JPH10270715A - 半導体慣性センサの製造方法 - Google Patents
半導体慣性センサの製造方法Info
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- JPH10270715A JPH10270715A JP9072957A JP7295797A JPH10270715A JP H10270715 A JPH10270715 A JP H10270715A JP 9072957 A JP9072957 A JP 9072957A JP 7295797 A JP7295797 A JP 7295797A JP H10270715 A JPH10270715 A JP H10270715A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ウェーハのレーザ加工が不要で大量生産に適
し、寄生容量が低く、寸法精度に優れた半導体慣性セン
サを低コストで得る。 【解決手段】 第2酸化膜42と単結晶シリコン層20
と第1酸化膜41と第2シリコンウェーハ22とからな
る積層体の両面にポリシリコン層23を形成する。第2
酸化膜に接続するポリシリコン層を第2酸化膜とともに
選択的に除去してポリシリコン層と第2酸化膜とからな
るスペーサ層25を形成する。露出した単結晶シリコン
層を選択的に除去して、単結晶シリコンからなる可動電
極26と単結晶シリコンからなる固定電極27,28と
をそれぞれ形成する。可動電極と固定電極とスペーサ層
とを有する構造体43をスペーサ層を介してガラス基板
10に接合する。第1酸化膜上の第2シリコンウェーハ
とポリシリコン層を除去した後、第1酸化膜を除去し
て、半導体慣性センサ30を得る。
し、寄生容量が低く、寸法精度に優れた半導体慣性セン
サを低コストで得る。 【解決手段】 第2酸化膜42と単結晶シリコン層20
と第1酸化膜41と第2シリコンウェーハ22とからな
る積層体の両面にポリシリコン層23を形成する。第2
酸化膜に接続するポリシリコン層を第2酸化膜とともに
選択的に除去してポリシリコン層と第2酸化膜とからな
るスペーサ層25を形成する。露出した単結晶シリコン
層を選択的に除去して、単結晶シリコンからなる可動電
極26と単結晶シリコンからなる固定電極27,28と
をそれぞれ形成する。可動電極と固定電極とスペーサ層
とを有する構造体43をスペーサ層を介してガラス基板
10に接合する。第1酸化膜上の第2シリコンウェーハ
とポリシリコン層を除去した後、第1酸化膜を除去し
て、半導体慣性センサ30を得る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電容量型の加速
度センサ、角速度センサ等に適する半導体慣性センサの
製造方法に関するものである。
度センサ、角速度センサ等に適する半導体慣性センサの
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の半導体慣性センサとし
て、ガラス基板と単結晶シリコンの構造からなる共振
角速度センサが提案されている(M. Hashimoto et al.,
"Silicon Resonant Angular Rate Sensor", Techinica
l Digest of the 12th Sensor Symposium, pp.163-166
(1994))。このセンサは両側をトーションバーで浮動す
るようにした音叉構造の可動電極を有する。この可動電
極は電磁駆動によって励振されている。角速度が作用す
ると可動電極にコリオリ力が生じて、可動電極がトーシ
ョンバーの回りに捩り振動を起こして共振する。センサ
はこの可動電極の共振による可動電極と検出電極との間
の静電容量の変化により作用した角速度を検出する。こ
のセンサを作製する場合には、厚さ200μm程度の結
晶方位が(110)の単結晶シリコン基板を基板表面に
対して垂直にエッチングして可動電極部分などの構造を
作製する。この比較的厚いシリコン基板を垂直にエッチ
ングするためにはSF6ガスによる異方性ドライエッチ
ングを行うか、或いはトーションバーの可動電極部分へ
の付け根の隅部にYAGレーザで孔あけを行った後に、
KOHなどでウエットエッチングを行っている。エッチ
ング加工を行ったシリコン基板は陽極接合によりガラス
基板と一体化される。
て、ガラス基板と単結晶シリコンの構造からなる共振
角速度センサが提案されている(M. Hashimoto et al.,
"Silicon Resonant Angular Rate Sensor", Techinica
l Digest of the 12th Sensor Symposium, pp.163-166
(1994))。このセンサは両側をトーションバーで浮動す
るようにした音叉構造の可動電極を有する。この可動電
極は電磁駆動によって励振されている。角速度が作用す
ると可動電極にコリオリ力が生じて、可動電極がトーシ
ョンバーの回りに捩り振動を起こして共振する。センサ
はこの可動電極の共振による可動電極と検出電極との間
の静電容量の変化により作用した角速度を検出する。こ
のセンサを作製する場合には、厚さ200μm程度の結
晶方位が(110)の単結晶シリコン基板を基板表面に
対して垂直にエッチングして可動電極部分などの構造を
作製する。この比較的厚いシリコン基板を垂直にエッチ
ングするためにはSF6ガスによる異方性ドライエッチ
ングを行うか、或いはトーションバーの可動電極部分へ
の付け根の隅部にYAGレーザで孔あけを行った後に、
KOHなどでウエットエッチングを行っている。エッチ
ング加工を行ったシリコン基板は陽極接合によりガラス
基板と一体化される。
【0003】また別の半導体慣性センサとして、シリ
コン基板上にエッチングで犠牲層をパターン化した後、
除去することにより可動電極としてのポリシリコン振動
子を形成したマイクロジャイロ(K. Tanaka et al., "A
micromachined vibrating gyroscope", Sensors and A
ctuators A 50, pp.111-115 (1995))が開示されてい
る。このマイクロジャイロは、いわゆる表面マイクロマ
シニング技術を用いた構造となっている。具体的には、
シリコン基板に不純物拡散によって検出電極を形成し、
その上に犠牲層となるリン酸ガラス膜を成膜してパター
ニングした後、ポリシリコンを成膜し、更に垂直エッチ
ング等の加工を行って構造体を形成する。最後に犠牲層
をエッチングにより除去することにより、可動電極部分
を切り離して検出電極に対してギャップを作り出し可動
電極を浮動状態にする。
コン基板上にエッチングで犠牲層をパターン化した後、
除去することにより可動電極としてのポリシリコン振動
子を形成したマイクロジャイロ(K. Tanaka et al., "A
micromachined vibrating gyroscope", Sensors and A
ctuators A 50, pp.111-115 (1995))が開示されてい
る。このマイクロジャイロは、いわゆる表面マイクロマ
シニング技術を用いた構造となっている。具体的には、
シリコン基板に不純物拡散によって検出電極を形成し、
その上に犠牲層となるリン酸ガラス膜を成膜してパター
ニングした後、ポリシリコンを成膜し、更に垂直エッチ
ング等の加工を行って構造体を形成する。最後に犠牲層
をエッチングにより除去することにより、可動電極部分
を切り離して検出電極に対してギャップを作り出し可動
電極を浮動状態にする。
【0004】更に別の半導体慣性センサとして、ガラ
ス基板と単結晶シリコンの構造からなるジャイロスコー
プが提案されている(J.Bernstein et al., "A Microma
chined Comb-Drive Tuning Fork Rate Gyroscope", IEE
E MEMS '93 Proceeding, pp.143-148 (1993))。このジ
ャイロスコープは、検出電極を形成したガラス基板と、
エッチングを行った後に高濃度ボロン拡散を行って可動
電極、固定電極等を形成した単結晶シリコン基板とをボ
ロン拡散を行った部分を接合面として接合し、更にボロ
ンを拡散していないシリコン基板部分をエッチングによ
り除去することにより、作られる。
ス基板と単結晶シリコンの構造からなるジャイロスコー
プが提案されている(J.Bernstein et al., "A Microma
chined Comb-Drive Tuning Fork Rate Gyroscope", IEE
E MEMS '93 Proceeding, pp.143-148 (1993))。このジ
ャイロスコープは、検出電極を形成したガラス基板と、
エッチングを行った後に高濃度ボロン拡散を行って可動
電極、固定電極等を形成した単結晶シリコン基板とをボ
ロン拡散を行った部分を接合面として接合し、更にボロ
ンを拡散していないシリコン基板部分をエッチングによ
り除去することにより、作られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記〜の従来のセ
ンサの製造技術には、次の欠点があった。の共振角速
度センサの製造方法では、ガラス基板に対して浮動する
構造になるべきシリコン能動部が陽極接合時に静電引力
によりガラス基板に貼り付いて可動電極にならないこと
があった。この貼り付き(sticking)を防ぐために可動
電極と検出電極とを短絡して静電力が働かない状態で陽
極接合した後に、レーザを用いて短絡していた電極間を
切り離していた。また島状の固定電極を形成するために
ガラス基板に接合した後、レーザアシストエッチングを
行う必要があった。これらのレーザ加工は極めて複雑で
あって、センサを量産しようとする場合には不適切であ
った。
ンサの製造技術には、次の欠点があった。の共振角速
度センサの製造方法では、ガラス基板に対して浮動する
構造になるべきシリコン能動部が陽極接合時に静電引力
によりガラス基板に貼り付いて可動電極にならないこと
があった。この貼り付き(sticking)を防ぐために可動
電極と検出電極とを短絡して静電力が働かない状態で陽
極接合した後に、レーザを用いて短絡していた電極間を
切り離していた。また島状の固定電極を形成するために
ガラス基板に接合した後、レーザアシストエッチングを
行う必要があった。これらのレーザ加工は極めて複雑で
あって、センサを量産しようとする場合には不適切であ
った。
【0006】のマイクロジャイロは、シリコンウェー
ハを基板とするため、センサの寄生容量が大きく、感度
や精度を高くすることが困難であった。更にのジャイ
ロスコープの製造方法では、ボロンを拡散した部分をエ
ッチストップ部分として構造体全体を形成するため、エ
ッチストップ効果が不完全の場合にはオーバエッチング
により可動電極や固定電極の厚さが薄くなり、寸法精度
に劣る問題点があった。更に及びにおいては、可動
電極と検出電極との間のギャップはエッチング時間によ
る制御のみに依存していたので、電極間のギャップ形成
精度に問題があった。
ハを基板とするため、センサの寄生容量が大きく、感度
や精度を高くすることが困難であった。更にのジャイ
ロスコープの製造方法では、ボロンを拡散した部分をエ
ッチストップ部分として構造体全体を形成するため、エ
ッチストップ効果が不完全の場合にはオーバエッチング
により可動電極や固定電極の厚さが薄くなり、寸法精度
に劣る問題点があった。更に及びにおいては、可動
電極と検出電極との間のギャップはエッチング時間によ
る制御のみに依存していたので、電極間のギャップ形成
精度に問題があった。
【0007】本発明の目的は、レーザ加工が不要で大量
生産に適する、低コストの半導体慣性センサの製造方法
を提供することにある。本発明の別の目的は、寄生容量
が低く、高感度で高精度の半導体慣性センサの製造方法
を提供することにある。本発明の更に別の目的は、寸法
精度に優れた半導体慣性センサの製造方法を提供するこ
とにある。
生産に適する、低コストの半導体慣性センサの製造方法
を提供することにある。本発明の別の目的は、寄生容量
が低く、高感度で高精度の半導体慣性センサの製造方法
を提供することにある。本発明の更に別の目的は、寸法
精度に優れた半導体慣性センサの製造方法を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
図1に示すように、両面にシリコンを浸食せずにエッチ
ング可能な第1膜41を有する第1シリコンウェーハ2
1に第2シリコンウェーハ22を貼り合わせる工程と、
第1シリコンウェーハ21の片面を所定の厚さに研磨し
て単結晶シリコン層20を形成する工程と、単結晶シリ
コン層20上にシリコンを浸食せずにエッチング可能な
第2膜42を形成する工程と、第2膜42の上にポリシ
リコン層23を形成する工程と、単結晶シリコン層20
上に順次積層された第2膜42及びポリシリコン層23
を選択的にエッチング除去し、これにより第2膜42と
この上に積層されたポリシリコン層23とからなるスペ
ーサ層25を単結晶シリコン層20上に形成する工程
と、露出した単結晶シリコン層20を選択的にエッチン
グ除去し、これにより第1膜41に接続する単結晶シリ
コンからなる可動電極26と第1膜41及びスペーサ層
25に接続する単結晶シリコンからなる一対の固定電極
27,28とをそれぞれ形成する工程と、第2シリコン
ウェーハ22と第1膜41と可動電極26と固定電極2
7,28とスペーサ層25とを有する構造体43を可動
電極26がガラス基板10に対向するように前記スペー
サ層25を介してガラス基板10に接合する工程と、第
2シリコンウェーハ22を第1膜41をエッチストップ
層としてエッチング除去する工程と、第1膜41をエッ
チング除去することにより一対の固定電極27,28と
固定電極27,28に挟まれかつガラス基板10の上方
に浮動する可動電極26とを有する半導体慣性センサ3
0を得る工程とを含む半導体慣性センサの製造方法であ
る。
図1に示すように、両面にシリコンを浸食せずにエッチ
ング可能な第1膜41を有する第1シリコンウェーハ2
1に第2シリコンウェーハ22を貼り合わせる工程と、
第1シリコンウェーハ21の片面を所定の厚さに研磨し
て単結晶シリコン層20を形成する工程と、単結晶シリ
コン層20上にシリコンを浸食せずにエッチング可能な
第2膜42を形成する工程と、第2膜42の上にポリシ
リコン層23を形成する工程と、単結晶シリコン層20
上に順次積層された第2膜42及びポリシリコン層23
を選択的にエッチング除去し、これにより第2膜42と
この上に積層されたポリシリコン層23とからなるスペ
ーサ層25を単結晶シリコン層20上に形成する工程
と、露出した単結晶シリコン層20を選択的にエッチン
グ除去し、これにより第1膜41に接続する単結晶シリ
コンからなる可動電極26と第1膜41及びスペーサ層
25に接続する単結晶シリコンからなる一対の固定電極
27,28とをそれぞれ形成する工程と、第2シリコン
ウェーハ22と第1膜41と可動電極26と固定電極2
7,28とスペーサ層25とを有する構造体43を可動
電極26がガラス基板10に対向するように前記スペー
サ層25を介してガラス基板10に接合する工程と、第
2シリコンウェーハ22を第1膜41をエッチストップ
層としてエッチング除去する工程と、第1膜41をエッ
チング除去することにより一対の固定電極27,28と
固定電極27,28に挟まれかつガラス基板10の上方
に浮動する可動電極26とを有する半導体慣性センサ3
0を得る工程とを含む半導体慣性センサの製造方法であ
る。
【0009】請求項2に係る発明は、図4に示すよう
に、ガラス基板10上に検出電極12を形成する工程
と、両面にシリコンを浸食せずにエッチング可能な第1
膜41を有する第1シリコンウェーハ21に第2シリコ
ンウェーハ22を貼り合わせる工程と、第1シリコンウ
ェーハ21の片面を所定の厚さに研磨して単結晶シリコ
ン層20を形成する工程と、単結晶シリコン層20上に
シリコンを浸食せずにエッチング可能な第2膜42を形
成する工程と、第2膜42の上にポリシリコン層23を
形成する工程と、単結晶シリコン層20上に順次積層さ
れた第2膜42及びポリシリコン層23を選択的にエッ
チング除去し、これにより第2膜42とこの上に積層さ
れたポリシリコン層23とからなるスペーサ層25を単
結晶シリコン層20上に形成する工程と、露出した単結
晶シリコン層20を選択的にエッチング除去し、これに
より第1膜41に接続する単結晶シリコンからなる可動
電極26を形成する工程と、第2シリコンウェーハ22
と第1膜41と可動電極26とスペーサ層25とを有す
る構造体43を可動電極26が検出電極12に対向する
ように前記スペーサ層25を介してガラス基板10に接
合する工程と、第2シリコンウェーハ22を第1膜41
をエッチストップ層としてエッチング除去する工程と、
第1膜41をエッチング除去することによりガラス基板
10上に検出電極12に対向して浮動する可動電極26
を有する半導体慣性センサ40を得る工程とを含む半導
体慣性センサの製造方法である。
に、ガラス基板10上に検出電極12を形成する工程
と、両面にシリコンを浸食せずにエッチング可能な第1
膜41を有する第1シリコンウェーハ21に第2シリコ
ンウェーハ22を貼り合わせる工程と、第1シリコンウ
ェーハ21の片面を所定の厚さに研磨して単結晶シリコ
ン層20を形成する工程と、単結晶シリコン層20上に
シリコンを浸食せずにエッチング可能な第2膜42を形
成する工程と、第2膜42の上にポリシリコン層23を
形成する工程と、単結晶シリコン層20上に順次積層さ
れた第2膜42及びポリシリコン層23を選択的にエッ
チング除去し、これにより第2膜42とこの上に積層さ
れたポリシリコン層23とからなるスペーサ層25を単
結晶シリコン層20上に形成する工程と、露出した単結
晶シリコン層20を選択的にエッチング除去し、これに
より第1膜41に接続する単結晶シリコンからなる可動
電極26を形成する工程と、第2シリコンウェーハ22
と第1膜41と可動電極26とスペーサ層25とを有す
る構造体43を可動電極26が検出電極12に対向する
ように前記スペーサ層25を介してガラス基板10に接
合する工程と、第2シリコンウェーハ22を第1膜41
をエッチストップ層としてエッチング除去する工程と、
第1膜41をエッチング除去することによりガラス基板
10上に検出電極12に対向して浮動する可動電極26
を有する半導体慣性センサ40を得る工程とを含む半導
体慣性センサの製造方法である。
【0010】請求項3に係る発明は、図5に示すよう
に、ガラス基板10上に検出電極12を形成する工程
と、両面にシリコンを浸食せずにエッチング可能な第1
膜41を有する第1シリコンウェーハ21に第2シリコ
ンウェーハ22を貼り合わせる工程と、第1シリコンウ
ェーハ21の片面を所定の厚さに研磨して単結晶シリコ
ン層20を形成する工程と、単結晶シリコン層20上に
シリコンを浸食せずにエッチング可能な第2膜42を形
成する工程と、第2膜42の上にポリシリコン層23を
形成する工程と、単結晶シリコン層20上に順次積層さ
れた第2膜42及びポリシリコン層23を選択的にエッ
チング除去し、これにより第2膜42とこの上に積層さ
れたポリシリコン層23とからなるスペーサ層25を単
結晶シリコン層20上に形成する工程と、露出した単結
晶シリコン層20を選択的にエッチング除去し、これに
より第1膜41に接続する単結晶シリコンからなる可動
電極26と第1膜41及びスペーサ層25に接続する単
結晶シリコンからなる一対の固定電極27,28とをそ
れぞれ形成する工程と、第2シリコンウェーハ22と第
1膜41と可動電極26と固定電極27,28とスペー
サ層25とを有する構造体43を可動電極26が検出電
極12に対向するように前記スペーサ層25を介してガ
ラス基板10に接合する工程と、第2シリコンウェーハ
22を第1膜41をエッチストップ層としてエッチング
除去する工程と、第1膜41をエッチング除去すること
により一対の固定電極27,28と固定電極27,28
に挟まれかつガラス基板10の上に検出電極12に対向
して浮動する可動電極26を有する半導体慣性センサ5
0を得る工程とを含む半導体慣性センサの製造方法であ
る。
に、ガラス基板10上に検出電極12を形成する工程
と、両面にシリコンを浸食せずにエッチング可能な第1
膜41を有する第1シリコンウェーハ21に第2シリコ
ンウェーハ22を貼り合わせる工程と、第1シリコンウ
ェーハ21の片面を所定の厚さに研磨して単結晶シリコ
ン層20を形成する工程と、単結晶シリコン層20上に
シリコンを浸食せずにエッチング可能な第2膜42を形
成する工程と、第2膜42の上にポリシリコン層23を
形成する工程と、単結晶シリコン層20上に順次積層さ
れた第2膜42及びポリシリコン層23を選択的にエッ
チング除去し、これにより第2膜42とこの上に積層さ
れたポリシリコン層23とからなるスペーサ層25を単
結晶シリコン層20上に形成する工程と、露出した単結
晶シリコン層20を選択的にエッチング除去し、これに
より第1膜41に接続する単結晶シリコンからなる可動
電極26と第1膜41及びスペーサ層25に接続する単
結晶シリコンからなる一対の固定電極27,28とをそ
れぞれ形成する工程と、第2シリコンウェーハ22と第
1膜41と可動電極26と固定電極27,28とスペー
サ層25とを有する構造体43を可動電極26が検出電
極12に対向するように前記スペーサ層25を介してガ
ラス基板10に接合する工程と、第2シリコンウェーハ
22を第1膜41をエッチストップ層としてエッチング
除去する工程と、第1膜41をエッチング除去すること
により一対の固定電極27,28と固定電極27,28
に挟まれかつガラス基板10の上に検出電極12に対向
して浮動する可動電極26を有する半導体慣性センサ5
0を得る工程とを含む半導体慣性センサの製造方法であ
る。
【0011】この請求項1ないし3に係る製造方法で
は、ウェーハのレーザ加工が不要で大量生産に適するた
め、低コストで半導体慣性センサを製造できる。また構
造体43の構成部材は十分な厚さの第2シリコンウエー
ハ22とこれに貼り合わせた第1シリコンウエーハ21
を所定の厚さに研磨した単結晶シリコン層20から構成
されるため、構造体の厚さを自由に選択できる。従っ
て、構造体43をガラス基板10に接合する際のハンド
リングが容易になるとともに可動電極26等の厚さを自
由に設定できる。また基板にガラス基板を用いるので、
得られる半導体慣性センサは寄生容量が低い。更に電極
間のギャップはエッチング時間での制御ではなく第2膜
42とポリシリコン層23とからなるスペーサ層25の
厚さで規定されるので、寸法精度に優れる。このため高
精度な半導体慣性センサが作られる。
は、ウェーハのレーザ加工が不要で大量生産に適するた
め、低コストで半導体慣性センサを製造できる。また構
造体43の構成部材は十分な厚さの第2シリコンウエー
ハ22とこれに貼り合わせた第1シリコンウエーハ21
を所定の厚さに研磨した単結晶シリコン層20から構成
されるため、構造体の厚さを自由に選択できる。従っ
て、構造体43をガラス基板10に接合する際のハンド
リングが容易になるとともに可動電極26等の厚さを自
由に設定できる。また基板にガラス基板を用いるので、
得られる半導体慣性センサは寄生容量が低い。更に電極
間のギャップはエッチング時間での制御ではなく第2膜
42とポリシリコン層23とからなるスペーサ層25の
厚さで規定されるので、寸法精度に優れる。このため高
精度な半導体慣性センサが作られる。
【0012】なお、本明細書で、「シリコンを浸食せず
にエッチング可能な膜」とは、当該膜をエッチング除去
する際にシリコンが浸食されないエッチャントを選ぶこ
とができる膜であることを意味する。このような性質の
膜としては酸化膜や窒化膜等が挙げられる。本発明にお
いて、第2シリコンウェーハ22の結晶方位は、エッチ
ング速度を考慮した場合、(110)方位のものが好ま
しく使用される。
にエッチング可能な膜」とは、当該膜をエッチング除去
する際にシリコンが浸食されないエッチャントを選ぶこ
とができる膜であることを意味する。このような性質の
膜としては酸化膜や窒化膜等が挙げられる。本発明にお
いて、第2シリコンウェーハ22の結晶方位は、エッチ
ング速度を考慮した場合、(110)方位のものが好ま
しく使用される。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて詳しく説明する。図1及び図2に示すように、本発
明の第1実施形態の半導体慣性センサ30は加速度セン
サであって、ガラス基板10上にシリコンを浸食せずに
エッチング可能な第2膜42とポリシリコン層23とか
らなるスペーサ層25を介して固着された固定電極27
及び28の間に可動電極26を有する。可動電極26、
固定電極27及び28は、それぞれ単結晶シリコンから
なり、電極26と電極27及び電極26と電極28の互
いに対向する部分が櫛状に形成される。可動電極26
は、ビーム31,31によりその両端が支持され、ガラ
ス基板10に対して浮動になっている。ビーム31の基
端部31aはガラス基板10上にスペーサ層25を構成
する第2膜42とポリシリコン層23とを介して固着さ
れる。図示しないが、ビーム基端部31a、固定電極2
7及び28には個別に電気配線がなされる。この半導体
慣性センサ30では、可動電極26に対して、図の矢印
で示すようにビーム基端部31aと31aを結ぶ線に直
交する水平方向の加速度が作用すると、可動電極26は
ビーム31,31を支軸として振動する。可動電極26
と固定電極27及び28の間の間隔が広がったり、狭ま
ったりすると、可動電極26と固定電極27及び28の
間の静電容量が変化する。この静電容量の変化から作用
した加速度が求められる。
いて詳しく説明する。図1及び図2に示すように、本発
明の第1実施形態の半導体慣性センサ30は加速度セン
サであって、ガラス基板10上にシリコンを浸食せずに
エッチング可能な第2膜42とポリシリコン層23とか
らなるスペーサ層25を介して固着された固定電極27
及び28の間に可動電極26を有する。可動電極26、
固定電極27及び28は、それぞれ単結晶シリコンから
なり、電極26と電極27及び電極26と電極28の互
いに対向する部分が櫛状に形成される。可動電極26
は、ビーム31,31によりその両端が支持され、ガラ
ス基板10に対して浮動になっている。ビーム31の基
端部31aはガラス基板10上にスペーサ層25を構成
する第2膜42とポリシリコン層23とを介して固着さ
れる。図示しないが、ビーム基端部31a、固定電極2
7及び28には個別に電気配線がなされる。この半導体
慣性センサ30では、可動電極26に対して、図の矢印
で示すようにビーム基端部31aと31aを結ぶ線に直
交する水平方向の加速度が作用すると、可動電極26は
ビーム31,31を支軸として振動する。可動電極26
と固定電極27及び28の間の間隔が広がったり、狭ま
ったりすると、可動電極26と固定電極27及び28の
間の静電容量が変化する。この静電容量の変化から作用
した加速度が求められる。
【0014】次に、本発明の第1実施形態の半導体慣性
センサ30の製造方法について述べる。図1に示すよう
に、第1シリコンウェーハ21を熱酸化することにより
その両面に第1酸化膜41を形成する。次いで第2シリ
コンウェーハ22を第1シリコンウエーハ21に第1酸
化膜41を介して貼り合わせる。第2シリコンウエーハ
22が貼り合わされていない側の第1シリコンウェーハ
21の表面をその上に形成されている第1酸化膜41と
共に砥石及び研磨布を用いて所定の厚さに研削研磨して
単結晶シリコン層20を形成する。熱酸化により第2シ
リコンウェーハ22及び単結晶シリコン層20の上に第
2酸化膜42を第1酸化膜41の場合と同様にして形成
する。第2シリコンウエーハ22上の第2酸化膜42を
CF4などのガスによるドライエッチングによりエッチ
ング除去した後、単結晶シリコン層20上に残留した第
2酸化膜42と露出した第2シリコンウエーハ22との
上にCVD法によりポリシリコン層23をそれぞれ形成
する。前記両方のポリシリコン層23上にCVD法によ
り窒化膜35をそれぞれ形成した後、パターニングして
第2酸化膜42上に形成されているポリシリコン層23
の所定部分を露出させる。この露出したポリシリコン層
23とその下側に形成されている第2酸化膜42をエッ
チング除去し、これにより第2酸化膜42とこの上に積
層されたポリシリコン層23とからなるスペーサ層25
が単結晶シリコン層20上に形成される。スペーサ層2
5及び単結晶シリコン層20の表面にスパッタリング及
びパターニングによりAl層36を選択的に形成し、続
いてSF6ガスによる低温での異方性ドライエッチング
を行う。これにより第1酸化膜41をエッチストップ層
として単結晶シリコン層20が選択的にエッチングさ
れ、その結果、第1酸化膜41上に単結晶シリコンから
なる可動電極26が形成され、この可動電極26の両側
に僅かに間隙をあけて単結晶シリコンからなる一対の固
定電極27,28が形成される。Al層36を除去した
後、ポリシリコン層23と第2シリコンウェーハ22と
第1酸化膜41と可動電極26と固定電極27,28と
スペーサ層25とを有する構造体43を可動電極26が
ガラス基板10に対向するようにスペーサ層25を介し
てガラス基板10に陽極接合する。続いて、KOHなど
のエッチャントによりポリシリコン層23及び第2シリ
コンウェーハ22を第1酸化膜41をエッチストップ層
としてエッチング除去する。次いでフッ酸などのエッチ
ャントによるウエットエッチング又はCF4などのエッ
チャントによるドライエッチングを行って、第1酸化膜
41をエッチング除去する。これにより単結晶シリコン
からなる可動電極26が単結晶シリコンからなる一対の
固定電極27,28に挟まれてガラス基板10の上方に
浮動に形成された半導体慣性センサ30が得られる。
センサ30の製造方法について述べる。図1に示すよう
に、第1シリコンウェーハ21を熱酸化することにより
その両面に第1酸化膜41を形成する。次いで第2シリ
コンウェーハ22を第1シリコンウエーハ21に第1酸
化膜41を介して貼り合わせる。第2シリコンウエーハ
22が貼り合わされていない側の第1シリコンウェーハ
21の表面をその上に形成されている第1酸化膜41と
共に砥石及び研磨布を用いて所定の厚さに研削研磨して
単結晶シリコン層20を形成する。熱酸化により第2シ
リコンウェーハ22及び単結晶シリコン層20の上に第
2酸化膜42を第1酸化膜41の場合と同様にして形成
する。第2シリコンウエーハ22上の第2酸化膜42を
CF4などのガスによるドライエッチングによりエッチ
ング除去した後、単結晶シリコン層20上に残留した第
2酸化膜42と露出した第2シリコンウエーハ22との
上にCVD法によりポリシリコン層23をそれぞれ形成
する。前記両方のポリシリコン層23上にCVD法によ
り窒化膜35をそれぞれ形成した後、パターニングして
第2酸化膜42上に形成されているポリシリコン層23
の所定部分を露出させる。この露出したポリシリコン層
23とその下側に形成されている第2酸化膜42をエッ
チング除去し、これにより第2酸化膜42とこの上に積
層されたポリシリコン層23とからなるスペーサ層25
が単結晶シリコン層20上に形成される。スペーサ層2
5及び単結晶シリコン層20の表面にスパッタリング及
びパターニングによりAl層36を選択的に形成し、続
いてSF6ガスによる低温での異方性ドライエッチング
を行う。これにより第1酸化膜41をエッチストップ層
として単結晶シリコン層20が選択的にエッチングさ
れ、その結果、第1酸化膜41上に単結晶シリコンから
なる可動電極26が形成され、この可動電極26の両側
に僅かに間隙をあけて単結晶シリコンからなる一対の固
定電極27,28が形成される。Al層36を除去した
後、ポリシリコン層23と第2シリコンウェーハ22と
第1酸化膜41と可動電極26と固定電極27,28と
スペーサ層25とを有する構造体43を可動電極26が
ガラス基板10に対向するようにスペーサ層25を介し
てガラス基板10に陽極接合する。続いて、KOHなど
のエッチャントによりポリシリコン層23及び第2シリ
コンウェーハ22を第1酸化膜41をエッチストップ層
としてエッチング除去する。次いでフッ酸などのエッチ
ャントによるウエットエッチング又はCF4などのエッ
チャントによるドライエッチングを行って、第1酸化膜
41をエッチング除去する。これにより単結晶シリコン
からなる可動電極26が単結晶シリコンからなる一対の
固定電極27,28に挟まれてガラス基板10の上方に
浮動に形成された半導体慣性センサ30が得られる。
【0015】図3及び図4は第2実施形態の半導体慣性
センサ40を示す。この半導体慣性センサ40は加速度
センサであって、ガラス基板10上にシリコンを浸食せ
ずにエッチング可能な第2膜42とポリシリコン層23
とからなるスペーサ層25を介して固着された枠体29
の間に可動電極26を有する。可動電極26及び枠体2
9は、それぞれ単結晶シリコンからなり、可動電極26
は窓枠状の枠体29に間隔をあけて収容される。可動電
極26はビーム31,31によりその両端が支持され、
ガラス基板10に対して浮動になっている。ビーム31
の基端部31aは枠体29の凹み29aに位置しかつガ
ラス基板10上に第2膜42とポリシリコン層23とか
らなるスペーサ層25を介して固着される。ガラス基板
10上にはスペーサ層25の厚さより小さい厚さの検出
電極12が形成される。図示しないが、ビーム基端部3
1a及び検出電極12には個別に電気配線がなされる。
この半導体慣性センサ40では、可動電極26に対し
て、図の矢印で示すようにビーム基端部31aと31a
を結ぶ線に直交する鉛直方向の加速度が作用すると、可
動電極26はビーム31,31を支軸として振動する。
可動電極26と検出電極12の間の間隔が広がったり、
狭まったりすると、可動電極26と検出電極12の間の
静電容量が変化する。この静電容量の変化から作用した
加速度が求められる。
センサ40を示す。この半導体慣性センサ40は加速度
センサであって、ガラス基板10上にシリコンを浸食せ
ずにエッチング可能な第2膜42とポリシリコン層23
とからなるスペーサ層25を介して固着された枠体29
の間に可動電極26を有する。可動電極26及び枠体2
9は、それぞれ単結晶シリコンからなり、可動電極26
は窓枠状の枠体29に間隔をあけて収容される。可動電
極26はビーム31,31によりその両端が支持され、
ガラス基板10に対して浮動になっている。ビーム31
の基端部31aは枠体29の凹み29aに位置しかつガ
ラス基板10上に第2膜42とポリシリコン層23とか
らなるスペーサ層25を介して固着される。ガラス基板
10上にはスペーサ層25の厚さより小さい厚さの検出
電極12が形成される。図示しないが、ビーム基端部3
1a及び検出電極12には個別に電気配線がなされる。
この半導体慣性センサ40では、可動電極26に対し
て、図の矢印で示すようにビーム基端部31aと31a
を結ぶ線に直交する鉛直方向の加速度が作用すると、可
動電極26はビーム31,31を支軸として振動する。
可動電極26と検出電極12の間の間隔が広がったり、
狭まったりすると、可動電極26と検出電極12の間の
静電容量が変化する。この静電容量の変化から作用した
加速度が求められる。
【0016】次に、本発明の第2実施形態の半導体慣性
センサ40の製造方法について述べる。図4に示すよう
に、先ずガラス基板10上にスパッタリング、真空蒸着
などによりAu,Pt,Cuなどから選ばれた金属の薄
膜からなる検出電極12を形成する。一方、第1実施形
態の製造方法と同様に行い、第1シリコンウェーハ21
の両面に第1酸化膜41を形成する。次いで第2シリコ
ンウェーハ22を第1シリコンウエーハ21に第1酸化
膜41を介して貼り合わせる。第2シリコンウエーハ2
2が貼り合わされていない側の第1シリコンウェーハ2
1の表面をその上に形成されている第1酸化膜41と共
に砥石及び研磨布を用いて所定の厚さに研削研磨して単
結晶シリコン層20を形成する。熱酸化により第2シリ
コンウェーハ22及び単結晶シリコン層20の上に第2
酸化膜42を第1酸化膜41の場合と同様にして形成す
る。第2シリコンウエーハ22上の第2酸化膜42をC
F4などのガスによるドライエッチングによりエッチン
グ除去した後、単結晶シリコン層20上に残留した第2
酸化膜42と露出した第2シリコンウエーハ22との上
にCVD法によりポリシリコン層23をそれぞれ形成す
る。前記両方のポリシリコン層23上にCVD法により
窒化膜35をそれぞれ形成した後、パターニングして第
2酸化膜42上に形成されているポリシリコン層23の
所定部分を露出させる。この露出したポリシリコン層2
3とその下側に形成されている第2酸化膜42をエッチ
ング除去し、これにより第2酸化膜42とこの上に積層
されたポリシリコン層23とからなる一対のスペーサ層
25が単結晶シリコン層20上に形成される。スペーサ
層25及び単結晶シリコン層20の表面にスパッタリン
グ及びパターニングによりAl層36を選択的に形成
し、続いてSF6ガスによる低温での異方性ドライエッ
チングを行う。これにより第1酸化膜41をエッチスト
ップ層として単結晶シリコン層20が選択的にエッチン
グされ、その結果、第1酸化膜41上に単結晶シリコン
からなる可動電極26が形成され、この可動電極26の
両側に間隙をあけて単結晶シリコンからなる枠体29が
形成される。Al層36を除去した後、ポリシリコン層
23と第2シリコンウェーハ22と第1酸化膜41と可
動電極26と枠体29とスペーサ層25とを有する構造
体43を可動電極26が検出電極12に対向するように
スペーサ層25を介してガラス基板10に陽極接合す
る。続いて、KOHなどのエッチャントによりポリシリ
コン層23及び第2シリコンウェーハ22を第1酸化膜
41をエッチストップ層としてエッチング除去する。次
いでフッ酸などのエッチャントによるウエットエッチン
グ又はCF4などのエッチャントによるドライエッチン
グを行って、第1酸化膜41をエッチング除去する。こ
れにより単結晶シリコンからなる可動電極26が単結晶
シリコンからなる枠体29に挟まれて検出電極12の上
方に浮動に形成された半導体慣性センサ40が得られ
る。
センサ40の製造方法について述べる。図4に示すよう
に、先ずガラス基板10上にスパッタリング、真空蒸着
などによりAu,Pt,Cuなどから選ばれた金属の薄
膜からなる検出電極12を形成する。一方、第1実施形
態の製造方法と同様に行い、第1シリコンウェーハ21
の両面に第1酸化膜41を形成する。次いで第2シリコ
ンウェーハ22を第1シリコンウエーハ21に第1酸化
膜41を介して貼り合わせる。第2シリコンウエーハ2
2が貼り合わされていない側の第1シリコンウェーハ2
1の表面をその上に形成されている第1酸化膜41と共
に砥石及び研磨布を用いて所定の厚さに研削研磨して単
結晶シリコン層20を形成する。熱酸化により第2シリ
コンウェーハ22及び単結晶シリコン層20の上に第2
酸化膜42を第1酸化膜41の場合と同様にして形成す
る。第2シリコンウエーハ22上の第2酸化膜42をC
F4などのガスによるドライエッチングによりエッチン
グ除去した後、単結晶シリコン層20上に残留した第2
酸化膜42と露出した第2シリコンウエーハ22との上
にCVD法によりポリシリコン層23をそれぞれ形成す
る。前記両方のポリシリコン層23上にCVD法により
窒化膜35をそれぞれ形成した後、パターニングして第
2酸化膜42上に形成されているポリシリコン層23の
所定部分を露出させる。この露出したポリシリコン層2
3とその下側に形成されている第2酸化膜42をエッチ
ング除去し、これにより第2酸化膜42とこの上に積層
されたポリシリコン層23とからなる一対のスペーサ層
25が単結晶シリコン層20上に形成される。スペーサ
層25及び単結晶シリコン層20の表面にスパッタリン
グ及びパターニングによりAl層36を選択的に形成
し、続いてSF6ガスによる低温での異方性ドライエッ
チングを行う。これにより第1酸化膜41をエッチスト
ップ層として単結晶シリコン層20が選択的にエッチン
グされ、その結果、第1酸化膜41上に単結晶シリコン
からなる可動電極26が形成され、この可動電極26の
両側に間隙をあけて単結晶シリコンからなる枠体29が
形成される。Al層36を除去した後、ポリシリコン層
23と第2シリコンウェーハ22と第1酸化膜41と可
動電極26と枠体29とスペーサ層25とを有する構造
体43を可動電極26が検出電極12に対向するように
スペーサ層25を介してガラス基板10に陽極接合す
る。続いて、KOHなどのエッチャントによりポリシリ
コン層23及び第2シリコンウェーハ22を第1酸化膜
41をエッチストップ層としてエッチング除去する。次
いでフッ酸などのエッチャントによるウエットエッチン
グ又はCF4などのエッチャントによるドライエッチン
グを行って、第1酸化膜41をエッチング除去する。こ
れにより単結晶シリコンからなる可動電極26が単結晶
シリコンからなる枠体29に挟まれて検出電極12の上
方に浮動に形成された半導体慣性センサ40が得られ
る。
【0017】図5及び図6は第3実施形態の半導体慣性
センサ50を示す。この半導体慣性センサ50は角速度
センサであって、ガラス基板10上にシリコンを浸食せ
ずにエッチング可能な第2膜42とポリシリコン層23
とからなるスペーサ層25を介して固着された固定電極
27及び28の間に音叉構造の一対の可動電極26,2
6を有する。可動電極26、固定電極27及び28は、
それぞれ単結晶シリコンからなり、電極26と電極27
及び電極26と電極28の互いに対向する部分が櫛状に
形成される。可動電極26,26は、コ字状のビーム3
1,31によりその両端が支持され、ガラス基板10に
対して浮動になっている。ビーム31の基端部31aは
ガラス基板10上に第2膜42とポリシリコン層23と
からなるスペーサ層25を介して固着される。ガラス基
板10上にはスペーサ層25の厚さより小さい厚さの検
出電極12が形成される。図示しないが、ビーム基端部
31a、固定電極27及び28、検出電極12には個別
に電気配線がなされ、固定電極27及び28に交流電圧
を印加し、静電力により可動電極を励振するようになっ
ている。この半導体慣性センサ50では、可動電極2
6,26に対してビーム基端部31aと31aを結ぶ線
を中心として角速度が作用すると、可動電極26,26
にコリオリ力が生じてこの中心線の回りに捩り振動を起
こして共振する。この共振時の可動電極26と検出電極
12との間の静電容量の変化により作用した角速度が検
出される。
センサ50を示す。この半導体慣性センサ50は角速度
センサであって、ガラス基板10上にシリコンを浸食せ
ずにエッチング可能な第2膜42とポリシリコン層23
とからなるスペーサ層25を介して固着された固定電極
27及び28の間に音叉構造の一対の可動電極26,2
6を有する。可動電極26、固定電極27及び28は、
それぞれ単結晶シリコンからなり、電極26と電極27
及び電極26と電極28の互いに対向する部分が櫛状に
形成される。可動電極26,26は、コ字状のビーム3
1,31によりその両端が支持され、ガラス基板10に
対して浮動になっている。ビーム31の基端部31aは
ガラス基板10上に第2膜42とポリシリコン層23と
からなるスペーサ層25を介して固着される。ガラス基
板10上にはスペーサ層25の厚さより小さい厚さの検
出電極12が形成される。図示しないが、ビーム基端部
31a、固定電極27及び28、検出電極12には個別
に電気配線がなされ、固定電極27及び28に交流電圧
を印加し、静電力により可動電極を励振するようになっ
ている。この半導体慣性センサ50では、可動電極2
6,26に対してビーム基端部31aと31aを結ぶ線
を中心として角速度が作用すると、可動電極26,26
にコリオリ力が生じてこの中心線の回りに捩り振動を起
こして共振する。この共振時の可動電極26と検出電極
12との間の静電容量の変化により作用した角速度が検
出される。
【0018】次に、本発明の第3実施形態の半導体慣性
センサ50の製造方法について述べる。図5に示すよう
に、先ず第2実施形態と同様にガラス基板10上にスパ
ッタリング、真空蒸着などによりAu,Pt,Cuなど
から選ばれた金属の薄膜からなる検出電極12を形成す
る。一方、第1実施形態の製造方法と同様に行い、第1
シリコンウェーハ21の両面に第1酸化膜41を形成す
る。次いで第2シリコンウェーハ22を第1シリコンウ
エーハ21に第1酸化膜41を介して貼り合わせる。第
2シリコンウエーハ22が貼り合わされていない側の第
1シリコンウェーハ21の表面をその上に形成されてい
る第1酸化膜41と共に砥石及び研磨布を用いて所定の
厚さに研削研磨して単結晶シリコン層20を形成する。
熱酸化により第2シリコンウェーハ22及び単結晶シリ
コン層20の上に第2酸化膜42を第1酸化膜41の場
合と同様にして形成する。第2シリコンウエーハ22上
の第2酸化膜42をCF4などのガスによるドライエッ
チングによりエッチング除去した後、単結晶シリコン層
20上に残留した第2酸化膜42と露出した第2シリコ
ンウエーハ22との上にCVD法によりポリシリコン層
23をそれぞれ形成する。前記両方のポリシリコン層2
3上にCVD法により窒化膜35をそれぞれ形成した
後、パターニングして第2酸化膜42上に形成されてい
るポリシリコン層23の所定部分を露出させる。この露
出したポリシリコン層23とその下側に形成されている
第2酸化膜42をエッチング除去し、これにより第2酸
化膜42とこの上に積層されたポリシリコン層23とか
らなるスペーサ層25が単結晶シリコン層20上に形成
される。スペーサ層25及び単結晶シリコン層20の表
面にスパッタリング及びパターニングによりAl層36
を選択的に形成し、続いてSF6ガスによる低温での異
方性ドライエッチングを行う。これにより第1酸化膜4
1をエッチストップ層として単結晶シリコン層20が選
択的にエッチングされ、その結果、第1酸化膜41上に
単結晶シリコンからなる可動電極26が形成され、この
可動電極26の両側に僅かに間隙をあけて単結晶シリコ
ンからなる一対の固定電極27,28が形成される。A
l層36を除去した後、ポリシリコン層23と第2シリ
コンウェーハ22と第1酸化膜41と可動電極26と固
定電極27,28とスペーサ層25とを有する構造体4
3を可動電極26が検出電極12に対向するようにスペ
ーサ層25を介してガラス基板10に陽極接合する。続
いて、KOHなどのエッチャントによりポリシリコン層
23及び第2シリコンウェーハ22を第1酸化膜41を
エッチストップ層としてエッチング除去する。次いでフ
ッ酸などのエッチャントによるウエットエッチング又は
CF4などのエッチャントによるドライエッチングを行
って、第1酸化膜41をエッチング除去する。これによ
り単結晶シリコンからなる可動電極26が単結晶シリコ
ンからなる一対の固定電極27,28に挟まれて検出電
極12の上方に浮動に形成された半導体慣性センサ50
が得られる。
センサ50の製造方法について述べる。図5に示すよう
に、先ず第2実施形態と同様にガラス基板10上にスパ
ッタリング、真空蒸着などによりAu,Pt,Cuなど
から選ばれた金属の薄膜からなる検出電極12を形成す
る。一方、第1実施形態の製造方法と同様に行い、第1
シリコンウェーハ21の両面に第1酸化膜41を形成す
る。次いで第2シリコンウェーハ22を第1シリコンウ
エーハ21に第1酸化膜41を介して貼り合わせる。第
2シリコンウエーハ22が貼り合わされていない側の第
1シリコンウェーハ21の表面をその上に形成されてい
る第1酸化膜41と共に砥石及び研磨布を用いて所定の
厚さに研削研磨して単結晶シリコン層20を形成する。
熱酸化により第2シリコンウェーハ22及び単結晶シリ
コン層20の上に第2酸化膜42を第1酸化膜41の場
合と同様にして形成する。第2シリコンウエーハ22上
の第2酸化膜42をCF4などのガスによるドライエッ
チングによりエッチング除去した後、単結晶シリコン層
20上に残留した第2酸化膜42と露出した第2シリコ
ンウエーハ22との上にCVD法によりポリシリコン層
23をそれぞれ形成する。前記両方のポリシリコン層2
3上にCVD法により窒化膜35をそれぞれ形成した
後、パターニングして第2酸化膜42上に形成されてい
るポリシリコン層23の所定部分を露出させる。この露
出したポリシリコン層23とその下側に形成されている
第2酸化膜42をエッチング除去し、これにより第2酸
化膜42とこの上に積層されたポリシリコン層23とか
らなるスペーサ層25が単結晶シリコン層20上に形成
される。スペーサ層25及び単結晶シリコン層20の表
面にスパッタリング及びパターニングによりAl層36
を選択的に形成し、続いてSF6ガスによる低温での異
方性ドライエッチングを行う。これにより第1酸化膜4
1をエッチストップ層として単結晶シリコン層20が選
択的にエッチングされ、その結果、第1酸化膜41上に
単結晶シリコンからなる可動電極26が形成され、この
可動電極26の両側に僅かに間隙をあけて単結晶シリコ
ンからなる一対の固定電極27,28が形成される。A
l層36を除去した後、ポリシリコン層23と第2シリ
コンウェーハ22と第1酸化膜41と可動電極26と固
定電極27,28とスペーサ層25とを有する構造体4
3を可動電極26が検出電極12に対向するようにスペ
ーサ層25を介してガラス基板10に陽極接合する。続
いて、KOHなどのエッチャントによりポリシリコン層
23及び第2シリコンウェーハ22を第1酸化膜41を
エッチストップ層としてエッチング除去する。次いでフ
ッ酸などのエッチャントによるウエットエッチング又は
CF4などのエッチャントによるドライエッチングを行
って、第1酸化膜41をエッチング除去する。これによ
り単結晶シリコンからなる可動電極26が単結晶シリコ
ンからなる一対の固定電極27,28に挟まれて検出電
極12の上方に浮動に形成された半導体慣性センサ50
が得られる。
【0019】図7は第1実施形態の半導体慣性センサ3
0の別の実施形態の半導体慣性センサ60を示す。第1
実施形態のセンサ30との相違点は、ポリシリコン層2
3と第2酸化膜42からなるスペーサ層25において、
スペーサ25を構成する第2酸化膜42の一部を除去し
て開口部42aを形成したことにある。この開口部42
aが存在することによりスペーサ25に接合する固定電
極27はスペーサ層を構成するポリシリコン層23と電
気的に接続されるため、ガラス基板10の側にある電極
(図示せず)をスペーサ25を介して外部と電気的に接
続することが可能となる。
0の別の実施形態の半導体慣性センサ60を示す。第1
実施形態のセンサ30との相違点は、ポリシリコン層2
3と第2酸化膜42からなるスペーサ層25において、
スペーサ25を構成する第2酸化膜42の一部を除去し
て開口部42aを形成したことにある。この開口部42
aが存在することによりスペーサ25に接合する固定電
極27はスペーサ層を構成するポリシリコン層23と電
気的に接続されるため、ガラス基板10の側にある電極
(図示せず)をスペーサ25を介して外部と電気的に接
続することが可能となる。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように、従来のウェーハのレ
ーザ加工による半導体慣性センサの製法と異なり、本発
明によればウェーハのレーザ加工が不要となり、大量生
産に適した低コストの半導体慣性センサを製作すること
ができる。基板をシリコン基板でなく、ガラス基板にす
ることにより、静電容量で検出を行うセンサでは、素子
の寄生容量が低下し、高感度で高精度の半導体慣性セン
サが得られる。可動電極、固定電極又は枠体などを構成
する単結晶シリコン層が所望の厚さを有する第2シリコ
ンウェーハに支持された状態でシリコン基板に接合する
ため、従来のような貼り付き(sticking)現象を生じ
ず、検出電極やシリコン基板に対して所定のギャップで
可動電極を設けることができる。また可動電極等は単結
晶シリコンからなるため、多結晶シリコンや金属等と比
べて機械的特性に優れる。更に可動電極と基板とのギャ
ップをエッチング時間で制御することなく、スペーサ層
の厚さで規定するため、高精度にギャップを形成でき
る。
ーザ加工による半導体慣性センサの製法と異なり、本発
明によればウェーハのレーザ加工が不要となり、大量生
産に適した低コストの半導体慣性センサを製作すること
ができる。基板をシリコン基板でなく、ガラス基板にす
ることにより、静電容量で検出を行うセンサでは、素子
の寄生容量が低下し、高感度で高精度の半導体慣性セン
サが得られる。可動電極、固定電極又は枠体などを構成
する単結晶シリコン層が所望の厚さを有する第2シリコ
ンウェーハに支持された状態でシリコン基板に接合する
ため、従来のような貼り付き(sticking)現象を生じ
ず、検出電極やシリコン基板に対して所定のギャップで
可動電極を設けることができる。また可動電極等は単結
晶シリコンからなるため、多結晶シリコンや金属等と比
べて機械的特性に優れる。更に可動電極と基板とのギャ
ップをエッチング時間で制御することなく、スペーサ層
の厚さで規定するため、高精度にギャップを形成でき
る。
【図1】図2のA−A線要部に相当する本発明の第1実
施形態の半導体慣性センサ及びその製造工程を示す断面
図。
施形態の半導体慣性センサ及びその製造工程を示す断面
図。
【図2】本発明の第1実施形態の半導体慣性センサの外
観斜視図。
観斜視図。
【図3】本発明の第2実施形態の半導体慣性センサの外
観斜視図。
観斜視図。
【図4】図3のB−B線要部に相当する本発明の第2実
施形態の半導体慣性センサ及びその製造工程を示す断面
図。
施形態の半導体慣性センサ及びその製造工程を示す断面
図。
【図5】図6のC−C線要部に相当する本発明の第3実
施形態の半導体慣性センサ及びその製造工程を示す断面
図。
施形態の半導体慣性センサ及びその製造工程を示す断面
図。
【図6】本発明の第3実施形態の半導体慣性センサの外
観斜視図。
観斜視図。
【図7】本発明の第1実施形態の半導体慣性センサの別
の実施形態を示す断面図。
の実施形態を示す断面図。
10 ガラス基板 12 検出電極 20 単結晶シリコン層 21 第1シリコンウェーハ 22 第2シリコンウェーハ 23 ポリシリコン層 25 スペーサ層 26 可動電極 27,28 一対の固定電極 41 第1膜 42 第2膜 30,40,50,60 半導体慣性センサ
Claims (3)
- 【請求項1】 両面にシリコンを浸食せずにエッチング
可能な第1膜(41)を有する第1シリコンウェーハ(21)に
第2シリコンウェーハ(22)を貼り合わせる工程と、 前記第1シリコンウェーハ(21)の片面を所定の厚さに研
磨して単結晶シリコン層(20)を形成する工程と、 前記単結晶シリコン層(20)上にシリコンを浸食せずにエ
ッチング可能な第2膜(42)を形成する工程と、 前記第2膜(42)の上にポリシリコン層(23)を形成する工
程と、 前記単結晶シリコン層(20)上に順次積層された前記第2
膜(42)及び前記ポリシリコン層(23)を選択的にエッチン
グ除去し、これにより前記第2膜(42)とこの上に積層さ
れた前記ポリシリコン層(23)とからなるスペーサ層(25)
を前記単結晶シリコン層(20)上に形成する工程と露出し
た単結晶シリコン層(20)を選択的にエッチング除去し、
これにより前記第1膜(41)に接続する単結晶シリコンか
らなる可動電極(26)と前記第1膜(41)及び前記スペーサ
層(25)に接続する単結晶シリコンからなる一対の固定電
極(27,28)とをそれぞれ形成する工程と、 前記第2シリコンウェーハ(22)と前記第1膜(41)と前記
可動電極(26)と前記固定電極(27,28)と前記スペーサ層
(25)とを有する構造体(43)を前記可動電極(26)がガラス
基板(10)に対向するように前記スペーサ層(25)を介して
ガラス基板(10)に接合する工程と、 前記第2シリコンウェーハ(22)を前記第1膜(41)をエッ
チストップ層としてエッチング除去する工程と、 前記第1膜(41)をエッチング除去することにより前記一
対の固定電極(27,28)と前記固定電極(27,28)に挟まれか
つ前記ガラス基板(10)の上方に浮動する前記可動電極(2
6)とを有する半導体慣性センサ(30)を得る工程とを含む
半導体慣性センサの製造方法。 - 【請求項2】 ガラス基板(10)上に検出電極(12)を形成
する工程と、 両面にシリコンを浸食せずにエッチング可能な第1膜(4
1)を有する第1シリコンウェーハ(21)に第2シリコンウ
ェーハ(22)を貼り合わせる工程と、 前記第1シリコンウェーハ(21)の片面を所定の厚さに研
磨して単結晶シリコン層(20)を形成する工程と、 前記単結晶シリコン層(20)上にシリコンを浸食せずにエ
ッチング可能な第2膜(42)を形成する工程と、 前記第2膜(42)上にポリシリコン層(23)を形成する工程
と、 前記単結晶シリコン層(20)上に順次積層された前記第2
膜(42)及び前記ポリシリコン層(23)を選択的にエッチン
グ除去し、これにより前記第2膜(42)とこの上に積層さ
れた前記ポリシリコン層(23)とからなるスペーサ層(25)
を前記単結晶シリコン層(20)上に形成する工程と、 露出した単結晶シリコン層(20)を選択的にエッチング除
去し、これにより前記第1膜(41)に接続する単結晶シリ
コンからなる可動電極(26)を形成する工程と、 前記第2シリコンウェーハ(22)と前記第1膜(41)と前記
可動電極(26)と前記スペーサ層(25)とを有する構造体(4
3)を前記可動電極(26)が前記検出電極(12)に対向するよ
うに前記スペーサ層(25)を介してガラス基板(10)に接合
する工程と、 前記第2シリコンウェーハ(22)を前記第1膜(41)をエッ
チストップ層としてエッチング除去する工程と、 前記第1膜(41)をエッチング除去することにより前記ガ
ラス基板(10)上に前記検出電極(12)に対向して浮動する
前記可動電極(26)を有する半導体慣性センサ(40)を得る
工程とを含む半導体慣性センサの製造方法。 - 【請求項3】 ガラス基板(10)上に検出電極(12)を形成
する工程と、 両面にシリコンを浸食せずにエッチング可能な第1膜(4
1)を有する第1シリコンウェーハ(21)に第2シリコンウ
ェーハ(22)を貼り合わせる工程と、 前記第1シリコンウェーハ(21)の片面を所定の厚さに研
磨して単結晶シリコン層(20)を形成する工程と、 前記単結晶シリコン層(20)上にシリコンを浸食せずにエ
ッチング可能な第2膜(42)を形成する工程と、 前記第2膜(42)の上にポリシリコン層(23)を形成する工
程と、 前記単結晶シリコン層(20)上に順次積層された前記第2
膜(42)及び前記ポリシリコン層(23)を選択的にエッチン
グ除去し、これにより前記第2膜(42)とこの上に積層さ
れた前記ポリシリコン層(23)とからなるスペーサ層(25)
を前記単結晶シリコン層(20)上に形成する工程と、 露出した単結晶シリコン層(20)を選択的にエッチング除
去し、これにより前記第1膜(41)に接続する単結晶シリ
コンからなる可動電極(26)と前記第1膜(41)及び前記ス
ペーサ層(25)に接続する単結晶シリコンからなる一対の
固定電極(27,28)とをそれぞれ形成する工程と、 前記第2シリコンウェーハ(22)と前記第1膜(41)と前記
可動電極(26)と前記固定電極(27,28)と前記スペーサ層
(25)とを有する構造体(43)を前記可動電極(26)が前記検
出電極(12)に対向するように前記スペーサ層(25)を介し
てガラス基板(10)に接合する工程と、 前記第2シリコンウェーハ(22)を前記第1膜(41)をエッ
チストップ層としてエッチング除去する工程と、 前記第1膜(41)をエッチング除去することにより前記一
対の固定電極(27,28)と前記固定電極(27,28)に挟まれか
つ前記ガラス基板(10)上に前記検出電極(12)に対向して
浮動する前記可動電極(26)を有する半導体慣性センサ(5
0)を得る工程とを含む半導体慣性センサの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9072957A JPH10270715A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | 半導体慣性センサの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9072957A JPH10270715A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | 半導体慣性センサの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10270715A true JPH10270715A (ja) | 1998-10-09 |
Family
ID=13504381
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9072957A Withdrawn JPH10270715A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | 半導体慣性センサの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10270715A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014002110A (ja) * | 2012-06-20 | 2014-01-09 | Tdk Corp | 静電容量検出装置 |
| FR3013442A1 (fr) * | 2013-11-20 | 2015-05-22 | Sagem Defense Securite | Capteur comprenant des masses mobiles et des moyens de detection des mouvements relatifs des masses |
| CN110577185A (zh) * | 2019-08-06 | 2019-12-17 | 西人马联合测控(泉州)科技有限公司 | Mems结构、mems结构的制作方法及胎压传感器 |
-
1997
- 1997-03-26 JP JP9072957A patent/JPH10270715A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014002110A (ja) * | 2012-06-20 | 2014-01-09 | Tdk Corp | 静電容量検出装置 |
| FR3013442A1 (fr) * | 2013-11-20 | 2015-05-22 | Sagem Defense Securite | Capteur comprenant des masses mobiles et des moyens de detection des mouvements relatifs des masses |
| WO2015075115A1 (fr) * | 2013-11-20 | 2015-05-28 | Sagem Defense Securite | Capteur comprenant des masses mobiles et des moyens de détection des mouvements relatifs des masses |
| CN105917192A (zh) * | 2013-11-20 | 2016-08-31 | 萨甘安全防护公司 | 包括移动质量块的传感器以及用于检测所述质量块的相对移动的装置 |
| US9739612B2 (en) | 2013-11-20 | 2017-08-22 | Safran Electronics & Defense | Sensor including moving masses and means for detecting relative movements of the masses |
| CN110577185A (zh) * | 2019-08-06 | 2019-12-17 | 西人马联合测控(泉州)科技有限公司 | Mems结构、mems结构的制作方法及胎压传感器 |
| CN110577185B (zh) * | 2019-08-06 | 2021-11-16 | 西人马联合测控(泉州)科技有限公司 | Mems结构、mems结构的制作方法及胎压传感器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040601 |