JPH0716285Y2 - 電子銃 - Google Patents
電子銃Info
- Publication number
- JPH0716285Y2 JPH0716285Y2 JP1987038107U JP3810787U JPH0716285Y2 JP H0716285 Y2 JPH0716285 Y2 JP H0716285Y2 JP 1987038107 U JP1987038107 U JP 1987038107U JP 3810787 U JP3810787 U JP 3810787U JP H0716285 Y2 JPH0716285 Y2 JP H0716285Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grid
- hole
- electron beam
- insulating plate
- cathode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば撮像管等の陰極線管の電子銃に関す
る。
る。
〔考案の概要〕 本考案は、第1及び第2グリッド間に電子ビーム透過孔
を有する絶縁板が介在される電子銃において、この絶縁
板の電子ビーム透過孔の第2グリッド側の部分に第1グ
リッド側の部分より径の大きい孔部を有し、この孔部の
第2グリッドに対向する面にこの孔部の側壁に達するよ
うに、第1グリッド側に対して陰となる部分を形成する
ことにより、カソードからの蒸発物等の付着による第1
及び第2グリッド間の抵抗値の低下、即ち絶縁板劣化を
防止するようにしたものである。
を有する絶縁板が介在される電子銃において、この絶縁
板の電子ビーム透過孔の第2グリッド側の部分に第1グ
リッド側の部分より径の大きい孔部を有し、この孔部の
第2グリッドに対向する面にこの孔部の側壁に達するよ
うに、第1グリッド側に対して陰となる部分を形成する
ことにより、カソードからの蒸発物等の付着による第1
及び第2グリッド間の抵抗値の低下、即ち絶縁板劣化を
防止するようにしたものである。
従来、電子銃として安定した電極配置等を行なうことが
できるように、第1及び第2グリッド間に耐熱性絶縁板
を介在させる構成とされるものが知られている。
できるように、第1及び第2グリッド間に耐熱性絶縁板
を介在させる構成とされるものが知られている。
第3図はそのような電子銃の一例を示すものである。同
図において、Kはカソードであり、このカソードKに対
して、これと同軸上に、例えばカップ状金属電極体より
なり、その閉塞端面板よりなる電極板部(1)の中心に
電子ビーム透過孔h1が穿設された第1グリッドG1が配置
される。
図において、Kはカソードであり、このカソードKに対
して、これと同軸上に、例えばカップ状金属電極体より
なり、その閉塞端面板よりなる電極板部(1)の中心に
電子ビーム透過孔h1が穿設された第1グリッドG1が配置
される。
また、この第1グリッドG1と対向して、これと同軸上
に、例えば重ねて配された第1及び第2のカップ状金属
電極体よりなり、外側の第1のカップ状金属電極体の閉
塞端面板よりなる電極板部(2A)の中心に電子ビーム透
過孔h2Aが穿設されると共に、内側の第2のカップ状金
属電極体の閉塞端面板よりなる電極板部(2B)の中心に
電子ビーム透過孔h2Bが穿設された第2グリッドG2が配
される。
に、例えば重ねて配された第1及び第2のカップ状金属
電極体よりなり、外側の第1のカップ状金属電極体の閉
塞端面板よりなる電極板部(2A)の中心に電子ビーム透
過孔h2Aが穿設されると共に、内側の第2のカップ状金
属電極体の閉塞端面板よりなる電極板部(2B)の中心に
電子ビーム透過孔h2Bが穿設された第2グリッドG2が配
される。
また、これら第1グリッドG1と第2グリッドG2との間
に、これらと同軸上に電子ビーム透過孔h3が穿設され、
相対向する主面(10a)及び(10b)が高い平行度を有す
る平坦面とされ、さらにその厚さが第1グリッドG1及び
第2グリッドG2間の設定すべき間隔に対応した厚さとさ
れた耐熱性絶縁板、例えばセラミックよりなる絶縁板
(10)が介在される。そして、この絶縁板(10)の主面
(10a)及び(10b)に、第1グリッドG1の電極板部
(1)及び第2グリッドG2の電極板部(2A)が夫々ろう
づけされて一体化される。
に、これらと同軸上に電子ビーム透過孔h3が穿設され、
相対向する主面(10a)及び(10b)が高い平行度を有す
る平坦面とされ、さらにその厚さが第1グリッドG1及び
第2グリッドG2間の設定すべき間隔に対応した厚さとさ
れた耐熱性絶縁板、例えばセラミックよりなる絶縁板
(10)が介在される。そして、この絶縁板(10)の主面
(10a)及び(10b)に、第1グリッドG1の電極板部
(1)及び第2グリッドG2の電極板部(2A)が夫々ろう
づけされて一体化される。
この第3図例のような電子銃は、例えば特開昭58−1880
37号公報に詳述されている。
37号公報に詳述されている。
この第3図例に示す電子銃によれば、高精度の電子銃を
得ることができるが、安定した電子流で、かつ高い電子
放射密度を得るために、カソードKとして例えば特開昭
58−87735号公報に詳述されているようなインプレカソ
ード(含浸型カソード)が使用される場合、その動作温
度が高く、カソードKからのエミッション材であるバリ
ウム(Ba)の蒸発、電極材料であるニッケル(Ni)の蒸
発等により、これらが第3図に示すように、絶縁板(1
0)のビーム透過孔h3の内壁に付着し、第1グリッドG1
及び第2グリッドG2間の抵抗値が低下、即ち絶縁性が劣
化する不都合があった。このように絶縁性が劣化する
と、第1グリッドG1及び第2グリッドG2間にリーク電流
が流れ、第2グリッドG2等が所定の電位を保つことがで
きなくなり、これにより電子ビーム電流特性が変化する
おそれがあった。
得ることができるが、安定した電子流で、かつ高い電子
放射密度を得るために、カソードKとして例えば特開昭
58−87735号公報に詳述されているようなインプレカソ
ード(含浸型カソード)が使用される場合、その動作温
度が高く、カソードKからのエミッション材であるバリ
ウム(Ba)の蒸発、電極材料であるニッケル(Ni)の蒸
発等により、これらが第3図に示すように、絶縁板(1
0)のビーム透過孔h3の内壁に付着し、第1グリッドG1
及び第2グリッドG2間の抵抗値が低下、即ち絶縁性が劣
化する不都合があった。このように絶縁性が劣化する
と、第1グリッドG1及び第2グリッドG2間にリーク電流
が流れ、第2グリッドG2等が所定の電位を保つことがで
きなくなり、これにより電子ビーム電流特性が変化する
おそれがあった。
本考案に斯る点に鑑み、カソードからの蒸発物等の付着
による第1グリッドG1及び第2グリッドG2間の抵抗値の
低下、即ち絶縁性の劣化を防止するものである。
による第1グリッドG1及び第2グリッドG2間の抵抗値の
低下、即ち絶縁性の劣化を防止するものである。
本考案は、第1及び第2グリッドG1及びG2の夫々電子ビ
ーム透過孔h1及びh2Aを有する電極板部(1)及び(2
A)間に電子ビーム透過孔h3を有する絶縁板(10)が介
在される電子銃であって、絶縁板(10)の電子ビーム透
過孔h3のの第2グリッドG2側の部分に第1グリッドG1側
の部分より径の大きい孔部h30を有し、この孔部h30の第
2グリッドG2側の対向する面(6)にこの部分h30の側
壁(7)に達するように、第1グリッドG1の電極板部
(1)側に対して陰となる部分(5)が形成されるもの
である。
ーム透過孔h1及びh2Aを有する電極板部(1)及び(2
A)間に電子ビーム透過孔h3を有する絶縁板(10)が介
在される電子銃であって、絶縁板(10)の電子ビーム透
過孔h3のの第2グリッドG2側の部分に第1グリッドG1側
の部分より径の大きい孔部h30を有し、この孔部h30の第
2グリッドG2側の対向する面(6)にこの部分h30の側
壁(7)に達するように、第1グリッドG1の電極板部
(1)側に対して陰となる部分(5)が形成されるもの
である。
上述構成においては、絶縁板(10)の電子ビーム透過孔
h3の内壁のうち径の大きい孔部h30の第2グリッドG2に
対向する面(6)にこの孔部h30の側壁(7)に達する
ように陰となる部分(5)が形成されるので、カソード
からの蒸発物等は、電子ビーム透過孔h3の内壁のうち、
この陰となる部分(5)には付着し難く、したがって、
第1グリッドG1及び第2グリッドG2間の抵抗値の低下を
防止し得る。
h3の内壁のうち径の大きい孔部h30の第2グリッドG2に
対向する面(6)にこの孔部h30の側壁(7)に達する
ように陰となる部分(5)が形成されるので、カソード
からの蒸発物等は、電子ビーム透過孔h3の内壁のうち、
この陰となる部分(5)には付着し難く、したがって、
第1グリッドG1及び第2グリッドG2間の抵抗値の低下を
防止し得る。
以下、第1図を参照しながら本考案の一実施例について
説明する。この第1図において、第3図と対応する部分
には同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
説明する。この第1図において、第3図と対応する部分
には同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
本例においては、絶縁板(10)の電子ビーム透過孔h3の
内径に変化がつけられ、内壁に第1グリッドG1の電極板
部(1)側に対して陰となる部分(5)が形成される。
すなわち、絶縁板(10)の電子ビーム透過孔h3の第2グ
リッドG2側の部分に第1グリッドG1側の部分より径の大
きい孔部h30が形成され、この孔部h30の第2グリッドG2
に対向する面(6)に孔部h30の側壁(7)に達するよ
うに、第1グリッドG1の電極板部(1)側に対して陰と
なる部分(5)が形成される。
内径に変化がつけられ、内壁に第1グリッドG1の電極板
部(1)側に対して陰となる部分(5)が形成される。
すなわち、絶縁板(10)の電子ビーム透過孔h3の第2グ
リッドG2側の部分に第1グリッドG1側の部分より径の大
きい孔部h30が形成され、この孔部h30の第2グリッドG2
に対向する面(6)に孔部h30の側壁(7)に達するよ
うに、第1グリッドG1の電極板部(1)側に対して陰と
なる部分(5)が形成される。
このような形状の絶縁板(10)は、例えば粉体セラミッ
クを第2図に示すように2つの型(20A),(20B)を利
用してプレス成形して、焼成することにより形成され
る。
クを第2図に示すように2つの型(20A),(20B)を利
用してプレス成形して、焼成することにより形成され
る。
その他は第3図例と同様に構成される。
本例は以上のように構成され、絶縁板(10)の電子ビー
ム透過孔h3の内壁のうち径の大きい孔部h30の第2グリ
ッドG2に対向する面(6)に孔部h30の側壁(7)に達
するように陰となる部(5)が形成されるので、例えば
カソードKとしてインプレカソードが使用される場合、
カソードKからの蒸発物等は、電子ビーム透過孔h3の内
壁の陰となる部分(5)には付着し難い。また、絶縁板
(10)の内壁に変化がつけられるので、第1グリッドG1
及び第2グリッドG2間の距離も長くなる。
ム透過孔h3の内壁のうち径の大きい孔部h30の第2グリ
ッドG2に対向する面(6)に孔部h30の側壁(7)に達
するように陰となる部(5)が形成されるので、例えば
カソードKとしてインプレカソードが使用される場合、
カソードKからの蒸発物等は、電子ビーム透過孔h3の内
壁の陰となる部分(5)には付着し難い。また、絶縁板
(10)の内壁に変化がつけられるので、第1グリッドG1
及び第2グリッドG2間の距離も長くなる。
したがって本例によれば、カソードKからの蒸発物等の
電子ビーム透過孔h3への付着による第1グリッドG1及び
第2グリッドG2間の抵抗値の低下、即ち絶縁性の劣化を
防止することができ、第1グリッドG1及び第2グリッド
G2間にリーク電流が流れることもない。
電子ビーム透過孔h3への付着による第1グリッドG1及び
第2グリッドG2間の抵抗値の低下、即ち絶縁性の劣化を
防止することができ、第1グリッドG1及び第2グリッド
G2間にリーク電流が流れることもない。
なお、上述実施例における絶縁板(10)の電子ビーム透
過孔h3の内壁形状は一例であり、その他種々の形状が考
えられるが、要は、絶縁板(10)の電子ビーム透過孔h3
の第2グリッドG2側の部分に第1グリッドG1側の部分よ
り径の大きい孔部h30を有し、この孔部h30の第2グリッ
ドG2に対向する面(6)にこの孔部h30の側壁(7)に
達するように、第1グリッドG1の電極板部(1)側に対
して陰となる部分が形成されてあればよい。
過孔h3の内壁形状は一例であり、その他種々の形状が考
えられるが、要は、絶縁板(10)の電子ビーム透過孔h3
の第2グリッドG2側の部分に第1グリッドG1側の部分よ
り径の大きい孔部h30を有し、この孔部h30の第2グリッ
ドG2に対向する面(6)にこの孔部h30の側壁(7)に
達するように、第1グリッドG1の電極板部(1)側に対
して陰となる部分が形成されてあればよい。
以上述べた本考案によれば、第1及び第2のグリッド間
に介在される絶縁板の電子ビーム透過孔の第2グリッド
側の部分に第1グリッド側の部分より径の大きい孔部を
有し、この孔部の第2グリッドに対向する面にこの孔部
の側壁に達するように、第1グリッドの電極板部側に対
して陰となる部分が形成されるので、カソードからの蒸
発物等の付着による第1及び第2グリッド間の抵抗値の
低下(絶縁性の劣化)を十分に防止することができる。
に介在される絶縁板の電子ビーム透過孔の第2グリッド
側の部分に第1グリッド側の部分より径の大きい孔部を
有し、この孔部の第2グリッドに対向する面にこの孔部
の側壁に達するように、第1グリッドの電極板部側に対
して陰となる部分が形成されるので、カソードからの蒸
発物等の付着による第1及び第2グリッド間の抵抗値の
低下(絶縁性の劣化)を十分に防止することができる。
なお、カソードとしてインプレカソードでなく、オキサ
イド(金属酸化物型)カソードを用いた場合にも、カソ
ードからの蒸発物等の絶縁板の電子ビーム透過孔に付着
するが、その量は少なく、本考案はカソードとして、イ
ンプレカソードが使用される場合に特に有効である。
イド(金属酸化物型)カソードを用いた場合にも、カソ
ードからの蒸発物等の絶縁板の電子ビーム透過孔に付着
するが、その量は少なく、本考案はカソードとして、イ
ンプレカソードが使用される場合に特に有効である。
第1図は本考案の一実施例を示す構成図、第2図はその
説明のための図、第3図は従来例の構成図である。 (1)(2A)及び(2B)は電極板部、(5)は陰となる
部分、(6)は第2グリッドに対向する部分、(7)は
側壁、(10)は絶縁板、h3は電子ビーム透過孔、h30は
孔部、G1は第1グリッド、G2は第2グリッドである。
説明のための図、第3図は従来例の構成図である。 (1)(2A)及び(2B)は電極板部、(5)は陰となる
部分、(6)は第2グリッドに対向する部分、(7)は
側壁、(10)は絶縁板、h3は電子ビーム透過孔、h30は
孔部、G1は第1グリッド、G2は第2グリッドである。
Claims (1)
- 【請求項1】第1及び第2グリッドの夫々電子ビーム透
過孔を有する電極板部間に電子ビーム透過孔を有する絶
縁板が介在される電子銃において、 上記絶縁板の電子ビーム透過孔の上記第2グリッド側の
部分に上記第1グリッド側の部分より径の大きい孔部を
有し、該孔部の上記第2グリッドに対向する面に該孔部
の側壁に達するように、上記第1グリッドの電極板部側
に対して陰となる部分が形成されることを特徴とする電
子銃。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987038107U JPH0716285Y2 (ja) | 1987-03-16 | 1987-03-16 | 電子銃 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987038107U JPH0716285Y2 (ja) | 1987-03-16 | 1987-03-16 | 電子銃 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63145249U JPS63145249U (ja) | 1988-09-26 |
| JPH0716285Y2 true JPH0716285Y2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=30850042
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987038107U Expired - Lifetime JPH0716285Y2 (ja) | 1987-03-16 | 1987-03-16 | 電子銃 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0716285Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58188037A (ja) * | 1982-04-28 | 1983-11-02 | Sony Corp | 電子銃 |
| JPS60138828A (ja) * | 1984-12-10 | 1985-07-23 | Hitachi Ltd | 陰極線管用陰極構体 |
-
1987
- 1987-03-16 JP JP1987038107U patent/JPH0716285Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63145249U (ja) | 1988-09-26 |
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