JPH07159179A - 振動型角速度センサ - Google Patents
振動型角速度センサInfo
- Publication number
- JPH07159179A JPH07159179A JP5310722A JP31072293A JPH07159179A JP H07159179 A JPH07159179 A JP H07159179A JP 5310722 A JP5310722 A JP 5310722A JP 31072293 A JP31072293 A JP 31072293A JP H07159179 A JPH07159179 A JP H07159179A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibrator
- angular velocity
- layer
- vibration
- etching
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Gyroscopes (AREA)
- Pressure Sensors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 生産性に優れ、安価で、性能の安定したセン
サを提供する。 【構成】 センサには半導体基板(シリコンウェハ)3
0を異方性エッチングして形成した複数の振動子22が
用いられる。振動子22にはエッチング面〔(111)
面〕に対する不純物拡散によりp層が形成され、基板本
来のn型と合わせてpn接合部が形成される。そのpn
接合部に逆電圧を印加してオフ状態に制御し、振動子の
各エッチング面28のp層とn層(本来の基板)とをそ
れぞれ電気的に分離して使用する。振動子を電気的に駆
動するため及び入力角速度に応じた振動を検出するため
に圧電膜23が振動子に形成される。駆動用電極25と
基板用電極27(n層)との間に駆動用電源を接続し、
検出用電極26(p層上に形成され、そのp層と電気的
に接続されている)と振動子の両テーパー面にまたがっ
て形成されたコモン電極29との間に発生した電気的出
力が取り出される。
サを提供する。 【構成】 センサには半導体基板(シリコンウェハ)3
0を異方性エッチングして形成した複数の振動子22が
用いられる。振動子22にはエッチング面〔(111)
面〕に対する不純物拡散によりp層が形成され、基板本
来のn型と合わせてpn接合部が形成される。そのpn
接合部に逆電圧を印加してオフ状態に制御し、振動子の
各エッチング面28のp層とn層(本来の基板)とをそ
れぞれ電気的に分離して使用する。振動子を電気的に駆
動するため及び入力角速度に応じた振動を検出するため
に圧電膜23が振動子に形成される。駆動用電極25と
基板用電極27(n層)との間に駆動用電源を接続し、
検出用電極26(p層上に形成され、そのp層と電気的
に接続されている)と振動子の両テーパー面にまたがっ
て形成されたコモン電極29との間に発生した電気的出
力が取り出される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、飛行体、車両、ロボッ
ト、人体などの位置、姿勢観測/制御などに利用できる
角速度センサに関し、特に小型かつ安価に作製すること
に適した角速度センサに関する。
ト、人体などの位置、姿勢観測/制御などに利用できる
角速度センサに関し、特に小型かつ安価に作製すること
に適した角速度センサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の振動型角速度センサ1は、図4に
示すようなビーム型のものと、図5に示すような音叉型
のものがある。 ビーム型の場合 代表的なものとして図4のように、振動子2とそれを支
持する支持部材3と、X軸に垂直に設けた駆動用の圧電
素子6a及びその対面の駆動状態のモニター用の圧電素
子6bと、Y軸に垂直な面に設けた検出用の圧電素子6
cにより構成される。圧電素子6(6a,6b,6c)
は圧電体4(4a,4b,4c)の表面に電極5(5
a,5b,5c)を形成したものである。
示すようなビーム型のものと、図5に示すような音叉型
のものがある。 ビーム型の場合 代表的なものとして図4のように、振動子2とそれを支
持する支持部材3と、X軸に垂直に設けた駆動用の圧電
素子6a及びその対面の駆動状態のモニター用の圧電素
子6bと、Y軸に垂直な面に設けた検出用の圧電素子6
cにより構成される。圧電素子6(6a,6b,6c)
は圧電体4(4a,4b,4c)の表面に電極5(5
a,5b,5c)を形成したものである。
【0003】振動子2をX軸方向に屈曲振動させている
時(理想的には、直線振動)、Z軸方向にΩの入力角速
度があった場合、Y軸方向にコリオリ力(F=−2mV
Ω;mは振動子の質量、Vは振動速度)を受け、屈曲振
動はX軸及びY軸方向の合成振動となり、楕円状にビー
ム変位を起こす。このときの振動子2のY軸に垂直な面
の歪(応力)を検出することによってコリオリ力、即ち
入力角速度Ωに比例した出力が得られる。
時(理想的には、直線振動)、Z軸方向にΩの入力角速
度があった場合、Y軸方向にコリオリ力(F=−2mV
Ω;mは振動子の質量、Vは振動速度)を受け、屈曲振
動はX軸及びY軸方向の合成振動となり、楕円状にビー
ム変位を起こす。このときの振動子2のY軸に垂直な面
の歪(応力)を検出することによってコリオリ力、即ち
入力角速度Ωに比例した出力が得られる。
【0004】なお、振動子用のビーム7の材質は、エリ
ンバーや石英などの高弾性材を用い、支持部材3にピア
ノ線などのワイヤーを用い、圧電体4として圧電セラミ
ックを使用する。図6に、ビーム7が駆動されてX軸方
向に屈曲振動をしているときに、入力角速度ΩがZ軸方
向に加えられた場合の変位(振動)状態を示してある。
ンバーや石英などの高弾性材を用い、支持部材3にピア
ノ線などのワイヤーを用い、圧電体4として圧電セラミ
ックを使用する。図6に、ビーム7が駆動されてX軸方
向に屈曲振動をしているときに、入力角速度ΩがZ軸方
向に加えられた場合の変位(振動)状態を示してある。
【0005】 音叉型の場合 代表的なものとして図5のように音叉型の振動子2とそ
の各振動片上に駆動用圧電素子6a及びモニタ用圧電素
子6bを有し、音叉8の振動方向と同一方向に屈曲可能
な板状の支持部材9とその上の検出用の圧電素子6cを
有する構造により形成される。
の各振動片上に駆動用圧電素子6a及びモニタ用圧電素
子6bを有し、音叉8の振動方向と同一方向に屈曲可能
な板状の支持部材9とその上の検出用の圧電素子6cを
有する構造により形成される。
【0006】図7に示すように音叉8の振動に対して垂
直方向(Z軸方向)に入力角速度Ωが入った場合、音叉
8の各振動片の振動方向が互いに逆向きであるため、音
叉8を支持する前記支持部材9に曲げモーメントが発生
し、支持部材9を屈曲させ、そのときの支持部材9上の
歪(応力)を圧電素子6cで検出することによって入力
角速度Ωに比例した出力が得られる。
直方向(Z軸方向)に入力角速度Ωが入った場合、音叉
8の各振動片の振動方向が互いに逆向きであるため、音
叉8を支持する前記支持部材9に曲げモーメントが発生
し、支持部材9を屈曲させ、そのときの支持部材9上の
歪(応力)を圧電素子6cで検出することによって入力
角速度Ωに比例した出力が得られる。
【0007】音叉8が駆動されてX軸方向に振動してい
るときに、入力角速度ΩがZ軸方向に加えられた場合の
変位(振動)状態を図7に示してある。
るときに、入力角速度ΩがZ軸方向に加えられた場合の
変位(振動)状態を図7に示してある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来の角速度センサは、ビーム型/音叉型と大きく2つの
タイプがある。ビーム型の場合には支持部材と振動子と
を各々別々に作製し、スポット溶接あるいは、接着など
によって組立てる必要があった。また、圧電素子もビー
ム作製後接着等により張り付けるなどの工程が必要であ
り、複数個同時に作製しづらいという欠点があった。
来の角速度センサは、ビーム型/音叉型と大きく2つの
タイプがある。ビーム型の場合には支持部材と振動子と
を各々別々に作製し、スポット溶接あるいは、接着など
によって組立てる必要があった。また、圧電素子もビー
ム作製後接着等により張り付けるなどの工程が必要であ
り、複数個同時に作製しづらいという欠点があった。
【0009】音叉型の場合にも、圧電素子の張り付けな
どの組立てや音叉の加工が3次元であるため複数個を同
時に作製しづらく、個別に調整が必要であるなどの欠点
があった。本発明は、従来の欠点を除去し、個別に組み
立てることなく、複数個を同時に精度よく作製できる、
つまり生産性に優れ、安価で、性能の安定した角速度セ
ンサを提供しようとするものである。
どの組立てや音叉の加工が3次元であるため複数個を同
時に作製しづらく、個別に調整が必要であるなどの欠点
があった。本発明は、従来の欠点を除去し、個別に組み
立てることなく、複数個を同時に精度よく作製できる、
つまり生産性に優れ、安価で、性能の安定した角速度セ
ンサを提供しようとするものである。
【0010】
(1)請求項1の発明は、半導体基板を異方性エッチン
グして形成された振動子を用いて構成される振動型角速
度センサであって、前記振動子は、前記エッチングによ
り形成される面に対する不純物拡散により振動子内部に
pn接合部が形成され、そのpn接合部に外部より逆電
圧を印加して電気的にオフ状態にすることにより、前記
振動子のpn接合部の上側のエッチング面と下側の半導
体基板部分とを電気的に分離できる構造を有するもので
ある。
グして形成された振動子を用いて構成される振動型角速
度センサであって、前記振動子は、前記エッチングによ
り形成される面に対する不純物拡散により振動子内部に
pn接合部が形成され、そのpn接合部に外部より逆電
圧を印加して電気的にオフ状態にすることにより、前記
振動子のpn接合部の上側のエッチング面と下側の半導
体基板部分とを電気的に分離できる構造を有するもので
ある。
【0011】(2)請求項2の発明は、前記(1)項記
載の振動型角速度センサにおいて、前記振動子が複数個
設けられているものである。 (3)請求項3の発明は、前記(1)または(2)項記
載の振動型角速度センサにおいて、前記振動子を電気的
に駆動するため及び入力角速度に応じた前記振動子の振
動を検出するために、圧電膜が前記振動子に形成されて
いるものである。
載の振動型角速度センサにおいて、前記振動子が複数個
設けられているものである。 (3)請求項3の発明は、前記(1)または(2)項記
載の振動型角速度センサにおいて、前記振動子を電気的
に駆動するため及び入力角速度に応じた前記振動子の振
動を検出するために、圧電膜が前記振動子に形成されて
いるものである。
【0012】(4)請求項4の発明は、前記(1)乃至
(3)項のいずれかに記載の振動型角速度センサにおい
て、前記半導体基板として面方位(100)のシリコン
ウェハが用いられ、そのエッチング面として(111)
面が用いられるものである。
(3)項のいずれかに記載の振動型角速度センサにおい
て、前記半導体基板として面方位(100)のシリコン
ウェハが用いられ、そのエッチング面として(111)
面が用いられるものである。
【0013】
【作用】この発明の角速度センサは、半導体基板を異方
性エッチングによって形成した振動子を用いて構成され
る。振動子のエッチングによって形成される面に対して
不純物を拡散することにより、振動子内部にpn接合部
を形成し、そのpn接合部に外部より逆電圧を印加して
電気的にオフ状態に制御することによって、振動子を電
気的に中央の基板の部分とエッチング面とを分離できる
構造とすることによって、半導体基板(ウェハ)上に同
時に複数の角速度センサを作製することができる。ま
た、半導体基板に対する異方性エッチングは精度よく加
工できるため、それぞれのセンサのばらつきを抑えるこ
とができ、量産に適する。
性エッチングによって形成した振動子を用いて構成され
る。振動子のエッチングによって形成される面に対して
不純物を拡散することにより、振動子内部にpn接合部
を形成し、そのpn接合部に外部より逆電圧を印加して
電気的にオフ状態に制御することによって、振動子を電
気的に中央の基板の部分とエッチング面とを分離できる
構造とすることによって、半導体基板(ウェハ)上に同
時に複数の角速度センサを作製することができる。ま
た、半導体基板に対する異方性エッチングは精度よく加
工できるため、それぞれのセンサのばらつきを抑えるこ
とができ、量産に適する。
【0014】
【実施例】次に本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。図1は本発明の実施例である。図2は製造工程の概
略を示す。図3は振動子の支持方法の異なる場合の実施
例である。使用する半導体基板は(100)n型シリコ
ンウェハである。エッチングによって形成される面28
は、(111)面であり基板表面〔(100)面〕に対
し54.7deg の角度を有する。振動子22のエッチング
面(111)28に不純物を拡散することによって、振
動子22の側面〔エッチング面(111)〕にp層を形
成し、半導体基板自身のn層とによりpn接合部を形成
し、そのpn接合部に外部より逆電圧を印加してオフ状
態に制御し、エッチング面28とpn接合部の下の基板
30(振動子内部)との間を電気的に分離する。
る。図1は本発明の実施例である。図2は製造工程の概
略を示す。図3は振動子の支持方法の異なる場合の実施
例である。使用する半導体基板は(100)n型シリコ
ンウェハである。エッチングによって形成される面28
は、(111)面であり基板表面〔(100)面〕に対
し54.7deg の角度を有する。振動子22のエッチング
面(111)28に不純物を拡散することによって、振
動子22の側面〔エッチング面(111)〕にp層を形
成し、半導体基板自身のn層とによりpn接合部を形成
し、そのpn接合部に外部より逆電圧を印加してオフ状
態に制御し、エッチング面28とpn接合部の下の基板
30(振動子内部)との間を電気的に分離する。
【0015】振動子22の側面と少なくとも一方の基板
面6〔(100)面〕に圧電膜(酸化亜鉛)23をスパ
ッタにより形成することによって圧電素子とし、駆動及
び検知に使用する。図2に製造工程の一例を挙げる。
(1)シリコンウェハ30を熱酸化し、酸化膜24を形
成後、パターニングし異方性エッチング用のマスクとす
る。(2)シリコンがダイアフラム状態になるまで異方
性エッチングを行う。(3)エッチング面に不純物(ボ
ロン)を拡散し、p層(拡散層)34を形成する。
(4)メカマスクを使って振動子側面のp層34からの
引き出し用電極膜33を設ける。(5)裏側より基板電
極を設けるために、酸化膜24をパターニングする。
(6)裏面に金属膜(クロム等)31を作製し、(7)
パターニングを施す。(8)裏面にスパッタ等によって
保護膜( Si02 膜)32を形成し、(9)パターニング
を施す。(10)裏側よりシリコンの異方性エッチング
を行う。(11)RIE(Reactive Ion Etching ; 反応
性イオンエッチング)等によって裏面の保護膜32及び
金属膜31で保護されていない箇所の保護膜32をエッ
チング除去する。(12)金属膜31を除去する。(1
3),(14)圧電膜(酸化亜鉛など)23をスパッタ
によって振動子22の表面及び裏面に形成する。(1
5),(16)コモン電極膜29及び駆動用電極膜25
をメカマスクを使って振動子22の表面及び裏面にそれ
ぞれ形成する。
面6〔(100)面〕に圧電膜(酸化亜鉛)23をスパ
ッタにより形成することによって圧電素子とし、駆動及
び検知に使用する。図2に製造工程の一例を挙げる。
(1)シリコンウェハ30を熱酸化し、酸化膜24を形
成後、パターニングし異方性エッチング用のマスクとす
る。(2)シリコンがダイアフラム状態になるまで異方
性エッチングを行う。(3)エッチング面に不純物(ボ
ロン)を拡散し、p層(拡散層)34を形成する。
(4)メカマスクを使って振動子側面のp層34からの
引き出し用電極膜33を設ける。(5)裏側より基板電
極を設けるために、酸化膜24をパターニングする。
(6)裏面に金属膜(クロム等)31を作製し、(7)
パターニングを施す。(8)裏面にスパッタ等によって
保護膜( Si02 膜)32を形成し、(9)パターニング
を施す。(10)裏側よりシリコンの異方性エッチング
を行う。(11)RIE(Reactive Ion Etching ; 反応
性イオンエッチング)等によって裏面の保護膜32及び
金属膜31で保護されていない箇所の保護膜32をエッ
チング除去する。(12)金属膜31を除去する。(1
3),(14)圧電膜(酸化亜鉛など)23をスパッタ
によって振動子22の表面及び裏面に形成する。(1
5),(16)コモン電極膜29及び駆動用電極膜25
をメカマスクを使って振動子22の表面及び裏面にそれ
ぞれ形成する。
【0016】図1において、検出用電極26はテーパー
面(エッチング面)に形成された拡散層(p層)の上に
形成されるので、p層と電気的に接続される。基板用電
極27はシリコンウェハ上に酸化膜24を介さず直接形
成され、n型のシリコンと電気的に接続される。センサ
を使用中は、検出用電極26(p層)と基板用電極27
(n層)との間は逆電圧に保持され、pn接合部はオフ
に制御されている。駆動用電極25と基板用電極27と
の間に駆動用電源が接続され、検出用電極26(p層)
とコモン電極29との間に生じた出力電圧が取り出され
る。
面(エッチング面)に形成された拡散層(p層)の上に
形成されるので、p層と電気的に接続される。基板用電
極27はシリコンウェハ上に酸化膜24を介さず直接形
成され、n型のシリコンと電気的に接続される。センサ
を使用中は、検出用電極26(p層)と基板用電極27
(n層)との間は逆電圧に保持され、pn接合部はオフ
に制御されている。駆動用電極25と基板用電極27と
の間に駆動用電源が接続され、検出用電極26(p層)
とコモン電極29との間に生じた出力電圧が取り出され
る。
【0017】これ迄の説明では、n型の半導体基板にp
型の拡散層を設けるものとしたが、p型の半導体基板に
n型の拡散層を設けてもよい。
型の拡散層を設けるものとしたが、p型の半導体基板に
n型の拡散層を設けてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、半導体基
板30を異方性エッチングして形成した振動子22を用
い、その振動子22のエッチングにより形成される面2
8に対して不純物を拡散することにより、振動子内部に
pn層を形成し、そのpn層間に外部より逆電圧を印加
して、電気的にオフ状態に制御することによって、振動
子22を電気的に基板30の部分(振動子内部)とエッ
チング面28とを分離できる構造とすることによって、
半導体基板(ウェハ)30上に同時に複数の角速度セン
サを作製することができる。また、半導体基板30に対
する異方性エッチングは精度よく加工できるため、それ
ぞれのセンサのばらつきを抑えることができ、量産に適
する。
板30を異方性エッチングして形成した振動子22を用
い、その振動子22のエッチングにより形成される面2
8に対して不純物を拡散することにより、振動子内部に
pn層を形成し、そのpn層間に外部より逆電圧を印加
して、電気的にオフ状態に制御することによって、振動
子22を電気的に基板30の部分(振動子内部)とエッ
チング面28とを分離できる構造とすることによって、
半導体基板(ウェハ)30上に同時に複数の角速度セン
サを作製することができる。また、半導体基板30に対
する異方性エッチングは精度よく加工できるため、それ
ぞれのセンサのばらつきを抑えることができ、量産に適
する。
【0019】従来の振動子では、ビーム本体を共通電位
とし各側面に圧電膜を挟んだ形で駆動用電極5a,モニ
タ用電極5b,検出用電極5cを各側面に別々に作製し
なければならなかった。そのため、各面に別々にメカマ
スクを介して電極を作製し、他の面の電極とつながらな
いようにするため、手間がかかり、また、性能に直接影
響する電極の位置や面積を精度よく作製しづらいという
問題があった。
とし各側面に圧電膜を挟んだ形で駆動用電極5a,モニ
タ用電極5b,検出用電極5cを各側面に別々に作製し
なければならなかった。そのため、各面に別々にメカマ
スクを介して電極を作製し、他の面の電極とつながらな
いようにするため、手間がかかり、また、性能に直接影
響する電極の位置や面積を精度よく作製しづらいという
問題があった。
【0020】本発明では、振動子の基板(n層)と各テ
ーパー面の拡散層(p層)とを電気的に分離するため、
圧電膜を介したコモン電極29を共通電位とすることが
できる。そのためメカマスクを介して作製する電極は各
テーパー面の内部に形成されたn,pの各層と電気的に
接続する必要があるが、従来例に較べその位置精度によ
る性能への影響をほとんど無くすことができる。
ーパー面の拡散層(p層)とを電気的に分離するため、
圧電膜を介したコモン電極29を共通電位とすることが
できる。そのためメカマスクを介して作製する電極は各
テーパー面の内部に形成されたn,pの各層と電気的に
接続する必要があるが、従来例に較べその位置精度によ
る性能への影響をほとんど無くすことができる。
【図1】この発明の実施例を示す図で、Aは平面図、B
はa−a断面図、Cは底面図。
はa−a断面図、Cは底面図。
【図2】図1の実施例の製造工程の前半を示す図。
【図3】図1の実施例の製造工程の後半を示す図。
【図4】この発明の他の実施例を示す図で、Aは平面
図、Bはa−a断面図、Cは底面図。
図、Bはa−a断面図、Cは底面図。
【図5】従来のビーム型角速度センサを示す図で、Aは
斜視図、Bは断面図。
斜視図、Bは断面図。
【図6】従来の音叉型角速度センサを示す図で、Aは斜
視図、Bは平面図。
視図、Bは平面図。
【図7】図5のビーム型角速度センサがX軸方向に屈曲
振動しているときに、入力角速度ΩがZ軸方向に印加さ
れた場合の振動モードを示す原理図。
振動しているときに、入力角速度ΩがZ軸方向に印加さ
れた場合の振動モードを示す原理図。
【図8】図6の音叉型角速度センサがX軸方向に振動し
ているときに、入力角速度ΩがZ軸方向に印加された場
合の振動モードを示す原理図。
ているときに、入力角速度ΩがZ軸方向に印加された場
合の振動モードを示す原理図。
Claims (4)
- 【請求項1】 半導体基板を異方性エッチングして形成
された振動子を用いて構成される振動型角速度センサで
あって、 前記振動子は、前記エッチングにより形成される面に対
する不純物拡散により振動子内部にpn接合部が形成さ
れ、 そのpn接合部に外部より逆電圧を印加して電気的にオ
フ状態にすることにより、前記振動子のpn接合部の上
側のエッチング面と下側の半導体基板部分とを電気的に
分離できる構造を有することを特徴とする振動型角速度
センサ。 - 【請求項2】 請求項1記載の振動型角速度センサにお
いて、前記振動子が複数個設けられていることを特徴と
する。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の振動型角速度セ
ンサにおいて、前記振動子を電気的に駆動するため及び
入力角速度に応じた前記振動子の振動を検出するため
に、圧電膜が前記振動子に形成されていることを特徴と
する。 - 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の振動
型角速度センサにおいて、前記半導体基板として面方位
(100)のシリコンウェハが用いられ、そのエッチン
グ面として(111)面が用いられることを特徴とす
る。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5310722A JPH07159179A (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | 振動型角速度センサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5310722A JPH07159179A (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | 振動型角速度センサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07159179A true JPH07159179A (ja) | 1995-06-23 |
Family
ID=18008695
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5310722A Withdrawn JPH07159179A (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | 振動型角速度センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07159179A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013117419A (ja) * | 2011-12-02 | 2013-06-13 | Yokogawa Electric Corp | 振動式トランスデューサの製造方法 |
| JP2018520348A (ja) * | 2015-06-11 | 2018-07-26 | ジョージア テック リサーチ コーポレイション | 直交同調ための傾斜電極を有するmems慣性測定装置 |
-
1993
- 1993-12-10 JP JP5310722A patent/JPH07159179A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013117419A (ja) * | 2011-12-02 | 2013-06-13 | Yokogawa Electric Corp | 振動式トランスデューサの製造方法 |
| JP2018520348A (ja) * | 2015-06-11 | 2018-07-26 | ジョージア テック リサーチ コーポレイション | 直交同調ための傾斜電極を有するmems慣性測定装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7188525B2 (en) | Angular velocity sensor | |
| JP2888029B2 (ja) | 角速度センサ | |
| JPH10170275A (ja) | 振動型角速度センサ | |
| JPH10190007A (ja) | 半導体慣性センサの製造方法 | |
| US5747691A (en) | Angular velocity sensor apparatus | |
| JPH07159179A (ja) | 振動型角速度センサ | |
| JP3257203B2 (ja) | 角速度検出素子の振動数調整方法と角速度検出素子 | |
| JPH09159460A (ja) | 角速度センサ | |
| JPH10270718A (ja) | 半導体慣性センサの製造方法 | |
| JPH07159180A (ja) | 振動型角速度センサ | |
| JPH10270719A (ja) | 半導体慣性センサ及びその製造方法 | |
| JP2001082964A (ja) | 共振素子 | |
| JPH07113643A (ja) | 圧電振動角速度計 | |
| JPH1038578A (ja) | 角速度センサ | |
| JPH06281665A (ja) | 角速度センサ | |
| JPH08178667A (ja) | 半導体角速度センサ | |
| JPH08160064A (ja) | 半導体角速度センサとその製造方法 | |
| JP2001241952A (ja) | 角速度センサ | |
| JPH09325032A (ja) | 角速度センサ | |
| JPH10213440A (ja) | 振動ジャイロの製造方法及びその方法により製造された振動ジャイロ | |
| JPH09166442A (ja) | 振動ジャイロ | |
| JPH11142157A (ja) | ジャイロセンサ | |
| JPH10270715A (ja) | 半導体慣性センサの製造方法 | |
| JPH10239065A (ja) | 振動ジャイロ | |
| KR100338802B1 (ko) | 정전력을이용한튜닝포크자이로스코프 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010306 |