回転により上段位置から中段位置まで降下させる上段パ
レット昇降用ブラケットと、駆動チェーンの一部に前記
下段パレットと係合可能に設けられると共に、該係合に
より下段パレットを支持して駆動チェーンの逆回転で下
段位置から中段位置まで上昇させかつ正回転により中段
位置から下段位置まで降下させる下段パレット昇降用ブ
ラケットと、この駆動チェーンの正・逆回転を上段駐車
台及び下段駐車台の各別の昇降のために予め設定した所
定の範囲で行わせるように前記駆動手段を制御するチェ
ーン駆動制御手段と、前記上段パレットを前記上段位置
で降下できないように拘束支持するロック手段と、上記
上段駐車台の昇降に同期して該ロック手段の拘束/解除
をするロック制御手段とを備えた構成をなすところにあ
る。
本発明の3段型立体駐車装置の特徴は、車両が出庫,入
庫する中段位置に対し、上段位置との間で昇降可能に設
けられた上段パレット(駐車台)と、下段位置との間で
昇降可能に設けられた下段パレットとを備えた3段型立
体駐車装置であって、これら上段パレット及び下段パレ
ットの昇降範囲を含んで上下方向に無端回動可能に延設
されたパレット昇降用の駆動チェーンと、この駆動チェ
ーンを正・逆回転させる一つの駆動手段と、駆動チェー
ンの一部に前記上段パレットと係合可能に設けられると
共に、該係合により上段パレットを支持して駆動チェー
ンの正回転で中段位置から上段位置まで上昇させかつ逆
回転により上段位置から中段位置まで降下させる上段パ
レット昇降用ブラケットと、駆動チェーンの一部に前記
下段パレットと係合可能に設けられると共に、該係合に
より下段パレットを支持して駆動チェーンの逆回転で下
段位置から中段位置まで上昇させかつ正回転により中段
位置から下段位置まで降下させる下段パレット昇降用ブ
ラケットと、この駆動チェーンの正・逆回転を上段駐車
台及び下段駐車台の各別の昇降のために予め設定した所
定の範囲で行わせるように前記駆動手段を制御するチェ
ーン駆動制御手段と、前記上段パレットを前記上段位置
で降下できないように拘束支持するロック手段と、上記
上段駐車台の昇降に同期して該ロック手段の拘束/解除
をするロック制御手段とを備えた構成をなすところにあ
る。
【0015】なお、上記の駆動チェーン等はパレットの
車両出入庫側とは反対側の後部側に設けることが好まし
い。
車両出入庫側とは反対側の後部側に設けることが好まし
い。
【0016】なおまた上記構成に加えて必要に応じて上
述したパレット姿勢維持用のワイヤー等の機構を設けて
もよいことは言うまでもない。
述したパレット姿勢維持用のワイヤー等の機構を設けて
もよいことは言うまでもない。
【0017】上記構成において、上段パレット昇降用ブ
ラケット及び下段パレット昇降用ブラケットは、それぞ
れ別々に設けることもできるし、チェーンに組付けた一
つのブラケットをこれらの双方の作用をなすように兼用
することもできる。
ラケット及び下段パレット昇降用ブラケットは、それぞ
れ別々に設けることもできるし、チェーンに組付けた一
つのブラケットをこれらの双方の作用をなすように兼用
することもできる。
【0018】また本発明の立体駐車装置の構造は、1基
単独に用いることもできるが、装置を複数並列して用い
ることもでき、この並列の場合には上述した従来の中段
パレット横行式の機構が併せて設けられる。
単独に用いることもできるが、装置を複数並列して用い
ることもでき、この並列の場合には上述した従来の中段
パレット横行式の機構が併せて設けられる。
【0019】すなわち本発明は、上記の3段型立体駐車
装置を複数隣接して並列させると共に、該並列駐車装置
の中段位置に並列駐車装置数よりも一つ少なく中段パレ
ットを配置し、かつこれら中段パレットを隣接駐車装置
の中段位置間で横行可能に設けて、パレットのない空の
中段空間を任意の駐車装置に移行できるようにして構成
することをもう一つの特徴とする。駆動手段にはモータ
(電動機)、油圧シリンダ装置(好ましくは複動型)な
どが用いられる。
装置を複数隣接して並列させると共に、該並列駐車装置
の中段位置に並列駐車装置数よりも一つ少なく中段パレ
ットを配置し、かつこれら中段パレットを隣接駐車装置
の中段位置間で横行可能に設けて、パレットのない空の
中段空間を任意の駐車装置に移行できるようにして構成
することをもう一つの特徴とする。駆動手段にはモータ
(電動機)、油圧シリンダ装置(好ましくは複動型)な
どが用いられる。
【0020】
【作用】上記構成をなす本発明によれば、無端回動する
駆動用チェーンホイールに装架した一本のチェーンを正
転あるいは逆転することで上段パレットの昇・降、ある
いは下段パレットの昇・降を選択して行なわせることが
できるので、駆動手段を上下別々に設けている従来の装
置に比べて、駆動手段の共用化の効果は1/2になると
いう優れた効率化が得られる。
駆動用チェーンホイールに装架した一本のチェーンを正
転あるいは逆転することで上段パレットの昇・降、ある
いは下段パレットの昇・降を選択して行なわせることが
できるので、駆動手段を上下別々に設けている従来の装
置に比べて、駆動手段の共用化の効果は1/2になると
いう優れた効率化が得られる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下本発明を図面に示す実施例に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0022】実施形態1 図1,図2は本発明よりなる3段型立体駐車装置を3列
並列させて高層ビル等の建物の地下駐車場に設備した場
合の一例の横成概要とその動きを説明するための図であ
り、図1(a)は、上段パレット2が、上段位置でロッ
ク手段である上段定位置係止装置6により降下できない
ようにロックされ、かつ下段パレット3が下段位置に着
底した状態を示し、図1(b)は、下段パレット3がピ
ット底部の受台8で与えられた下段定位置着定の状態を
維持しながら、上段パレット2が中段位置まで下降した
状態を示した図である。また図2(a)は上記図1
(a)と概ね同じ状態を示し、図2(b)は,上段パレ
ット2は上段定位置でロックされた状態を維持しながら
下段パレット3が中段位置まで上昇した状態を示してい
る。なお、図1(a),図2(a)は中段パレット1が
中段位置にある状態を示し、図1(b),図2(b)は
中段パレット1が横行してこの中段位置が空の状態にな
った後に上段パレット2が下降(または下段パレット3
が上昇)した状態を示している。更にこれらの図は、煩
雑さを避けるためにパレット上の車両の図示を省略して
いる。
並列させて高層ビル等の建物の地下駐車場に設備した場
合の一例の横成概要とその動きを説明するための図であ
り、図1(a)は、上段パレット2が、上段位置でロッ
ク手段である上段定位置係止装置6により降下できない
ようにロックされ、かつ下段パレット3が下段位置に着
底した状態を示し、図1(b)は、下段パレット3がピ
ット底部の受台8で与えられた下段定位置着定の状態を
維持しながら、上段パレット2が中段位置まで下降した
状態を示した図である。また図2(a)は上記図1
(a)と概ね同じ状態を示し、図2(b)は,上段パレ
ット2は上段定位置でロックされた状態を維持しながら
下段パレット3が中段位置まで上昇した状態を示してい
る。なお、図1(a),図2(a)は中段パレット1が
中段位置にある状態を示し、図1(b),図2(b)は
中段パレット1が横行してこの中段位置が空の状態にな
った後に上段パレット2が下降(または下段パレット3
が上昇)した状態を示している。更にこれらの図は、煩
雑さを避けるためにパレット上の車両の図示を省略して
いる。
【0023】なおこれらの図1,図2において、中段位
置と下段位置の間隔が上段位置と中段位置の間隔に比べ
て狭く図示されているのは、上段位置や下段位置は人の
乗降は行なわれないので車両収納のスペース確保が満足
されれば必要十分であるのに対し、中段位置では車両に
対する人の乗降を安全に確保する必要があるからであ
る。
置と下段位置の間隔が上段位置と中段位置の間隔に比べ
て狭く図示されているのは、上段位置や下段位置は人の
乗降は行なわれないので車両収納のスペース確保が満足
されれば必要十分であるのに対し、中段位置では車両に
対する人の乗降を安全に確保する必要があるからであ
る。
【0024】これらの図に示す中段パレット1、上段パ
レット2、下段パレット3のそれぞれの構造、姿勢保持
のための機構、並びに要求される昇降動作及び横行動作
の状態は基本的には従来装置と同様であり、したがって
特に説明しない限り例えば従来提案の特開平3−304
181号公報に記載された構造等に準じて構成すること
ができる。また中段パレット1は、図示の如く図1の紙
面に垂直な方向に延設されている前後一対の横行レール
4a,4bの上に車輪1a,1bが載っていて、図示し
ないモータ,走行チェーン,制御装置等からなる横行駆
動装置により横方向に移動できるように設けられてい
る。この中段パレット1の高さ位置は通常の走行で床7
に対し車両が出入庫できる位置に設定される。
レット2、下段パレット3のそれぞれの構造、姿勢保持
のための機構、並びに要求される昇降動作及び横行動作
の状態は基本的には従来装置と同様であり、したがって
特に説明しない限り例えば従来提案の特開平3−304
181号公報に記載された構造等に準じて構成すること
ができる。また中段パレット1は、図示の如く図1の紙
面に垂直な方向に延設されている前後一対の横行レール
4a,4bの上に車輪1a,1bが載っていて、図示し
ないモータ,走行チェーン,制御装置等からなる横行駆
動装置により横方向に移動できるように設けられてい
る。この中段パレット1の高さ位置は通常の走行で床7
に対し車両が出入庫できる位置に設定される。
【0025】上段パレット2は、図1(a)に示した位
置から図1(b)に示した位置の間で昇降できるように
なっており、また下段パレット3は図2(a)に示した
位置から図2(b)に示した位置の間で昇降できるよう
になっており、これらの昇降のために動作する昇降装置
5は本発明の特徴的部分であり、以下これについて説明
する。
置から図1(b)に示した位置の間で昇降できるように
なっており、また下段パレット3は図2(a)に示した
位置から図2(b)に示した位置の間で昇降できるよう
になっており、これらの昇降のために動作する昇降装置
5は本発明の特徴的部分であり、以下これについて説明
する。
【0026】本例の昇降装置5は、上段パレット2の昇
降範囲、及び下段パレット3の昇降範囲を含んで上下方
向に延設され、上・下一対のスプロケット501,50
2にyori無端回動するように巻回装架されたエンド
レスチェーン503からなる駆動チェーン機構を備え、
図3に示した上方に固設したフレーム504上に固定の
モータ505を正逆回転駆動させることにより上記上部
スプロケット501を回転させるように設けられてい
る。なお図3は本例の駐車装置を後ろ側からみた場合の
構造を示したものであり、図上ではチェーンの軌道面を
図1,2とは90°交差して示しているがこれは図示の
便宜上のためである。
降範囲、及び下段パレット3の昇降範囲を含んで上下方
向に延設され、上・下一対のスプロケット501,50
2にyori無端回動するように巻回装架されたエンド
レスチェーン503からなる駆動チェーン機構を備え、
図3に示した上方に固設したフレーム504上に固定の
モータ505を正逆回転駆動させることにより上記上部
スプロケット501を回転させるように設けられてい
る。なお図3は本例の駐車装置を後ろ側からみた場合の
構造を示したものであり、図上ではチェーンの軌道面を
図1,2とは90°交差して示しているがこれは図示の
便宜上のためである。
【0027】またこの駆動チェーン503には、その一
部に、上段パレット昇降用及び下段パレット昇降用に兼
用されるパレット昇降用のブラケット506が、図4に
示すように該チェーン503の左右外側に突出するよう
に取り付けられており、このブラケット506が図4
(b)に示すようにパレット(2,3)に対してその下
側から上昇して下面に係合するようになっている。なお
201,301は駆動チェーン503のみが上・下に挿
通できるように設けられた小径の貫通孔であり、駆動チ
ェーン503は挿通できるが上記ブラケット506の挿
通は阻止することで、上記したパレット(2,3)下面
との係合により該パレットの重量を支えることができる
ようになっている。
部に、上段パレット昇降用及び下段パレット昇降用に兼
用されるパレット昇降用のブラケット506が、図4に
示すように該チェーン503の左右外側に突出するよう
に取り付けられており、このブラケット506が図4
(b)に示すようにパレット(2,3)に対してその下
側から上昇して下面に係合するようになっている。なお
201,301は駆動チェーン503のみが上・下に挿
通できるように設けられた小径の貫通孔であり、駆動チ
ェーン503は挿通できるが上記ブラケット506の挿
通は阻止することで、上記したパレット(2,3)下面
との係合により該パレットの重量を支えることができる
ようになっている。
【0028】また下段パレット3には、図1,2に示す
ように駆動チェーン503と共に上記ブラケット506
の挿通も許す大径の貫通孔302が設けられていて、こ
れにより、ブラケット506が上段パレット3の小径の
貫通孔301の周辺縁部下面に係合する状態(図1)
と、下段パレット2の小径の貫通孔201の周辺縁部下
面に係合する状態(図2)とを、上記駆動チェーン50
3の回転により切り換えできるようになっている。
ように駆動チェーン503と共に上記ブラケット506
の挿通も許す大径の貫通孔302が設けられていて、こ
れにより、ブラケット506が上段パレット3の小径の
貫通孔301の周辺縁部下面に係合する状態(図1)
と、下段パレット2の小径の貫通孔201の周辺縁部下
面に係合する状態(図2)とを、上記駆動チェーン50
3の回転により切り換えできるようになっている。
【0029】上記6の上段定位置係止装置は、図5に示
すように、フレーム504に左右一対に設けたフック装
置として形成され、図示しない制御装置により作動する
電磁作動装置601によりフック602が揺動して、上
段パレット2に設けたブラケット202をすくい上げる
ように係合して該上段パレット2を降下できないように
ロックし、また同様に電磁作動装置601のフック外し
制御により該ロックを外して上段パレット2の降下を許
すように設けられている。なおこの上段定位置係止装置
6のフックの構造は、図5の他に、図1,2に示すよう
に上段パレット2側に設けたフック603を、フレーム
501側に固設したブラケット604に係止させてロッ
クするようにしてもよいし、また図3に示すようにフレ
ーム504に設けたフック装置のフック605で上段パ
レット2の下面を係合支持するように構成してもよい。
すように、フレーム504に左右一対に設けたフック装
置として形成され、図示しない制御装置により作動する
電磁作動装置601によりフック602が揺動して、上
段パレット2に設けたブラケット202をすくい上げる
ように係合して該上段パレット2を降下できないように
ロックし、また同様に電磁作動装置601のフック外し
制御により該ロックを外して上段パレット2の降下を許
すように設けられている。なおこの上段定位置係止装置
6のフックの構造は、図5の他に、図1,2に示すよう
に上段パレット2側に設けたフック603を、フレーム
501側に固設したブラケット604に係止させてロッ
クするようにしてもよいし、また図3に示すようにフレ
ーム504に設けたフック装置のフック605で上段パ
レット2の下面を係合支持するように構成してもよい。
【0030】図6及び7図は、上段パレット2あるいは
下段パレット3をその水平姿勢を維持して下降,上昇さ
せるためのワイヤー機構を示したものであり、図6は、
ビル地下構造の壁面等に固定したガイドホイール90
1,902,903,904を介して上段パレット2の
前部と後部の間にワイヤー905を図示の如く張設した
ものを左右一対に設け、左右のワイヤーの動きをイコラ
イズシャフト906により同期させるようにしたもので
ある。また下段パレット3についても、図7に示すよう
にワイヤーの張設方法が異なる他は実質的に同様にし
て、下段パレット3の水平姿勢を維持して下降,上昇を
行わせることができるようにしている。
下段パレット3をその水平姿勢を維持して下降,上昇さ
せるためのワイヤー機構を示したものであり、図6は、
ビル地下構造の壁面等に固定したガイドホイール90
1,902,903,904を介して上段パレット2の
前部と後部の間にワイヤー905を図示の如く張設した
ものを左右一対に設け、左右のワイヤーの動きをイコラ
イズシャフト906により同期させるようにしたもので
ある。また下段パレット3についても、図7に示すよう
にワイヤーの張設方法が異なる他は実質的に同様にし
て、下段パレット3の水平姿勢を維持して下降,上昇を
行わせることができるようにしている。
【0031】次に以上のように構成された3段型立体駐
車装置の動作について説明する。
車装置の動作について説明する。
【0032】いま、装置が図1(a)の状態にあるとす
る。すなわち、上段パレット2は、上段位置に上昇して
いて上段定位置係止装置6によりその位置から下降でき
ないようにロックされ、中段位置には中段パレット1が
位置し、下段位置には下段パレット3が受台8上に着底
した状態で位置している。また駆動チェーン503は、
ブラケット506を上段パレット2の小径貫通孔201
の周辺縁部下面に係合させて停止している。
る。すなわち、上段パレット2は、上段位置に上昇して
いて上段定位置係止装置6によりその位置から下降でき
ないようにロックされ、中段位置には中段パレット1が
位置し、下段位置には下段パレット3が受台8上に着底
した状態で位置している。また駆動チェーン503は、
ブラケット506を上段パレット2の小径貫通孔201
の周辺縁部下面に係合させて停止している。
【0033】この状態で、まず中段パレット1を図示し
ない横行駆動手段により該装置の中段位置から隣接する
駐車装置に移行させて、該中段位置を空の空間とする。
ない横行駆動手段により該装置の中段位置から隣接する
駐車装置に移行させて、該中段位置を空の空間とする。
【0034】次に、上段定位置係止装置6のロックを外
すと共に、上部スプロケット501を図1反時計回りに
回転させることで、上段パレット2をブラケット506
で支持しながら下降させ中段位置まで降ろして停止する
(図1(b)参照)。これにより上段パレット2は床7
に一致され車両が出入庫できる状態となる。
すと共に、上部スプロケット501を図1反時計回りに
回転させることで、上段パレット2をブラケット506
で支持しながら下降させ中段位置まで降ろして停止する
(図1(b)参照)。これにより上段パレット2は床7
に一致され車両が出入庫できる状態となる。
【0035】上段パレット2を上段位置に戻すために
は、駆動チェーン503を図1の時計回り方向に回転さ
せて該上段パレット2をブラケット506で支持しなが
ら上段位置まで上昇させ、上段定位置係止装置6による
ロックをかければよく、これにより図1(a)の状態に
復帰する。
は、駆動チェーン503を図1の時計回り方向に回転さ
せて該上段パレット2をブラケット506で支持しなが
ら上段位置まで上昇させ、上段定位置係止装置6による
ロックをかければよく、これにより図1(a)の状態に
復帰する。
【0036】なお上段定位置係止装置6によるロック/
ロック解除と、駆動チェーン503の正・逆回転の制御
は、図示しない制御装置によって電磁作動装置601を
作動させ、またモータ505を回転駆動制御することで
行われる。
ロック解除と、駆動チェーン503の正・逆回転の制御
は、図示しない制御装置によって電磁作動装置601を
作動させ、またモータ505を回転駆動制御することで
行われる。
【0037】次に下段パレット3を昇・降させる場合を
説明すると、図1(a)の状態から,駆動チェーン50
3を図1の反時計回り方向に回転させて、該チェーン5
03に取り付けてあるブラケット506を移動させ、下
段パレット3の大径貫通孔302を挿通させた後、更に
180°転回させて小径貫通孔301の周辺縁部下面に
係合させた状態に移行させる(図2(a)参照)。なお
中段位置に中段パレットがある場合には、これと同時に
あるいはこれに続いて横行駆動手段により該装置の中段
位置から隣接する駐車装置に移行させて該中段位置を空
の空間にする。この状態で、次に駆動チェーン503を
更に反時計回り方向に回転させることにより、下段パレ
ット3をブラケット506で支持しながら中段位置まで
上昇させて停止させる(図2(b)参照)。これにより
下段パレット3は床7に一致されて車両が出入庫できる
状態となる。
説明すると、図1(a)の状態から,駆動チェーン50
3を図1の反時計回り方向に回転させて、該チェーン5
03に取り付けてあるブラケット506を移動させ、下
段パレット3の大径貫通孔302を挿通させた後、更に
180°転回させて小径貫通孔301の周辺縁部下面に
係合させた状態に移行させる(図2(a)参照)。なお
中段位置に中段パレットがある場合には、これと同時に
あるいはこれに続いて横行駆動手段により該装置の中段
位置から隣接する駐車装置に移行させて該中段位置を空
の空間にする。この状態で、次に駆動チェーン503を
更に反時計回り方向に回転させることにより、下段パレ
ット3をブラケット506で支持しながら中段位置まで
上昇させて停止させる(図2(b)参照)。これにより
下段パレット3は床7に一致されて車両が出入庫できる
状態となる。
【0038】下段パレット3を下段位置に戻すために
は、駆動チェーン503を図の時計回り方向に回転させ
てブラケット506で支持しながら下段位置まで下降さ
せればよく、これにより図2(a)の状態に復帰する。
は、駆動チェーン503を図の時計回り方向に回転させ
てブラケット506で支持しながら下段位置まで下降さ
せればよく、これにより図2(a)の状態に復帰する。
【0039】以上のように、本例の立体駐車装置によれ
ば、駆動チェーン503の正逆回転の制御と、上段定位
置係止装置6のロック/ロック解除の制御により、上段
パレット2,下段パレット3の昇降制御を行うことがで
き、しかも、昇降を行わせる駆動チェンが無端回動式の
構造により極めて簡易に構成でき、かつ所定の無限軌道
に限定されてチェーン503が回転する無端回動式であ
るため周囲の装置,部材との干渉の虞れが全くなく、装
置の安定・安全な作動確保が容易であるという利点が得
られる。
ば、駆動チェーン503の正逆回転の制御と、上段定位
置係止装置6のロック/ロック解除の制御により、上段
パレット2,下段パレット3の昇降制御を行うことがで
き、しかも、昇降を行わせる駆動チェンが無端回動式の
構造により極めて簡易に構成でき、かつ所定の無限軌道
に限定されてチェーン503が回転する無端回動式であ
るため周囲の装置,部材との干渉の虞れが全くなく、装
置の安定・安全な作動確保が容易であるという利点が得
られる。
【0040】なお、上記構成においてブラケット506
は一つのものを上・下パレットに共用するものとしてい
るが、これは別々に設けてもよく、このように別々に設
ける場合には上段パレット2と、下段パレット3との係
合の移し替えがより迅速に行えるという利点が得られ
る。また、上記図1,2の構成ではブラケット506と
上・下パレット2,3との係合の移し替えを行うため
に、駆動チェーン503が挿通する貫通孔を、上段パレ
ットに設けた小径貫通孔201、下段パレットに設けた
小径貫通孔301と大径貫通孔302とで与えている
が、これに限定されるものではなく、例えば下段パレッ
トに小径貫通孔のみを有する短いフランジを設けて大径
貫通孔を孔でないように形成してもよく、要するにブラ
ケット506が上・下パレットに対しいずれも下側面か
ら係合できる状態を駆動チェーンの正逆回転で移し替え
できるものであればよいものである。
は一つのものを上・下パレットに共用するものとしてい
るが、これは別々に設けてもよく、このように別々に設
ける場合には上段パレット2と、下段パレット3との係
合の移し替えがより迅速に行えるという利点が得られ
る。また、上記図1,2の構成ではブラケット506と
上・下パレット2,3との係合の移し替えを行うため
に、駆動チェーン503が挿通する貫通孔を、上段パレ
ットに設けた小径貫通孔201、下段パレットに設けた
小径貫通孔301と大径貫通孔302とで与えている
が、これに限定されるものではなく、例えば下段パレッ
トに小径貫通孔のみを有する短いフランジを設けて大径
貫通孔を孔でないように形成してもよく、要するにブラ
ケット506が上・下パレットに対しいずれも下側面か
ら係合できる状態を駆動チェーンの正逆回転で移し替え
できるものであればよいものである。
【0041】実施形態2 図8に示す本例は、図3に示したと同様に、上下方向に
延設して上下のスプロケット511,512で無端回動
式とした駆動チェーン513をパレットの左右に一対に
設けて、これら左右の駆動チェーン513を駆動させる
上部スプロケット511,511をフレーム504に設
けた1基のモータ515及び連係チェーン516,51
6で回動させるようにしものであり、他の構成は上記図
1〜図7の例で説明したものと同じである。この図8の
(a)は上段パレット2を中段位置に降下させた状態を
示し、同図8(b)は下段パレット3を中段位置に上昇
させた状態を示している。なおこれらの図中における駆
動チェーンに取り付けたブラケット506は、黒く塗り
つぶしたものが実線で示した実際位置(中段位置)のパ
レットとの係合状態を示し、白抜きのものが鎖線で示し
た想像上の移動位置にあるパレットと係合した状態を示
している。
延設して上下のスプロケット511,512で無端回動
式とした駆動チェーン513をパレットの左右に一対に
設けて、これら左右の駆動チェーン513を駆動させる
上部スプロケット511,511をフレーム504に設
けた1基のモータ515及び連係チェーン516,51
6で回動させるようにしものであり、他の構成は上記図
1〜図7の例で説明したものと同じである。この図8の
(a)は上段パレット2を中段位置に降下させた状態を
示し、同図8(b)は下段パレット3を中段位置に上昇
させた状態を示している。なおこれらの図中における駆
動チェーンに取り付けたブラケット506は、黒く塗り
つぶしたものが実線で示した実際位置(中段位置)のパ
レットとの係合状態を示し、白抜きのものが鎖線で示し
た想像上の移動位置にあるパレットと係合した状態を示
している。
【0042】本例の構成によれば、パレットをその左右
の位置で荷重支持して昇降させるので、より確実、安全
な動作を確保することができる利点がある。なお左右の
駆動チェーン503の動作を同期させる手段は必要に応
じて設けることができる。
の位置で荷重支持して昇降させるので、より確実、安全
な動作を確保することができる利点がある。なお左右の
駆動チェーン503の動作を同期させる手段は必要に応
じて設けることができる。
【0043】実施形態3 図9に示す本例は、図8の例における左右の上部スプロ
ケット511,511を減速機517により軸回転され
る同期軸518で同期回転させるようにした場合の例を
示し、このようにすれば他に左右駆動チェーンの同期の
ための手段を設ける必要がない。なお519はモータで
ある。
ケット511,511を減速機517により軸回転され
る同期軸518で同期回転させるようにした場合の例を
示し、このようにすれば他に左右駆動チェーンの同期の
ための手段を設ける必要がない。なお519はモータで
ある。
【0044】なお本発明は以上の実施形態に限定される
ものではなく、その要旨を変更しない範囲で種々変更し
た態様で実施できる。
ものではなく、その要旨を変更しない範囲で種々変更し
た態様で実施できる。
【0045】例えば図10,図11に示した構造のよう
に、駆動チェーンの回転軌道がパレットの前後方向に一
致しても直交してもよいし、また一つのモータで1本の
駆動チェーンを正逆回動させてもよいし、左右一対の駆
動チェーンを回動させるようにしたものであってもよ
い。この左右一対の駆動チェーンを一つのモータで回動
させる場合には一対の駆動チェーンの同期手段を付設す
ることも勿論できる。
に、駆動チェーンの回転軌道がパレットの前後方向に一
致しても直交してもよいし、また一つのモータで1本の
駆動チェーンを正逆回動させてもよいし、左右一対の駆
動チェーンを回動させるようにしたものであってもよ
い。この左右一対の駆動チェーンを一つのモータで回動
させる場合には一対の駆動チェーンの同期手段を付設す
ることも勿論できる。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように、本発明よりなる3段
型立体駐車装置は、上段パレットと下段パレットの駆動
装置を共用するので、駆動装置の構造上の負担、電源配
線等の負担を軽減することができ、装置の簡便化、部品
数の削滅による低コスト化が実現されるという効果が奏
され、またその分、保守点検の作業負担も軽減され、更
に安全,確実な作動を確保できるという効果が奏され
る。
型立体駐車装置は、上段パレットと下段パレットの駆動
装置を共用するので、駆動装置の構造上の負担、電源配
線等の負担を軽減することができ、装置の簡便化、部品
数の削滅による低コスト化が実現されるという効果が奏
され、またその分、保守点検の作業負担も軽減され、更
に安全,確実な作動を確保できるという効果が奏され
る。
【0047】また本発明の3段型立体駐車装置は、上・
下3段の一組の装置内で駆動装置を共用化するので、並
列台数が偶数でも奇数でも全く制約がなく、特に3台並
列式が採用されることが多い実際面での適用にも、極め
て好適に対応できるため実用面での価値は極めて大きい
という利点もある。
下3段の一組の装置内で駆動装置を共用化するので、並
列台数が偶数でも奇数でも全く制約がなく、特に3台並
列式が採用されることが多い実際面での適用にも、極め
て好適に対応できるため実用面での価値は極めて大きい
という利点もある。
【図1】本発明よりなる3段型立体駐車装置の実施形態
1の構成概要と、動作を説明するための図であり、
(a)は上段パレットが上段位置にあり、下段パレット
が下段位置にある状態、(b)は上段パレットが中段位
置に降下した状態を示している。
1の構成概要と、動作を説明するための図であり、
(a)は上段パレットが上段位置にあり、下段パレット
が下段位置にある状態、(b)は上段パレットが中段位
置に降下した状態を示している。
【図2】(a)は図1(a)と同じ状態、(b)は下段
パレットが中段位置に上昇した状態を示している。
パレットが中段位置に上昇した状態を示している。
【図3】図1の立体駐車装置を後ろ側からみた構成に該
当する状態を示した図。
当する状態を示した図。
【図4】駆動チェーンとこれに取り付けたブラケットの
構造を示した図。
構造を示した図。
【図5】上段パレットのロック手段である上段定位置係
止装置の構成概要一例を示した一部斜視図。
止装置の構成概要一例を示した一部斜視図。
【図6】上段パレットの構成とその水平姿勢を維持する
ためのワイヤー機構を説明するための図。
ためのワイヤー機構を説明するための図。
【図7】下段パレットの構成とその水平姿勢を維持する
ためのワイヤー機構を説明するための図。
ためのワイヤー機構を説明するための図。
【図8】本発明の実施形態2の立体駐車装置の構成概要
を装置の後ろ側からみた状態で示した図。
を装置の後ろ側からみた状態で示した図。
【図9】本発明の実施形態3の立体駐車装置のモータ部
分の構成概要を示した図。
分の構成概要を示した図。
【図10】本発明のモータと駆動チェーンの他の実施形
態を示した図。
態を示した図。
【図11】本発明のモータと駆動チェーンの他の実施形
態を示した図。
態を示した図。
【図12】中段パレット横行式の3段型立体駐車装置の
車両の出入の状態を説明するための図。
車両の出入の状態を説明するための図。
【図13】従来の上・下パレットに各別に駆動装置を設
けた3段型立体駐車装置を説明するための図。
けた3段型立体駐車装置を説明するための図。
1・・・中段パレット 2・・・上段パレット 3・・・下段パレット 4a,4b・・・横行レ
ール 5・・・昇降装置 6・・・上段定位置係止
装置 7・・・床 8・・・受台 201,301・・・小径貫通孔 302・・・大径貫通孔 501,502・・・スプロケット 503・・・駆動チェーン 504・・・フレーム 505・・・モータ 506・・・ブラケット 601・・・電磁作動装置 602,603・・・フ
ック 604・・・ブラケット 605・・・フック 901〜904・・・ガイドホィール 905・・・ワイヤー
ール 5・・・昇降装置 6・・・上段定位置係止
装置 7・・・床 8・・・受台 201,301・・・小径貫通孔 302・・・大径貫通孔 501,502・・・スプロケット 503・・・駆動チェーン 504・・・フレーム 505・・・モータ 506・・・ブラケット 601・・・電磁作動装置 602,603・・・フ
ック 604・・・ブラケット 605・・・フック 901〜904・・・ガイドホィール 905・・・ワイヤー
Claims (3)
- 【請求項1】 車両が出庫,入庫する中段位置に対し、
上段位置との間で昇降可能に設けられた上段駐車台と、
下段位置との間で昇降可能に設けられた下段駐車台とを
備えた3段型立体駐車装置であって、 車両出入側とは反対の駐車台後端部に位置して、これら
上段駐車台及び下段駐車台の昇降範囲を含んで上下方向
に無端回動可能に延設された駐車台昇降用の駆動チェー
ンと、この駆動チェーンを正・逆回転させる一つの駆動
手段と、駆動チェーンの一部に前記上段駐車台と係合可
能に設けられると共に、該係合により上段駐車台を支持
して駆動チェーンの正回転で中段位置から上段位置まで
上昇させかつ逆回転により上段位置から中段位置まで降
下させる上段駐車台昇降用ブラケットと、駆動チェーン
の一部に前記下段駐車台と係合可能に設けられると共
に、該係合により下段駐車台を支持して駆動チェーンの
逆回転で下段位置から中段位置まで上昇させかつ正回転
により中段位置から下段位置まで降下させる下段駐車台
昇降用ブラケットと、この駆動チェーンの正・逆回転を
上段駐車台及び下段駐車台の各別の昇降のために予め設
定した所定の範囲で行わせるように前記駆動手段を制御
するチェーン駆動制御手段と、前記上段駐車台を前記上
段位置で降下できないように拘束支持するロック手段
と、上記上段駐車台の昇降に同期して該ロック手段の拘
束/解除をするロック制御手段と、を備えたことを特徴
とする3段型立体駐車装置。 - 【請求項2】 請求項1の3段型立体駐車装置を複数隣
接して並列させると共に、該並列駐車装置の中段位置に
並列駐車装置数よりも一つ少なく中段駐車台を配置し、
かつこれら中段駐車台を隣接駐車装置の中段位置間で横
行可能に設けて、駐車台のない空の中段空間を任意の駐
車装置に移行できるようにしたことを特徴とする3段型
立体駐車装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、上段駐車台昇
降用ブラケット及び下段駐車台昇降用ブラケットは、駆
動チェーンに設けた一つのブラケットを双方に兼用する
ことを特徴とする3段型立体駐車装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28518695A JPH09125727A (ja) | 1995-11-01 | 1995-11-01 | 3段型立体駐車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28518695A JPH09125727A (ja) | 1995-11-01 | 1995-11-01 | 3段型立体駐車装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09125727A true JPH09125727A (ja) | 1997-05-13 |
Family
ID=17688225
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28518695A Pending JPH09125727A (ja) | 1995-11-01 | 1995-11-01 | 3段型立体駐車装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09125727A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109281513A (zh) * | 2017-07-20 | 2019-01-29 | 王仁震 | 一种平行式垂直立体停车库 |
| CN109281522A (zh) * | 2017-07-20 | 2019-01-29 | 王仁震 | 一种便于移动的停车箱体 |
-
1995
- 1995-11-01 JP JP28518695A patent/JPH09125727A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109281513A (zh) * | 2017-07-20 | 2019-01-29 | 王仁震 | 一种平行式垂直立体停车库 |
| CN109281522A (zh) * | 2017-07-20 | 2019-01-29 | 王仁震 | 一种便于移动的停车箱体 |
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Legal Events
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
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