JPH07160925A - 媒体厚検知装置 - Google Patents

媒体厚検知装置

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JPH07160925A
JPH07160925A JP5309543A JP30954393A JPH07160925A JP H07160925 A JPH07160925 A JP H07160925A JP 5309543 A JP5309543 A JP 5309543A JP 30954393 A JP30954393 A JP 30954393A JP H07160925 A JPH07160925 A JP H07160925A
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裕 江守
Keiji Tsuji
敬二 辻
Yoshinori Sugano
義徳 菅野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 位置固定ローラに対し位置可動である位置可
動ローラにセンサを接触させてその変位を検出するもの
において、センサに媒体からの異物が付着することを防
止できる媒体厚検知装置を提供する。 【構成】 媒体11を、位置固定ローラ1と位置可動ロ
ーラ2との間に挟持しつつ通過させ、位置可動ローラ2
の変位を該位置可動ローラ2に接触するセンサ14で検
知して媒体11の厚みを検知するもので、位置可動ロー
ラ2の、位置固定ローラ1との媒体挟持部分以外に検知
ローラ部13を設け、該検知ローラ部13に、センサ1
4を接触させてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙葉類等の媒体の厚み
を検知する媒体厚検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】紙葉類等の媒体の厚みを検知する媒体厚
検知装置としては、例えば、特開昭64−9587号公
報に開示されたものがある。この媒体厚検知装置は、位
置固定の位置固定ローラと、該位置固定ローラの略半径
方向に沿って位置可動の位置可動ローラとを有し、媒体
を、位置固定ローラと位置可動ローラとの間に挟持しつ
つ通過させ、位置可動ローラの変位をこれを支持するア
ームの揺動角度で検知して媒体の厚み(媒体の有無を含
む)を検知するようになっている。また、これに類似し
た別の媒体厚検知装置として、図3(a),(b)に示
すように、上記と同様、位置固定の位置固定ローラ31
と、矢印Aで示すように該位置固定ローラ31の略半径
方向に沿って位置可動の位置可動ローラ32とを有し、
位置可動ローラ32にセンサ33を接触させて、位置可
動ローラ32の変位を検知して媒体34の厚みを検知す
る媒体厚検知装置がある。この場合、センサ33は、位
置可動ローラ32の、位置固定ローラ31への接触部に
対し反対側に接触する回転自在の小ローラ35と、これ
を支持するアーム36と、該アーム36の揺動角度を検
出するポテンショメータ等を有する検知部37とを有す
るもので、媒体34を、位置固定ローラ31と位置可動
ローラ32との間に挟持しつつ通過させると、媒体34
の厚み分、位置可動ローラ32が位置固定ローラ31か
ら離間する方向に移動し、矢印Bで示すよう位置可動の
小ローラ35も略同方向に移動して、これにより矢印C
で示すよう揺動自在のアーム36が揺動されるようにな
っている。ここで、各ローラ31,32,35に印した
矢印は媒体厚検知時の回転方向を示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記後者の媒体厚検知
装置においては、図4に示すように、挟持通過時に媒体
34から何等かの異物(例えば媒体が紙幣等印刷物であ
る場合のインク等)が位置固定ローラ31との間の挟持
力で位置可動ローラ32に付着し、これが位置可動ロー
ラ32を介してセンサ33の小ローラ35に付着する
と、該小ローラ35に図4に矢印Dで示す方向の振動が
生じる等して、センサ33による媒体34の厚み検知に
影響を及ぼすことになる。このため、図5に示すよう
に、位置固定ローラ31および位置可動ローラ32にブ
ラシ38や板状のフェルト材39等を押し当ててこれら
により異物を除去することもできるが、センサ33に付
着してしまった異物を除去することはできない。また、
センサ33にブラシ38等を直接当てて異物を除去する
ことは、センサの性質上好ましくない。
【0004】したがって、本発明の目的は、位置可動ロ
ーラにセンサを接触させてその変位を検出するものにお
いて、センサに媒体からの異物が付着することを防止で
きる媒体厚検知装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載の媒体厚検知装置は、位置固
定の位置固定ローラと、該位置固定ローラの略半径方向
に沿って位置可動の位置可動ローラとを有し、媒体を、
前記位置固定ローラと位置可動ローラとの間に挟持しつ
つ通過させ、前記位置可動ローラの変位を該位置可動ロ
ーラに接触するセンサで検知して媒体の厚みを検知する
ものであって、前記位置可動ローラの、前記位置固定ロ
ーラとの前記媒体挟持部分以外に検知ローラ部を設け、
該検知ローラ部に、前記センサを接触させてなることを
特徴としている。
【0006】本発明の請求項2記載の媒体厚検知装置
は、請求項1記載のものに加えて、前記位置可動ローラ
の、前記位置固定ローラとの媒体挟持範囲より外側に前
記検知ローラ部を設けてなることを特徴としている。
【0007】本発明の請求項3記載の媒体厚検知装置
は、請求項1記載のものに加えて、前記位置可動ローラ
の、前記位置固定ローラとの媒体挟持範囲内に小径の非
挟持部分を形成しこれを前記検知ローラ部となすことを
特徴としている。
【0008】
【作用】本発明の請求項1記載の媒体厚検知装置によれ
ば、センサが、位置可動ローラの、位置固定ローラとの
媒体挟持部分以外に設けられた検知ローラ部に接触され
ているため、位置固定ローラとの間の挟持力で位置可動
ローラに異物が付着することがあっても、該異物がセン
サに付着することはない。
【0009】本発明の請求項2記載の媒体厚検知装置に
よれば、請求項1記載のものに加えて、位置可動ローラ
の、位置固定ローラとの媒体挟持範囲より外側に検知ロ
ーラ部を設けてなるため、該検知ローラ部を、位置可動
ローラの、位置固定ローラとの媒体挟持部分と同径にす
ることが可能となり、よって、位置可動ローラの製造が
容易となる。
【0010】本発明の請求項3記載の媒体厚検知装置に
よれば、請求項1記載のものに加えて、位置可動ローラ
の、位置固定ローラとの媒体挟持範囲内に小径の非挟持
部分を形成しこれを検知ローラ部となすため、位置可動
ローラが大型化してしまうことがない。
【0011】
【実施例】本発明の第1実施例による媒体厚検知装置を
図1(a),(b)を参照して、以下に説明する。な
お、以下の説明においては、厚みが検知される媒体とし
て紙幣を例にとり説明するが、他の種々の媒体に適用可
能である。また、この場合、媒体厚検知装置は、紙幣の
入出金等を行う紙幣処理機等において紙幣の正損鑑別等
を行う鑑別部に設けられるもので、紙幣にテープ等が貼
付されている場合等を検知するものである。さらに、図
中矢印は従来技術で説明したものを用いている。
【0012】図中符号1は位置固定ローラ、符号2は位
置可動ローラをそれぞれ示している。位置固定ローラ1
は、両側がベアリング3で位置固定かつ回転自在に支持
されるとともに水平方向に延在する軸部4と、該軸部4
の所定位置に同軸に所定ピッチで離間形成された複数の
同径円板状のローラ部5とを有している。ここで、ロー
ラ部5の外周面は、精度を出すために研磨処理等が施さ
れている。また、位置固定ローラ1の軸部4は、図示せ
ぬモータ等で所定速度で駆動されるようになっている。
【0013】位置可動ローラ2は、位置固定ローラ1の
軸部4に平行をなすよう両側のベアリング7で回転自在
に支持された軸部8と、該軸部8に同軸に上記ローラ部
5と位置を合わせて離間形成された同径円板状のローラ
部9とを有しており、両側のベアリング7とともに位置
固定ローラ1と平行状態を維持しつつ、ローラ部9をロ
ーラ部5に接触させる位置から位置固定ローラ1の略半
径方向に沿って上方側に可動とされている。ここで、ロ
ーラ部9の外周面も、精度を出すために研磨処理等が施
されており、また、位置可動ローラ2の軸部8も、図示
せぬモータ等で所定速度で駆動されるようになってい
る。
【0014】そして、位置固定ローラ1のローラ部5
と、これに接触し得る位置可動ローラ2のローラ部9と
の間に、紙幣11を、位置可動ローラ2の自重による押
圧力で挟持しつつ、モータの駆動力で搬送通過させるよ
うになっている。ここで、両端のローラ部9の相反する
端面間が紙幣11を挟持する挟持範囲となる。なお、位
置固定ローラ1のローラ部5と、これに接触し得る位置
可動ローラ2のローラ部9とには、外周面に付着したイ
ンク等の異物を除去するためのブラシ12が設けられて
いる。
【0015】第1実施例においては、位置可動ローラ2
のローラ部9の数は、位置固定ローラ1のローラ部5の
数より軸線方向両側に一つずつ多く設けられており、こ
れら両側の、位置固定ローラ1に接触し得ないローラ部
13(ローラ部9と同軸同径)に、それぞれ、位置可動
ローラ2の変位を検知するセンサ14が、接触されてい
る。これらセンサ14は、位置可動ローラ2の位置固定
ローラ1に対し反対側に、軸を平行に設けられた非駆動
の小ローラ15と、一端に該小ローラ15を回転自在に
支持するとともに、他端が検知部16に揺動自在に支持
されたアーム17とを有しており、検知部16は、位置
固定となっていて、アーム17の支持側の揺動角度をポ
ンテンショメータ等で検知するようになっている。
【0016】このような構成のセンサ14は、位置固定
ローラ1のローラ部5と位置可動ローラ2のローラ部9
との間にこれらで挟持しつつ紙幣11を通過させると、
紙幣11の厚み分だけ位置可動ローラ2が位置固定ロー
ラ1から上側に離れるよう移動し、この移動により該位
置可動ローラ2に上側で接触する小ローラ15も上側に
移動して、これによりアーム17が揺動する。そして、
この揺動角度を検知部16で検知することにより、紙幣
11の厚さを検知するようになっている。
【0017】上記したように、第1実施例の媒体厚検知
装置によれば、センサ14が、位置固定ローラ1のロー
ラ部5に接触し得てこれとの間に紙幣11を挟持する位
置可動ローラ2のローラ部9ではなく、その外側に設け
られたローラ部13に接触されているため、位置固定ロ
ーラ1との間の挟持力で位置可動ローラ2のローラ部9
にインク等の異物が付着することがあっても、該異物
は、ローラ部13には付着せずよってセンサ14に付着
することがない。したがって、位置可動ローラ2にセン
サ14を接触させてその変位を検出するものにおいて、
センサ14に紙幣11からの異物が付着することを防止
することができる。
【0018】また、センサ14に接触するローラ部13
も他のローラ部9と同軸同径であるため、製造が容易で
ある。さらに、センサ14に接触子として小ローラ15
を用いているため該小ローラ15に異物が付着すると該
小ローラ15が部分的に径が異なることになって特にイ
ニシャル時のセンサレベルが変動してしまう、という問
題がなくなり、安定したセンサレベルが確保され、検知
精度も向上することになる。
【0019】ここで、位置固定ローラ1のローラ部5お
よび位置可動ローラ2のローラ部9に付着した異物は、
ブラシ12で良好に除去されることになる。なお、第1
実施例においては、ローラ部13が検知ローラ部を構成
しており、これらローラ部13は、紙幣11に接触する
こともあるが、接触圧力は低く、よって異物が付着する
ことがない。ここで、この程度の接触をも完全に防ぐ場
合には、センサ14に接触するローラ部13の径を他の
ローラ部9の径より小さくすればよい。
【0020】次に、本発明の第2実施例による媒体厚検
知装置を図2(a),(b)を参照して、第1実施例と
相違する部分を中心に以下に説明し、第1実施例と同様
の部分は同一の符号を付して説明は略す。
【0021】第2実施例においては、位置固定ローラ1
のローラ部5の数および配置に合わせて、位置可動ロー
ラ2も同数のローラ部9を有している。そして、位置可
動ローラ2の両端のローラ部9とこれらそれぞれに内側
で隣り合うローラ部9との間の隙間に該ローラ部9より
所定量小径であって外周面の精度が良好な検知ローラ部
20を形成している。そして、両センサ14は、これら
検知ローラ部20の、位置固定ローラ1に対し反対側に
小ローラ15を接触させている。
【0022】このような構成の第2実施例の媒体厚検知
装置によれば、第1実施例と同様の効果を奏することは
勿論、検知ローラ部20はローラ部9より小径であるた
め、該検知ローラ部20への紙幣11の接触を完全に防
止できることになる。しかも、紙幣11を挟持するロー
ラ部9の数を確保するために幅を広げる必要がなく、よ
ってローラ部9の外側に検知ローラ部を設けるものに比
して位置可動ローラ2をコンパクトにできる。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の媒体厚検
知装置によれば、センサが、位置可動ローラの、位置固
定ローラとの媒体挟持部分以外に設けられた検知ローラ
部に接触されているため、位置固定ローラとの間の挟持
力で位置可動ローラに異物が付着することがあっても、
該異物がセンサに付着することはない。したがって、位
置可動ローラにセンサを接触させてその変位を検出する
ものにおいて、センサに媒体からの異物が付着すること
を防止できる。
【0024】本発明の請求項2記載の媒体厚検知装置に
よれば、請求項1記載のものに加えて、位置可動ローラ
の、位置固定ローラとの媒体挟持範囲より外側に検知ロ
ーラ部を設けてなるため、該検知ローラ部を、位置可動
ローラの、位置固定ローラとの媒体挟持部分と同径にす
ることが可能となり、よって、位置可動ローラの製造が
容易となる。
【0025】本発明の請求項3記載の媒体厚検知装置に
よれば、請求項1記載のものに加えて、位置可動ローラ
の、位置固定ローラとの媒体挟持範囲内に小径の非挟持
部分を形成しこれを検知ローラ部となすため、外側に検
知ローラ部を設けるものに比して位置可動ローラをコン
パクトにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による媒体厚検知装置を概
略的に示すもので、(a)は正面図、(b)は側面図で
ある。
【図2】本発明の第2実施例による媒体厚検知装置を概
略的に示すもので、(a)は正面図、(b)は側面図で
ある。
【図3】従来の媒体厚検知装置を概略的に示すもので、
(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図4】従来の媒体厚検知装置を概略的に示す側面図で
あって、媒体からの異物付着状態を示すものである。
【図5】従来の媒体厚検知装置を概略的に示す側面図で
あって、媒体からの異物を除去する手段を示すものであ
る。
【符号の説明】
1 位置固定ローラ 2 位置可動ローラ 11 紙幣(媒体) 13 ローラ部(検知ローラ部) 14 センサ 20 検知ローラ部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位置固定の位置固定ローラと、該位置固
    定ローラの略半径方向に沿って位置可動の位置可動ロー
    ラとを有し、媒体を、前記位置固定ローラと位置可動ロ
    ーラとの間に挟持しつつ通過させ、前記位置可動ローラ
    の変位を該位置可動ローラに接触するセンサで検知して
    媒体の厚みを検知する媒体厚検知装置において、 前記位置可動ローラの、前記位置固定ローラとの前記媒
    体挟持部分以外に検知ローラ部を設け、該検知ローラ部
    に、前記センサを接触させてなることを特徴とする媒体
    厚検知装置。
  2. 【請求項2】 前記位置可動ローラの、前記位置固定ロ
    ーラとの媒体挟持範囲より外側に前記検知ローラ部を設
    けてなることを特徴とする請求項1記載の媒体厚検知装
    置。
  3. 【請求項3】 前記位置可動ローラの、前記位置固定ロ
    ーラとの媒体挟持範囲内に小径の非挟持部分を形成しこ
    れを前記検知ローラ部となすことを特徴とする請求項1
    記載の媒体厚検知装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010146421A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 Oki Electric Ind Co Ltd ローラの異物除去装置
JP2010176491A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Oki Electric Ind Co Ltd 紙葉状媒体の厚み検知装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010146421A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 Oki Electric Ind Co Ltd ローラの異物除去装置
JP2010176491A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Oki Electric Ind Co Ltd 紙葉状媒体の厚み検知装置

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