JPH0715925Y2 - 伸縮継手用カバー取付ピン落下防止板発条 - Google Patents

伸縮継手用カバー取付ピン落下防止板発条

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JPH0715925Y2
JPH0715925Y2 JP4033091U JP4033091U JPH0715925Y2 JP H0715925 Y2 JPH0715925 Y2 JP H0715925Y2 JP 4033091 U JP4033091 U JP 4033091U JP 4033091 U JP4033091 U JP 4033091U JP H0715925 Y2 JPH0715925 Y2 JP H0715925Y2
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prevention plate
mounting pin
pin
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敏一 大松
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は建造物の壁面の間隙を被
覆する伸縮継手装置における施工技術の改良に係り、殊
にカバー取付ピンを安定保持するための伸縮継手用カバ
ー取付ピン落下防止板発条に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建造物は温度変化による伸縮,不等沈下
及び地震等による歪から生ずる建造物の破壊を防止する
手段として間隙構造が構成してあり、該間隙構造が表面
に現れた壁面や床面には、間隙の拡縮やレベル変位を妨
げないように該間隙を被覆する伸縮継手が構成されてい
る。即ち、従来の伸縮継手の構造は、図6に示すように
間隙Gを挟んで建造物a,aの対向した端縁に固設して
なる一対の枠基台50,50間に、該枠基台50の摺動
溝51に対して摺動自在に嵌合したカバー取付ピン52
を介して伸縮連結桿53を上下左右に傾倒自在になり、
且つ間隙の拡縮に追従するように掛架すると共に、該伸
縮連結桿53に間隙Gを覆うカバー板54を被設した構
造になっており、上記伸縮連結桿53はW字状板発条5
5によって吊り込まれている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし上記構成によれ
ば、伸縮連結桿53を枢設するカバー取付ピン52が枠
基台50の摺動溝51に対して長手方向摺動自在に嵌合
してあるため、殊に壁面の伸縮継手の場合、施工時に枠
基台50が鉛直方向に位置するため、該摺動溝51に嵌
合したカバー取付ピン52が滑り落下してしまうから、
各カバー取付ピン52を把持しながら施工しなくてはな
らず、カバー板54取付時の位置決めが面倒であった。
【0004】本考案は上記問題に鑑みてなされたもので
あり、施工時にカバー取付ピンが枠基台に対して簡単に
滑ることがなく、且つ伸縮連結桿の自由度を損なうこと
がない伸縮継手用カバー取付ピン落下防止板発条を提供
することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案に係る伸縮継手用
カバー取付ピン落下防止板発条は、建造物間の間隙を挟
んで両建造物端縁に対向固設した一対の枠基台間に複数
の伸縮連結桿を配置掛架すると共に、該伸縮連結桿に前
記間隙を覆うカバー板を被設固着してなる伸縮継手の前
記伸縮連結桿を両枠基台に掛架する構造において、該伸
縮連結桿が枠基台の長手方向に条設した摺動溝に対して
摺動自在に基部を嵌合したカバー取付ピンの頂端に枢設
してあり、該カバー取付ピンの摺動基部と前記枠基台の
摺動溝間に弾性材によって構成したピン落下防止板発条
を介挿し、適宜摺動抵抗を付加することを要旨とするも
のである。
【0006】
【作用】伸縮継手を建造物の表面に現れた間隙に被設施
工するに際して、先ず枠基台の摺動溝にピン落下防止板
発条を係合した所定個数のカバー取付ピンを端部から組
み込んで使用する。各カバー取付ピンは、該ピン落下防
止板発条の弾性によって所定の摺動位置に配置維持せし
めることができるため、壁面等の鉛直方向に延びる間隙
の伸縮継手施工においても該カバー取付ピンは滑り落下
することはなく、両枠基台に組み付けたカバー取付ピン
に伸縮連結桿を掛架したとき、該伸縮連結桿は所定の位
置に配置支持された状態になる。従って、カバー板に対
する伸縮連結桿の位置決めが容易になる。
【0007】
【実施例】以下、本考案に係る伸縮継手用カバー取付ピ
ン落下防止板発条の一実施例を図面に従って説明する。
図1は本考案に係るピン落下防止板発条を使用した伸縮
継手の要部分解斜視図、図2は同ピン落下防止板発条の
正面図(a)と平面図(b)、図3は伸縮継手の縦断面
図である。符号1,1は建造物a,aの間隙Gを挟んで
該建造物の対向端縁にアンカーボルト6により固設した
L字状断面になる一対の枠基台であり、該両枠基台1,
1にはそれぞれ正面側基台面に係止縁3,3を構成した
摺動溝2を条設すると共に、内縁側基台面にはそれぞれ
長手方向に延びる発条端係止溝4と止水板嵌合溝5を構
成してなる。符号7は摺動基部8に立設した支持部9の
頂端に円柱状枢軸部10を一体的に構成したカバー取付
ピンであり、該カバー取付ピン7は後述する伸縮連結桿
11の摺動溝12の幅に嵌合する短桿状に切断されると
共に、上記摺動溝2に対して溝端から挿入し、摺動自在
になる。上記伸縮連結桿11は、カバー取付ピン7の円
柱状枢軸部10が横向きに内挿する係止縁13,13を
持った摺動溝12を構成すると共に、両枠基台1,1に
嵌入した一対のカバー取付ピン7,7の円柱状枢軸部1
0を該摺動溝12,12に内挿して、両枠基台1,1を
横断すると同時に上下左右に傾倒自在になり、且つ間隙
の拡縮に追従するように掛架してなる。
【0008】また符号14はW字状に屈曲した吊り込み
用板発条であり、該吊り込み用板発条14の両端に構成
した係止端15,15を前記枠基台1,1の発条端係止
溝4と係合すると共に、該中央部と伸縮連結桿11の中
央部をボルト・ナット16を介して固着してなる。
【0009】本考案のピン落下防止板発条17は図2及
び図4,図5に示すように、枠基台1の摺動溝2とカバ
ー取付ピン7間に弾挿されるものである。該ピン落下防
止板発条17は、薄い板発条材料によって構成されるも
のであり、前記カバー取付ピン7の摺動基部8の底面に
おいて長手方向に条設した凹条18と嵌合する細幅部2
0の両端に、枠基台1の摺動溝2の溝幅をもった波状側
面形状に屈曲した板発条部21,21を構成してなる。
そして該ピン落下防止板発条17の細幅部21にカバー
取付ピン7の凹条18を跨がせた状態で該カバー取付ピ
ン7とピン落下防止板発条17を枠基台1の摺動溝2端
部から挿入し、該ピン落下防止板発条17の弾性によっ
てカバー取付ピン7の摺動位置に定置する構造になる。
【0010】また符号22は上記両枠基台1,1を覆
い、両端部裏面に固設した摺動パッキン23,23がそ
れぞれ建造物a,aの表面に摺接するように、適宜間隔
で配置した伸縮連結桿11に取付螺子24を介して固設
したカバー板であり、この被設によって建造物a,a間
の間隙Gを覆うようになる。
【0011】尚、図中25は枠基台1,1に構成した止
水板嵌合溝5,5に両端を係合固着し、間隙G間に張設
した止水板である。
【0012】上記構成になるピン落下防止板発条17を
使用した伸縮継手を建造物a,aの表面に現れた間隙G
に被設施工するに際して、枠基台1の摺動溝2端部から
ピン落下防止板発条17を係合した所定個数のカバー取
付ピン7を組み込み、該ピン落下防止板発条17の弾性
によって所定の位置に配置維持せしめることができる。
従って、特に壁面等の鉛直方向に延びる間隙Gの伸縮継
手施工においてカバー取付ピン7,7間に掛架する伸縮
連結桿11の位置決めが容易になり、作業を簡単にする
ことができる。
【0013】
【考案の効果】以上述べたように本考案に係る伸縮継手
用カバー取付ピン落下防止板発条の構造によれば、上下
左右及び拡縮の自由度をもって枠基台間に伸縮連結桿を
掛架するカバー取付ピンを、該基台の摺動溝に対してピ
ン落下防止板発条を介在して摺動基部を挿入したことに
より、施工時の位置決めが簡単になる特徴を有するもの
であり、本考案実施後の実用的効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るピン落下防止板発条を使用した伸
縮継手の要部分解斜視図である。
【図2】同ピン落下防止板発条の正面図(a)と平面図
(b)である。
【図3】伸縮継手の縦断面図である。
【図4】図3におけるIV−IV線拡大断面図である。
【図5】図4におけるV−V線断面図である。
【図6】従来の伸縮継手を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 枠基台 2 摺動溝 7 カバー取付ピン 8 摺動基部 9 支持部 10 円柱状枢軸部 11 伸縮連結桿 12 摺動溝 14 吊り込み用板発条 17 ピン落下防止板発条 18 凹条 20 細幅部 21 板発条部 22 カバー板

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建造物間の間隙を挟んで両建造物端縁に
    対向固設した一対の枠基台間に複数の伸縮連結桿を配置
    掛架すると共に、該伸縮連結桿に前記間隙を覆うカバー
    板を被設固着してなる伸縮継手の該伸縮連結桿を両枠基
    台に掛架する構造において、前記伸縮連結桿が枠基台の
    長手方向に条設した摺動溝に対して摺動自在に基部を嵌
    合したカバー取付ピンの頂端に枢設してあり、該カバー
    取付ピンの摺動基部と前記枠基台の摺動溝間に弾性材に
    よって構成したピン落下防止板発条を介挿し、適宜摺動
    抵抗を付加することを特徴とする伸縮継手用カバー取付
    ピン落下防止板発条。
  2. 【請求項2】 前記カバー取付ピンの摺動基部底面に長
    手方向に凹条を条設すると共に、該凹条と嵌合する細幅
    部の両端にそれぞれ前記枠基台の摺動溝の溝幅をもち波
    状側面形状に屈曲した板発条部を構成してなり、該細幅
    部にカバー取付ピンの凹条を跨がせた状態で該カバー取
    付ピンとピン落下防止板発条を枠基台の摺動溝端部から
    挿入することを特徴とする請求項1記載の伸縮継手用カ
    バー取付ピン落下防止板発条。
JP4033091U 1991-04-30 1991-04-30 伸縮継手用カバー取付ピン落下防止板発条 Expired - Lifetime JPH0715925Y2 (ja)

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JPH04125304U JPH04125304U (ja) 1992-11-16
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