JPH0716140Y2 - 圧力容器扉の気密装置 - Google Patents

圧力容器扉の気密装置

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JPH0716140Y2
JPH0716140Y2 JP1990013009U JP1300990U JPH0716140Y2 JP H0716140 Y2 JPH0716140 Y2 JP H0716140Y2 JP 1990013009 U JP1990013009 U JP 1990013009U JP 1300990 U JP1300990 U JP 1300990U JP H0716140 Y2 JPH0716140 Y2 JP H0716140Y2
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packing
groove
pressure vessel
door
pressure
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JP1990013009U
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和志 本藤
高志 西村
猛 阿久根
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株式会社三浦研究所
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、圧力容器、例えば、被滅菌物の滅菌処理を
行う圧力容器における扉開閉部分の気密装置に関するも
のである。
【従来の技術】
従来の典型的な圧力容器としては、例えば第2図に示す
ように、圧力容器(1)の前面側部分に固着した蝶番受
(2)に、扉(3)の側縁部に取付けた蝶番(4)を軸
(5)により枢着し、この軸(5)を中心として、圧力
容器(1)の開口(6)に対して扉(3)を開閉自在と
している。 そして、前記圧力容器(1)と扉(3)との間の気密
は、次のような構成によって保持される。 即ち、第3図に示すように、前記圧力容器(1)の開口
(6)を取囲むように、所定深さの溝(8)を形成し、
この溝(8)内にパッキング(7)を嵌入してある。こ
のパッキング(7)は、前記扉(3)による前記開口
(6)の閉鎖時に、前記扉(3)の後面(3a)と密着す
る。より詳細には、前記パッキング(7)の厚さ(T)
と前記溝(8)の深さにより設定される溝(8)内の空
間(10)に、パイプ(9)から圧力容器(1)内の圧力
より高圧の加圧空気を供給し、この加圧空気によって前
記パッキング(7)を扉(3)の後面(3a)に強く押圧
する構成となっている。 ところで、前記圧力容器(1)が、例えば内部に収容し
た被滅菌物の滅菌処理を行う滅菌装置である場合、前記
圧力容器(1)内の圧力は、第5図に示すような経時的
変化を伴う。 まず、前記圧力容器(1)内の圧力を負圧にした後、大
気圧に復帰させる操作を繰り返し行って、被滅菌物内部
に浸透した空気を抜き出す。その後、前記圧力容器
(1)内に圧力蒸気を送給して、この圧力容器(1)内
を所定時間、高温高圧の状態に保持し、この滅菌行程が
終われば再び前記圧力容器(1)内の圧力を負圧にした
後、大気圧に復帰させる操作を繰り返し行い、減菌用蒸
気により被滅菌物を乾燥させる。 上述のように、前記圧力容器(1)内の圧力は継時的に
変化するが、第3図に示したような気密装置では、前記
圧力容器(1)内の圧力が正圧の場合は、特に支障はな
いが、前記圧力容器(1)内の圧力が負圧となった場合
に、次のような不具合が生じる。 即ち、第3図に示したような気密装置では、前記圧力容
器(1)内の圧力が負圧となった場合においても、前記
パッキング(7)により前記開口(6)の部分の気密が
保たれるようにするため、前記溝(8)内の空間(10)
には加圧空気を送給して前記パッキング(7)を内扉
(3)の後面(3a)に押圧している。従って、前記空間
(10)内の加圧空気は、溝側面(8a)とパッキング
(7)との摺動面の気密保持が不完全であると、第3図
に矢印bで示すように、前記摺動面の間を通って圧力容
器(1)内に侵入し、この圧力容器(1)内の圧力を上
昇させる。 このようにして、圧力容器(1)内に加圧空気が侵入す
ると、例えば、乾燥行程時では第5図に鎖線Xで示すよ
うに圧力が上昇してしまい、十分な真空度が得られなく
なって被滅菌物の乾燥が不十分となる。また、前記圧力
容器(1)内への加圧空気の侵入は、雑菌を伴う場合が
多いため、滅菌効果を損なってしまう。 更に、滅菌行程前の真空行程において、上述のような加
圧空気の侵入が発生すると、被滅菌物の内部にまで浸透
した空気の抜き出しが不十分となり、滅菌効果も低下す
る。 そこで、第3図の気密装置を改良したものとして、第4
図に示す気密装置が提案されている。この第4図に示す
気密装置における改良点は、前記溝(8)よりも内周寄
り(開口(6)寄り)の部分に位置する圧力容器(1)
の前面(1a)、または、扉(3)の後面(3a)のうちの
いずれか一方に、第2のパッキング(11)を装着し、圧
力容器(1)内の減圧時には、この第2のパッキング
(11)を、前記圧力容器(1)の前面(1a)と扉(3)
の後面(3a)との間で挾み、前記溝側面(8a)とパッキ
ング(7)との摺動面よりの加圧空気が圧力容器(1)
内に侵入するのを阻止する。尚、この第4図に示す気密
装置においては、前記第2のパッキング(7)が、圧縮
され過ぎて早期に劣化するのを防止するために、前記圧
力容器(1)の前面(1a)の開口縁(6a)よりの所定の
位置に、適当な高さの凸部(12)を形成してある。 この第4図に示す気密装置においては、前記第3図に示
す気密装置における圧力容器(1)内の減圧時の問題を
解決されるが、前記の構成であるから、第3図の気密装
置に比べて、第2のパッキング(11)及びその取付け作
業、更に、第2のパッキング(11)を保護するための凸
部(12)の加工等を必要とし、大巾なコストアップを招
く。
【考案が解決しようとする課題】
従って、この考案が解決しようとする課題は、圧力容器
内の圧力状態の如何に拘らず、開口部と扉との間の気密
保持を低コストで効果的に行なえる圧力容器扉の気密装
置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
この考案は、前記の課題を解決するためになされたもの
で、圧力容器の開口の周囲に溝を設けて、この溝内にパ
ッキングを嵌入し、前記開口を扉で閉鎖した際に、前記
溝内に供給した加圧気体により前記パッキングの背面部
を加圧することによって前記パッキングを扉に向けて押
圧し、前記圧力容器と前記扉との間の気密を保持する構
成において、前記パッキングを、前記溝における前記開
口側に位置する溝側面に、この溝側面と対向する前記パ
ッキングの側面部分でもって気密状態で固定したことを
第1の特徴とし、更に、前記パッキングにおける前記溝
の底部側に位置する側面部分について、前記パッキング
の幅方向に沿う断面形状を略V字型としたことを第2の
特徴とする圧力容器扉の気密装置である。
【作用】
この考案によれば、溝(8)内に収容するパッキング
(7)を、前記溝(8)における開口(6)側に位置す
る溝側面(8a)に、この溝側面(8a)と対向する前記パ
ッキング(7)の側面部分でもって気密状態で固定して
あるため、加圧空気の作用により前記パッキング(7)
の固定していない側が、溝(8)から膨出して扉(3)
と圧力容器(1)との間に食込むようい変形し、前記扉
(3)と圧力容器(1)との間の気密を保持する。又、
圧力容器(1)内が負圧の場合でも溝側面(8a)とパッ
キング(7)を完全に気密状態で固定しているので、加
圧空気が圧力容器(1)内へ漏洩することはない。 更に、前記パッキング(7)における前記溝(8)の底
部側に位置する側面部分について、このパッキング
(7)の幅方向に沿う断面形状を略V字型とすることに
より、前記パッキン(7)の加圧空気の作用による変形
が容易であり、前記の扉の後面に確実に密接する。
【実施例】
以下、この考案の具体的な実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。尚、以下の説明においては、この考案を適
用する圧力容器を滅菌装置として説明する。また、図面
は、前記第3図,第4図に示す気密装置に該当する部分
について図示したものであり、第1図は、この考案に係
る圧力容器扉の気密装置の一実施例を示す拡大部分断面
図で、この第1図は、前記第2図に示す圧力容器(1)
のA部の拡大部分断面図に相当するものである。 前記したように、この圧力容器(1)の開口(6)の周
囲には、この開口(6)を取囲むように所定深さの溝
(8)を形成してあり、更にこの溝(8)内には、パッ
キング(7)が溝(8)の底面に接するように嵌入して
ある。 そして、このパッキング(7)を、前記溝(8)におけ
る開口(6)側に位置する溝側面(8a)に対し、この溝
側面(8a)と対向する前記パッキング(7)の側面部分
を、接着剤等により気密に封着固定した状態としてい
る。 更に、前記パッキング(7)における前記溝(8)の底
部側に位置する側面部分の形状は、前記パッキング
(7)の幅方向に沿う断面形状を略V字型としてある。
換言すれば、このパッキング(7)は、その長手方向に
沿って断面略V字型の溝を備えていることになる。そし
て前記のパッキング(7)のV字型部分(第1図に点線
で示す部分)の厚さは、前記溝(8)の深さより小さく
設定してある。 又、前記パッキング(7)のV字型部分と、溝(8)と
の間に形成される空間(10)には、前記パッキング
(7)を前記扉(3)の後面(3a)に向けて押圧する加
圧空気を送給するためのパイプ(9)の一端が開口して
いる。 以上の構成の気密装置を有する圧力容器(1)により、
滅菌作業を行う場合、この圧力容器(1)の扉(3)を
所定の機構により閉塞した後、前記パイプ(9)を通じ
て前記溝(8)内の空間(10)内に加圧空気を送給す
る。このときの加圧空気の供給圧力は、前記圧力容器
(1)内の圧力、例えば、この圧力容器(1)内に供給
する蒸気の圧力よりも高く設定する。 すると、前記パッキング(7)は、そのV字型部分を高
圧の加圧空気によって押圧され、第1図に点線で示す初
期形状(7a)の状態から、封着固定していない側面部が
変形(湾曲)しながら溝(8)から膨出し、第1図に実
線で示す形状に変化する。この際のパッキング(7)の
変形は、前述のように断面形状を略V字型としてあるた
めに、引っ掛かり等の変形不良を生じること無く容易に
行なわれる。 そして、変形後の状態では、前記パッキング(7)は、
前記扉(3)の後面(3a)に圧着しており、前記圧力容
器(1)内の気密を保持する。 一方、前記したような真空行程や乾燥行程において、こ
の圧力容器(1)内が、負圧の状態になった場合は、溝
側面(8a)とパッキング(7)の側面を封着固定したこ
とにより、前記溝(8)内に供給した加圧空気が圧力容
器(1)内に侵入するのを阻止できる。 更に、前記のパッキング(7)は、前記開口(6)側に
位置する側面部分でもって溝(8)に気密状態で固定し
てあるから、前記のように加圧空気を作用させると、封
着固定していない側面部が変形する。即ち、パッキング
(7)全体としては、方向性をもって非対称形状に変形
しており、その変形方向は、前記圧力容器(1)と扉
(3)の間に食込む方向であるため、前記圧力容器
(1)内が正圧、負圧に関係なく、高度の気密性を保つ
ことができる。 尚、以上では、圧力容器を滅菌装置としての圧力容器と
して説明しているが、この考案においては、滅菌用途以
外の圧力容器についても適用可能である。 更に、以上の実施例は、前記第2図に示すような蝶番に
よって開閉する扉を備えた圧力容器に適用した一例を示
すものであるが、この考案においては、このような蝶番
式の開閉扉以外の扉を備えた圧力容器に適用できること
は云うまでも無い。
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、開口側に位置
する溝側面にパッキングを気密状態で固定してあるた
め、加圧空気の作用により前記パッキングの固定してい
ない側が、溝から膨出して扉と圧力容器との間に食込む
ように変形するため、圧力容器内が正圧、負圧に関係な
く、高い気密性を保つことができる。 特に、圧力容器内が負圧の場合においては、溝側面とパ
ッキングを完全に気密状態で固定しているので、加圧空
気が圧力容器内へ漏洩することはない。 しかも、従来の気密装置に比べて、構造が簡単でありコ
ストを大幅に低減することができる。 更に、前記パッキングにおける前記溝の底部側に位置す
る側面部分について、このパッキングの幅方向に沿う断
面形状を略V字型としてあるから、前記パッキングの加
圧空気の作用による変形に際して、引っ掛かり等の変形
不良を生じること無く、この変形が容易に行なわれるた
めに、前記の扉の後面に確実に密接し、気密性を一層確
実なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係る圧力容器扉の気密装置の一実
施例を示す拡大部分断面図、第2図は、従来の典型的な
圧力容器の一例を示す概略平面図、第3図は、従来の気
密装置の一例を示す拡大部分断面図、第4図は、従来の
気密装置の別の一例を示す拡大部分断面図、第5図は、
滅菌作業時における圧力容器内の圧力変化を示す線図で
ある。 (1)…圧力容器 (1a)…前面 (3)…扉 (6)…開口 (7)…パッキング (8)…溝 (8a)…溝側面

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧力容器(1)の開口(6)の周囲に溝
    (8)を設けて、この溝(8)内にパッキング(7)を
    嵌入し、前記開口(6)を扉(3)で閉鎖した際に、前
    記溝(8)内に供給した加圧気体により前記パッキング
    (7)の背面部を加圧することによって前記パッキング
    (7)を扉(3)に向けて押圧し、前記圧力容器(1)
    と前記扉(3)との間の気密を保持する構成において、
    前記パッキング(7)を、前記溝(8)における前記開
    口(6)側に位置する溝側面(8a)に、この溝側面(8
    a)と対向する前記パッキング(7)の側面部分でもっ
    て気密状態で固定したことを特徴とする圧力容器扉の気
    密装置。
  2. 【請求項2】前記パッキング(7)における前記溝
    (8)の底部側に位置する側面部分について、前記パッ
    キング(7)の幅方向に沿う断面形状を略V字型とした
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に記載
    の圧力容器扉の気密装置。
JP1990013009U 1990-02-13 1990-02-13 圧力容器扉の気密装置 Expired - Lifetime JPH0716140Y2 (ja)

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JPH03104561U JPH03104561U (ja) 1991-10-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS426689Y1 (ja) * 1965-09-16 1967-03-29
JPS5682350U (ja) * 1979-11-29 1981-07-03

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