JPH0715983A - 振動波モータ駆動回路 - Google Patents
振動波モータ駆動回路Info
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- JPH0715983A JPH0715983A JP5153365A JP15336593A JPH0715983A JP H0715983 A JPH0715983 A JP H0715983A JP 5153365 A JP5153365 A JP 5153365A JP 15336593 A JP15336593 A JP 15336593A JP H0715983 A JPH0715983 A JP H0715983A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は、簡単な回路構成で高精度に
共振状態を検出できるようにした駆動回路を提供するこ
とである。 【構成】 トランス駆動式の駆動回路では、振動波モー
タの固有静電容量と該トランスの2次巻線のインダクタ
ンスとが並列LC回路を構成するので、該モータの振動
体が機械的共振状態になった時には該LC並列回路も電
気的共振状態となり、該回路のインピーダンスが最小と
なり、従って該トランスの2次巻線の出力電圧も顕著に
低下する。本発明では、トランス6の2次巻線に並列に
抵抗R2およびR3からなる分圧回路を接続して該振動
波モータの振動体(励振素子1が示されている)が共振
状態になったことを検出するようにした。なお、9は整
流器、10はA/D変換器、11はマイクロコンピュー
タ、2は可変周波数発振器、3は移相器、4及び5はパ
ルス発生のためのスイッチング回路、1a及び1bは該
モータの駆動電極、である。
共振状態を検出できるようにした駆動回路を提供するこ
とである。 【構成】 トランス駆動式の駆動回路では、振動波モー
タの固有静電容量と該トランスの2次巻線のインダクタ
ンスとが並列LC回路を構成するので、該モータの振動
体が機械的共振状態になった時には該LC並列回路も電
気的共振状態となり、該回路のインピーダンスが最小と
なり、従って該トランスの2次巻線の出力電圧も顕著に
低下する。本発明では、トランス6の2次巻線に並列に
抵抗R2およびR3からなる分圧回路を接続して該振動
波モータの振動体(励振素子1が示されている)が共振
状態になったことを検出するようにした。なお、9は整
流器、10はA/D変換器、11はマイクロコンピュー
タ、2は可変周波数発振器、3は移相器、4及び5はパ
ルス発生のためのスイッチング回路、1a及び1bは該
モータの駆動電極、である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は振動波モータの駆動回路
に関し、特に該モータの振動体(すなわちステータ)の
励振素子をトランスを介して駆動する形式の駆動回路に
関する。
に関し、特に該モータの振動体(すなわちステータ)の
励振素子をトランスを介して駆動する形式の駆動回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】振動波モータは各種の精密小型機器の駆
動源として実用化されて以来ほぼ10年近くが経過し、
この間に該モータの駆動制御技術も徐々に確立されてき
た。
動源として実用化されて以来ほぼ10年近くが経過し、
この間に該モータの駆動制御技術も徐々に確立されてき
た。
【0003】従来、該モータの駆動制御技術として、た
とえば、PLL(Phase Locked Loo
p)方式によりアナログ電圧で励振素子を駆動するもの
や、パルストランス方式によりパルス電圧で励振素子を
駆動するものが知られている。
とえば、PLL(Phase Locked Loo
p)方式によりアナログ電圧で励振素子を駆動するもの
や、パルストランス方式によりパルス電圧で励振素子を
駆動するものが知られている。
【0004】以下には本発明の先行技術としてのトラン
ス型パルス電圧駆動方式による振動波モータ駆動回路の
従来例について、図8及び9を参照しつゝ該回路の構成
と機能について説明する。
ス型パルス電圧駆動方式による振動波モータ駆動回路の
従来例について、図8及び9を参照しつゝ該回路の構成
と機能について説明する。
【0005】図において、1は該モータの振動体に取付
けられている圧電素子もしくは電歪素子などの励振素
子、1a及び1bは該励振素子1に駆動電圧を印加する
ための駆動電極、2は制御用マイコン11により制御さ
れる可変周波数発振器、3は該発振器2の出力に対して
90°移相された出力を発生するようにマイコン11に
制御される90°移相器、4及び5は該発振器2及び移
相器3からの交番電圧を電源V1の電圧でスイッチング
するスイッチング回路、6及び7はスイッチング回路4
及び5でスイッチングされたパルス電圧を増幅する昇圧
トランス、である。
けられている圧電素子もしくは電歪素子などの励振素
子、1a及び1bは該励振素子1に駆動電圧を印加する
ための駆動電極、2は制御用マイコン11により制御さ
れる可変周波数発振器、3は該発振器2の出力に対して
90°移相された出力を発生するようにマイコン11に
制御される90°移相器、4及び5は該発振器2及び移
相器3からの交番電圧を電源V1の電圧でスイッチング
するスイッチング回路、6及び7はスイッチング回路4
及び5でスイッチングされたパルス電圧を増幅する昇圧
トランス、である。
【0006】8は駆動電極1aに対する印加電圧とトラ
ンス6の2次側電圧との差を検出するための差動増幅器
であり、該増幅器8の非反転人力端子はトランス6の2
次巻線に接続され、該増幅器8の反転入力端子は駆動電
極1aに接続され、両入力端子の間にはトランス6の2
次巻線と駆動電極1aとに直列接続された抵抗R1が接
続されている。すなわち、トランス6の出力電圧と駆動
電極1aに対する印加電圧との差を抵抗R1に流れる電
流による電圧降下として差動増幅器8で検出し、マイコ
ン11はこの検出値を参考データとして可変周波数発振
器2の発振周波数を制御するようになっている。9は差
動増幅器8の出力を整流する整流器、10は該整流器9
により整流された脈流電圧をパルス信号に変換するA/
D変換器、である。
ンス6の2次側電圧との差を検出するための差動増幅器
であり、該増幅器8の非反転人力端子はトランス6の2
次巻線に接続され、該増幅器8の反転入力端子は駆動電
極1aに接続され、両入力端子の間にはトランス6の2
次巻線と駆動電極1aとに直列接続された抵抗R1が接
続されている。すなわち、トランス6の出力電圧と駆動
電極1aに対する印加電圧との差を抵抗R1に流れる電
流による電圧降下として差動増幅器8で検出し、マイコ
ン11はこの検出値を参考データとして可変周波数発振
器2の発振周波数を制御するようになっている。9は差
動増幅器8の出力を整流する整流器、10は該整流器9
により整流された脈流電圧をパルス信号に変換するA/
D変換器、である。
【0007】図9に周波数と整流器9から得られる電流
値aおよび回転数a′との関係を示す。この図のfrが
振動波モータの共振周波数である。なお、トランス6及
び7の2次側インダクタンスは駆動電極と励振素子との
間の静電容量と該インダクタンスとの並列回路における
共振周波数がモータの駆動周波数と略一致するように設
定されている。
値aおよび回転数a′との関係を示す。この図のfrが
振動波モータの共振周波数である。なお、トランス6及
び7の2次側インダクタンスは駆動電極と励振素子との
間の静電容量と該インダクタンスとの並列回路における
共振周波数がモータの駆動周波数と略一致するように設
定されている。
【0008】制御用マイコン11は振動波モータの共振
周波数よりやや高い周波数f1の交番電圧を与えるよう
に発振器2に指令を与える。そして、そのときの電流の
大きさを整流器9及びA/D変換器10より得る。この
値がある値より小さいとき制御用マイコン11は周波数
を低い方へシフトするように指令する。そして、電流値
がある値より大きくなった周波数f2で共振周波数だと
判断し、その周波数で駆動する。このようにして、振動
波モータの共振周波数で駆動するように制御する。
周波数よりやや高い周波数f1の交番電圧を与えるよう
に発振器2に指令を与える。そして、そのときの電流の
大きさを整流器9及びA/D変換器10より得る。この
値がある値より小さいとき制御用マイコン11は周波数
を低い方へシフトするように指令する。そして、電流値
がある値より大きくなった周波数f2で共振周波数だと
判断し、その周波数で駆動する。このようにして、振動
波モータの共振周波数で駆動するように制御する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述の如き従来の駆動
回路では該モータの振動体が共振状態にあるか否かを高
感度で検出できないという欠点があった。すなわち、差
動増幅器8の二つの入力端子間に接続された抵抗R1は
駆動用トランス6の2次巻線と駆動電極1aとの間に直
列に接続されているため、増幅器8への入力を大きくし
て検出感度を上げようとすれば抵抗R1の抵抗値も大き
くしなければならないが、抵抗R1の値を大きくすれば
該抵抗における電力消費が大きくなるばかりでなく該抵
抗における発熱も無視できなくなり、また、駆動電極1
aに供給されるべき電気エネルギーが無駄に消費されて
しまう。従って、従来の駆動回路では、抵抗R1の値は
なるべく小さく設定されていたので差動増幅器8の出力
電圧は微弱であり、高精度の差動増幅器が必要である
上、検出精度はあまりよくなかった。
回路では該モータの振動体が共振状態にあるか否かを高
感度で検出できないという欠点があった。すなわち、差
動増幅器8の二つの入力端子間に接続された抵抗R1は
駆動用トランス6の2次巻線と駆動電極1aとの間に直
列に接続されているため、増幅器8への入力を大きくし
て検出感度を上げようとすれば抵抗R1の抵抗値も大き
くしなければならないが、抵抗R1の値を大きくすれば
該抵抗における電力消費が大きくなるばかりでなく該抵
抗における発熱も無視できなくなり、また、駆動電極1
aに供給されるべき電気エネルギーが無駄に消費されて
しまう。従って、従来の駆動回路では、抵抗R1の値は
なるべく小さく設定されていたので差動増幅器8の出力
電圧は微弱であり、高精度の差動増幅器が必要である
上、検出精度はあまりよくなかった。
【0010】しかもトランス2次側電圧は高い電圧であ
るためアイソレーションアンプを使うか、一度抵抗で分
圧してから汎用の差動増幅器を使うかしなければならず
回路が複雑でしかも高価なものになってしまうという問
題点がある。
るためアイソレーションアンプを使うか、一度抵抗で分
圧してから汎用の差動増幅器を使うかしなければならず
回路が複雑でしかも高価なものになってしまうという問
題点がある。
【0011】本発明の目的は、前記従来技術に内在する
問題点を解決し、該モータの振動体の共振状態を従来回
路よりも高精度に検出することができるとともに駆動電
極に供給すべき電気エネルギーを無駄に消費することの
ない、改良された振動波モータ駆動回路を提供すること
である。
問題点を解決し、該モータの振動体の共振状態を従来回
路よりも高精度に検出することができるとともに駆動電
極に供給すべき電気エネルギーを無駄に消費することの
ない、改良された振動波モータ駆動回路を提供すること
である。
【0012】
【課題を解決するための手段】振動体が共振状態になっ
た時の機械的振動エネルギーを滑らかな連続的機械運動
にして取出す共振エネルギー利用形式の振動波モータに
おいては、該モータの駆動制御にとって必要な検出出力
は該モータの振動体が共振状態にあるか否かだけである
と言っても過言ではない。従って、該モータの駆動回路
には該振動体の共振状態を高精度に検出できる検出手段
が必要であるが、共振状態以外の状態まで高精度に検出
する能力はなくてもよい。
た時の機械的振動エネルギーを滑らかな連続的機械運動
にして取出す共振エネルギー利用形式の振動波モータに
おいては、該モータの駆動制御にとって必要な検出出力
は該モータの振動体が共振状態にあるか否かだけである
と言っても過言ではない。従って、該モータの駆動回路
には該振動体の共振状態を高精度に検出できる検出手段
が必要であるが、共振状態以外の状態まで高精度に検出
する能力はなくてもよい。
【0013】ところで、前述のようなトランス駆動式駆
動回路で制御される振動波モータにおいては、該振動体
が機械的共振状態になると、該モータの固有静電容量
(駆動電極と励振素子との間の静電容量)と該トランス
の2次巻線のインダクタンスとで構成されるLC並列回
路も電気的共振状態となるため該並列回路のインピーダ
ンスが最小となり、その結果、トランス6の端子電圧は
大きく低下する。トランスを用いる形式の駆動回路で
は、このような特性があるため、本発明では、このよう
なトランス式駆動回路の特性を利用して、該振動体の共
振状態のみを高精度に検出することにより該モータの駆
動制御を従来よりも高精度に行なうことができる駆動回
路を提供する。
動回路で制御される振動波モータにおいては、該振動体
が機械的共振状態になると、該モータの固有静電容量
(駆動電極と励振素子との間の静電容量)と該トランス
の2次巻線のインダクタンスとで構成されるLC並列回
路も電気的共振状態となるため該並列回路のインピーダ
ンスが最小となり、その結果、トランス6の端子電圧は
大きく低下する。トランスを用いる形式の駆動回路で
は、このような特性があるため、本発明では、このよう
なトランス式駆動回路の特性を利用して、該振動体の共
振状態のみを高精度に検出することにより該モータの駆
動制御を従来よりも高精度に行なうことができる駆動回
路を提供する。
【0014】本発明による駆動回路では、該モータの振
動体が機械的共振状態になった時の該トランスの端子電
圧の低下を検出する検出手段を該トランスの2次巻線も
しくは1次巻線に対して並列に(すなわち、該モータの
駆動電極に対しても並列に)設け、該駆動電極へ流れる
電流を大きく減少させないようにした。該検出手段とし
ては、例えば、トランスの2次巻線及び該駆動電極に対
して並列に接続された直列抵抗回路であってもよいが、
該トランスの1次巻線側に共振状態検出手段を設ける場
合には、該検出手段は抵抗回路でなくてもよく、汎用の
差動増幅器であってもよい。
動体が機械的共振状態になった時の該トランスの端子電
圧の低下を検出する検出手段を該トランスの2次巻線も
しくは1次巻線に対して並列に(すなわち、該モータの
駆動電極に対しても並列に)設け、該駆動電極へ流れる
電流を大きく減少させないようにした。該検出手段とし
ては、例えば、トランスの2次巻線及び該駆動電極に対
して並列に接続された直列抵抗回路であってもよいが、
該トランスの1次巻線側に共振状態検出手段を設ける場
合には、該検出手段は抵抗回路でなくてもよく、汎用の
差動増幅器であってもよい。
【0015】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。
【0016】<実施例1>図1に本発明の第1の実施例
の回路のブロック図を示し、図2に図1の中のトランス
の2次側電圧の大きさaとモータの回転数a′の周波数
特性を示す。図中、従来例と同じ部分には同じ番号がふ
られている。
の回路のブロック図を示し、図2に図1の中のトランス
の2次側電圧の大きさaとモータの回転数a′の周波数
特性を示す。図中、従来例と同じ部分には同じ番号がふ
られている。
【0017】従来例では電流検出のため抵抗R1が付い
ていたが本実施例では電圧を検出するための抵抗R2及
びR3からなる分圧抵抗回路がトランス6の2次側に並
列に接続され、該抵抗R2及びR3によりトランス2次
側電圧の大きさを分圧して検出している。
ていたが本実施例では電圧を検出するための抵抗R2及
びR3からなる分圧抵抗回路がトランス6の2次側に並
列に接続され、該抵抗R2及びR3によりトランス2次
側電圧の大きさを分圧して検出している。
【0018】整流器9はトランス2次側信号を平滑化し
直流成分にしてA/D変換器10で大きさを検知する。
直流成分にしてA/D変換器10で大きさを検知する。
【0019】図1の回路ブロック図の動作を、図2を基
に説明する。制御用マイコン11は振動波モータの共振
周波数よりやや高い周波数f1の交番電圧を与えるよう
に発振器2に指令を与える。そして、そのときの2次側
電圧の大きさを整流器9およびA/D変換器10により
得る。この周波数のときはトランス2次側の電圧降下は
発生していないので1次側電圧の巻線比で決まる電圧値
になる。すると、制御用マイコン11は、まだ共振周波
数になっていないと判断し周波数を低い方へシフトする
ように指令する。そのようにして共振周波数に近ずいて
いき、共振周波数に近ずいた周波数f2でトランス2次
側の電圧が降下する。これを整流器9及びA/D変換器
10で検出し、制御用マイコン11は共振周波数だと判
断し、その周波数もしくはその周波数より高い周波数で
駆動する。このようにして、振動波モータの共振周波数
付近で駆動制御される。
に説明する。制御用マイコン11は振動波モータの共振
周波数よりやや高い周波数f1の交番電圧を与えるよう
に発振器2に指令を与える。そして、そのときの2次側
電圧の大きさを整流器9およびA/D変換器10により
得る。この周波数のときはトランス2次側の電圧降下は
発生していないので1次側電圧の巻線比で決まる電圧値
になる。すると、制御用マイコン11は、まだ共振周波
数になっていないと判断し周波数を低い方へシフトする
ように指令する。そのようにして共振周波数に近ずいて
いき、共振周波数に近ずいた周波数f2でトランス2次
側の電圧が降下する。これを整流器9及びA/D変換器
10で検出し、制御用マイコン11は共振周波数だと判
断し、その周波数もしくはその周波数より高い周波数で
駆動する。このようにして、振動波モータの共振周波数
付近で駆動制御される。
【0020】<実施例2>図3は本発明の第2の実施例
の回路ブロック図である。図1と同じ部分には同じ番号
がついている。図3では、トランス1次側に印加してい
る電源の電圧と2次側電圧の分圧した電圧をコンパレー
タ回路12により比較している。図4は第2の実施例の
動作を説明する図で、トランスの2次側電圧の大きさと
モータの回転数の周波数特性を示す。
の回路ブロック図である。図1と同じ部分には同じ番号
がついている。図3では、トランス1次側に印加してい
る電源の電圧と2次側電圧の分圧した電圧をコンパレー
タ回路12により比較している。図4は第2の実施例の
動作を説明する図で、トランスの2次側電圧の大きさと
モータの回転数の周波数特性を示す。
【0021】スイッチング回路4及び5の電源は電池の
ような変動する電源を用いている。トランスの巻き線比
が1:20で電源の電圧が5Vのときトランス2次側電
圧は図4のaのように共振周波数よりずれた周波数では
20倍の100Vであるが共振周波数付近では80V以
下に下がる。よって、90Vに下がったときに共振周波
数だと判断するようにすると良い。すなわち、コンパレ
ータ回路12の片側に電源の5V、もう片方を90Vの
1/18になるように抵抗R2、R3を設定すればトラ
ンス2次側電圧が下がったことを検知することができ
る。
ような変動する電源を用いている。トランスの巻き線比
が1:20で電源の電圧が5Vのときトランス2次側電
圧は図4のaのように共振周波数よりずれた周波数では
20倍の100Vであるが共振周波数付近では80V以
下に下がる。よって、90Vに下がったときに共振周波
数だと判断するようにすると良い。すなわち、コンパレ
ータ回路12の片側に電源の5V、もう片方を90Vの
1/18になるように抵抗R2、R3を設定すればトラ
ンス2次側電圧が下がったことを検知することができ
る。
【0022】電源の電圧が3Vのときにはトランス2次
側電圧は図4のbのように共振周波数よりずれた周波数
では20倍の60Vであるが共振周波数付近で48V以
下に下がっている。このときコンパレータ回路12の片
側には電源の3Vが入力されており、もう片方はトラン
ス2次側電圧の1/18の電圧が入力されている。すな
わち、3×18=54Vよりトランス2次側電圧が下が
ったときに共振周波数であるとマイコン11が判定すれ
ばよい。この場合でも共振周波数を正確に検出すること
ができる。このときの回転数特性はa′,b′となる。
側電圧は図4のbのように共振周波数よりずれた周波数
では20倍の60Vであるが共振周波数付近で48V以
下に下がっている。このときコンパレータ回路12の片
側には電源の3Vが入力されており、もう片方はトラン
ス2次側電圧の1/18の電圧が入力されている。すな
わち、3×18=54Vよりトランス2次側電圧が下が
ったときに共振周波数であるとマイコン11が判定すれ
ばよい。この場合でも共振周波数を正確に検出すること
ができる。このときの回転数特性はa′,b′となる。
【0023】よって、実施例2のようトランスの電源電
圧が変化する場合でも共振周波数を検出することができ
る。
圧が変化する場合でも共振周波数を検出することができ
る。
【0024】<実施例3>図5は本発明の第3実施例の
回路ブロック図である。トランス6′,7′の1次側
は、センタータップが付いている。13は180°移相
器であり、発振器2および90°移相器3からの信号を
180°ずらす。このようにトランス1次側にセンター
タップを付け、その両端をスイッチング素子4−a、4
−b、5−a、5−bで180°位相をずらしてスイッ
チングすることにより同じ巻き線比のトランスの2倍昇
圧することができ、2次側電圧の変動も2倍になり検出
精度が向上する。
回路ブロック図である。トランス6′,7′の1次側
は、センタータップが付いている。13は180°移相
器であり、発振器2および90°移相器3からの信号を
180°ずらす。このようにトランス1次側にセンター
タップを付け、その両端をスイッチング素子4−a、4
−b、5−a、5−bで180°位相をずらしてスイッ
チングすることにより同じ巻き線比のトランスの2倍昇
圧することができ、2次側電圧の変動も2倍になり検出
精度が向上する。
【0025】<実施例4>図6は本発明の第4の実施例
の回路ブロック図である。14は差動増幅器であり、ト
ランス6′の1次側の印加電圧の大きさをモニタできる
ようになっている。トランスの2次側電圧が降下する原
因としてトランス1次側の巻き線抵抗および、スイッチ
ング素子4−a、4−b、5−a、5−dの持つ抵抗値
が影響していると考えられ、後者の場合トランスの1次
側電圧も共振周波数付近で降下する。1次側電圧は低い
ので抵抗分圧したりすることなしに実施例1〜3同様に
共振周波数を検出することができる。
の回路ブロック図である。14は差動増幅器であり、ト
ランス6′の1次側の印加電圧の大きさをモニタできる
ようになっている。トランスの2次側電圧が降下する原
因としてトランス1次側の巻き線抵抗および、スイッチ
ング素子4−a、4−b、5−a、5−dの持つ抵抗値
が影響していると考えられ、後者の場合トランスの1次
側電圧も共振周波数付近で降下する。1次側電圧は低い
ので抵抗分圧したりすることなしに実施例1〜3同様に
共振周波数を検出することができる。
【0026】<実施例5>図7は本発明の第5の実施例
の回路ブロック図である。実施例5ではスイッチング素
子であるトランジスタ4−aのコレクタ電圧の大きさを
検出する構成になっている。この部分の電圧は共振周波
数付近でトランス1次側電圧が下がるため上昇する。よ
って、この電圧を検出することで差動増幅器を用いるこ
となしに共振周波数を検出することができる。
の回路ブロック図である。実施例5ではスイッチング素
子であるトランジスタ4−aのコレクタ電圧の大きさを
検出する構成になっている。この部分の電圧は共振周波
数付近でトランス1次側電圧が下がるため上昇する。よ
って、この電圧を検出することで差動増幅器を用いるこ
となしに共振周波数を検出することができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば簡
単な回路構成でしかも正確にモータの共振状態の検出で
きる。
単な回路構成でしかも正確にモータの共振状態の検出で
きる。
【図1】本発明の第1の実施例の回路のブロック図。
【図2】トランスの2次側電圧の大きさとモータの回転
数の周波数特性を示す図。
数の周波数特性を示す図。
【図3】本発明の第2の実施例の回路のブロック図。
【図4】本発明の第2の実施例のトランスの2次側電圧
の大きさとモータの回転数の周波数特性を示す図。
の大きさとモータの回転数の周波数特性を示す図。
【図5】本発明の第3の実施例の回路のブロック図。
【図6】第4の実施例の回路のブロック図。
【図7】第5の実施例の回路のブロック図。
【図8】従来例の回路のブロック図。
【図9】従来例のトランスに流れる電流の大きさとモー
タの回転数の周波数特性を示す図。
タの回転数の周波数特性を示す図。
1a,1b…駆動用電極 2…発振器 3…移相器 4,5…スイッチ
ング回路 6,7…昇圧トランス 8…差動増幅器 9…整流器 10…A/D変換
器 11…制御用マイコン 12…コンパレー
タ回路 13…180°移相器 14…差動増幅器
ング回路 6,7…昇圧トランス 8…差動増幅器 9…整流器 10…A/D変換
器 11…制御用マイコン 12…コンパレー
タ回路 13…180°移相器 14…差動増幅器
Claims (8)
- 【請求項1】 振動波モータの励振素子に駆動電圧を印
加するためのトランスを有している振動波モータ駆動回
路において、該振動波モータの振動体が共振状態になっ
た時に該トランスの電圧低下を検出することにより共振
状態を検出するための共振状態検出手段を該トランスの
巻線に対して並列に接続したことを特徴とする振動波モ
ータ駆動回路。 - 【請求項2】 該共振状態検出手段が該トランスの2次
巻線に対して並列に接続されていることを特徴とする請
求項1の振動波モータ駆動回路。 - 【請求項3】 該共振状態検出手段が該トランスの1次
巻線に対して並列に接続されていることを特徴とする請
求項1の振動波モータ駆動回路。 - 【請求項4】 該共振状態検出手段が少なくとも2個の
抵抗体から成る分圧抵抗回路を有するものであることを
特徴とする請求項1の振動波モータ駆動回路。 - 【請求項5】 該共振状態検出手段は、該トランスの2
次巻線に対して並列に接続された分圧抵抗回路と、該ト
ランスの1次巻線の人力電圧と該分圧抵抗回路の出力と
の比較を行なう比較回路と、を有していることを特徴と
する請求項1の振動波モータ駆動回路。 - 【請求項6】 該トランスは1次側巻線にタップを有
し、該共振状態検出手段は該トランスの2次巻線に対し
て並列に接続された分圧抵抗回路と、該1次巻線の該タ
ップの電圧と該分圧抵抗回路の出力電圧との比較を行な
う比較回路と、を有していることを特徴とする請求項1
の振動波モータ駆動回路。 - 【請求項7】 該トランスは1次巻線にタップを有して
おり、該共振状態検出手段は該1次巻線の電圧と該タッ
プの電圧との差を増幅する差動増幅器と、該タップの電
圧と該差動増幅器の出力とを比較する比較器と、を有し
ていることを特徴とする請求項1の振動波モータ駆動回
路。 - 【請求項8】 該トランスの2次側インダクタンスは該
振動波モータの静電容量と該トランスの2次側のインダ
クタンスとの並列共振周波数が該振動波モータの駆動周
波数とほぼ一致するように設定されていることを特徴と
する請求項1の振動波モータ駆動回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5153365A JPH0715983A (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 振動波モータ駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5153365A JPH0715983A (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 振動波モータ駆動回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0715983A true JPH0715983A (ja) | 1995-01-17 |
Family
ID=15560865
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5153365A Pending JPH0715983A (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 振動波モータ駆動回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0715983A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015508635A (ja) * | 2012-01-05 | 2015-03-19 | オプト ジェネリック デバイセズ, インコーポレイテッドOpto Generic Devices, Inc. | 電力装置における制御された共振 |
-
1993
- 1993-06-24 JP JP5153365A patent/JPH0715983A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015508635A (ja) * | 2012-01-05 | 2015-03-19 | オプト ジェネリック デバイセズ, インコーポレイテッドOpto Generic Devices, Inc. | 電力装置における制御された共振 |
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