JPH0716082A - 乾燥もずくの製造法及び製造用網部の構造 - Google Patents

乾燥もずくの製造法及び製造用網部の構造

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JPH0716082A
JPH0716082A JP3122253A JP12225391A JPH0716082A JP H0716082 A JPH0716082 A JP H0716082A JP 3122253 A JP3122253 A JP 3122253A JP 12225391 A JP12225391 A JP 12225391A JP H0716082 A JPH0716082 A JP H0716082A
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/90Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in food processing or handling, e.g. food conservation

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 採集した生もずくを海水濃度と同じ濃度を有
する食塩水によって洗浄し、洗浄した生もずくを、1〜
3mm程度の厚さに乾燥せしめ、均一な製品にすると共
に、食用時は水の中に入れておくと、短時間で元の状態
にもどり、従来の生もずくと同様に食用に供することが
できるものである。 【構成】 生もずくを海水濃度と同程度の濃度を有する
食塩水によって洗浄した後、平板状の台部に張着した簀
状網部上に載せて、1〜3mm程度にならすか、あるい
は回転式ローラーを介してならし、網部上のならしたま
ゝのもずくを天日、通風または火力の何れかの乾燥工程
によって乾燥せしめ、乾燥後網部より剥離せしめて形成
するものである。さらに海水濃度と同程度の濃度を有す
る食塩水によって洗浄した生もずくを載せる台部上に張
着せしめる網部を、化学繊維例えばナイロン製の糸を菱
形状に織成させると共に、交叉部を2本の糸が所定間隔
をおいて平行状に織成せしめるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乾燥もずくの製造及び
製造用網部の構造の分野に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のもずくは、洗浄処理を施した後、
生のまゝビニール袋内に充填密封し、種々の容器内に入
れて市販されていた。
【0003】
【本発明が解決しようとする問題点】従来の食用もずく
は、生のまゝ、ビニール袋等に充填密封し、種々の容器
に詰め込み市販されていた。
【0004】従って、第1に加工業者らにおいては、生
もずくのまゝ運搬するがために、運送費がかさみ、製品
価格が割高となっていたこと、第2に生もずくであるが
ために、卸業者らにとって、製品がかさばり、配達がき
わめて不便であったこと、第3にもずくが生ものである
がために、保管上細心の注意が払われていた。
【0005】さらに消費者において購入してすぐに食用
に供するとき以外は、一旦冷蔵庫に保管しておかなけれ
ばならなかったがために、冷蔵庫のスペースをとり、従
って少量しか購入できなかった。
【0006】また、従来のもずくは、生であるがため
に、贈答品には適さなかった。
【0007】しかるに本発明においては、採集した生も
ずくを海水濃度と同程度の濃度を有する食塩水によって
洗浄し、洗浄した生もずくを、台部上に貼着した化学繊
維であるナイロン糸製の網部に載せ、載せたら篦または
回転式ローラーを介して1〜3mm程度の厚さにならし
てやり、しかる後天日、通風または火力乾燥の何れかの
工程によって乾燥せしめ、乾燥後の剥離時において、乾
燥もずくが破損しないように剥離させ、均一な製品とし
て仕上げることができるようにして、上述した弊害を一
挙に解消したものである。
【0008】さらに本発明の乾燥もずくは、贈答品とし
て販売することができるし、また酒のつまみ等として食
用に供したりできる等きわめて多くのすぐれた利点を有
するものである。
【0009】
【問題点を解決するための手段】本発明は、生もずくを
海水濃度と同程度の濃度を有する食塩水によって洗浄し
た後、
【0010】平板状の台部に化学繊維製の簀状網部を張
着し、
【0011】前記洗浄生もずくを網部上に載せて、篦等
で約1〜3mm程度の厚さにならすか、あるいは回転式
ローラーを介して前記と同程度の厚さにならし、
【0012】網部上のならしたまゝのもずくを天日、通
風または火力の何れかの乾燥工程によって乾燥せしめ、
乾燥後網部より剥離せしめて形成したことを特徴とする
乾燥もずくの製造法であり、
【0013】海水濃度と同程度の濃度を有する食塩水に
よって洗浄した生もずくを載せる台部上に張着せしめる
網部を、化学繊維例えばナイロン製の糸を菱形状に織成
させると共に、交叉部を2本の糸が所定間隔をおいて平
行状に織成せしめて形成したことを特徴とする乾燥もず
くの製造用網部である。
【0014】
【作用】第1の発明と第2の発明の作用を説明すると以
下のとおりである。
【0015】海水濃度と同程度の食塩水を予め作って洗
浄水槽に貯溜し、前記の食塩水の中に生もずくを入れ良
く洗ってやる。
【0016】以上のように本発明の場合、海水濃度と同
程度の食塩水によって洗浄する根拠は、海草植物性であ
る、もずくの特性として、茎から伸びている芯の周り
に、トコロテン状の粘りを出しており、この粘りを除去
してしまうと、もずくとしての商品価値がなくなってし
まうために前記の濃度を有する食塩水によって洗浄処理
を施すようにしたものである。
【0017】上述のように、生もずくを海水濃度と同程
度の食塩水によって洗浄すると、もずくを形成する茎か
ら伸びている芯の外側に付着しているトコロテン状の粘
りが、硬直現象を起して除去されない良い結果が得られ
るからである。
【0018】洗浄された生もずくは、簀状網部上に載せ
た後、篦または回転式ローラーを介して約1〜3mm程
度の厚さになるようにならしてやる。
【0019】薄くならされた生もずくは、別設した棚に
台部付きのまゝ載置し、所定時間通風乾燥せしめると、
生もずくは水分が蒸発して乾燥したもずくができ上る。
【0020】上述のように加工された乾燥もずくは、網
部の下方より手をあてて、軽く叩いてやると、乾燥もず
くの裏面部と網部との密着関係が乾燥もずくが破損する
ことなく、スムーズに離脱させることができる。
【0021】さらに本発明においては、上述の乾燥の外
に、通風乾燥と火力乾燥があるが、火力乾燥の場合、台
部上の網部に載せて薄くならされた生もずくは、火力乾
燥すると、トコロテン状の粘りが分離されてしまうため
に、高質なもずくを加工するには適さない。従って高質
な乾燥もずくの加工時には、天日乾燥を行い、雨天の場
合等には、低温通風乾燥を行って、乾燥率が45%以上
になってから火力乾燥に切替え、摂氏約40度〜45度
で約1時間乾燥すると乾燥もずくが製造できる。
【0022】上述のように完全乾燥された、いわゆる乾
燥もずく0.3gを1人前分として、1gをビニール袋
に入れ、さらに約0.09リットルの水を入れて密封
し、約3分間経過すると従来の生もずくのように戻さ
れ、3人分食のものが短時間で得られる。
【0023】また、上述のように乾燥加工された乾燥も
ずくは、冷凍の必要性もなく、半永久的に保存できる。
【0024】さらに本発明において使用される簀状の網
部は、化学繊維の糸を菱形状に織成し、さらに交叉部を
2本の糸を平行状に織成せしめて形成したものである。
【0025】従って、上述のように織成された網部の裏
面より手指を当てゝ軽く上方向に叩いてやるだけで、網
部の織成糸に付着していたもずくが、均一された力で引
張られて分離するので、もずくが破損現象を起すような
ことがない。
【0026】
【実施例】第1の発明と第2の発明の実施例について説
明すると以下のとおりである。
【0027】aは乾燥もずく、1は簀状台部、2は簀状
網部bを構成する菱形状の化学繊維製の織成糸、3は前
記織成糸2の交叉部を所定間隔をおいて平行状に織成せ
しめた化学繊維製の糸である。以上のように糸2、3を
介して網部bが形成されている。
【0028】前記の台部1と網部bとの形状は、網部b
を台部1より若干小形状を以て形成し、台部1に対し網
部bを第6図のように貼着せしめる。
【0029】cは生もずく4を網部bに載せて約1〜3
mm程度の厚さにならすための厚さ調節用の回転式ロー
ラー装置である。5はベルト6の搬送用プーリー、7は
基台、8は基台7を支持する脚部、9は生もずく4を入
れるホッパー、10は生もずく4の厚さを調節するロー
ラーである。
【0030】上記の構成部材からなる回転式ローラー装
置cは、ホッパー9に入れられた生もずく4をベルト6
によって搬送された網部b上にもずく4を通過後作業員
らが篦等で一定の厚さに広げてやる。さらに所定量載せ
て通過させる。さらに網部bをローラー10の下方を通
過させると、生もずく4は約1〜3mm程度の均一した
厚さにならされて搬出される。
【0031】上述のような加工工程後は、通風乾燥棚1
1の支持板15上にのせてやる。12は前記棚11を構
成する脚杆、13は脚杆12の補強するための横棧、1
4は脚杆12の下端に取着のキャスター、15は横棧1
3に掛け渡した支持板である。
【0032】16はビニール袋であって、この袋16内
に所定量の乾燥もずくaを挿入し、所定量の水を注入し
て密封する。約3分間で乾燥前の、いわゆる元の生もず
くに戻される。
【0033】17はビニール袋16内に生もずくを入れ
市販されているビニール袋16入り生もずく品、18は
生もずく品17を収納する容器である。
【0034】本発明において、乾燥加工された乾燥もず
くaの販売方法の一例としては、所定の大きさにカット
し、乾燥剤と共に密閉容器に入れて市販する。
【0035】
【効果】第1の発明と第2の発明は以下に示す効果を奏
する。
【0036】海水の濃度と同程度の食塩水を予め作って
おき、この食塩水によって生もずくを洗浄するようにし
たので、もずくを構成している茎から伸びている芯の外
側に付着のトコロテン状の粘りを硬直化させることがで
き、従ってこの硬直化を施しておくことによって、乾燥
もずくから、生もずくに戻した際にトコロテン状の粘り
が得られ、もずくとしての品質を低下せしめないすぐれ
た利点を有している。
【0037】さらに本発明においては、上述のように洗
浄したものを、台部上に貼着した簀状の網部に載置し、
載置したもずくを約1〜3mm程度の均一した厚さにな
らしてやり、さらに天日、通風または火力乾燥の何れか
一つの方法によって乾燥処理し、加工せしめたので、従
来の生もずくに比して、運送時における軽量化がはから
れ、運送費と製品価格を著減せしめることができると共
に、本発明の乾燥もずくは、整理整頓時の空間占拠率が
従来の生もずくに比し著減させることができる利点を有
している。
【0038】また本発明の乾燥もずくは、消費者らが保
存のために、冷蔵庫へ保管する必要も解消せしめると共
に、乾燥しているがために、半永久的に保存して食用に
供することができる利点を有している。
【0039】さらに本発明の乾燥もずくは、所定量のも
のを水の中に入れるだけで、短時間で、元の生もずくと
同じ状態に復することができるので、料理がきわめて容
易である。
【0040】また本発明品は、乾燥しているので、密閉
容器等に函詰めにして贈答用品とすることができる等多
数のすぐれた利点を併有している。
【0041】さらに本発明における簀状網部の構成が、
化学繊維糸を菱形状に交叉させ、且交叉部に平行する2
本の化学繊維糸を織成せしめて形成したので、生もずく
が乾燥して網部から離脱させるために、網部の裏面を軽
く叩いても、網目の大きさがきわめて小さいことと、放
射形状に織成糸が張りめぐらされていることによって、
叩いたときの作用力が平均に伝播して行き、もずくが破
損されずにスムーズに網部から離脱できる利点を有して
いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明乾燥もずくの製造法及び製造用網部の構
造によって加工された乾燥もずくの正面図である。
【図2】同側面図である。
【図3】厚さ調節用回転式ローラー装置の使用状態を示
す正面図である。
【図4】台部の平面図である。
【図5】網部の平面図である。
【図6】台部に網部を貼着した状態を示す平面図であ
る。
【図7】乾燥棚部の斜面図である。
【図8】乾燥もずくをビニール袋に入れた状態の斜面図
である。
【図9】水を入れて密閉した状態の斜面図である。
【図10】従来のもずくを容器内に入れた状態を示す斜
面図である。
【符号の説明】
a・・・乾燥もずく b・・・網部 1・・・台部
2、3・・・糸 c・・・回転式ローラー装置 4・・・生もずく
5・・・プーリー 6・・・ベルト 7・・・基台 8・・・脚部
9・・・ホッパー 10・・・ローラー 11・・・棚 12・・・脚
杆 13・・・横棧 14・・・キャスター 15・・・支持板 16・
・・ビニール袋 17・・・もずく品 18・・・容器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生もずくを海水濃度と同程度の濃度を有す
    る食塩水によって洗浄した後、 平板状の台部に化学繊維製の簀状網部を張着し、 前記洗浄生もずくを網部上に載せて、篦等で約1〜3m
    m程度の厚さにならすか、あるいは回転式ローラーを介
    して前記と同程度の厚さにならし、 網部上のならしたまゝのもずくを天日、通風または火力
    の何れかの乾燥工程によって乾燥せしめ、乾燥後網部よ
    り剥離せしめて形成したことを特徴とする乾燥もずくの
    製造法。
  2. 【請求項2】海水濃度と同程度の濃度を有する食塩水に
    よって洗浄した生もずくを載せる台部上に張着せしめる
    網部を、化学繊維例えばナイロン製の糸を菱形状に織成
    させると共に、交叉部を2本の糸が所定間隔をおいて平
    行状に織成せしめて形成したことを特徴とする乾燥もず
    くの製造用網部。
JP3122253A 1991-04-24 1991-04-24 乾燥もずくの製造用網部の構造 Expired - Lifetime JPH082281B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005304387A (ja) * 2004-04-21 2005-11-04 She's:Kk モズクの水切り乾燥方法
JP2006254728A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Riken Shokuhin Kk 乾燥モズクの製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01128771A (ja) * 1987-11-13 1989-05-22 Tetsuya Kouchi もずくの品質改良法
JPH01211474A (ja) * 1988-02-17 1989-08-24 Takeshita Sangyo Kk 乾燥もずく

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