JPH0716123Y2 - 液体封入ダンパー - Google Patents
液体封入ダンパーInfo
- Publication number
- JPH0716123Y2 JPH0716123Y2 JP1989106383U JP10638389U JPH0716123Y2 JP H0716123 Y2 JPH0716123 Y2 JP H0716123Y2 JP 1989106383 U JP1989106383 U JP 1989106383U JP 10638389 U JP10638389 U JP 10638389U JP H0716123 Y2 JPH0716123 Y2 JP H0716123Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tubular portion
- shaft
- liquid
- container body
- shaft body
- Prior art date
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- Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は内部に高粘性液体を封入し、その高粘性液体
の流動抵抗に基づいて防振作用をなす液体封入ダンパー
に関する。
の流動抵抗に基づいて防振作用をなす液体封入ダンパー
に関する。
(従来の技術) 例えば車両等にCDプレーヤーを搭載する場合、車両の振
動がそのままCDプレーヤーに伝達されると音飛びを生じ
ることから、これを防止すべく液体封入ダンパーを介し
てこれを防振支持することが行われている。CDプレーヤ
ーは、コンパクトディスクの面上に記憶させた情報を光
学式読取装置により読み取るとともに、その読取装置の
対物レンズを比較的高い周波数で微動させて、対物レン
ズより発っせられるレーザービームの照射状態を補正す
るようにしており、そこで外部からの振動がCDプレーヤ
ーに伝達されると、補正動作を円滑に行えなくなって音
飛びを生じてしまう。そこでかかるCDプレーヤーを支持
するに際し、液体封入ダンパーを用いて振動吸収するよ
うにしているのである。
動がそのままCDプレーヤーに伝達されると音飛びを生じ
ることから、これを防止すべく液体封入ダンパーを介し
てこれを防振支持することが行われている。CDプレーヤ
ーは、コンパクトディスクの面上に記憶させた情報を光
学式読取装置により読み取るとともに、その読取装置の
対物レンズを比較的高い周波数で微動させて、対物レン
ズより発っせられるレーザービームの照射状態を補正す
るようにしており、そこで外部からの振動がCDプレーヤ
ーに伝達されると、補正動作を円滑に行えなくなって音
飛びを生じてしまう。そこでかかるCDプレーヤーを支持
するに際し、液体封入ダンパーを用いて振動吸収するよ
うにしているのである。
第7図は従来の液体封入ダンパーの一例を示したもので
ある。図示のようにこの液体封入ダンパーは、厚肉ゴム
製の容器本体100と、その内部に封入されたシリコンオ
イル等高粘性液体102と、容器内部に入り込んだ厚肉ゴ
ム製の底付円筒部104と、円筒部104を取り巻くように配
された薄肉の可撓部(浮動支持部)106とを有し、そし
て円筒部104の内面に被支持部材108の軸体110が嵌入さ
れるとともに、容器本体の外周面に形成された環状溝11
4が支持部材112の取付穴縁部に嵌められることにより、
それら支持部材112及び被支持部材108間に装着されるよ
うになっている。
ある。図示のようにこの液体封入ダンパーは、厚肉ゴム
製の容器本体100と、その内部に封入されたシリコンオ
イル等高粘性液体102と、容器内部に入り込んだ厚肉ゴ
ム製の底付円筒部104と、円筒部104を取り巻くように配
された薄肉の可撓部(浮動支持部)106とを有し、そし
て円筒部104の内面に被支持部材108の軸体110が嵌入さ
れるとともに、容器本体の外周面に形成された環状溝11
4が支持部材112の取付穴縁部に嵌められることにより、
それら支持部材112及び被支持部材108間に装着されるよ
うになっている。
而してこの液体封入ダンパーにおいては、支持部材112
が振動したとき、円筒部104によって攪拌される高粘性
液体102の粘性流動抵抗に基づいて振動減衰、即ち防振
作用を行う。
が振動したとき、円筒部104によって攪拌される高粘性
液体102の粘性流動抵抗に基づいて振動減衰、即ち防振
作用を行う。
(考案が解決しようとする課題) ところで、従来この種液体封入ダンパーを被支持部材10
8に取り付ける場合、その円筒部104内に軸体110を単に
密着状態で挿入・嵌合するだけであり、このため車両発
進或いは停車時等において大きな振動が発生したとき、
円筒部104の内面で軸体110が軸方向に相対移動してしま
って、その分高粘性液体の流動抵抗に基づく振動減衰効
果が低下する不具合を生じていた。
8に取り付ける場合、その円筒部104内に軸体110を単に
密着状態で挿入・嵌合するだけであり、このため車両発
進或いは停車時等において大きな振動が発生したとき、
円筒部104の内面で軸体110が軸方向に相対移動してしま
って、その分高粘性液体の流動抵抗に基づく振動減衰効
果が低下する不具合を生じていた。
そこでこれを回避すべく、軸体110と円筒部104とを接着
剤にて固着するようにしているが、この液体封入ダンパ
ーは小さなものであって、軸体110と円筒部104とを接着
剤にて固着する作業は非常に面倒な作業となる。
剤にて固着するようにしているが、この液体封入ダンパ
ーは小さなものであって、軸体110と円筒部104とを接着
剤にて固着する作業は非常に面倒な作業となる。
(課題を解決するための手段) 本考案はこのような課題を解決するためになされたもの
であり、その要旨は、(イ)筒状の周壁部及び該周壁部
の一端側開口を閉塞する、該周壁部と一体若しくは別体
の底部を有する容器本体と、(ロ)底付きの筒状形態を
成し、該容器本体の他端側開口の中心部より該容器本体
内に底側より軸方向に突入する状態に設けられた弾性筒
状部と、(ハ)該容器本体の他端側開口を閉塞する状態
に且つ該筒状部の開口側端部の全周と該容器本体とを繋
ぐ状態に配置され、該筒状部の肉厚より薄肉であって該
筒状部を三次元方向に移動可能な浮動状態に支持する可
撓性の浮動支持部と、(ニ)該容器本体内部に封入され
た高粘性液体と、(ホ)該容器本体に対し三次元方向に
独立移動可能に設けられ、該筒状部内に嵌入される軸体
とを備え、該容器本体及び軸体の一方が支持部材に、他
方が被支持部材にそれぞれ固定されてそれら支持部材,
被支持部材間に介装され、前記高粘性液体の粘性流動に
基づいて防振作用をなす液体封入ダンパーにおいて、前
記軸体の先端部に該軸体の本体部より大径の頭部を形成
する一方、前記筒状部内周面における前記底部より軸心
方向に沿って所定距離離れた部位を全周に亘って該軸心
側に突出させることにより部分的に厚肉のネック部を形
成するとともに、該ネック部より底部側の筒状部内空間
を前記軸体における頭部に対応した形状の係合凹所とし
て構成し、前記軸体における本体部を該筒状部内に嵌入
させるとともに該頭部を該係合凹所内に実質上隙間なく
係合させて該ネック部及び係合凹所と軸体の頭部とを一
体移動状態に固定したことにある。
であり、その要旨は、(イ)筒状の周壁部及び該周壁部
の一端側開口を閉塞する、該周壁部と一体若しくは別体
の底部を有する容器本体と、(ロ)底付きの筒状形態を
成し、該容器本体の他端側開口の中心部より該容器本体
内に底側より軸方向に突入する状態に設けられた弾性筒
状部と、(ハ)該容器本体の他端側開口を閉塞する状態
に且つ該筒状部の開口側端部の全周と該容器本体とを繋
ぐ状態に配置され、該筒状部の肉厚より薄肉であって該
筒状部を三次元方向に移動可能な浮動状態に支持する可
撓性の浮動支持部と、(ニ)該容器本体内部に封入され
た高粘性液体と、(ホ)該容器本体に対し三次元方向に
独立移動可能に設けられ、該筒状部内に嵌入される軸体
とを備え、該容器本体及び軸体の一方が支持部材に、他
方が被支持部材にそれぞれ固定されてそれら支持部材,
被支持部材間に介装され、前記高粘性液体の粘性流動に
基づいて防振作用をなす液体封入ダンパーにおいて、前
記軸体の先端部に該軸体の本体部より大径の頭部を形成
する一方、前記筒状部内周面における前記底部より軸心
方向に沿って所定距離離れた部位を全周に亘って該軸心
側に突出させることにより部分的に厚肉のネック部を形
成するとともに、該ネック部より底部側の筒状部内空間
を前記軸体における頭部に対応した形状の係合凹所とし
て構成し、前記軸体における本体部を該筒状部内に嵌入
させるとともに該頭部を該係合凹所内に実質上隙間なく
係合させて該ネック部及び係合凹所と軸体の頭部とを一
体移動状態に固定したことにある。
本考案においては、前記筒状部内周面の内径を前記ネッ
ク部より該筒状部の開口側端にかけて前記軸体における
対応する部位の外径よりも大径となし、それら筒状部内
周面と軸体外周面との間に所定の隙間を形成するように
できる。
ク部より該筒状部の開口側端にかけて前記軸体における
対応する部位の外径よりも大径となし、それら筒状部内
周面と軸体外周面との間に所定の隙間を形成するように
できる。
(作用及び考案の効果) このように、本考案は筒状部内面に軸体を単に挿入する
だけでなく、筒状部内面に部分的に厚肉のネック部と係
合凹所とを設けて、軸体頭部に設けた大径の頭部と係合
させるようにしたものである。
だけでなく、筒状部内面に部分的に厚肉のネック部と係
合凹所とを設けて、軸体頭部に設けた大径の頭部と係合
させるようにしたものである。
このようにすると、これらネック部,係合凹所,大径の
頭部において筒状部と軸体とが互いに固定された状態と
なるから、軸体と筒状部の内面とを接着する必要がなく
なり、ダンパーの組付作業性が著しく向上する。
頭部において筒状部と軸体とが互いに固定された状態と
なるから、軸体と筒状部の内面とを接着する必要がなく
なり、ダンパーの組付作業性が著しく向上する。
ところで、車両等の発進,停止時等における振動の減衰
特性を高めるためには、筒状部を長くしてダンパー容器
内の高粘性液体中に深く入り込ませるのが望ましい。こ
のようにすれば高粘性液体に対する攪拌効果が高まって
振動減衰作用がより効果的に行われることとなるからで
ある。
特性を高めるためには、筒状部を長くしてダンパー容器
内の高粘性液体中に深く入り込ませるのが望ましい。こ
のようにすれば高粘性液体に対する攪拌効果が高まって
振動減衰作用がより効果的に行われることとなるからで
ある。
しかしながら一方、このようにすると高周波域では逆に
支持部材側の振動を被支持部材側に伝達し易くなってし
まう。何故なら、高周波域においては高粘性液体の流動
が振動に追従できなくなって、剛体により近い挙動を示
すようになり、却ってかかる高粘性液体を介して支持部
材から被支持部材側に振動伝達が行われ易くなるからで
ある。
支持部材側の振動を被支持部材側に伝達し易くなってし
まう。何故なら、高周波域においては高粘性液体の流動
が振動に追従できなくなって、剛体により近い挙動を示
すようになり、却ってかかる高粘性液体を介して支持部
材から被支持部材側に振動伝達が行われ易くなるからで
ある。
本考案の一態様として、上記筒状部のネック部から開口
側端にかけての内径を対応する軸体の外径よりも大きく
してそれらの間に隙間を形成した場合、低周波域におけ
る良好な振動減衰特性を保持しつつ、上記不具合を回避
し得ることが確認されている。その具体的な理由につい
て必ずしも明確に確認されているわけではないが、推論
として次のことが考えられている。
側端にかけての内径を対応する軸体の外径よりも大きく
してそれらの間に隙間を形成した場合、低周波域におけ
る良好な振動減衰特性を保持しつつ、上記不具合を回避
し得ることが確認されている。その具体的な理由につい
て必ずしも明確に確認されているわけではないが、推論
として次のことが考えられている。
第一に、高周波域において良好な振動減衰特性が得られ
るのは、この形態のダンパーにおいては筒状部と軸体と
が係合凹所,大径の頭部で互いに固定された状態にある
から、大きい振幅でゆっくりと振動する領域では両者が
一体的に運動して高粘性液体を効果的に流動させ、その
際のエネルギー吸収によって良好に振動減衰を行うもの
と考えられる。一方高周波域においては、高粘性液体が
より剛体に近い挙動を示すようになることから、支持部
材から被支持部材への振動伝達に対して筒状部自身の弾
性支持力、より厳密には軸体を受ける筒状部自身のばね
力の大小が大きく影響するようになる。この点で軸体と
筒状部とが部分的に接触し、それらの間に所定範囲に亘
って隙間を形成する本態様のダンパーにあっては、筒状
部と軸体との接触面積が少なくなっていることから、筒
状部を全面的に軸体に接触させた場合に比べて、ばね力
が弱くなり、このことが高周波域において振動伝達を抑
制する一因になっているものと考えられる。また更に、
軸体と筒状部との間に隙間が形成されていることから、
筒状部或いは軸体の振動をその隙間により吸収できるよ
うになり、このことが高周波域における特性を向上させ
る一因になっているものとも考えられる。
るのは、この形態のダンパーにおいては筒状部と軸体と
が係合凹所,大径の頭部で互いに固定された状態にある
から、大きい振幅でゆっくりと振動する領域では両者が
一体的に運動して高粘性液体を効果的に流動させ、その
際のエネルギー吸収によって良好に振動減衰を行うもの
と考えられる。一方高周波域においては、高粘性液体が
より剛体に近い挙動を示すようになることから、支持部
材から被支持部材への振動伝達に対して筒状部自身の弾
性支持力、より厳密には軸体を受ける筒状部自身のばね
力の大小が大きく影響するようになる。この点で軸体と
筒状部とが部分的に接触し、それらの間に所定範囲に亘
って隙間を形成する本態様のダンパーにあっては、筒状
部と軸体との接触面積が少なくなっていることから、筒
状部を全面的に軸体に接触させた場合に比べて、ばね力
が弱くなり、このことが高周波域において振動伝達を抑
制する一因になっているものと考えられる。また更に、
軸体と筒状部との間に隙間が形成されていることから、
筒状部或いは軸体の振動をその隙間により吸収できるよ
うになり、このことが高周波域における特性を向上させ
る一因になっているものとも考えられる。
(実施例) 次に本考案の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
第2図は車両に搭載されるCDプレーヤーとその支持構造
を示したものであって、図中10は支持フレームであり、
この支持フレーム10によりメカデッキ12がスプリング14
を介して弾性支持されている。メカデッキ12には、コン
パクトディスク16を支持して回転するターンテーブル18
と、これを回転駆動する駆動部20と、読取部22を有する
光学ピックアップ24及びこれを移動案内するためのガイ
ド部26とが設けられている。
を示したものであって、図中10は支持フレームであり、
この支持フレーム10によりメカデッキ12がスプリング14
を介して弾性支持されている。メカデッキ12には、コン
パクトディスク16を支持して回転するターンテーブル18
と、これを回転駆動する駆動部20と、読取部22を有する
光学ピックアップ24及びこれを移動案内するためのガイ
ド部26とが設けられている。
メカデッキ12と支持フレーム10との間には、液体封入ダ
ンパー28が介装されている。第1図はこの液体封入ダン
パー28の具体的構成を示している。この図において30は
底付円筒形状の厚肉ゴム製の容器本体で、開口側端部近
傍に嵌合溝32が形成されており、この嵌合溝32において
フレーム10の嵌合穴34周縁部に嵌合されている。
ンパー28が介装されている。第1図はこの液体封入ダン
パー28の具体的構成を示している。この図において30は
底付円筒形状の厚肉ゴム製の容器本体で、開口側端部近
傍に嵌合溝32が形成されており、この嵌合溝32において
フレーム10の嵌合穴34周縁部に嵌合されている。
容器本体30の開口は、ゴム製の蓋体36にて閉鎖され、内
部にシリコンオイル等高粘性液体38が封入されている。
蓋体36には、外周部に円環状の厚肉部40が形成されてお
り、この厚肉部40が容器本体30の開口側端面に固着され
ている。また蓋体36の中心部には円筒部42が設けられて
おり、この円筒部42が容器内部に封入された高粘性液体
38の内部に入り込んでいる。更にこの円筒部42と上記厚
肉部40との間の部分は、容器内部にV字状に引き込んだ
形態の薄肉の浮動支持部44とされている。
部にシリコンオイル等高粘性液体38が封入されている。
蓋体36には、外周部に円環状の厚肉部40が形成されてお
り、この厚肉部40が容器本体30の開口側端面に固着され
ている。また蓋体36の中心部には円筒部42が設けられて
おり、この円筒部42が容器内部に封入された高粘性液体
38の内部に入り込んでいる。更にこの円筒部42と上記厚
肉部40との間の部分は、容器内部にV字状に引き込んだ
形態の薄肉の浮動支持部44とされている。
浮動支持部44は、円筒部42よりも薄肉であって、かかる
円筒部42を三次元的に移動可能な浮動状態に支持してい
る。
円筒部42を三次元的に移動可能な浮動状態に支持してい
る。
円筒部42は底付きのものであって、その内面にメカデッ
キ12側の軸体46が挿入されている。この円筒部42には、
底部より軸心方向に沿って一定距離離れた部位の全周が
軸心側に突出させられることによって部分的に厚肉のネ
ック部48が形成されており、そのネック部48より底部側
の円筒部内空間が、断面矩形且つ平面形状が円形の係合
凹所50として構成されている。またネック部48の端末部
位から円筒部42の基端にかけての内面は、基端側に進む
につれて大径となるテーパ面52とされている。
キ12側の軸体46が挿入されている。この円筒部42には、
底部より軸心方向に沿って一定距離離れた部位の全周が
軸心側に突出させられることによって部分的に厚肉のネ
ック部48が形成されており、そのネック部48より底部側
の円筒部内空間が、断面矩形且つ平面形状が円形の係合
凹所50として構成されている。またネック部48の端末部
位から円筒部42の基端にかけての内面は、基端側に進む
につれて大径となるテーパ面52とされている。
一方上記軸体46は、外径がネック部48と同等ないし僅か
に大径であって、かかるネック部48に弾性嵌合するとと
もに、先端に形成された断面矩形且つ平面形状が円形の
頭部54の外面が係合凹所50の内面に全体的に密接係合
し、またテーパ面52との間に所定の隙間を形成する状態
で円筒部42内に挿入されている。
に大径であって、かかるネック部48に弾性嵌合するとと
もに、先端に形成された断面矩形且つ平面形状が円形の
頭部54の外面が係合凹所50の内面に全体的に密接係合
し、またテーパ面52との間に所定の隙間を形成する状態
で円筒部42内に挿入されている。
本例の液体封入ダンパー28においては、円筒部42の係合
凹所50が軸体46の頭部54と弾性係合してそれらが互いに
固定された状態となるから、軸体46を円筒部42内に挿入
するに際して接着剤を塗布する必要がなく、ダンパーの
組付けを容易に行うことができる。
凹所50が軸体46の頭部54と弾性係合してそれらが互いに
固定された状態となるから、軸体46を円筒部42内に挿入
するに際して接着剤を塗布する必要がなく、ダンパーの
組付けを容易に行うことができる。
本例のダンパー28の場合、円筒部42を長くして高粘性液
体38内に深く入り込ませることにより、良好な振動減衰
特性を得ることができ、また高周波域においても振動伝
達を効果的に遮断ないし抑制できる。
体38内に深く入り込ませることにより、良好な振動減衰
特性を得ることができ、また高周波域においても振動伝
達を効果的に遮断ないし抑制できる。
振幅が大きく且つゆっくりと振動する低周波域において
は、係合凹所50と頭部54との係合に基づいて円筒部42と
軸体46とが一体に運動し、以て高粘性液体38を流動させ
てエネルギー吸収を良好に行う一方、高周波域において
は円筒部42における係合凹所50からネック部48にかけて
の部分的な接触に基づいて、かかる円筒部42から軸体46
への振動伝達を抑制するのである。
は、係合凹所50と頭部54との係合に基づいて円筒部42と
軸体46とが一体に運動し、以て高粘性液体38を流動させ
てエネルギー吸収を良好に行う一方、高周波域において
は円筒部42における係合凹所50からネック部48にかけて
の部分的な接触に基づいて、かかる円筒部42から軸体46
への振動伝達を抑制するのである。
因みに本例のダンパー28の防振特性を測定した結果が第
3図に示してある。図中Aが本例のダンパー28の防振特
性で、Bは第6図に示しているように、係合凹所を有し
ないダンパー58の筒状部60の内面に、頭部を有しない軸
体62を挿入・接着して防振特性を測定した結果である。
この結果から分かるように、本例のダンパー28の場合、
低周波域はもとより高周波域においても良好な防振性能
を示す。
3図に示してある。図中Aが本例のダンパー28の防振特
性で、Bは第6図に示しているように、係合凹所を有し
ないダンパー58の筒状部60の内面に、頭部を有しない軸
体62を挿入・接着して防振特性を測定した結果である。
この結果から分かるように、本例のダンパー28の場合、
低周波域はもとより高周波域においても良好な防振性能
を示す。
尚本例のダンパー28の場合、組付けに際して容器本体30
を掴かみ、そして内部の高粘性液体38を押し出すように
し、以て第4図に示しているように円筒部42を反転させ
て裏返し状態とし、その状態で軸体46の頭部54を円筒部
42の底面に押し付けるようにして、円筒部42を表返しす
ると同時にその内部に軸体46を挿入すると好都合であ
る。上記のようにネック部48が設けられた本例のダンパ
ー28の場合、軸体46をそのまま円筒部42内に挿入する
と、このネック部48が抵抗となって軸体46の頭部54を円
筒部42の底部まで深く挿入するのが難しいが、上記の方
法によればこのような不具合を生じることなく、円滑に
且つ軸体46の頭部54を円筒部42の底部まで深く挿入する
ことができる。
を掴かみ、そして内部の高粘性液体38を押し出すように
し、以て第4図に示しているように円筒部42を反転させ
て裏返し状態とし、その状態で軸体46の頭部54を円筒部
42の底面に押し付けるようにして、円筒部42を表返しす
ると同時にその内部に軸体46を挿入すると好都合であ
る。上記のようにネック部48が設けられた本例のダンパ
ー28の場合、軸体46をそのまま円筒部42内に挿入する
と、このネック部48が抵抗となって軸体46の頭部54を円
筒部42の底部まで深く挿入するのが難しいが、上記の方
法によればこのような不具合を生じることなく、円滑に
且つ軸体46の頭部54を円筒部42の底部まで深く挿入する
ことができる。
以上本考案の実施例を詳述したが、本考案はその他の形
態で構成することも可能である。
態で構成することも可能である。
例えば第5図に示す軸体47の頭部56のように、頭部形状
を矢尻形状としたり、円筒部を軸体との係合部の形態を
上例以外の形態とすることも可能であるし、またダンパ
ーの形態を上例以外の様々な形態とすることが可能であ
る。
を矢尻形状としたり、円筒部を軸体との係合部の形態を
上例以外の形態とすることも可能であるし、またダンパ
ーの形態を上例以外の様々な形態とすることが可能であ
る。
更に上例はダンパーを横向きに配した場合を例として説
明しているが、本考案はダンパーを縦方向に配して防振
支持する場合にも適用可能であり、更に容器本体を被支
持部材側に、また円筒部を支持部材側に夫々固定して防
振支持することも可能であるなど、その主旨を逸脱しな
い範囲において、当業者の知識に基づき様々な変更を加
えた形態で構成可能である。
明しているが、本考案はダンパーを縦方向に配して防振
支持する場合にも適用可能であり、更に容器本体を被支
持部材側に、また円筒部を支持部材側に夫々固定して防
振支持することも可能であるなど、その主旨を逸脱しな
い範囲において、当業者の知識に基づき様々な変更を加
えた形態で構成可能である。
第1図は本考案の一実施例である液体封入ダンパーの断
面図であり、第2図はそのダンパーを含むCDプレーヤー
の支持構造例を示す正面図、第3図は第1図のダンパー
の特性を測定した結果を示す特性図である。第4図は同
じダンパーの組付方法の例を示す説明図であり、第5図
は第1図における軸体の他の例を示す要部正面図、第6
図は比較例としての液体封入ダンパーを示す断面図、第
7図は従来の液体封入ダンパーの例を示す断面図であ
る。 10:支持フレーム、12:メカデッキ 28:液体封入ダンパー、30:容器本体 38:高粘性液体、42:円筒部 44:浮動支持部、46,47:軸体 48:ネック部、50:係合凹所 52:テーパ面、54,56:頭部
面図であり、第2図はそのダンパーを含むCDプレーヤー
の支持構造例を示す正面図、第3図は第1図のダンパー
の特性を測定した結果を示す特性図である。第4図は同
じダンパーの組付方法の例を示す説明図であり、第5図
は第1図における軸体の他の例を示す要部正面図、第6
図は比較例としての液体封入ダンパーを示す断面図、第
7図は従来の液体封入ダンパーの例を示す断面図であ
る。 10:支持フレーム、12:メカデッキ 28:液体封入ダンパー、30:容器本体 38:高粘性液体、42:円筒部 44:浮動支持部、46,47:軸体 48:ネック部、50:係合凹所 52:テーパ面、54,56:頭部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 山野 義一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)考案者 梅崎 清 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)考案者 鹿毛 信吾 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (56)参考文献 実開 平3−40693(JP,U) 特公 昭42−17788(JP,B2)
Claims (2)
- 【請求項1】(イ)筒状の周壁部及び該周壁部の一端側
開口を閉塞する、該周壁部と一体若しくは別体の底部を
有する容器本体と、(ロ)底付きの筒状形態を成し、該
容器本体の他端側開口の中心部より該容器本体内に底側
より軸方向に突入する状態に設けられた弾性筒状部と、
(ハ)該容器本体の他端側開口を閉塞する状態に且つ該
筒状部の開口側端部の全周と該容器本体とを繋ぐ状態に
配置され、該筒状部の肉厚より薄肉であって該筒状部を
三次元方向に移動可能な浮動状態に支持する可撓性の浮
動支持部と、(ニ)該容器本体内部に封入された高粘性
液体と、(ホ)該容器本体に対し三次元方向に独立移動
可能に設けられ、該筒状部内に嵌入される軸体とを備
え、該容器本体及び軸体の一方が支持部材に、他方が被
支持部材にそれぞれ固定されてそれら支持部材,被支持
部材間に介装され、前記高粘性液体の粘性流動に基づい
て防振作用をなす液体封入ダンパーにおいて 前記軸体の先端部に該軸体の本体部より大径の頭部を形
成する一方、前記筒状部内周面における前記底部より軸
心方向に沿って所定距離離れた部位を全周に亘って該軸
心側に突出させることにより部分的に厚肉のネック部を
形成するとともに、該ネック部より底部側の筒状部内空
間を前記軸体における頭部に対応した形状の係合凹所と
して構成し、前記軸体における本体部を該筒状部内に嵌
入させるとともに該頭部を該係合凹所内に実質上隙間な
く係合させて該ネック部及び係合凹所と軸体の頭部とを
一体移動状態に固定したことを特徴とする液体封入ダン
パー。 - 【請求項2】請求項1の液体封入ダンパーにおいて、前
記筒状部内周面の内径を前記ネック部より該筒状部の開
口側端にかけて前記軸体における対応する部位の外径よ
りも大径となし、それら筒状部内周面と軸体外周面との
間に所定の隙間を形成したことを特徴とする液体封入ダ
ンパー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989106383U JPH0716123Y2 (ja) | 1989-09-11 | 1989-09-11 | 液体封入ダンパー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989106383U JPH0716123Y2 (ja) | 1989-09-11 | 1989-09-11 | 液体封入ダンパー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0344242U JPH0344242U (ja) | 1991-04-24 |
| JPH0716123Y2 true JPH0716123Y2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=31655114
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989106383U Expired - Lifetime JPH0716123Y2 (ja) | 1989-09-11 | 1989-09-11 | 液体封入ダンパー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0716123Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006283779A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Kurashiki Kako Co Ltd | 液体封入式防振装置 |
| JP4652910B2 (ja) * | 2005-07-01 | 2011-03-16 | 株式会社大都技研 | 遊技台の可変表示装置 |
| JP2007325637A (ja) * | 2006-06-06 | 2007-12-20 | Daito Giken:Kk | 遊技台 |
| JP2009125256A (ja) * | 2007-11-22 | 2009-06-11 | Kandado:Kk | 安眠枕 |
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Family Cites Families (4)
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|---|---|---|---|---|
| JPS63114492U (ja) * | 1986-11-25 | 1988-07-23 | ||
| JPH0531754Y2 (ja) * | 1987-04-13 | 1993-08-16 | ||
| JPS6437995U (ja) * | 1987-08-27 | 1989-03-07 | ||
| JP3040693U (ja) * | 1997-02-18 | 1997-08-26 | 株式会社マルイチ | 二重折板屋根用支持具 |
-
1989
- 1989-09-11 JP JP1989106383U patent/JPH0716123Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0344242U (ja) | 1991-04-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |